ダーウィンズゲームの考察。
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<=次の記事 僕ヤバっぽい漫画2選。 =>前の記事 タルタルソールを作ったよ。 1. 2024/01/20 (2024/01/21更新) 「ダーウィンズゲームの考察。」 分類: 漫画と本 [この書込みのみ表示(記事URL紹介用) / 編集 / 削除 / トラバ送信 / 共有分類に追加(タグ付け)]拍手:2個 ダーウィンズゲーム。30巻で完結。 先ほど評価投稿しましたが、最後のほうが難解だったので考察してまとめました。 長文になりすぎたのと文章を校正するのもめんどうなので、評価のほうでなくブログに しておきます ※※ゴリゴリのゴリラレベルでネタバレしてるので注意※※ まず、すべての世界線には、それぞれ守護者と呼ばれる存在がいる。 (管理者・ゲームマスター、もしくは神。など呼び名はいろいろ) 守護者は異なる世界指に手を伸ばし干渉できる権限を持つが、守護者・管理者という 呼び方をされているだけあって自分の世界を守ることが目的。悪用するものは基本いない (ここをミスリードさせて悪役側にしていたのが序盤の展開でした) しかしグリードというバグの発生によって状況がかわった。 カナメたちの世界の守護者であるシオンがグリードの侵略を予知して殺されてしまう。 守護者の力はこのときに半分はグリードに奪われ、半分はイザヤが受け継いだ イザヤは残りの力を狙ってくるグリードに対抗するためにダーウィンゲームを作りだし 多くの人間に能力を与えた。そして競い合わせることで王の器を育てようと画策する。 そこに現れた候補者が主人公のカナメであった 残酷なデスゲームだと思われていたダーウィンゲームだが、実は人類存亡を阻止するために 必要な修練場だったのである。。。ここがメインストーリーの裏側です。 ・ではグリードはどこからきたのか。 この普通であり得ない生物。その進化の根源を辿っていくと皮肉にもダーウィンゲームから 発生したものであることがわかった。 グリードがいなければダーウィンゲームが作られることはなかった。 ダーウィンゲームがなければグリードは生まれてくることがなかった。 つまりタマゴが先かニワトリが先かである。作中では『未来の可能性の存在』と言われていた。 ・グリードの王であるシゲルについて ダーウィンゲームからグリードが生まれるのにはきっかけ。それは虐められっ子シゲオの 「動物にアカウントを作らせることはできるのか」という発想からだった。ペットのスノウに ゲームを起動させようとしたときに、ふと軽い気持ちで 「いっそ学校がめちゃくちゃにぶっ壊れたらいいのに、この際、世界中だっていいけど」 と願った。グリードの持つ人間への攻撃性は、このシゲオの思想が反映されたのだろう そして意思を持つほど成長した高度グリードですが、そこには 「世界を知るための知恵と、拠って立つ愛情を頂いた」「その恩を少しでも返したい」と 生みの親であるシゲオのために行動している一面ももっていた シゲオがグリードの王として目覚めますが(26巻)ここには明確なシーンはないものの 30巻で先生がやられたのと同じ方法でグリードから思想を植え付けられて目覚めたのだと 憶測できます。シゲオの思想で生まれたグリード。そのグリードの中で大きく育った 思想がシゲオに戻り、そして王が誕生しる。そんなシーンだったわけだ ところで一つ疑問がある。 グリードのスノウとシゲオが最初に出会ったのはニューヨークだった。むろんシゲオと 出会うために仕組まれたことだろうが、この場所には理由があったのだろうか。 元は日本で飼われていたペットであることを踏まえると、言語も踏まてピンとくる理由が みえてこない。あるとすればミステリアス美少女を演出する。という漫画的な都合である ・黒幕 シゲル王とグリードの発生を裏でコントロールしていたのは先生である。 こいつが黒幕である。 ではなぜ人類を滅ぼそうとするグリードの側に付いたのか。 それはグリードという完全なる情報生命体になり、真なる世界の管理者となること。 ただし、わからないのは管理者になってからの目的がハッキリとしていないことだ。 人類と対立はしたが、それは管理者となるために邪魔なカナメやイザヤを消すためであり 強い敵意までは感じなかった。シオンを殺したグリードを心の底から嫌っているのも 嘘ではないようだった この辺りが曖昧なせいで、ラスボスのバトンをいきなり受け取っただけのように見えてしまった。 存在感が薄かったのはそのせいもあるだろう 先生の目的を考察するための情報をまとめると 「グリードも進化の形として認めている」 「学者としての純粋な興味」 「人類の滅びに悲壮感はない」 「あなたは神の一部になれる」 などがみつかった。 どうやら世界を作り変えることよりも「この後の世界を観測したい。」そんなニュアンスにみえる。 だが、それだと目的と行動の規模が合っていない気がする・・・・なので仮説を立てるとすれば ・研究者としての持論である「シミュレーション仮説」の証明のため。 ・先生にとっての光であったシオンと同じ管理者の存在になるのため。 このどちらか。もしくは両方。というのが私の結論になります 読み込めていないので、いつか読み直してみたい気持ちもあれど、とりあえずの考察としては こんなところです ↓は感想へのリンク。ダーウィンズゲームおもしろいよ! https://sakuhindb.com/jmanga/7_Darwin_20zu_20game/2024-01-20T20_26_54.html
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