[漫画]ワンサくんWANSAKUN
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著者:手塚治虫 出版:秋田書店 講談社 ( 手塚治虫アンソロジー犬傑作集 / ワンサくん ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
日本 開始日:1971 てづかマガジンれお / 終了日:1972 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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最終変更日:2013/05/11 / 最終変更者:mosukuwa / 提案者:634 (更新履歴) |
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2022/04/23 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 在原健太郎 (表示スキップ) 評価履歴[良い:2206(68%) 普通:803(25%) 悪い:244(8%)] / プロバイダ: 18861 ホスト:18819 ブラウザ: 9240 71〜72年にてづかマガジンれおで連載された手塚治虫先生の動物漫画。とある大きな工場の片隅に住む仔犬“ワンサ"は10円で売られて母犬から引き離されてしまう。途中で逃げだしたワンサだったが10円で巡り巡ってのら犬となる。ワンサは工場の片隅で出会った煤煙にやられて死ぬ間際の小鳥から「10円で売られたのならその時の10円の匂いを覚えているなら、お金を掘り当てる練習をしろと。お金があればお母さんに会えるかもしれない」と言われ、以降ワンサは10円を見つける特技を身につけていく。ワンサは工場の掃除のおじさんが見つけ社長に報告したが、社長に「犬を殺すか会社をやめるかどちらかにしろ」と言われ、おじさんは会社を辞めて、ワンサはおじさんの家で飼われる事となる。やがてワンサは巷のいろんな犬たちと友達となって共にいろんな行動を起こしていく。 本作品は『ジャングル大帝』『チッポくんこんにちは』同様の動物を主役とした動物の世界での冒険ドラマとなっていて、いろんな犬と接しながら共にいろんな行動をしていくというアニメ映画『わんわん忠臣蔵』みたいなファンタジックな展開として仕上がっています。生まれたてで小柄で臆病な“ワンサ"はお金を見つける特技を身に着けて、それによっていろんな犬たちと交流しながら冒険を行うというものとなっていますが、本作品は手塚先生が虫プロのごたごたで手が回らなくなってしまった為に連載雑誌が途切れてしまった為に本作品も中途のまま「未完」の形で終了してしまいます。それだけに『孔雀石』同様話が半端なままで終わっておりますが、『孔雀石』よりはいろんな展開が催されていて、テンションはありましたので、評価は【普通】。後にアニメ化された本作品は内容がガラッと変わっており、原作の本作品との関連性はあまりありません。 2006/11/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:2194(50%) 普通:873(20%) 悪い:1357(31%)] / プロバイダ: 20897 ホスト:20838 ブラウザ: 5234 手塚作品の中では1,2を争う程の人気作品ということですが、その制作の影響はディズニーの「101匹ワンちゃん大行進」という部分がかなりあると思います。 しかし、ディズニーのメルヘンチックな作風と違い、こちらは手塚作品だけに人間が犬に対してみる目というのがかなり・・・という部分をブラックな視点で描いています。 人間達の横暴に対し、ワンサが持ち前の機転とたくましさと狡猾さを色々と出して・・・・・・という部分は面白くもあり、人間が犬に対して抱く差別感情というものも取り入れられています。その為、本作に登場する人間達には好感を抱くことはできません。 「はなさかじいさん」のここ掘れワンワン的にワンサが小銭をというのも、人間の浅ましい欲望をある意味象徴しているし、動物から見れば人間も・・・・・・という部分を作者なりに分析して描いていたと思うし、「吾輩は猫である」のように動物から見た人間の姿というのをよりシビアな視点で見ているし、「鉄腕アトム」の話の中でもそういった要素を持ち出す辺りに手塚先生のキャパシティの広さと応用性の幅というのを改めて感じます。 本作はアニメの方が有名で、漫画作品はそれ程描かれていませんが、漫画で描かれた部分は動物題材ながらも、人間に対する作者の視点と後の動物漫画にも色々と影響を与えていったであろう事に変わりはないと思います。 本作とその中で描かれる作者の視点というのが非常に興味深くもあり、今のペットブームで乱れている日本のペット事情という部分で考えてみると、時代を先取りしていたようなイメージもあるし、興味深いといえるのではないでしょうか。 |
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2013/10/08 好印象 by 墨汁一滴 (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 34156 ホスト:34045 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
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1. 野沢さんと千々松さん by ウクレレ ... 志津子__ギドロン__ヤンマ 千々松さんのメインヒロインは貴重(?)。 詩集売りは33回Bパート「あいつに恋してるの巻」のゲストキャラ。 ど根性ガエル__ひろし__ピョン吉__吉沢京子__桜 ミラクル少女リミットちゃん__トミさん__グー__リミット__石橋隆太 ど根性ガエル__ひろし__ピョン吉__町田先生__母ちゃん ワンサくん__幸太 ... 記事日時:2017/12/02 2. "各局のアニメ史[フジテレビ編・"11年度追加版]" by 陣兵 ... 【“72年】 「樫の木モック」 「ムーミン(新)」(「カルピスまんが劇場」枠) 「赤胴鈴乃助」 「科学忍者隊ガッチャマン」 「かいけつタマゴン」 「ハゼドン」 「マジンガーZ」 【“73年】 「けろっこデメタン」 「山ねずみロッキーチャック」(「カルピスまんが劇場」枠) 「それゆけ!ワンサくん」 「荒野 ... 記事日時:2011/12/10 [表示省略記事有(読む)] |
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