[海外映画]マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙


まーがれっと さっちゃー てつのおんなのなみだ / The Iron Lady
RSS
海外映画総合点=平均点x評価数3,934位5,178作品中総合点-1 / 偏差値46.83
2012年海外映画総合点165位215作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票
声優・俳優0.50(良い)2
映像0.00(普通)2
音楽0.00(普通)2
キャラ・設定-1.00(悪い)2
ストーリー-1.00(悪い)2
悲しい50%1人/2人中
道徳心&モラル50%1人/2人中
考えさせられた50%1人/2人中
びっくり50%1人/2人中
セクシー0%0人/2人中
もっと見る
属性投票する
2011年英制作
監督:フィリダ・ロイド
製作:ダミアン・ジョーンズ
製作総指揮:フランソワ・イヴェルネル キャメロン・マクラッケン テッサ・ロス アダム・クーリック
日本 公開開始日:2012/03/16(金)
海外 :公開開始日:2011
公式サイト
1. http://ironlady.gaga.ne.jp/
2,71622
最近の閲覧数
1220000010
この作品を海外映画として最高の中の最高と投票した方はまだいません。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2016/04/27 / 最終変更者:634 / 提案者:カトル (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
2016/04/25 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2360(50%) 普通:1182(25%) 悪い:1186(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 5173
【良い点】
サッチャー自身の過去回想という形なので多少の美化も納得できるか?
一応、批判されるシーンも断片的に入る。

【悪い点】
認知症を患った主人公視点なので映画としては観辛い部分があります。
断片的な過去回想、夫の幻影、声が聞き辛くなったり見え方がおかしくなったり。

【総合評価】
鉄の女、サッチャー首相を扱った作品。
しかし「公人」としてのサッチャーを描いた作品としては及第点とは言い難い。
彼女の視野の外でどんな想いを抱いて、彼女を捉えていたかが描かれない。
あくまでサッチャー視点中心で周囲の登場人物の描写にも彼女の主観が入る。
ただ「私人」としてのサッチャーの描写を通じ日本に限らず多くの国が抱える高齢化社会、介護問題に切り込んだ。
彼女の世話は娘が行っていますが認知症の親を抱えた人の中にはもっと大きな負担でヘロヘロになっている方もいる訳で。
老い衰えようとも矜持を失わずに生きようとする姿には「鉄の女」と言われた過去の片鱗もうかがえ
ラストには夫に求婚された時には「食器洗いをしている女になりたくない」と言ったサッチャーが大事に食器を洗い
亡き夫の幻影が「君は一人でも大丈夫」と消えていくシーンに被せるように歩いていく彼女を背中から映すカット。

夫婦愛を中心に「私」の部分を強調して「公」の部分を美化するのは論点のすり替えともいえるし
必ずしもサッチャーが題材で無ければ描けない内容でも無い訳ですが、フランス革命で露と消えた王妃の
私生活をダラダラと垂れ流しすように描いていた某仏映画などよりは観られる内容でした。

評価は「普通」で。

[推薦数:1] 2013/07/31 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 440 ホスト:287 ブラウザ: 7859
マーガレット・サッチャーと言えば、保守の中の保守。頑固で己の節を決して曲げない不撓不屈の「鉄の女」。かつての栄華は跡形もなく、大海に沈没する軍艦のように衰退していくイギリスを復活させ、持ち直させた立役者でありながら、断固とした姿勢で臨んだその容赦ない改革は多くの人々の恨みを買った。

鉱山は閉じられ、失業者は溢れ、弱者は切り捨てられ、彼女を憎む怨嗟の声は、かの国でも未だ大きい。しかし彼女なくして、その当時の人々の犠牲なくして、今の英国はあり得ず、それもまた事実。

毀誉褒貶の多いこの人物を脚本家は自らの視線によって自在に切り取り、どうドラマに仕立て上げるかは腕の見せ所でもあるはず。しかし、評価もいまだ定まらず、残された「負の遺産」を巡って現在もなお対立する政治的要素から自由であろうとし、逃げを打って、サッチャーの人となりを描くことに執着した結果、この脚本家は一番やってはいけない手段に出てしまったようだ。



【初歩的なミスを犯す脚本】
劇中、だらだらと続く「人生のイベント」はまるで歴史教材のダイジェスト編のような薄さ。一般受けと親近感を持たせるために仕組んだ夫婦愛の描写も薄く、激しい苦難を共に乗り越えた絆や愛情の深さなど微塵も感じられない。薄い夫婦愛の描写をラストの長回しで挽回さそうという制作側の苦し紛れにはもはや苦笑を禁じ得なかった。

ただただ出来事を羅列していくだけではその人物は語れないだろう。脚本家なりの視線で、何がその女性を動かしている原動力か見極めが必要。その視点に従ってエピソードは整理され、クローズアップされなければならない。

この勇猛なる女性が歴史上何をしたかについては、未だ人々の記憶に新しく、生々しい傷跡を持っているはず。観客の興味は、如何にして「鉄の女」が出来上がったのか、卑怯で"後世の歴史の評価"とやらを気にする器の小さい男どもには決してできなかった"蛮行"をやり遂げたのは如何なる女性だったかに尽きるはず。その答えをこの映画は出していない。一言で言えば政治家たる凄味がないのだ。

階級制の根強いイギリスで食料品店の小娘がのし上がるには、生まれの差別と女性であることへの差別という2重の苦難があったはず。男は自らより有能で、誇りと自我の強い女に寛容になれるほど優れた生き物ではない。特に政治家を志すような野心的な男は。彼女がのし上がるまでに受けた苦難や試練は並大抵なものでないはず。いわば「鉄の女」は一夜にして出来上がらず、確たるエピソードや描写を丁寧に積み重ねなければ説得力は持ち得ない。細かな描写の一部は良いものの、例えば車に乗って追いすがる子供たちを振り切って政治活動に赴く彼女が助手席の子供のおもちゃを片付けるシーン、等は良かったが、なにせ全体の設計がひどく悪かった。



【演技】
名優メリル・ストリープの演技も今回ばかりは頂けなかった。確かに老境に入り、痴呆症を患ったサッチャーを模した演技は素晴らしく、中産階級出身者特有の発音、言い回し、そしてそれを克服する過程のセリフ回しも再現率が高い。しかし何れも型から入る演技であり、厳しい指摘をすればモノマネ芸に過ぎない。実際のサッチャーが持っていた、まるで田舎の小学校の女教頭のような謹厳実直さ、真面目さ、自律心の強さ、こうした美点はかの国の中産階級出身者が持っている美点でもあり、彼女の生まれ育ちが成せた美点でもある。

全盛期のサッチャーからでも口調やしぐさ、表情から画面越しでもそれは感じられるが、メリル・ストリープの演技からはサッチャーが内面に持っていた美徳が感じられなかった。むしろ、彼女に相応しくない華やかな「アメリカの女優オーラ」が出まくりで、謹厳実直とは程遠い。階級制という社会構造やそれが人に与える影響に対する理解が浅く、サッチャー自身への理解も浅い。所詮、歴史のないアメリカの女優と言われても仕方がない出来だった。




【総評】
サッチャーを知らない世代には、適当な歴史教材ぐらいにはなる出来。アメリカの中学生が「サッチャーってどんな人?」という軽い疑問を解決するには適度な薄さ。しかしドラマという葛藤劇にすらなっていない"ドラマ脚本"は問題が多い。映像系の作品でないことは明白なのだから、ここが疎かになれば作品自体瓦解するのは当然。評価は教材ダイジェスト版としての出来の良さを考慮して「悪い」。

追記:
その後調べたところ脚本家のアビ・モーガンはサッチャーが痴呆症を患ったニュースを聞いて、イギリスに君臨し、人々に憎まれ恐れられた保守の女王でも老境はこのような惨めな病を患うということを描きたくなったらしい。確かに痴呆症の症状は執拗に描写されていた。頂に上った支配者をこき下ろすのはサッチャーに酷い目に合わされたと感じている人々にはさぞかし溜飲が下がったことだろうが、老いは誰にでも訪れるものであり、その部分だけをことさらに強調するのは、女性週刊誌のスキャンダル記事のような暴露趣味であり、個人的にあまり良い趣味の描き方だとは思えない。 それくらいなら真正面から政治批判したほうがまだ良かったのでは。

この評価板に投稿する



2015/01/11 悪印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 2134 ホスト:1944 ブラウザ: 7420 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事悲しい/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリーとても悪い(-2 pnt)
キャラ・設定悪い(-1 pnt)
映像普通(+0 pnt)
声優・俳優普通(+0 pnt)
音楽悪い(-1 pnt)

もっと見る
1. 友情実話伝説-Part2〓陣兵専学生活編〓-第987話(1637話)「エクステ講座Ⅱ〜〓マンガ制作〓[その5 ]〜」 by 陣兵
... ドラえもん のび太と奇跡島〜アニマルアドベンチャー〜 第 2位 僕等がいた 前篇 第 3位 シャーロック・ホームズ シャドウゲーム 第 4位 ウルトラマンサーガ 第 5位 映画プリキュアオールスターズNewStage みらいともだち 第 6位 ライアーゲーム-再生- 第 7位 長ぐつをはいたネコ 第 8位 マーガレットサッチャー 第 9 ...
記事日時:2012/03/29 [表示省略記事有(読む)]

作品の評価またはコメントの投稿欄
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ