「あの夏で待ってる」 第10話

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2012/03/13 あの夏で待ってる > 「あの夏で待ってる」 第10話」
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「あの夏で待ってる」 第10話


2012/03/13 カイネル・ドゥ・ラファティ様より拍手を頂きました。ありがとうございます。
2012/03/15 名もなき詩人様より拍手を頂きました。ありがとうございます。
2012/03/17 Barnirun様より拍手を頂きました。ありがとうございます。
2012/03/20 白うに様より拍手を頂きました。ありがとうございます。
2012/03/20 非論客(プロバイダー: NK6975 ホスト:NK6812 ブラウザー: NK34088)様より拍手を頂きました。ありがとうございます。



 晴れて両想いとなった「海人」と「イチカ」ですが、この2人を差し置いて今回も「柑菜」や「哲朗」たち脇役級の片思い描写が多く、哲朗→柑菜 美桜→哲朗  柑菜→海人という告白大会になっていまして、「イチカ」を噛ませ犬にした上で、このように雑多な恋愛模様を短い話数に詰め込むという方向性はどうなんでしょうかね。

あらすじには、

『イチカと海人の新たな生活が始まる。
一方、哲朗は柑菜に一昨日の出来事を誰にも言っていないこと、
そして柑菜が夏風邪をひいて体調が悪いことを皆に連絡したことを伝える。
その帰り道、柑菜のお見舞いに行こうとしている美桜に出会う。
そこで自分の気持ちを指摘された哲朗は、何も言えず1人苛立ちをつのらせる…。』

とありますが・・・・・。





 私は当初、本作は「おねてぃ」に準じたような、地球人「海人」と宇宙人「イチカ」のピュアピュアラブが主軸の展開になるものと思っていたんですが、まるで裏を掻かれたようなグループ恋愛劇主体の展開ばかり。
それも「柑菜」たち片思い組ばかりが目立つ描写で、「停滞」を匂わせる謎の先輩「檸檬」のスタンスも、ここまできても何だかよくわからない。
制服が違っているという伏線回収は今後どうなるのか。 

 また、主役カップル達にこれといったドラマがないうちに ( 「海人」と「イチカ」はアクシデントで同居するようになったものの、お互いここが好き、ここに惹かれたという具体的描写がなく、デートすらもしていない。 ) 何となくいつの間にかの観念的やりとりだけでのカップリング成立とは、どうにも説得力がない。

 決して面白くない訳じゃないんですが、主役の「イチカ」を敢えて殺して、「柑菜」や「哲朗」、「美桜」達ばかりに感情移入させようという黒田氏のストーリー、実際「イチカ」よりも「柑菜」や「美桜」の方がファンが多いようだし、ここまでやってしまうと「イチカ」が『宇宙人かつ年上の先輩』という設定がまるで生きてこないし、一体何がしたいのかという製作意図もよくわからなくなってきました。



 ・・・・・さて、終盤近くで「イチカ」の姉が登場しましたが、おそらく「イチカ」を連れ戻しにやって来たんでしょうね。
これで帰る、帰らないの一悶着あって、最後は「あの花」じゃないけど定石通りのみんなでお見送り、「柑菜さん、海人くんをお願いね。」のイチカサヨナラ模様のお涙頂戴展開となるんでしょうか。

 ここまで「イチカ」が噛ませ犬になるとは、またこんなグループ交際劇になるとは夢にも思わなかったし、「おねてぃ」や「ツインズ」に似たものを期待した自分が馬鹿だったのか。
少なくともこの旧2作に比べれば、アニメとして場面場面の演出の出来はともかく、本作が創造的インパクトに欠けるのは確か。
こんなパターン通りの展開は見たくないんだけれどもねぇ。
 
 今「あの夏」はどんなアニメですか?と聞かれたら、「ああ、月並みなグループ恋愛劇に、ちょっとだけ宇宙人が絡むお話ですよ。」と答えてしまうかもしれない。
まぁ、是非そうなって欲しくないとは願いますけど、どうも岡田麿里ストーリーに似たものを感じてしまう。



第10話 「先輩と僕らの。」 







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HARIKYU さんのコメント (2012/03/16) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]

名もなき詩人さん、引き続きのコメント有り難うございます。

その通りだと思います。
さしもの黒田氏もこの命題をうまく処理しきれずに、宇宙人ストーリーとグループ恋愛劇が融合せず、噛み合わなくなってしまったという感がありますね。
さらに「イチカ」ストーリーについても「みずほ」と被らないようにするともうほとんど描くところない、というような具合で容易に筆が進まなかったんだろうなぁ、とこの1~2話を見て急に思うようになりました。
正誤の程は別として商業ベースで「作らされた」作品の悲しさを垣間見る感じですね。

まぁ、いろいろなアニメブログを巡ってみると、おおむねこの恋愛群像劇の部分については案外好評なようです。
なかなか私達のように深層まで読んでいる人はいないみたいですが。(^_^)
名もなき詩人 さんのコメント (2012/03/15) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
うーん、何か2度手間をしてしまった気分です。

実は書かなかった部分で、この作品企画ありきで、黒田氏と長井監督がそれを実現する人物として選ばれたと言う逆転作品なのではないか?と思いました。

書かなかった理由に以前HARIKYUさんは黒田氏ありきでスタートしてるから、黒田氏主導の作品だろうとおっしゃっていたので、それを根拠無く否定するのも良くないと思って書かなかったのですが、なるほどHARIKYUさん話が進んでいく中で考えが変わってきていたのですね。

ほぼ私の考えと同じだと思います。誰がこの作品を考えたは知りませんが、あの花みたいな群像恋愛劇を黒田氏の宇宙人ストーリーでやってみたらどう?って言い出した無茶な人がいたのではないか?と疑っているところあります。

仮にそうなら、黒田氏がそれをどういう気持ちで引き受けたかは、私達には知る由も無しですが、仰るように「おねてぃ」でやりつくした感もあり、複雑な気持ちだったのではと…。
HARIKYU さんのコメント (2012/03/15) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]

名もなき詩人さん、毎度拍手とコメントを有り難うございます。
今回も名もなき詩人さんのコメントにほぼ同意できますね。

まぁ、細かいところはともかくとして、
本作は回を重ねて見ていくつれ、これは黒田氏の創作能力とか云々言う前に制作側の販売戦略というか、商売的なものが多分にあるな、とプンプン感じるようになったんですよ。

以前の感想で本作は「ギャルゲーアニメみたいだな。」と書いたんですが、曰わくヒロイン以外のサブヒロイン達の見せ場を多くして底辺のファン層を広げ、DVDの売り上げを伸ばそうという目論みだろうと思う。
売れてナンボの深夜アニメですが、「おねてぃ」の頃とは視聴者のニーズも随分変わってきている訳で。
「イチカ」:「柑菜」:「美桜」の見せ場を5 : 3 : 2くらいの比率で描けという、黒田氏ではどうにもならないプロデューサー側からの指令があったのではと思うようになりました。
目下のところ、「イチカ」と「柑菜」の比率が逆転しちゃってますけど、宇宙人と地球人の恋愛は「おねてぃ」で書き尽くしてしまった黒田氏の中で混乱と葛藤があったのではないかと考えていますけどね。
名もなき詩人 さんのコメント (2012/03/15) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
私は人の好みの問題だと思う点が強いです。ベタと言うかパターンと言うのはある程度しゃないかと思う面があります。それよりどう女子キャラを魅力的に描くか?ならそこそこは合格点だと思います。私自身ベタ嫌いなのですが、恋愛模様も一種の人間ドラマだと思うと、人間ドラマって筋よりキャラのやり取りやキャラの描写の方が重要になると思います。

しかし拍手したのはやはりイチカが駄目ってのは同意です。次にそのイチカに関係した宇宙人設定。以前から書いてるこれ黒田さんじゃなきゃ作れないの?そこが甘いのが冴えない点ですね。一人の作り手の立場になると、いろんな引き出しがあるのは間違いなくメリットです。しかし受け手側からするとその人の最高点を常に見たいわけで、作る側と見る側のずれと言うのがあるなと感じます。

後宇宙人設定ですが、終わり次第ですね。しかし今の時点はこの設定の生きて無さはひどいですね。

1シーズンで詰め込みすぎじゃないか?これに関しては、この作品では確かにそうですが、1シーズンが短すぎるとは思いません。イチカどう魅力的に描くか?そこがキャラ設定からすべて冴えないと感じます。スタートから冴えないキャラが終わりまで冴えない。ピンでは勝負できないから、アイドルグループでと言う流れと同じだと思います。これ恋愛劇と言うより作品の本質は、女子キャラで魅せるギャルゲー原作と似てると思いますよ。イチカも複数要る女の子の中の一キャラに過ぎないと言う感じだと思います。

複数ヒロインの作品で、独自設定があったり、ストーリー進行に強く絡むメインヒロインはあまり魅力的じゃないです。この点メンマは出来が良かったなと思います。逆に言えばメンマの様な良く出来たメインヒロインと言うのは稀だと感じます。イチカも良くある冴えないメインヒロインに落ち込んでしまったなと思う感想があります。とても難しい問題を含みますが、冴えないヒロインを無理に描写すると見苦しい作品になる事があります。これは卵が先か鶏が先かになりますが、私は潔く切り捨てた方が良いと思います。この点は多分HARIKYUさんと考え方が違うと思います。ゆるゆりなんてその典型ですが、上手く描写できないキャラっていると思います。後から魅力を増せば良いじゃないか?これってあんまり上手く行かないです。あかりは、思い切ってかげ薄いとネタにしてしまって人気が出た稀有なキャラだと思います。

尺不足だと思わないのは、ちょうど良いか?と言われたらそれは違うと思います。でも詰め込みすぎてイチカが割を食ってるというよりも、私は初期設定、次に二人の恋愛描写を進めるまでのイチカ個人の魅力が描かれて無い、そこをもっと問題視します。イチカはそれなりに描写されていると思います。そこが魅力的に写りませんでした。そういうヒロインと主人公をしっかり描写しても果たして二人の物語は魅力的に見えるか?といわれたら私は否定的です。

後前回のコメントの返答になりますが、岡田さんの持ち味は群像恋愛劇ではなくて、女子キャラのドロドロした関係や心情かと思います。宇宙人ラブストーリーが軸で、そこに特別意識したわけじゃないですが、群像恋愛劇でやったという形かと。HARIKYUさんが月並みなグループ恋愛劇と指摘したのが当たっていると思います。特にここ意識した訳じゃないと思います。なのにこの軸の宇宙人ラブストーリーとすこぶる相性が悪い。当たり前の様に良くある形なので群像恋愛劇でやってしまったが、その相性の悪さをあまり詰めてなかった。私はこの作品はアニメに対して実写系の良くある群像恋愛劇をベースにするとアニメならではの独自設定をどうするか?は課題になるという良い反面教師の様な作品になったと思います。例えラストで生きてきても、あまりに途中どうでも良すぎる…。

私は以前日記に書いたのですが、あの花の幽霊設定は実は実写で数多くあります。幽霊をベースにしたラブストーリーは数多くあります。ですが、宇宙人はラブストーリーではなくてSFのジャンルになってしますね…。

何が起きてるかと言えば、脇の普通の恋愛劇は実写的に映えるけど、主役二人のアニメ的設定の恋愛劇は冴えない。この分離が起きていると思います。2兎を追うもの1兎も得ずの典型だと思います。最近こればかり書いてる気がします。ただアニメって基本ごった煮なので、そのごった煮の組み合わせの悪さが数多くの作品で出ます。HARIKYUさんが前者のものに飽きてるのは知ってるので、好みじゃ無いのは分かります。ただ作品として駄目か?と言えばその部分はそこそこ見れます。しかし、どうにも組み合わせた宇宙人ラブストーリーが見れない。ヒロインも魅力は無いし設定は生きてないしで…。

まだ見て無いですが、ラストありきでやってしまった宇宙人設定じゃないか?と思えて仕方ないです。こういう作品って途中がつまらなくなるので、ラストなるほどと思ってもそれまでに気持ちが離れてしまってるので、TVアニメとしては駄目なんですよね…。

この作品ラスト次第ですが、いままでの見ると、実写的な宇宙人設定無しの一方通行ラブストーリーで実写的な群像恋愛劇で作ってしまえばよかったと思う面があります。そうやって作れば、イチカの魅力が少なくても、女子キャラすべては当たりは無いよと割り切れましたし、作りが地味なので一人ぐらい地味なキャラが居てもバランス壊す事無いです。この作品宇宙人ラブストーリーが目立ってしまってるので、イチカが魅力が無い事があまりに作品の足を引っ張りすぎます。おねてぃとはこの作品全く別物なのにおねてぃと基本構造が似すぎてるので、イチカの魅力の無さが際立ちます。それもマイナス点ですね。

実写的な群像恋愛劇自体はそこそこだとな思うのは、玉突き告白がちょっと面白いからです。皆誰かの影響を受けて告白と言う形になっています。玉突きの連鎖事態はイチカでずれてますが、みゆからは上手くてつろーかんなと玉突きに告白していきます。イチカもかんなに押されて告白しようと思ったら、それを受けてカイトからと上手く出来ています。お話的だと思います。でもこれ何か上手く人間同士の心のぶつかりを描いていて面白いなと思いました。


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