インターネットの活用方法
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1. 2013/10/27 「インターネットの活用方法 > Prismと情報セキュリティについて思う事」 [この書込みのみ表示(記事URL紹介用) / 編集 / 削除 / トラバ送信 / 共有分類に追加(タグ付け)]拍手:5個 1. NSAの活動とPRISM 2. PRISMという仕組み 3. PRISMの問題点 4. 利用者として覗き見自由な組織/仕組みが存在する事への対策は必要なのか? 5. 対応の結論として言えば 1. NSAの活動とPRISM アメリカの情報機関NSAの機密情報を公開して亡命した エドワード・スノーデン氏 ![]() によって、 ・外国指導者35人の電話を盗聴 ・現ドイツ首相の電話の10年前からの盗聴 ・フランスでは1年で7000万件の電話盗聴 ・国連でのビデオ会議の暗号を解読して盗聴 等々含めて、色々と情報を集めている事が明らかになっています。 2. PRISMという仕組み 暗号解読から、色々な埋め込み等もありますが、インターネット上の情報収集の方法としては、至って単純に米国の企業にメールの中身等を読ませるようにさせている仕組み、PRISM ![]() という仕組みがあります。 PRISMに協力している企業としては ![]() といった企業が協力している事が分かっています。 自分も使っている企業が多々含まれますね。 また、米国内でのインターネットアクセスの75%の情報にアクセス出来るとの事で、情報通信周りにもアクセス権限を築き上げている事が伺えます。 ![]() 端的に言えば、米国の企業は、米国政府には逆らえないという事ですが、グローバル活動をしていて日本含め米国外で多く使われているサービスも多くあるので、その影響範囲については利用者として注視する必要がある状態になっています。 3. PRISMの問題点 元々犯罪の疑いがあるものは、個別に認可を得ればアクセスできていましたが、それを一々個別に得るのが大変だということで、国家安全保障局(NSA)や連邦捜査局(FBI)が令状や企業の同意なしでも情報を参照できるようにしたシステムがPRISMです。 さて、これがテロ組織や犯罪容疑者に限って運用されていれば、まあ仕方ないかなとも思いますが、現段階では「米国にとって価値のある情報にアクセスする」という行動原理で動いていて、そこまで制限された動きをしている状態ではないようですね。 組織としての動きとは別に、個人として、「NSA情報監視要員、職権悪用で恋人や配偶者も「盗聴」」という、その職員個々人による問題事例もあります。 http://www.cnn.co.jp/tech/35037793.html 4. 利用者として覗き見自由な組織/仕組みが存在する事への対策は必要なのか? さて、そうした状況に対して、対策が必要なのか?という事になりますと... 政府・公共団体レベルでは、なるべく国産のシステムを使うという事は必要でしょうね。 時代の流れといっても、外国企業のクラウドシステムに簡単に移行してしまうのは、非常にリスキーです。 ルールとして明文化されていない活動であり、またオバマ大統領も諜報活動自体は是として発言している以上、その入り口を性善説で開けておくわけにはいきません。 企業レベルで言えば... 使う事での経済的利便性が余りに大きく見えてしまうので、使わないというのは中々難しいものですね。 ただ、「情報の価値が非常に重要な部分」については、可能な限り自社のものを使う、それが無理なら日本企業のものを使う、というのは、グローバルな競争をしている企業でしたら、リスク回避の観点で賢明な判断にはなりそうです。 スパイというのは、政府もそうですが、産業スパイというのも大きな分野ですからね。 個人レベルで言えば... そういうリスクがある事は分かっていても、使わざるを得ないというのが正直なところでしょうか。 国産企業のでそれなりに便利なのがあったら、そっちを使うというのはありすが、それもそれで企業単体としては小さくなる=それなりに信頼度も小さくなり、そこの従業員による個人裁量の不正アクセスの可能性も高まる、というのもありますし、国産のサービスを代わりに選んだから、信頼度が高まるというわけにも必ずしもならないかなと思います。 国内である分、情報へのアクセスインセンティブも、ある意味高まってしまいますので。 勿論自分のPCに全部情報を仕舞っておければ良いのですが、HDDやPCが壊れるリスクと損失可能性の方が、そうした情報リスクよりも上回ってしまうというのが感覚値ですね。 5. 対応の結論として言えば という事で、個人レベルでは、対応しようにもどうしようもない話になるかなと思いますが、主に米国にネット産業基盤が牛耳されている環境で、そこを利用させて貰う事により招くリスクについては、認識した上でネットサービスは利用していく必要があるかなと思います。 扱う情報のレベル、組織に応じて、情報を預ける為に利用するサービスについては、考えて使っていく必要がありますね。
2. 2013/06/01 「インターネットの活用方法 > 第一回: Google Driveとかネットドライブを活用しよう」 [この書込みのみ表示(記事URL紹介用) / 編集 / 削除 / トラバ送信 / 共有分類に追加(タグ付け)]拍手:2個 インターネットを使って便利なサービスの紹介シリーズ分類として使おうと思います。 一つ目の紹介は「Google Drive」。 ![]() PCを使っていて怖いのが、ディスクが壊れる事。 それで何度悲しい目にあったのか分りません ![]() それに対して、最近は「ネットドライブ」サービスが無料で利用出来るようになってきています。 その代表的なものの一つがGoogle Driveですね。 https://drive.google.com/ 2013/06/01現在、15GBまで無料で使えます。 以前はGoogle Driveの用途としては、Officeもどきのアプリ(Google Docs)をブラウザー上で使えるのでそれを使う為という位でしたが、やっぱりアプリとしてはGoogleのOfficeもどきソフトはMSのOfficeに比べて今イチと言わざるを得ないのですが、Officeとかで作ったファイルの置き場としては、大活躍出来るなと最近思っています。 配布されているソフトをインストールすると(Windows/Mac等対応)、ネットに繋がっている限りローカルドライブのように見える形で活用出来ます。 勿論Google Drive自体に障害が発生したり、ネット接続が切れてしまったら使えませんが、ネット接続が出来る事を前提に考えるのなら、ローカルでファイルを作るより、バックアップ体制含めて安全とは言えるでしょう。 なので、自分は最近はOffice等の文章はGoogle Driveに置くようにしています。 使った事がなくて、PCデータの破損可能性を減らしたい方は、是非お試しあれ。 ちなみにネットドライブはGoogle以外にも提供しているところはありますが、信頼度が重要なので、そういう観点でGoogleは悪い選択肢ではないと思います。 その他で信頼度の高い所をあげると、例えばNTT東日本とかもそうしたサービスの提供を開始するらしいです。
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