[海外映画]スタンド・バイ・ミー


Stand By Me
  • 友情
  • 考えさせられた
  • 感動
  • 面白い
  • 悲しい
RSS
海外映画総合点=平均点x評価数29位5,304作品中総合点68 / 偏差値102.62
海外映画平均点110位627作品中平均点1.62=とても良い/42評価
1987年海外映画総合点2位59作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票
音楽2.20(とても良い)10
キャラ・設定1.80(とても良い)10
声優・俳優1.50(とても良い)10
ストーリー1.40(良い)10
映像1.30(良い)10
友情80%8人/10人中
考えさせられた70%7人/10人中
感動50%5人/10人中
面白い50%5人/10人中
悲しい40%4人/10人中
もっと見る
属性投票する
作品紹介(あらすじ)

作家ゴードン・ラチャンスはある日、「弁護士クリストファー・チェンパーズ刺殺される」という新聞記事に目をとめ、遠い過去の日を思い起こす。クリスは、ゴードンの子供の頃の親友だった。

時代は、彼が12歳だったころにさかのぼる。ゴーディ(ゴードンの愛称)は、オレゴン州キャッスルロックの田舎町で育てられる。ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は、性格も個性も異なっていたがウマが合い、いつも一緒に遊んでいた。木の上に組み立てた秘密小屋の中に集まっては、タバコを喫ったり、カードをしたり、少年期特有の連帯感で堅く結ばれていた。

ある日、「ここ数日、行方不明になっている少年が、30キロ先の森の奥で列車にはねられ、その死体が野ざらしになっている場所が分かった」という事を兄から盗み聞きしたバーンは、仲の良いゴーディたちに話す。『死体を見つければ英雄になれる』と考えた4人は、線路づたいを歩いて死体探しの旅に出かける…。

※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
-スタッフ-
原作:スティーヴン・キング 『恐怖の四季-秋冬編 スタンド・バイ・ミー』
製作:アンドリュー・シェインマン
監督:ロブ・ライナー

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:1987/04/18(土)
海外 (アメリカ):公開開始日:1986/08/08
プロモーションビデオ (2個)
[もっと見る]
24,1874242
最近の閲覧数
1121030104
4人の方がこの作品が海外映画として最高だと投票しています。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2016/08/29 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: kunku / Merci / カジマさん / TCC / 提案者:宝家義頼 (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
2016/09/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:579(59%) 普通:243(25%) 悪い:164(17%)] / プロバイダ: 7254 ホスト:6932 ブラウザ: 7961
【良い点】
・少年達のロードムービーとして恋愛以外のあらゆる要素が詰まっている
・大人になるにつれてこの映画の見方が変わってくる
・『スタンド・バイ・ミー』、『ロリ・ポップ』に代表される音楽が良い

【悪い点】
・パイ食い大会は子供時代トラウマになる下品さだった。笑えるけど

【総合評価】
4人の少年が死体探しに線路伝いに短い旅をする青春ロードムービー作品の傑作。友情、冒険、苦悩、反発といった恋愛以外のあらゆる要素が詰まっていて、
しかもそれを1時間半という枠の中で見事に収めているのだから人気が高いのももっともだと思う。

私はこの作品を、主人公たちを変わらない年代と高校・大学時代、30代半ばと歳を重ねるにつれて観ているのだが、その時の自分の状態で見方も変わってく
るのが面白い。
少年時代には彼らの冒険にワクワクし、高校・大学時代には懐かしい思いに耽り、30代半ばでは4人の中でも微妙に関係性が異なったり、あるいは彼らが大
人になっていくことに対して人生の難しさを感じたものだった。

ただ、いつ見ても感じるのはゴードンとクリスの友情にとても胸が打たれるのと、あとはパイ食い大会のお下劣さだった(笑)。
ノスタルジックな気分になりたい人にはお薦めの作品だと思う。

2016/08/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:722(51%) 普通:387(27%) 悪い:302(21%)] / プロバイダ: 2316 ホスト:2374 ブラウザ: 5171
スティーヴン・キングの非ホラー系短編小説『THE BODY』を原作に据え、ひと夏の冒険旅行と其の後に訪れる別れを通し、4人の少年達が「人生観」や「死生観」「自己のアイデンティティ」などに触れた事で、「大人」へと成長を遂げていく過程を情感たっぷりに描く人間ドラマ。
ベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」をはじめとする50〜60年代のオールディーズが、少年達の成長を見守るかのように物語を心地良くを彩ります。

壮年の作家が嘗ての親友の死を知り、彼と過ごした多感な少年時代へと思いを巡らせる「回想録形式」で物語は静かに転がり始めます。
「森の中に放置された行方不明者の死体」の噂に好奇心を擽られた4人の少年が、「英雄に成りたい」という子供じみた動機で死体捜索の旅を開始する事から物語は転がり始めますが、敬愛する長兄を亡くした喪失感と両親から愛情を注いで貰えない孤独感とに苛まれ続ける「ゴーディ」ことゴードン、威勢が良く頭に血が上り易い性分ながら内面では父親へのアンヴィバレンツな想いに揺れる「テディ」ことセオドア、ムードメーカー的存在ながらもヘタレでドン臭いバーン、聡明で面倒見が良く精神的に最も成熟しているリーダー的存在の「クリス」ことクリストファー…てな感じで主役を務める4少年の個性が綺麗にバラけている上に、全員が何かしらのコンプレックスを内に秘めている設定が実に秀逸でした。このデリケートなキャラ付けが有ったからこそ彼らが冒険の最中、虚勢を張り続ける事に疲れ年相応の脆さを曝け出していくシーンが魅力的に映る訳で。
取り分け、「呪縛」の如きカイン・コンプレックスを抱え込んでる所為か仲間達のバカ騒ぎを一歩引いた場所から見る癖が有るゴーディと、彼の長所も短所も全て知り尽くした上で的確なアドバイスを送る「もう1人の兄貴分」クリスとの遣り取りには演出的にも相当力が込められており、半ば「完璧超人」的に描かれていたクリスが、周囲から「悪党のレッテル」を張られ続けていた事への嘆きをゴーディだけに吐露して嗚咽するシーンには、観ていて胸を抉られるような想いを味わわされました。少年期の「楽しさ」や「美しさ」以上に、少年だからこそ儘ならぬ「痛み」へとウェイトを置いているのが本作最大の特徴だと断言出来るでしょう。

「痛み」の重さに抗いながら大人への階段を上り続けるゴーディ達とは対照的に、他者へと「痛み」を与える刹那的快楽に溺れ成長が停滞してしまったエースら不良グループの無軌道振りも並行して描く事に因り、どちらの青春に価値が有るのか判断を観客へと委ねる対比の構図も巧かったです。随所で「俺TUEEEE」をアピールし捲くるエースの幼稚さというか「お山の大将」振りには、ムカつくのと同時に苦笑も禁じ得ない訳でw

難点は、ゴーディの創作劇「パイ喰い競争の話」に結構な尺を割いて「わざわざ」映像化しちゃった事ですかね。別にアレ、ゴーディの話に耳を傾ける3人のリアクションを撮るだけで充分良かった気がするンだけど、それだけじゃ単調な画ヅラに成る事を懸念して遣っちゃったンでしょうかね ? とは言え、「地響きのような不気味な音だ。トラックが物凄いスピードで迫ってくるような…」という台詞が如何にもキングらしくて、少々「ニヤリ」とさせられましたけどw

死体を発見し、エースら不良グループに勝利を収めても何の達成感も沸いてこず、とぼとぼ帰路に就く4人の姿を目の当たりにして、何とも言い難い寂寥感が込み上げてきましたね。冒険を終えた時点で、4人の関係が終焉を迎えてしまう事を子供ながらに薄々感じていたというのが、遣る瀬無さを更に募らせてくれます。別に喧嘩別れした訳でも無いのに疎遠に成ってしまった友人が少なからず居る身としては、リアリティの有り過ぎる結末に涙腺が緩みっ放しでした。
恐らく誰にも読ませないであろう「物語」を語り終えた後、PCの電源を切る際に見せた壮年コーディの憂いを含んだ、それでいて何処か満足げな微笑みは生涯忘れられないでしょうね。「スタンド・バイ・ミー」が流れるタイミングも、この上なく絶妙でした。

2015/07/08 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 5198 ホスト:5201 ブラウザ: 9207
自分はこの映画を最近 DVDで見ました。

お互い友達同士大切にしあうという意味では良かった
と思いますが、好印象を持てない作品でした。

小学生のくせに全員喫煙者。これが一番嫌でした。

また、話すことも下品。やれ「タマ」だの「ゲロ」だの。
パイ食い競争、股間にヒルがついて失神する、
このあたりは引いてしまい、見ていられませんでした。

このサイトでは、1987年の海外映画の中で1位という
ことですが、自分はあまり評価できません。

ごめんなさい、評価は「悪い」とさせていただきます。

2014/05/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2795(60%) 普通:786(17%) 悪い:1103(24%)] / プロバイダ: 42404 ホスト:42435 ブラウザ: 5655
セピア色の宝物
この作品に描かれた物を一言で表現すると、こうなります。

話は、バーンが兄達の話を盗み聞きする所から始まります。

4人で金を出し合って食料を調達、噂の狂犬を連れた男と遭遇、男にろくでなしな父親をこき下ろされて凹むテディ、発見した死体を運ぶ、
年上の札付き達と死体を挟んで対峙、拳銃を持ち出して札付き達を撃退してお開きと言う具合に作中では、ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人の少年の冒険と
冒険を通して打ち解けていく4人を通して人間にとって掛け替えのないものを描いていました。

ゴーディ(大人)が語る大人になった4人の境遇が、それをさらに際立たせていました。

ただ、パイの大食い大会が嘔吐ショーに化ける画に引いてしまった為、「最高」には届きませんでした。

[推薦数:1] 2014/03/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2029(50%) 普通:785(19%) 悪い:1248(31%)] / プロバイダ: 11207 ホスト:11414 ブラウザ: 7460
スティーヴン・キングの半自伝小説の映画化ですが、作者の書くジャンルの小説作品のようなものとはならなかったようで。

【良い点】
背伸びしたい盛りの少年達の一夏の冒険、それはなんと死体探し・・・・・・という世にもおぞましいものを探すものだったのですが、そんな死体探し体験の中で、普段知らなかった級友達や、同級生達の素顔や思いを知っていき、作者がそれを若き日の思い出という形にまとめていくのは、日本の今でいうジュブナイルものとは違う海外文化ならではというものを見せられたと思います。

日本のジュブナイルものだったら、最後に目的を果たして感動と涙・・・という展開で終わってしまいそうですが、海外ではそういったものの捉え方が比較的ドライで(ディズニー作品とかは除くが)、目的を達する前に、もしくは・・・という具合に果たされなかった者達という視点に目を向けています。

日本に限らず、海外でもあまりそういった事を作風に取り上げる風潮は少ないだろうと思えます。例を挙げれば、高校野球で甲子園を目指したチームが結局予選敗退・・・という具合に高校球児他の人達の一夏の踏ん張りとドラマというのは、甲子園という大舞台に上がってしまうと途端に敗者側のドラマはかき消されてしまう訳だし、そういった意味でも本作のような描き方と、その時の仲間達の思いと、あの時を・・・という視点で見られれば、単に人生を思い返す以上のストーリーと内容を描いていただろうし、そういう陽の目を見なかった、または知られる事のない有形無形の多くのドラマがいつの時代にも繰り広げられてきた・・・というノスタルジックな気分を与えてくれたといえそうです。

【悪い点】
笑えない訳ではなかったのですが、パイの大食い大会のゲ○ネタでしょうか。

流石にアレは今だったら放映も公開も出来ないでしょうね・・・・・・・。

【総合評価】
若き日の様々な思い出と一言で片づけることは出来ない作品ですが、そういった少年期の様々なドラマと展開、その中で自分はどうだったのかと思い返す事と、「あの時は何でもできると思っていた・・・」というそういう気分にも浸れたり、子供だったあの頃をまた思い返し、思い出となったそれを胸に抱きつつ、大人になった今はどうなのだろうか?という思いにもさせてくれます。

ノスタルジックな気持ちだけでなく、子供の頃は結構向こう見ずな所もあったし、今もそういう部分はあるかも知れないが、ちゃんと勇気を持って出来るのか?となると、自信のある人はいないだろうと思います。おそらく10割近くの人が、子供の頃抱いた理想を、大人になって果たせなかった・・・と思えますが、それでも昔のあの頃というか、エネルギーが溢れていた子供の時を思い返し、そのエネルギーを過去の自分から分けて貰えるといった作品であるといえます。

怖いものみたさ、探究心や好奇心による冒険、そしてその時を振り返って得たものはなんだったか?そして得たものはいまはどうなったか?と思い返させてくれるし、また、そういう風に造られた作品だった事を改めて感じられると思います。

2013/09/24 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 16515 ホスト:16546 ブラウザ: 5386
「凄い」とか「面白い」とかじゃなくて、ノスタルジックな気分にさせられる映画です。
四人の少年が「死体を見つければ英雄になれる」と思って死体を探しに行く二日間の旅の話なんですけど、なんだかこの「冒険」っぷりが子供らしいんですよね。
少年期の小さな冒険と修学旅行を混ぜ合わせたような雰囲気と、子供ゆえの残酷さと成長のすべてを詰め込んでるからこそ、やっぱり思い出させてしまう。

冒険、子供だからこそ持つコンプレックスや悩み、それを打ち明ける事による絆。
物語的に面白くなりそうなものもあるといえばあるんだけど、あえてそれを面白くはしない。
だからこそ、見ている人間と近いんでしょうね。人生の伏線なんて回収されませんよね…。
なんだか、この曖昧さっていうのが、凄く実際の人生に近いんでしょう。
結局、お互いがいつの間にか話さなくなって、当たり前のように次の友達と遊ぶようになってしまう事も、友達の悩みがどれくらい解決したのかを知らないままに大人になってしまう事も、現実の大人と同じなんですよね。
それは、ラストの「12歳の時のような友人とはもう出会えない、もう二度と…」っていう言葉に詰まってますよね。
見てる最中はそこまで面白いとは思わないのに、このラストの台詞と、「スタンド・バイ・ミー」の歌詞、背景で遊ぶ子供たち…そのせいで物凄く「ああ、こういう作品だったんだな…」っていう気分にさせられる。

ビデオのパッケージ裏なんか詐欺そのものですよ。
まるで、子供たちが冒険するさまをコメディっぽく描いてるように見せてるんですよね。
表だけ見れば郷愁を誘う内容でもおかしくないっていうように見えるのに、「どんな内容なのかなぁ…」と思って裏を見たら「あれ?ホームアローンみたいな内容?」ってなってしまう。

子供視点であるように見えて、大人の視点なんですよね、この映画。
最初のナレーション通り、大人が子供時代を振り返る内容ですが、やっぱり大人の視点ゆえのノスタルジックな雰囲気がそのまま伝わってきますよね…。
1959年なんて俺の子供時代からすれば50年前の話ですし、こんな大がかりな冒険をした事はないけど、やっぱりラストの言葉が身に染みる。
「子供の時に戻れる映画」っていうより、「子供の時に戻れない映画」ですよねコレ…。

でもまあ、それでも何だろう…別に物凄く辛くなるってわけじゃないのが不思議。
あの時のような友人はできないけど、それでも、たぶんそれを受け入れて生きるのが当然になってるんでしょうか…。それを辛く感じない自分が辛いっていうか。
まさしく、自分の過去や自分の感情と向き合う映画なんでしょうね。映画自体を楽しんだ感じではない。
それでも、普通の映画ではそんな事はできない。
こういう気分にさせられる映画っていうのは、やっぱり不思議な魅力があるんでしょうねぇ…。つい見入ってしまいます。

2013/04/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:363(71%) 普通:78(15%) 悪い:73(14%)] / プロバイダ: 27396 ホスト:27394 ブラウザ: 5387
【良い点】
☆死体を探しに行くという
いかにも子供らしい設定。
☆メイン4人のキャラクターが個性あって良い。
☆テーマ曲はベストマッチ。
☆4人がバラバラになっていくラストが
なんとも・・・

【悪い点】
★列車にひかれそうになるシーンは
どうせ助かるだろうと思ってるので
ハラハラしなかったなぁ。

【総合評価】
死体を探しに行った事も無いし
秘密基地でタバコ吸ったことも無いし
銃でヤンキー達と張り合ったことも無いし
沼に落ちてヒルに襲われた事も無い。

でも、感情移入できるんだよねえ。

観終わった後、ふーんって感じでしたけど
2、3日経った後思い返してじわじわあの映画、良かったなって思いました。
時間差で感動した初めての映画です。

2013/04/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2218(50%) 普通:1114(25%) 悪い:1114(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 6425
所謂、スティーブン・キング版「トム・ソーヤーの冒険」といった所でしょうか。
ワルガキ達の秘密基地はハックの家みたいだし悪ぶって煙草すっているし。極めつけは死体。

出来の良い兄の陰になってきたゴーディと兄が札付きの不良のため同じ目で見られてしまうクリスの
対照的な劣等感を持つ二人がシンパジーを抱きあう親友というのも説得力に富み、
出征して戦傷を負った父への屈折した感情を抱くセオドアなども印象的。

ストーリーに関しては高さ30メートルの鉄道橋をゆっくり歩いていたら列車に轢かれそうになったり、
沼地を強行軍したりで少年期を髣髴とさせる冒険は観る者を楽しませてくれますが結末で示され、
また物語の根底にあるのは「背伸びして求めていたカッコよさに対する現実認知」。
セオドアが走ってくる列車に対して行った「肝試し」がポイントで、このような事を続ければ
発見した「少年死体」になるか、青年期になっても性懲りも泣く「チキン・レース」を続ける不良グループのようになる。
(これは「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」で描かれていた内容にも相通じるものがあります)
自分達より年上でありながら大人になれない不良グループとの対峙もこれを後押ししました。

ある出来事や時期を切欠に今まで熱中していた事に対する熱気が失せていく少年期の終り。
これも多くの方が経験のある事であり、そんな中でもクリスの勇気や
ゴーディとクリスの友情のような色褪せないものもある。良作でした。「最高」よりの「とても良い」で。

2013/04/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7043(87%) 普通:602(7%) 悪い:443(5%)] / プロバイダ: 36387 ホスト:36278 ブラウザ: 1975(携帯)
作家になったかつての少年は、森の中に死体があると聞いて仲間たちとともに捜しにいったあのひとときの夏を思い出す。12歳、あの頃のような友達をもう持つことはできない…。

日常の中での死との出会いを通していやおうなく大人になっていく四人の少年たち。のちに作家になるウィル・ウィートンの繊細な演技も素晴らしいが、仲間たちよりちょっとばかりはやく大人になったクリスを演じるリヴァー・フェニックスも魅力的です。ロブ・ライナー監督は叙情性豊かな物語を淡々としたタッチで展開、ラストに流れるベン・E・キングの名曲「スタンド・バイ・ミー」はすべての感傷を託し、気持ちよく泣かせてくれます。

この作品は人気ホラー作家スティーヴン・キングの短編「死体」の映画化であり、数多いキング映画化作品の中でもベストといっても良いできばえでした。キングの半自伝的な作品でもあるみずみずしい青春譚は、いわゆるキングのイメージとはかけはなれていたため、宣伝においてこのビッグネームが全面に押し出されることはありませんでした。しかし、キング自身は映画化をおおいに気に入り、登場人物たちの住む架空の町キャッスル・ロックを、ロブ・ライナー監督のプロダクションの名前として献上したそうです。

[推薦数:3] 2011/04/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 4239 ホスト:4410 ブラウザ: 11756
死体を探す冒険。死体と言う不気味な物に興味を持つ斬新な発想と、それでメンバーが一致団結する純粋さも描いている。煙草を吸ったり、禁止地帯に入ったり、不良ぽいことをやっても、ヒーローになれると言う無邪気さが描かれています。

しかし一方で、主人公は一歩引いた目線で見ている点がナレーションと重なりあい強調されています。また歌歌ったりのほのぼのムード
の中で親の悪口を言った大人に「殺してやる!」と叫んだり、上級生に勝てない現実が描かれています。

不思議な事に、育った環境が違うのに、中盤に差し掛かっても仲間割れが無い。

しかしその中で少年達は何かが変わっている。

そして最大の見せ場で勇気とも怒りともいえない主人公の心を表現するシーン。それは
ただ仲間を守ると言う気持ちだけではない感じがします。しかも逆らえなかった友人も成長して不良を挑発する。

そして、友人は実は主人公に学力でコンプレックスを抱えていた事を打ち明ける。
「神様がくれた力なんだからやれ。」という言葉は激励のようで、ある意味惜別の情でもある。

結局人間は、育った環境と能力によって違う人生を歩むことになる。それが成長だという事を描きたかったのではないでしょうかという気がします。仲が良いか悪いか関係なく。

あの冒険があったから、今の自分があると過去をナレーション形式で語らせているのだと思われる話ではないでしょうか。

2010/11/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 1856 ホスト:1883 ブラウザ: 3876
この作品素晴らしいですね。S・キングで好きな作品は小説で読んだITとショーシャンクとこれです。

何が良いのかといわれるとこの作品何が良いんでしょうね。ラストのやがて来る別れの時間が、そのまま生涯の別れに繋がるこの寂しさがたまらないものがあります。ノスタルジーと言えば良いのかここで一気にそう言うものが放出します。

子供達だけの冒険、子供が抱える悩みと仲間内の友情。今後それ以上のもの感じる同じ感情を感じた事が無いと語られるラスト。当時の流行歌なのかもしれませんが、タイトルにもなっているスタンドバイミー、軽妙なロリポップなどちりばめられ歌の数々。

何が良かったのか?難しいです。

はっきり言えるのは、リバーフェニックスがとても良かったです。そして24でこの後花開く悪役俳優の息子キーファーサザーランドの嫌な奴の演技です。本当に嫌な奴です。子供達の手柄を横取りしてそれが楽しみになるのですから。バックトゥザーフューチャーのビフ並に嫌がらせが好きなタイプです。ふてぶてしい顔が良いです。

この悪そうな男をしりぞけるのに頑張った彼らが守ったものはなんだったんだろう?

私の様な臆病者には彼らが守りたかった何かについて分からないですね。安易に分かるといいたくないです。仲間内で2人は逃げようとしてました。リバーフェニックスも最初は引こうとしていました。

最後他の友達のその後を語る主人公、そしてリヴァーフェニックスが正義感から巻き込まれて死んだという話は、この作品の締めくくるのにふさわしい最後だなと思います。

私がこういう作品や学園者が好きなのは、実際はノスタルジーじゃなくて、欲しかった思い出を虚構で埋めている気もしています。

2010/07/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:281(73%) 普通:26(7%) 悪い:78(20%)] / プロバイダ: 16818 ホスト:16896 ブラウザ: 11263
キングの作品では、理想的な親子像とはいえない親子の関係が描かれる事が多いです。この作品では、ゴーディの両親は優秀なスポーツマンである兄を亡くした事をあからさまに嘆き、テディの父親は戦争の英雄であるのに頭がおかしいといわれ、クリスは自分の家庭は悪いから自分はろくな大人にならないと冷静に判断するような環境。しかし胸がしめつけられるのはそんな両親でも子どもにとってはかけがえのない家族だということ。憎んでいても子どもにとっては自分から切り離す事のできない親。虐待を加えられても愛してやまない存在。ゴーディの哀しさも両親を愛すればこその痛みだと思います。

この作品は友情を描いていますが、少年達を結びつけていたのは、どうにもならない家族に対する切ない想いではないかと思います。ちっぽけな世界しか知らない無知で無力な子どもにとっては広い世界や知識や強い力をもっているはずの大人であっても、実は不完全な弱い人間であることに何の変わりもなく、自由にできるお金や知識や地位でそれを埋め合わせているに過ぎないのではないか。子どもというのは純粋でかわいくて天使のような存在と思われがちですが、本当は冷静で鋭く賢い。ゴーディの父親は残された息子に対しとても残酷なことを言いますが、それを言わしめたのは彼の思慮深さや人間的な奥行きがあったからではないか。そんな態度に直面させられた子どもは大変な責め苦を負わされる事になりますが、実際ゴーディは、素晴らしい友人との親交や様々な経験で少しづつ満たされない想いを埋め合わせていったのではないかと思います。

一番強く感じ入ったのが最後の別れのシーン。あれだけの冒険をしてきたのに、自分の小さな田舎の町に帰ってくると「それじゃまた」と学校帰りみたいに何気なく別れていって、道端に落ちているペニー硬貨を拾ったりしながら日常の世界に戻っていく。町の姿はちっとも変わっていない。でも本人たちには自覚がなくともあの体験を通して確実に変わっている。それが何かは本人にもわからないんです。だけどその何かがある者を町から離れさせ、ある者はは町に残る生き方を選ばせる。どっちが偉いとか劣っているとかではなくて、その人の人生の原型が強烈な体験とともにあの冒険の中で作り上げられたのだと思います。それは良い悪いを超えているしその判断は本人にすらできないし、ましてや他人の評価なんて無意味。自分で選んでいくことそのものが人生なんだ悟らせる。だけどそれをわかっていながら、同じ体験をした友人の訃報を聞いたときにはあふれる感情を抑えられなくなるのです。

[推薦数:2] 2009/09/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:137(74%) 普通:28(15%) 悪い:20(11%)] / プロバイダ: 8535 ホスト:8448 ブラウザ: 5979
【総合評価】「そして少年達は大人になっていってしまうんだなあ・・・。」
これが観終わっての第一印象だ。

たった八十分ちょいの映画なのに最近のCG多用アメリカ映画二時間半分のボリュームがある。とにかく濃い話なのだ。
冒頭、少年達は「死体を探しに行く」という名目の元で旅に出る。でもそれが彼らの本音だったのだろうか。・・・違う。彼らももうちょっとしたら中学という大人の会談の第一歩を歩む事により離れ離れになっていく。彼らはただ仲良しコンビで、最初で最後になるかもしれない旅に出たかっただけなのだ。
目的があるようでないような、あてもない短い旅。爽やか。

そして終盤、主人公が死体を運ばない事を宣言するシーン。
「ああ、ここで主人公は大人になっていくんだなあ・・・。」
と思った。いままでだったら間違いなく死体を子供的な無邪気・純粋さで手痛く運んでいった事だろう。しかし大人になれない大人=エースらとの対決で彼らは最早子供ではいられないことに気付き、「大人らしく」死体を丁寧に扱うようになった。そしてその瞬間彼の「子供時代」は思い出の中へ消えていく。
かくして旅は終わる。友との別れ。大人になってしまった「主人公」と、大人になりきれなかった二人の友人。そのギャップが見事に別れ際のよそよそしさに現れている。
ラスト。二人の友人は皆不幸な道を歩む事になり、また残りの一人は十年間も会えないまま死んでしまう。しかしそれでもこれほど最高の友人に「二度と逢えない寂しさ」。これもまた切ない。

自分も確かに高校にはいってから新しい友達は出来た事にはできたが、小学校以来の友達とは最早その殆どと疎遠となってしまったし、中学だけで、高校に入ってからは音信不通になってしまった友達にいたってはもうごまんといる。もし自分がこの先上京したら多分今の友達の殆どとわかれ、また新しい友達を作っていくことになるんだろう。まあ、それはそれで道理なのだが
「何か寂しいな・・・。」
このような、大人になっていく事や友との別れを「切なく」描いたところにこの映画は一見の価値がある。
果たして、「大人」になってこれをもう一度観た時、自分はなにを想うのだろうか?
評価・・・最高。

2009/08/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:268(51%) 普通:86(17%) 悪い:167(32%)] / プロバイダ: 28815 ホスト:28922 ブラウザ: 9739
【良い点】

少年達が「死体」に関心を持つのが、いろいろ軽く考えている思春期の年代を考えるとリアルです。
特別やんちゃな悪ガキ達という感じでもなく、4人全体に漂うアホらしさとちょっぴりの無謀さが等身大の少年らしいですね。
そして、全員が不幸な背景を抱えているゆえか、ある種の倦怠感が漂っているのが少年達の友情物語にしては独特のテイストを醸し出しています。

【悪い点】

ラストが異様に切ないと言うか、救いがないと言うか。
一緒に深い経験をしたから一生ものの友情が手に入りました、というハッピーエンドでないほろ苦さは新鮮ではありますが、バラバラになるだけではなく不幸になってしまう展開だったので。

【総合評価】

ベン.E.キングの主題歌を先に知ったので、ラブストーリーだと思っていました。
ノスタルジィにひたりたい時にはお勧めの1本。
とは言え、ラストは後味がいいとは言えないので、そこで減点かな。
評価は「普通」に近い「良い」で。

2009/06/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:45(42%) 普通:3(3%) 悪い:59(55%)] / プロバイダ: 14213 ホスト:14110 ブラウザ: 3020(携帯)
名作、傑作映画です!

この作品の良さを語ろうとすると、どうしても作品を見た人、各個人の懐かしい思い出の深いところに行き着きます。入り口は様々で、色んな感想を並べても最後は自分の子供時代にリンクしてしまいます。だから「ここが良い、あれが良い」と言っても、みんな同じになってしまうので、その辺りは省略します。
最近DVDを買いメイキング映像を見たのですが、各名シーンの裏話が興味深かったです。個性的な4人の配役は、本当に子役が置かれた生活環境に当てはめたそうです。各名シーンも子役ならではで、演技と実際のリアクションの境界線を取っ払ったものになったからこそ、印象深いシーンとなったみたいです。

近頃は最初から感動をうたったような『自称名作』が多いのですが、この作品は誰もが持っているけれど正確に形容できない曖昧な部分(感傷や望郷、妙な切なさ)が、何となく見えてくるような、製作側・観客側で上手く繋がった作品だと思います。

是非とも、主人公と同世代の子供達に見て欲しい。そして、また10年20年後に見返して欲しい作品。
「最高」と評価致します。

もっと読む

「スティーブン・キングの小説が原作の映画ですね。少年達が死体を探しに行く話・・・っていうとなんか不気味...」 by ZWEI


次のページを読む

この評価板に投稿する



2016/10/12 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 5171 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)
映像普通(+0 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

もっと見る
1. あけましておめでとうございます。 by 青い羊
... 本年も宜しくお願い申し上げます。 さて、『ベイマックス』を見に行くかどうしようかな(『ベイマックス』公告の「ミカンを頭に載せてる絵」は反則だと思うんだw)。 -追記- 1月1日午後。青い羊家にて墓参りや軽食会などが終了。甥っ子や従兄弟の子に構って貰って「バイバイ」。 親父と二人で『スタンド・バイ・ミー』視聴。兄弟 ...
記事日時:2015/01/01
2. 第2回 95年生まれの僕が決める個人的アニソンランキングベスト300! 199〜150位 by ショウ♪♪
... 」 177位 ヴァンドレッド the SecondStage op 「JUSTICE」 176位 もっけ op 「ココロの跡」 175位 ロスト・ユニバース op 「〜infinity〜∞」 174位 ハヤテのごとく! op 「七転八起☆至上主義」 173位 デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!!/後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル ed 「スタンド・バイ・ミー 〜ひと夏 ...
記事日時:2014/11/21
3. 【不定期】隣り合わせのオタと青春 第2回・魔法使いになれなかった話 by bit
... ほうからで映画「スタンド・バイ・ミー」の話題でした。テレビで放送されるから観ろ、と。 「主人公のリバー・フェニックス格好良かったでしょ!」と彼女。 「…あのヒョロっとした少年が?」 「えぇ!?なんでわかんないの?」 そんな空気読めてない冴えない会話で、彼女との会話は終了した。 …補足しておくが、映画「スタンド・バイ・ミー」の主人公は ...
記事日時:2014/04/04
[もっと見る]

作品の評価またはコメントの投稿欄
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ