[特撮]ウルトラQ: 2020/08/31 シャルル


うるとらきゅー / ULTRA Q
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[推薦数:1] 2020/08/31 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:15(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 7705 ホスト:7631 ブラウザ: 5173
ウルトラシリーズの原点であり全てはここから始まった作品。
ウルトラマンと違ってヒーローが登場せず怪獣や怪異に対して振り回される人間を描かれる作品であり、
「毎週1話30分で完結する怪獣映画」というコンセプトは当時としては非常に革新的でした。
(「あけてくれ」や「1/8計画」など怪獣が登場しないトワイライト・ゾーンのような不思議な話も多い)
『これから30分、あなたの目はあなたの体を離れ、この不思議な時間の中に入って行くのです』
という石坂浩二さんのナレーションがまさにこの作品の全てを表している名文句でしょう。

怪獣のデザインを担当したのは第一期ウルトラシリーズでお馴染みの成田亨さん
この頃は既存の生物をそのまま巨大化させた怪物や東宝怪獣の着ぐるみを改造した怪獣も多かったですが、
その中でペギラやカネゴン、ガラモンなど非常に独創的なデザインの人気怪獣が誕生しました。
特にペギラは設定的にはペンギンをモチーフにした怪獣らしいですけどどう見てもペンギンでは無く、
外見的に鳥とも獣とも言えないまさに「怪獣」という存在でありウルトラシリーズの原点と言える重要な存在です。

シリーズの原点且つ設定的に最も縛りが無いこともあって非常にバラエティに富んだ作風なのですが、
その中で宇宙人に対する描き方が完全に「未知からの脅威」という描かれ方をしているのが独特の空気感を作ってます。
ウルトラマン以降は一部作品を除いてヒーローが宇宙人なのでそんな描き方がやりたくてもできないんですよね。
また当時の社会情勢が冷戦真っただ中で宇宙開発競争が盛んだったのも大きな影響を受けているのかなと思います。
人類が宇宙という未知の領域に踏み込んだ事に対して少なからず感じていた恐怖の空気感が盛り込まれているのかなと。
他には「宇宙からの贈りもの」や「2020年の挑戦」など「えっ、終わり?」みたいな切れ味の作品があるのも特色でしょうかね。

総評としましてはウルトラシリーズのファンなら原点として一度は見るべき作品だと思います。
所々チープだと思う部分もありますけど30分番組で怪獣ものをやろうとした試みは最大限の評価を受けるべきでしょう。
そんな歴史的価値も踏まえて今作の評価は「最高」でお願いします。



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