[海外映画]トゥルーマン・ショー


THE TRUEMAN SHOW
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作品紹介(あらすじ)

典型的なアメリカ市民・トゥルーマン。だが彼の暮らす 環境は、どことなく不自然だ。それもそのはず、実は彼の 人生は、隠しカメラによってTV番組「トゥルーマン・ ショー」として世界中に放送されていたのだ!家族や友人を 含めたこれまでの人生が全てフィクションだったと知った 彼は、現実の世界への脱出を決意する…。メディアによっ て作られた人生の悲喜劇に、見事なリアリティを与えてい るジム・キャリーの熱演が光る傑作コメディ。
1998年 アメリカ
制作/配給:スコット・ルーディン・プロ/パラマウント/UIP
監督:ピーター・ウィアー
製作:スコット・ルーディン アンドリュー・ニコル エドワード・S・フェルドマン アダム・シュローダー
日本 公開開始日:1998/11/14(土)
海外 (アメリカ):公開開始日:1998/06/05
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最終変更日:2018/01/10 / 最終変更者:634 / その他更新者: Reeg / シューゴ / 提案者:宝家義頼 (更新履歴)
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2018/01/09 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:75(38%) 普通:19(10%) 悪い:106(53%)] / プロバイダ: 10419 ホスト:10292 ブラウザ: 5517
そもそも劇中の「トゥルーマン・ショー」というリアリティ番組自体がそれほど面白いものには思えないので、ストーリーに入っていくことができずに終始冷めた目で鑑賞した。こういった世界観そのものにフィクションの要素が色濃い作品は導入で入り込めないと台無しになるもんだなと思った。

ジム・キャリー(その当時最も人気があったであろう俳優)が「市井を生きる平凡な男」をあえて演じる必然性が伝わってこない。また彼の持ち味でもあるエキセントリックな演技は観客の感情移入を難しくさせている。大金持ちのセレブスターに「生きていける保証もないのに安全な場所を捨てて外の世界に出ていく」というラストシーンを演じさせても白々しいだけだろう。

俳優は船を動かせないのに主人公にはなぜかできたり(トラウマの設定はどこへ?)、そもそもなぜ動かせる船が用意してあったのか?などご都合主義の場面も目立つ。薄っぺらく寒々しい内容だった。

2016/07/10 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:831(66%) 普通:171(14%) 悪い:250(20%)] / プロバイダ: 1165 ホスト:1082 ブラウザ: 5171
エド・ハリスが見事。
位置付け的には敵役なのだが、完全に悪役というわけでもなく、大物プロデューサーとしての冷徹さと、まるで父から子へ向けるようなトゥルーマンへの愛情、相反する両面を見事にやってのけていたのは脱帽の一言。
ジム・キャリーの好演も勿論よかったが、やはりハリス氏が全部もっていったと思う。
それにしても氏が未だに無冠というのが信じられない。

2015/12/06 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:911(59%) 普通:342(22%) 悪い:281(18%)] / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 5171
誰もがなんとなく思い描いたことがあるであろうもしも生きているこの世界が作り物だったら・・・
この作品では1人の男性の人生をTV番組の世界として描いています。

普通のドラマに飽き飽きしているから1人の人間を監視する番組を大きな規模で番組が作られたという過程すでに怖い世界なのですが
トゥルーマンが自分の生きている世界に疑問を持つまでの
自分の上だけに雨が降ったりとか、進行の邪魔をしまくったりするところとか面白い部分も多いです。

題材が珍しいだけあってなかなか面白く見られるのですが、
ラストはそこで終わっちゃうのかぁってちょっと思っちゃったかなぁ。
TVに映ってるところだけってなるとそうなるのも仕方ないのはわかるんだけどさー。

まぁいろいろ考えられる作品だったかな。
ひとつの映画としては面白いけど、24時間毎日あの番組やってるなら
自分が視聴者だったらたぶん3日くらいで飽きてると思うw。

評価は「良い」でっ!

[推薦数:1] 2015/07/06 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6657(87%) 普通:560(7%) 悪い:407(5%)] / プロバイダ: 21846 ホスト:21815 ブラウザ: 1975(携帯)
明るい画面に終始するが、恐ろしい映画である。再見することでじわじわと怖さが身に迫る。そもそもリピート鑑賞はしたくないと私は思ってきた。初回の出会いと感動こそが映画鑑賞の勝負だからだ。だが、この映画はリピートによってはじめて理解し、本当に心を動かされることになった。「東京物語」にしろ「シックスセンス」にしろ、少し鈍感な私には二度目で、やっとそうだったのかと思う映画が増えてきた。

金のかかった映画ではない。発想や才気の勝利とはこういうのを指すのだろう。冒頭で「CGやSFX等カネのかかったアドベンチャーだけが映画ではない。日常からもドラマは生まれる」とのセリフがあり、この言葉が風変わりな映画全体を解く鍵の役割も果たしているのがやがて分かってくるが、それはそれとしてハリウッドはなんとも奇抜でユニークなひらめきに満ちた作品を作り出してくる。さすがだと脱帽させられる。日本映画はカネがないから負ける、資本の力の差が日米ではありすぎるから衰退に追い込まれると弁明するが、そんなのは敗者の弁解であることが、この映画を見ればよく分かる。

冒頭から画面の四隅がボヤけたショットが出てくる。なぜだろう、望遠鏡で主人公が見張られているのか。これが少しずつ意味が明らかになってくるにしたがってじわじわと恐怖が進行してくる仕掛けになっている。それにしても生まれてからこのかた生活と生涯が全て5000台ものTVカメラで捉えられ、それが生中継として全世界に映像として提供されているとはなんたることか。30年間も見張られており、妻までがテレビ局の回し者として演技をしていた。映像の世紀、マスメディアが支配する現代の映像ファシズムを告発する映画として受け取ってよい。「ひょっとすると?」といったありえるかもしれない恐怖が脳裏をよぎる。そこにこの映画のリアリティーがあるし、作者の単なる奇抜な思いつきではない鋭い現実感覚がある。

かけがえのない人生の全ての時間を常に見張られ、管理され、大衆の目にさらされ続ける。この囚われは、肉体的拘束の終身刑よりも、もっとひどい精神的拘束を意味する。平和な日常のなかで暮らしていたつもりのトゥルーマンが自由を求めるのは当然である。ラスト、彼は真の生活と生涯を目指して疑似現実から脱出をしていく。彼の旅立ちを見るテレビの観客が拍手を送るが、それはアメリカの良心の証でもあるし、何より映画を観る我々の気持ちをも代弁しているともいえるだろう。

2013/04/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:287(51%) 普通:83(15%) 悪い:197(35%)] / プロバイダ: 2585 ホスト:2616 ブラウザ: 4180
【総合評価】
とても面白くて斬新なありそうでなかった映画
仮想世界や作られた世界で暮らしていることに気が付かない主人公というのは今ではありふれた設定化も知れないが、この映画に関しては割と最初のほうで視聴者に作られた世界で過ごしているという核心部分をバラしている。
初めはこんな序盤でバラしていいものか?と首を傾げたものだが、構造をバラすことによって、映画の中の視聴者と概ね同じ気持ちで視聴することが出来た

何しろ良かったのは、トルゥーマンの人間性と作品の流れが非常にマッチしていたことだ
ピュアで明るくて社交的、ただそれだけなのに展開の一つ一つが彼ならではの選択だと思う
もちろん明るくて社交的でピュアでなければ全世界に公開して流せるほど人気は出なかったであろうがそれもまた、TV局側が幼い頃から操作していたと思うと物語が益々壮大な物になったように感じる

この映画は『最近の映画・ドラマ等に対する皮肉』『運命に抗う事の偉大さ』が見て取れる
最初の『映画はどれも現実的ではないからのめり込めないどれもフェイクだと分かっていながらに見ているので本物が無い』という台詞はまさしく前者の物だし、最後の嵐の中もがくトルゥーマンはまさしく後者の物だと言える。
相手は天候も人も好き勝手にいじることが出来るのに自分には何も無いだが、乗り越えた先にシルビアが待っている 辛いことを乗り越えて真実に辿り着くという構図もまさに現実そのものでしたね

この後彼がどうなったかは不明だが、とても明るい引きで悪いことなど無さそうに見える
彼がトルゥーマンショーに対してどう思っているか、マーロンを恨んでいないかなどは触れられていなかったが、どんなに推察や想像を繰り返しても明るいENDしか考えることが出来ない
あの嵐を乗り越えて真実に辿り着いたのだからもう辛いことなんて無くていいはずだ…!という希望的観測であるとも言える それほどまでに真実に辿り着いた彼は雄大で明るくて楽しそうだった

ジム・キャリーだからコメディだと思っている人は一度見た方が良い
非常に良くできた映画

2012/05/31 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 7306
「会えない時のために"今日は"と"今晩は"を」
「他の番組を"TVガイド"は?」

監督はピーター・ウィアー。脚本は『ガタカ』アンドリュー・ニコル
奇抜なストーリーが魅力。引用したラストのセリフもいいですね。
ローレンとの再会は描いてほしかったなあ。

この作品が気に入った方は『主人公は僕だった』、テリー・ギリアムの『未来都市ブラジル』トリュフォー監督の『華氏451』、ルーカス監督の『THX 1138』なんかがお薦め。

2012/03/24 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2159(58%) 普通:744(20%) 悪い:833(22%)] / プロバイダ: 15458 ホスト:15408 ブラウザ: 7541
途中までは見ていて鳥肌が立ちまくった作品。
二十四時間三百六十五日を監視され、テレビ放映されているにも関わらず、そこから抜けることができない恐怖。
周囲の人間は誰も彼もが「役者」でしかなく、優しさも思い出も全てが虚構でしかないということに気づき、世界の異変を感じ始めるトゥルーマンの姿に、「もし自分がそうだったら…」という恐怖を感じずにはいられないでしょう。
音楽もそれを誘発する怖さを持っています。
たとえば、父親との再会シーンなんかは、完全に全てが作り物であるにも関わらず、視聴者が感涙して、感動的な音楽が流れるなんかは、作り物の怖さを感じる。
ホラー映画でもなく、日常のワンシーンですらここまで恐ろしい映画っていうのは初めてでした。

劇中劇のスタッフの「あざとさ」も凄く笑える。
トゥルーマンの周りにしか降らない不自然な雨、バスの運転ができない運転手、同じところを往復し続ける通行人、テレビに映りたいだけの乱入者などなど……。
明らかに粗のある人生であるにも関わらず、トゥルーマンはシルヴィアと出会わなければ知ることはなかった。たぶん、彼がそれを当然だと思っていたから気に留めていなかったんでしょう。

日本アニメの「勇者特急マイトガイン」とか「THE ビッグオー」、「アニマル横町」でもこういう「自分の世界は虚構だった」というのが描かれるけど、それはごく一部の話のみ。
全編通してそのテーマのみが描かれるこの映画は非常に面白かったです。

最終的に外世界へ出て行こうとするトゥルーマンを応援する人々の姿や、彼が本当に人間になるのを祝福する人々の姿が印象的でした。
ラストでお辞儀をするところや、カメラを切るところなんかも素晴らしいですね。

他人に人生の枠を組まれて、何が面白いものかよ!!

2009/12/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 17574 ホスト:17491 ブラウザ: 8275
公開当時は、ただ面白いなとしか思いませんでしたが、歳を重ねた今、恐ろしさと深さが見えてきます。
監督・クリストフはまるで神のように番組を牛耳り、誕生当時から四六時中セットの中で育て続けてきたトゥルーマンのことも完全に理解していると思い込んでいました。だから、ラストで外に出ようとするトゥルーマンにあのような言葉を言えたのでしょう。
しかし、トゥルーマンがいつもの言葉とともに外へ出て行き、世界中の視聴者がチャンネルを変えるかテレビを消すかしたときに、クリストフは自分が、トゥルーマンや役者、そして視聴者たちと同じ人間に過ぎないことを思い知らされます。
何せ本物の神は、気に入らない世界を無に帰す・・・・・ゼロに戻すことができるのですから。この作品は人間の残酷さと無力さを冷めた視線で描いています。

2007/02/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:195(95%) 普通:10(5%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 9406 ホスト:9419 ブラウザ: 4184
ジム・キャリーの演技力を見せてもらった作品でした。
できればこの作品でオスカーを取ってほしかったです。
いろいろなところがとても興味深い作品でした。

2006/07/21 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:575(70%) 普通:103(13%) 悪い:140(17%)] / プロバイダ: 18453 ホスト:18387 ブラウザ: 4184
アンドリュー・ニコル絡みで見た作品。
正直この作品は…あまりにも無知な企画者達に、それを応援する世界中の人々…。
どうも駄目だ…誰にでもわかる事だけど明らかに人権侵害だし、一人の人間のプライバシーを見せて喜ばせるってどうも最悪としか思えない…。
いくら映画と考えてもしっくりこないんだよな…。脚本は見事だし、痛烈に社会批判している事もわかるが…。

そうなれば自然とトゥルーマンに情が移るのは至極当然。
トゥルーマンの視点でしか私は見れなかったかな。
30数年間も同じ演技をしている役者達ももっとアドリブが聞いた演技が出来なかったのか?
トゥルーマンにやたらと気を利かしたり、全く無反応だったり、あまりにも違和感がありすぎる。
なぜ自然体で演じなかったのか最大の疑問である。

結局一人の女性の為にトゥルーマンはその事に徐々に気づき始めるんだけど…最大の友人であるマーロンも最悪の一言。
友人でありながらそれは仮の姿であるって…トゥルーマンにとってはあまりにもショックな事だし…。
彼自身も罪悪感はなかったのか?それに気づき始めるトゥルーマン。トゥルーマンの純粋な姿が印象的で感動的である。

必死で止めようとするエド・ハリスの姿も確かにわかる。
ある意味彼の親のような存在でもあり、生みの親でもあるからだ。
子離れさせない気持ちと、親離れしようとトゥルーマン。
親馬鹿と言えば何か変だが、トゥルーマンの気持ちの方がエド・ハリスを上回ったんでしょうね。
ラストはトゥルーマンの希望一杯の旅立ちで終わったけど、実際社会に出たトゥルーマンは現実と違う世界をみてどう思ったのか今後の姿も少しのぞいてみたかったかな。
一人の人間として旅立った姿はとても凛々しく強い気持ちで溢れてたな。

世界中の人々は彼がいつ巣立つかそれを半分楽しみにもしていたんですかね。
色々と違う視点から見れば実に面白い作品だなと気づくところも監督の手腕なんでしょうか。
ジム・キャリーの演技は天晴れ。エド・ハリスの悲哀にみちた表情も一品の価値あり。

2005/12/29 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:179(57%) 普通:16(5%) 悪い:119(38%)] / プロバイダ: 13471 ホスト:13381 ブラウザ: 4483
トゥルーマンはどこかで気がついていたのでしょう。
自分の住む世界のことも全てを影で操る監督クリストフの存在も・・・
そうでなければ「町を出たい」という憧れなど、当の昔に捨てているはずだ。
人間は運命という輪で導かれています。しかし、訳もなく知らない誰かに左右されるものでは
決してないはずです。トゥルーマンの行動、そして「トゥルーマン・ショー」が
スクリーンを通して、その事実を知ってもらいたかったのだと思う・・・
「人生を誰かに操られている」社会で生活を営む人間の疑問と虚しさがストーリーの原点だったのでしょう。
ピーター・ウィーアー氏はユーモアとドラマ性を踏まえ、その誰もが抱く疑問をひとつの物語
として完成させた。この「トゥルーマン・ショー」こそが本当の人間ドラマだと考える。
ラストシーンではトゥルーマンが外の世界へ旅立っていくシーンが目を引く、
トゥルーマンの行く先に真実があるかどうかはわからない。しかし、トゥルーマンの脱出は
彼の物語を見守ってきた人々に歓声をもたらした。それと同時に一人の男の人生がぶち壊された。
クリストフ監督だ。彼はトゥルーマンの全てを見守ってきた。そしてこの世界に真実がない事も知っている
だからこそ、シーヘヴンという作られた社会で彼を繋ぎ止めていたかったのだ。
それがトゥルーマンの幸せだと考えて・・・
しかし、トゥルーマンはそんな彼とシーヘヴンを見捨てて去っていた。
クリストフ監督の生涯をかけた試みが全て無駄に終わってしまった瞬間だった。
「トゥルーマン・ショー」のエンディング。それは悲しみと希望に満ちた
全く新しいエンディングではないだろうか・・・

2005/09/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 12661 ホスト:12636 ブラウザ: 2755(携帯)
ジム・キャリーは個人的に好きな俳優でコメディ以外の作品(おそらく『トゥルーマン…』『マジェスティック』最近では『エターナル・サンシャイン』)の中では一番好きだと思う。
この物語はいわば《唯我独尊》の逆ver.
世界は自分を中心に動いていた、しかもアメリカ全土で放送中。友達も通行人も親までもがエキストラ。突然好きな人にそんなこと言われたらどうすればいい??しかも彼女はその後行方不明に。

アイデアとしてはサスペンスにもスリラーにもなりえる魅力的なアイデア。しかしそれを敢えてヒューマンドラマにしたのは正解。

他のレスにも書いてあったが、監督クリストフはキリスト。モーゼスはモーゼを意識してるのに間違いはないと思う。そしてトゥルーマンこそが名前の通り神と対峙する人間の存在だ。

知らず知らずの内に神の手の上で踊らされる人間。神が作った軌道を進むことしか出来ない人間。まさしく運命に翻弄される人間の生きざまに重なる。

トゥルーマンは世界が虚構であると疑い海原に出る。
そしてラストシーン。トゥルーマンは世界の果てにたどり着く。クリストフの登場。トゥルーマン・ショーの中での『トゥルーマン』という存在を生み、誰よりもトゥルーマンを知り、誰よりもトゥルーマンを愛す人物の登場でトゥルーマンの心は揺れ動く。

しかし……トゥルーマンは世界を抜け出すことを決意する。青空の中の階段を上り扉を開ける。人間が神が生んだホムンクルスではなく、それを超越すべき存在になるかの如くトゥルーマンは自立する。真の父親的存在である『神』からの、そして自意識外の世界からの自立。その先に何が待っているかは分からない。トゥルーマンの判断が正解だったかどうかは言及されない。

だが最後、視聴者の視線になることでトゥルーマンの物語が結局虚構のストーリーになる。この距離感がトゥルーマン・ショーがただの自立の物語になるのを防いでいる。クリストフ、トゥルーマンの親と子の関係に視聴者が加わることにより、トゥルーマンの自立はそれまでの世界からの孤立となる。
親からの自立、そして他意識からの孤立。
トゥルーマンはエキストラ、視聴者の二層の『人』によって囲まれていた。しかしそれは人間が孤独であるという逆説的表現だ。

トゥルーマン・ショーは人間の本質を描いた現代の童話・寓話だ。

2005/08/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:179(57%) 普通:16(5%) 悪い:119(38%)] / プロバイダ: 13471 ホスト:13274 ブラウザ: 4483
ジム・キャリーの作品のなかでは最高峰といっても良いだろう。
一般的には『マスク』で知られているが、私はあのようなドタバタコメディーは好きになれない。
あなたの住む世界がもし、偽物だとしたらどうだろう?家族も友達も恋人も
隣に住むおじさんでさえ雇われた俳優だとしたら?これは偽物の世界の世界を題材に作られた
全く新しい映画といえる。人生全てをショーにされた男、トゥルーマン・バーバンク。
彼の生涯と、シーヘヴンという作られた世界を出るまでの物語。何より注目したいのが、
トゥルーマンが心にしまい込んだ外の世界への憧れと、かつての恋人への想い。
そしてシーヘヴンというひとつの社会だ。このもうひとつの社会からはどこか恐ろしい何かを感じた
絵に書いたような静かで平和な町のうちの不気味さは言葉では表せないほどだ。
何よりも周りの人間全てが自分の人生をおもちゃにしているという事実。普通の人間がこの事を知れば
恐らく皆、発狂するだろう。しかし彼は笑顔のままで作られた社会から立ち去った。
トゥルーマンは強い人間だったのだろうか?それとも最初から分かっていたのか・・・
もう一人の主人公はトゥルーマンの人生を影で操っていたクリストフ監督なのかも知れない。
彼は他のエキストラと違い、トゥルーマンを製品や役者として扱っていない。あくまで一人の人間として扱っている
ラストシーンで彼は会った事さえなかったトゥルーマンと初めて言葉を交わす。そして外に真実などない事や
彼の事を誰よりも良く知ると語った。トゥルーマンの人生を誰よりも案じていたのはクリストフ監督なのだから
これは無駄な笑いや平和な日常だけを描いた映画ではない。そういった場面はあえて省略されている
この作品は人によって意見や見方が異なる数少ない映画だ。この物語が伝えたい事は
視聴者の視点で物語を見るあなた自身が感じ、思い描くのだ。人の数だけ良くも悪くもなるのが
この映画なのだから。私は作られた世界というストーリーと他人のレールから脱出し、
運命を切り開くトゥルーマンの姿に大変心を打たれた。ここで終わるとしよう

2005/06/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(76%) 普通:4(6%) 悪い:13(19%)] / プロバイダ: 22647 ホスト:22476 ブラウザ: 3646
素晴らしい!こんなに良い作品があるとは!映画館で見たかった…。

ジム・キャリーの作品は一通り見ましたが、これが最高の作品ですね。序盤はコメディタッチを期待して
いただけに少々拍子抜けしましたが、終わってみればなんのその。そんな事は些細な事にすぎませんでした。

ジム・キャリーは相変わらずいい演技してますね。作品の世界観からするとかなり暗くなりがちですが、
そこをいい意味で緩和してます。また、番組プロデューサーのクリストフのエド・ハリスの演技も良かったです。
トゥルーマンに対しての複雑な感情を見事に演じています。

欠点らしい欠点が見当たらないので、最近のハデハデ映画に飽きてしまった人にはぜひオススメします。
必見ですよ!

※余談ですが、実際にこんな番組が放送されたら本当に視聴率高いでしょうね。事実は小説より奇なり、
とはよく言ったものです。

2004/11/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:21(75%) 普通:0(0%) 悪い:7(25%)] / プロバイダ: 22437 ホスト:22123 ブラウザ: 3875
昨日DVDで観ました、すごく良かったです・・。
トゥルーマンに情がうつりそうだったw
ところで、これってコメディだったんですか?
私が借りたビデオ屋では「感動、ドラマ」に分類されてて、私もそのつもりで観たんですが。

ジム・キャリーは「マスク」みたいなバリバリのコメディも好きだけど、個人的には「マンオンザムーン」とか「マジェスティック」の印象が強くて、「面白いけど繊細」なイメージを持ってたんで、このトゥルーマンの役はかなりピッタリだったと思いました。
あと、ネタバレですが、ラストらへんの海にあった壁を泣きながら叩いてるシーン・・一緒に泣きそうになっちゃった・・。

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「いや〜この作品はもう、最高でした。めっちゃめちゃ良かったです。ジム・キャリー良し、エド・ハリス良し、...」 by nack


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2015/12/06 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 5171 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事可笑しく笑える/楽しい/面白い/怖い/びっくり 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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記事日時:2007/09/30

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