「幕末ソーサリアン」追加【西南に没す】

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2018/12/28 (2018/12/29更新) ソーサリアンを語る > S巡礼記 > 「幕末ソーサリアン」追加【西南に没す】」
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1. はじめに
2. 明治に至るまでの西郷隆盛と大久保利通
3. 西南に没す
4. おわりに

1. はじめに

いよいよ最後の「幕末ソーサリアン」S巡礼記となります。

(追加シナリオは、水色表記)
夷国到来!黒船来襲
桜田門外の変
京都動乱(新撰組)
薩摩はなまむぎの夢を見るか?

奇兵隊
最後の将軍(鳥羽伏見)
上野に咲く朱き花

会津炎上
五稜郭最終決戦

西南に没す

西南に没す・・西南戦争のことでせう。
正確には、このときはすでに幕末ではなく、
明治の世ですが、最後の武士の内乱です故、
真の幕末という見方もあるわけです・・・・。
2. 明治に至るまでの西郷隆盛と大久保利通

西郷隆盛の像です。
西郷隆盛銅像1

西郷隆盛銅像2

彼は加治屋町で生まれ育ちました。
西郷隆盛誕生地1

西郷隆盛誕生地2

西郷隆盛誕生地3

薩摩の地では、先輩が後輩を教え導く「郷中教育」と呼ばれる
独自の教育が行われていました
(この説明書きは「維新ふるさと館にあったものです」)。
郷中教育1

郷中教育2

郷中教育3

薩摩の風土、郷中教育。
これは、西郷隆盛と相性が非常に良かったのかもしれません。
リーダー格として頭角を現すようになるわけです。
地方役人の頃には、農政の意見書をまとめ、これにより
島津斉彬に見出され、篤姫の嫁入りや将軍継嗣問題にも
深くかかわることとなるのです。
斉彬の命で関係者と連絡をとりあうなどし、誼を通じるようになり、
彼は周囲に一目置かれるようになるのです。
しかしながら、斉彬の死や安政の大獄により、追われる身となってしまい、
僧月照と共に入水自殺を図るに至ります・・・・。

僧月照の墓です。
僧月照の墓

ですが西郷は死なずに済み、奄美大島に(幕府から)潜居となりました。
桜田門外の変の後、公武合体政策により、やがて島津久光からの召喚により、
西郷は帰還を果たすこととなるのです。

ところがこの二人は相性が悪く、西郷は久光の怒りを買う事件が起こってしまいます。
そして西郷は、再び島暮らしを余儀なくされてしまうのです
(とりわけ沖永良部島の牢暮らしは健康を害したといいます)・・・。

二度にわたる島暮らし。
そんな西郷が薩摩に戻ることができたのは、世の流れの変化もさることながら、
大久保利通をはじめ、西郷を評する者たちの働きかけがあったことによるわけです。

大久保利通。
大久保利通像

彼は高麗町で生まれ、幼少期に加治屋町に移住。
大久保利通生い立ちの地

西郷隆盛とは親友兼ライバルとして切磋琢磨されました。
彼は西郷とは違い、久光に信頼されるに至るわけです。
大久保利通について1

大久保利通について2

西郷や大久保をはじめとする薩摩志士は、やがて禁門の変、長州征伐、薩長同盟、
戊辰戦争(特に鳥羽・伏見の戦い、江戸城無血開城、上野戦争)に深くかかわることとなりました。

こうして明治の世を迎えるに至ったわけです。
3. 西南に没す

明治時代を迎え、西洋文化に追いつこうと明治政府は様々な政策を行うのですが、
スムーズに事がすすんだかといえば、答えはノーです。
内部の権力争いもさることながら、「まずなにをすべきなのか」といった
優先順位の違いによる論争、財政難といった諸問題があったわけです・・・。

そのため、財政の観点では、徴兵令の導入による秩禄処分
(士族への秩禄を打ちきる政策)をすることで、財政の確保を図ったのですが、
当然のことながらこれは、士族の怒りを買うことになるわけです。
それが西南戦争に至る主な要因の一つです・・・。

また、岩倉使節団の一人として、西洋文化の現状を目の当たりにした大久保利通と
日韓の関係の悪化により生まれた征韓論
(西郷は征韓論ではなく遣韓大使論を提唱した)の間で
対立が発生してしまいます。
結果は、内政を最優先とする大久保側の勝利に終わり、
彼と袂を分かつこととなった西郷は鹿児島県に帰りました
(薩摩藩は、廃藩置県により鹿児島県となったわけです)。

不平士族たちは西郷に一目置いています。
そのため彼らは西郷を慕い、彼の指揮のもと明治政府打倒を願っているわけです。
西郷はそれを望みません。彼らが道を誤らないようにするため、
西郷は私学校を設立したわけです。

私が観てきた私学校跡は、鶴丸城跡の隣でした。
てっきり城からは遠いものと思っていただけに、
これには少々驚いたものです。
私学校跡1

私学校跡2

しかし明治政府は、続々私学校に集まった不平士族たちを
警戒し、密偵を放つなどのことをします
(そのなかには、西郷暗殺の指示もあったとか・・・)。
また、武器弾薬を大阪へ移そうともしていました。
これに激怒した私学校徒は、弾薬を掠奪するといった挙に出てしまいます。

そして遂に西南戦争がはじまるに至ります。

こちらは私学校跡の石垣の銃弾跡です。
当時の銃撃戦の凄まじさが感じられます・・・。
西南戦争の銃弾跡1

西南戦争の銃弾跡2

結論を述べると、政府軍の敵ではない・・政府軍の勝利に終わります。

劣勢に追い込まれた西郷は、一時洞窟に身を寄せます。
これがその洞窟です。
西郷隆盛洞窟1

西郷隆盛洞窟2

西郷隆盛洞窟3

ちなみに洞窟のそばには、西郷像もありました。
西郷隆盛像(西郷洞窟)

西郷終焉の地は、洞窟からわずか300メートルのところにあります。
ここで、別府晋介の介錯により、西郷は終焉を迎えたわけです・・・。
西郷隆盛終焉の地1

西郷隆盛終焉の地2

西郷隆盛終焉の地3

西郷隆盛終焉の地4

西郷洞窟にしても終焉の地にしても、鶴丸城跡からそれほど遠く離れていませんでした。
少々驚いたものです。

西郷の墓は、南洲墓地にございます。
西郷隆盛の墓

別府晋介の墓も同様にございます。
別府晋介の墓1

別府晋介の墓2

こうして西南戦争が終結しました(大久保はその後、紀尾井坂で暗殺されます)。

西南戦争官軍戦没者慰霊塔。
これは祇園之洲町にございます。
西南戦争官軍戦没者慰霊塔1

西南戦争官軍戦没者慰霊塔2

西南戦争官軍戦没者慰霊塔3
4. おわりに

不平士族の反乱はこれを以て、終わりを告げ、日本は真の新時代を迎えた・・ということになります。
さらば幕末よ・・・。

西南戦争の語りは以上です。
幕末ソーサリアン的には、西洋悪魔の怨念が西郷や不平士族に
憑依された・・というイメージになるのでせうか・・うーむ。

さて、薩摩の旅語りはこれを以て終わり・・ではありません。
次回がラストとなります。
それでは

コメントする(論客のみコメント可能記事)6個


カイネル・ドゥ・ラファティ さんのコメント (2019/02/05) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
ソーサリアンNextさん
コメントありがとうございます。

>今回は、Nextのメンバーだけでなく、ゲームブックを現役で執筆されている方など、
>さまざまな方で集まって作成していますので、お気に召すような物語があれば嬉しいです!

おお!それは楽しみですね♪

>#遅まきながら、今回の巡礼記、私のブログ(新時代~)からも
>リンクさせていただきましたm(_ _)m 改めて、今後ともよろしくお願いいたします!

早速確認させていただきました。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

それでは♪
ソーサリアンNext さんのコメント (2019/02/05) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
> ゲームブック好きの私としては、魅力的な企画です。
> 折をみて、じっくりとプレイしたいと思っております。

是非是非。
今回は、Nextのメンバーだけでなく、ゲームブックを現役で執筆されている方など、さまざまな方で集まって作成していますので、お気に召すような物語があれば嬉しいです!

#遅まきながら、今回の巡礼記、私のブログ(新時代~)からもリンクさせていただきましたm(_ _)m 改めて、今後ともよろしくお願いいたします!
カイネル・ドゥ・ラファティ さんのコメント (2019/01/19) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
ソーサリアンNextさん、コメントありがとうございます。
そしてご無沙汰しております。

>戦国、ご当地、幕末と、足掛け8年全100回近くにも及ぶ巡礼の旅、本当にお疲れ様でした!
>まさか幕末の追加シナリオまで巡礼いただけるとは思っていなかったので&4年ぶりの記事だったので、気付いた時には小躍りしていましたw

自分もまた、今回拍手及びコメントをいただけるとは
思っていなかっただけに、感謝の気持ちでいっぱいです。

>ソーサリアン Nextチームでは、現在はゲームブック版ソーサリアンとして
>SORCERIAN Textを開発/運営中ですが、巡礼復活を機会に、
>ゲームブック版幕末ソーでも作成してみようかな、などと俄かに考えています。

ゲームブック版ソーサリアン・・
ゲームブック好きの私としては、魅力的な企画です。
折をみて、じっくりとプレイしたいと思っております。

>どうぞ今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

ありがとうございます。
それでは♪
ソーサリアンNext さんのコメント (2019/01/18) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
戦国、ご当地、幕末と、足掛け8年全100回近くにも及ぶ巡礼の旅、本当にお疲れ様でした!
まさか幕末の追加シナリオまで巡礼いただけるとは思っていなかったので&4年ぶりの記事だったので、気付いた時には小躍りしていましたw

ソーサリアン Nextチームでは、現在はゲームブック版ソーサリアンとしてSORCERIAN Textを開発/運営中ですが、巡礼復活を機会に、ゲームブック版幕末ソーでも作成してみようかな、などと俄かに考えています。

どうぞ今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m


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