[海外映画]西部戦線異状なし


せいぶせんせんいじょうなし / All Quiet on The Western Front
  • 悲しい
  • 考えさせられた
  • 怖い
  • 道徳心&モラル
RSS
海外映画総合点=平均点x評価数175位5,328作品中総合点23 / 偏差値66.11
1930年海外映画総合点1位4作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票
キャラ・設定2.60(最高)5
ストーリー2.40(とても良い)5
声優・俳優2.20(とても良い)5
映像1.80(とても良い)5
音楽1.40(良い)5
悲しい100%5人/5人中
考えさせられた100%5人/5人中
怖い60%3人/5人中
道徳心&モラル40%2人/5人中
涙流した20%1人/5人中
もっと見る
属性投票する
1930年 アメリカ
原作:エリッヒ・マリア・レマルク
監督:ルイス・マイルストン
脚本:マックスウェル・アンダーソン デル・アンドリュース ジョージ・アボット
日本 公開開始日:1930/10/24(金)
海外 (アメリカ):公開開始日:1930/04/21
5,64599
最近の閲覧数
1000000000
この作品を海外映画として最高の中の最高と投票した方はまだいません。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2012/12/26 / 最終変更者:mosukuwa / その他更新者: TCC / 提案者:宝家義頼 (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
2016/10/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7146(87%) 普通:607(7%) 悪い:443(5%)] / プロバイダ: 21846 ホスト:21752 ブラウザ: 1975(携帯)
大写しされた老教師の顔と「諸君の父親は祖国より息子を大事に思うだろうか。国を守るために…」というセリフが印象的だ。しかし、無責任な言葉に躍らされて直面した戦場の現実は、ただ死の順番を待つ自らの墓堀人だった。国を守る?誰のために、何を守ろうというのだろうか。休暇で帰った町では、相も変わらず教師が狂ったように演説ぶっていた。再び戦場へと戻ったポールは敬愛する先輩を失い、舞う蝶に塹壕から手を差しのべて銃弾に崩れる。

若者たちを墓場へと追いやる狂信的な老教師の演説は、ここに復活されたパリ進撃を唱える酒場での無責任な大人どもの議論によって裏付けされている。ユーモラスなエピソードもあり、また随所では話の展開によって厚みを増す場面がプラスされている。

公開されたのが1930年ということもあり、戦争物では最古のトーキー映画だったんじゃないかなと思いますが、クオリティー的には映像面を含めて戦前の戦意映画と遜色がなく、何よりもこの時代から反戦をテーマに訴えていたがゆえに原作者は第一次世界大戦後に反戦作家としてヒトラーから迫害を受けてアメリカへ亡命しましたが、それだけに志の高さが伺えました。

評価は「最高」とさせていただきます。

2016/04/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3209(33%) 普通:3383(35%) 悪い:3160(32%)] / プロバイダ: 29292 ホスト:29168 ブラウザ: 5213
フランス系ドイツ人が原作者で、原作が世に出た背景はドイツの視点から描かれた
様だし、ナチスの伸張等が背景にあったのでしょうが、この映画版も実際の戦争経験者
が多数関わっただけに色々な意味で密度が半端なかったですね。

まず印象的だったのは、教師だったおじさんの演説で、彼は自分の主張を強制しない
というような事も言いながらも若者達をその気にさせ、戦争を煽る等悪知恵が働く
と言うか、巧妙でしたね。

戦争はゴーサインを出したり、このおじさんみたいに煽った人は高い確率で死んだり
なんかせず、犠牲になるのはそういうのがなければ普通に家族や友人との幸福な
人生を過ごしていたであろう不特定の一般市民である事も改めて認識させられた。
それは第一次世界大戦では敗者となってしまったドイツも全く同じという事でも
あったのでしょうが、地下壕みたいな所でも常に大砲とか敵の攻撃に怯えていた
等のシーンは音楽は基本使用されなかった様なので、一層「いつ終わるか分からない
恐怖感」がひしひしと伝わってきた様でした。

その中で錯乱してしまい、他の兵士達が彼の代わりに家族に手紙を描くからという
様な事を言っていたのも、「戦争は人の心を荒廃させるとは限らず、そこから生まれる
友情だったあるんだ!!」という事だったのでしょうが、中盤兵士達が飯食べていた
シーンも、そんな戦争の悲惨な現実を一時的にでもある程度は忘れられる様な
微笑ましさも感じられた様でしたね。

ドイツからすればその年のクリスマスまでには終わる筈が、4年強にわたる総力戦と
なってしまって、もう少しで故郷に帰れると思いきや・・・・・・・敵の狙撃兵は
フランス人だったのでしょうし、集英社刊の「世界の歴史」でも戦死してしまった青年
の悲劇が描かれてましたが、バックに行進していったその他兵士達の姿も描かれて
いただけに余計切なかったですね・・・・・・・

何が戦争を引き起こすのか?その戦争が残すものは何なのか?それが悪い事だった
として、今後そうした悲劇等を繰り返さない為にはどうすれば良いのか?残念ながら
公開後10年経たない内に周知の通りで・・・・・・現在も冷戦は終戦しても平和
になるどころか寧ろ混沌と迷走の度合いを深め、パクスアメリカーナも過去の事と
なりつつある様ですが、この映画は今なお普遍的ながらも、無限の可能性を秘めている
ヒトとして生きているからこそ皆真剣に考えなければいけない色々な問題を提起もしていて、
これからももっともっと語り継がれるべきな、戦争映画の古典的名作でしょうね。評価は「とても良い」で。

2015/07/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:586(59%) 普通:244(25%) 悪い:165(17%)] / プロバイダ: 1605 ホスト:1372 ブラウザ: 7911
第3回米国アカデミー賞最優秀作品賞
【良い点】
・反戦映画としてのメッセージ性
・観終わった後に理解できる作品タイトルの皮肉さ
・カチンスキーの最期が悲しい‥

【悪い点】
特になし

【総合評価】
この映画が第一次世界大戦から10数年後に発表されたことに、まず驚いた。しかもアメリカがドイツ兵から戦争を見るなんてことを、この時代にやって
いたことが凄い。
主人公ポールの周りで次々と死んでいってしまう級友たち。狭い塹壕で精神を蝕まれたり、怪我で足を失う兵士。次々と降りかかる困難、葛藤に苦しむ
主人公が徐々に反戦的な考えを得ていく過程が作品を通して丹念に描かれ、そのメッセージは強烈なものがある。

「戦争は熱病に似ている。誰が望まずとも自然と戦争がおこる」
「我々は壕で暮らして殺されまいと努めている。しかし、時には殺される。それだけだ」
「(殺害したフランス兵に向かって)もし銃と軍服さえなければ君と友人になれたのに」

普段はあまり名言とかを気にしないで映画を楽しむタイプだが、この作品に関しては上記のような覚えておきたいようなセリフがいくつもあった。

そして、この二時間強の間に様々なことがあったにも関わらず、作品タイトルが特に報告事項なしという意味の「西部戦線異状なし」となっているのが
なんとも皮肉が効いている。

1930年にこんな映画が生まれているというのを知るだけでも一見の価値がある。名作だと思う。

2012/07/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 7387
「祖国にささげるしは甘美である」
「誰だろうとただの死体だ」
「戦争は熱病に似ている。誰が望まずとも自然と戦争がおこる」
「銃と軍服を脱いだら友達になれたのに」
「forgive me,forgive me,forgive me・・・」
「なぜかお前のことをあまり知らないような気がする」
「自分を命を犠牲にしてまで祖国のために戦う必要はないんだ」

監督はルイス・マイルストン。
以後反戦映画はたくさん作られますがこれほどそのメッセージが伝わってくる作品はないように思われます。
ラスト数えきれない墓を背景にポールたちが隊列の中振り返るシーンが多重露光で映されるのが印象的。
戦闘シーンは30年の作品ということでやや迫力に欠けますが、今見ても充分鑑賞に堪える作品です。

この作品を気に入ったかたはペキンパーの『戦争のはらわた』や『Uボート』など大戦中のドイツ側を描いた戦争映画を見てはいかがでしょうか。

2012/06/17 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2811(60%) 普通:789(17%) 悪い:1113(24%)] / プロバイダ: 14863 ホスト:14820 ブラウザ: 9929
どんなに時代が変わっても権力者の本質は変わらない。
これが、この作品を視聴して実感した事です。

話は、老教師の演説を聴いて洗脳された(敢えてこの言葉を使います)ポール達が軍に志願する所から始まります。

前線の事等少しも頭になく勇ましい言葉で教え子を煽動する老教師、戦線に来てすぐ食糧に難儀するポール達、
野戦病院で家族のことを思って息を引き取るケムメリッヒ、ポールが殺ったフランス兵が持っていた写真、
上官の言う事を聴かなくなり虚仮にする兵士達、ポールが母校で老教師と後輩達に叩き付けた現実と前線の兵士たちの怒り、
ポールの目に映る前線の現実とかけ離れた大本営発表に洗脳された人々等、
作中でポール達の目に映る光景は、(悪い意味で)現代社会でも目にするものばかりでした。

それらのシーンを通して「こんな光景が見られるようになったら危険だ」「気を付けろ」と言う制作者の声が、聞こえてくる様でした。

2008/09/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(21%) 普通:17(15%) 悪い:72(64%)] / プロバイダ: 2436 ホスト:2494 ブラウザ: 3023(携帯)
第一次世界大戦を舞台とした映画。

登場人物に何とも言いがたい切なさを感じるし、ドイツなどに視点を置くことで戦争がよりリアルに表現されています
毒ガスや戦車はこの頃からあったんですね。文明の進化が戦争に利用されるとは皮肉な話です。人を殺す武器はやはり悪以外の何者でもないと再認識させられますね

敵も味方も大勢死んだ名も無き兵士たち
彼らがそうでありながら、「西部戦線異常なし」というタイトルは損して得取れの思想の戦争の残酷さ、無常感を巧みに表わせていると思います。

戦争は繰り返してはいけません。日本でメジャーな第二次の原爆投下だけでなく、第一次世界大戦の悲劇も子供たちにもっと伝えるべきです
酷い目にあったのは自国の人だけではないんです。
世の中の社会科教師はこの映画を子供たちに見せるべきだと思う。
とても歴史的・社会的価値がある作品で、戦争ものの名作と言えるでしょう。

2005/10/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(90%) 普通:1(10%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4085 ホスト:3798 ブラウザ: 3878
多くの作品に多大な影響を与えた戦争大作映画。なによりアメリカ映画がドイツ側を描いているのが興味深い。
たくさんの戦争映画を見るのもいいですが、まずこの一作をいろいろな人達に見てほしいですね。

2005/06/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(88%) 普通:0(0%) 悪い:1(12%)] / プロバイダ: 7057 ホスト:7083 ブラウザ: 4184
サイレント映画の過渡期の作品だから無声とトーキー両方あるらしいが自分が見たのはトーキーだけ。
空気を切り裂く砲弾の炸裂音などの音響効果には当時初見の人はかなり驚愕したんじゃないかな。
反戦のメッセージが込められてるのもいいね。ただ最後のてふてふはみえみえで少しばかりあざとく感じたけど、、、

2004/07/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 13520 ホスト:13211 ブラウザ: 3646
反戦映画の大傑作ですね。以前TVで放映されていて視聴しましたが、白黒映像であるにもかかわらず、
その素晴らしい内容に圧倒されました。この映画が製作されたのは、第2次世界大戦が勃発する前ですが、
その頃にもうこんな映画が製作されていたとは驚きです。主人公は第1次世界大戦で動員されたドイツの若者でした。
最初はピクニックにでも行くような感覚でうかれていた主人公が、やがて野蛮な戦争の実態を戦場で思い知らされて
反戦の思想に目覚めていく過程が綴られていました。主人公が塹壕戦で敵の兵士を殺害しようとして途中で動揺する
シーンが印象的。一旦祖国に戻った主人公が、学校の教壇に立って反戦思想を述べるシーンや、主人公が敵の兵士に
狙撃されるラストシーンも印象深いものでした。これは、視聴する価値のある映画だと思います。

この評価板に投稿する



2016/10/23 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21846 ホスト:21752 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
感じた事悲しい/怖い/びっくり/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

もっと見る
1. 映画の"初" by スー
... (『メトロポリス(1927)』とする意見も) 初の西部劇映画 『大列車強盗(1903)』 初めてのオールロケ作品 『グリード(1924)』 最初のトーキー映画 『ジャズ・シンガー(1927)』 (初めてのセリフは「You ain't heard nothin' yet!(お楽しみはこれからだ!)」) 初の反戦映画 『西部戦線異状なし(1930)』 ...
記事日時:2012/09/16
2. Merciさんの質問企画… KAMIKAZEさんの質問企画… 斐川さんの質問企画… どこから来て どこへ行く? そんなものは… このわたしが by 石鯉
... よね。 評価板の方にはまだ何も書き込んでいませんが,書き込むとしたら「悪い」になると思います。 原作をいじることは必ずしも悪であるとは思っていないけれど,今回の場合はそれがプラスに働いていたとは思えなかった。 Q03:大好きな要素と大嫌いな要素を併せ持つ作品と、その評価は? ・「西部戦線異状なし」という洋画( ...
記事日時:2010/05/30
video
3. おまけ企画"アカデミー賞受賞作品特集 by 陣兵
... 賞受賞作品」について話す。 【"29年】 「つばさ」。 【"30年】 「ブロード・ウェイ・メロディー」、「西部戦線異状なし」。 【"31年】 「シマロン」。 【"32年】 「グランド・ホテル」 【"33年】※なし 【"34年】 「大帝国行進曲」、「或(あ)る夜の出来事」。 【"35 ...
記事日時:2010/01/29

作品の評価またはコメントの投稿欄
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
または
[評価(?)] 最高! とても良い 良い 普通 悪い とても悪い 最悪
↑(全作品にて)8回以上評価しても「悪い」系統の評価しかない場合非適切にバランスを欠いた評価とみなして削除されます。
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ