bitの日記/書き物

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17/02/25
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12020/07/08コラム的な..カットされても別に良い、みたいな話。..
22020/06/27コラム的な..金ローのBTTFとレディP1..
32020/06/09コラム的な..転スラとかプロット構造とか。..
42020/05/22コラム的な..ユーチューバーという一過..
52020/05/15コラム的な..書いた人本人専用メモ書き
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12020/06/09紅葉青水異世界転生系はでおち、という分析はなるほど的を射てますね。そ..
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1.
2020/07/08 「カットされても別に良い、みたいな話。」 分類: コラム的な
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先日「金曜ロードSHOW!」にて「レディ・プレイヤー1」が放送された。

僕がこの映画で好きな台詞がこれ。
「猛スピードで後ろに向かって逆戻り、めいっぱいアクセル踏んでさ…"ビルとテッド"みたいに」

「ビルとテッドの大冒険(1989)」「ビルとテッドの地獄旅行(1991)」は当時人気だったお莫迦コメディ映画だ。
テッドを演じた主演のキアヌ・リーヴスはこの映画の為にお莫迦役者のイメージが強く、後の「ハートブルー」「スピード」に主演するまでアクションが出来る俳優とは見られていなかった。

実のところ僕は「地獄旅行」のほうをテレビで見ただけなので該当のアクセル踏んでバックするシーンを覚えていない。しかしスピルバーグの映画で「ビルとテッド」が語られている事に涙が出そうなほどジーンとする。スピルバーグはハリウッドの評論家からシカトされ続けた監督だったし、ビルとテッドもコメディ映画ファンには愛されていても映画史に残る映画ではなかった。おバカコンビのビルとテッドがやった馬鹿馬鹿しい事が5年間誰も得る事の出来なかったイースター・エッグを勝ち得る唯一の手段として描かれているのだ。

…さて、実は「ビルとテッドみたいに」という台詞は、テレビ地上波放送版ではカットされていた。

検索して調べなかったが僕のツイッターのタイムラインにはこの事で不満を述べていた人は見かけなかった。僕は別に文句を言う人がいてもいなくてもいいと思っている。

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風の噂によると金ローの担当スタッフが最近変わったらしく、隙あらばジブリ作品を放送するスタッフが別部署に移動し、新たなスタッフが最近の構成をやっているらしい。

前回の日記でネタにしたBTTFでは非常に関心した事がひとつあった。
それはBTTF3の宣伝で機関車での加速シーンを一切CMに使わなかった事だ。

BTTF3公開前、100年前の世界でデロリアンがガス欠で時速140Kmに加速できないという事は薄々ネタバレしていた。なので「一体どうやって加速するのか?」という事がBTTF3で注目されていたところだった。故にBTTF3の予告編でも機関車の映像は殆ど使われていない。
そういった状況で公開されたBTTF3での列車強盗→機関車で加速!のクライマックスは最高に盛り上がる映像経験だった。映画を観た人はこの機関車の事をネタバレしないようにBTTFの面白さを語った。そうしてBTTFシリーズは映画史に残る映画となっていった。

…という当時の雰囲気を知らない若い人達がBTTF3を楽しむには、絶対的に機関車のネタバレはしないほうが良い筈だ。

リアタイでBTTFを見ている世代にとってはむしろこのシーンをチラッとでもCMに使えば視聴意欲を掻き立てられた筈だ。しかしネタバレで視聴率を稼ぐようなアコギな事をせず、これから初めてBTTFを楽しむ人を尊重した宣伝にした金ローのスタッフはとても偉いと思う。きっと本当に映画が好きな人が采配したのではと思う。僕の勘違いで無い事を願っている。

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故に「レディ・プレイヤー1」で「ビルとテッド」ネタの台詞をカットした事には僕はさほど不満を感じていない。
ビルとテッドシリーズは当時よほどコメディ映画が好きでなければ知らない映画であるし、同様にマイナーなコメディ映画だった「バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(1984)」ネタのほうはカットしようがなかったようだ(笑)。これらのネタで笑った人は僕と同世代でも結構少なかったんじゃなかろうかと思う。

元々この映画は80年代懐古趣味の映画ではなく、予告編などで見受けられた80年代テイストは本編では非常に薄い「現代的な映画」として作られている。またレトロゲームを賛美する映画でもなく、映画やアニメのネタのほうが豊富にさえ見える。80年代を知りながらこの映画に批判的な人は大体このあたりを勘違いしているように思える。

そういった映画を限りある放送時間で若い世代に面白さを伝えるには、懐古ネタはカットしたほうがスマートであろうと思う。
なのでビルとテッドネタが割愛されたとしても僕はさほど不満に思わないし、面白い映画にケチつける人よりも、面白い映画を面白いと言える人が多いほうが楽しい事のように思っている。

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実は長らく、もう数ヶ月も「批評と継承」について考え悩んでいる。

例えば僕世代が面白いと思った作品はその殆どが僕世代だけが楽しんでいるだけに終始していて、若い世代には殆ど継承されていないという現実がある。

僕が若かった頃はアニメでも映画でも音楽でも、階段を上るように進化してバージョンアップして、どんどん凄く良いものとして磨き上げられ続けていくのだと思っていた。
しかし実際にはそうなっていない。ただ良いものは良いもののまま風化し劣化して消えていっただけだった。

そうして次の世代は「以前の良いもの」に触れる事なく知る事も無く、突如湧き出した何某かを商売人のセールストークを鵜呑みにして「新しい!」「素晴らしい!」と受け入れていく。
良いものが継承されないまま次世代が別の「良いもの」を妄信し、それも継承されないまま更に次の世代にとっての「良いもの」が生まれていく。古い世代は当然若い世代の良いものが理解出来ない。別に全然良くないからだ。批評が欠落し良いものが継承されない世界では売り出している商人ウハウハ丸儲けである。

こういった問題はかなり身近な事となっていて、うまく文章にまとめてみたい気持ちがあるのだが、うまく語りきる事が出来ないでいる。
せめて、面白い作品は素直に面白いと言い続けてみたいなぁと思っている。

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2.
2020/06/27 「金ローのBTTFとレディP1」 分類: コラム的な
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金曜ロードSHOW!で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が放送されてましたね。
"3部作を連続で全部テレビ放送"って珍しい事で、これを期に初めて観たという若い人も結構多いのだそうで。

僕世代…つまり50歳前後の中高年にとっては「別に映画好きでなくとも知ってる一般常識レベルの映画」なのですが、さすがに35年も昔の映画なので、若い世代にとってはお父さんお母さんがBTTFファンでなければ接する機会が無かった映画だったのだろうと思います。

ちなみにテレビ放送版は大幅にカットされていて、細かいネタのところがBTTFの面白さでもあるので、始めて観た人で面白かったと思った人はDVDとかでノーカット版を観ても楽しめるでしょう。

公開当時の1980年代のアメリカは自動車産業が盛んだったのですが、日本車が世界的に売れまくった事でアメリカの自動車産業が傾いた時期で、そういった経済情勢もBTTFにも反映されているのですが、世界的には経済もカルチャーも発展しまくった時代でもあるので、そういった元気の良かった時代の明るい空気感もBTTFに反映されているように思います。

---

でBTTFの次には「レディ・プレイヤーワン」が放送されるそうで。

この映画も80年代ネタ満載の映画なのですが、基本的には「ネトゲのカリスマプレイヤーが悪徳企業をブッ潰す!」というハリウッド版SAOのような映画なので、80年代ネタがわからない若い人でも普通に楽しめると思います。

金ローなのでどれほどカットされるのかわかりませんが、カットされなくてもドラマ部分はサクサク進む映画なので、細かい事を気にせず、次々に描かれる様々な展開を楽しむのが正しい楽しみ方かと思います。

若い人は普通に主人公とその仲間の活躍を楽しむ映画として観るのが良いと思いますが、
僕世代の中高年にとってはOASIS開発者のジェームス・ハリデーのドラマとして観る事をオススメしたい。

J・ハリデーが亡くなった事で主人公達のイースター・エッグ争奪戦が始まる映画なのですが、ハリデーの人生は80年代からのオタクにとっては共感出来る事が多く、しかし世界一のVRゲームを作り巨万の富を持つ成功者でありながら幸せには程遠い人生で故人となった悲劇のストーリーでもあって、若い主人公が誰よりも(ハリデーの相棒よりも)ハリデーを理解しながらハリデーとは違った人生を望むところは非常に奥深いなぁと。

まぁネタ的には「バカルー・バンザイ8次元ギャラクシー」とか「AKIRA」の金田バイクとか「チャイルドプレイ」のチャッキーとか80年代オタクなら知ってるネタが散りばめられていますし、80年代ネタ以外にも映画やアニメのキャラがあちこちに映っているので…すが殆どは一時停止して「ウォーリーを探せ!」のように探さないとわからないレベルです(笑)。

なので高密度な映画ですけど軽くゆるく観たほうが疲れずに楽しめるように思います。
まー軽く楽しんで「この映画けっこう好きかも」と思ったらブルーレイを買っちゃうのも良いかと。
DVDだと小さく写ったキャラが判別できないので。金ローならフルハイビジョンかな?録画してコマ送りとかで楽しめるかもしれないですね。賑やかな映像満載なのでBGVとしても丁度良いので円盤買っちゃっても損はしないと思います。
…ま、僕が買っちゃったのはDVDなんですけどね(笑)。でもいつでも観れるので満足してます。

映画ファン的には、スピルバーグの親日家っぷりに感謝したいところ。
最近は色々な思惑で親日家アピールをする映画監督が多いのですが、スピルバーグはそういったエセ親日家ではない感じでガンダムとかメカゴジラとか出してくれているので本当に有難いなぁと。ハリウッド映画でも結構大変だったと思うんですよ「日本人に通じる日本テイストを描く」事って。大体のハリウッド映画での日本風描写って中華街ばかりですし役者もアジア人なら誰でも同じって感じですし。でもスピルバーグはそこのところちゃんとしてる。偉い。
「俺はガンダムで行く!」が日本人俳優で正しい日本語のイントネーションで聞ける事には本当に感謝しようよ。他の映画監督なら日本人じゃない役者が起用されるパターンでしょうから。

…ところでアルテミスがメカゴジラに放り込んだ爆弾の元ネタって何でしたっけ? 思いだせそうで思いだせない…。

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3.
2020/06/09 「転スラとかプロット構造とか。」 分類: コラム的な
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最近ようやく話題の「転生したらスライムだった件」のアニメを観ました。断片的にですけど。

なかなかユニークだなーと思ったのがプロット構造。つまりストーリーのテンプレ部分。

脚本の技術論的に言えばラノベの「転生系ストーリー」って「出オチ」なんですよね。基本的には最初の導入部が一番のサプライズであって、後に続くストーリーは閑話にしかならない事が殆どだからです。

これが「転生系」ではなく「転移系」だと様々な工夫が出来るのですけれど、トラックに轢かれて異世界に生まれ変わりましたで始まるストーリーはどうやっても夢物語にしかならないわけです。

しかし「転スラ」の場合はその夢物語の密度が非常に高く、その御都合主義を基本設定に取り入れている事(ユニークスキルで能力増やしまくり)でチート全開の夢物語が必然的な展開になっているという。そりゃー夢物語でも面白ければ問題ナッシングですわ。

こういった転生系ラノベファンタジーってRPGゲームをベースにしているのが常で、もちろん「転スラ」もそうなのですが、脚本的には後に描けるストーリーの自由度はRPGというよりサンドボックスゲームのような何でもアリの自由度の高さになっている。

これって旧来の本当の脚本術のセオリーからは相当かけ離れているのですけれど、なろう系ラノベ・転生系ラノベのテンプレも進化して完成度が高くなっているのかもしれないなーと。
脚本的な見地でこの話題を語ると相当な文章量になってしまうのですが、これからはこういった「商品価値の高いプロット構造」が主流になっていくのかもしれませんね。

僕がアニメ版「転スラ」で一番好きなのがOPアニメで、主人公キャラが人間の姿とスライムの姿を切り替えながらのアクションシーンは軽妙でアニメ作画的な面白さもあって何回でも見ていられますねー。

しかし実際にはOPのように主人公無双する事は少なくってモヤッとするのですが(というか人間の姿になるまで何話もかかる)、元々がなろう系小説ですし、軽く楽しめる作品に仕上がっているので不満は特に無いです。キャラデザも良い感じで好みです。

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bit さんのコメント (2020/06/10) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
>紅葉青水さん
コメントありがとうございます~。
ラノベ以外にも出オチ作品は「進撃の巨人」「ワンピース」など多々あって、これは90年代以降の週間少年ジャンプ長期連載作品が作り上げたフォーマットと言えます。「最初に大風呂敷」を広げながらも「先のストーリーより目先の面白さ」が重要!というスタイルですね。出オチのつもりがなくてもなってしまった漫画では「ドラゴンヘッド」とか。

こういった商業的思惑はかつては同人・個人の作品には関係なかったのですが、なろう系では「作品数が多すぎて目立たなければ読んでももらえない」という弊害が生まれ、趣味小説を書くにもジャンプ的なスタイルが必要になったのでしょう。
ラノベで「連載の毎回が面白い」という事を意識して書かれたと思われる「Re:ゼロから始める異世界生活」では読者の人気によってかヒロインではなく脇役の筈のレムに多くのストーリーが割り当てられて人気となりましたが、「転スラ」では基本設定から読者のどのような需要にも応じられる構造になっている事が新鮮だなーと。
長いタイトルで読者の興味を引き、読者の要望に応じて書かれるラノベってもはやイタコのような「読者の欲求具現化装置」のような気がしますが、それで人気が出るならいいのかなぁ…。

複線回収されずにモヤッとするのはラノベあるあるですねー(笑)。
このあたりベテランの作家さんの間でちょっとした悩みの種になっているようで、真面目にストーリーを構築してもキャラ人気が出ないと読んでもらえない事、適当なストーリーでもキャラ人気があればヒットしてしまう事に葛藤しているクリエイターさんが増えている感があります。

アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」、小説「異世界魔法は遅れてる!」は未チェックだったので折を見て密かに楽しもうかと思います~。
紅葉青水 さんのコメント (2020/06/09) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
異世界転生系はでおち、という分析はなるほど的を射てますね。そして転移系はうんぬんもまたしかり。
ラノベの異世界ものは長編になって100回200回と進むほどおもしろくなくなるのが欠点ですが、これはラノベであることという以外にweb小説という積み重ね後付けスタイルであるからという理由もあるでしょうね。
逆にいうと、でおちだから、漫画やアニメにしても最初から面白い、ということも言えるわけですが。

無双が少なくてモヤッとするという点は、これもなろう系のよくある欠点ですね。他の欠点としては、伏線回収がされずもやっとする、タイトルのようにならずもやっとする、などありますね。ラストまで設定を決めずに書き進めるからで、そもそもなろう系で無双作品だと最初に臭わせたなら最初から無双させるべきで、伏線は基本つくらないべきで、タイトルに○●と書いたら内容も○●にしないとおもしろくなくなるわけですよ。
とまあつっこみどころはありますが、完結したなろう系で最後までもやっとすることなく楽しめる作品もレアですが数作品は私もこころあたりはあります。そういえば今放映の破滅フラグ~もそのレアものでしたね。転移系だと異世界魔法は遅れてるが長編にしてはモヤッがすくなくてそこそこよかったです。

4.
2020/05/22 「ユーチューバーという一過」 分類: コラム的な
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僕は去年あたりから世間の風潮を理解する為に日本のユーチューバーもチェックするようにしていて、ついでに年末年始あたりは気の迷いで「僕もユーチューバーやってみようかしら?」と結構真面目に下調べをしてました(笑)。調べただけで飽きちゃいましたが。

で、この話題の結論を先に書いちゃいますけど、

ユーチューバーって1~2年後にはオワコン化しているだろうなぁと。

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こういった論調で草稿を書いていたのですがもうその兆候が出てますねー。
何人かのトップユーチューバーが引退するそうで、ネズミが逃げ出した船は沈むものですから。
こういった流れはアフィリエイトブログの流行でも見受けられましたっけ。

で。大前提として、ユーチューバーって全然儲からないという現実があります。

ドンブリ勘定の数字ですが、Google/Youtubeがユーチューバーに支払う広告費の総額が30億円とすると、そのうちの5億円がヒカキンの懐に入ってます。1000万の撮影ルームを作ったり1億円の寄付したりというのも、まぁ節税対策ですね。良いお金の使い方ではありますけど、普通に税金納めるのも人の為になる事なんですけどねぇ。

ヒカキンさんは良い人ですが、Googleの定めるルールではトップユーチューバーほど高額の報酬が支払われるシステムなので、トップユーチューバーの上位数十人が原資30億円の大半を取っちゃうわけです。
この金額の割合はGoogleによって「ユーチューバーはアクセス単価を口外してはいけない」という規約があるので、新参ユーチューバーは「いつかヒカキンのように大金持ちに!」と思っても、まぁ無理なんですよね。

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そういった利率格差あるシステムで勝ち上がってトップユーチューバーになるには、姑息な手段が不可欠になります。

「○○をやってみたら意外な結末に!」「皆さんに大切なお話があります」「放送事故!衝撃の展開!」「○○とコラボ!」

…こういうのって全部「続きはココをクリック!」と同じ誘導方法ですね。
「○○とコラボ!」てのはアフィリエイトブログがアクセスを系列ブログにたらいまわしにする手法と同じです。
「高評価・チャンネル登録ヨロシク!」てのはソシャゲのユーザー数稼ぎにも似てますよね。

多くのトップユーチューバーは「良質な動画を配信する事」が目的ではなく「多数のアクセスを集めて金を得る事」が目的なので、良質な動画を真面目に配信している人ほど割を食う状況になっている気がします。

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また最近はテレビの仕事が減った事でユーチューバーを始める芸能人も物凄く多いようです。
芸能人に限らずユーチューバーの動画はどれも「編集手法が酷似」している「アフィブログ手法の誘導動画」ばかりです。

これはどうやら近年不景気で利率が下がっていたテレビ番組制作会社がユーチューバーのプロデュースやサポートを始めているからのようです。

またアフィリエイトブログと同じ手法が用いられている事からも、過去にアフィブログで荒稼ぎしていた運営会社が関わっているものと思われます。ウソでも炎上でもアクセスが得られればお金になる!って手法で商売している会社ですね。ユーチューバーが姑息な事をしているというより、彼らをプロデュースしている連中が「ユーチューバーを矢面に立たせている」わけです。

以前「どのユーチューバーの動画でも同じ効果音が使われている」と書きましたが、その効果音ってゲーム効果音が多く、ゲームの音って著作権で守られていないものが多いんですよね。そういった音を素材として用意している会社なんてそういった事のプロでしょうから。

困った事に、プロが関わっている割に「ユーチューバーは素人っぽい動画でなければならない、という演出」が基本となっているようなので、結果として完成度の低い中途半端な動画が粗製乱造されています。

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こういった状況から、日本のユーチューバーには将来性は無いように思われます。
1~2年でオワコン化すると先述しましたが、何かの火種でもっと早く流行が終わるかもしれません。
ユーチューバーもニコ動の生主のような過去の遺物になるんだろうなぁ…。

海外のYoutuberの場合はあまり利益に固執していない配信者が多かったり、制作費のかかる動画を配信しているチャンネルでは関連企業の援助を受けていたり、投げ銭システム?でゆるゆる趣味の配信をしている人が多いようです。

アニメでもそうですが、結局は人気があっても出来が伴わなければすぐにオワコン化しちゃうし、すぐに人気が出なくても良い出来であれば長く生き残るものだと思います。

なので、もしこれからユーチューバーを目指そうとする人がいるなら、目先のアクセス稼ぎではなく、変なプロデューサーに頼らず、自力で数年後にも通用するレベルの内容の動画を作り続けて堅実な評価を積み重ねる長期戦が良いかと思います。

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5.
2020/05/15(下げ記事)
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