[海外映画]アンダルシアの犬


あんだるしあのいぬ / Un Chien Andalou
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海外映画総合点=平均点x評価数1,919位5,281作品中総合点2 / 偏差値49.34
1929年海外映画総合点2位3作品中
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映像1.50(とても良い)4
キャラ・設定0.50(良い)4
音楽0.50(良い)4
声優・俳優0.50(良い)4
ストーリー0.00(普通)4
考えさせられた75%3人/4人中
美しい50%2人/4人中
怖い50%2人/4人中
びっくり50%2人/4人中
道徳心&モラル25%1人/4人中
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監督:ルイス・ブニュエル
脚本:ルイス・ブニュエルサルバドール・ダリ
製作:ルイス・ブニュエル
撮影:アルベール・デュベルジャン

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
海外 (フランス):公開開始日:1929/06/26
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最終変更日:2014/06/07 / 最終変更者:mosukuwa / 提案者:mosukuwa (更新履歴)
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[推薦数:1] 2020/03/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:837(50%) 普通:491(30%) 悪い:334(20%)] / プロバイダ: 20441 ホスト:20515 ブラウザ: 7480
シュルレアリスムに傾倒していた青年時代のルイス・ブニュエル & サルバドール・ダリが、自身らの見た「夢」をモチーフに創作した実験精神の強い短編映画。
何と言っても開巻早々、「女性の眼球を剃刀でスライスする」というインパクト有り過ぎな猟奇的シーンが本作の「特異性」を良くも悪くも象徴しており、評価に於いても外せない要素に成ってはいるンですが(そもそも此のシーンに対する『好奇心』で、本作を鑑賞する気に成った自分のような輩も相当数居る筈でしょうし)、のっけからドぎつい描写を提示する事でブニュエル & ダリの芸術家コンビ的には、「我々の感性について来れない輩は観なくても宜しい」とばかりに観客を篩に掛けていたような気がしますね。

当初こそ「前衛芸術映画」という触れ込みも相俟って少々身構えつつ鑑賞へと臨み、実際に本編も「整合性ガン無視な抽象的イメージの羅列」に終始してるンですが、一方で「ゲージツ作品」らしからぬ俗っぽさ(つか、お下劣さかな ? )やユーモア精神なんかも織り込んでいるので、思いのほか「口当たりの良さ」を感じつつ観終える事が出来たのは自分としても意外でした。
感覚的にデヴィッド・リンチ監督の『イレイザーヘッド』や、つげ義春先生の『ねじ式』に通ずるものが有ったからなのかも ?

既にオレンジピューレさんが指摘されているように「物語の輪郭らしきもの」こそ序盤から提示されてはいるンですが、そこから如何なる展開を見出すのかは我々観客サイドのイマジネーションに委ねられており、或る意味で本作は2人の芸術家と観客とが繰り広げる「感性対決」の体を成していると言えるでしょう。
無論、自分も当初こそ「掌から這い出る蟻の群れ」「路上に転がる右手首」「青年( ? )が車に轢かれる事を期待する男の表情」「男の持ち物を窓から投げ捨てる一方で慈愛(自愛 ? )の篭った眼差しをも向けるドッペルゲンガー( ? )」「男の口髭を見た途端、大慌てでムダ毛チェックする女(なンでやねんw)」…てな難解シチュの羅列に対し、「あーでも無いこーでも無い」と様々な解釈を打ち立てては見たんですが、もとより明確な答えが出るタイプの作品では無いので途中で諦め、さながら「イシャ」を求めて異世界を彷徨い続ける『ねじ式』主人公の如く、奇怪なイメージの奔流に身を委ねつつ鑑賞しとりましたわw

あからさまに「観客を選別する映画」である上に、観客の受け取り方次第で如何なる解釈も可能な「ズルい作品」なので、本作に対しての好悪感情が二分化するのは至極当然だと思いますが、良くも悪くも「スリリングなひと時」を与えてくれた刺激的作品である事には相違無いので、評価的には「普通」寄りの「良い」と相成りました。逆に言えば、此れ以上の評価を与える事に些かの躊躇いも覚えてしまうのが正直なところなンですが…(汗
[共感]
2020/03/26 思いのほかの「口当たりの良さ」、「ズルい作品」同感です。前衛芸術映画と言いつつ、観客の反応に対し神経質になっていたことが窺える映画でした。 by 放浪カモメ

2018/09/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:798(60%) 普通:335(25%) 悪い:190(14%)] / プロバイダ: 437 ホスト:371 ブラウザ: 8321
【良い点】
・意味わからないけど引き込まれる映像
・シュルレアリスム映画としての価値

【悪い点】
・まったくもって意味わからない

【総合評価】
この映画はルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリが互いにイメージを出し合ったものを映像化した実験的ショートフィルらしい。そのためストーリーといえるものはなく、なんとなく意味深っぽい映像が続く映画である。ただ、映像の羅列ということではなく、なんとく男女のもつれや、あるいは殺人衝動のようなものは窺える部分がある。しかし、全体としてはまったく意味わからないし、わかることが目的の映画でもない。

冒頭で出てくる有名な女性の眼球を真っ二つに切り裂くシーンはなかなか衝撃的だし、その他のシーンでも妙に引き込まれる部分はある。
手首を杖でつつく中性的な青年、手に蟻が群がっている男、ビーチで砂浜に埋もれたまま死んでいる男女など、印象に残る。

ブニュエルとダリはフロイトの自由連想法という精神分析手法やオートマティスムという表現方法を用いてこの映画を作ったらしい。フロイトは夢をはじめとした人間の無意識をもとにした精神分析学の創始者であり、したがってこの映画も脈絡のない人の夢を覗いたような感じである。
そういった映像に興味がある人にはお薦めしたい。

2016/10/25 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2412(50%) 普通:1207(25%) 悪い:1208(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 5173
【良い点】
冒頭の女性の眼球にカリソミが入れられるシーンを筆頭にショッキングな映像の数々にはインパクトはある。

【悪い点】
ストーリーは意味不明&超難解。15分の短編であるのは正解。

【総合評価】
20世紀の巨匠ダリが制作に関わっているというのを知り、冒頭のシーンも納得。
「見るのではない、感じるのだ」の典型的作品であり、
論理的解釈などは殆ど意味をなさず感性で捉えていくものなのでしょう。
逆を言えば感性次第でどうとでも評価しえる作品であり、私の場合…「芸術?知らん」。
評価は「悪い」で。

[推薦数:1] 2015/07/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 7371 ホスト:7388 ブラウザ: 8847
私自身、芸術的な教養も何もない人間なのでダリについてもほとんど知りません
なので作品に込められた意図を把握する前提となる知識が不足してると思います、
ですがこの作品、元々「不可解な映像を客に見せて感じたままにさせる」という意図で
作られたものらしいので、小難しい事は考えずにただ私が思った事をそのまま書いてみます。

最初見て思った印象は「思った以上に話の輪郭が見えちゃってるなぁ」って事でした
いや、もちろん支離滅裂で意味不明な映像の連続ではあるんですが
作り手の考えている事ややりたい事が「こんな感じかな」って自分なりの輪郭が作れてしまうんです、
もちろんダリやブニュエル監督は私の想像もつかない思考の末に生み出した映像なのでしょうけど。

自分はこの作品に、不思議な映像の連続でうとうとしながら夢に入り込むような感覚を
期待していたものですからそういう「思ったよりわかりやすい」構図に冷めてしまいました。
例えば有名なピアノとロバの死体(それと牧師っぽい人)を引きずるシーンも
作り手が本当は何を意図していたのかはわかりませんが
見ている人は大方何が何を象徴しているのか想定出来てしまう。

実際にどんな深い意味が込められているかというより
見ている側が「想定してしまう」という事が問題な気がするんです。
「なんだろうこれ?」という不可解な気持ちを長く持続させてくれないと
こういう映像って一気に底の浅いものに思えてしまう。

同種の映画でしたらマン・レイ監督の「ひとで」とかの方が好きです。
こう言ったらマニアに怒られるかもしれないけど、この手の芸術運動で作られた映画の中では
あんまり面白くない部類の作品なんじゃ?って気がします、
あくまでにわかの素人が思った事ですけど。
でもこういう映画ジャンルを教えてくれた作品という意味では感謝しています、
全編退屈というほどつまらないという事はなかったので「良い」で。

2014/06/09 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2212(57%) 普通:775(20%) 悪い:863(22%)] / プロバイダ: 15458 ホスト:15235 ブラウザ: 5173
超短編映画です。ストーリーはなく、ただインパクトに残る絵を連ねた芸術作品。
そういう作品に対しては、わかったフリして好評を書くわけでも、しらねーよボケと開き直って悪評を書くわけでもなく、両方入り混じった複雑な気持ちで評価を書く事になります。

この「アンダルシアの犬」はまず、眼球をカミソリで真っ二つにするオェェェェェな描写があります。
これ、今ならVシネマとかR18とかそういう扱いで出すしかないんじゃないですかね。ちょっと眼球クラッシュはキツい。
牛の死体の目玉を使ったらしいのですが、ちょっと眼球のぷにっ感が画面を通して伝わってくるので、ちょっと頭がクラッと…。
いくら牛でも眼球切るのはキツい。「これは牛の死体ですから」と言われても全然安心しませんよね。
ロバの死体も出てくるのですが、それもホンモノだったらしく、撮影現場は腐臭とかすごかったっていう話もあります。
そこから先も、そういう、どこかおどろおどろしくも、意味のない描写の繰り返しです。
こっちはただ見てるだけです。監督の夢か何かをモチーフにしたらしく、とりあえず印象に残る絵がどんどん突き出されていくだけなんです。

…まあ、夢って実際そうですよね。
この支離滅裂で継ぎ接ぎになっている感じは確かに夢です。夢の中でも印象的で、起きてしばらく全然忘れられないようなトラウマ化した夢なんでしょうね。
ピアノの上にロバの死体…とか、そういうわけのわからないシュールな光景が懐かしいような、そんな感じを一瞬でも味わえれば充分なんでしょう。
この映画を一度見てトラウマになった人間が、無意識にそれに似た光景で映画を作って、有名になって、それが無意識に視聴者の夢に出てしまう…というような感じで、それでどこか懐かしい光景が随所にあるんじゃないかと思うんですよ。
このレトロでアンティークな雰囲気の夢、ずっと前に見た事ある気がするんだよなぁ…。
それだけはなんか感じ取れたので、まあ充分かなと。

…とはいえ、個人的に引っかかるのは一部シーンの雰囲気だけで、室外のシーンは全く駄目でした。
室内のシーンは、妙なインパクトに惹かれるんですけど、室外のシーンは全く何も思わなかった。
言われると夢に出たような気もしてきますけど、それって多分、「これは夢ですよ」って言われたから、二度三度見直せば何でもそう見えちゃうようになるんでしょうね。
別にそれでもいいんですけど、一回目で貰ったインパクトがほんの二分くらいかなぁ…。

評価は「普通」です。

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2020/03/25 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 20441 ホスト:20515 ブラウザ: 7480 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事怖い/びっくり/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優普通(+0 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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記事日時:2011/06/19
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... 。ながながコメントありがとうございます。忙しくなってもうしわけない。深い考察で久しぶりに考えさせられましたね。アンダルシアもいっぺん見てみてみます。 中野;畜生。試用期間で給料がでないけど。中学校にゴーだぜ。 新駄;最近は不景気で仕事がないんだからあるだけましだと思うで。 中野;まぁ一週間我慢すれば、給料も交通費もでるからな。朝起きる ...
記事日時:2009/04/02 [表示省略記事有(読む)]

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