[海外映画]トラ・トラ・トラ!


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海外映画総合点=平均点x評価数552位5,156作品中総合点9 / 偏差値54.62
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作品紹介(あらすじ)

日米関係が悪化していた1941年末期、連合艦隊司令長官に就任した山本五十六は、米艦隊の基地であるハワイ・真珠湾を攻撃する準備を進めていたが、かたや、アメリカの力の大きさを知っており、交渉による事態の改善と、日米戦回避の願いを持っていた。

しかし、山本の戦争回避の思いとは裏腹に交渉は芳しく進まなかった。そして、日米開戦が決定的になった1941年12月8日1時を持って、日本が最終通告への提示をする矢先、ハワイを目指していた連合艦隊機動部隊から次々と攻撃目標である真珠湾目がけて、空母艦載機群が飛び立っていく・・・・・・。
1970 日米共同制作
監督:リチャード・フライシャー舛田利雄深作欣二
製作総指揮:ダリル・F・ザナック
製作:エルモ・ウィリアムス
日本 公開開始日:1970/09/25(金)
海外 (アメリカ):公開開始日:1970/09/23
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最終変更日:2016/09/15 / 最終変更者:634 / その他更新者: アセチルサリチル酸 / 提案者:634 (更新履歴)
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[推薦数:1] 2016/08/31 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2014(50%) 普通:778(19%) 悪い:1245(31%)] / プロバイダ: 11146 ホスト:11388 ブラウザ: 7912
日米合作の戦争映画では最高の出来だと思います。

どこぞの大味映画しか作れない、マイケル・ベイのあっちとは雲泥の差です。

【良い点】

太平洋戦争直前の緊迫感と、日米両サイドから見た独特のドラマは、歴史を知っている人からすれば、良く出来ていると称賛できると思えます。

戦艦「長門」と「アリゾナ」の実物大セットも大迫力で、長門はこの作品と『スパイ・ゾルゲ』以外ではあまり目立った出番が無い艦だけに、本作での聯合艦隊司令部になっている(実際開戦前後では旗艦だったし)ところと、そこでの会議や風景も緊迫感がありました。

ワシントンでの情報収集と独自の視点による調査研究を描いたシーンと、アメリカ側の日米戦回避の動きがあった部分も描いていたのは評価出来るし、戦艦アリゾナは真珠湾で沈められただけに戦争の最初を象徴していたし、長門にしても、開戦の司令部に使われ、終戦まで生き残り、最期は原爆実験に使われ・・・という形で、それぞれの艦が主役のようになっていました。

その意味ではミニチュアやセットに、ドラマ展開という点で考えると、本作の主役の艦は、「赤城」や「飛龍」といった真珠湾攻撃に出た日本空母ではなく、アメリカ側がアリゾナで、日本側が長門だったといえると思えます。そう思うと、「大和」(建造していることは宇垣の弁で出ていますが)ばかりが主役になる作品の中では、長門が主役になった戦争映画は本作だけかも?(「陸奥」は後の爆沈事故題材の作品で、その意味では主役になったといえますが。)

アメリカ側の情報収集力の凄さを、そういったものに頼らずにのほほんとしているものに近かった日本と比べると、「日本がアメリカに勝てなかったのは、こういう影響があるのだ」というのも伝えていました。

【悪い点】

ハルを良い人っぽく描いてるのは問題でしょうね。

ハルがそもそもローズベルトにけしかけて、その指令で日米戦を推進したし、公開時にはハル・ノートの事だって公になっていたはずだし、それをちゃんと載せていなかったのは、アメリカの戦争犯罪への後ろめたさっぽい感じもしない事もないのですが・・・。

【総合評価】

ちょっと疑問ですが、寅さんコック長の出演と、炊事をやっている光景は当時の日本軍艦であったのかな?と思うし、渥美清がこの緊迫したドラマに合うのかは「?」ではあったし、緊迫感や緊張感を寅さんが削いでしまったような気もしないことはありません。

でも、当時のハワイへ向かう空母の中で、そうした事もあったかも知れず、寅さんコック長のような人が居た軍艦も無きにしも非ずなので、ここは賛否が分かれるかも・・・です。

ラストの南雲が中途半端な攻撃で切り上げてしまうのは、後の日本に降りかかってくるアメリカの猛反撃の歴史の事実と同じであり、その南雲に第二次攻撃を行うことを願いながらも、実行しなかった事へのじれったさを感じる事が出来るのも、この作品が一番だったと思えますし、山本の台詞もまた、そうした歴史の結果論と、その当時への歯がゆさが滲み出ていました。

日米どちらも一般兵達の姿は何も知らない、軍上層部に翻弄されたあどけない若者や、真面目な人々の姿を描いていたのは、こういう人々を巻き込んで行う戦争の実態を浮き彫りにしていて、悲劇性を極力廃していたことが却って、リアリティと現実を見せていたと思えます。

2015/07/13 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6551(87%) 普通:551(7%) 悪い:402(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:21946 ブラウザ: 1975(携帯)
そういえば、自分がまだ小学校に通っていた頃だから、もうかれこれ15年くらい前になりますが、そのときに放送されていたビートたけしの某バラエティー番組の黒澤明特集で取り上げられていて初めて知りましたが、太平洋戦争が勃発する瞬間とそこまでに至った過程を当時の外交等を交えながら日本とアメリカの二つの立場から丁寧に描いておりましたね。

そもそも、第二次世界大戦での日本とアメリカの戦争といえば、戦後のGHQのA級戦犯の裁判等で東条英機や松岡洋右らが引き起こしたというイメージが強いでしょうけれども、実際のところ戦争をすることになった原因は近衛文麿によるところが大きいんじゃなかろうかというのが個人的な見解ですね。一言でいうと不思議ちゃんだった近衛内閣でしたが、アメリカとの外交でいろいろやらかしちゃってそれまで続いていた貿易も止められ、まさに袋のネズミ状態で追い詰められた末に東条内閣にバトンタッチしたわけで、東条からしたら切るべきカードがない状態でどうしようもなかったわけですからある意味気の毒でしたよね。

そんななかで起こった真珠湾攻撃。「地上より永遠に」という映画を観ていたこともあり、アメリカ軍の視点からの日本軍の真珠湾攻撃は非常に興味深いものがありました。

2012/10/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2944(33%) 普通:3034(34%) 悪い:2899(33%)] / プロバイダ: 13151 ホスト:12779 ブラウザ: 5682
後の「パールハーバー」等同様、太平洋戦争を題材とした映画でしたが、
戦闘描写ではなく、そこに至るまでのお偉いさん方達のやり取りに重点が
置かれていたのは他の戦争映画とはちょっと変わった切り口だったでしょう。

ルーズベルトや山本五十六、それに近衛文麿等実際の実在人物達の風貌を
再現しようと努力していたのも伝わりましたが、そうしたやり取りは綿密で、
政治や外交等の一筋縄ではいかない難しさを改めて感じさせられたと言うか。
何より、日米両サイドの立場を一方が正義でもう一方が悪などではない、
公平に描かれていたのは好印象でした。

戦闘シーンは、ほんとに最後の最後でやっと見えてきた感じで、凄い
派手だったわけではなかったけど、迫力はあり、臨場感や緊迫感とかは
伝わってきました。後年井上成美にも批判された、「1年はやってみせますが、
その後は分かりません。」というようなセリフも見られた山本五十六が、
真珠湾攻撃成功の裏で不安を隠せずにはいられなかったラストの場面も
余韻がありましたね。単に太平洋戦争の勝ち負けではなく、その後の戦後、
経済大国にはなったが、拙劣な外交や政治等尖閣や竹島問題も記憶に新しい、
周辺諸国との軋轢にも苦しんでいる現代日本の姿も暗示していたという意味でですね。

故・渥美清氏と故・松山英太郎氏のやり取りもちょっとしたアクセントの
役割もあったと思われますが、戦争を素材とした人間ドラマとしては出来た
良作だったでしょう。評価は「とても良い」寄りの「良い」で。

2012/05/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2698(60%) 普通:753(17%) 悪い:1045(23%)] / プロバイダ: 14753 ホスト:14578 ブラウザ: 9929
日米の政治家や軍人の政治劇が展開されて、戦闘シーンは最後の真珠湾攻撃までおあずけ同然。
これは、戦争物として見た場合、どうしても欠点になってしまう。

話は、艦上で山本五十六の司令官就任式が行われるシーンから始まります。

野村とハルを挟んでそれぞれの陣営で展開される政争で足並みの乱れを露呈する日本陣営、
組織内で「艦だ」「戦闘機」だと揉める日本の上を行くアメリカの情報戦、
アメリカ情報部に筒抜けだった日本側の動向、暗号を解読して暗号文が書いた紙や機会を処分する、
真珠湾に空母が見当たらないことを不審に思うパイロット等、
作中では、当時の状況が冷徹に再現されており、それらは視聴者に向けて発した警告と言っても良かった。

特に山本五十六が真珠湾攻撃の成功に隠された真実を語るラストは、この作品の全てが集約されていました。

2011/08/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2152(50%) 普通:1080(25%) 悪い:1084(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 6425
【良い点】
戦闘シーンの迫力。
本物の航空機を用いて撮影された圧倒的量感は近年のCG映像などでは出せません。

【悪い点】
登場人物多数の群像劇(主人公不在?)で開戦に至るまでの日米の政治・軍部の動きは
かなり複雑なので一度、観ただけでは把握しきれない所があります。
1941年11月の段階では真珠湾駐留の米軍も日本軍に対して警戒態勢を取っていて、
交渉による戦争回避のリミットが同月末29日とされながら、
その時期が描かれないまま12月に入って…という辺りはやや肩透かし気味。

【総合評価】
マクロレベル描写に徹した戦争映画。
特定の人物のキャラを掘り下げて視聴者の感情を煽るようなことは一切せずに、
徹底してドライにドキュメンタリータッチで戦争が描かれています。
これは日本軍の攻撃で米兵が死んでいく場面が淡々としているのは勿論、
前線で命を懸ける将兵とは別の思惑で動いていく上層部という意味でもあります。
軍事的には日本軍の大勝を描きながら、外交・情報戦においては徹底的な日本の敗北。
「トラ・トラ・トラ!」=「ワレ奇襲二成功セリ!」とは何とも皮肉なタイトルです。

日本側の情報を完全傍受、最新鋭の解読機を使用後は証拠隠滅のために破棄、
「まず大統領に知らせる」という婉曲な表現で前線兵士を見捨てる米側の冷徹さと狡猾さ。
対する日本は開戦直前に発表すべき声明文をタイピスト技術も持たない役人が
一文字ずつ打っていて、真珠湾攻撃に間に合わないというお間抜けさ。
戦場で意気揚々の日本兵に対して、ハル国務長官に糾弾され鎮痛な面持ちで退出する野村大使。
これらのコントラストが後の展開を暗示しており、それを見越しているであろう
ラストシーンにおける山本五十六の心境、いくばくやといった感じでした。

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2015/07/13 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21970 ホスト:21946 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
感じた事熱血/格好良い/考えさせられた 
ストーリー良い(+1 pnt)
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映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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