[海外映画]シンドラーのリスト


SCHINDLER'S LIST
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海外映画総合点=平均点x評価数70位5,229作品中総合点44 / 偏差値82.90
海外映画平均点53位620作品中平均点1.91=とても良い/23評価
1994年海外映画総合点3位69作品中
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1993年 アメリカ(日本では1994年2月に公開)
制作/配給:アンブリン・エンターテイメント/ユニヴァーサル/UIP
原作:トーマス・キニーリー
監督:スティーヴン・スピルバーグ
日本 公開開始日:1994/02/26(土)
海外 :公開開始日:1993/12/30
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最終変更日:2016/11/25 / 最終変更者:634 / その他更新者: 管理人さん / 雪霞 / TCC / 提案者:宝家義頼 (更新履歴)
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2016/11/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:492(78%) 普通:88(14%) 悪い:53(8%)] / プロバイダ: 4405 ホスト:4425 ブラウザ: 5171
【良い点】
ごめんなさい、1回見て、素晴らしい映画と言うのは、わかってるのですが、あいまいです。実在の人物、シンドラーさんが、沢山の方を逃がしてあげた映画じゃないでしょうか・・・子供の感想で、申し訳ないですが・・・感動は、残ってるので、書かせていただきました。お恥ずかしい感想で、ございます。

【悪い点】
無し

【総合評価】
最高で、お願いします。戦時中、死をかえりみず、素晴らしい方達、沢山いらっしゃったんですよね・・・

2016/11/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6802(87%) 普通:573(7%) 悪い:419(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:22105 ブラウザ: 1975(携帯)
スティーヴン・スピルバーグといえば、ファンタジストとしてのイメージが強いが、「ET」以後の「カラー・パープル」と「太陽の帝国」を見ると、かなり違ったスピルバーグが表れてくるのに気づく。とりわけ人種差別を拒否する「カラー・パープル」はスピルバーグがファンタジーだけではなく、リアリズムで人間を見る目も持っていると納得がいき、そこで突然に「激突」のスピルバーグの作家姿勢がよみがえってくる。「激突」にはいわば幻想やファンタジックではなく、人間を正面からありのままに見つめようとするリアリスト精神があった。何も黒人を描く「カラーパープル」でリアルな人間像が突然に画面に出現したわけではないのである。

そして本作に至ってはもう一歩、スピルバーグの現実を見る目が深まる。ナチス党員として戦争犯罪とユダヤ人虐待に手を貸しながらも1200人のユダヤ人の命を救ったドイツ人シンドラーの実話を映画化してスピルバーグはアカデミー監督賞と作品賞を獲得するが、ここでは明らかに「カラーパープル」を一歩前進させているのがわかる。

「シンドラーのリスト」の特徴は、スピルバーグが人間の悪行をリアルに見つめていることであろう。スピルバーグはそれまでに「悪」をリアルに描くことなどしなかった。ライフル銃を手にしたナチス将校が遊びに興じて狙いを定め、誰彼なしに収容所のユダヤ人を撃ち殺す。人命を虫けらほどにも感じていない。見ていて戦慄が走る。こんなぞっとする映像は見たことがない。それまでのスピルバーグとしては例を見ないものであり、子どもの心を持ったまま大人になったと言われるスピルバーグが、いわば必死の決意をして冷徹な現実と向かい合っている感じが伝わる。それだけスピルバーグの人間観察は深くなり、作家としては成熟したのである。骨太い社会的ヒューマニズムの視点の獲得であり、彼のヒューマニズム精神が鍛えられたことを意味するだろう。

2014/08/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:94(45%) 普通:27(13%) 悪い:86(42%)] / プロバイダ: 7612 ホスト:7822 ブラウザ: 7921
【良い点】
ラルフフィエンズの悪役に生身の人間を吹き込んだ演技
カミンスキー撮影監督のシネマトグラフィー。単なる白黒でなく、特殊な効果のある艶のあるカラーみたいな白黒が美しい。

【悪い点】
あいかわらず、子供にでもわかりやすく伝える為にわかりやすくしすぎて、やりすぎで、逆に白けさせるスピルバーグの演出(ゲットー襲撃中にSSがピアノを弾くシーンで、「バッハか」「モーツァルトだ」というシーンとか、白黒の中に入れたわかりやすい赤い色の服の女の子とか、所長が遊びの殺人した後「あんたは子供」というガールフレンドとか。)

イスラエル(後述)

【総合評価】
15年ぶりに見て以前気づかなかったことにいろいろ気づいた。一番驚いたのはラスト。撮る必要のないエルサレムでわざわざ撮影することでいれる政治的メッセージ。映画は全てクラカウでの出来事なのだから、そこで終わればいいのに、イスラエルを出さずにいられなかった監督。スピルバーグはバリバリのイスラエル支持派なんだが、せっかくそのイデオロギーと隔離して人間の性(さが)と業を描いた悲劇の映画としてみていたのに、このプロパガンダのラストで一気に目が覚めて、反吐がでそうになった。たとえば、中東で欧米に蹂躙されたアラブ人の悲劇を描いたラストを、911のビルの爆破で締めくくったら、それはプロパガンダだろう?ナチが犯した人道の罪が、2000年前にあった国があったという理由で他国にいきなり武力で自分の国を建設するという暴挙の理由にはならないのに、この愚行を盲目に信仰するスピルバーグには失望した。あんたも大人なら、それは自分の心にしまっておくべきことで、観客に見せるべきじゃないだろ?そういう主張が戦争を生み、こういう悲劇を生み出すんだろ?彼にこの映画を作る資格はない。しかし、映画としては優れたところが多いので、とても良い。

[推薦数:1] 2013/01/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:837(66%) 普通:171(14%) 悪い:251(20%)] / プロバイダ: 1165 ホスト:1082 ブラウザ: 5345
【良い点】

○モノクロ撮影。
―監督による演出の一貫だが、これが絶妙に効果的である。

以下、3つの点においてそう思えた。

1・「血」の色。
この演出により、「血」の色が“どす黒く"表現されており、
そこまで流血のシーンは多くないのだが、
より、おぞましさが伝わってきた。
しかもどんな技術を使ったのか、人の頭を撃ち抜いた際、まるで噴水の様にそのどす黒い血がピューピューと噴き出すのである。あれが尋常じゃなく恐ろしかった。

2・ラストの行進。
ネタバレなので深くは言えないが、
あれは、もはやカタルシスさえ感じる。

3・赤い服の少女。
本作を語る上では、やはりこれは欠かせない。
それまで(冒頭を除き)ずっとモノクロ映像が続いていた中、突然、現れた赤い服の少女(服の色の「赤」だけがカラーで表現されている)。

この、“赤い色"というのが強烈に異様であり、また実にインパクトがあるのだ。
だからこそ、後の焼却シーンが活きてくるのだと思う。

【悪い点】

○長い。
個人的に長編ものは苦手ということもあり、もう勘弁してくれよと言いたくなるほどである。
約190分という、もはや気の遠くなるほどの大長編。しかも、こういう内容だ。
まず、(物理的な意味で)とんでもなく疲れる。

○無駄に、裸のシーン(男女の行為の意味で)が多い。蛇足だと思う。

○吹き替えの台詞と字幕の台詞のニュアンスが、いささか違いすぎる。

○リーアム・ニーソン
演技面では全く不満はないのだが、
いかんせんあの巨体さが目立ちすぎて、観ていて度々、気が散ってしまった。
しかも共演のベン・キングスレーとは約20cmも身長差があるので、尚更だった。

【総合評価】

ジョン・ウィリアムスの荘厳な名曲をバックに、
スピルバーグ監督による、圧倒的なまでの作り込みで産み出された、
まさに珠玉の一作。

素晴らしくもあり、おぞましい作品だ。

それにしても、

「生命のリスト」。

なんて残酷な、しかし、美しい言葉だろうか。

2011/10/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 7291
監督はスピルバーグ。
自身もユダヤ系でかなり構想を練ったスピルバーグ渾身の作品なのでしょう。
モノトーンの陰影のなかに陰惨さやクラクフの寒さを表現した作品。
ラストのシンドラーが指輪を渡されるシーンは泣いてしまいましたが、
冷静に見れば催涙のお約束のシーンかなあと。
とはいっても作品賞をはじめ多くの賞を受賞した作品なので一度は見ておきたい作品ですね。
この作品が気にった方はサウンド・オブ・ミュージックやヒトラーの独裁者、ライフ・イズ・ビューティフルや紳士協定なども見てみてはいかがでしょうか。 扱う時代や舞台こそ違うもののホテル・ルワンダという作品も戦争下での弱者保護に目覚めるというお話なのでこちらも見てもらうと良いかもしれません。
ちなみにクラクフはワルシャワ遷都までポーランドの首都であり歴史的価値を配慮されてか大戦時に空爆を受けずにいまなおポーランドの往時の姿を残す世界文化遺産の一つです。本作はそのクラクフのゲットーが舞台となっています。アウシュビッツも結構近いみたいですね。

2011/05/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 4239 ホスト:4410 ブラウザ: 11756
【良い点】
・街中を歩く大量軍勢が無慈悲な圧政を強調している点。射殺の描写に情けが無く、間が無い。モノクロで遠・中視点から短い動作で突然銃を撃っている。(アップがあまりない)
収容所に移ってからは1日にこれだけしか出来ないから殺すと言う程の非情さ、更に無作為射殺。
・ユダヤ人の悲壮感の強調
①クラクフ居住区への移動シーンや、ユダ公出ていけ、もたらしたものは何もない、等の台詞。法廷に契約書類を持ち込めない。仕事が貰えない。雪かきや死体焼却。等の描写
②ゲットー解体時部屋奥まで隠れる姿。病院で劇薬を飲ませたり、病人を上から撃つ等の描写。
・シンドラーの性格と能力
本来悪商人であり、戦争が悪化すれば儲かる、ポーランド人より賃金が安いと言い、又軍に根回しする。今まで足りなかったのは戦争だとも言う。
又ここは誰でも助けてくれる場所じゃないと自己保身についても考えている。

後半 彼らは大事な労働力である。収容所買い取り。チェコスロバキア移転等の行動。
又知力を生かし、所長の虐待に対し、価値ある人間とない人間の差、ウサギの目ではない、ユダヤ人は気まぐれさを恐れる、力は許す事であると言う
難解な表現で気持ちを現わす。ただ落ち付いているんですよね。自分の部下にはアドバイスするんですけど。
まあ自分だったらどうせ何も出来ないでしょうけども。

【悪い点】
ゲットー解体時にシンドラーが馬に乗っているのですが、顔をしかめているレベルでは無いような。
社長ありがとうございます、とかここで働かせてもらえるだけで幸せです。とかユダヤ人の人達が少し悲惨すぎますね。

【総合評価】
ドイツ降伏後「君達は自分の力で生きた、自分は有罪になる、もっと力があれば」と言うのが印象的ですが、シンドラーは社長で頭がいい人である。ただ
工場で働いているのも立派なのだと思うのです。もっと多くの人が殺されていますから。ケーキ貰ってありがとうございますと言うのが少しユダヤ人の人達が悲惨・・
映像は1級ですが、殺される映像を肯定するのは・・と言う気もするので「最高」とまでは・・

2010/11/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 18359 ホスト:18465 ブラウザ: 3876
【良い点】
白黒映像が記録映像を見てるよう
シンドラーが魅力的
レイフファインズの役が良い
脇のキングスレーが良い

【悪い点】
カラーで見たかったと言う誘惑も

【総合評価】
悪い点で書きましたが、間違いなく白黒映像が良い効果を発揮しているのですが、カラーだったらどうなのか?そこが気になる部分ではあります。しかし、時を経て現代カラーで最後を締めくくる部分で、ああこの落差が時代を感じさせて良いなと素直に思えるのです。

さて、この作品何が面白いんだろうかと思う、シンドラーの行為が最大のポイントだと思う。やっぱり人が感動するのは言葉じゃなくて行動なんだと言う事を痛感させられる出来事でした。どう考えても彼に得が無い。そこに感じる物がある。彼にはちゃんと得るものがあった。それが多くの人が共感できる部分だと思う。

前半部のシンドラーが良かった。彼は損得しか考えない商売人だった。収容所のユダヤ人を使って安い人件費で一儲けしようと思うだけの商売人だった。こういう姿がしっかりと描かれている。そういう人がこれだけの大きな事をやったのだから感動も深い。誰でも出来る、ここが共感を呼ぶポイントだと思う。シンドラーの損得勘定などベースになっている現実感が、今ナチスがやってる事の馬鹿馬鹿しいさを見抜いていたと言う事だと思う。こんな馬鹿馬鹿しい事に巻き込まれて人が死ぬ事に抵抗があったんだと思う。

本来ナチスの政策は、ドイツからユダヤ人を追い出すことだったのだが、受け入れ先が無いので合理的選択を取ったらしい。シンドラーの様に私財をなげうってやれば出来たんだなと実感した。それが出来たらそもそも追い出そうとはして無いとは思うのだけど。

前半部で示される彼の軽薄さとは別に彼はやっぱり普通に人情深い部分があったんだろうなと思います。長く接していて情が移ったと言う奴なのかと。

ちょっと脱線した話ですが、その後のシンドラーは誰でも儲かるやり方でやって成功していただけなので戦後は破産します。この辺りちょっと龍馬が生きていたら失敗したかもなと思うところと被ります。戦争を利用してビジネスをすると簡単に儲かる良い例かと。

後光るのはレイフファインズがややこしい役を上手くやってましたね。結局自分があの娘を好きだと認めたくなかったのかなと。

キングスレーが良い補佐役やってます。この人ユダヤ系じゃなくガンジーやってたしインド系だと思うのですが、周りの人から浮いてなかったので、この強引さありかなと。

2009/09/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2188(50%) 普通:1097(25%) 悪い:1097(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 5941
【良い点】
モノクロ映像がドキュメンタリー映画の演出として実に効果的。
市民を守るために合法的に武装している集団が市民の生活や生命を蹂躙していく様が
淡々と描かれていく場面にはゾッとするがゆえに逆に引き込まれてしまいました。
そんな中、女の子の赤い服にだけ何故、色がついているかと思えば…。

そういった世界観・背景にリアリティがあることで登場人物、
特にシンドラー、シュターン、アーモンの描写が秀逸。
ビジネスの相棒として評価してきたシュターンが困っているユダヤ人を
連れてくるたびに怒っていたシンドラーですが次第に理(利?)と情の狭間で揺れていき、
上記の女の子を終盤に見た辺りで「うわ〜、この人もうプッツンしちゃったよ!」。
「経営者として失格」と自嘲してましたがシビアに徹しきれない彼の甘さに取り入ってきた形の
シュターンが心配するほど前半の彼からは考えられない言動のオンパレード。
ヒトラーの狂気に対抗するためシンドラーもある種の狂気を秘めていたように見えました。
そして対になる存在のアーモン。
ヒトラー本人が登場しないので彼の狂気に取り付かれた代理人のように見えます。
最初は気分次第で人を撃ち殺す姿に誰もが嫌悪感を覚えるのですが
「戦争という狂気に取り付かれていなければ、普段は陽気で憎めない悪党」という
シンドラーの評価とその後の描写で印象が微妙に修正されていきます。

【悪い点】
人によっては「ナチス=悪党、ユダヤ人=被害者」なプロパガンダ的に捉える可能性があります。
(同様の民族迫害は多くの時代や国で行われユダヤ人が加害者に立つ事もある)
自分は事前にNHKドキュメンタリー特集や手塚治虫著「アドルフに告ぐ」に目を通していて
アーモンの存在もあり、恐ろしいのはこういった狂気がまかり通る時代そのものであり、
そういった時代を生きた人々を描いた作品と解釈できましたが…。

【総合評価】
序盤は地味に感じて終盤には派手さも無いのに俄然、盛り上がる作品。
最後の涙を流すシンドラーは創作っぽいですが映画で、これぐらいは良いと思うし
これまでのドキュメンタリーに徹したタメが効いてジンときました。

2009/08/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:268(51%) 普通:86(17%) 悪い:167(32%)] / プロバイダ: 28815 ホスト:28922 ブラウザ: 9739
【良い点】

シンドラー夫人によると、これでも映画のシンドラー氏は善人すぎるようですが、彼をっユダヤ人への同情から救済するのではなく、「経営者」としての立場からスタートさせた点。
オスカー・シンドラーという人物を完全な善人として描いていないからこそ、人間味があふれて魅力的で深い人物になっていました。
やがて、無我夢中で救済対象のリストを作っていく、それまでの変化を上手く描いていました。
また、善行をするにしても、自身の安全と資金の確保が必要であるという現実を描いているのが良かったです。
キレイゴト過ぎないのが、すんなりと受け入れられました。

シンドラーの対極の位置と言うか、自分を見失うほどに軍に傾倒している収容所長アーモン・ゲートの存在も印象的。
狂気とも言えるものすごく怖い人物のはずなんですが、どこかに悲しさを感じさせる存在でした。
この人物を丹念に描いたことで、さらに奥行きが出たように思います。

白黒の映像も印象的でした。
ラストにカラーに変わるのが、余計に重みを感じました。

【悪い点】

特にありません。

【総合評価】

シンドラーの行動が、エゴイズムがベースであったとしても構わないと思います。
極論すれば、人間の行動は全て自己満足の追求に結び付き、エゴイズムの域を出るのは不可能なわけですから。

皆さんも仰っているように、必死でやって来たつもりではあったけれど、シンドラーには後悔が残ったラストシーンが深みを与えています。
恵まれた環境で過ごしている人間の限界とでも言いましょうか。
それに対して、ただ自分達が救われたという事実に感謝している「従業員」達の姿も印象的でした。
評価は「とても良い」で。

2009/05/28 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 4500 ホスト:4313 ブラウザ: 15091
数多くの娯楽映画を撮ってきたスピルバーグが「カラーパープル」に続いてアカデミー賞狙いで撮影し、望みどおり受賞を果たした作品ですね。

お話は、第二次大戦中に私財を投げうってナチスのホロコーストからユダヤ人を救い出した男の物語です。

確かに、危険を冒してユダヤ人を大量虐殺から救った彼の行為は賞賛に値するでしょう。ただまあ、我が国の外交官である杉原千畝の話を知った後では聊か品が下がりますが。
その私財と言うのがナチスの伝手で稼いだ代物ですので、意地悪な見方をすれば罪滅ぼしの為にユダヤ人救済を行ったと言えなくもありませんので。

ある場面で赤を強調する為か遭えてモノクロで全編撮影したのは挑戦的な試みでしたな何と言いますか。

ただ、シンドラー役のリーアム・ニーソンや副社長役のベン・キングズリーの演技は素晴らしかったですね。特にリーアム・ニーソンは「ダーティハリー5」の映画監督役で始めて知った役者でしたがこの役をきっかけに大成しましたねえ。

2008/04/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:47(65%) 普通:11(15%) 悪い:14(19%)] / プロバイダ: 18003 ホスト:17767 ブラウザ: 4731(携帯)
名作!‥というか、アカデミー賞向きな映画だなと思ったのが正直な感想。
白黒画像とシンドラーの懺悔の涙はまさにそのように感じちゃいました。
ともあれ、赤色の服の女の子も印象的だったな〜。
アクセントってこういうことを指すんだと思いましたね。
戦いだけでなく経済的な経営面からも戦争映画を見れたのは貴重でした。

2007/09/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:11(73%) 普通:1(7%) 悪い:3(20%)] / プロバイダ: 18003 ホスト:17833 ブラウザ: 4639(携帯)
長時間とは全く感じさせない映画。
シンドラーの行なった事が凄い、戦争は怖い、そういった事も伝えている映画ではあるのですが、結局何よりも人間というものについて描かれています。
登場人物は多いですが、一人一人にとても個性があって、みんなに生き延びてほしい。

そしてリーアムニーソンが渋すぎる・・!!

2006/11/03 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:35(62%) 普通:9(16%) 悪い:12(21%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32767 ブラウザ: 2767(携帯)
果たしてこれはスピルバーグが本当に撮りたかった映画なのか。それとも露骨に賞を狙った映画なのか。真相は本人のみぞ知るところでしょう。ホロコーストについて撮られた映画なんですが、やはり胸が痛みましたね。ただ最後シンドラー氏が泣き崩れるシーンは正直興ざめでした。

2006/04/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:792(58%) 普通:431(31%) 悪い:147(11%)] / プロバイダ: 18384 ホスト:18446 ブラウザ: 6287
この映画は本当に感動しました。
ビデオで見たのですが、テレビ画面を見ながらボロボロと涙を流したのを覚えています。
しかし、後にシンドラーの奥さんが、夫は映画のようなイイ人ではなかったというような発言があり、とても残念でしたね……。

2005/11/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:155(82%) 普通:9(5%) 悪い:26(14%)] / プロバイダ: 13913 ホスト:13828 ブラウザ: 5832
ジェットコースター・ムーヴィーが得意なスピルバーグだが、こういう作品も撮れるんだ、と驚いた作品。
時間的に少し長めではあるが、観出すと目が離せなくなりラストまで一気に没頭させるだけの力がある。
テーマを表す演出手法として、モノクロ映像が効果を発揮している。
モノクロ映像は、カラー映像よりも立体感を表現できるのは良く知られたことではあるが、
人々の歩く列を俯瞰するシーンなど、とても奥行きのある映像にまとまっている。
また、カラーとは違った意味で、グレイスケールにも「色」を感じることができると思う。
モノクロと言っても決して二色世界ではなく、水墨画のような多色世界なのだ。

映画冒頭では、にやけた表情を見せていたオスカー・シンドラーが、徐々に陰鬱な表情を浮かべることが多くなり、ラストでは涙を見せる。
リーアム・ニーソン(クワイ=ガン・ジン様!!)が好演している。
凄惨な状況を舞台に人間の「生」を見つめようとするこの映画に、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲が深みを与えている。

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「シンドラーは聖人君子だったって言いたいんでしょ〜とたかをくくっていたので映画公開当時は敬遠していまし...」 by くりまんじゅう


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2016/11/23 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21970 ホスト:22104 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
感じた事びっくり/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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記事日時:2010/11/06 [表示省略記事有(読む)]
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