広島永川選手の引退報道に時代の流れを感じてしまった

総閲覧回数:10,784回 / ブログ拍手:678
アクセス記録[推移 / PV内訳(過去1日 / 過去1週間) / 外部アクセス元 (昨日 / 過去1週間) / ログイン論客足跡]
プロフィール私書
   /   /送済
評価(一覧   /)
投票   /共:   /
ブログ
[書く]
リンク集(無)
RSS購読
RSS
表示開始年月
<=次の記事 個人タイトルは獲れる時に獲った方が良い
=>前の記事 育成出身の大投手の千賀滉大選手

1.
2019/09/07 (2019/09/09更新) 「広島永川選手の引退報道に時代の流れを感じてしまった」
[この書込みのみ表示(記事URL紹介用) / 編集 / 削除 / トラバ送信 / 共有分類に追加(タグ付け)]拍手:3個

9月に入ったと言う事でかつての名選手の引退発表が聞こえ始める季節になってしました。
今日もヤクルトの4番で15年打点王の畠山選手の引退が報道されていました。
その中でショックを受けたのが松坂世代で広島の元守護神の永川勝浩選手の引退ですね。
去年一時期勝ちパターンに食い込んでいたしもうちょっといけると思いましたが今季限りの引退となりました。
今では「お化けフォーク」と言えばSBの千賀選手ですが昔は永川選手の代名詞みたいなものでした。

永川選手は割と劇場型のリリーフのイメージがありますが残した通算成績は大したものなんですよ。
通算165セーブは広島の球団記録であり150セーブ以上を記録した選手は過去に15人しか居ないです。
また今年中に山崎康晃選手に更新されるでしょうが新人で20セーブ以上の選手の中では165セーブは最多の数字です。
新人クローザーはその後中々厳しいプロ生活を送る選手が多い中守護神の座を再び返り咲けたのは素晴らしいです。
あと殆どリリーフ登板とはいえプロの1軍のマウンドで節目となる500登板も達成しているのは大したものだと思います。

しかし不幸な事に同時期には岩瀬仁紀と藤川球児という歴史に残るクローザーが居ました。
特に藤川選手とは松坂世代の同級生だったので当然のように比べられる立場でした。
(この辺りは3連覇に貢献した守護神である中崎選手が受けた山崎選手との関係に近いです)
「永川は優秀なリリーフだが1歩及ばないよね」という論評を当時ずっと言われ続けていたのを覚えていますね。

そういう声が大きかった理由としてはパワーピッチャー特有の制球のアバウトさによる不安定のせいでした。
特にネタにされる点としては暴投数の多さ。決め球のフォークの落差が大きい反面暴投の危険性のある球でした。
その為通算暴投数は歴代24位タイの57個で通算イニングが581.2なので約10イニングに1回と多すぎる数字です。
与四球数も多いタイプの為ランナーが出ると決め球が使いにくくなって苦しい投球になる傾向がありました。
後はフォークピッチャーの宿命である球が抜けると痛打される場面が良くありましたね。

それと永川選手は結局投手タイトルとは殆ど無縁の存在の存在だった点ですかね。
これはチームが今と違って万年Bクラスだったという条件で不利な面もありましたけど、
やっぱり野球は不思議なものでタイトルを取ると「良く無い日でも顔で抑える」みたいな事ができるんですよね。
最優秀中継ぎ賞や最多セーブ賞を何回も取った「岩瀬・藤川」というトップクラスの選手と比べると、
永川選手はそういうのは縁が無かったせいでどうしても評価されづらいものがありました。

ただ僕は大魔神佐々木以降のステレオタイプのクローザー像である「力のある直球に落ちる球」のフォロワーの中で、
一番「これは凄いな」と思わせるような球を投げていた投手は永川選手だったなと思ってますね。
特に決め球の「お化けフォーク」はテレビの画面から見てもビックリするぐらい落ちていたんですよね。
劇場だなんだと言われながらも4年連続で守護神だった実力はやっぱり馬鹿にできないものがありましたね。

そんな永川選手は万年5位だった広島を一筋で支えていたのが3連覇で報われたんじゃないですかね。
特に去年はプチ復活して苦しかったリリーフ事情を救った活躍をしてくれていましたし。
ただ僕が子供の頃から知っている選手がどんどん居なくなっていく寂しさはどうしても感じてしまいますね。

コメントする3個


シャルル さんのコメント (2019/09/09) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
コメントありがとうございます
そういえば広島の背番号20番は準永久欠番で北別府さんから譲り受けたものでしたっけ。
「先発→抑え」と来たので次は中継ぎで球団記録を作る選手だったら面白いですね。
ルミナ さんのコメント (2019/09/08) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
こんにちわ、コメントさせてただきます。

畠山選手の引退に加え、次期監督だと思っていた宮本ヘッドが退団、小川監督の去就も不透明と
スワローズもいろいろキナ臭くなってきましたが、それは置いといて。

永川投手はカープの低迷、同時期に藤川投手、岩瀬投手という名クローザーが
いた為なかなか光が当たらないのが不運ですね。
2006年から2009年のキャリアハイに
二度WHIPが1を切っていますし、防御率も1点台を二度マークしています。
(只、同時期の藤川・岩瀬が化け物過ぎます)

四球でランナーを溜めては痛打を喰らうという、
典型的な劇場型クローザーでしたが、
足を高く上げる投球フォームが絵になる投手でした。
北別府投手から受け継いだ背番号20が誰に継承されるのか、
どんな名投手が現れるのか、興味が尽きません。


[他の記事も読む]
<=次の記事 個人タイトルは獲れる時に獲った方が良い
=>前の記事 育成出身の大投手の千賀滉大選手


この論客の記事全て
↑上へ