[海外映画]2001年宇宙の旅


にせんいちねんうちゅうのたび / 2001:A Space Odyssey
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注意: これは海外映画版。その他メディアのページ: 文学:2001年宇宙の旅(宇宙のオデッセイ2001)
海外映画総合点=平均点x評価数55位5,176作品中総合点49 / 偏差値86.77
海外映画平均点183位617作品中平均点1.32=良い/37評価
1968年海外映画総合点2位30作品中
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映像2.62(最高)8
音楽2.12(とても良い)8
キャラ・設定1.88(とても良い)8
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ストーリー1.25(良い)8
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作品紹介(あらすじ)

はるか昔の地球、ある原始の猿人の群れの前に突如謎の物体が現れ、彼らに知恵を授けます。数百万年後、その猿人の子孫たちは、知恵をもって月にまで進出しましたが、そこで途方もない事件に遭遇します。その謎を解く鍵があると思われる木星に宇宙船ディスカバリー号が向かいます。乗組員は冬眠中の科学者、船長のボーマンと副船長のプール、そして「6番目のクルー」であるHAL9000コンピューター。木星への旅路はまずまず順調でしたが、ある事件を境に、少しずつ歯車が狂い始めます…。
1968年 アメリカ
制作:MGMスタジオ
製作・監督:スタンリー・キューブリック
原作:アーサー・C・クラーク
日本 公開開始日:1968/04/11(木)
海外 (アメリカ):公開開始日:1968/04/06
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最終変更日:2017/01/06 / 最終変更者:634 / その他更新者: 管理人さん / TCC / 37moto / 提案者:宝家義頼 (更新履歴)
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2018/08/11 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(78%) 普通:4(6%) 悪い:11(16%)] / プロバイダ: 2036 ホスト:1860 ブラウザ: 9831
未だ語り継がれるSF映画の金字塔を今さらに視聴。
流石に現代まで語り継がれるだけのクオリティだった。クラシックと共に映し出される宇宙ステーション、宇宙食や靴などの細かい部分のこだわり、宇宙空間の息づかいのみの描写とどれをとっても当時のクオリティとは思えない。それこそリアルタイム映画館で視聴したならば相当なカルチャーショックを受けると思う。
しかしやはり現代人である私には少し退屈に感じてしまったのも事実。とくに間の使い方、当時ならば宇宙に関する物などはテレビや本でしか観られないので、長く写し出されても全く退屈はしないだろうが、現代ではそれこそPC、ケータイなどで調べればいくらでも観れるので、機械類や宇宙空間を長く写し出されても、そこまで新鮮さがない。パイオニアとしては偉大だが、やはりそこは古い映画である以上避けては通れない部分だと感じた。

ストーリーに関しては、やはり機械(HAL)と人間の対立の部分は相当良く出来ていた。HALがクルーに反抗し全員を消そうとする様は、HALの表情が全く分からないのも相まって、非常に不気味に見えた。またHALが最期にクルーを説得しようとする場面は、表情が全く分からないにも関わらず、人間と変わらずちゃんとした感情をもって、必死に説得をしているのが見てとれて、あれだけの事をしたにも関わらず可哀想になってしまった。
とここまではとても良かったのだが、その後の内容は正直全く理解できず、エンディングまで頭に?が浮かびっぱなしだった。
見終わった後軽く調べたが、「精神生命体」「スターチャイルド」など絶対にこの映画を見ただけでは分からないだろう。確かに説明を聞いて見直せば、ああ確かに説明の通りだとなるが、映像作品としてこれはどうなんだ?

総評として、確かに一度は観たほうが良い映画だと思う。明らかにこれの影響を受けた作品が多く思い浮かんだほど、後の作品に影響を与えている。ただし映像技術、携帯端末の発展故に現代人には少々退屈かもしれない。あくまで古典として観たほうが肩すかしを喰らわず楽しく観れると思う。
評価に関しては、その評判故にハードルを上げすぎた「良い」で。

2017/01/06 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:287(51%) 普通:83(15%) 悪い:197(35%)] / プロバイダ: 2620 ホスト:2469 ブラウザ: 8805
【総合評価】
映像はとても素晴らしい
これが、1968年の映画か?今でも通用すると思いますよ。68年に作られた技術力の高いSF映画というだけでセールスポイントにもなる
そして何よりも当時考えられたにしてはおしゃれで且つ説得力のあるSF的近未来(ファンタジーなSFじゃなくてリアル系)
それでいて忘れられないのは意味の分からない内容

そう、先にレビューのネタバレをするとこの良いと言う評価は世界観、映像、役者、音楽に向けたものであって映画全体に向けてでは無いのである
何故ならマジで理解出来なかったから…小説はもっと細かいらしいからいつか読みます

と、まあ個人的な話はおいておいて私が楽しんだのはHALがエラーで謀反を起こし、メモリー引っこ抜かれるまで
最後に歌を歌ったり身の上話をしたりして引き止める様はなんとなく哀しい
あれほど、淡々と人間を罠にはめ何のためらいも無く生命維持装置を停止させたりした極悪非道AIなのに何故なんだろう…
やっぱり最初にHALにも感情はあるのか?と作中で触れてくれたので思わず裏切られたと思い停止される前に人を罠にはめるHALとかそんな心情を想像してしまうからだろうか…?

その後はマジで意味が良く分からなかった
考察しても良いかも知れないけど結局こういうのって製作者の意図をどれだけ汲めるかが大事で個人の考えた抽象的な妄想話なんて映画の評価と関係無いと思うので止めておきます…語られていない設定腐るほどありそうだし…

まず、木星ついたからなんなのか?着いたけど?で?と思っていると今度は光の降る謎の空間で超スピードを出し、謎としか言えない家の中みたいな空間で目を覚まして何故か老けた事に気が付きながらも空気があるかどうか分からない場所で宇宙服を外して誰が用意したのか良く分からない飯を食して胎児まで戻って再び宇宙空間に戻って映画は終わりを迎えてしまうのだ

これが小説だとかキューブリックや製作者のインタビュー抜きで理解出来る人は凄いを通り越してぶっ飛んでると思う…
それに最後までモノリスが誰の意志で置かれた何なのかも良く分からないまま終わってしまい、考察できそうなそれっぽい映像を垂れ流して誤魔化された気さえする
元々映画には解説音声を付ける予定だったが、1から10まで説明するのは面白くないという理由でカットしたとか(wikiソース)
であるならば、解説抜きでも理解できる映像にする努力はして欲しかったですね…
せめてクレジットを解説にするとか、そういった気配りは出来なかったんだろうか?

とにかく映像は凄いし、今まで自分が見た映画「インターステラー」「さよならジュピター」等のSFにも影響を与えているのが見てとれた
が、それ以上は映画単体では語るほうが難しい 視覚的には楽しいけど見てる内容は何がなにやらです

2015/06/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6654(87%) 普通:560(7%) 悪い:407(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:21953 ブラウザ: 1975(携帯)
一点一画、ワンカット、ワンカットを全て理解できる文学や美術や映画も存在する。だが、この映画は正直わからないところが多すぎる。隅から隅までではなく、逆にところどころ理解できればと考えて観賞すると気が楽ではなかろうか。「あっ、ここもわかる」、「ここはなかなかよい」と自分に好都合なところだけに注目すればよい。そして謎に満ちたシーンから哲学的な思索や瞑想をかきたててくれる箇所を随所に見つけることができれば、見た価値があるというものである。傑作だと世評は高いが、たとえ傑作だと思わなくても差し支えない。退屈で何が傑作かと居直ればいい。それでもCG処理などまだ未開拓な時点での無機的な抽象の点や線の軌跡なり、独特の色彩感覚に満ちた映像を十分に堪能することができる。

コンピューターの人間への反逆がドラマとしてはクライマックスである。史上最高の頭脳を持ったコンピューターのHALが自らの役割に疑問を持つと人間に告げる。一方の人間側はコンピューターのくせに人間並みの疑問を持つとは傲慢だと応える。しかし、人間よりも優れた頭脳を持ち、感情さえも持つことができるようになっているコンピューターは人間の微妙な優越感を読みとりつつ、人間を諫める。それを聞き入れない人間に対して反乱を開始したのだった。滑稽で愚かしくて悲しくて、そして怖い。

人間とコンピューターとの戦いは人間側に多くの死者と損失を出しながらも、かろうじて人間が勝ちを制する。感情を持ったコンピューターは「死ぬのが怖い」とおそれおののきながら死んでいく。HALと名付けられた感情ならびにオリジナルな思索力を持つコンピューターを死なしめることは、もう立派な殺人である。機械の単なるスクラップ化ではない。人間を超えるほどのコンピューターを作り出した人間の自縄自縛が見てとれます。このあたりに、非メッセージ映画をめざしつつも、作家の皮肉で鋭い予言的な社会観が表れているといって良いでしょう。

2014/06/16 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 8077 ホスト:7846 ブラウザ: 5171
高くは評価できない幾つかの理由がある。一番は今だから。時代となる。この映像過去ならもっと驚いただろう。映像の発達の中で最も発達した部分と関係するところだから。ただし手放しで褒められるのは驚きは薄いが陳腐さは一切無い。それに対して驚きを覚える。敢えて言うならコンピューター関係のインターフェイスは良くない。これはAIがこれほど発達した時代なら今の感覚ならもっと人間に温かみのあるインターフェイスにしているだろう。第2点目、HALとのやり取りを除いて退屈と言って良いと思う。多分映像の刺激に浸るはずなんだと思う。そこが弱いので。第3、これは多くの人が思うだろう意味不明な表現が多い。それを楽しむんだと思うが自分にはそれがあまり刺激にならない。

過去この作品は2度挑戦して今回が3度目である。1度目は記憶に無いが多分全部見たと思うが断片にしか記憶に無い。2度目は真夜中に見たので寝てしまって間が抜けている。そして3度目今なら何故が分かる。1度目は意味不明な箇所が目立つから。2度目は退屈だから。2度目見たときはまだCGが未発達だったので映像には刺激が合ったと思うが、宇宙の刺激的な映像の前に猿で寝てしまって最後の赤ん坊で起きた。肝心の映像覚えてない…。1度目にもっと映像に刺激を受けていたらと残念に思う。3度目も何度も眠くなった。しかし今回それを好意的に受け取っている。退屈なのは退屈。だが良い所を発見したこの作品心地良いんだ。ノイズの様な音でわざと感情を掻き立てるようにしてるけど、ドナウのパワーはすごい。あれと宇宙映像を重ねてみているとホワーとして眠くなる。それは単純に退屈なわけじゃない。これ心を落ち着かせて気持ち良いんだと理解した。無理矢理褒めてるわけじゃないその後も宇宙の映像は心地良くて眠くなったがドナウと重なった時がやっぱり最高潮だ。比較して退屈じゃなくてこれ落ち着くんだと感じてる。

さて刺激を受けた部分。これがなきゃもっと評価落としてる。ここは今でも十分刺激的だった。何度も使われる機械VS人間。古くて見れた物じゃないだろって馬鹿にしてたらすごい原典なのに輝いている。宇宙を舞台にしたサスペンス。キューブリックがヒッチコックになった。これサスペンスホラーのテイストがある怖い。内容だけかと思ったら映像と組み合わせる事でここまで刺激的だと思わなかった。宇宙を舞台にしたモンスターホラーエイリアンがあるが、あれとは違ったじわーっと来るホラーテイスト。ここにAIの知性って部分が絡んで何か知的に刺激されるような心地良さを覚える流れになっていた。シンプルに状況の怖さ。そしてHALの人間臭さによるヒューマンドラマのような部分。AIに管理される事の警句の様な気持ち。最後にいつか知的な機械と人間がやり取りする時代が来るのか?と言うSF的な刺激。何故面白かったのか?と考えると最後の部分だと思う。なるほど今AIが発達して無さ過ぎるからだと分かる。コンピューターは著しい進化を遂げたが、AIはさっぱり進んでない。だから未だにこのテーマ古くなってない。チェスにも勝ったというのに、そういう方向じゃないんだとHALを見ていると言いたくなる。知的なコンピューターとはこういう感じなんだろうなと自然に思えるAIをテーマにした金字塔の様な作品。

[推薦数:1] 2014/05/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:73(86%) 普通:9(11%) 悪い:3(4%)] / プロバイダ: 44111 ホスト:43954 ブラウザ: 10295
何気にサージェントペパーズの1年後輩というのが面白いところ。
イメージの断片を示しつつ映像と音の洪水で眩惑的な世界にトリップって、やり口が完全にサイケだし。
ビートルズもインドに行ってますけど、東洋思想とか、精神分析とか、抽象表現とか、
そういう「モノに囚われるな」的な考えが若者に流行っていたので
60年代の欧米には、こういう瞑想道具みたいな作品がけっこうある。
終盤のスターゲートとかモロにそうで、当時の娯楽としては充分アリだろう。

一方で、そんな時代の映画なのかと思うと驚異的な映像でもある。
内容的には、クラーク先生の作品を下敷きにした、思念体みたいな異星人が人類を進化させてる
という話だが、それよりも映像と演出を評価したい。

まず特撮が鮮烈。
最近のCGもだいぶ凄いとは思っているが、こっちは存在感や美しさが段違い。
リアリスト2人による徹底的なディテールで、光源から動きから綿密に作っている。
特に私がスゴいと思うのは、人類に対する宇宙の無関心さが出てるところですね。
スローに描かれてゆく宇宙のデカさ。静けさ。無限の闇。
その恐ろしさに着目している点。
地球表面を滅ぼせるほど進化し、地球外へ進出してゆく科学力にも、彼らのドラマにも、
まったく関心のない巨大な存在として、淡々と描かれている。
人類は世界の中心ではない、というメッセージに説得力を持たせているし
単純に天文好きとして、このマジメな描写を嬉しく思う。

演出の特徴としては、イメージを具体化しない。したとしても象徴にとどめる、ということ。
脚本的でないどころか、映像も飛び越えてほとんど音楽みたいな作り方だが
眩惑世界への没入を妨げない、という意図があるのだろう。
なので、筋とか説明だけを追うと、かなり退屈。そういうものを排しているから。
絵や音を拾うなら、このテンポでないと追いつかないくらい情報量が多い。
カットのリズムとキレは鋭く、
宇宙船の外装、内装、さらに備品まで、洗練されたムダのないデザインをぶつけてくる。
一枚絵として観れる画面の連続。
こういう見せ方ができるのは、キューブリックが、
ジャズドラマー経由のカメラマン出身という変な監督だからというのもあるだろう。

目眩く映像と音の洪水、神々しい宇宙の描写。
潔癖な画面に違和感ありまくりの食事シーンは、
猿の時代から変わらず肉体と欲に縛られている人類の象徴だろうし
終盤の思念体的なものへ脱却するカタルシスに繋がる。
この辺りから、どうしても当時のサイケブームを連想してしまう。
小難しい印象だが、公開当時の若者にはエンタメとして、ごく自然にヒットしたのかもしれない。
普遍的なテーマや、音楽、デザインは、今でも通用するものであり
映像美と演出センスは、今日ありえんくらい秀逸。
最高。

2012/12/21 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:222(68%) 普通:10(3%) 悪い:94(29%)] / プロバイダ: 25150 ホスト:25135 ブラウザ: 10415
友人からの薦めで視聴。結果、自分にはこの手の作品は向いていない事を自覚。

●SF映画の歴史的には価値の高い作品

まず初めに、制作された年代から見るとこの作品は正に「化け物」だと思う。
猿のメイク・映像技術・この作品以前に比べての革新的なアイディアなどなど、
アポロが月に行く前にこんなものを作り上げてしまったのだからそれはもう驚嘆すべき事だ。
監督の頭の中には宇宙が広がっていると言われても「なるほど」どころか、「そりゃそうだ」とさえ思える。
当然、当時の人には衝撃を、後々のSF作品には少なからず影響を与えているであろう点も見逃せない。

●が、賞味期限切れ

・・・・でもまぁ、「今更」なんですよね。
この作品の見所としては「ロボットが反逆」「宇宙の表現」「サル」
「映像・映画作品としての価値」などが主のはずですが、

ロボットが反逆するという内容は現在ではありふれた内容になってしまったので
わざわざこの作品で見る必要も無いだろう。
他作品でならアクションがあり、そっちの方が多分面白いでしょうし。

宇宙の表現に関してですが、
例えばあの真っ暗な宇宙ですが、実は宇宙は意外と明るいらしいです。
なんでも、地上からでは大気が邪魔で光が届きにくいみたいですが
宇宙に出てみると銀河とか星雲とか見えてこの作品のような真っ暗ではなく割とカラフルらしいですね。
いや、この作品が作られた年代の事を考慮すれば仕方ないというか
当たり前過ぎて突っ込む事がNGなのは分かりますが。

それで何が言いたいかと言えば、もっと「単純に宇宙を感じたい」というだけなら
他のSF作品や、宇宙に関する番組・資料を見た方が良いんじゃないかという事。
今の方が技術・研究の進歩のおかげでより正確に様々な事が分かっていますし、
未来の宇宙描写等に関しても表現力は上がっていると思う。有名所で言えばスターウォーズとか。
サルがリアル?よろしい。ならば動物園に行こう。

といった様に、現代で今更この作品に触れて何かを得るという事は少々望み薄だと思う。
いかなる名作であろうとも、賞味期限には勝てないのではないかと思います。
そうなれば旨みが薄れたこの作品の後に残るのは動きが無くて退屈な画面と難解なラストの表現くらいになってしまう。

●今の2001年宇宙の旅

自分は映像表現自体にはあまり興味が無かったので当然ながら全く楽しめませんでした。
自分のようにあまりそういう事に興味を持っていない人がこの作品を見ても残念ながら時間を無駄にするだけです。

ただ、もちろん歴史的な価値は非常に高く、その価値だけは今後とも損なわれないでしょう。
映画史・映像表現等に興味関心のある方には見ておくべきなのかもしれません。

今、この作品は例えるなら、孫を見守るお爺さん的なポジションにあると自分は思う。
若い頃に暴れて仕事を全うしたのだから見るべき人にだけ評価され、
ひっそりとそろそろ表舞台に立たずに休む頃ではないだろうか?と自分は思う。

評価は難しい所ですが、賞味期限切れにつき評価不可という意味で「普通」
ただ個人的には「最悪」。いや、だって正直これ見るくらいなら寝た方が良いし。

2012/11/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【総合評価】
言わずと知れた現代SF映画の金字塔であるが、私は別に理系でもないしSFといったものにはどちらかというと「小難しくて面倒くさい」というイメージしかない。B級娯楽に特化された「スターウォーズ」シリーズは別だが、とにかくSF映画なんて今でもなおあまり食指の出ない分野の一つなのだ。この映画を見たのも映画フリークの友人に勧められて一緒に映画館まで見に行ったものだ。最初は乗り気じゃなく「まあとりあえず名作と言われているのだし見ておくか」なんて感じで、あまり期待はしていなかった。だが、この映画を見た瞬間開始5分にして私の眼は一瞬でその大画面にくぎ付けになり、見終わる頃にはその映像美に酔いしれてしまってまさにサイケデリックな宇宙空間へと誘われてしまった。キューブリック監督恐るべし!

なんたって映像の美しさとクラシック音楽との絶妙なシンクロ具合が半端ではない。その異常なまでに研ぎ澄まされた映像美に私の心臓は一撃でノックアウトだ。最初の30分猿がキーキー叫んでいるところから急に宇宙船(ここは本来核ミサイルの予定だった)に切り替わる時点ですでに私はおなかいっぱいであったのだが、ここからキューブリックはその独特の映像演出で大宇宙の静謐さ、神秘を映像美で見せつける。勿論私は1968年当時にこの2001年宇宙の旅を原体験として持っているわけではない。しかしそれでもやはり、このキューブリックが作りだした「宇宙空間」には2012年現在尚も度肝を抜かれてしまうのだ。正直現実まで含めてもあらゆる映像作品の中でこれほど美しくかっこよく「宇宙の持つスケール感」を味あわせてくれた作品を私は他に知らない。

だが、こうした完璧なビジュアル面を打ち出したその一方で、世間の多くの人はこの映画を「難解」「退屈」などと言って切り捨ててしまっている。勿論その気持ちは私も分からなくもない。確かにストーリーやキャラクターといった文芸面で見れば不明瞭な点が多く、世のうわさ通り「難解」と言える代物だ。またあまりにも名作名作と言われて期待し過ぎてはいけない映画であるということも確かだとは思う。キューブリック作品という文脈、そして当時この作品がどういう技術でもってどういう世相で作られたかを知ってしまえばそんなことはどうでもよいと思えるし、よしんば知らなくともとにかくこの映像と音響効果の素晴らしさが翳ることなどない。

何よりこの映画の凄い所はアポロ11号が月に飛ぶ前の1968年にこの映画を作り上げた上、その後のSF観をまるごと変えてしまったことだ。既に未来を予見していたと言わんばかりにキューブリックはそれまでの「メトロポリス」やそれを基にした「鉄腕アトム」的な、あまりにもメカメカしく物凄くハイテク化してしまったかのようなゴテゴテしたまやかしのSF観しか打ち出せなかった。それは同年の「猿の惑星」も同じことである。同年に公開された「猿の惑星」を初めて見たときはストーリーやキャラクターこそ面白いとは思ったのだが、特殊メイクや特殊効果等々の特撮部分があまりにもちゃちくてどうにも残念な感じであり、「ああ、やっぱり68年当時じゃSFも所詮はこんなもんだよな」と思っていただけにその後に「2001年」に出くわしたと知った時の衝撃は余計であったことだろう。同じ猿が出てくる映画としても、ことヴィジュアル面に関しても音楽面に関しても「2001年」の方が圧倒的に素晴らしいのは誰の目にも明らかだろう。「退屈」「難解」と感じている人も大体この点に関して異論はない筈だ。

この映画がその後の作品に与えた影響は黒澤明の「七人の侍」位計り知れないものがある。後続のSF映画「スターウォーズ」も「未知との遭遇」も、日本で言うならばアニメ界のエポックと言われる「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」も、宇宙やSFを題材にした全ての後続SF作品はこの「2001年宇宙の旅」が打ち出して塗り替えたSF観が根底になっている。そしてそれはアニメだけでなく漫画にも影響を与え、翌年の69年にかの漫画の神様手塚治虫が「火の鳥宇宙編」で完全にこの2001年をベースにした物語を打ち出したことからも明らかだ。そう、かの天才手塚治虫ですらもこの2001年には震え上がったということなのだ。いやそれどころか、後続のSF作品の中でこの2001年が打ち出した圧倒的で壮大なスケールに打ち勝った作品はないのではないだろうか。まあここら辺まで行くと好き嫌いで別れる部分があろうが、私がこれまでに見たSF作品の中でもこの2001年は他の追随を許さない圧倒的な存在である。

さて、そろそろ話を纏めよう。やはりこの映画は今でもキューブリックが作りし伝説のSF映画として、当時も今もこれ以上のものはもう出せないだろうと思えてしまう映画である。少なくとも3DやCGを使ってはこの宇宙の映像感覚を演出することは無理であろう。評価は言うまでもなく「最高」。

PS:余談だが、この映画に詳しい人ならご存知だろうが、当初キューブリックはかの手塚治虫に美術担当を依頼したそうである。しかも直々に手紙を書いてだ。しかしスケジュールがタイトに詰まっていた手塚はこれを断って実現しなかった。個人的には凄く残念だと思う。もしこれが実現していればそれはそれでまた映画史に残る物凄いSFの傑作になっていたんじゃなかろうかと思うのだが…。

2012/11/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 33622 ホスト:33558 ブラウザ: 4895
開始から約三分近くも画面真っ暗が続くという時点で異色の作品と呼んで差支えないのですが、その出来といったら本当にもう素晴らしいの一言に尽きます。

序盤はなにやら猿の縄張り争いが繰り広げられるのですが、この猿の特殊メイクが既に驚愕。いや、猿じゃん。え、人間? 嘘だろ? ってぐらいに出来が良いです。そりゃあ冷静に観れば一部動き方見れば看破できますが、それを差し引いても見事と言うしかありません。本作は世間で騒がれてきたかの【猿の惑星】とほぼ同時期に公開された作品であり、そのメイク技術は【猿の惑星】と並ぶどころか凌駕しているやもしれません。
そしてこの猿のパートからして本作の魅力は表れています。それが猿とモノリスの邂逅と、そこからの猿の進化です。

敵対するグループに追い出された猿がモノリスに触れたことにより、ある日骨を武器として使うことを覚えるといったこのシーンで、まさかにこの「進化!」の瞬間でクラシックを流すという憎い演出。ただでさえスローモーションでダイナミックに画面いっぱいに見せつけられてるなかでこの音楽は反則でしょう。そして振り上げきったまさにその時、画面に広がる宇宙空間ですよ。心臓を射抜かれたんじゃないかってぐらいの衝撃を受けましたね。

それ以外でもとにかく終始、画面から感じる宇宙が魅力的。宙に浮かぶボールペン。足場を安定させるグリップシューズなるものを履いて気をつけながら歩く人間や無重力トイレの注意書きを読んでるシーンなど、胸躍る映像の数々。視聴中に何度ため息をこぼしたことか……! 特に重力を重点的に表現してくれたのは嬉しいですね。宇宙を舞台にしていながら【スター・ウォーズ】にさえこういった表現は見られなかったので。
SFX技術万歳! と諸手を挙げる勢いですよ。

反面、ストーリー重視で視聴する人には苦痛しかないかもしれません。考察しようにも、本作では科白を極力少なくすることで画面に意識を向けるようにしており、逆に言うとストーリーを楽しむにはあまりに説明不足だからです。
それでもそれなりに考えるなら、モノリスを通して真理を垣間見た主人公がスターチャイルドとなった部分になにかしら考察の余地とメッセージ、テーマがあるのかもしれませんが、正直、本作の楽しみ方はそこにはないかとも思われます。ようは、この二時間半に渡る宇宙をひたすら楽しむ。それが一番なんです。

評価は【最高】で。たっぷり楽しませてもらいました^^

2012/04/29 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
1968年当時としては衝撃的であったろうNASA全面協力による映像と、ロボットの氾濫というコンセプト

【悪い点】
ものすごいノロノロとした展開。美術館で絵画をゆっくり見るような感じで、映像作家キューブリックの作品を楽しむという心構えで見ないと、寝てしまう。

【総合評価】
世紀の衝撃作とか不朽の名作とかSF映画の金字塔とか呼ばれてる作品ですが、2012年に初めて見ました。1968年発表とは信じられない映像に驚嘆しましたし、今まで見た多くのSF作品がいかに本作品の模倣(模倣をオマージュという言葉で濁すのは詐欺です)であるかわかりましたが、拷問のような遅いストーリー展開のせいで寝てしまいました。「Alien」は今見ても娯楽作品として面白いですが、本作品は鑑賞する絵画みたいな作品です。評価は普通で。

[推薦数:1] 2011/10/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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初めて視聴したのは大学生の頃、大学の図書館でなのですが、多くの方が仰っておられるように結末は一瞬で理解不可な物でした。チャプターでは「スターチャイルド」と表記があり、手元の解説のフォローにより理解しました。解説を見るまではややもやもやした気持ちも残りました。

猿が道具を使う様になる所から始まってしかも考えながら行動している点が猿を演じるのみでなく猿がいかにして一段階上の知能を得るかと言う部分の表現にも成功していると感じます。その直後には真逆に最新鋭の宇宙ステーションの内部の描写。そこには無数の機器や科学が置かれ、無数の椅子がカラフルでアーティスティックである事や回転する足場やテレビ電話が存在する点等、当時として可能な限り、及び自由度の高い、最高レベルの想像力及び表現力の産物だったと思います。広大で際限のない想像力と検証との戦い、制限がSFでは常に求められるのではないでしょうか。特にその想像力の点において芸術性すらも感じる非凡さをこの作品には感じます。
宇宙船のデザイン及びその内部も作りこまれており、遊泳する際や反対に歩く際の無重力の表現や宇宙ポッドのブロック的?な動き方等も良く考えられていると思います。まずデザインがあり、内部があり、動き方、映し方、音響、背景でもありそれを使いこなす人間等、全体を構成するパーツの組み合わせ及び幾段階にもおけるプロットにより内容においても「画」と言う一枚絵においても厚みや奥行きが増していると感じます。

それはいかにすれば映像美を高められるかのみでなく想像力によって作り出した近未来世界をいかにして現実的かつ魅力的に描けるかと言う点に重きを置いていると感じられました。パーツごとがその2点に集結していると取れます。アーチスティックなデザイン、リアルな科学、魅力的な未来を並行して描いているとも言えます。

しかしこの映画のテーマは単に科学の実証や映像美にとどまりません。

ストーリー的には未来宇宙旅行でも人間がこれまでに自分たちが作り出し従属させて来た科学に慢心した瞬間に逆にコンピューターに支配されてしまうサスペンスでもある。科学が人間の進化を表現し、猿とラストシーンで別の形でテーマを貫いています。その後主人公が星に取り残されてからは説明がありません。しかも時間軸が大幅にカットされています。早い上に説明不足ですが、人類の進化を書いた点で「最高」と致します。映像美の素晴らしさとストーリー上で一貫したテーマを描いている点が、説明不足を補い高評価に値すると思います。

宇宙船が画面に大写しにされるのは監督の目線で言いますと「こんなに秀逸なデザインで作りこまれた物が画面に巨大に映っている。その真ん中を飛行士が遊泳している」とも受け取れるデザインと巨大性の表現の強調の芸術的主張が存在し、かつ宇宙船を背後に飛行士が遊泳している絵図の表現、ポッドの場合は逆の構図、内部構造や無重力表現のシーンにおけるそれに対しても、デザインのみでなく科学の先端性の表現及び飛行士が遊泳する際の背景としても機能しており、映像から視聴者に同じ体験を体感させる監督の無言の自己主張が感じられる作品だと思います。

[推薦数:1] 2011/02/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2714(60%) 普通:758(17%) 悪い:1057(23%)] / プロバイダ: 25884 ホスト:25644 ブラウザ: 9932
この作品を超えるSF作品は、世に出てこないだろう。
これが、この作品の視聴後、脳裏に浮かんだ言葉です。

内容は、謎の物体モノリスに触れた猿達が道具(動物の骨)を使う事を覚えて他の猿の群れを駆逐するシーンから始まり、
そこから舞台は一気に月面着陸(宇宙時代の幕開け)まで飛び、木星探査船ディスカバリーでHAL9000が異常をきたし、
木星宙域でボーマンが不思議な体験を味わい、白い部屋でモノリスに遭遇するシーンで話は締めくくられます。

登場人物の台詞や会話のシーンが少なく、視聴者に与えられる情報も最小限に抑えらている為、
視聴者は、目に入ってくる情報だけで作品の世界観、制作者の声等を読み取る事を要求されます。
その為、人を選ぶ作品になってしまった事は、否めません。

猿から人への進化や月面着陸で人類の前に姿を現すモノリスは、木星でボーマンを通して視聴者を不思議な世界(話の核心)に誘い、
最後は白い部屋でボーマンの前に立っていた。

そこで視聴者に最後に見せた物は、人類の未来なのかもしれません。
[共感]
2011/04/24 モノリスが何かを象徴する存在であるのかもしれません。 by SWAN

[推薦数:1] 2010/11/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2163(50%) 普通:1088(25%) 悪い:1088(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 6425
【良い点】
演出(映像&音楽)と脚本のバランス…というより計算されたアンバランスさ。
序盤は壮大な映像美と音楽でテンションを保っています。
描かれる宇宙での生活、2001年は既に過ぎましたが現在の我々の視点でも
22〜23世紀にはこんな感じになるのでは?と思わせる現実味を帯びた近未来描写。
「科学の発達した凄い未来」を強調しているような大仰なBGMとは裏腹に、
宇宙ステーションとは勝手が違う宇宙船内で不器用に動く人々のミスマッチぶりが笑えます。
吸着ブーツを履いていかに綺麗に動くかが宇宙スチュワーデス(?)のカリキュラム項目に組まれているでしょうね(笑。

中盤に入るとこれまで使われてきた音楽が一転してナリを潜めますが今度は脚本の妙が発揮され、静かな緊迫感が漂います。
物語の核心に関わる情報が少しずつ明かされ、制御コンピューター・ハルが次第におかしくなっていく描写も秀逸。
(感情が伺えないカメラアイが逆に怖いという演出は絶妙!)

【悪い点】
ラスト20分の意味不明さ。この辺が「観るのではない。感じるのだ!」と他の論客さんが述べている所。
しかし考えてみればコミュニケーションに対して宇宙人が地球人と同じ概念である保障は全く無いわけだし、
これまで完璧と思われていたハルが変調を来たすのもモノリス電波が原因とすれば納得できます。

【総合評価】
何とも不思議な作品。
ストーリーと言える部分は「狂ったコンピューター対人間」の辺りだけで2時間強の長尺に見合う密度があったとは到底言えません。
にもかかわらず観る側のテンションを保ち続ける事ができるのは正に映像の力というべきでしょうか。

本作の後進への影響力は相当なもので功罪併せ持っていたと言えます。
実際、日米のSF作品の多くに本作で観られる描写や設定が見られます。
一方で「中身があるのかないのか、よく判らないモノを凄いように見せる」手法の先例になったような…。

2010/09/09 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(83%) 普通:3(10%) 悪い:2(7%)] / プロバイダ: 15333 ホスト:15379 ブラウザ: 4539
不思議な作品ですねー。
自分は他の論客さんのように深い内容考察はできそうにないので、コメントだけさせていただきます。

本作を初めて観たのは大学に入りたての頃。なんとなく借りてみて、そのまま夢の彼方へ 笑 前提知識もなにもなく初見で本作を最後まで観られる方は立派な映画通なのではと思います 笑 自分は三回目のチャレンジでようやく最後まで見届けることができました 笑

冒頭が猿から始まるのがすごいですよね。最初観た時にあれ?と。宇宙の話だったよなと。モノリスにより知恵を与えられた猿は他の猿を征し、進化の途をたどることになる。このへんまでは素直に理解できました。
が…。

他に映像、音楽ともにクオリティは最高峰です。なんでも我々がワープと聞いて思い浮かべるあのぐにゃぐにゃした画(のび太の机の中参照)は本作が始まりとか。

さて、脈絡のない話になってしまいましたが、自分は最初本作を不思議な作品と述べました。ではなにが不思議か。内容に関しては他の論客さんの考察に任せるとして、私が思うのは本作はその難解な内容にも関わらず、ふとした折にまた観たくなるということです。
それはまるで絵画のように。ただ四角い箱に映し出される映像にぼーっと目をむける。
いつかは私もこの難解極まりない絵画の謎に挑戦したいとは思っているのですが、このような楽しみ方もあっていいのではとも思います。結構楽しいですよ。

2009/10/30 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(25%) 普通:2(50%) 悪い:1(25%)] / プロバイダ: 4788 ホスト:4858 ブラウザ: 8573
【良い点】
冒頭の「人類の夜明け」(このシーンが一番好き
リアルな宇宙船(見ごたえあり
月の基地(おぁ〜!の一言

【悪い点】
地味なシーンが多い(中盤は特に
セリフがほとんどない(数十分程度
分かりづらいストーリー(全て
2010年は多少無理があった(するのなら2030年

【総合評価】
全体的に地味
最後まで観ていられなかった

2009/09/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:91(97%) 普通:3(3%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 15894 ホスト:16110 ブラウザ: 9573
【よいてん】
おさるさんがめんこい。そして「きょだいせきばん ものりす」がしぶい。

【きになるてん】
やっぱり「うちゅう」や「こんぴゅーた」にまつわるおはなしはむずかしいのう。

【総合評価…というより解説】
…この作品はある講習で視聴ましたが、単純に感動や教訓を与えられるようなものとは少し違います。本作は人類の誕生 (夜明け) や宇宙をテーマとしていますが、一言でまとめると、極めて科学的な内容です。そして「難しい」です。ヒトが「人」として生まれ変わる瞬間や、その「人」が超高性能型完全無欠コンピュータ・HAL9000と対立する様子が描かれていたりと、それなりの展開はありますが、ほぼ台詞や演技はなかったと思います。そして抽象的でもあるので、やっぱり退屈してしまいかねないです。ひどいときには途中で眠ってしまう可能性もあるため、人によっては「催眠映画」です (壮大な宇宙ステーションの映像と心地よい音楽のミックスがまた絶妙でマイナスイオンが…) 。そのため、従来の映画とは視聴の仕方を多少変える必要があります。
しかし、宇宙船内にいるクルーたちの行動や彼らの木星探査シーン、そして前述のコンピュータ・HAL9000が「もうろうとしてくる」場面など、何かと意味深長なやり取りも含まれていて、それらの中身が宇宙規模なほどに凝縮されています (実際宇宙が出てきますが)。そこから得られるものは人によってさまざまですが、相当深いテーマ性であることは確かな作品です。不思議な気分になって何かを見出したい人にはオススメかもしれません。ただ、映画の原作者によれば、これらのストーリーはあくまでおまけであって、本作からは純粋に、宇宙の素晴らしさやそれにまつわる可能性について知ってもらいたいというのが「ねらい」らしいです。というのも、この映画は1960年代に制作されたものらしく、原作者は単純に、当時まだまだ未知な存在であった宇宙および21世紀についての「夢」を視聴者に抱いてもらうことを望んでいたのではないかとも言われています。
ちなみに本作に触れるうえでも覚えておくと良いと思うのは、前述にもあった、人智を超えた存在として取り扱われている「巨大石板モノリス」です (ときどきネタとして取り上げられることもあるとか)。ふと考えましたが、この作品をながながと語るような人は、おそらくそれ相応の何かに触れている人ではないかと感じています。一般的な思考の人にはまず伝わらないのでは…自分でもよく理解し難いくらいなので。それでも興味のある方はぜひ視聴してみてください。授業や講習の一環として取り上げられるほどの作品でもあるため、何かをつかめるかもしれません。

また、この作品には小説版があるため、それとセットで堪能することで初めて理解が得られるものだと思います。

世界は「変わる」ものではなく、「変える」もの…

いやはや…。

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「すごい作品だと思いました。映像はとてもきれいでBGMもすばらしい。色彩の使い方なども素晴らしい。 この作...」 by スー


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2016/12/26 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 10661 ホスト:10506 ブラウザ: 5171 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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