[海外映画]アポカリプト: 2013/06/20 狗が身


R15+(15才以上対象表現有)

Apocalypto
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2013/06/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:458(74%) 普通:0(0%) 悪い:159(26%)] / プロバイダ: 9783 ホスト:9832 ブラウザ: 7455
マヤ文明を題材にしてはいるけど、実際はよく出来た逃走劇な一作。
マヤ文明について僕はよく知らないので、そこら辺はスルーして評価を書いています。

率直な感想を言うと、内容は面白くなかった。130分近くかけてやる内容ではないし、テンポもそれほど良かったとは言い難いかもしれない。
でも観て良かったと思える。それだけの映像美があったんだ。表現された世界観があまりにも美しく、血生臭く、原始の臭いが漂ってくるかのような、視覚的な凄さにただ圧倒された。
森の中を疾走する人間。ただ走っている姿が、こんなにもダイナミックで、雄々しく見えるものなのかと。

正味、ストーリーはよろしくないし、キャラも基本的に薄味だ。主人公のジャガーからして、後半の逃走劇は勇ましかったものの、一方でのろまに動物の金玉を食わせて馬鹿笑いするような人物であり、お世辞にも良心的とは言い難い。ジャガーの父も、ジャガーの前では良き父親だけど、のろまにやった仕打ちは笑いごとで済まないしね……;
そもそも、のろまがなんで集落規模でイジメ同然の扱いを受けているのかも分からず、ワリと重要ポジに見えたのろま、同時期に捕まった別集落の男ともにトウモロコシ畑を目前に死んでしまわれたし、なんというか、呆気ない場面が多かったように思う。

弓矢だか槍だかで脇腹を貫かれた状態で滝から落ちても平然と全力疾走してたり、鎖骨辺りも弓矢で射ぬかれたに関わらずなんだかんだで妻と子供を救出した頃にはケロッとできてるし。
ジャガーの妻にしても、あの出産シーンはかなり無茶。あれ、要るのかなぁ……。

脚本は満足できなかったけど、演出はかなり良かった。役者の演技もそうだけど(とくにジャガー役の人は一つ一つの表情に味がある)、気に入ったのは逃走劇における一連の主人公の変化。
生贄の象徴であった青いペイントが滝からの落下によって剥がれ、元のジャガーとなって堂々と口上を叫び、今度は沼にハマって泥だらけになるや、まるで黒い豹の如く狩る側へと転じる。
ここら辺は純粋にカッコイイと感じた。
しかし、泥沼から抜け出した直後にどのような心境の変化で立ち向かうに至ったのかは謎。主人公と敵の動き、ここら辺がどうも、予言どおりに動かされている気がしてならない。キャラクターらしさがいまいちだった。



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