[特撮]仮面ライダービルド


かめんらいだーびるど / Kamen rider build
  • 友情
RSS
特撮/人形劇総合点=平均点x評価数724位754作品中総合点-7 / 偏差値44.54
特撮/人形劇平均点214位243作品中平均点-0.09=普通/75評価
2017年特撮/人形劇総合点21位22作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票
声優・俳優1.67(とても良い)57
音楽1.28(良い)57
映像0.70(良い)57
キャラ・設定0.19(普通)57
ストーリー-0.39(普通)57
友情42%24人/57人中
格好良い39%22人/57人中
面白い35%20人/57人中
楽しい33%19人/57人中
感動33%19人/57人中
もっと見る
属性投票する
作品紹介(あらすじ)

火星で発見された謎の箱ーー<パンドラボックス>を開こうとした瞬間、突如出現した巨大な壁から物語ははじまる。<スカイウォール>と呼ばれる壁によって、日本列島は三つに分断され、それぞれに「東都」「西都」「北都」という首都が生まれた。そのうちの「東都」には<スマッシュ>と呼ばれる未確認生命体が出現…。人知れず人類を窮地に追い込んでいた。そのスマッシュの前に立ちはだかる一人の青年、その腰にはベルトが巻かれ、彼の手には不思議なボトルが握られていた。「変身!」ーー天才物理学者の青年は仮面ライダービルドに変身して、スマッシュに立ちむかうのだった!
原作:石ノ森章太郎
脚本:武藤将吾
音楽:川井憲次
チーフプロデューサー:佐々木基

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:2017/09/03(日) 08:30-09:00 テレビ朝日 / 終了日:2018/08/26
公式サイト
1. 仮面ライダービルド PRE00 仮面ライダービルド | 東映[テレビ]
2. 仮面ライダービルド|テレビ朝日
Twitter公式
1. 仮面ライダービルド (@toei_riderBUILD) on Twitter
オープニング動画 (1個)
Be The OneBe The One
歌:PANDORA feat.Beverly 詞:小室哲哉浅倉大介 作曲:小室哲哉浅倉大介 編曲:小室哲哉浅倉大介 [ファン登録]
[もっと見る]
83,7099075
最近の閲覧数
1216161615266302222
1人の方がこの作品が特撮/人形劇として最高だと投票しています。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2018/12/22 / 最終変更者:mosukuwa / その他更新者: オルタフォース / 提案者:mosukuwa (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
2020/04/30 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(62%) 普通:0(0%) 悪い:6(38%)] / プロバイダ: 17532 ホスト:17511 ブラウザ: 8790
【良い点】
序盤のファウスト
ナイトローグのかっこよさ

【悪い点】
エボルト
エボルトが勝ちすぎてストーリーがおもしくない。
桐生戦兎
天才なのか? 私には無能しか見えない。
ヒロイン
かわいくない みんなの足引っ張りすぎ。
ベルナージュ
この設定いる。いない方が良かったです。
戦争
やる意味あるのこれ。
【総合評価】
序盤は良かった。あとからダメだった。

2020/04/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:8(73%) 普通:1(9%) 悪い:2(18%)] / プロバイダ: 10493 ホスト:10174 ブラウザ: 8823
【良い点】
<第1クール目:見応えのある謎解き>
主人公の戦兎は記憶喪失の男として物語が始まります。そして断片的な記憶はさらに謎を呼んでいく。1クール目はずっと戦兎の記憶と万丈の冤罪の証拠探しという形で物語が進んでいきます。とは言え、時に謎解き放ったらかしの回もありましたが、基本のフォーマットは戦兎と万丈の記憶と冤罪で進みます。純粋なミステリーとしても見応えがある上、特に戦兎の記憶喪失と記憶を無くす前の戦兎というポイントが、2クール目の戦争という題材に綺麗に繋がっていきます。非常に計画的な脚本で、その中でキャラクターも立たせていく(というより元からコミカルなキャラクターがギャグ場面ななどを盛り上げていく)ため、遅すぎず速すぎず、マンネリ化せず、非常にテンポが良いです。

<第2クール目:戦兎や万丈、一海たちの戦いに対する覚悟>
記憶を無くす前の戦兎が元凶となり、国内で戦争が勃発してしまいます。そんなシリアスすぎる空気感の中で、主人公の戦兎は戦争は自分の責任だと追い詰め、さらに禁断の兵器で理想に反する過ちを犯してしまう。それでも自分の戦う意味を戦争の中で再確認して奮闘していきます。この成長描写はとても見応えがあります。葛城巧であり桐生戦兎である、2つの人物を背負っているからこそできた展開で、とても燃える展開です。また、新キャラとして猿渡一海という傭兵が登場します。彼にも、仲間に記憶がないと偽ってでも守りたいものがあるため、自ら戦場に足を踏み入れます。記憶がないと嘘をつくという面では、ある意味戦兎とは対照的な人物です。守りたいものも、社員、家族、仲間の生活を支えること、社会に揉まれた彼と同年代の男性であれば彼の勇姿にグッと来てしまう人も多いのではないでしょうか。

・キャラクターの設定は仮面ライダー龍騎とは違う意味で、キャラクターの立ち位置や性格が世間の縮図のように思えます
・マスクやスーツのカッコよさ
・主題歌や挿入歌が熱い
・ナレーションや本編に挟まれる漫才が作品の清涼剤となってて良い

<最終クール:ブリザード、マスク割れ、新世界>
3クール目は一旦置いておき、ラスト4話でエボルトとの最終決戦が描かれます。ここでファンからの人気に応え、一海/グリスのパワーアップが登場します。しかし使えば死ぬという危険なもの。彼はこれまで戦兎や万丈、さらに幻徳と共に地球を守ってきましたが、そのストーリーでも完結できていなかったストーリーが、三羽ガラスの死です。そして、幻徳/ローグにとっては、父の死。この二つのストーリーを死という同じ経験を持って完結させていきます。これが非常に熱い。なんというか、最終盤だからこそ許される展開ですね。ですが、これがビルド終盤を爆発的に盛り上がらせていきます。

【悪い点】
<第3クール:地球外生命体エボルト>
このパートは万丈とエボルトがメインとなって動いていきます。万丈の成長描写が多く描かれ、自分の存在に葛藤しつつも仮面ライダーとして立ち上がっていきます。ここまでは素晴らしい。しかし、仮面ライダーエボルという仮面ライダーの登場によりパワーバランスも一瞬にして破壊されるだけでなく、さらにパワーアップしてキャラクターに憑依を繰り返して5話くらいが終わるというマンネリ化というかテンプレ、前半の新鮮な展開方法は何処へやら。さらには戦兎、というか葛城巧の父・忍が登場しますが、これが本当に...もうそのテーマは西都編で解決したじゃないか、またやるのかと突っ込まざるを得ないです。そしてまたそこに5、6話も使う。こんな展開の何が面白いのかと思ってしまいます。テンプレではないのですが、過去のテーマを再び持ってくるということも別ベクトルのマンネリです。さらに幻徳や内海も扱いに困ってしまったのかという扱い。内海は1クール目、幻徳は西都編〜首相退場までと48話がキャラとしては好調でしたね。

・アイテム音声はゼロワンのような英語中心の方が合っていたのでは?まぁただでさえ重い作風なので清涼剤が欲しかったのはわかりますが

【総合評価】
Vシネマのグリスのように、戦争をメインで、地球外生命体をサブエピソードにした方が良かったのでは?キャラとしては好きですが、エボルトというキャラで脚本を台無しにしている感じが否めないです。

戦争に危機感がない今の日本にこそ見て欲しい名作です。評価はとても良いで!

2020/04/10 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:219(59%) 普通:27(7%) 悪い:125(34%)] / プロバイダ: 8403 ホスト:8467 ブラウザ: 8862
【良い点】
主題歌。結局作品の展開とかけ離れていたけど。

【悪い点】
ヘボいアクション。
カタルシスのないストーリー。
イラつくキャラクター。
エボルト

【総合評価】
脚本家は精神科へ行くことを奨める。

2020/03/24 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(33%) 普通:0(0%) 悪い:2(67%)] / プロバイダ: 13454 ホスト:13298 ブラウザ: 8383
【良い点】
・ベストマッチなライダーデザイン
どのライダーも格好いい見た目をしています

・高い演技力
俳優陣の平均年齢が例年よりやや高く演技経験も豊富な人が多いので安心して見ることができます

・全話脚本
武藤さんが49話分執筆しています

・仮面ライダーの定義
愛と平和の為に戦う正義のヒーローが仮面ライダーだと示してくれたのは良かったです

・息抜きのあらすじ紹介とギャグ演出
ビルドは平成2期でも重めのストーリーなので軽いあらすじ紹介と演出は息抜きには丁度良かったです

【悪い点】
・話の後半から後付け設定が出てくる
「強制解除からの再変身は危険」という台詞が出てから再変身には負担がかかる演出が加わりましたが序盤やスパークリング回(14話)では普通に再変身していました

・活躍が少ない難波重工
西都代表戦が終わってからというものの鷲尾兄弟は最期までかませのままでした
内海もマッドローグになれたものの大きな活躍はありませんでした

・全然弱体化しないエボルト
エボルトの一部から作られた偽三羽烏を倒してもエボルト本人はピンピンしているせいで一海が無駄死にになったんじゃないのかと思ってしまいます

・実際はもっと強いジーニアス
エボルトに負けてばかりいるように見えるジーニアスフォームですが実は48話のエボルト究極体にしか負けて(変身解除されて)いません
逆にジーニアスフォームはエボルトに2回勝っています(41話は変身解除,44話は止め)
しかし苦戦している描写が多いのは確かなのでもうすこし脚本と演出で強さを見せて欲しかったです

【総合評価】
評価は良いです
楽しませていただきました

2020/02/08 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:514(79%) 普通:2(0%) 悪い:135(21%)] / プロバイダ: 2665 ホスト:2611 ブラウザ: 5213
【良い点】
●オープニング Be The One●
フィリピン出身のシンガーソングライターであるBeverly(ビバリー)さんが
歌っていますが日本人の方だと勘違いしてしまうほど上手いと思いました。
編曲や作曲にTMネットワークの小室さんと浅倉さんのユニットである
PANDORA(パンドラ)が参加しているのもあり、リズムに夢中になってしまう
作りになっていると思います。
パンドラボックスがビルドのキーアイテムになるわけですが、偶然なのかそれとも
それを知ってて起用したのでしょうかね。まぁどちらにしても曲は良いと思います。
女性が歌っていることもあり、今までの仮面ライダーとは一味も二味も違うのが
この仮面ライダービルドにおける戦兎が万丈と出会い、エボルドに立ち向かい
地球を救うまでのプロセスとしてのストーリーをこの歌詞は伝えていると思います。
●最も印象的なストーリー●
〜以下ナレーション〜
火星で発見されたパンドラボックスが引き起こしたスカイウォールの惨劇から10年我が国は「東都」「西都」「北都」の3つに分かれ混沌を極めていた
という衝撃的な言葉から
ストーリーに引き込む仕掛けがそこらに用意されています。
一時はビルドのデザインを見た時にWを参考にしたのかなと思いましたが、そんな
情報はどこにもないらしく、ファンの予測に過ぎないようです。
戦兎の設定は初代仮面ライダー(石ノ森先生原作)を強く意識しており、戦兎自身も
科学者としての一面と葛城巧というもう一人の人格に苛まれますが万丈に諭され
桐生戦兎として戦う決意をします。
壮大さとしてはこのビルドが一番ではないでしょうか。アギトは壮大という言葉では
表せないほどの神々しさがあるので違うと思います。

【悪い点】
●幻徳の意外な一面●
主にファッションセンスが壊滅的だという事実が明かされましたが、その設定は
あまり要らなかったと思います。こうゆうところで変なギャグを入れるから
緊張感が少し薄れるのではないかと思います。
演出がわざとらしくなければ許容範囲にしてもいいと思うんですがね。
●エボルトとベルナージュの戦いとは一体●
火星文明での戦いは本編やVシネマでも結局のところ、全く明かされず挙句の果てに
放置されてしまいました。ここはどうしても知りたかったのでがっくしです。

【エボルトという男】
こいつも仮面ライダーの中ではネタ要因にされている面があります。
別れの挨拶に「チャオ」なんです。イタリア語でこんにちはやさようならを
意味する言葉ですが、エボルトはイタリアをどうやって知ったんでしょうか
(笑ってしまいます。)しかし、ここまで余裕を感じさせてくれるラスボスという
のも新鮮ですね。設定が壮大なのは構いませんが、感情面が完全に追いついておらず
完全に独り歩きしながら物語が進んでしまったと解釈しています。

【一番の名シーン 第47話ゼロ度の炎】
僕が一番好きな回でグリスの死には思わず、涙が出そうなほどでした。
美空役の高田さんや滝裕可里さんの泣いている表情にうるっと来てしまって
後はエボルトの最終決戦に盛り上がりや意外性が欲しかったです。

【最終回について】
ビルドは「創る」「形成する」の単語で最終回は地球同士を融合させて
スカイウォールの惨劇がなかったことにしたのは仰天したと同時に
素晴らしい最終回だと思いました。

【総合評価】全部合わせると
ストーリー【とても良い】登場人物【良い】
音楽【良い】 演技【とても良い】 ストーリー【意外性が面白い】
と思いました。
しかし、どうしようか迷いましたがギャグとストーリーのバランスをコントロール
出来ていなかったように感じました。点数は60点です。
個人的には【とても良い】ですが、【良い】にします。
ストーリーという土台に人物が命を吹き込まれて迷ったり悩んだり覚悟を決めるという
ストーリーは道筋的にはありましたが、脚本の評価をすると重みが足りなかったです。
何故かと言うと幻徳さんのお父さんが庇って亡くなった時に血が出なかったのに
まじかよと思ったからです。悲惨っぽい演出ややりとりをしているように感じた為
この評価に致しました。
エグゼイドから子供にウケるような変なてこ入れが入ってしまったように感じて
おり、ゼロワンではそれが躊躇に現れていると思います。

2019/12/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(88%) 普通:1(12%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 313 ホスト:139 ブラウザ: 9181
【良い点】
ライダーのデザイン
深堀されたヒーロー像

【悪い点】
中身のない政治、戦争
迷走したシリアスとギャグのバランス

【総合評価】
昭和ライダーが持っていた悲哀、人体改造や天才といった要素を盛り込みつつ、いまの時代に合わせた平成版昭和ライダーといった感じです。
"ヒーロー像の追及"に関しては丁寧に書かれていて、見ていて唸らされました。
最初の桐生戦兎への印象は、他のライダーよりも戦う動機が薄いし、なんのバックグラウンドもなく"ラブ&ピース"も言っているだけでで、正直好きにもなれませんでした。
しかし、その裏にあったのは、記憶喪失ですべてを無くした自分を新たに形作るために実際は必死に演じていただけだった。だからこその強さと脆さが入り混じった中途半端な姿になったり、仲間や理解者が増えていくことで新たな桐生戦兎が出来上がっていく様子は素晴らしく、最後には好きな主人公になっていました。
また桐生戦兎の主要要素である科学に関しても、科学の素晴らしさと非道さ両面を見せて考えさせる作りも子ども向け番組としてはよいアプローチだったと思います。
一方で、政治や戦争に関しては、いくら子供向け番組とはいえ酷く陳腐な内容でした。
政治といっても、各政府の代表が三者会談と氷室親子が政治方針で仲たがいしているだけで、民意も駆け引きもまったくなし。戦争に関しても、いくらスカイウォールがあって大量破壊兵器での進行が出来ないとはいえ、ライダー同士の代表選で戦争の勝敗を決めるという結末には唖然としました(しかも2回ともこの結末だし)。戦争の残酷さもなにもなく、小さい子が見たら完全に戦争を誤解すると思います。そもそも大量破壊兵器が使える防衛側の方が有利なはずなのに、なぜか侵略側に太刀打ちできないという不思議。しかも東都に進行しているうちに裏を掛かれて北都が西都に落とされるとか、突っ込みどころ満載の転回で、この作品の足枷としかなっていません。
中身がないのに戦争や政治で重い雰囲気を醸し出してしまったせいで、今度は無理矢理にでも明るくさせる必要がでてしまったのでしょう。幻徳と内海をギャグキャラに走らせたのですが、またこれが酷かった。幻徳は寒いだけでまったくもって笑えないし、内海も劣化版檀黎斗にしかなれていませんでした。ここら辺は完全に負のスパイラルに陥ってましたね。
最後はエボルトという完全悪の地球外生命体を出して物語を帰結してしまうのだから、政治や戦争の要素は不要でしかなかったでしょう。

この作品はいいところと悪いところの差が激しすぎて、見る人がどこを重視したかで評価は大きく分かれると思います。

2019/11/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:42(95%) 普通:2(5%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 22913 ホスト:22844 ブラウザ: 10415
平成ライダーシリーズ19作目、仮面ライダービルドのレビューです。
世間ではよく「エモい」と評される作品ですが、実際に興奮・感動を次々と与えてくれる作品でした。

【良い点】

・二転三転するストーリー
本作の序盤は今までの作品でもあった、怪人をひたすら倒していく展開でしたが、一方で主人公の過去の謎を追うミステリー的な側面もありました。そして年明けからは東都、西都、北都による三つ巴の戦争になり、歴代シリーズでも激しい戦いとなりました。そして終盤には地球外生命体との最終決戦へと物語はヒートアップしていきます。
このように1年というどこかしらでダレやすい放送期間の中で、話が次々と転換&ヒートアップしていくため、見応えもあり視聴のモチベーションも保ちやすかったです。

・魅力的なキャラクター達
本作は仮面ライダービルド=桐生戦兎と仮面ライダークローズ=万丈龍我の2人をメインとして話が進みます。飄々としている一方過去の過ちや自分の生い立ちに苦悩する戦兎と、良くも悪くも直情的な万丈が、互いに性格が違いながらも歩み寄り、そして影響を与え合って成長していく様子は本作の大きな見所だと言えます。
また他のライダーも、兄貴肌な一方で重度のドルオタの仮面ライダーグリス=猿渡一海、時には戦兎らの敵として国のために戦いに身を落としていく仮面ライダーローグ=氷室玄徳と、主役ペアに引けを取らない魅力的なキャラクター達でした。ヒロインの美空や紗羽、ラスボスを務めるエボルトと、メインキャラはどれも良いキャラだったと思います。

・秀逸な仮面ライダーのデザイン
前作、仮面ライダーエグゼイドからの反動もありますが、今作の仮面ライダーは素直にカッコいいと思えるデザインばかりでした。特にビルドのデザインは、Wを彷彿とさせながらも更にブラッシュアップしたようなデザインに仕上がっており素晴らしかったです。
基本フォームがカッコいいライダーは強化されるにつれゴデゴテになり初期より微妙になりがちな印象がありますが、この作品について言えばどのフォームも非常にカッコいいデザインでした。
ライダーだけでなく、怪人やスターク・ブロスら疑似ライダーもナイスデザインでした。

・作り込まれた世界観、設定
本作は、パンドラボックスによって発生したスカイウォールで3つに分断された日本が舞台です。3つの都の間での政治的なやりとりや住民の往来の難しさなど、特撮でありながらもファンタジー風味な世界観にはワクワクしました。
ライダーの変身アイテムのフルボトルも、60本という種類や多さ、それを巡る争奪戦と、ストーリーの展開に一役買っていたと思いました。特にフルボトルに込められた意味やハザードトリガーの本当の使い方などは見てて唸らせられました。

・ヒーローとは、仮面ライダーとは何かを考えさせられる物語
主人公の戦兎は最初こそ典型的なヒーロー像のキャラクターでしたが、戦いが激化するにつれ何度も挫折し、自身を見失ってしまうことがありました。特に中盤以降は、「仮面ライダーは強大な力を持った兵器」という側面も描写されていきます。
そんな中、仲間たちとの出会いを経て、戦兎がヒーローとしての自分を「ビルド」していく所は本作の大きな魅力です。
戦兎だけでなく準主役の万丈始め他のキャラクターも、少しずつヒーローになっていく様子がとても印象的でした。

・俳優の方々の演技力の高さ
戦兎を演じる主演の犬飼貴丈さんを始め、平成ライダーでは珍しく演技経験者の方々でキャストが固められていました。そのため、キャラクターの掛け合いが違和感なく見られたと思います。
特に従来の平成ライダーシリーズにありがちな過剰演出が無かったため、一般的なドラマと同じ要領で見られるのが良い点でした。

【悪い点】

・カタルシスの無い終盤
予算の都合による怪人の出番の減少や、ラスボスの早い登場のためか、終盤は主人公たちがラスボスにやられてばかりの展開ばかりになったように見受けられます。特に最終フォームのジーニアスフォームは、その弊害をモロに受けてしまっていたと思いました。
ストーリーも最終盤までラスボスの計画通りに進んでいるのが焦ったく感じられました。

・大雑把な戦闘シーン
アクションについては良くも悪くも特徴が無かった印象があります。特に肉弾戦については拳や足にエフェクトがある、とりあえず高速で動くの2点に大体集約され、やや退屈な戦闘シーンが多かったです。ハザードフォームの戦闘やフォームごとに武器のある初期フォームの戦闘はなかなか良かっただけに残念でした。

・一部扱いの悪いキャラクター
仮面ライダーマッドローグ=内海成彰は初期から出ているメインキャラですが、その割には掘り下げが浅く、活躍シーンもあまりありませんでした。終盤はキャラの変遷や意外な状態など、扱いが迷走しているように見えました。
他のライダーとの活躍度比べて悪目立ちしてしまったと言えるでしょう。

・賛否両論なラスト
この作品のラストは、戦兎達のいた世界と別の平行世界を融合させ新世界を作るというものでしたが、融合元となった世界の人々の安否など、説明不足な点があったように思えます。この点は視聴した方々の多くが触れられている点です。
しかし犠牲が出て終わりと満足するのではなく、全員が救われる世界を作るよう目指したラストは個人的に満足できましたし、ラストシーンは本作品を締めるのにふさわしいものだったと思います。そのためこの点について自分はあまりマイナス評価はしていません。

【総合評価】

粗はあったものの、それを余りある熱さ・完動で補っており、見応えのある作品へと仕上がっていました。キャラクターもストーリーも魅力的ですし、見て良かったと思える作品でした。
以上が仮面ライダービルドへのレビューです。評価は、最高で。

2019/11/03 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:1(100%)] / プロバイダ: 13822 ホスト:13944 ブラウザ: 8279
【良い点】
・各ライダー・クリーチャー達のデザイン。
近年の作品の中ではインパクトを重視せず純粋に格好のいいものに仕上がっていて好印象。
・キャラクター達。
特に破壊衝動を持つ外道を全うしたエボルトはシリーズ屈指のラスボスだと思う。
キャラクターに関する悪い点については後述。

【悪い点】
・シナリオ。
大筋は良い。ただし端々に見える粗や不自然に差し込まれるギャグパートが良さをぶち壊しているのでは。
「戦争」というテーマは中途半端に描写していいようなものではない。各ライダーの一騎打ちで勝敗を決めるのなら、
街が侵攻を受けるシーンは必要なかったのでは?
ライダーウォーズ編が終わった後には延々と続くラスボスとの後出しじゃんけん。盛り上がらない。
やっていることは前年と同じなのにどうしてこうも印象が違うのかは、作品全体の出来に起因するだろう。
グリスブリザードに関してはまぁまぁ良し。しかしVシネクストでもう一度変身したことで評価が落ちた。一回きりだからこそあの展開で不意打ちを受けて軽く泣いてしまったのに残念。
「本編が終わってもVシネマで後日談やりますから」と東映から伝えられなかったのか、続編が作りづらい結末のおかげで辻褄が合わない。
「どうしてスクラッシュドライバーがあるのか」など突っ込まずにはいられない。
後者は主に氷室幻徳の私服ネタ。ただただ寒い。
戦いに駆けつけて一段落、変身を解いたらおかしな格好だった、とかで良かったものを自信満々にアピールしてドン引かれるなんて可哀そう過ぎて笑っていいのかわからないし単純につまらない。
ネタキャラ化に限らずシナリオの雑さに振り回された被害者と言える。
「野心家のドラ息子と思われたが実は光を受けた影響で、しかしライダーになったことで本来の人格が〜」とか最早ギャグ。後付けでどうにかするなら整合性を持たせる努力をしてくれ。
・多すぎるボトル。
60本なんて頭の悪い数によくGOサインを出したなと思う。売る気があるのか無いのかわからない。1年っていうスパンに甘えて横暴を働いたら結局無理でしたってか。殿様商売も大概にしろ。

【総合評価】
「悪い」というよりは「惜しい」としたいところ。
大森さんにはしばらく大人しく座っていて欲しかったが、今参加しているゼロワンも正直不安である。

2019/10/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:29(66%) 普通:1(2%) 悪い:14(32%)] / プロバイダ: 39592 ホスト:39597 ブラウザ: 10416
【良い点】
三組の組織のバトルかと思えば裏に黒幕が居たりなどワクワクする
キャラが立っている
科学や実験などを使っているため楽しめる
【悪い点】
なし
【総合評価】
仮面ライダーは外れはないとは言われるが、子供向けではなかったためウケが悪いだけでこちらの作品も分かれば大いに楽しめる作品である。

2019/10/23 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:380(35%) 普通:210(19%) 悪い:493(46%)] / プロバイダ: 22602 ホスト:22643 ブラウザ: 10902
平成ライダーは12年間もの間本作の様なマニアックな内容でここまでやってきたんですね...ここまで進歩がないのはある意味ゴイス。
あと敵とはいえああいうDQNをレギュラー格扱いするのはやめてほしい。子供に悪影響だ。

2019/09/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 483 ホスト:550 ブラウザ: 10416
【良い点】
○ライダーのデザインが純粋にカッコいい

○テーマが科学だったり、科学の産物である仮面ライダーが戦争の兵器だったりとテーマが斬新で良かった

○色々考えさせられる深いストーリー

○悪に否定されても、正義を貫き通す王道のヒーロー物語

○キャストの演技もよく、雰囲気も良かった

○作品のビルドという言葉に様々な意味が詰まっている

【悪い点】
○後半の展開が悪かった(大半の意見がこれ、でも自分はあまりそうは思わなかった、話としては必ず毎週進んでいると思う、そもそも仮面ライダーは日常的に出る怪人を倒してストーリーがちょっとずつ進行するものだから、ビルドは1話ずつ核心に迫っていって、壁にぶち当たったら倒すって物語だから違和感を感じてもおかしくない、ただあまり物語に必要のないシーンとかもあったので、もう少し話数が少なかったりしたらちょうどいい塩梅だったかも)

○ジーニアスが弱かった、というかエボルトが強すぎた(設定が無敵すぎると思う)

○設定が所々あやふやだったところがある

【総合評価】
エグゼイド終盤の頃面白いと噂を聞いて、デザインがあれだし、もう終わりそうだからと言うことで見始めたのがビルド。10年振りぐらいに見た仮面ライダー作品、最初は所詮仮面ライダーなんて内容は対して面白くないと思って見ていたが、これが内容がしっかりしていて濃密で面白かった!終始毎週楽しみにして見ていた、この作品のおかげで仮面ライダー作品に再び戻ってくることができた、1年間本当に楽しませてもらいました!

2019/08/07 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(38%) 普通:4(25%) 悪い:6(38%)] / プロバイダ: 30129 ホスト:30103 ブラウザ: 5213
キャラクターを中心に評価していきます

【良い点】
ライダーデザイン。特にビルドのハザードフォームとローグ

主題歌

あらすじ紹介

●万丈龍我
戦兎とは対照的に自分が守りたい人のために戦う熱血バカ。物語が進むにつれその様子は顕著になっていき、34話では自分の命を懸けてまで戦兎を助けようとしている。人柄も良く、視聴者も感情移入しやすい。エボルトから解放された途端空気になってしまったのは勿体ない。

●猿渡一海
当初は単なる戦闘狂かと思われたが、実際は自分よりも仲間を大切にし、仲間の為に戦う本作屈指の良キャラ。ドルオタというキャラ設定は最初はどうかと思ったが、終盤の美空とのやり取りでしっかり生かされていた。

●エボルト
本作のすべての元凶で、ラスボス。かなり計算高く、あらゆる所で暗躍しており、近年の悪役で最も目立っていた。仮面ライダーエボルも後述のブロスやマッドローグとは異なり、圧倒的な力で終始ビルド達を苦戦させていた。

【微妙な点】
クローズチャージやジーニアスフォームの扱い

●桐生戦兎
世界の愛と平和の為に自分が犯した罪に苦悩しながらも戦うヒーロー。キャラ設定はしっかりしている。また、21話で青羽を殺害してしまった時の犬飼氏の悲壮感漂う演技もとても良かった。一方で、自分のことを天才というナルシストな場面が所々あり、人によってはウザいと思ってしまう。また、すぐ自己犠牲という名の自爆特攻をしてしまいその都度仲間が助けるという描かれ方が度々あり、仲間に迷惑をかけ過ぎではないのかと思ってしまう

●氷室幻徳
当初は野心溢れる敵キャラクターとして登場し、戦兎達とは敵対しながらも国の為に行動するというシリアスな場面が多かった。ところが終盤、突然私服がダサい面白おじさんになってしまった。恐らく制作陣は、1話の紗羽さんをホテルに誘うシーンがウケたのに味を占めてこのようなキャラ付けをしたのだと思うのだが、あまりに唐突過ぎる上、寒い。

●滝川紗羽
情報収集係として度々行動していたが、戦闘シーンが中心になっていくにつれ空気化していった。一般人故仕方がないことだが、戦兎サイドで唯一エボルトとの因縁が無かったのも痛い。せめて難波重工との絡みがもっと多ければ…

●北都三羽ガラス
キャラクター自体は全くブレておらず、終始一海や故郷の為に戦う者達だった。問題は彼らの立場。初登場時は多くの人間を殺害し、ビルドやクローズを圧倒するという悪役側だった。しかし、彼らの死亡シーンはお涙頂戴的な物で、前述の悪役としての活躍しか見ていなかった視聴者は全く感情移入出来なかった。

【悪い点】
エボルト編のストーリーが特にグダグダだった。

スマッシュは使い回しばかりでつまらない

●石動美空
終盤目立っていたのは一海とベルナージュのおかげ。それ以外では全く役割がなく、ヒロインとは思えないほど本当に存在感がない。特に序盤の不遜な態度や、ネットアイドル「みーたん」は完全に見る人を選ぶ。

●難波重工
久々の人間のみで構成された悪の組織。だが、エボルトに尺を割きすぎた(というよりエボルトがあちこちで暗躍し過ぎた)結果、地味な扱いとなりいつの間にか壊滅した。日本を牛耳る企業だからもっと色々できたのではないかと思う。

●難波重三郎
難波重工のボスで、大物らしく常に不敵な笑みを浮かべ余裕を見せている。が、実際は協力者だったエボルトが裏切って自分を殺害しようとした途端、怯えだし命乞いをするという信じられないほどの小物だった。そのくせに、戦闘は部下任せで自分は国を統一て浮かれているなど全く活躍せず。この作品で最もいらないキャラ。

●鷲尾兄弟(ブロス)
キャラも戦闘も弱いくせに、中々退場しなかった。おまけにビルドの新規フォームの噛ませになったことは一度もない。ラビラビやタンタンの初登場時にぶちのめされて退場した方がまだ、印象には残った。

●仮面ライダーマッドローグ
変身者の内海は38話での狂人ぶりや突如判明したサイボーグ設定など、随所で目立っていた。だが、マッドローグが登場した時期は、エボルが覚醒した直後で、ビルドの最強フォームであるジーニアスフォームが登場する前。どう考えても噛ませになる未来しか見えない。案の定戦績は散々で、ビルドのライダーでは唯一劇場版に登場していない。こんなことになるなら初めから出さない方が良かった。そしてどうせ出すならエボルより前に登場させるべきだった。

【総合評価】
キャラの扱いがもっと良かったら、より面白くなったと思う。

2019/08/05 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(80%) 普通:0(0%) 悪い:1(20%)] / プロバイダ: 30283 ホスト:30597 ブラウザ: 10778
エグゼイドに続いてこちらもリアタイで完走したので感想を書きたいと思います。

【良い点】
①設定・ストーリーが非常に面白い
本作もストーリーが非常に面白い。
本作も序盤から様々な謎が提示され、それらが徐々に解明されていき、やがて驚きの真相に繋がっていくいきます。もう毎週毎週驚きの連続で次回どうなるんだろうという期待感に胸踊らされていました。
あと個人的に好きな展開がラスボスのエボルトとの戦いです。
エボルトは作中でも全ての事件を仕組んだ元凶であり、その強さは最早反則級で、彼が出て来てから数話程は主人公たちは苦戦続きでした(まともに勝てるようになったのは終盤あたりから)
毎週毎週主人公たちが勝つのでは緊張感が無くて飽きてしまうので、このくらいどうしようもない強さを持つ敵が出てきてくれたのは個人的に非常にワクワクしました。そしてこいつを倒す時も、ただ強力なフォームの力押しで倒すのでは無く、次元と次元を繋ぎ合わせて、それにより生じた空間の裂け目に追いやって分解するという、力では勝てずとも知恵と策略を用いた倒し方をしたのも面白かった。

②キャラが魅力的
本作もキャラが皆魅力的でした。
味方ライダー四人共、みーたん、さわさん。皆正義感に溢れており、直向きに愛と平和のためにエボルトに立ち向かう姿は心の底から感動させてくれました。

【悪い点】
特に不満はなかったので無しと言う事で。

2019/05/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(50%) 普通:0(0%) 悪い:2(50%)] / プロバイダ: 44872 ホスト:44692 ブラウザ: 8996
【良い点】
・王道の正義のヒーローを描いた点
・仮面ライダーのデザイン
・キャラ全般
・壮大なストーリー
・CG技術(一部除く)
・アクション
【悪い点】
・矛盾、説明不足が少なくない
・終盤の中だるみ展開
・アクション
・本編台無しのVシネマ
【総合評価】
人によって好みが分かれる作品なので対立が激しそうな所
アクションについては物によるので両方に入れた

[推薦数:1] 2019/03/25 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:1(100%)] / プロバイダ: 14079 ホスト:13900 ブラウザ: 8319
【良い点】
①各ライダーのデザイン
正直平成ライダーの中でもデザインセンスはかなり高いと思います。
ディケイドあたりから悪ノリした激ダサデザインが増えていた中、ビルドはシンプルにかっこよかったと思います。
ジーニアスやマグマなど最強フォームのデザインもカッコよいと思います。

②序盤〜中盤のストーリー
序盤〜中盤は伏線を貼りつつ、シリアスな展開をうまく描き、1話にかける濃度やメッセージ性が高く
「ストーリーが進んでいる」「これからどうなるんだろう」というワクワクがありました。
特にハザード登場あたりの葛藤は、主役の演技力の高さも相まって評価できました。

【悪い点】
③政治・戦争関連の作りこみがなさすぎる
まず序盤に思ったのは、政治・戦争関連で"リアリティ"を重視しているテーマにも関わらず、
指名手配されている万丈が少し変装しただけで簡単に国の施設に入れてしまったり、
少人数で簡単にパンドラボックスを奪えてしまったりとチープな展開が多く、
「3つに分断された日本」といった面白いテーマが形骸化している。
こんなセキュリティレベルじゃ国が成り立たない。まあニチアサなんでそのへんは割り切るしかないと思っていましたが...。

多くの政治家は出てくるが、小さい安っぽい部屋で3人が座って会議してるだけだったり、
国会のシーンがまるっきりなかったり、「国が機能している」描写が少なすぎて、安っぽい舞台のようだった。
シン・ゴジラを意識しているようなリアリティが大切なテーマにも関わらずリアリティが欠如しているため、あまり入り込めなかった。

戦争のシーンも、安っぽい兵器・兵士が陸上から攻めてくるだけで「戦争」という感じがゼロ。
いつもの仮面ライダーの戦闘となんら変わりない。西都が攻めてきたと言われても、申し訳ないがあまり悲惨さは感じなかった。
ビルドが軍事兵器だったわけだから、せめてファイズのライオトルーパーみたいに量産型ライダーがいてもよかったのでは...。

結局「戦争」とうたっておきながら最後は「ライダー同士の一騎打ち」で勝敗が決まるというのも意味不明...。
だったら最初からそうやればよかったんじゃないですかね。「ライダー」と「戦争」というテーマが結局うまいこと融合できていなかった。

東都はかつての日本のような専守防衛的な国防を掲げているという点で、まあそこはいいんですが、
幻徳が専守防衛などではなく現実的な国防を打ち出していて、その意見の対立までは良かったんですが。
戦兎が幻徳の行動を否定しておきながら「非現実的でもいいからラブアンドピースを掲げる」という事しか言っていなかったのがキツい。
戦兎が「一個人として」ラブアンドピースの理想を求めて戦うのなら構いませんが、
幻徳は「全ての国民を守る」という現実的な視点で戦っているわけで
「非現実的でもただラブアンドピースを掲げて戦う」というのは幻徳の考えに対するアンサーとして成立していない。
戦兎の考えは「一個人の行動理念」であって「国防」としては完全にアウト。国を守る立場という自覚がない。その点はかなり残念だった。

④終盤にずっと同じ展開を繰り返しているので新鮮みがない
中盤までは描きたいテーマや伏線の回収がうまい事言っていたように見える。
ただ、濃厚に張られたように見えても結局は「エボルトという異星人と戦う」というのみに落ち着いてしまったので、
結局いつもの仮面ライダーと変わらなくなった印象。
そしてエボルトが出てからは最初から最後まで「エボルトと戦う」という展開がずっと続くので序盤・中盤の濃密さもなく、
大体の序盤からの伏線も回収したためか急造されたロストボトルやパネルの設定により展開が引き延ばされるばかり。
エボルトが出てからは「ストーリーの深み」や「描きたい物語」がかなり薄かったように思える。

⑤幻徳のネタキャラ化
仮面ライダーローグ登場あたりまではめちゃくちゃかっこよかったんですけどね。
敵幹部から落ちぶれるも仮面ライダーとして復活し君臨。
でも「国を守りたい」という意志は一貫していて、
そのためにはラビラビvsローグ戦のようにわざと負けるように見せかけアドバイスをしたりと、かなり強キャラ感があったのですが...。
後半からはつまらないネットのイナゴに媚びてネタキャラ化、正直全然面白くないです。

⑥感情移入のできないお涙頂戴
三羽ガラスの死→三羽ガラス自体に視聴者が何の思い入れもないまま勝手に死んでいったのですが、
まあカシラは辛いだろうけどこっちとしては思い入れもないキャラが死んでも感情移入できませんし、
それをずっと引っ張っているので、「辛がっているカシラをただ見ている状態」にしかなれませんでした。

あと酷かったのは終盤の幻徳・カシラの在庫処理ですね。
エボルトにやられる・またはライダーシステムにより死亡という今更新鮮みもない死に方であっさり退場。
しかもぶっちゃけあそこまでドミノ倒しのように主要キャラが死んでいくと「どうせ復活するんでしょ」というのが見え透いており、
戦兎やヒロインが必死に泣いてみても、こっちは全く感情移入できませんでした。
感動させられる"風"の演出でしかないので、そんなので簡単に盛り上がれるTwitter民とかやっぱり薄っぺらいですよね。

また、ハザードの暴走で誰かを殺してしまうかもしれないために、美空に「ビルドを殺すスイッチ」みたいなのを渡してましたが、
そもそもYoutube配信での内海ローグとの戦いで
「ローグがハザードトリガーをベルトから抜くだけで返信解除できる」というのが確定してるんで
「死ぬスイッチ」じゃなくて「ハザードトリガーを外すスイッチ」にすれば全てうまくいくんですけどね。
それがずっと頭にあったせいで泣きながらスイッチを押す美空に全く感情移入できませんでしたね。

【総合評価】
まあそもそも仮面ライダー自体にめちゃくちゃ濃厚でシリアスな物語は求めていなくて、
シナリオ的に深い内容でなくても満足感があれば仮面ライダーとしては良いと思っています。
なので「そこそこシリアス」な内容を序盤〜中盤はしっかりやれていた点で「最悪」にはしませんでした。
ただ、粗はあったのであまり手放しでほめられる内容ではありませんでした。

エボルトの最強さについて風呂敷を広げすぎたんで「新世界を作ってみんな復活」はありきたりだけどまあしょうがないと思います。
冒頭のナレーションが伏線だったことも悪くないとは思いますよ。
ただVシネでそれも台無しになったみたいだし、まーーーたエボルトがでしゃばるみたいなんで台無し感はありますが。

もっと読む

「【良い点】演者の好演。これに尽きるのでは。特に桐生戦兎役の犬飼貴丈は葛城巧やエボルトをたくみに演じ分...」 by コリンたん


次のページを読む

この評価板に投稿する


2019/10/21 [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示] by (表示スキップ) プロバイダ: 22496 ホスト:22573 ブラウザ: 10902
本作を最後に平成ライダー氷河期はとりあえずの終結を迎える事になるのです。めでたしめでたし。

2020/06/05 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 10567 ホスト:10518 ブラウザ: 8825 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/涙流した/熱血/友情/可笑しく笑える/面白い/悲しい/考えさせられた/勇気貰った 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
映像最高(+3 pnt)
声優・俳優最高(+3 pnt)
音楽最高(+3 pnt)

もっと見る
1. 仮面ライダービル Vシネマ第2弾 by 僕、もらぃもん。
... Vシネマ「ビル NEW WORLD」の第2弾が発表されましたね。 仮面ライダーグリス クローズの方は受験が控えていたために見に行けませんでしたが、グリスの上映までに見ておきたいですね。 「ビル最終章」と銘打っていますから、しっかり「完結」させてほしいですね。エグゼイドのVシネマも内容は素晴らしかったですが、結局物語として終わり ...
記事日時:2019/02/17 [表示省略記事有(読む)]
2. 『ジオウ』スタート記念「平成ライダーランキング」 by 霧の童話
... ていた模様です。 「好きな平成仮面ライダーは ?」 https://animeanime.jp/article/2018/09/02/39875.html 第19位 仮面ライダーゴースト 第18位 仮面ライダー響鬼 同率第16位 仮面ライダーキバ、仮面ライダーフォーゼ 同率第13位 仮面ライダー剣、仮面ライダーウィザード、仮面ライダー鎧武 第12位 仮面ライダーアギト 同率第10位 仮面ライダーディケイド、仮面ライダービル 第9位 ...
記事日時:2018/09/02
3. その他::仮面ライダーアクション担当俳優が事故死 by 無限堂
... 時20分ごろ、千葉県白子町中里のホテルで、高さ約15メートルからの飛び降り訓練後に俳優野辺大地さん(21)=埼玉県東松山市=が意識を失って病院に搬送され、14日午前5時40分ごろに死亡した。野辺さんの所属先によると、「仮面ライダービル」などにアクション担当として出演したことがある。 茂原署などによると、頭を強く打っ ...
記事日時:2018/06/15
[もっと見る]

作品の評価またはコメントの投稿欄
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ