[特撮]救急戦隊ゴーゴーファイブ


きゅうきゅうせんたいごーごーふぁいぶ / Kyu Kyu Sentai Gogo Five
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1999年特撮/人形劇総合点1位12作品中
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作品紹介(あらすじ)

1999年、世紀末の地球に、大魔女グランディーヌを降臨させようと、災厄をもたらす悪の一族、災魔一族が飛来してきた。地上は天変地異にあふれ、やがて大混乱に陥った。

その頃、巽防災研究所所長・巽世界は、長男・纏ら5兄妹を救急戦隊『ゴーゴーファイブ』に任命する。纏(ゴーレッド)らは、アンチハザードスーツを着装、ビクトリーロボなどを駆使し、災魔一族に立ち向かう。
(Wikipediaより引用)
製作:東映
プロデューサー:福吉健矢田晃一日笠淳西平敦郎
原作:八手三郎
ナレーション: 郷里大輔
日本 開始日:1999/02/21(日) 07:30-08:00 テレビ朝日 / 終了日:2000/02/06
画像集サイト
1. http://www.super-sentai.net/sentai/gogo.html
2. http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/gogo5.html
オープニング動画 (1個)
救急戦隊ゴーゴーファイブ救急戦隊ゴーゴーファイブ
歌:石原慎一 詞:桑原永江 作曲:渡辺俊幸 編曲:渡辺俊幸 [ファン登録]
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最終変更日:2013/10/12 / 最終変更者:アセチルサリチル酸 / その他更新者: 憂色 / S・N / 634 / 羽幌炭鉱 / TCC / 提案者:宇宙刑事ジャンギャバン (更新履歴)
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2018/08/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:885(59%) 普通:337(23%) 悪い:272(18%)] / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 9177
家族の絆、人命救助といったテーマに呼応する熱さを持った作品。

レッドのマトイの印象がちょっと強いもののどのキャラも良いキャラをしていたと思います。
お父さんも子供が悩んでいる時にアドバイスしてあげているのはもちろん
身体を張って人命救助をしたり、敵の作戦を止めたりと
想像以上に活躍していて良いです!

敵側も最初は互いの作戦を貶してたり、邪魔したりといった感じで特別感が薄かったですが
中盤からは子供を道具としか思っていないグランディーヌ、母へ不信感を抱いて反逆する子供たち
早々に退場していったジルフィーザを復活させようとする二人・・・といった具合に
戦隊側とは違った家族観がよく出ていて良かったと思います!
ジルフィーザ、ディーナス、コボルダの死亡シーンは敵ながら悲しくなりました。
強敵感もかなりありました。

マトイの横暴な感じに関しては賛否両論ありそうなキャラクターですね。
かくいう僕も序盤での話も聞かずにナガレに酷いこと言うところとかは
嫌でしたが、メイン回を使ってそういった所が成長・・・とまで目立つものはないものの
『イエロー戦線離脱』の回ではダイモンに対して「お前子供を・・・」と途中まで言いかけているものの表情を見て
言うのをやめるなど確かに成長している所が見えたのでこの点はは受け入れられました。

ただそれにしても『黒い蛇のトラップ』の回でナガレの作ったシステムを真っ先に不満の声を上げて責める。
『無限連鎖を断て!』はその意見が最終的には解決の糸口になったものの
ナガレが必死に考えてるのを「ばかばかしい」とまで言ってしまう。
『ウエディングベル』ではマツリのためを思った行動とはいえ勘違いで兄弟大暴走のきっかけを作り、
結果マツリも傷つけてしまう。
などちょっと酷いなって点も記憶に残ります。
(こうして思い返すとナガレに対するあたりが全体的に強い・・・)

とはいえ熱血系のキャラ付けも口だけではなく、各キャラの中でも一番頑張っていたのも確かです。
それに自分が悪いことをしたわけではなくても自分が一番先頭に立って謝罪するなど
好感が持てる所もあります。

それに『美女がサイマ獣!?』の時の見合い相手が暴力的で痛い目に合うといった感じの回が
素直に笑えるのはマトイがこうゆうキャラだったおかげもあると思います。
なので総合すると好きなキャラクターになりました!

不満点はそんなに無いのですが、母親関連はちょっともやもやしました。
結局地獄にいたのはなんだったの? 母親の想いが!とかそうゆうのなんだろうけど
あの世とかじゃなくて「地獄」と表現されてると生死を彷徨ってるにしても
本編でも誰かが地獄になんかいるわけないよ!と突っ込んでましたけど え?ってなりますね。

評価は「とても良い」でっ!

2017/09/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(29%) 普通:1(5%) 悪い:14(67%)] / プロバイダ: 27768 ホスト:27666 ブラウザ: 4721
【良い点】
家族対決、それに伴う絆の描写
レスキューを重点的において戦闘との両立

【悪い点】
ブラックマックスビクトリーロボの唐突さ

【総合評価】
スーパー戦隊の名作のひとつ。
燃えるレスキュー魂!!

2017/01/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(84%) 普通:2(6%) 悪い:3(10%)] / プロバイダ: 532 ホスト:361 ブラウザ: 8905
【良い点】
・災魔一族という敵の強大さ
地球をマイナスエネルギーで埋め尽くし、グランディーヌを蘇らせることを目的としていたことや、災魔が文字通り災害をモチーフにしていたことなどから1話から敵の起こす作戦はかなり危ないものであり、それが緊迫感を出すのにいい効力を発揮したと思います。失敗すれば大勢の命が奪われるという状況だからこそ、そこに挑むゴーゴーファイブの熱いものが伝わってきたと思います

・救急戦隊であるということ
もともと戦隊は地球を襲おうとする敵に対して戦っていくことで人の命を守る正義のヒーローですが今作は救急戦隊ということでなおのことこの部分が強調されていたと思います

・熱血レッドの熱い演技
今作の5人は皆さん演技がうまくて素晴らしかったんですがマトイ演じる西岡さんの熱い演技には引き込まれるものがありましたね
ただ少々暑苦しいところはありましたがww

・多彩な脚本家
世代ドンピシャの時期の戦隊をやってらしたのもあり、熱血友情ものが好きな私には武上純希さんの脚本は個人的に好きなのですが勢い任せな部分があり、少々ご都合と言われても仕方ないかと思わせるようなところがあります。また戦隊全員で向かっていく回は熱くていいんですが個々のキャラを掘り下げるドラマはかなり苦手なようでちょっと・・と思わせるような部分があります。しかし今作はそんな武上脚本を補うかのように様々な脚本家が揃っています
前作ギンガマンでメインを務め、その後長い間特撮界で活躍する小林靖子
その小林靖子を投影から守った恩人とも言える宮下隼一
プリキュアシリーズのメイン脚本も務めた山口亮太
この名サブ脚本家たちが個々を掘り下げたからこそのゴーゴーファイブだったと思います

【悪い点】
・若干暑苦しいと感じるかもしれない部分がある
マトイがかなりの熱血でしてそこをいい点にあげたのですがそれが鼻に付く方もいると思います

・最終回に急に出てきたマックスビクトリーロボブラックバージョン
これは脚本家のせいというより制作側のせいだと思われますが最終回に新ロボ出してしかもうまくまとめろとか無茶すぎると思います
母親が帰ってくるところはすごく良かったのにもったいない

【総合評価】
メイン脚本の弱点を補うサブ脚本の素晴らしさ、そしてメイン脚本である武上脚本の持つ勢い、そしてキャラとそれを演じる脚本家の素晴らしさがかみ合った作品だと思います。欠点はあります。しかしそれを長所が補っている素晴らしい作品だと思います

[推薦数:1] 2016/03/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 45204 ホスト:45053 ブラウザ: 10172
ゴーゴーファイブはダサくてナンボな格好良さがウリだと思います。
特にビクトリーロボのラダーボンバーなんかはめちゃくちゃダサい!!笑
マトイのむさ苦しい程の熱血さや時に兄弟達に酷い言葉を浴びせるのも、ずっと父親代わりになっていた責任感から当然だと思います。
マトイ兄、顔もイケメンとはいえないし戦闘も決して強くないけれど何故かすごくかっこ良く見えて不思議です。
リアルタイムの当時はアツすぎるしスーツもダサくて途中で見なくなりましたが、大人になって見返してみるとそれが逆に心を打って目が離せなくなります。
へなちょこだけど頑張り屋なダイモン、クールで頼れるナガレ、優しいイケメンショウ、何気に一番アツい心を持っている(?)兄弟の花マツリ、みんなそれぞれがかっこいいです。(タイムやメガレンに比べると個性は薄く感じてしまいますが…)
個人的にダイモンが関わってくる回は泣ける話が多かった気がします。
実際に演者達が仲が良いらしいので、そこも涙ポイントのひとつになってます。
気になるのはマツリと敵の長女の顔がなんとなく似ている所ですね。
燃えるOP、泣かせるEDは最高です!
自分の子供が出来たら見てもらいたい作品です。

2015/11/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(58%) 普通:8(21%) 悪い:8(21%)] / プロバイダ: 103 ホスト:167 ブラウザ: 11783
【良い点】
兄弟戦隊で一番リアリティーがある。ファイブマンは悪く言えば、出来すぎた兄弟。
マツリちゃんが上手く中和点になっている。
兄弟戦隊で兄弟の似ている部分を引き出しているのはゴーゴーファイブ。
つかみどころのない親父マイク真木。

【悪い点】
見た目のデザインをもう少し頑張って欲しかったですね。

【総合評価】
マトイバッシングが多いですが、スーパー戦隊の長男で多いのは間違いなくマトイタイプでしょう。スーパー戦隊版寺内貫太郎一家という感じでしょうか(笑)。
でも、兄弟の似た部分を一番上手く引き出しているのはゴーゴーファイブと思いますね。
他の戦隊って、兄弟の似た部分を上手く引き出しているとは思えないですね。
最高に近いとても良いで!やっぱり、見た目MORE!

2015/11/22 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:40(82%) 普通:0(0%) 悪い:9(18%)] / プロバイダ: 5242 ホスト:5246 ブラウザ: 11029
【良い点】
99年にあやかって救急戦隊と言う発想
ノストラダムスの予言を上手く表してた
兄弟の絆はファイブマンより濃く描かれていた(でも皆年子とかなのに全然似てないけど)
名前通り最後迄5人で戦った(まぁ6人目が出たらゴーゴーⅥになっちまうし(笑))
変身中の役者のゴーグルの表情出し

【悪い点】
マスクやスーツのデザインがダサい
ファイブマンより兄弟愛を濃く描かれたのは良いけど↑の理由で殆ど説得力がない
レッド纏が兄貴の割りに兄弟を大事にしない、学や蒔人とは大違い
レスキューがテーマはウインスペクター、ソルブレイン、エクシードラフトでも有ったがこの作品はこの3つの足元にも及ばない
この作品からヒロインのパンツの色が黒になった(例外もあるけど)

【総合評価】
ぶっちゃけ此れは酷いですね、前作ギンガマンと次回作タイムレンジャーが良い為益々酷さが際立ちます。

先ず兄弟愛をファイブマン以上に濃く描かれていたのは良いですが兄貴纏がバカで兄弟を全然大事にしない所か罵詈雑言を浴びせ捲ります、ファイブマンの学やマジレンジャーの兄貴蒔人とは大違いです、この2人は兄弟を非常に大事にし兄貴としての役割を立派に果たしていたのに....。

後、レスキューと言うモチーフは上記通りメタルヒーローのレスキューポリスシリーズでも有りましたが兄弟愛の方が強く強調してまるで噛み合ってません。ウインスペクター、ソルブレイン、エクシードラフトはレスキューと言うコンセプトだけで(エクシードラフトは終盤神と悪魔の闘いになってしまいましたが(笑))非常に説得力が有りました。

上の続きですが折角兄弟愛を強く出しても、全員年子とかなのに全然似てない上に上記通り纏のバカうざさが手伝いまるで説得力が有りません、未だ敵組織の方が上手く表してた気がしました。

後、マスクやスーツのデザインも酷いですね、トッキュウジャーと並ぶご当地ヒーローレベルです。折角メカやロボットはカッコ良いのに台無しですね、非常に残念に思いました。

評価は当然最悪の一言に尽きます。

2014/10/06 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:700(51%) 普通:378(28%) 悪い:293(21%)] / プロバイダ: 26629 ホスト:26618 ブラウザ: 9931
「戦闘」と「人命救助」という性格の異なる目的を両立して活動する『レスキューポリスシリーズ』のコンセプトをフィードバックさせてアクション面の強化を図るのと同時に、善悪双方の人間関係を「兄弟」と設定する事で、従来作品以上に「家族愛」や「絆」といったヒューマニズム路線を強調した『スーパー戦隊シリーズ』第23弾。
オンエア当時は世紀末の真っ只中という事も有って、「ノストラダムスの大預言」に因んだ設定やネタが幾つか見受けられるのが、今と成っては妙に微笑ましいですw

ハードなエピソードの時には徹底的に主人公達を逃げ場の無い状況へと追い詰める辛辣さを発揮し、コミカル主体のエピではユルさとキャラ崩壊一歩手前の悪ノリを存分に見せ付けるなど、総じて硬軟バランスの取れた作劇は観ていて楽しめました。取り分け、巽兄妹の中で最も頼り無く精神的に未熟な四男・ダイモンが主役を務める回に、良作が集中していたような気がしますね。最終回で、挫けそうな兄妹達を何かと鼓舞する役割がダイモンに与えられたのは、彼の成長振りを示す上でも必然的に思えて感慨深かったです。
顔が透けて見える俳優用マスクとスーアク用マスクを場面ごとに使い分ける事に因って、変身後も常にキャスト陣がスーツを纏っているかのような印象を与えてくれるのはナイスでした。この俳優用マスクって戦闘シーンも然る事ながら、救助活動中の緊迫した雰囲気を煽るのに絶大な効果を齎してくれるんですよね。
惜しむらくは「地球征服を企む悪の組織」を相手にする戦隊シリーズの性格上、どうしても戦闘因りに物語のウェイトが傾斜してしまう為、次第に「救急戦隊」としての活動が減少してしまった点でしょうか。とは言え、視聴者側が「最近レスキュー活動やってねーじゃん」とツッコミを入れそうなタイミングでキッチリ拾う辺り、なんぼか良心的だったと言えるでしょう。個人的には、最終回のように戦闘と救助活動の二手に分かれて活動するシチュエーションが、も少し有っても良かったような気がしますね。折角5人も人員が居るんだし。

…と、或る程度番組コンセプトを踏まえた展開や演出自体に不満は無いンですが、既に何人かの論客さんが指摘されている主人公・巽マトイの「DQN兄貴」振りをはじめとする一部のキャラ描写には、首を傾げたくなるものが目立ちましたね。
いや、日常生活に於いては「長男の強権」を行使して弟達をコキ使おうと全然構わないんですよ。それもまた、「平和」な光景を象徴するものですしね。但し、第3話に於けるナガレのミスを一方的に責め立てた挙句、「足手纏いだからついてくんな ! 」と斬り捨てた件は頂けませんね。キャラが固まり切っていない序盤の段階で「ヒーロー」とは思えぬ高圧的な描写を入れちまったモンだから、そのあと幾ら「横暴で調子に乗り易いが根はイイ兄貴」という描写を見せ付けられても、それを最後まで受け入れる事が出来ませんでした。彼が「長男坊」でなければ、諸々のDQN振りも或る程度は割り切れたんでしょうけれど。
成長を遂げる時期にマツリと交流を持った事や、ゴーゴーファイブの「兄弟の絆」の前に敗北を重ね続けた事で「後々自我に目覚めるか ? 」と期待させたサラマンデスが、結局はグランディーヌの「道具」という凡庸な立ち位置のまま最期を迎えたのも肩透かしでしたね。反面、長兄のジルフィーザは憐憫の情を抱かせる最期が印象的だったんですが、それだけに中盤以降の長期離脱が口惜しい…。サラマンデスに実の無いドラマを費やすぐらいなら、その分ほかの兄姉達に割り振って欲しかったところです。

伏線無視で唐突に出現した「マックスビクトリーロボ・ブラックバージョン」なる冗談みたいな存在でケリをつけた点も含め、「コレさえ無ければ…」と歯噛みする部分が目立った事も有り、最終的には「良い」寄りの「普通」と相成りました。良くも悪くも「レッドのキャラ描写って大事だよなあ」てな事を、改めて認識させられた戦隊です。

[推薦数:1] 2014/05/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:409(55%) 普通:50(7%) 悪い:285(38%)] / プロバイダ: 13304 ホスト:13262 ブラウザ: 8937
再視聴したので、再評価します

本作品は、「救急戦隊」ということで、「人々を救う」というテーマを元に、作成された作品です
本作品のOP、EDは、個人的に凄く好きなんですけど、今回再視聴した際は、凄く懐かしく感じましたね
凄く個人的にですけど、「日曜の朝番組は、99年が全盛期」というのが、自分の中にあります
まず、朝7:00に起きて、寝ぼけながら、「Bビーダマン爆外伝V」を視聴し、7:30から本作品のOPで目を覚まし、
8:00からは、「燃えろ!!ロボコン」を、笑いながら視聴して、8:30からは、「おジャ魔女どれみ」のOPで、
めちゃめちゃテンションを上げ(「どっきりどっきりDON DON!!」のとこで↑↑↑(゜∀゜)イイ!)、
トドメの一撃に、9:00からは、「デジモンアドベンチャー」で絶頂◯◯して、全て見終えた後は、
「あぁ、俺の1週間の楽しみは終わった(´・ω・`)」と、非常に悲しく嘆くという...
勿論リアルタイムで、超ガキの頃視聴していたので、どれも思い出深い作品です

そして、本作品は救急戦隊ということで、シナリオが展開して行く訳ですが、「地球戦隊ファイブマン」同様に、「メインキャラ5人が兄弟」という設定があります
ファイブマンと大きく違うのは、「巽兄弟は母親が不在なだけで、父親はいる」という設定でして、親父の髭は司令官として勤めます
ですが、本作品は正直に言うと、全体的に中々良い作品なのですが、実に残念なところは、「登場人物の描写が酷い」という点でして、
勿論これは個人的な意見なのですけど、非常に勿体無い作品でしたね
まず、本作品はレスキュー隊の戦隊なので、災害(火災)で被害に遭った人々を助けるというシーンがあります
そして、メインキャラ5人が、火災などの被害に遭った人々を助けるシーンは非常に良いのですけど、コスト削減のせいなのか、
実は、このシーンに関しては、シナリオ全体の1〜2割程度しかないんですよね(3〜4割は欲しいところ)
つまり、「救急隊員としては、ほんの少しだけの見せ場しかなく、後は基本どの戦隊でも出来そうなことをしてる戦隊作品」なのが、本作品なのです
災害にありがちな、地震や津波などの災害の話も、作中では殆どありませんでしたし、基本は火災シーンが多少あるだけで、
後は街に出現した敵を殲滅するという活動が、本作品の主な展開でした
しかし、それはまだ良いとして、本作品がなぜ「登場人物の描写が酷い」のかを、具体的に述べようと思いますが、
本作品をパワプロで言うと、「能力がオールC、Bの野手なのに、特殊能力が、「チャンス1」「対左投手1」とか付いてるから、非常に使いにくい」ということでして、
シナリオ自体は良く、戦闘も良く、音楽も良く、役者の演技も良く、撮影演出は最高なのに、
そのわずかな欠点が非常に致命的過ぎて、どうしても高評価出来ないのが、本作品ですね

本作品で考えられる問題点は、「(1)メインキャラの描写が酷い」「(2)敵幹部の扱いが酷い」「(3)最終話の展開」の点でしょう

まず、(1)についてですが、本作品は上記でも述べたように、ファイブマンと同様に、「兄弟戦隊」という作品でもあります
ですが、自分ファイブマン信者なので、このような感想なのですけど、本作品は、「職業戦隊として見れば面白いが、兄弟戦隊として見ればつまらない」作品だと思います
逆にファイブマンは、「兄弟戦隊として見れば面白いが、職業戦隊として見ればつまらない」という...本作品とは完全に真逆の作品だと思います
「なぜ、本作品は兄弟戦隊として駄目なのか?」という点ですけど、簡単に言うと、「互いの兄弟が、全く敬愛してないから」ですね
つまり、ファイブマンの星川兄弟は、互いに兄弟として敬愛し合うシーンが、非常に良く描写されていたのに対し、本作品は、全くその描写が出来てません
そう思わせる1番の戦犯は、勿論馬鹿レッドの長男マトイでして、こいつは昔から大嫌いなやつですが、おそらく自分が触れたことのある戦隊作品の中でも、1番嫌いなやつです
「傲慢で、超自己中」「何でも、「俺が全て正しい! ( ー`дー´)」的な独裁者」「すぐキレて、相手に暴力を振るう」、
「何でもかんでも、気合いだの根性だので誤摩化す」という点です
特に、こいつがクソキャラと思ったのは、「17話 マトイの花嫁候補」でしたが、こんなマトイを気遣う優しい少女に対し、「戦場にやって来たから」という理由で、
少女にマジでブチ切れるシーンとかは、ホント「何コイツ?馬鹿なの?」と、本気で思いましたね(こんなDQNがレッドとか、真面目に失笑する)
そもそも、このマトイは、巽兄弟の間で何か揉め事があると、基本はコイツが原因でして、
例えば、「Aが何か問題起こす」→「マトイがそいつに、「バカヤロー! ( ー`дー´)」と怒鳴って、暴力を振るったり、暴言を吐いたりする」
→「Aがいじけて、どこかへ行ってしまう」→「マトイが、「あいつはきっと戻って来る(´・ω・)」と言う」→「敵との交戦中、Aが戦線復帰して、仲直り」という展開が、
本作品序盤で非常に目立ちましたし、マトイも基本、「バカヤロー!」だの、「ふざけんな!」だの、兄弟に対して平気で暴言を吐き、暴力を振るい、
「お前は工事現場のオッサンか!」とリアルに思いましたもん(こんなクソ人間が自分の兄貴とか、死んでも嫌だし、絶対一緒の職場でも働きたくないわ)
ファイブマンの学なんか、ちゃんとしっかり兄弟敬愛してますし、「いつも常に冷静」「兄弟が揉めても、仲介に入る」、
「根性論で解決せずに、道理を述べて、皆をまとめる」という、
まさに理想の、「兄弟としての長男」「一緒の職場で働きたい大人」なのに対し、このマトイは学とは完全真逆のキャラでして、終始殺意が湧きましたね
しかも、マトイだけならまだしも、本作品は他のキャラも酷いんですよね...鐘なんか、完全「劣化版マトイ」で、自身の主役回以外では、基本超ウザいキャラですし、
大門も大門で、何かあると、すぐに超デカい超え出してギャーギャー喚くし、「何なの?この兄弟...」とリアルに思いました(流水はまだ許せるが)
兄弟を本気で敬愛しているのは、ヒロインの祭だけですし、彼女が主役回は、基本良い話が多かったので、本作品のメインキャラで好感が持てたのは、彼女だけでしたね
親父の髭なんか、兄弟と一緒にいる親父のくせに、「10年ほど、息子達を放棄してた」「勝手に息子達の職場に、退職届を出す」「自分の妻の誕生日を忘れる(コレはないね)」、
「ロボなどの発明ばかりしていて、基本メインキャラ5人と作戦を考えたりは、殆どしない(司令官として機能してない)」ですし、この一家はホントふざけてると思います
本作品で1番ムカついたのは、「32話 ウエディングベル」でして、この回は祭が主役回なのですけど、マトイ達がろくな情報を集めずに、
ゲストの男を結婚詐欺師だと酷く誤認し、その男に特攻して、暴力を振るい(てか、大門は警官なんだから止めろよ)、挙げ句の果てに、
マトイは祭に、キレらて殴られるという...まさに究極のクソ展開でしたもん(実際巽兄弟は、皆成人という設定なのに、こんな中学、高校生レベルの精神年齢だからムカつく)
実は、ファイブマンの41話も、本作品と似たような展開でして、「数美が最近おかしい」→「超イケメンの男性(カメレザルギンが化けてる)が、数美にアプローチして来る」
→「文也や健が怒るが、学が説教して、「俺達はそれを温かく見守ろう!(´・ω・)」という展開」になるんですけど、
この巽兄弟の場合は、状況が違うとは言え、何でこう「祭以外の全員が、皆猪突猛進的で、むき出し状態の刀の刀身キャラ」ばかりなんですかね(刀の鞘となる人物が、祭しかいない)
こんな互いの兄弟のことを全く敬愛せず、常日頃から、兄弟の悪口などを散々吐き、しかも成人設定なのに、中学、高校生レベルの兄弟同士のやり取りしか出来ず、
何か危機があると、長男のマトイに縋り付き、マトイに助けて貰えれば、マトイへの恨みも忘れるとか、ふざけてるにもほどがあるでしょう
要するに、星川兄弟みたいに、「冷静な長男が皆をまとめる」という展開ならば、まだ良かったんですよ(ファイブブルーの健も、すぐキレるタイプだが、学が見事それを抑えてたし)
そもそも、本作品の名言として、「信じ合う(助け合う)のが家族です」という言葉がありますが、コレ別に、「信じ合うのが仲間です」でも、置き換えられるんですよ
つまり、この場合だと、「他のどの戦隊でも成り立つ言葉」故に、本作品は、「ただ「仲間」という言葉を、超格好付けて、「家族」に置き換えてる」というワケでして、
要するに本作品は、「異常なほど、「俺らって、最高の家族だろ?」アピールが、露骨過ぎる作品」なんですよ(逆に、そういうアピールがクソウザい)
だから、感動もクソもないですし、そんな兄弟愛を描写したいのであれば、ファイブマンみたく、黙って兄弟愛をアピールすれば良いのに、
「これが兄弟の絆!(・`ω・)ドヤッ!」とか、散々視聴者に見せつけてるので、心底ウンザリしましたね
自分ファイブマン信者なんで、こんな意見なんですけど、少なくとも、「巽兄弟」>「星川兄弟」なんてことは、絶対に命かけてもあり得ないですし、断言して言えますね
で(2)ですが、これも非常に致命的な問題でして、本作品のこの災魔兄弟の描写は確かに良いんですよ(巽兄弟なんかよりも、遥かに互いに敬愛してる兄弟ですし)
ジルフィーザ、コボルダ、ディーナスは、強さとしては微妙な面もありましたが、互いに敬愛し合い、終盤では見事な兄弟愛を演出出来てましたし、
「鳥人戦隊ジェットマン」のトランザポジションのサラマンデス(成長したから)も、兄弟愛が皆無とは言え、執事のピエールが必死に忠誠を尽くしたり、この点は非常に良かったです
ですが、「せっかく兄弟愛をうまく演出出来ているのに、母親のグランディーヌが、それを全て台無しにしている」という展開が嫌でしたね
終盤では、「子供はいつか親を裏切るもの」という、超ワケのわからん理由で、子供達を見放し、特にコボルダなんか、三国志の張飛ポジションのキャラなのに、
超あっさりで、空しい最期を遂げますし(張飛もそうだが)、長男ジルフィーザも、あれほど兄弟愛が濃かった敵幹部だったのに、散々何度も復活させられて、たらい回しにされ、
挙げ句の果てに、最終話ではサラマンデス同様に、何事もなかったのかのように、消滅してしまう有様でした(ディーナスの最後は凄く良かったですけど)
そもそも、グランディーヌなんか、中盤から登場し、超偉そうなことを言ってる割に、自身は48話で超あっさりゴーゴーファイブに敗れ、
最終話でも、思念体みたいな残留思念だけが出て来ましたが、結局ここでも何1つ見せ場がなく、退場する有様でした(ピエールの扱いも相当酷い)
つうか、超ぶっちゃけた話、本作品って、19〜20話が全盛期の作品でしたね(三闘士が出て来る回)
あの回では、3人がめちゃめちゃ強過ぎて、全然歯が立たない展開で、巽兄弟が必死で作戦考えて、ゾードを倒す展開でしたが、あれは素晴らしかったと言えます
ですが、その後が酷く、グールは良かったですが、三闘士の最後のジーンなんか、ジルフィーザに不意打ちでブッ刺されて、強制的に巨大化され、超あっさり敗死し、
その後の三闘士の融合体のキマイラーなんか、巨大化せず、普通に地上戦で死亡するという酷い展開で、その後はジルフィーザも、時間の関係上、超あっさり死亡します
ジェットマンの三魔神もそうですが、この手の強敵は、当初は凄まじく強いのに、やられ方がホント酷いですね
そして、ジルフィーザだけでなく、サラマンデスも43話に早々退場し、結果的に最終話間近で復活するのですけど、何が言いたいのかと言うと、
「超あっさり復活させるなら、延命させれば良いだろ」と思うんですよ
そもそも、この2人は、初回退場時期が異常に早過ぎですし、ならこいつらは退場させずに、終盤まで延命すべきです
後半では、サラマンデスvsコボルダ&ディーナスで、覇権争いをしますが、ならジェットマンのラディゲvsトランザみたいに、
サラマンデスvsジルフィーザで覇権争いさせた方が、遥かに面白いと思うんですよ(無駄に復活させるなら、最初から容易に死なせるべきではないでしょうに)
要するに、ジルフィーザもサラマンデスも、途中退場せずに、コボルダ達同様に、最終話間近でようやく死亡という方が、全然インパクトあるキャラでしたし、
結局この2人は、最終話で何もなかったのかのように消滅するんですから、こいつらの何度も復活するという展開は、心底呆れましたね
で(3)も問題でして、確かに本作品の最終話は、内容としては良いんですよ(殆どまともなロボ戦しなかったファイブマン最終話よりかは、断然良いと思う)
星川兄弟は、結局時間の関係上、両親と無事再会出来たかどうか不明でしたし、それに比べ巽兄弟は、最後母親と無事再開し、
その後の巽家の生活の一部の描写(職場復帰とか)などもあったので、
この点に関しては、非常に良かったと思います(しかし、ミントが完全に忘れられていて、最後画面に映ってないのは違和感でしたが)
しかし、1年間も続いた作品なのに、「隠し球で、ラスボスを瞬殺する」という点が、物凄く嫌でしたね(そういうのは、デジモンの劇場版だけで良い)
何かよくわかんないんですけど、最終話では絶体絶命の危機展開になるんですけど、何か髭がひそかに開発していたロボがあって、それを使用して、ラスボス2体を瞬殺し、
ピエールを吹っ飛ばし、グランディーヌも巻き添えで撃破という展開でしたが、何て言うか、全然ドラマ性がなく、劇的な感動などが何もないんですよね
ファイブマンのラスボスのバルガイヤーも、弱点突かれて超あっさり死亡しますが、本作品の場合、「そんな隠し球があるなら、最初から出せ!」と言いたいです
火災に巻き込まれた故に、最終話で子供達を若干シナリオに絡めた点は評価出来ますが、非常にあっさり決着が付いたので、そこが不満です

以上ですけど、本作品の最大の持ち味は、勿論救急戦隊というだけあり、「爆発、爆撃、合成演出などが、非常に優秀」という点でして、この本作品の撮影演出に関しては、
真面目に文句の付けようがないほど、優秀だったと言えますね(火災現場などの撮影も、演出とか相当大変だったと思いますし、ここは◎)
元々、「レスキュー隊員」+「戦隊」という作品で、非常に難しい組み合わせなのですけど、見事何とか成し遂げた点に関しては、大拍手したいです
ですが、1番問題なのは勿論「巽兄弟の描写」でして、クソレッドのマトイは、完全に「レッド失格」と思えるほど、キャラとして最悪でした
そもそも、「熱いレッド」ならば、「超獣戦隊ライブマン」の、嶋大輔が演じるレッドファルコンの勇介の方が、1億倍熱いキャラだと思いますし、
「普段は穏やかだが、戦場では熱いレッド」というキャラならば良かったんですが、マトイの場合、ただひたすら、
「気合い」だの、「根性」だの、少年バトル漫画でありそうなセリフを散々吐き続け、しかも、「絆」だの何だの、どの戦隊作品でも言えるようなコピペセリフを散々連呼して、
それを嫌というほど視聴者に猛烈アピールしていたのが、心底嫌でしたね(てか、マトイはグレンジムのジムリーダーでもやってた方が、全然似合ってると思う)
少なくともこいつなら、「ちゃらけてるのに、戦士としての誇りをしっかり持つ」という、「電磁戦隊メガレンジャー」の健太や、
「兄不在でも、必死で皆をまとめようと努力する」という、「星獣戦隊ギンガマン」のリョウマの方が、全然レッドとして1億倍優秀だったと思います
また、「家族愛」というのであっても、上記2作品の方が、本作品なんかよりも全然、「本当の家族」って感じがしましたし、
司令官に関しても、上記2作品の方が、全然本作品の髭よりも、司令官として機能していたと思います
てか、髭はいつも、「おぉ...そうか...」とか、「まぁ...そうだな...」とか、そんなんばっかですし...(笑)
結論からして、本作品は、「兄弟(家族)戦隊としては最悪だが、救急戦隊として見れば面白い」と思うので、この評価にします

2014/03/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:8(80%) 普通:0(0%) 悪い:2(20%)] / プロバイダ: 14270 ホスト:14229 ブラウザ: 5716
【良い点】
・敵の造詣が凝っている。
・マスク越しの顔の演出。
・「家族愛」「人命救助」という一貫したテーマ。
・ロボデザインのかっこよさ。

【悪い点】
・マスクデザインが少々物足りない。
・災魔兄弟の扱いの悪さ。

【総合評価】
「星を守る」というテーマを掲げたギンガマンに対し、本作では「人命を守る」ことをテーマにその過程として「家族愛」を描いている。
放送当初はあの宇宙服みたいな無機質なマスクデザインが好きではなかったが、「マスク越しに役者の顔が見える」演出のせいで「変身前と変身後の一体感」という斬新な印象を受け、いつの間にかハマっていた。
本作には他にもこれまでにない斬新な設定が多い。まずはロボの描写だ。「1号ロボのビクトリーロボは死霊サイマ獣には有効だが、ゴレムサイマ獣には無効で、2号ロボのグランドライナーはその逆」という設定のおかげで影の薄くなりがちな1号ロボを活躍させる設定は見事なものである。武器の描写も面白い。「レイザーグリップ」や「Vモードブレス」は武器でありながらもロボの操縦アイテムとしての機能も果たしている。「ライフバード」も人命救助と戦闘の双方に使えるというまさに「救急戦隊」らしい設定だ。
残念な点を挙げるとすれば、終盤はもう一つのテーマである「家族愛」を強調するために、母親グランディーヌにボロクソに使い捨てられる災魔の描写だ。悲劇の悪役になり下がってしまったジルフィーザやコボルダはともかく、特に家族愛を拒んでいたサラマンデスはレッドとの一騎撃ちで敗れる、という描写にしたほうがキャラが立っていたような気がする。
終盤少々ボロが出てしまったものの、「ギンガマン」と同様最後まで一貫したテーマを通し続けたことは大いに評価されるべきだろう。

2014/02/14 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(68%) 普通:6(16%) 悪い:6(16%)] / プロバイダ: 13292 ホスト:13320 ブラウザ: 5386
【良い点】
1999年の語呂に合わせ「救急戦隊」にしたのが良かった。
消防という現実的な職業をテーマにした点
さらにファイブマン以来のメンバー全員が兄弟という設定
2年前のメガレン同様ロボやメカが純粋な機械でかっこよかった。
長男マトイの気合い
マツリのバスタオル一枚のセクシーシーン笑
兄弟の父モンドがマイク眞木
ヒーローだけでなく敵も兄弟

【悪い点】
グランディーヌがマイナスエネルギーそのものという設定がちょっと微妙

【総合評価】
23作目にして90年代最後の戦隊。とにかく心温まる名作だった。

2013/07/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 15270 ホスト:15244 ブラウザ: 10637
【良い点】家族戦隊はおろか、どんなヒーローよりも絆の深い戦隊でした!
決して強い訳じゃないけど、救命にかける魂は熱いと思います。正直、他の戦隊が霞んで見えました。
ロボも、デザインいいです!あと、EDがこれまた朝から感動させてくれて…
巽博士もまた、味が出てていいですよね。そしてマトイ兄。この人は暑苦しいだけだ!
と言う人もいますが、両親がいない生活の中なら、あれくらいの貫禄がないとダメだと思います。

【悪い点】
グランドライナーが42話で死霊サイマ獣を倒してしまったこと。

【総合評価】
最高傑作。

[推薦数:1] 2012/11/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:167(71%) 普通:14(6%) 悪い:55(23%)] / プロバイダ: 13186 ホスト:13156 ブラウザ: 7394
【総合評価】
序盤だけYouTubeで見てあとは全部DVDで見た作品。そしてリアルタイム(当時5歳)の時にも結構見ていて玩具とかも結構持ってた(グランドライナーとゴーブラスターがお気に入りだった)。この作品の1番の特徴は「災魔を倒す」<「人命救助」だと言う事だろう。あくまで今回は「救急戦隊」だから人の命が優先だ。名乗りの時に「人の命は地球の未来!燃えるレスキュー魂!」と叫んでいるところとか見てるとひしひしと伝わってくる。もちろん災魔を倒すことも大切であり「災魔を倒す」=「人命救助」と言う事でもある。巽ブラザーズ5人はゴーゴーファイブになる(厳密には数年ぶりに帰ってきた親父に無理やりゴーゴーファイブにさせられる)前は国家公務員として働いており(ナガレは消防士、ダイモンは警察官など)元々人の命を守る職に就いていたからレスキューも上手く出来るのだろうと思う。

ロボットも人命救助を兼ねて作られていて尚且つカッコイイのもポイント。救急マシンは火を消したり、建物の中に閉じ込められた人たちを助けるためにも使われ(どちらかと言えばそっちがメインだが)非難にも使われることがある。5体の救急マシンが緊急合体したビクトリーロボ、「6人目の戦士」とも言われているライナーボーイとビクトリーロボが合体したマックスビクトリーロボ、5台のゴーライナーが連結合体したグランドライナー、5体のマーズマシンが合体したビクトリーマーズ。前作『星獣戦隊ギンガマン』に比べると多い。格ロボットに長所と短所があるので『電磁戦隊メガレンジャー』の様に後半は2号ロボ以外ほとんど出番がないという状況も無い。例えばグランドライナーは全長もパワーも他のロボより勝っているが一部の巨大災魔獣は倒せないと言う弱点があるためビクトリーロボの出番を取らずに済むことができる。

そしてゴーゴーファイブを語る際に外せないのはやはり巽家の絆だろう。同じチーム(ゴーゴーファイブ)である前に、同じ家族でもある。人の命を助けるためにはチームワークが必要だ。数年間両親のいない中で一緒に頑張ってきた巽家の絆は、他の戦隊よりもずっと固いだろう。もちろん研究のためとはいえ数年間子供達から離れていた父さん、最後まで自分の子供達を信じた母さんもいたから巽家の絆は固いと感じる。『地球戦隊ファイブマン』も『魔法戦隊マジレンジャー』も最後までは見ていないが、兄妹と家族の絆はこの『救急戦隊ゴーゴーファイブ』が1番だろう。19話「完全なる敗北」20話「不滅のレスキュー魂」でゾード三闘士に初めての敗北を味わっても人の命を守ることを忘れず、再び立ち上がったゴーゴーファイブを見て涙が出てきたぐらい。「信じあうのが、家族です」。災魔も家族組織とはいえ結局グランディーヌは息子達を遊びのための駒とみなしたからそこまで絆は固くないかも。ジルフィーザとコボルダ、ディーナスの3人ぐらいしか仲間としては見てなかったような。強かったのは事実だけどね。

気になった点は最終回でブラックマックスビクトリーロボが突然出てきた点ぐらい。最終評価は「最高」。「人の命は地球の未来!燃えるレスキュー魂!救急戦隊!ゴー!ゴー!ファイブ!出場!」

2012/08/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(75%) 普通:0(0%) 悪い:1(25%)] / プロバイダ: 24655 ホスト:24703 ブラウザ: 7300
世代的にリアルタイムでは見ていないのですが、現在東映オフィシャルで動画が配信されているので、毎週視聴しています。なので途中までの評価にはなりますが、今のところは「良い」とさせて頂きます。

良い点として、まず「人命救助」をコンセプトに上手くヒーロー像を作り上げたところです。
「救う」という行動はいかにもヒーロー的でかっこいいと思いますし、それが主人公側の行動理由として一貫しているのも良いです。なかなかに濃い兄弟ですので、たまにみっともない兄弟喧嘩もしますが、それが「人命救助」という共通の目的を前にすると一変、ヒーローの顔になって一致団結するギャップはなかなか爽快です。

正義のヒーローなので「悪と戦う」のも大事な仕事なのですが、そこは「災魔」という相手がちゃんとフォローしてくれてます。日本的な考えならば、災害は耐えるものなのですが、災魔は地球外から来た侵略者で、侵略の手段として災害を引き起こします。要するに自然の災害とは違うんですよね。あってはいけない災害、だからその原因と戦うわけです。

「悪と戦い、人を救う」
いかにもヒーローの王道で、かっこいい。子供にも分かりやすいと思います。

ビジュアル面では好き嫌いが分かれるようですが、あの頭部のデザインは個人的には好きです。
広い視野を確保できそうな大き目のゴーグル部分や、透けマスク、十字をモチーフにしたデザインは、救急戦隊としての説得力に一役買っているのではないでしょうか。
スーツのデザインは…ノーコメントで。

脚本は多少強引な部分もありますが、低年齢層に向けた「分かりやすさ」を優先すると多少目をつぶらなければならない気がします。
実際次回作のタイムレンジャーは、脚本はよくできているのですが、結果低年齢層を置き去りにしてしまいましたので。

あとよくレスキューポリスと比較されますが、あっちは「警察」ですので、微妙にコンセプトが違います(あちらは犯罪を相手にしてます)。
ついでにあちらはシリーズが進むにつれて敵が強大化、果ては人知外の存在になっていきます。要するに3作目のエクシードラフトが作品の構図としては一番本作に近いわけで、それが最も不人気となると、レスキューポリスの敗因は必ずしも本作とは比較できない気がします。

なんにせよ、まだ序盤の視聴のみですので、今後自分の評価は変わるかもしれませんが。

[推薦数:1] 2012/04/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 1723 ホスト:1794 ブラウザ: 10962
【総合評価】
こちらもしっかり再批評。この作品は前作『星獣戦隊ギンガマン』で整った正統派回帰のバトンをしっかりと受け継いで、当時「1999年7月、恐怖の大王が降りてくる」というノストラダムスの大予言と1999年8月11日に実際に起きる太陽系のグランドクロスを下地に企画され、更にそこに災害と人命救助をテーマに据えた作品だった。こういうカルトネタがまだ真面目に信じられていたため、「恐怖の大王」のような世間一般が童話などでネタにされることの多い敵をボスにすることが笑われない時代だった。また、総集編の回を見ればわかるが当時は2000年問題が真剣に論じられていたことからもかなりタイムリーな戦隊だった。因みにゴーゴーファイブは『大戦隊ゴーグルファイブ』の没タイトルを採用したものである。

で、「人の命を守る」ことを最優先に掲げたためか番組開始前はファンの不安の的ともなっていた。特に前作「ギンガマン」が正統派戦隊として秀逸な出来であったことももちろんあるのだが、それに加えて同様のコンセプトで作られたメタルヒーローシリーズのレスキューポリス3作目の『特捜エクシードラフト』で人気が低迷して失敗したことからどうなることかと私自身この作品には懐疑的であった。5人のスーツデザインも単純な見た目ではオーレンジャーやシンケンジャーに負けず劣らずダサかったし…しかしそうした諸々の不安は番組開始してものの数話で吹き飛んだ。蓋を開けてみればギンガマンに負けず劣らず正統派の正義の味方となった作品だった。

ではなぜレスキューポリスシリーズは失敗してゴーゴーファイブは成功したのか?色々と要因はあると思うが詰まる所は「戦うべき怪人が存在するかどうか」というこの一点に集約されるのではなかろうか。特撮ヒーローである以上やはり戦いをメインにしなければならない。そうなると当然ながら子供が見てかっこいいと思う武器を売らないといけないのだが、レスキューポリスの場合やってる内容が地球人の犯罪者逮捕や人命救助であり、あまりにも強力な殺傷能力のある武器は不要だしかえって危ない。そうなると当然ながら武器は基本持て余し気味になり怪人を倒さないため子供にとって憧れの強いヒーローにはなりにくい。「戦う」のではなく「救う」ことを主目的として作品を作る場合こういうジレンマが第一条件として立ちはだかることになる。

その点ゴーゴーファイブは破壊活動を行う災魔一族という宇宙海賊バルバンのような敵組織を明確に設けて、その破壊活動を行っている敵を倒すことがそのまま人を救う一番の近道であるという感じの理由づけをおこなうことでこれを上手に回避した。「人を救うには破壊活動を起こすものを倒さなければならない」というのは非常に分かりやすく説得力もあり、子供にもストレートに理解できるだろう。実際のところ、この救急戦隊ゴーゴーファイブという戦隊は言うほど劇中でレスキュー活動を行うシーンは然程多くはない。また、命を尊ぶべき救急というテーマを掲げているのに敵組織は容赦なく全滅させるという方針を貫き通しているためか、「人を救うものが敵を容赦なく倒すとは非人道だ!どこが救急戦隊だ!」などという批判が上がっている。だが、こういった批判はこの作品の特性や描写を見れば的外れであることが分かる。

まず、レスキューシーンの活動が少ないことに関しては、乾長官がゴーゴーファイブの正体と活動を認知しているという設定と描写のお陰でかなり解消されている。これがあることでゴーゴーファイブが災魔獣と戦い食い止めている間に一般の首都消防局が後方で救助活動する、或いはレスキュー隊が動きやすいようにゴーゴーファイブが災魔獣を現場から遠ざけて山で戦うなど救助活動を行うのがゴーゴーファイブだけではないという描写に繋がっている。これは世界観を広げる役割も果たしているので、私はそこまでこのことに違和感や抵抗感はない。あくまでこの作品で見たいのは「特撮作品としてのレスキュー」であって「現実世界でのレスキュー」ではないのだから。

それと「人を救うものが敵を容赦なく倒すとは非人道だ!どこが救急戦隊だ!」という批判に関しても、次のタイムレンジャーがコンセプトとして掲げているような「罪を憎んで人を憎まず」というスタンスを貫くべきとでも言いたいのだろうが、果たして災魔一族にそんな赦すほどの価値があるだろうか?仮面ライダーアマゾンのモグラ獣人、ジェットマンのドライヤー次元のように その怪人に戦う意思がなく視聴者に感情移入しやすいような設定でもあれば話は別だ。しかし、災魔一族はあくまでゴーゴーファイブ、そして人類にとって平和を脅かす悪、倒すべき敵でしかないわけでそれを容赦なく倒したからってそれのどこが非人道だと言うのだろうか?上のレスキュー活動に関してもそうだが、こういう批判をする人は5対1の勝負を卑怯臭いと言うような人だろう。即ち現実と虚構の区別すらも出来ない、特撮作品のお約束や前提を無視しているだけの子供じみた中傷でしかないということだ。

ただ、99マシンを使った救助シーンが限られているのは流石に如何ともしがたいところがあるのも事実だ。この当時はまだ特撮はミニチュアが主流であり、時間と予算を湯水の如く使ってしまうことになるため序盤のシーン位でしか使えないのだ。今だとこういう部分はCGで賄えるもののミニチュア主流であったがためにこういう部分がクリアできなかった。とはいえその分重量感やリアリティ、迫力は十分に感じられる。特に第一話のビクトリーウォーカーとビクトリーロボの合体シーンはゴーレムが邪魔する所も相俟ってかなりクオリティの高いものとなっているし一号ロボの合体バンクとしてはギンガマン以上に良くできていると思う。ここまで合体シーンに力を入れてくれている一号ロボはなかなかないだろう。まあこれ以後の合体は基本CGに頼っていくことになるのだがそれはまあ「ヨサンノツゴー」と「オトナノジジョー」って奴だから仕方あるまい。

また、ゴーゴーファイブは前作ギンガマンの反動からかかなり登場ロボを増やしている。一号ロボのビクトリーロボに二号ロボのグランドライナー、追加ロボのライナーボーイにビクトリーロボとの合体ロボであるマックスビクトリーロボ、三号ロボのビクトリーマーズ、そして最終回マックスビクトリーロボブラックバージョンだ。で、マトイたちは当然ながらこれらを状況に応じて乗り換えながら使っていくわけだが、この作品の場合乗り換え問題は本編中の描写と絡めて上手く乗り切っている。単純な破壊力はグランドライナーが圧倒的に上だが、その巨大故の圧倒的な破壊力を「死霊である巨大災魔獣は倒せない」という設定によって無力化し、ビクトリーロボの出番を奪わなかったことは大きい。また、ビクトリーマーズ初登場の際も「暗黒災魔空間」という設定を導入したことで6000度近い高熱に耐え、水深8000メートルでも活動できるという並はずれた水力を設定したことによりビクトリーロボは愚かグランドライナーですらも戦えない状況を作ったことでビクトリーマーズにしっかり存在意義を与えた。このように「属性と状況、用途に応じて乗るロボットを使い分ける」というのは今までのスーパー戦隊シリーズにおけるロボの乗り換えを逆手に取った巧い手法だ。しかも、これに限らず新武器登場の際も事前の伏線をきちんと張って商品展開と新兵器登場を上手にリンクさせていったところは前作のギンガマンでの反省点である「商品展開と作中の描写が上手くリンクしない」というのが生かされていてかなり素晴らしい。

そして、何よりもこの作品最大の魅力は「巽一家の絆」であろう。巽一家の結束力の高さは歴代戦隊でも群を抜いて素晴らしい。ただ単に仲が良いとかチームワークが良いとかいうレベルではなくしょっちゅう言い合いや喧嘩もする、互いの性格の良いところも悪いところも知りながら、その上で公私共に信頼し合っているという戦隊はなかなかいない。本音のレベルでぶつかっても最終的には心で繋がっている。勿論これはゴーゴーファイブの「兄弟戦隊」という特徴もあるのだが単にそれだけではない。歴代戦隊で兄弟戦隊というと他に「ファイブマン」と「マジレンジャー」があるが、ゴーゴーファイブその両方とも趣を異にしている。「完璧な長男に率いられた弟たち」のファイブマンとも「突っ走る出来そこないの弟を支える兄たち」というマジレンジャーとも違う。レッドの纏は長男でリーダーではあるけれども、決して完璧とは言えないワンマンぶりが目立って弟たちから疎まれている部分もあるし、二言目には「気合いだ!」と叫ぶ脳筋野郎だ。そのせいかこの纏をどう評価するかでこの作品の評価が大きく変わってくると言っても過言ではない。

実際世間には纏が嫌いであるが故にこの作品を嫌ってる人も多いという。確かに私も兄と弟がいるので、マトイみたいなのが兄に居たらやだと思う。あの唯我独尊とすら評しうるワンマンが自分の兄に居たらプライベートの時間なんて到底持てないだろう。まして前年のギンガレッド・リョウマがマトイのような熱血馬鹿でもカリスマでもない好青年タイプの視聴者に感情移入しやすいレッドであったからそれは尚更のことだ。しかし、このゴーゴーファイブという作品の特性や背景を考えるとこうなってしまったのも致し方ない気がする。母親の律子がいなくなった時点で、マトイは17才、最年少のマツリは13才だ。多感な時期の中高生の弟たちをまとめていくには強烈なリーダーシップが必要だったろうし、長男として圧し掛かるプレッシャーは相当なものだったはずだ。しかも父親の巽モンド(マイク眞木)は勝手にゴーゴーファイブを組織するという、科学者としては優秀ながら父親としてはかなりダメな面が多いという性格だ。そんな熾烈な環境の中で弟たちが自立できるまで責任を持つのは大変だっただろう。最終回で「この子達を育てたのはこいつだ。情けない親父に代わってな」とマトイを労う言葉をかけたところにそれが象徴されている。

それにマトイとて何も気合だけで動いているのではなく、五感でもって得た情報を最大限に生かしてその現場に沿ったベストな判断を瞬時に叩き出して実行してみせるというその能力の高さがあるあの現場叩き上げの能力があるからなんだかんだ言っても弟たちも信頼しているのだ。それに父親のモンドも単に研究開発に明け暮れているだけではなくいざというときは現場に出向いて救助活動を行っている。つまり、マトイもモンドも両方決定的な短所を持ちながらそれを帳消しにしてお釣りがくるほどの長所も持っているのである。だから単なる兄弟ではなく「家族」戦隊と言った方が良いだろう。しかも最終回だけ家族戦隊だったマジレンジャーと違ってゴーゴーファイブは最初から最後までしっかり家族戦隊だった。本編で再三語られた「あなた達兄弟5人力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられる。母さんはそう信じています。そして、そんなあなた達の父さんを信じています。信じ合うのが家族です」という律子の言葉はまさしくそんな巽一家の絆を象徴しておりこの作品の屋台骨となっている。

ただ、このドラマ構成は同時にマトイとモンドの強烈な個性に押しつぶされかねない「影の薄い弟たち」という印象を視聴者に与えてしまうという問題点もあった。勿論決して5人のキャラクターが立っていないわけじゃなく、ちゃんと成長もしていくしメイン以外の回でも各々の個性を発揮していたから十分キャラクターは立っているのだが、長男と父の個性が強すぎるが故に弟たちが割を食ってしまうということがあったようだ。まあ、このように見えてしまうのは仕方ないと言えば仕方がない。だが、決して5人のキャラクターが薄くないということだけは言っておく。で、敵組織の災魔一族はこのゴーゴーファイブとは逆に母を頂点とするまとまりの悪い家族として描かれており兄弟仲は杜撰なものである。これはギンガマンとバルバンの「星を守るもの」VS「星を傷つけ食らうもの」という好対照を更に分かりやすく噛み砕いた結果だと言えるだろう。しかし、終盤ではその対比を強調しすぎたがためにジルフィーザの性格が一定していないという点をはじめ、兄弟仲の悪さから、各キャラの絡みが罵り合いと「母上様、母上様」のワンパターンに終始してしまい、キャラクターのイメージが与えられた設定以上に掘り下げられず膨らまなかった。勿論演技力的にはかなり優秀な方だとは思うのだが、ジルフィーザとサラマンデス以外は然程印象に残っていない。これはギンガマンのバルバンの敵幹部が造形も相俟ってかなり魅力的に映えていたのとは対照的だ。

あともう一つこの作品の難点というか気になる点を挙げるとすれば、終盤のマックスビクトリーロボブラックバージョンの登場であろう。いわゆる戦隊ロボのブラックバージョンはギンガイオーはじめこれまでに販売されてはいたのだが、本編に出てきたのはこの作品が最初で最後だ。この回に限って何の伏線もなく唐突に登場し、しかもその中身が精神波をプラスエネルギーに変えて刀身に迸らせることのできるブレイバーソードを武器として操縦するという元のマックスビクトリーロボとは完全な別物であったため何ともご都合主義な登場だと思った。こういうところが武上脚本の悪いところだ。まあ、その悪いところがガオレンジャーで最大限に発揮されまくるのだがこの作品に関しては終盤でのみ済んだだけマシだと言えるだろう。

さて、そろそろ話をまとめよう。このゴーゴーファイブはギンガマン同様実に真っ当な正義の味方であった。とはいっても「星を守る」戦士ではなく「人の命を守る」戦士だしギンガマンのように自らなることを望んでなったわけではないから違和や抵抗を感じる人はいるだろう。彼らは「救急のプロ」であって「戦いのプロ」ではないのだし、戦士としての理想、純度を言えばギンガマンの方が高い。しかし現実に居そうな戦隊がダメかと言うと決してそんなことはなく、兄弟を信じ家族を信じ最後まで「家族の絆」が失われることなく筋の通った展開を貫徹したことが大きい。何より「ゴーゴーファイブ」を歌うだけあって6人目の戦士を加えることなく最後まで戦い抜いたことが大きい。商品展開としてかなり美味しいであろう追加戦士の恩恵を排してまで最後まで5人一組のチームで戦い続けたことがどれほどの英断だったか推して知るべしだ。

そしてそういったドラマの一貫性も然ることながら、5人の戦士達の戦う理由が一貫してそれが最後まで揺れることがなかったのも大きい。「力無き人々」を救うことに全てを賭けた5人の姿は紛うことなき正義の味方だった。ゾードたち三魔闘士に完敗し、勝算もないまま震えながら、それでも前に進まんとするマトイの「地球を背負えるかどうかじゃねえ!ビビってようと何だろうと、救える命がひとつでもあれば走っちまう!!それだけで俺たちは闘える!!」という台詞は立派に正当な正義の味方だと言える。全く矛盾がないわけじゃないが、それでも作品としてはギンガマンと並んで秀逸の出来だった。また、そのせいか去年の震災においてゴーゴーファイブをイラストにした応援メッセージが送られたことを考えればこの作品の存在意義はそれだけで価値があり、人々に希望を与えるものだ。というか実際現実にいたら去年の震災の被害も食い止められただろうにとすら思う。

評価は文句なしの「最高」。90年代ではギンガマンと並んでこの二つが非常に安定してるし面白いと思う。

[推薦数:1] 2012/02/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2095(58%) 普通:717(20%) 悪い:811(22%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541
【良い点】
・主人公の性格の熱さや、常に「人の命を救うこと」をテーマにしている点。
・兄弟愛、家族愛がよく描かれる。敵に関してもそれは同じ。
・ジルフィーザやサラマンデスがかなり良いキャラだった。
・ロボもかなり良かった。ビクトリーロボもグランドライナーも。

【悪い点】
・サラマンデス回がなんか後味悪い。マツリとの交流は…。
・ジルフィーザ退場が早かった。あとでまた出てきますが…。
・救急戦隊なので、人を救うのが目的。戦いが好きな人には物足りないかも。

【総合評価】

とても良いで。

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「兄妹愛を露骨にアピールしすぎで胡散臭いアピールしてるわりにはレッドが独善で他の兄妹を無理やり振り回し...」 by 超絶奈々氏


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2018/08/10 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 9177 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/涙流した/熱血/可笑しく笑える/楽しい/面白い/格好良い/びっくり/勇気貰った 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像最高(+3 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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