アース・フォール

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=>古記事2017/03/14 文明の利器に意地で対抗

1.
2017/03/18 「アース・フォール」 分類: B級映画
[この書込みのみ表示(記事URL紹介用) / 編集 / 削除 / トラバ送信 / 共有分類に追加(タグ付け)]拍手:6個

そんな異変が実際に起きたら、もう人類に打つ手段などないって線引きはB級映画世界にはありません。

物凄い密度の隕石群が地球に向けて落下し、

家族らしき3人を乗せた、ごつい軍用ジープが降り注ぐ隕石群を躱しながら疾走するのですが、
野原のど真ん中でガス欠になったのか急停止してメインタイル。
…物語中盤のシーンを流す事で、何が起きたのか視聴者に興味を抱かせる手法ですね。

2週間前。

小説家「スティーヴン」が自宅でPC相手に新作小説を執筆しているところに、

青年「ヴィンス」が、地球規模で大異変が起こりつつあると、セリフ一括説明。

場面は天然ガス採掘会社勤務で超多忙な女性幹部「ナンシー(スティーヴンの妻)」を映し出し、

2人の娘「レイチェル」は友人達とコンサートに向かいます。

そんな中、何の前触れもなしに超巨大隕石が地球の至近距離を通過し、

小型の隕石が幾つも大都市を直撃。
…ガミラスの遊星爆弾攻撃か。

NASAとかSETIとかは何をしていたんだ、と思いますが、起きてしまった事は仕方がない。
出発しようとしていたレイチェルと友人たちは強烈な衝撃波に襲われ、クレイグ君が名前を呼ばれて早々にリタイヤ。

…出番10秒、セリフは「マジかよ」で終わりの端役でも、スタッフロールには立派に本名が出るのが救いです。

10日後、地表は壊滅状態となり、大都市は世紀末救世伝説でも始まりそうな状況ですが、

郊外は全く被害が及んでいないようで、スティーヴンとヴィンスは妻と娘を探して車を走らせていますが、
車はガス欠になり、仕方なくこの先にあるはずの給油施設まで車体を押していく羽目に。

その頃レイチェルと男友達「マット」 女友達「アリー」は、避難所がある西へ向かって山道を歩いています。
で、安全のため会社から出られないナンシーは他の社員と共に、当北西エリア資源担当のキーリーから、

「現在地球は、あの巨大隕石に引っ張られる形で軌道を外れてしまった」と説明を受けます。
…銀河鉄道999の停車駅に選ばれそうな星になってしまいましたな、地球。

地球が軌道を外れたら壊滅規模の天変地異で、とっくに人類は絶滅しているだろうけど、それはさて置き、
給油を終えたスティーヴン達に、超巨大爆風が襲い掛かり車は横転。
その頃、ナンシーは自分の研究が「SAFE作戦」と名付けられアクセス不可になっている事に気付きますが、
彼女の心配は夫スティーヴンと娘レイチェルの安否。
…しかし異変から2週間経過しているのに、放浪状態のスティーヴン達は水と食料をどうして調達しているのやら。

車を失ったスティーヴンとヴィンスは、

給油所や避難所チラシに掛かれていた「45.05-104.2」について頭を捻りますが見当もつきません。

そしてナンシーは同僚の男「トニー」と一緒に会社から逃げ出し、

レイチェル達は二人連れの男に救われ、

「45.05-104.2」は、無名のハッカーが調べ出したデータである事が明かされます。

その頃、会社の会議室では、軌道を外れた地球がアステロイド帯に向けて進んでいる事が懸念され、
それが現実となった場合、地球が消滅する確率は85%。
…つまり、隕石を落とす展開は手垢まみれだから、地球の方を隕石に突っ込ませようと発想したわけですな?

スティーヴン達が無人と思われた農場から車を失敬しようと思ったら生存者がいました、とか、

また無数の隕石が落下し始めましたとか、色々あって、直撃を食らったマットが死亡。

で、例の数列が「北緯45.05、西経104.2」である事が明らかに。
…だから何?という展開ばっか。

二人連れの男と移動を続けるアリーとレイチェルは、彼等に不信感を持つも他に頼れる者はなし。

ナンシーの方も巨大嵐に襲われて民家に立て籠もるのですが、トニーが帰らぬ人に。
…冒頭シーンで、スティーヴン家族しか生き残っていないのですから、死亡要員だとは分かっていました。

3グループはそれほど離れた場所にいるわけでもないのに、超大型嵐に襲われたり襲われなかったりが不自然。
で、検問に遭ったスティーヴン達は何故か避難所入りを許可され、SAFE作戦が実行に移されるまであと僅か。
…物凄い行き当たりばったりな展開。


レイチェル達は、連れの男達が哨戒中の兵士を射殺してしまった事に混乱し、
待避所では軍に救助されたナンシーが重要人物扱い。
どうやら政府がナンシーから奪った計画書は、地球を災害から救う最後の手段になる模様。
…彼女が天然ガス採掘の技師という設定が、どう物語に関わってくるのやら。

軍と政府を信用するか否かでレイチェル達が口論となりますが、そこにまた隕石群が落下。
…こうもブツ切り展開ばかりを繰り返されたらフラストレーションがたまります。


避難所ではようやくスティーヴンとナンシーが感動の対面となり、

核保有8か国が500キロトンの核兵器を例の座標で炸裂させたら地球最大の天然ガス貯留槽が点火する。
結果、推力を得た地球は移動を止める…地球は風船ですか。
ハッカーが意味も知らずにあの座標を漏洩たため民間人への対応が政府を悩ませているというシーンを経て、
レイチェル達の姿を捕えた監視カメラの映像を見たスティーヴンとナンシーは、救助に出発。

…この時、レイチェルとアリーは2人の男に手籠めにされそうになっています。


地球がアステロイド帯に突っ込むまであと僅か。
核爆弾炸裂まで2時間、スティーヴンとナンシーは娘達がいるはずの場所へ軍用ジープを走らせ、
首尾よく2人を見つけるのですが、無政府状態では力こそ全て、とイカレ男達は銃口を向けてきます。
こういう展開は嫌いなので結果だけ報告すると、イカレ男2人を放置してスティーヴン達は脱出。
残り時間は7分を割ったところで車は故障したのか立ち往生となりますが、

そこに救助ヘリが飛来し、彼等は無事に影響圏から離脱。

そして、世界各国から発射された核弾頭ミサイルが例の座標に撃ち込まれSAFE計画は成功END

…その後、地球と人類がどうなったのか知る人は誰もいない(笑)

ジャケ解説の、軌道を外れた地球がアステロイド帯に突っ込んで大ピンチ、という内容に痺れて視聴。
この状況で人類が生き延びられるはずがないだろう、としか思えず、
以前レビューした、M18の地震を起こして地球の軌道を変える「アルマゲドン2014」も大概でしたが、
それを遥かに突き抜けた天体衝突作品が出て来るとは思いませんでした。
SAFE作戦で地球は元の軌道に戻ったような描写がされていましたが、
「取りあえず核爆弾使っとけ」な力技が地球救済になるわけが…
地球全体を異次元へ移動させて、巨大天体が通過してからまた戻って来る程度しか思いつけない自分は、
想像力が豊かではないのでしょうね。

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H&J さんのコメント (2017/03/19) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
>はんぶらび様
コメントありがとうございます。

冒頭の演出は主要メンバーと大雑把な状況解説が出来ていたと思います。
端役の死亡要員は、それこそ早く処理しないと後半がグダグダになりますね。
緯度経度の情報についても、上手い持って行き方が思いつかなかったようで、
わざとらしさはかなりのものでした。
「ここに異変への解答がある」くらいは仄めかしてくれても良かった気が。

天変地異作品は、
前例のない異変理由と解決策を考えなければならないのが辛いところです。
結局は核爆弾でどうにかなってしまうのですから、締め方にそれほど大差はないのですが。
はぐれた家族を救うシーンも間延びしていて、余計な尺稼ぎにしか見えませんでした。

状況がトンデモな割に展開が大人しかったのが自分には今一つで、
あれで地球が元の軌道に戻ったのかくらいは、はっきりしてほしかったです。
はんぶらび さんのコメント (2017/03/19) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
>…物語中盤のシーンを流す事で、何が起きたのか視聴者に興味を抱かせる手法ですね。

序盤の構成は、人間関係やストーリーの発端は分かり易く伝えています。導入としては、上手い方だと感じました。

>…出番10秒、セリフは「マジかよ」で終わりの端役でも、スタッフロールには立派に本名が出るのが救いです。

ストーリー上重要でないキャラは排除するのが、映画を進める上での鉄則です。これができないとグダグダになります。
今のところ、B級映画にしては珍しく、分かり易くストーリーが進んでいます。

>「45.05-104.2」は、無名のハッカーが調べ出したデータである事が明かされます。

情報を伝えたい訳ですから、こういう意味不明な記号を書くことって、現実ではまず有り得ないですよね。
相手によっては悪用される危険性があるから、わかる人にだけ伝えたい。という状況とも思えないですし。

ただ、話は今のところ大きな破綻なく進んでいます。

>…だから何?という展開ばっか。

こういうのは、なぜ分かり辛い数字だけにしたのか、そこに意味がないと話に面白味が生まれない。

>核保有8か国が500キロトンの核兵器を例の座標で炸裂させたら地球最大の天然ガス貯留槽が点火する。

天然ガスを爆発させて推力を得るのでは?と推測していましたが、やっぱりそうでしたか。

>それを遥かに突き抜けた天体衝突作品が出て来るとは思いませんでした。

こういうSFパニック映画は、どうしても出オチ的な展開になりがちです。面白くするには、一般人では思い付けないトンデモ理論を生み出せる人でないと。
ゆで理論こそが、今のハリウッド映画で求められている。

>「取りあえず核爆弾使っとけ」な力技が地球救済になるわけが…

そういう力技な計画が簡単に成功してしまったので、起承転結の内、起承だけで、転結を省いてエピローグが始まった映画みたいです。
また謎の数字が、結局はハッカーのイタズラだったのも、残念です。情報を小出しに観客に伝えたいけど上手いやり方が思い付かなかったので、ハッカーの仕業で済ませた。そういう安直さを感じました。
レイチェルとアリーが二人組に手籠めにされそうになるシーンは、時間稼ぎとしか思えないし。シナリオの肉付けが出来なかったから、こういうシーンを入れたとしか思えないし。

ただ話自体は破綻がなく、B級映画の中ではマトモな方と感じました。面白くもつまらなくもない凡作。凡作だからダメな作品と感じました。
破綻が無くて分かり易いから、面白くなる訳じゃないです。


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