[海外映画]メトロ42


めとろふぉーてぃーつー / Metro
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作品紹介(あらすじ)

道路工事ラッシュのモスクワでは、振動の影響によって市内各所で地下水が漏れ始めていた。家庭での断水も相次ぎ、店で水を買い漁る人が続出。
そんな或る朝のラッシュアワー。愛娘クシューシャを連れたアンドレイ医師はサドーヴァヤ駅へ向かう地下鉄42号車輌に乗車するが、
トンネル前方から大量の水が押し寄せ、これに気付いた運転手は急ブレーキをかけるも車輌は一気に濁流に飲み込まれてゆく。
水が去った後、車内は死者と負傷者の山となっていた。この状況で妻の不倫相手・ヴラトと顔を合わせたアンドレイは、
クシューシャを守って危機を脱する為にヴラトと力を合わせるが…。
2012年露制作
[スタッフ]
原作:ディミトリィ・サフォノフ
ゼネラルプロデューサー:イゴール・トルストゥノフ
日本 公開開始日:2014/05/17(土)
海外 (ロシア):公開開始日:2012
プロモーションビデオ (1個)
『メトロ42』予告編『メトロ42』予告編
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最終変更日:2018/10/26 / 最終変更者:634 / その他更新者: 霧の童話 / 提案者:怪盗乱馬 (更新履歴)
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2018/10/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:856(50%) 普通:503(30%) 悪い:339(20%)] / プロバイダ: 17777 ホスト:17669 ブラウザ: 5171
トンネル内へと押し寄せるモスクワ川の水に因って破壊された地下鉄車両42号車から、辛くも難を逃れた人々の生存への脱出劇を抑制されたタッチで描く、ロシア産の「パニック映画」としては25年振りに制作された超大作との事ですが、此の「ロシア産」が響いているのか然ほど注目されていない上に、かのWikipediaにも詳細な作品情報を記したページが存在しない辺り、そこはかとなく不遇さが漂ってますね。
とは言え、大規模なロケーションから破格の予算が出資されている事が窺え、本作の制作そのものが「国家を挙げての一大事業」だったとも言えるでしょう。

道路工事ラッシュの度重なる振動に因って撓み始める地盤、老朽化したトンネルの天井から少しずつ漏れ落ちる水滴、週末で大渋滞中のモスクワ市内…という、後の大惨事への「布石」と成る不穏なビジュアル群を提示しつつ物語は幕を開け、開始から約24分という比較的早い段階で事故が発生する運びと成りますが、ガラスの破片はもとより「人間の体」そのものが「凶器」と化す過程を、スローモーションでまざまざと見せ付ける演出法が取り分け脳裏に焼き付いちゃいましたね。発想自体は至極ありがちなのに「見せ方」が秀逸なンですわ。
我先にと車外へ飛び出し何時通電するかも分からぬ線路上を走る乗客達の群集心理や、ここぞとばかりに死体から金目の物を剥ぎ取っていく火事場泥棒など、被災時に起こり得る人間の「エゴ」を包み隠さず生々しく描破するストロングな作劇にも痺れましたね。

以降は、主人公である医師と其の娘・医師の旧知である建築業者・少々チャラいナンパ少年・喘息持ちの少女・お喋りな巨漢・元ハンドボール選手の中年女・娘に懐く犬ら7人と1匹に因る脱出劇へと移行する訳ですが、「縦軸」のドラマとして医師と建築業者との間にちょっとした「因縁」を設け、随所に互いを牽制し合うイヤ〜な緊張感を漂わせてあるのが本作の「特徴」とも言えるでしょうね。
医師にしろ建築業者にしろ、事故発生直後こそ「それはそれ、これはこれ」とばかりに協力姿勢を見せていたものの、度重なる異常事態や一向に救助隊が来ない苛立ちから徐々に冷静さを欠き始め、終いには娘の眼前でガチの殺し合いを繰り広げる事に…。
通常なら長時間に亘って行動を共にしてきた事で蟠りが消え去り、生還に向けて一致団結するのがパニック映画のセオリーなンでしょうけど、本作の場合だと全く真逆の図式を執っているもんだから「あれ ? ひょっとしてコイツら全滅すンじゃね ? 」という微かな不安も沸いてくる訳で。

ギスギスした雰囲気を緩和する役目を担っていた「ムードメーカー」たる巨漢を第1の「犠牲者」として早々に退場させてしまったり、大渋滞に捕まって緊急車両が通れず救助活動が大幅に遅れたり、対策本部に地質学者などのスペシャリストを配置しない事で「絵空事」的な救出作戦を拒んだりと、既存の方法論を踏襲しているようで微妙にズラしている諸々の構成が、後々の展開に暗雲を齎すものとして巧妙に機能してましたね。
医師と妻との「和解」を敢えて描かず、彼らが家族としての絆を取り戻すか否かの判断を観客に委ねたまま幕を下ろすラストも、「予定調和」を避ける本作らしい〆方だったとは思いますが、終盤の「醜態」を目の当たりにしている事も有って、最後まで医師には然ほど良い印象が抱けなかったなあ…死線を潜り抜けた事で、めでたく「カップル」と成ったナンパ少年 & 喘息少女の顛末が爽やかだっただけに尚更ですわ。

ともあれ、知名度の低さが勿体無く思える程の力作であった事には相違無いので、機会が有れば鑑賞する事をお薦めしておきたいです。
…つか、25年前に制作されたロシア産パニック映画って一体全体なンやねん ?

2017/06/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3150(59%) 普通:912(17%) 悪い:1235(23%)] / プロバイダ: 5395 ホスト:5542 ブラウザ: 5171
アメリカで作られるものと違って遊びが、一切見られない。
これは、この作品を視聴して先ず驚いた事です。

話は、地下鉄のトンネル内で職員が水漏れを発見する所から始まり、地下鉄駅や職員達の様子、水漏れを報告しても相手にされない職員、
アンドレイ、イリーナ、クシューシャ一家の様子、トンネルの壁に亀裂が走り漏れる水の量が増える様子が映された後、
アンドレイが娘のクシューシャを学校に送る為に地下鉄に乗り、ついに壁が崩れてトンネル内が水没を始めると言う具合に進行します。

先ず、小さな水漏れから段々壁が崩れていくプロセスを挟む、イリーナの不倫現場を映してアンドレイと不倫相手が同じ車両に乗った時に事故に遭う等、
アンドレイとヴラト(イリーナの不倫相手)を協力し合わなければならない状況に置くアイディアは秀逸で、
車両から降りて逃げる乗客達が感電死する様子、壁が崩れる様子を挟む等の演出も制作者の非凡さを視聴者に伝えていました。

他にも、トンネル内の水かさが段々増える、背後からアンドレイ達を追いかける車両、横に開いた穴で追ってくる車両をやり過ごす、
学校に連絡して夫と娘が事故に巻き込まれた事に気付くイリーナ、携帯を復旧させる為に防空壕の天井の金網を外す、
トンネル内に液体窒素を流し込むことが決まってしまう等、手に汗握る展開の連続で、緊張感が途切れることなく、
携帯のおかげでアンドレイ達の居場所が特定される展開にも無理がありません。

これは、文句なしです。

2015/03/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:67(50%) 普通:47(35%) 悪い:20(15%)] / プロバイダ: 22173 ホスト:22264 ブラウザ: 4721
ロシア製 地下鉄パニック映画。

前半1時間の出来が非常によく、後半1時間はやや平凡な仕上がり。
全体として、惜しいなぁという感想。

災害描写のキレというものがあって、最高峰のスピルバーグ作品と比べても事件直後15分は負けていない。

この15分が見所なのでもう少し書きます。
リアリティー重視で、絵の説得力が半端ないです。ハリウッドのりのスロモ加工も浮いておらず良いです。
更にEUのりというか、ハリウッドではあまり見られないカット、何気ない横顔を引き固定で写しているだけだが
じわじわ恐怖感を高める等のカットが利いています。

また死体の扱いも、グロとかは一切ないが妙に手馴れており写し方が怖いです。

後半1時間の脱出行。

脚本が欲張ったというか作り手の焦点が、パニックだけでなく人間関係の方にもかなり力を割いており
前半が凄かった為パニックものとしてはどうしても間のびし、減速感を感じた。
又人間関係のキーとなる奥さんの描写が、時間をかけている割には浅く完成度を落としてしまった。

事件が起こるまでに見せていた伏線が、次々に繋がってピンチを回避するといった快感。
もしくは、状況がどんどん悪くなっていくといった絶望感。
どちらか一方だけでも
特に後半の絶望感は、ラストの開放、作品全体のデキに影響するのでパニックに軸足を置き
もう少し練れてれば、パニック映画の決定版になっていたと思う。

しかしながら事件直後の15分のノリで恐怖と絶望を積み重ねて行くと、凄い映画にはなるが
多くの人が楽しめる映画になるかは微妙なのかもしれない。

程ほどの恐怖感に留め、人間ドラマを足したのは商業的には正解だった気もする。

総評

高額予算で見応えのある映画、災害描写の15分間の一点突破で良い。
又、悪い点にあげている後半の展開も工夫がされており大きな破綻はなかった。

お奨めか?という観点だと評価は普通になります。

2015/02/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1469(50%) 普通:0(0%) 悪い:1486(50%)] / プロバイダ: 16254 ホスト:16312 ブラウザ: 4721
近年観た映画の中では五本の指に入る映画だった。
パニックものとしてはハリウッドとかも含めて間違いなく最高峰。

映像面においてもハリウッドを軽く圧倒してるし、ただ金を掛ければ良いってもんじゃなくてカメラの撮り方や演出に工夫があってめちゃくちゃ上手い。
逆に派手だったり慌てふためくだけだったりCG任せに撮るだけのハリウッド映画の方が安っぽく映ってしまうというか、これまでにも色々な列車系の事故シーンがある映画を観てきたけどこんなにもリアルで緊張感があってドキドキさせられた列車事故は初めてだった。

もちろん迫力もあって臨場感もあってスペクタル作品らしい派手さもあるんだけど、それでいてハリウッド映画にはない見せ方の工夫があってこんな映像観た事がないっていうぐらいだった。
実際自分が列車に乗っていて事故に遭遇したぐらいの想像力も凄くて、だいたいが内側を撮るのはリアルさを問われるから難しいのか外側を撮る事が多い中で内側を撮っていて、そこの凝り具合ってのか力の入れようが半端なかった。
大勢の人がもみくちゃになったり積み木倒しになる迫力は、隕石が落ちてきたり津波が襲って来たりする映像より凄いものがあったし、一斉に演技して本当に苦しそうな感じだったり一瞬で何が起こったか分からない感じだったりが出ていて、そこら辺にしても狙い過ぎず意図を感じさせず映画を意識させなかった。
そして事故までの人物とか引きの見せ方もあって、それがあるから入る込めるし感情移入もして観れるし普通の風景からの事故だから一瞬時が止まったような感覚にも陥る。

その事故シーンだけではなくそっからの展開も怒濤のようでよく考えて作らているし、外側の街を映したパニック風景も壮大でスケール感を感じるから、どうしても地下鉄だけを映すとこじんまりと安っぽくなってしまうところをちゃんと金を使うところは使っていて見応えあるものにしていた。

よくあるのが事故シーンがピークになってその後がマンネリになったり間延びになったりして退屈してしまったりする事が多いんだけど、そういう事も一切なく事故後もポイントポイントが用意されていて二時間退屈する事なく観る事が出来た。

まず事故後の凄惨な模様からの一人一人の行動も丁寧に作られているから意欲をそそられるというのかもっと入って行きたくなるし、本来主人公や中心人物だけを映しそうなところでも手を抜かず想像力を働かせて作り上げている。

細かい描写ってのが良く出来てるからそれが最早一つの展開にもなっていたりするし、ありそうだなと思えて本当に退屈せずに観ていきたくなる。
例えば一斉にガラスを突き破って列車の外に出ようとするけど体重が一ヶ所にのし掛かって列車が傾きかけたり、我先に逃げようとして人の波に飲まれてどうする事も出来ないシーンだったり、一つ一つのシーンっていうのが実際そこにいたらこうだろうなと思って描かれているからまるで体験してるかのように映る。

それから主人公たちは列車の中に残るけど、外に逃げ出してしまった人達は水が敷き詰められてる中突き進んで行くからそこに電流が流れて感電死してしまったり、水圧で列車が切り離されてその影響で波が引き起こされたりそこもどうやって撮ったんだろうって思うぐらいリアルで迫力あるものだったし、その時に防空壕の中に逃げ込んだり防空壕もキチンと伏線として地下鉄にあることを出している。

生き延びてる人達の中の一人に喘息持ちの子がいて吸入器を無くしてしまってそれを取りに行くちょっとした展開も入れてみたり、でもこの展開も絶対に必要な展開だった。
好意を寄せられていた男の子がいてその男の子が取りに行って、そこで初めて名前を教える。
やっぱり病気持ちという事があって負い目があったけど、男の子も苦しい思いをしたから理解し合えたような感じになった。

防空壕の中にも水が溢れて生きるか死ぬかってなった時に今度は水が抜けてなんとか助かったり、予断を許さない展開の連続でメリハリにもなっていてまさに長い長いトンネルを通り抜けてるかの如く、暗くてしんどくて意思とは無関係に流されていて観ていてもへとへとになるようだった。

最初に不倫をしてたシーンとか遥か昔の出来事のよう。

さらに救助隊が来て助かったと思ったら地盤が抜ける最後のヤマが待っていて、本当に最後まで息つく暇がない。

だからこそ助かった時、トンネルから抜け出した時の達成感や感動が押し寄せてくる波は計り知れないものがあった。
ボロボロになりながらも抜け出して喜びというよりようやく抜け出せたみたいな心境が痛いほど伝わって来たし、思ってる以上に込み上げてくるものがあった。

パニック映画でありながら中心の内容が夫婦関係や不倫相手との関係があって、そこが一番の目玉というのかよくこの内容を入れて来たなと思った。
それで引き付けられたというのもあるし、主人公は妻が浮気してるのを知っていてでも何も言わない、それが辛いという妻の台詞があって最後に意地を見せる主人公が父親らしくもあった。
この不倫相手と一緒にいる微妙な関係だったり引きがスパイスを効かせていて退屈させなかったっていうのも間違いなくある。

そして最大に上手いなと思ったのが最初に妻(母親)が家に帰って来なくて、ずっと母と娘が会えてなかった引きがあって最後助かって会えるっていうこんな感動はなかった。
それでやっぱり後悔してしまうところだったかも知れないし、まるでドキュメンタリーでも観てきたかのような感動の再会だった。

その後妻が許しを請うというより甘えるように夫の腕を掴もうとするんだけど、夫は意地でその腕を振りほどく光景がなんか微笑ましくもあり可愛らしくもあった。

最後は温かくもあり良い映画を観てきたなっていう余韻に包まれた。

正直ロシアって言ったらあまり笑わなかったり日本との関係があったりして良いイメージを持ってなかったんだけど、この映画を観たらロシアの事が好きになってしまいそうなぐらい心を持って行かれる映画だった。

まさしくハリウッドを越えたロシア版パニック映画。

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2018/10/19 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 17777 ホスト:17669 ブラウザ: 5171 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事面白い/怖い/びっくり/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優普通(+0 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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記事日時:2014/04/20

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