[海外映画]トランスフォーマー 最後の騎士王: 2020/10/18 634


とらんすふぉーまーさいごのきしおう / Transformers: The Last Knight
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[推薦数:2] 2020/10/18 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2061(50%) 普通:800(19%) 悪い:1279(31%)] / プロバイダ: 10536 ホスト:10714 ブラウザ: 8235
歴代のTFネタを見るための実写作品とでも云えば良いのでしょうか?

そういう作品には一応なっています。

【良い点】

往年の名俳優アンソニー・ホプキンスが重要な役で登場し、しかも、ヘッドマスターでトーキュロン行きも免れないような支離滅裂のコグマンを引き連れている意味でも印象深くしてくれたと思えます。

いろいろなTF歴代ネタを盛り込み、そういうネタを知っている人ならば、嫌が応にも反応するようになっていますし、そうでないと楽しめない映画だったような気がします。

ただ、それ以外に印象に残ったものは・・・・・というと、それだけだったような気も。

【悪い点】

実写世界の地球も『プライム』のようにユニクロンが・・・・・・という設定には、驚いたというより呆れたし、ユニクロンというTF史上最大の悪の超大ボスという存在を実写で描くのは難しいだろうし、そういう具合にしたのは想像に難くないですが、それでも地球がユニクロンになっていた設定は、次回作への期待という具合にしたのかもしれませんが、なんか違う気がします。

今回の悪ボスのクインテッサは、『ザ・ムービー』や『2010』のような弱い奴等ではないのは、それなりにキャラを出していますが、それが関わってきて、コンボイ(オプティマスプライム)をネメシスプライムのようにするにしても、あまり必要なかったような気がするし、そもそものTF達が過去に地球の様々な戦争に関わっていたという後付け設定には「はあ?」と思わざるを得ませんでした。少なくとも、実写第一作では、あまりそういう事を描いていないし、途中から「実はこうでかくかくしかじか・・・・・・・」というのは、確かに無理を通して通りをへっこませるTFらしいっちゃ、らしいかもですが、そんな描き方されても「なにそれ?」と困惑するか、呆けるしかないような感じです。

かといって、人間キャスト達もしっかりしているのかといえばそうでもなく、4作目で欠場していたシモンズや、レノックスを出すのもファンサービスのようでも、マイケル・ベイ特有のKYな演出のような感じだし、キャノピーを人間達が殺すというのは、変に原作コミックを意識(原作コミックでは、ディセプティコンだけではなく、オートボットは地球人からも迫害されるシーンが多い)しているのは、取って付けたような感じです。

そして、悪役のディセプティコンの印象も薄く、クインテッサの前では、単なる使いっ走りのような感じで描かれていて、元々少なかった実写での魅力を余計に削ぎ落としてしまったような具合だし、ガルバトロンを無理矢理メガトロンに戻したり、スタースクリームの頭に「古き友よ」なんてやるシーンには、なんだかドン引き感が強かったです。

最終決戦の時も、それほど心に残ったものはないし、ケイド達が乗った潜水艦もTFになれば面白かったのに、どうにも映像の凄さばかり出すのに腐心にして、TFの魅力を出すというものではなかったし、これではファンでも不満が残ります。

ホットロッドにしても、ロディマスのような人物では無かったし(どういう訳かG1のエリータワンや、BWネオのハイラッドのようなタイムストップ機能は持ったけど)、実写ならではでのTFの魅力を写すという映画とは言い難かったし、無駄に長く造っているのも、飽きられる傾向を造っているし、想像したキャラを上手く活かせない(TFのシリーズが続く中で、避けては通れない問題なのだけど)のも相変わらずだし、確かにマイケル・ベイはもう降板しても良いような気がします。

【総合評価】

そういう具合に映像の迫力と、荒削りなストーリー展開という部分だけにウェートが傾きすぎていて、TFの魅力を出すというものが、段々希薄になっているし、海外作品も悪い意味で和製のような単調な造りにしている傾向が、この実写版から始まったような気がするので、それがここにきて、もっとも極まった感すらあります。

TFの魅力は、設定だけに囚われない自由さからだと思うのですが、海外作品も和製のような型にはまったものになってきてしまった気がするし、実写も一作目には(多少だけど)あった自由な要素も無くなってしまったような感じがします。コンボイに代わって、バンブル(バンブルビー)ばかりを出して新主役にしているのも、ここ最近は顕著過ぎるし、ライオン主体過ぎる平成期ゾイドにも近いような感じもしてきます。

そして、人間サイドに魅力的な人物が居ないのも実写版の欠点だと思うし、ロボットと人間が共に居る世界での物語を見せる意味では、なんだかG1の頃とは違うのは仕方ないとはいえ、あまり魅力的ではないような気がします。

この後のシリーズではクインテッサやユニクロンとの戦いが待っているというのを明示した形で終わったとはいえ、期待感はあまり持てないし(実写版といってしまえば、それまでだが)、演出やメチャクチャ設定を上手くプラスに転化したG1期のようにするのは難しいでしょうけれど、現在の実写に限らないTFに共通する欠点が、この映画にも出てしまったような印象があったのは確かです。
[共感]
2020/10/19 本当に同館です。大らかで自由で楽しかったTFはどこへ行ってしまったのでしょうね。 by 破壊大帝



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