[特撮]ブルースワット: 2017/04/21 はんぶらび


BLUE SWAT
  • 友情
  • 格好良い
  • 熱血
  • 怖い
RSS
特撮/人形劇総合点=平均点x評価数179位634作品中総合点12 / 偏差値49.54
特撮/人形劇平均点162位217作品中平均点0.63=良い/19評価
1994年特撮/人形劇総合点2位10作品中
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
[推薦数:1] 2017/04/21 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:137(51%) 普通:20(7%) 悪い:110(41%)] / プロバイダ: 13728 ホスト:13622 ブラウザ: 7926
【良い点】
1、主役の三人と、その三人を支えるセイジが有能なので、安心して見ていられる(ただ、詳しくは後述しますが、セイジは有能過ぎると思う)。またメンバーの仲が良く、チーム・ワークが良いので、不快感がない。
また主役三人のキャラの使い方も、上手い。元々プロのシグ、プロだけど未熟な面もあるサラ、民間人のショウ。それぞれの対比も、上手いと思う。

2、ストーリーは、対テロの特殊部隊を主人公としたアメリカ製のTVドラマを参考にしていると思います。そういうアメリカンなノリが生きているエピソードは、デキが良かった。
エピソードの三分の一か四分の一ぐらいは、面白かった。爆破テロを防ぐ内容のエピソードには、当たりが多かったように思えます。

後、インべードした敵エイリアンがパニックになったため、記憶と人格の一部を人間の脳に置き忘れてきた話が、興味深かった。人間とエイリアンとでは、考え方とかに、かなりの違いがあるんだろうか?とか考えながら見てたら、楽しめました。
この番組では珍しい、SF的な面白さに満ちたエピソードだと思う。

【悪い点】
1、悪役に魅力がない。敵組織のスペース・マフィアの幹部として、ジスプとクイーンが登場したけど、どちらも小物臭くて魅力がなかった。
ジスプは詰めが甘くて失敗続きだし、器も小さく、その器の小ささのせいで成功しかけた作戦すら失敗に終わっている。クイーンも似たり寄ったりで、大物感に欠ける。二人とも、簡単に油断して慢心する、しょぼい小悪党です。
ただ敵組織はあくまでも犯罪者で、幹部もプロの軍人や科学者のような知的エリートじゃない。だからチンピラ的思考の持ち主だと考えれば、設定と矛盾していません。ただ、この設定のため、敵に全く魅力を感じないですが。

後、キャラデザも、ダメです。ジスプもクイーンも、変なコスプレをした人にしか見えない。ジスプは素人のコスプレだし、クシーンは素人のコスプレ以下。
やっぱり見た目は大切です。見た目がダメだと、感情移入できない。
ダークで退廃的な衣装に身を包んだ異形の美男美女が、ズラァ~っと勢揃いする。これこそが、特撮の華です。こういうシーンがないので、物凄く物足りず、話に入り込めない。

この番組の悪役は、内面も外見もダメという、ダブルでダメな悪役です。スペース・マフィアは、魅力のない連中で構成されている、いい加減な組織としか思えなかった。

2、話がワンパターン。爆弾を使ったエピソードや、科学者を騙したり脅したりして協力させるという内容が多い。というか、そういう話が大部分です。
ただ敵組織は、あくまでも犯罪者の集まりで、知力そのものは格別高い連中じゃない。そのため、自分たちに欠けているものは、地球人を使って補うしかない。
こう考えると、地球人を利用するエピソードが多いのも、納得できなくはないです。ただ、この設定のため、話のスケールは小さく、宇宙規模の話なのにSF的な面白味は乏しいです。

3、セイジが有能過ぎて、なんでもかんでも解決してしまう。話のバランスを崩してしまうくらいの天才なので、緊張感を削ぐだけじゃなく、謎解きという面白味も削ぐし、どんでん返しというストーリー上の面白味も生まれないです。
さらに後半になると、ゴールデン・プラチナムという神のような力をもったキャラが登場し、戦闘を簡単に終わらせてしまう。このため、バトルが単調でつまらなくなる。

4、主人公が頭部と胴体を覆っただけの防具でエイリアンと戦えるのは、無理が有りすぎると思う。リアルさより、アホらしさを感じてしまった。
なんちゃってリアリズムでしかなく、むしろ対象年齢が低く感じられた。子供が無理をして背伸びをしている感じ。
あれだと、爆発とかに耐えられないと思うけど。なぜ爆発に巻き込まれても、両手足が無事なのだろうか?服が破けているのに軽症ですむことが毎回毎回繰り返されて、萎えた。

【総合評価】
おそらく、一番誤解されている特撮番組だと思う。

まず、そんなにハードでもなければシリアスでもない。ストーリー自体は、キャラ同士が軽口を言い合うアメリカのドラマみたいなノリだし、ブルースワットのメンバーが全員有能だしチームワークが良いのでピンチに陥ることなく問題を解決して敵を倒していきます。
だから第一話で味方側の組織が壊滅しますが、以後の展開は全く悲壮感がないです。安心して見ていられる、気楽な作風です。良くも悪くも。

そしてリアルでもない。むしろリアルな部分を煮詰めきれず、見切り発車で話を作ったことが、この作品の欠点なように思えます。
そもそも、あんな軽装でエイリアンと戦えるって設定自体が、リアルとは対極に位置する『なんちゃってリアリズム』でしかないです。

作風は、アメリカのTVドラマの影響を強く感じます。良くも悪くも軽くサクサクとした作風といい、その場の演出重視なところといい。
SF的なスケールの大きさは感じず、話の展開は全体的に地味です。ただ、アメリカンなノリが生きているシーンも多いです。

後、他のメタル・ヒーローより対象年齢が高めという意見だけど、これも違うように思えます。特撮番組が好きな少年は銃火器も好きだから、そういう銃火器に興味を持つ年頃の少年を対象として、よりターゲットを絞った。そういう商業的意図を、見ていて強く感じました。
スライドが動きカートリッジを排莢するモデルガン並みに凝った玩具が、放映時に発売されたようです。そういう玩具ありきの番組では?そして、銃火器の玩具を売る上で都合の良い番組を作る上で、アメリカの特殊部隊ドラマ辺りを参考にしたのでは?
子供から大人まで幅広く楽しめる作風のジャンパーソンより、対象年齢をしぼっている分、むしろ子供向けのように思えます。


論客名: パスワード:




この評価板に投稿する

この作品の全ての書込みを表示する
上へ ↑上へ 最速検索作品DB皆声