[漫画]BOY - HARELUYA II -


ぼーい / BOY HARELUYA II
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漫画総合点=平均点x評価数482位11,572作品中総合点24 / 偏差値56.69
漫画平均点871位1,373作品中平均点0.49=普通/49評価
1992年漫画総合点12位192作品中
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著者:梅澤春人
出版:集英社
日本 開始日:1992 週刊少年ジャンプ 1992年50号
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最終変更日:2015/01/15 / 最終変更者:永田 / その他更新者: 管理人さん / 羽幌炭鉱 / myu / 提案者:爆音 (更新履歴)
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2018/07/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:42(58%) 普通:14(19%) 悪い:16(22%)] / プロバイダ: 2341 ホスト:2506 ブラウザ: 8293
【総合評価】
不良マンガっていうとケンカ番長か暴走族の二択だった中
クラブだの覚せい剤だのとアングラな世界でやったのは画期的
アングラの怪しげな部分が良い感じにファンタジーと織り交ざって面白いものとなった

ネットではあまり話題に上がらないが
不良マンガの新境地を切り開いた評価すべき一作

2018/05/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 81 ホスト:137 ブラウザ: 10144
【良い点】
主人公が単なる正義の味方じゃなく何でもありの不良なところ。主人公の心理描写が一切ないのが説明臭くなくて良い。主人公は特に高尚な思考で生きてる訳ではなく、あくまで自分の思うまま素直に生きてる若者。
一見バカに見えて戦闘時には一瞬で局面を判断し無駄なく相手を追い詰める天才性が魅力。無敵を自称しながらも実は何度か追い詰められていたように思うが、絶対に諦めず冷静に解決策を探す姿勢とポーカーフェイスで、読者にもそのピンチを悟られていなかったように今なら思える。無敵の挙動の裏には高い身体能力と諦めない信念と慌てない頭脳の裏付けがあったからこそのハッタリなんだと思いますね。
読んでた小学生当時は主人公や設定に全く共感できなかったけど、大人になって世間の人間の欺瞞や社会の腐敗部分を知った上で見ると主人公とその仲間が清々しいまでにピュアで気持ちがいい。作者は基本的に性悪説的な社会観を持っているのだと思う。ミリオンや神崎、シュウとの対決シーンでの対話や設定は哲学的で深い。漫画でよくある名言や名シーンのような聞こえの良い言葉ではなく、どうしようもない人間の負の部分に迫るシーンがオリジナリティがあって印象に残る。
この漫画の女性キャラはネットで好意的に語られるように思うが、浮わついた所がなく心に強いものを持っている女性ばかり。特に春香先生はお人好しかつ無謀過ぎて世の中そんなに甘くねーよと晴矢に諭されているようなシーンでも一歩も引かず自分の信念を堂々と語り、普段誰にも引かない晴矢ですらイラッとしつつも、その信念に根負けする。個人的にはこのやり取りが最高のシーンでした。コメント読むまで気にしてなかったけど晴矢は女キャラには手を上げていないんですね。心理描写がなくても行動にはそれが出てる。それが魅力です。
また時代を感じるファッションや、キャラクター描写も面白い。当時の若者は何を考えてるかわからないってよく言われてたが、そういう当時の若者の空気感があります。今でこそ不良ってほとんど居なくなったけど、都会の不良は作中に出て来るような本当に危ない人間がいたりした。こんな作品があった当時の社会の空気感も垣間見えたりします。
また絵がとても上手くそこも魅力的です。

【悪い点】
ファンタジー漫画でもないのに話があまりに非現実的。ツッコミポイント多彩でそこがB級漫画に位置づけられる一因になっている。少年誌ではやり過ぎの描写多々あり。徹底した更正の余地がない非道な悪党を描いてる為一切の同情なくボコボコに痛め付けても爽快感が保てる面があるが読者に悪影響と言えば否定はできない。主人公はあくまでアウトローであり、社会的にはただのクズ。社会通念がぶっ飛んでる為共感は得られにくい。ただしそういうテーマの漫画。不良漫画だもの。複雑な漫画ではないので、知的なやり取りを楽しむような部分はない。今日から俺はをパクってる為比較されるしアンチも多い。ギャグセンスでは完敗。

【総合評価】
世間的には王道に位置する漫画ではないし、よく話を練り込んだ漫画というよりノリと勢いの漫画。だけど作品のテーマが喧嘩とロックの為、それで十分な漫画と思う。
話は非現実的なのに絵が上手いし、人物の表情がリアルで、どこかリアルな印象を与える。
あっさり切り捨てる人がいる一方で好きな人は好きという漫画。会話のテンポが良くて読みやすい。誰からもは共感されないけど自分の信念を通す、そんな熱さに憧れる人は食わず嫌いせずに読んでみて欲しい。

2017/09/12 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:17(57%) 普通:9(30%) 悪い:4(13%)] / プロバイダ: 5675 ホスト:5780 ブラウザ: 5171
【良い点】
いわゆる、勧善懲悪型のバトル漫画
ヤンキー漫画なのですが敵の不良がどんどん現実離れしていきます。

敵は自分の通う学校の番長、から始まって
チーマー、薬の売人、ヤクザの御曹司、暴走族、元サーカスの熊、スケバン、在日米軍のヤンキー、解剖願望を持つ異常者、連続強姦魔など
いわゆる喧嘩したらヤバそうな面々が毎回登場しそれを主人公のハレルヤが倒していきます。

敵のアジトに乗り込んでダイバー?の不良と戦うシーンがありますが
不良が主人公のバトル漫画で水中戦を見たのは初めてだったかもしれません。

初期の敵の番長が味方サイドに付く話もあり
少年漫画的な意味で燃える部分がありました。

主人公の友人の岡本が喧嘩をしないタイプですが、ハレルヤの喧嘩の話の裏で
夢に向かっていく姿を描いた部分も良いと考えます。

【悪い点】
本当に悪いやつが出てきてそれを倒すだけのマンガだと思います。
主人公が強くなるための修業をする様子なども無い。

メインのキャラは最初から最後までずっと変わらず。

喧嘩を続けたハレルヤが、ロックバンドに参加するような最後になるのですが
ボーカルの練習をするような描写も無い。

努力をする描写は一切なし。
最初から最強の主人公が、何やっても上手にやる。
それだけです。

【総合評価】
悪いに近い普通とさせてください。
性的なネタが嫌いな人なら、さらに評価は低いです。

これの前作であるハレルヤを読んでるかどうかで
印象が少し変わるかもしれません。自分は読んでてこの評価です。

2017/07/04 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:47(67%) 普通:7(10%) 悪い:16(23%)] / プロバイダ: 7677 ホスト:7763 ブラウザ: 5213
【良い点】
強い以外なにもない主人公と対等に付き合える岡本は、へなちょこだけど信念があって格好いい良キャラ。安易に主人公とくっつかず岡本と付き合ったヒロイン山奈も素晴らしい。

【悪い点】
主人公に魅力がまったくない。店に火つけたり一般人の車壊しまくったり、やってる事は悪役と変わらないのに、たまにちょっといい事したり悪役を倒すだけで仲間内から『なんだかんだでイイ奴』的な評価を受けてるのが非常に気に入らない。ハレルヤという名前がそもそも分不相応でひどいが、最終巻で事故現場から立ち上がった時の天使の羽っぽい描写は主人公に不釣り合いすぎて見るに堪えない。

【総合評価】
世界征服の野望をもった男がケンカに明け暮れてロックバンドのボーカルになりました。というまったくまとまりのない話。作者の好きなものを全部詰め込んだのだろうが、音楽とバイクは一条、夢や信念は岡本、強さは主人公に分散させた点は評価できる。結果として主人公は強いだけのクズ野郎になってしまったけれど。プロットの段階で着地点(終わり方)が定まっていないのに見切り発車してしまうのはマガジン作品に多く見られる特徴だが、それをジャンプに持ち込んでしまったのはこの作品最大の罪。これがジャンプのパターンとして定着していたら戦犯確定で最悪中の最悪という評価だったが、後に続く作品がでなかったのでかろうじてとても悪いで。

2016/04/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:424(95%) 普通:11(2%) 悪い:9(2%)] / プロバイダ: 40194 ホスト:40310 ブラウザ: 4694
過去にこういった系統の漫画には一時期ハマっていた事もあって本作品もその流れから当時は読んでいましたが、内容は勧善懲悪がベースながら中にはハードかつきつい描写などもあるため好き嫌いが分かれるところながら、個人的にはそういった描写を含めても悪党達をなぎ倒していく展開は燃えるものがあったのでそれを気にする事なく楽しめましたね。

主人公である日々野晴矢は俺様な性格でありつつ憎めないキャラで、チートレベルとも言えるような強さでありながら清々しさすら感じられた事で爽快感があったのと、晴矢の喧嘩仲間かつ相棒的存在の一条もその強さは周囲から一目置かれるほどで仲間のために戦う姿は格好良く、彼らの仲間である清志郎も力は決して強くないながらも根性は誰にも負けないほどでどんな困難や強い相手にも屈しない精神力の持ち主だったのにはこれも好感が持てました。

それ以外ではヒロイン的存在のみちる、最初のイメージから1度かぎりのやられキャラと思いきやこちらもレギュラーキャラになって基本はお人好しな人物だった揉山、そしてこちらも一条同様に晴矢とは喧嘩が絶えないながら彼にとって一番の理解者でもある晴矢の父なども忘れがたかったところです。

敵に関しては基本的に同情の余地も無いような極悪人(あるいは小悪党)がほとんどで、中には人間離れした能力を持った人物もいたのでそうした部分では現実離れした印象もあったものの、それでも序盤に登場した神崎狂、丸鬼戸とそのボディーガードである剛田、ミリオンのナンバーズなどは非常に印象に残っていて、特に神崎は初登場時の悪役ぶりやそのジャンキーさが忘れられないインパクトを残していたように感じました。

中盤以降は他の方も挙げられていたようにワンパターン化していったと感じる部分もあったのは自分も思ったのと、悪役ぶりを強調するために性的な描写も入れたのは少々やりすぎに思えつた点もありつつ、それでもバトルシーンなどは迫力十分だった事でそれらの問題は個人的に気にならなりませんでしたね。

欠点や粗はあってもそれらを含め最終的には楽しめた事や、個人的な思い出や印象としてもお気に入りだった漫画作品のひとつでもあるので、評価は「とても良い」にします。

2013/02/12 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2654(52%) 普通:1287(25%) 悪い:1175(23%)] / プロバイダ: 14400 ホスト:14312 ブラウザ: 6172
自由奔放、自己中心、だけど仲間想いでケンカは無敵。
主人公が卑劣だとしても毒を持って毒を制すかのように性格の悪い敵キャラを
なぎ倒していくのが爽快でした

前半はシンプルな話ながら凝った設定で色々なパターンや敵キャラが登場しましたが
後半は話がマンネリ化してきて安易なエロや淡白な展開で長期連載にありがちなパターンに
ハマッてしまっていたようにおもえます

書いてて初めて気がついたけど、ずる賢い日比野と真っ直ぐな一条のコンビは「今日から俺は」の
三橋と伊藤のコンビを思い出しますね。他の主要キャラや内容を見ても影響を受けていたのは間違い
なさそう。ちなみに連載は「今日から俺は」のほうが先です

2012/09/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 33498 ホスト:33523 ブラウザ: 11259
【良い点】
味方キャラ:特に伊部麗子が女性なのに豪快。まるで『ハガレン』のアームストロング少将みたいだ。
敵キャラ:神崎狂はマジパネェし、剛田は漢すぎる。
作画も良い
【悪い点】
他の悪役がテンプレの卑怯者ばっか。
ストーリーは基本的に喧嘩のくり返し。カメレオンみたいに合間にショートギャグのエピソードを
入れればいいのに。
ハレルヤがチートすぎ
【総合評価】
ジャンプのヤンキーものでは上出来な方

2011/11/02 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:173(79%) 普通:32(15%) 悪い:14(6%)] / プロバイダ: 37115 ホスト:37299 ブラウザ: 5941
ジャンプのバトルやスポーツ物と言えば、挫折や敗北を乗り越えて勝利するのが定番
孫悟空浦飯前田大尊、桜木花道や谷口タカオ等大抵そうなのですが
本作主人公の日比野晴矢はそんなことはお構いなし。完全無欠っぷりを披露してくれます

最も個人的には無敵すぎて、余り晴矢には魅力を感じなかったかな
失礼な言い方をするとキャラとして何か浅いと言うか・・・
あと周り、特に岡本とみちるに晴矢のとばっちりが行きすぎているような気も

ミリオンや神崎戦みたいに敵に魅力がある話は良かったけど、そうでない話には余り面白みを感じなかった

2011/10/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:95(65%) 普通:13(9%) 悪い:38(26%)] / プロバイダ: 3496 ホスト:3353 ブラウザ: 11131
とりあえずこれほどの単純明快不良退治漫画は無いと言っても過言では無いでしょう。まあそんなテーマの作品なんてほとんどありませんが(笑)

まあ僕が感じた魅力としては、とにかく読みやすい事ですね。
絵に関して言うと雑に見えるかもしれませんがきちんとデッサンが取れておりバトルも躍動感に溢れています。ヤンキー漫画にしては可愛いキャラも描けていますし、デフォルメの崩し方はかなり上手い部類だと思いました。
キャラに関しても、主人公ハレルヤが「悪役だけどいい人」で、世界制服を野望に持つ最強の高校生、とありがちなポジションながらツボを得ています。
そして悪役も、皆、同情の余地がない位とことんクズなので倒してスッキリします。
要するに、誰でも楽しめる純粋にエンターテイメントを追求した作品なのですよ!
確かに話はワンパターンです。ですがそれはテンポの良いこ構成にして、不良野球やバンド、岡本の夢などインパクトの強い舞台を数々用意する事によってマンネリ化を防いでいたように思います。まあ女の子が襲われまくっていた気もしますがまあその辺はアンケテコ入れ?だと思って良いと思います。結局全部未遂で終わりますし個人的にはそこまで気になりませんでした。

個人的にはバンドの話が一番盛り上がりましたね。あの辺りは本当に勢いが凄かったです。
梅さんバンド好きなのでしょうね。
まあ野球の話も結構好きですが。

何かかなり話がそれた気もしますが、結論としてはかなり楽しめた作品ですね。個人的にはワンパターンな作品は余り好きではないのですが、なぜかこの漫画だけは楽しめました。今日俺のパクリだとかも良く聞きますが余り気になりませんでした。
ですが流石に二十巻代後半辺りは展開が雑だったと思いましたね。たまには頭脳戦とかもやって欲しかったです。
評価は良いにしようと思ったのですが、インパクトのある話も多いですし感想を書いていて、かなり書く事があるのに驚いたので、評価はとても良いにします。

2011/06/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:206(54%) 普通:22(6%) 悪い:157(41%)] / プロバイダ: 23093 ホスト:23310 ブラウザ: 6427
完全無敵の主人公が、毎回、不良グループを叩きのめす、勧善懲悪漫画。
この手の漫画は、いかに読者の興味を引き付ける悪役を出すかが、最も重要なポイントだと思うんだけど、ミリオン編と神埼リターン編をピークとして、急速に質が落ちていった。が、ミリオン編と神埼リターン編は、本当に面白かった。
よって評価は、『とても良い』とします。

ミリオンは、『退屈な日本を滅茶苦茶にする』という、もはや不良グループの枠を超えた誇大妄想狂な連中だったけど、ここまで大風呂敷を広げられると、むしろスカッとした。実際、リーダーのナンバー0は、その野望に相応しい実力の持ち主で、また洞察力とカリスマ性にも優れた人物であった。
ミリオンのメンバーは、全員好きなんだけど、特にナンバー4が一番気に入っている。こういう狂った思想を持った人間には、どうしても惹かれてしまう。出番は少ないけど、存在感は抜群だった。

神崎リターン編は、純粋にバトル漫画として面白かった。神崎みたいなタイプのジャンキーって、たぶん他の漫画には出てこないと思う(ジャンキーというより、ガンダムに出てくる強化人間みたいな感じか)。

以後の展開も、ろくでもない不良を叩きのめすストレス発散漫画としては、そこそこ面白かった。主人公は喧嘩が滅茶苦茶強いだけで不良ってタイプではないのと、出てくる不良がとことん卑劣な人間のクズの集まりなのが(同情すべき点は皆無!ここまで悪が悪として描かれている漫画も、珍しい)、爽快感を高めている。
後半も、難しいことは考えずに、悪いヤツが叩きのめされるのを見てスカッとするための漫画としては、それなりに高いレベルは維持していたと思う。神崎やミリオンのような魅力的な悪役が出てこないのは、寂しかったけど。

最後に、この作者は画力と構成力は、かなり高い方だと思う。そのため、非常にテンポが良くて読みやすい。これも長所としてあげておきたい。

2011/06/21 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:15(79%) 普通:3(16%) 悪い:1(5%)] / プロバイダ: 26024 ホスト:26199 ブラウザ: 4587
コレって本当は全然違う内容の漫画だったんですよね。

当初の設定ではイタズラ、ワガママし放題な天使のハレルヤが
親父(大天使さま)の怒りを買い、地上に落とされてしまい、
人間としての能力しかもたないまま四苦八苦する、という
コメディータッチの漫画でした。

ところが人気が出ずにあえなく打ち切り。それで作者は設定を
180度変えて再連載したのでした。それがこの「BOY 」なんですが、
当時マガジンなどで流行していた「ヤンキー物」を上手く取り入れて
きました。

マガジン系ヤンキー物との違いは、この漫画が「渋谷系」である、という点です。
(実際、トビラ絵もいかにも渋谷系ファッションバリバリでした)
このオシャレ感覚が読者に受けて、みごと長期連載にいたったのだと思います。

主人公ハレルヤが問答無用で悪人を叩きのめしていく展開は、最初は
爽快感があったのですが、だんだんクドくなってきて、正直あまり
好きではありませんでした。

あと、この作者の悪い癖(どの作品にも見られる)んですが、
打ち切りが決まると、とたんに絵が雑になるので、最初は
本当に同じ人が書いているのか分からないほどでした。

この後はご存知の通り、打ち切り作品を何本か書いた後、少年誌から撤退。
もうちょっとがんばって欲しかったけど、まあ仕方ないですね。
結局、これ一本しかヒットがでなかたので、評価は「悪い」で。

2011/05/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(70%) 普通:0(0%) 悪い:3(30%)] / プロバイダ: 9864 ホスト:9735 ブラウザ: 11743
読んでいたのがもう結構昔の事になるので、
余り細かい部分は覚えていないが、
思い出してみると「ただ喧嘩を繰り返してばかりの雑な漫画」だった気がする。

また、見ていて気分が悪くなるシーンが時々有った。
(中学生の少女がアメリカ人の男に無理矢理キスされるシーンとか)

しかしそれらの悪い部分を含めても、
絵が上手くて、
バトルシーンに迫力が有って面白かったと思う。

2011/01/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 823 ホスト:861 ブラウザ: 6425
なかなか熱さを持ったマンガがない中でこのマンガは十分に健闘していたと思います!
陰湿な不良たちを倒していくハレルヤの姿は見ていて爽快でした!
「俺様は無敵じゃ!」といってしまう彼の大胆不敵だけどすがすがしい笑顔に参ってしまったこともありましたね!
ファイヤーガンズも気に入っていますロックをここまで熱く描き挙げるなんてなかなか出来ませんよ(本当にどんな曲なんだか聴いてみたかったですね)。
キャラクターも魅力的で素晴らしいです!ハレルヤは勿論、、マコト、岡本君、ヒロイン、神父様、ファイヤーガンズのメンバー、マコトの友人、ボブ爺さん、モミーの旦那など見ていて気持ちのいいキャラからギャグ要因をになうキャラまで出てきて終始、燃えまくっていましたね!
野球対決あり、ヒロインを助け出しにいく話あり、ボブ爺さんの思い出の絵を取り返しに行く話しまでありとほんとにストーリーもオリジナリティが合ってあきませんでした。
一番好きな話は、やっぱり神埼戦ですね!
このときのハレルヤが本当にかっこよかったです。
でも、ハレルヤで一番すきなのはハレルヤが武器を背中から出してくるというシーンですね(本当にいろんなものが出てきて驚きます)。
今のジャンプには到底出せない熱さと魅力を持ったマンガでした。

2010/09/03 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(50%) 普通:9(8%) 悪い:45(42%)] / プロバイダ: 14213 ホスト:14200 ブラウザ: 3440(携帯)
前に評価を見直して再評価します。
【良い点】
○登場人物について…世界征服を野望を持つ豪快な主人公日比野晴矢(ひびのはれるや)の圧倒的な強さ。晴矢の友人である画家志望の岡本清志郎や熱いロック魂を持つ一条誠、ヒロインで岡本清志郎が大好きな山奈みちるや正義感溢れる養護教諭の山ノ上春香など個性的な仲間達。
○豪快かつ爽快なバトル…主人公日比野晴矢の無敵なバトルも見所ですが、岡本清志郎の根性なら誰にも負けないファイトや一条誠の男気あるバトルも良いです。
○晴矢ならではの予想外な展開…背中から金属バットやフライパンを出す場面には、びっくりしました。他にガムテープや出す事もあるため、ドラえもんの四次元ポケットのようなユーモアがあります。
○岡本清志郎憧れのボブじいさん…かつて有名な画家だったボブじいさんですが、若い頃にフランスに渡り知り合った女性マリアンヌ(後に妻となる)が心の支えとなりますが、彼女は病気になってしまい余命あと僅かまでに悪化してしまいました。ボブじいさんが彼女のために描いた絵を今でも大切にしていく姿が良かったです。
○愛する女性マリアンヌのための絵を守る…心無い画商が高値の取引をつけてまで力づくでボブじいさんの絵を奪おうと します。頑なに拒む 姿勢に心を打たれた晴矢達は機転を利かせ、その絵を守りました。
【悪い点】
●印象に残る敵がいない事…宿敵となる神崎狂がいますが、あまり印象が残りません。殆どが使い捨てな敵ばかりです。敵の殆どが外道かつ小悪党なため、魅力やカリスマ性を感じる事がありませんでした。
●性の描写について…ヒロインである山奈みちるや山ノ上春香などが婦女暴行されそうになる場面は気持ち悪いです。みちるの他に、みちるの後輩の女子中学生の愛原めぐみは、悪い仲間にハメられ裸の写真を取られてしまいます。「コレって本当に少年誌で連載されても良いの?」と首を傾げました。結局晴矢達に助けてもらい写真は全部処分しましたが、これで解決したのか疑わしいです。
●各登場人物について…晴矢の強さの秘密がよく分かりませんし、登場人物の心情がイマイチ伝わらない場面が多いため、物足りなかったなと思いました。
☆総合評価★
ボブじいさんのエピソードは泣けます。そう言った感動するストーリーは作れるのに、魅力的な悪役が少なくて残念な印象でした。以前の評価は、“良い"でしたが申し訳ありませんが“悪い"にします。

2010/08/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:13(81%) 普通:2(12%) 悪い:1(6%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32647 ブラウザ: 3023(携帯)
晴矢、岡本、一条…。みんなイカシてて、熱いモノを持ってて好きです 〓br>
岡本に一途なみちるも、男まさり(?)な中に、カワイさがあってイイ〓br>
読者をホントに熱くさせてくれる、そんな漫画でした〓/div>

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「【良い点】神崎編までは漫画としての新鮮さに溢れていて楽しめる。【悪い点】皆様が仰るように展開がワンパ...」 by ザイゼン


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2021/08/08 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 4156 ホスト:4148 ブラウザ: 8837 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/熱血/友情/可笑しく笑える/楽しい/面白い/格好良い/悲しい/怖い/びっくり/考えさせられた/勇気貰った/道徳心&モラル 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
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