[海外映画]猿の惑星


さるのわくせい / PLANET OF THE APES
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注意: これは海外映画版。その他メディアのページ: 文学:猿の惑星 / 特撮/人形劇:猿の惑星 (TVシリーズ)
海外映画総合点=平均点x評価数42位5,299作品中総合点55 / 偏差値92.07
海外映画平均点129位626作品中平均点1.53=とても良い/36評価
1968年海外映画総合点1位30作品中
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ストーリー2.00(とても良い)6
キャラ・設定1.83(とても良い)6
声優・俳優1.50(とても良い)6
映像1.17(良い)6
音楽0.83(良い)6
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1968年 制作
配給:20世紀FOX
監督:フランクリン・J・シャフナー
原作:ピエール・ブール
日本 公開開始日:1968/04/13(土)
海外 (アメリカ):公開開始日:1968/02/08
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最終変更日:2016/12/26 / 最終変更者:634 / その他更新者: moon-moon / アセチルサリチル酸 / DONP / スペ9 / TCC / 提案者:馬王 (更新履歴)
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2017/11/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:179(67%) 普通:49(18%) 悪い:38(14%)] / プロバイダ: 6794 ホスト:6668 ブラウザ: 8310
【良い点】
・人間と猿を置き換えただけ、という鳥獣戯画のようなアイディアそのものが秀逸。1968年作とは思えない。
・特殊メイク。今見ても質感、表情がよく出来ている。
・題名が題名だけに明らかなのですが、最初に人間が追われているシーンは驚きだった。
・ラストシーンの衝撃。
・明らかに冷戦時代の風刺が中心なのでしょうが、昨今の不穏な世界情勢を鑑みると今にも通用する風刺かと。まあ、人間って学習しないよね、といいますか。

【悪い点】
・単に人間と類人猿を置き換えただけで、行動に類人猿(とその進化過程)らしさが感じられない。これはリブート版を観た上での感想となってしまうが。
・言葉を喋れない退化をした人間だが、猿と対比させるのであればあーとかうーとかくらいはあっていいのではなかったかと思う。ほぼ全く声がないのは逆に不自然。

【総合評価】
最近、リブート版の三作目の公開があったので、それに併せて原五作、ティム・バートン版、リブート版二作がパッケージ化されているBDを購入。それを機にこちらに。
上記、良い点の方は初めて観賞したときの印象と今の印象が錯綜しています。悪い点の方は・・・今思えば、という感じなのだと思います。なにぶん、初観賞は子供のころとなってしまうので記憶が定かではありません。昔は度々テレビでも取り上げられていたと思うのですが・・・
直接繋がるものではなく、すでにかなりの部分でパラレル化は見られるので、絶対とまでは言いませんが、リブート版を観るにしてもこの一作だけは原典として観ておいた方がいいとは思いますね。

2016/12/17 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:223(61%) 普通:61(17%) 悪い:83(23%)] / プロバイダ: 45568 ホスト:45388 ブラウザ: 10196
BSの録画で視ました。 存在自体は前々から知っていましたが、初めてお目にかけました。

もはや多くの論客の方々が仰られていたように、「スター・ウォーズ」よりも約十年先の緻密なメイクには驚かされました。

かつて人類が自分たちと同じ人間に行った傲慢チキかつ横柄な仕打ちや数多くの蛮行を、猿たちから通して伝わりました。

猿たちから見れば「人間が我々と同じ知能を持っていること自体がおかしい」という価値観が、今の世間一般として言えば、その逆に当たるのかもしれません。きっと。

ラストシーンも衝撃でした。そう、不時着した惑星が実は‥‥‥‥‥

余談になりますが、俳優の竹中 直人が本シリーズが凄く好きで何度も見直したそうですね。

2015/03/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 2309 ホスト:2342 ブラウザ: 9629
【良い点】
特殊メイク
猿達含め一人ひとりのキャラ付け
物語の最後のオチ

【悪い点】
特にないけど、深い作品だと思って見たらガッカリすると思う

【総合評価】
魅力的なifを書けてる作品。僕は、一番賢い生物は人間ではないと主張しているような人なので
この作品にはそこまで違和感を感じませんでしたが、普通の人の初見には凄いインパクトがあると
容易に想像できます。猿だって権力を持ったら調子に乗るんだと思うと面白いです

因みに、僕が一番賢いと主張している生物はイルカやクジラ達です
脳の大きさから半端ないですし、実験により彼らは人の言葉を6倍速以上で真似る事が
できるという結果が出ています。クジラの狩りの様子などは知性に溢れており
地上に上がる術があるなら、人間など容易く征服できることは間違いありません
ただ、彼らは無駄な争いは好まないので、無理して地上に上がることは無いと考えられますが…

こういう話をあり得ないと思っている人ならば、きっとこの作品を見れば
価値観が変わると思います。人の存在は絶対ではないのですよ

2014/09/16 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:362(78%) 普通:43(9%) 悪い:60(13%)] / プロバイダ: 11617 ホスト:11568 ブラウザ: 4181
【※ネタバレを存分に含みます】

正直にいうと、自分はこの作品を見て「おもしろい」と思ったことがない。

というのも、よく取り沙汰されるラストシーンが、話の仕掛けとしてショッキングではあっても、痛烈な社会批判になっているとは思えないからである。


まずこの作品のラストシーンが示す意味は、当時顕著であった核開発競争からなる核戦争への警鐘だろう。
アメリカとソ連の明確な対立は62年のキューバ危機を堺に沈静化し始めていたものの、公開当時は中国の核開発などが未だ進行していたため、アメリカとしてはまだまだ危機感を持っていた時代でもあった。
また核拡散やインドの核開発とそれに対抗する形でのパキスタン核開発を後に控えていたことからも、当時の認識における「核への危機感」は根強かったことがわかるはず。


一方で作中描かれるもう一つのファクターである、原始的な人間と、文明をもつ猿たちの描写は、人間が現実世界においてそれまで行ってきた行為を、猿という「鏡」に写して表したものではないか。
人間を「獣」と称し、半ば迫害するように扱う猿の姿は、インディアンや黒人などの異人種を“人間"として扱ってこなかったそれまでの人類の姿にかぶるのだ。

猿の行い=人類の行い、という構図が見られるのは、これだけではない。
宗教とその聖典を背景に、科学の発展や歴史の新たなる認識を認めず、妨害しようとする様は、聖書とキリスト教を背景に創造論を盲信し、進化論などの言説を排除した姿と瓜二つ。劇中に描かれる半ば茶番のような審問も、中世の異端審問とほとんど構図は変わらない。



こうした超科学的な設定を用いた現代人類への警鐘はSFとしての本領であり、本懐といっていい。

が、前述した「核という大量破壊兵器を背景とする人類への警鐘」と「人種差別的要素や宗教の盲信への批判」は、風刺として繋がっていないのではないだろうか?

この二つの要素は、個別に消化されるべき問題なはずだ。
中世から近世、もしくは西部開拓時代の開拓民程度の文明レベルしか持たない猿を写し鏡に、現代の問題にほかならない大量破壊兵器による文明破壊の危険を語ることは難しい。
「人間の愚かしさを批判した」というには、問題として取り上げる「愚かさ」があまりに幅広すぎて、ぼんやりとしている。


自分がこの作品を『社会に対する痛烈な風刺を行った』と思えないのは、そうした「構図の甘さ」を感じたからだ。
原作を読んでみれば評価は変わるかもしれないが、どうやら設定を借りた別作品状態らしいので、おそらく映画『猿の惑星』の評価は、ここから変わることはないと思われる。

2012/11/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 33622 ホスト:33521 ブラウザ: 4895
【良い点】
・特殊メイク。
・ラスト。

【悪い点】
・一部世界観が台無しになるシーンが……。

【総合評価】
猿が二足歩行で服を着るようになって人語を話し、人間が猿に家畜同然に管理されている。これだけでかなりショッキングな内容だというのに、これに加えてBGMが劇中ほとんど流れずさもドキュメンタリー調で進行していくのだから恐ろしい。
お話にそこまでメリハリがないのに終始緊張感が漂っており、リアリティを追及している間もなく呑まれましたねぇ。猿が馬に乗って銃を使ってと驚きの連続でした。

本作の見どころといったらやはり、主人公テイラーの頭のキレでしょうか。自分の知性ぶりをアピールして延命を計りつつ、猿との駆け引きを通して徐々に真相に迫っていくのが面白い。序盤、喉を傷めて喋れないというハンデが物語を盛り上げていましたね。また、彼を通して人間の触れ合いの大切さを説いたのも良かったと思います。これがあったからこそラストの衝撃と絶望感もひとしおというものです。まぁ、テイラーが人間嫌いから脱却する動機がやや弱いような気もしますが……。

みなさん言うように、本当にラストの衝撃は凄いです。テイラーが猿の惑星で初めて目的を持ったその直後にその目的を粉々に打ち砕くなんて、まさか思いもしませんでした……;
人間の自由が失われた世界に自由の女神とか皮肉が効きすぎです。

ただ、この異色の世界観をぶち壊すシーンがありました。
テイラーに寄り添う女性が、馬に普通に乗れているシーンです。この世界では人間はとても馬乗れるとは思えません。なのに特に苦労しているようにも見えず、わりと平然と乗馬しちゃってるんですよ。ここで随分世界観が崩れてしまいましたね……。

本作だけ観ればとても続編があるとは思えないんですが、続編はどのような内容となっているのでしょうか……。

さすがに騒がれてきただけあってインパクト、話題性に富んだ作品でした。今観ても多分、楽しめるんじゃないかと思います。この雰囲気はCGじゃ作れないだろうなぁ。
[共感]
2012/11/24 続編は観ないでください。猿の惑星という作品はこれ一作で完結してます。たぶん続編を観るととてつもない失望を味わうことになります。 by CHIGE

2012/03/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 15458 ホスト:15408 ブラウザ: 7541
かなりのメッセージが込められた映画の名作。
先日、リメイク版を見てからこちらを見てみましたが、こちらを見るとリメイク版とはかなりの違いがあり驚きましたね。
向こうには確か「良い」という評価でしたが、こちらは「とても良い」。つまり、現代人の目で見てもこちらの方が優れた作品なのは明白ということです。

人間が猿に家畜同然にされるという恐怖はリメイク版に比べ、宇宙飛行士の三人以外が言葉を喋らず動物同然であることや宗教が絶対化していることなど、人間社会をそのまま猿がなぞったような世界観が面白く、特殊メイクもかなりの出来なので飽きることもなく見られます。
だんだん惑星の歴史について迫っていく部分も、数々の「証拠」が現われてきて面白い。
なぜ猿たちが人類を憎んだかの理由づけもしっかりしていたし、コーネリアスなどにはかなり共感できる部分がありました。
かの有名なオチの演出も良かったです。
ジーラが終始、人間を下に見ていたのは腹が立ちましたが、人間も猿に同じようなことしてますからね……。

2011/10/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 7296
監督はフランク・J・シャフナー。主演はチャールトン・ヘストン。
テンポが良く飽きずに一気に見れる。特筆すべきはその特殊メイク。40年たった今も見に堪える素晴らしい出来栄え。
チャールトン・ヘストンは十戒など沢山の大作の主役をやっていますね。気になったかたはほかの作品も見てみるといいかもしれません。
コーネリアス役はロディ・マクドウォール。我が谷は緑なりきで子役をやっていた頃を思うと隔世の感がありますね。
特殊メイクなしの成長した演戯が見たかったです。

2011/10/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 18633 ホスト:18455 ブラウザ: 2619
【良い点】
・遭難した際のカメラアングルと人が大勢出てくる場面のカメラワーク。
・出だしから水没、探索と辿り着いた様子が演技も含めよく表されている事。ミステリアスさ。
・人間を動物扱いする恐怖。残虐さと容赦のなさの強調、悲壮感と恐怖心を際立たせる演技。
・一見暴力ばかりの様で後半から文明があきらかになり知性が高い事等が明らかになる事。
・味方の学者の供述がキーで仮説がポイントとなっていく事。
・逃げまどう人間や特殊メイクをした猿たちの人数も圧巻である事。また上部からの視点や罠で大勢捕える事により人数が表されている事。
・セットや星の地表。
・何故虐待をするのかと言う理由を謎めかせ引っ張る事、逆に野生の本能として納得させる事。
【悪い点】
?

【総合評価】
前半は暴力的で悪者を倒して終わりに見えますがメッセージもありラストは圧巻です。

この星は猿だけが文化を持ち人間は半裸で常に逃げ惑っています。その為猿の追い詰めたり拷問する残虐さや人間の無力さが強調されます。大勢であるからこそ更に。

前半の無慈悲なまでの猿達の暴力ぶりや何故人間をそれ程憎んだり下等扱いしたりするのか一見した所ただの悪役にしか見せない、この星は暴力的な猿が支配する星なんだと理解させ疑問視させない作りと流れが秀逸です。何故そういった環境になったのかと言う疑問は感じませんでした。この星の猿は地球の猿とは違う、知能も肉体も発達した宇宙猿なのだと。

猿にしか聖典に描かれている霊魂がない等の台詞で元々この星はそのような環境であると視聴者に印象づける。猿が人間から進化したはずがない等の台詞で、この星は猿の方が高等種族なのだという納得した気持ちで見ていました。

しかし主人公が文章を書いた時解読したのがん?と一瞬疑問に感じ一種の伏線だったのかもしれません。またこの星の人間は何故そんなに科学力がある訳でない猿に何故全く無抵抗なのか、我々と同種、同能力なのか?という所が疑問として持ち上がります。
地球の人間とは違い大人しい種族なのかと思いました。

主人公は飛行士で知性が高いゆえ異端者扱いされるのでしょう。その為知性を生かし猿の文明と戦う事になります。

ただ結末を知った後考えますと、猿たちが何の目的で虐待をしているのか。いじめをするほど卑怯でもないし、と言う疑問が浮かび上がる事が実は結末で人間がしてきた事と逆をやっていると言うお返しであると言う事が既に序盤からテーマとして描かれている作品である事に気づきます。理由が無い事が逆に残虐さを浮き彫りにします。

他の動物ではなく逆進化と言う発想がすごい。 しかし人間を動物扱いするのは猿の視点からみれば残酷でも人間は普段からやってきた事であり=のだと痛感させられます。猿の横暴さにも自然界の猛威、逆襲として納得させられる部分はあり人間が進化の到達点だと慢心していた報いなのかもしれません。他民族との共生意識がなくなり人間同士の争いや環境や自然、狩りと言う名目で他の動物を犠牲にして発達してきた文明に対する警鐘とも取れる内容だと思います。それは猿の視点から見れば理由の無い殺傷、虐待で人間の方が高度な生物だと思っているだろうと言う怒りから「それをしても復讐、目には目を」と言う形で行う事になり、猿たちからすれば立場が逆転しただけで復讐と言うよりも「今度は俺たちが人間を支配しいじめよう」という積年の恨みのこもった虚しい感情である事は否定できず、虚しさが同居するのだと感じました。

やられたからやり返す、今度は俺たちの番だと言う虚しく悲しい感情であると言う事を。

[推薦数:1] 2011/10/06 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(67%) 普通:1(7%) 悪い:4(27%)] / プロバイダ: 25178 ホスト:25319 ブラウザ: 6308
子供の頃にこの作品を見たら猿が言葉を話し、文明を持ち、人間を支配するということに驚いたり、作品内の類人猿達の人間に対する好ましくない態度(一部の友好的な猿を除いて)や、やっぱりここは・・・というラストシーンに衝撃を受けたりしていたと思います。
ある程度大人になってから見ると、猿というか人間以外の動物が惑星を支配するというのは興味深い話でもあり、映画に限りませんが、個人的にはこういった内容の作品を見ると色々と考えさせられます。

人類全体でみれば散々身勝手な行動をとってきた人間ではありますから(こういうことを書くたびに、それに当てはまらない方に対して申し訳ない気持ちになりますが)、地球の最後に支配される側を経験することになってしまうという物語自体にはそれほど驚きはありません。
SF映画ですから当然のことながら現実とかけ離れている点も多いですが、動物が知能を持ち世界を支配したとしたらどうなるのかという観点で見ると、なかなか現実感があります。

関連する一連の作品で「人間は人間を殺すが、猿は猿を殺さない」という言葉が登場します。
作品を観ただけなので製作者や原作者の真意はわかりませんが、この不文律を見るに、作品内の猿たちは人間が衰退した理由のひとつをよく理解していて、確かに人間と同水準の知能を手に入れたことがうかがえます。
同時に人間同士で争うべきでないという強いメッセージ性があり良いと思います。

猿たちが人間に対して行っている行き過ぎた行動はたしかに人間が動物あるいは同じ人間に対してやってきたことと同じです。
しかし、人間が動物を虐待するというのは明らかな過ちであり、立場が逆転したときに猿がそれと同じことを人間に対してやっているというのはがっかりです。
猿たちが忌み嫌い軽蔑しているはずの人間と同じ過ちを犯してしまうというのは最も愚かなことではないでしょうか。
猿や動物に対して酷い仕打ちをした人間たちはとっくにいなくなっていて、目の前にいるのは人間ではあるけれども、もう知能も権力も持たず銃も扱えません。
作中では世界の頂点に立っているはずの類人猿がもしも寛大さを持っていたのならば、人間は虐待すべき存在などではなく、守るべき存在であったはず。現実世界の人間が動植物を保護すべきなのと同じで。
もっとも、事件も争いも全くないとなるとSF映画としては成り立ちませんし、猿達があまりに完璧だったらそれはそれで救いがなくなってしまうかもしれません。

力を持つと傲慢になってしまうのは人間だけではないということを教えてくれる作品でした。評価は「良い」とさせていただきます。

[推薦数:3] 2011/08/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1053(75%) 普通:239(17%) 悪い:106(8%)] / プロバイダ: 54925 ホスト:54988 ブラウザ: 10228
68年に公開されたSF映画。宇宙調査のために地球から出発した`イカロス号'は故障により地球に似た自然と水のある惑星に不時着する。イカロス号は湖に沈み、乗組員の“タイラー"はその星で仲間たちと逸れてしまう。そして彼が目にしたのは、自分たちと同じ人間の姿をした生物が猿によって支配されているという状況だった。タイラーは猿たちの世界に捕まってしまうが、やがて人間に同情をよせるチンパンジーの`コーネリアス'らの手を借りて脱走。異性をつれて猿たちの禁断の地に向かうがそこで彼が見たものは…!。

フランスの`ピエール・ブール'氏の小説を映画化したのが本作品で、「2001年宇宙の旅」の成功に煽られ、新たなSFストーリーものとして製作された、それまでにない設定と独特の雰囲気を作り上げた壮大かつ独創性のスケールで作られた作品である。作者であるブール氏は戦争でのレジスタンス活動経験者で、その体験を生かして本作品を描いたそうで、人間の姿とその社会をSF要素を絡ませて奇想的発想で描いた作品だといえましょう。

ストーリーは地球から宇宙探索へ出発したアメリカ人たちが、地球に似た水と自然のある惑星に不時着しますが、そこは猿が人間を家畜のように扱う社会が確立した世界で、そこで乗組員の“タイラー"は猿たちの社会に捕まってしまいますが、自分たちと同じ言葉を話すことでやがて彼らと接触しながら反発を起こしていくというもので、異色の世界観の中で孤高の中で闘っていくという、最高の形をしたSFサスペンスストーリーとして仕上がってます。いくら猿が進化したからといっても人間と同じ言葉(英語)が話せるのは何か違和感がしないでもありませんが、これはストーリー上仕方ないですが、それにしても猿たちから見たら人間が自分たちと同じ知識をもつというのは異様な気持ちだったでしょうね。もし私たち人間が「言葉を話す猿」を見たら驚くのと同じ感覚だと思いますね。ただ家畜に成り下がった人間たちに対する扱いはとても惨い感がしないでもありません。(でも現実の人間だって動物に対して同じことをやってるんだけどね) まあこう見てると人間と動物の立場が逆転した本作の世界観は非常に奥深いというか、人というものをよく教えているともいえます。(だって本作品のベースは戦争中の兵士の行為と捕虜の姿なんですからね)

この惑星で下等な動物同様に成り下がった人間の“タイラー"は、猿からの支配を脱して人間としての新たな生きる道を選びます。とある異性と共に禁断の地に向かった彼がここが地球であることを知ってしまい、そこで物語は終わりますが、これは当時の激化する戦争と冷戦による破滅と擦れ擦れの現状を皮肉った人類への警鐘だったと思えますね。これが愚かな行動を起こした末路なんだと。それだけに本作品はハイレベルの傑作だと思いますので、評価は【最高!】です。本作品だけで終わっていればタイラーと彼の連れの女性は人間の新たな`アダムとイブ'になり、猿に対する新たな人間社会を形成するのかという想像もできたんですが、続編であんなオチで終了してしまったのが痛たまれますね。いくらヒットしてもやはりあんな形で終わるんだったら「続・猿の惑星」はいらなかったと思いますね。

2010/10/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 48699 ホスト:48701 ブラウザ: 3876
ラストに来てのびっくり展開と言う流れでは傑作に入ると思います。このラストは本当に良いです。まずコーネリアスとの対話。そして最後にそびえたつ自由の女神ですべてを悟ります。猿が支配する星にたどり着いたと思い込んでいたら。自分たちが出発した地球にウラシマ効果で未来にたどり着いたという正統派SFのオチ。話としてパーフェクトだと思います。原作が小説だと聞いているので、良く出来た話ですね。本当に感心します。

今ならCGバリバリの映像になってしまうと思うのですが、猿の特殊メイク本当に素晴らしいですね。話の素晴らしさを上記で上げたのなら、映像の素晴らしさはこれに尽きます。

主人公のチャールストンヘストンは戦う男と言うイメージがぴったりですね。後はみんな猿なので…。誰かは知りませんが、猿の皆さん良い演技です。

すべてを知るコーネリアス議長が、人間の野蛮な所を危惧して徹底的に管理しようとする様は、ガリバー旅行記の馬人間ヤプーを思い出させます。オラウータンに配役を割り振ったのは適任です。

ただ宇宙船の仲間を改造されて怒るチャールストンヘストンには素直に共感できます。猿憎たらしいことは憎たらしいです。最近日本猿が悪さするって話を見るたびにこの映画を思い出してしまいます。

2009/09/05 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(86%) 普通:0(0%) 悪い:1(14%)] / プロバイダ: 9756 ホスト:9694 ブラウザ: 8573
この話は実際になってもいい話ですね
アインシュタインの法則を使って物語りは成立しています
この物語は2〜3000年後の地球を舞台に人間VS猿の戦いを描いています
見ててハラハラする作品です。
ですが1〜2は分かるけど345はいるのか?っと思う
評価は「最高」です

2009/06/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:503(44%) 普通:378(33%) 悪い:254(22%)] / プロバイダ: 12032 ホスト:11811 ブラウザ: 9125
【良い点】
・設定が斬新。
・テーマ性、メッセージ性がある。
・衝撃的なラストが良い。

【悪い点】
・映像が古い。

【総合評価】
序盤の展開からラストまでテンポ良くて観やすく、なかなか強烈なメッセージを放つ作品でした。
特殊メイクは今と比べるとかなりしょぼいですが、当時としては良く出来ている方でしょう。
良く出来たSF映画です。
しかし、ふざけたことに猿は日本人がモデルだそうで。

[推薦数:1] 2009/01/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2792(60%) 普通:786(17%) 悪い:1099(23%)] / プロバイダ: 51362 ホスト:51294 ブラウザ: 5599
最後にテイラーが、見た物。
それは、視聴者に向けた制作者の警告でした。

ストーリーは、テイラー達3人の宇宙飛行士が半年の宇宙飛行の末、辿り着いた星を彷徨い、
猿が獣と化した人間を狩る現場に出くわすと言う流れで話が進みます。

檻に放り込んで家畜同然に扱う、裁判とは名ばかりの精神的リンチを加える、脳をいじる、剥製にする等、
作中で猿達がテイラー達に対して行った行為の多くは、過去に人間が人間に対して行った物ばかり。

その上、人間の遺跡でザイアスが、テイラーにぶつけた台詞も人間の醜さを鋭く突いた内容でした。

それらは、人間の傲慢さを見事に浮き彫りにしていました。

2008/11/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:442(63%) 普通:152(22%) 悪い:103(15%)] / プロバイダ: 2339 ホスト:2336 ブラウザ: 6342
宇宙から帰ってきたら地球が猿の惑星になっていたと言う設定は、なかなか面白いと思います。

ここは地球じゃないと自分に言い聞かせていた主人公&視聴者達ですが、
最後の最後やっぱりここは地球だったという事実を突きつけられる展開はかなり高く評価できると思います。

この作品単体で見るならなかなか良い作品だと思います。

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2017/11/11 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 6794 ホスト:6668 ブラウザ: 8310 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事面白い/びっくり 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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