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12019/04/06アニメかぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~の評価に..
22019/04/03アニメ同居人はひざ、時々、頭のうえの評価について&..
32019/03/31アニメえんどろ~!の評価について..
42019/03/29アニメケムリクサのせかいのしくみについて(自分なりの解釈や..
52019/03/28アニメケムリクサの評価について..
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22019/01/04伏魔の剣knsnさんこんばんわ。グリッドマン解釈、興味深く読ませてい..

1.
2019/04/06 「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~の評価について&感想」 分類: アニメ
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こちらのブログの方では、評価文を投稿したアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』について、評価の詳細や感想などをネタバレ有りで書いていきます。
※ネタバレにあまり気を遣っていないため、本編視聴後に読まれた方がよいかと思われます。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ (1→12話)

ストーリー良い
キャラ・設定とても良い
映像とても良い
声優・俳優良い→とても良い
音楽とても良い
総合評価とても良い

【属性投票と総合評価について】
ストーリーは良い。
基本的にはコメディで笑わせつつも、かぐやの過去・境遇を要所で挟む。そして最終話の花火の展開に持っていく、という自然かつわかりやすいストーリーでした。
トレンディドラマ感を大切にしていて、王道ラブストーリーを意識してそこから少しだけハズした展開を心掛けていたように思えます。

キャラ・設定はとても良い。
かぐやがかわいかった、という点が最も大きかったと思います。
クールなかぐやと狼狽するかぐや、このかぐやの二面のギャップが本作の肝だったと言えるでしょう。
普段は理知的な白銀も、かぐやが関わると途端にボロが出始めるというギャップ(白銀のDT力の高さ)も笑える要素でした。
最初から最後までこの"ギャップ"を大切にしていたことが印象に残りました。

映像はとても良い。
本作の監督は好きな女の子がゾンビになってしまう『さんかれあ』という作品と同じ畠山守監督。『昭和元禄落語心中』なども手掛けています。
『さんかれあ』を見た時も思いましたが、非常に演出力が高い監督だと感じました。
(『さんかれあ』のエンディングを見るだけでこの監督の力量はわかると思います)
例えば、12話でかぐやが浴衣のままベッドに突っ伏すシーン。
ベッドの端を黒くすることで孤独さ、次のカットではシーツを握りしめることで無念さ、さらに窓の外から小さく見える花火で寂しさ。籠の中の鳥とも言えるかぐやの情感を一連の短い流れで丁寧に演出していました。
また、髪の演出に強いこだわりを感じます。
ある時は髪をほどき、ある時は髪を垂らし、場面に合わせて上手く髪型を変えたりして活用しているなと思いました。

声優・俳優はとても良いに上げました。
静の演技と動の演技の差が素晴らしかった。
下ネタ回である7話と真面目な12話の演技を比べてみると凄まじい落差であることがわかります。
まさにプロですね。

音楽はとても良い。
鈴木雅之氏によるオープニングは衝撃でした。上手すぎです。
ある程度オープニングに引っ張ってもらえた部分があると言えるほど大きな存在だったと思います。
BGMもトレンディドラマ感があるものが多く、小田和正氏らの歌をよく聞いていた世代の人はかなり笑えたでしょう。
通常エンディングも本作の恋愛パートにマッチしていて好きですが、3話の『チカっとチカ千花』はロトスコープによる映像と合わせてインパクトが絶大でした。

総合評価はとても良い。
コメディ、恋愛、映像、音楽、とあらゆる要素のクオリティが高く、見ていて楽しい作品でした。
これといって悪い点もなく、とても良い評価が適当だと感じました。

【感想】
評価文にも書いた通り、特殊エンディングや12話のめ組のひとのポーズなど、視聴者を楽しませようというスタッフの努力が見ていて感じられました。
12話エンディングも私が好きな形式のエンディングで、最初から最後まで文句なし。
完結している作品ではないので、今後の展開にも期待。

【雑記】
明日か明後日にはできればもう一本評価文を投稿したいと考えております。
それでは。

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2.
2019/04/03 「同居人はひざ、時々、頭のうえの評価について&感想」 分類: アニメ
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こちらのブログの方では、評価文を投稿したアニメ『同居人はひざ、時々、頭のうえ』について、評価の詳細や感想などをネタバレ有りで書いていきます。
※ネタバレにほとんど気を遣っていないため、本編視聴後に読まれた方がいいと思います。

同居人はひざ、時々、頭のうえ (1話→12話)

ストーリー良い→とても良い
キャラ・設定良い
映像良い
声優・俳優良い
音楽良い
総合評価良い

【属性投票と総合評価について】

ストーリーはとても良いに上げました。
最終回で人嫌いだった素晴がハルを探して走り回るシーンは胸に込み上げるものがありました。
素晴は必死に人に話しかけるもののハルについて上手く伝えられない、という様子がリアルでグッときます。
成長はしているが本質的には小学生の頃と変わってない、という幼なじみのヒロトの結論も最終回らしくて良かった。
お手本のようないい最終回でした。

キャラ・設定は良い。
私は最初は素晴のことは嫌なやつだなと思っていましたが、だんだん成長していく素晴を途中から応援しながら見ていました。
ハルも最初はご飯のことしか考えていなかったのが、途中から素晴のことを優先するようになってきてその変化に思わず頬が緩んでしまいました。

映像は良い。
全体として見れば普通ですが、ハルがかわいすぎでした。
やはり一番重要なポイントにリソースを割くことが大事です。
ヒト視点だとリアル寄りな顔がネコ視点だとかわいく崩れたりする点も良し。

声優・俳優は良い。
ハル役の山崎はるかさんが良い演技でした。素晴にデレた時のハルがたまりません。

音楽は良い。
オープニングもエンディングも良かったです。エンディングの南條愛乃さんはネコ好きなので、その気持ちが乗っているかのような温かい歌でした。
BGMでは、心温まる曲も切なげなピアノの旋律もハマっていました。映像がもう少し良ければもっとハマっていたかも…という場面があったので少し損をしていたかもしれません。
この項目はとても良いにするか迷ったポイントでした。

総合評価は良い。
ひいき目で見ればとても良いにしたいところですが、公平に見て良いとしました。
逆に言えば、そのくらい迷ってしまうほど個人的に楽しめた作品ということです。

【感想】
全体的なクオリティはさほど高くなかったのですが、ストーリーの良さで最後まで楽しめました。
毎回のように目頭が熱くなる場面があり、本当に感動的で良い作品でした。
夕方に放送した方が良かったのではないでしょうか。

【雑記】
視聴しはじめた時は評価文を書く気はありませんでしたが、視聴を続けるうちにいい作品だなと思って書くことにしました。
評価文でネコの名前をハルと書くか迷いましたが、1話では名前が出なかったので一応自重。
また、ニコニコ動画での「うちの猫はそんなことしない」「これうちの猫もやるわ」みたいなコメントの反応も楽しめました。

今回のブログとは全く関係ありませんが、ケムリクサ12.1話が早くも公開されていて驚いています。内容的にも予想を超えていました。今後の展開もありそうでかなり楽しみです。

評価文を書きたい作品はまだ数本あるので今週中にできればあと2本は投稿したいと考えています。
それでは。

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3.
2019/03/31 「えんどろ~!の評価について」 分類: アニメ
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こちらのブログの方では評価文を投稿したアニメ『えんどろ~!』について、評価の詳細や感想などをネタバレ有りで書いていきます。
※ネタバレにあまり気を遣っていないため、本編視聴後に読まれた方がいいと思います。

えんどろ~! (1話→12話)

ストーリー良い
キャラ・設定良い
映像とても良い→良い
声優・俳優良い
音楽とても良い
総合評価とても良い→良い

【属性投票と総合評価について】
ストーリーは良い。
オリジナルアニメならではの先が読めない(この作品の場合読む必要もありませんが)展開でした。
感動的なエピソードが何度もあり、その点で評価は上がりました。
最後は勇者からユーシャに、魔王からマオに、という良いしめ方だったと思います。
理解はできるけど納得はいかない、というポイントはあったものの、ストーリーは概ね楽しめました。
一方で、サバ回や雪山回など、カオス回とも呼べる回が何度かありました。
私は嫌いじゃない、というよりむしろ好きなのですが、全体のバランスを見るとどうなんだろう、と思ってしまい、『とても良い』まではつけられませんでした。

キャラクター・設定は良い。
キャラクター原案・なもり先生の『ゆるゆり』は私の好きな作品の一つで、今までのアニメは全話視聴しています。劇場版は劇場まで見に行きました。
とてもかわいいキャラクター達で、しかも衣装や体型になもり先生らしい細部までのこだわりが感じられてかなり良いキャラクターだったと思います。
ですが、設定の方では、見せ方があまり上手くないと感じました。
本作特有の単語を言葉だけで説明している場面が多く、もっと映像で見せてほしいと感じる部分が多かったので、そこが残念でした。
現実世界での日常系なら言葉だけで済む場面でも、ファンタジー世界での日常系だとそういう部分が不利だな、と思います。
逆に考えると、そこに労力を惜しまずに割くことができていれば、よりファンタジーな世界観の深さが感じられたのではないでしょうか。

映像は良いに下げました。
1話冒頭4分の作画はとても良かったのですが、さすがに全話そのクオリティでは続かず、時折怪しい場面が見られたため下げました。
ただ、アクションシーンの作画と、その中でもエフェクトは全編通してかなり頑張っていたかなと感じました。

声優・俳優は良い。
勇者パーティの面々の演技も良かったのですが、マオ役の久野美咲さんが特に良い演技でした。そのおかげで6話の魔王回、8話のローナ姫の改心、終盤のマオとメイゴのやりとりなどが感動的なシーンに仕上がったのだと思います。
6話ラストの「ぽかぽかじゃ」が印象的でした。
ゲスト声優も、辻親八さんや堀内賢雄さん、森久保祥太郎さん、大塚芳忠さんなど1話だけしか出ないのは勿体ない豪華なメンツが盛り上げてくれていました。

音楽はとても良い。
『宝石の国』『よりもい』『スタァライト』『吸血鬼さん』など藤澤慶昌氏が音楽を担当している作品をいくつも見てきましたが、今回も期待にたがわず素晴らしいBGMの数々でした。
戦闘曲、2話のチビの二足歩行時にかかった壮大なBGMなど、一つ一つのBGMが魅力的でした。
本作ではドラゴンクエストなどをリスペクトして作られているように思えます。
そしてオープニングは『えんどろ~!』の世界観に合っていて、私はサビのドラムマーチの部分が好きです。
音響面でも凝ったSEが多く、音に関しては全体的にレベルが高かったと言えます。

総合評価は良いに下げました。
全話視聴して、私にとってはとても好きな作品となりました。ただ、客観的に全体を通して見ると、「もっとやりようがあるのでは?」と思えてしまう部分が多く、評価としては一段下げました。
最後の最後まで悩んでいたので、あと一つでも推せるポイントがあればとても良いとしていたかもしれません。

【感想】
視聴していて不快な気持ちになることはありませんでした。その点に関しては徹底されているように思えます。
難しいことを考えずにゆったりと見られるタイプの作品でした。
個人的には全体のバランスで考えると少しゆるさの方に傾きすぎかな、とは思いました。

作品の感想とはまた少し違うのですが、本作を視聴して、かおり監督はやはり独特な世界観を持っている、と感じました。
以前手掛けられた『ゆゆ式』を視聴して私が持った感想は、面白い作品というより「良い作品だったな」としみじみ思えるような独特なものだったのです。
本作でも最後まで視聴して「面白いというよりは見ていて楽しい作品と言った方が正しいかもしれない」という感想でした。
端的に「この部分がスゴい」と言い表すことができないのですが、独特な温かみのある空気感を生み出せる稀有な監督だと思います。

【雑記】
一部批判的なことも書いてしまいましたが、この作品が好きだからこそ、こうしてほしい、ああしてほしいと考えてしまう訳で。
えんどろ~!は十分に楽しませてくれました。そもそも私はほぼ好きな作品しか評価文は書かないつもりです。
今後もゆかり監督の作品に期待したい、という結論で締めたいと思います。

評価文を書きたいのに作れていない作品が数本あるので、来週中に何本か投稿できればと考えています。
それでは。

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4.
2019/03/29 「ケムリクサのせかいのしくみについて(自分なりの解釈や考察など)」 分類: アニメ
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アニメ『ケムリクサ』について、自分なりの解釈や考察などを綴っていきます。
※今回はネタバレに全く気を遣っていないため、本編視聴後に読まれた方がいいかと思います。

※用語についての補足
ワカバ・・・11話に出てきた白衣のわかば わかば・・・今のわかば

【ワカバとりりについて】
ワカバとりりは何者なのか。
まず、ワカバは地球ではない他の星から地球へ来た人物だと推測されます。
ケムリクサや地球の研究をしていて、巨大な宇宙船のようなものの中に地球のレプリカを作っていたのでしょう。
とてつもない規模で行われているケムリクサでできた3Dプリント、と捉えるとわかりやすいかもしれません。
8話でシロに呼ばれた『センチョウ』とは、朽ちた遊覧船ではなく宇宙船の船長だったわけです。
ワカバが巨大な機械を操作して転写作業を続けていたところ、ある日そのレプリカの地球に地球人のりりが転写されてきてしまった、ということなのだと思います。

それと、りりはワカバのことが異性として好きだったのではないでしょうか。
おそらく最初にりんがわかばのことを好きになったのは、りんがりりの記憶を体内にある記憶の葉に保存していたからでしょう。
だから1話でりんにはわかばがキラキラして見えたわけです。11話で記憶の葉を外に出すと熱が引くというセリフもあります。
最終的にはりりとは関係なく、りん自身がわかばのことを好きになったのですが。

【わかばについて】
りん達の前に現れたわかばは何者なのか。その答えは自主制作版を見ていると読み解きやすくなっています。
自主制作版のエンディングはTV版と同じ構成になっていますが、少しだけ違っています。
自主制作版ではエンディングでわかばがミドリちゃんの枝から生れ落ちてくる描写があります。
11話でりりがワカバから引き離された時、6重の壁の先にワカバのいた場所から木のようなものが生えていく様子が見えます。
この点に関しては詳しくは描かれていませんが、赤霧を避けるためにワカバが自身を苗床としてミドリちゃんを発芽させ、ミドリちゃんが育って赤ケムリクサに対処した後に元のワカバに戻る、という方法を取ろうとしたのだと考えられます。
その後、枝だけがりつ姉によって発見され、育てられたことで木になり、わかばが果実のごとく再び生まれ落ちたのです。
1話でわかばはミドリちゃんに水の中から吸い上げられたのではなく、ミドリちゃんがわかばを生み出した、ということです。
ミドリちゃんの能力は5話で出ていたように傷を治すことではなく『モノを元の状態に戻す』という能力なので、ミドリちゃんがわかばを元の状態に戻した、と考えるとスジが通っています。
なぜミドリちゃんの枝が六島の壁にあったのかは不明ですが、例えば、りなズが行っていた個体間での転送、もしくは浮遊する大型のムシで行っていた転写を応用すれば枝を転送させることも可能だったのかもしれません。
推論の域を出ないので結論に関してはなんとも言えませんが。

わかばの正体について、私は前回の考察では明言を避けていました。
わかばがミドリちゃんから生まれた、ということは察していたので、これを言ってしまうと見ていない人に大きなネタバレとなってしまうため悩んだ末に書かないでおきました。
ただ、わかばは一般的なヒトという種族ではないだろうとは思っていたものの、まさか転生前から宇宙人だとは思いませんでした。

【りりとりん達姉妹について】
そもそも『最初の人』こと、りりはなぜ宇宙船内に入ってしまったのでしょうか。
詳しくは描かれていませんが、ワカバの「生き物は転送されてこないはず」というセリフから、もしかすると地球のりりは既に亡くなっていて、紫によってデータが転写された後にミドリちゃんの能力で生きた姿に、つまり『元に戻された』のかもしれません。

また、りりはワカバを助けるため、壁を抜けるべくケムリクサを使って自身を大人にすること(ワカバが行っていたプリントの応用のようなもの)を思いつきます。
りりが自身をりん達6つに分割したのは転写に失敗した時のリスクヘッジのためです。
使った葉は三枚。桃の葉(増殖)と紫の葉(自律・記憶)と楓型の葉(本編で説明無し)。

ちなみに『最初の人』は自主制作版ではシルエットだけ見ることができ、大人の姿をしています。また、『最初の人』はナナシと呼ばれ、6姉妹を生み出したのちに自殺したと言われています。
おそらく『最初の人』に関してはTV版とは異なるストーリーだったのでしょう。

りょく・りょう・りくはどんな状態だったのか。
彼女たちは赤虫との戦いで一度亡くなってはいましたが、記憶の葉に保存されていて、データだけ残っているような状態でした。
わかばとりょく達が会った時は、りんが眠った時にりょく達が出てきたこと、りくが「時間がない」と言っていたことから、りんが休眠している間だけ自由に動けていたのかもしれません。
12話でりょく達は力を使い果たしますが、「なんだぁここ?」「でっかい葉じゃん」というセリフから、何かしらの手段で復活する方法が残されている可能性があります。
ミドリちゃんの能力を使えばあるいは・・・?

【ケムリクサとムシについて】
ケムリクサはワカバたち異星人が生活のために使っていたと思われます。
ただし、まだ研究途上で、解明されていない部分も多かったとセリフからわかります。

11話でムシはワカバの目的である転写作業をしたり、ワカバの生活をサポートする存在だということがわかりました。
ムシはケムリクサを使って管理され、動くためには水が必要なようです。
ただ、ムシにはケムリクサを使っていたがために、赤いケムリクサの発する赤霧によってコントロールされる存在となってしまいました。

その赤いケムリクサは、ワカバから「今のケムリクサの性能の上限までやればいいことになってる」と聞いたりりが、ケムリクサの性能を抑えるために作ってしまったものです。
両親を過労で亡くしたと思われるりりがワカバに無理をしてほしくないと思ったがゆえに起きてしまった悲劇です。

【宇宙船とオリジナルの地球について】
10話でこの先は陸地が無いと言及されている点、12話で船の果てとされていることから、ラストシーンの壁の穴の先は船の外、つまり地球だと思われます。

時おり出てきた青い網目状の線はケムリクサによってこの世界が形作られているというヒントでした。
街が廃墟ばかりだったのは、建物がケムリクサ製だったためにメンテナンスをしないと朽ちてしまうからかもしれません。

また、動物が出てこないことも伏線でした。ワカバの目的は文化財の転写であり、動物はそもそも転写できないようです。

11話のわかばの「ちゃんと水が行き渡らないと廃墟になっちゃうなぁ」というセリフから、オリジナルの地球は廃墟だらけではないことがわかります。
少なくとも人類滅亡の危機のような状態ではないでしょう。ラストでも緑豊かな景色が広がっていましたし。

【本作のテーマについて】
色々考えてみて、ラストのりんの「わかば…好きだ」というセリフから、『好き』がテーマだと私は感じました。
この作品には『好き』がたくさん出てきます。
知ること、戦うこと、触ること、食べること、聞くこと、そして大切な誰かと一緒にいること。
6姉妹はそれぞれ『好き』なことが違っていました。
また、姉妹だけではなく、わかば(ワカバ)はケムリクサ、シロは命令に従うことが『好き』でした。
ヒトにはそれぞれ『好き』なことがあり、だからこそ辛いことがあっても前を向ける、そんなお話だったのではないでしょうか。
そしてこの物語がヒトならざるものたちによって綴られた物語であるという点もまた素敵だと思います。

事の発端はワカバのことをりりが『好き』になったことにより起こってしまった悲劇でした。
しかし、その生まれ変わりとも言えるりんがわかばを『好き』になったことで解決に向かう、という流れで、最終的にはハッピーエンドとなりました。
『好き』を最後まで貫けば上手くいくこともあるよ、というメッセージなのかもしれませんね。

【まとめ】
以上です。
自分なりの解釈と考察をまとめてみて、改めて本作の魅力を再確認できました。
廃墟となった日本を旅していると思いきや実はレプリカの地球だったという、なかなか面白い設定の世界で、最初から最後まで考察が楽しい作品でした。
そして『好き』という王道のテーマに対してこんな調理法があったのかと感心しました。
最初の発表から9年経っていることもあって、練りに練られた作品でした。

【雑記】
ケムリクサだけ優先して評価文などを投稿しましたが、ケムリクサの他にも評価文を書きたい作品があるため、週末までに一本くらいは書ければと思っています。
それでは。

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5.
2019/03/28 「ケムリクサの評価について」 分類: アニメ
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こちらのブログの方では、評価文を投稿したアニメ『ケムリクサ』について、評価の詳細や感想などをネタバレ有りで書いていきます。
※今回はネタバレにほとんど気を遣っていないため、本編視聴後に読まれた方がいいと思います。

ケムリクサ (2話→12話)

ストーリーとても良い→最高
キャラ・設定とても良い→最高
映像良い
声優・俳優良い→とても良い
音楽とても良い
総合評価最高

※用語について補足
わかば・ワカバ・・・わかばは今のわかば、ワカバは11話で出てきた白衣のわかばのことを指しています。

【属性投票と総合評価について】
ストーリーは最高に上げました。
情報量の多さ、情報の出し方、見せ方など、SF作品としては最高の展開だったと思います。
最後も盛り上げるところは盛り上げつつきっちり〆ていて、最初から最後までダレることなく楽しめました。
テーマについては後日詳しく書くつもりですが、エンタメ性だけでなくテーマ性もあって素晴らしいストーリーでした。

キャラ・設定は最高に上げました。
『けものフレンズ』でもそうだったのですが、たつき監督の特長として、説明しすぎない、という点が大きいと思います。
言葉で説明すると冗長になってしまう場面でも視聴者に映像や演出でわからせることが多く、そのおかげで情報量が多くても視聴者が耐えられるようになっています。
キャラクターの説明においても、1話でキャラクターそれぞれの特徴を視覚的に説明できているおかげで、世界観などの設定の説明が少し多めでも問題なく視聴することができました。
それと視聴後に思ったのですが、わかばの存在は大きかったと思います。ニコニコ生放送を見ていて、「わかば頼むぞ」などのコメントが散見されました。姉妹を救うために視聴者が頼ることができる唯一の登場人物ということもあって、わかばには感情移入しやすいのでしょう。
恋愛模様が垣間見えるという点もプラスに働いていました。恋愛要素が匂わされていることでシリアスパートの緊張感が増し、日常パートもより華やぐわけです。
恋愛要素がある、ということがアニメにおいてどれほど大切かということを改めて思い知らされました。
あと、りんたち6姉妹もりりもキャラが立っていて、かわいいですね。
前にも書きましたが、私は登場人物の中ではりつ姉が一番好きです。

映像は良い。
評価文でも書いた通り、CG部分だけ見ると良い出来とは言えないでしょう。
どうしてもCG作画だとアクションパートが難しいので、赤虫との戦闘の省略が多くても及第点といったところでしょうか。
ただ、りん達のデザインはかわいいですし、ヌシのデザインもかっこよくて不気味で良かったと感じました。
最後のシロの変身もかっこよかったですしね。
評価を良いとした理由は背景です。背景が丁寧に描き込まれていました。新宿なんてかなりわかりやすかったと思います。

声優はとても良いに上げました。
りん・りり役の小松未可子さんとわかば・ワカバ役の野島健児さんの演技が特に素晴らしかった。
最初にわかばが登場した時はノジケンさんで本当に合っているのか違和感を覚えたのですが、その違和感も11話を見ると納得できます。
8話のりんの「お前は私たちが死んでも泣くのか?」に対して「当たり前でしょうそんなの!絶対そんなことにはさせませんから」と激昂するわかばもとても印象に残っています。
りんがわかばの"毒"にあてられた様子もかわいかったですね。
おてんば気味な少女のりりもみかこしならではの演技でした。

音楽はとても良い。
OPがかっこいいですね。歌詞では煙に消える影がワカバのことを指していたり、rememberがりりのことを指していたりして、にくい伏線です。
EDも歌詞が良いんですよね。意味がわかばとりん、ワカバとりりのどちらにもかかっているという点が素敵です。
あとはBGMと音響も良いと感じました。特にヌシや木の動きに合わせたSEは恐怖感や緊張感を上手く煽っていました。

総合評価は最高に上げました。
これについては11話を視聴した時点でほぼ決めていました。あの展開を読めた人はほとんどいなかったのではないでしょうか。
なぜわかばと姉妹以外に誰もいないのか、ムシとは何なのか、わかばは一体何者なのか。
そういった疑問が一気に解けて、やられた、これは最高評価とするしかないな、と思った次第です。

【感想】
本作を最後まで視聴して、心地よい疲労感というか、達成感というか、なんとも言えない感覚におちいりました。
あまり軽々しく使いたい言葉ではないのですが、名作を一本見せてもらったな、という感想です。
ケチをつける部分があるとしたらCGくらいで、こんな作品を作れるたつき監督とヤオヨロズを素直に褒めるしかありません。
あと、個人的にりつ姉が最後までいてくれて本当に安堵しています。(もちろんりなたちも)
ビターエンドもそれはそれで味がありますが、やはりハッピーエンドが一番嬉しいものです。

【今後の予定】
なるべく3月29日までにケムリクサについての自分なりの解釈を投稿しようと思います。長くなるので評価・感想と解釈を分割しました。よろしければ是非そちらもご覧ください。
それでは。

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