[漫画]オクターヴ


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作品紹介(あらすじ)

“売れなかったアイドル"宮下雪乃。
芸能界を引退し一度は田舎に戻るもその過去から好奇の目や中傷に晒されて高校を中退、再上京してかつて所属した事務所でマネージャー見習いとして働いていた。

誰にも必要とされない孤独な日々。

※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
著者:秋山はる
掲載誌:月刊アフタヌーン
出版社:講談社
日本 開始日:2008/01/25(金) 月刊アフタヌーン 2008/03月号
公式サイト
1. http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000004114
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最終変更日:2010/04/06 / 最終変更者:みゆきちいいいいい / 提案者:みゆきちいいいいい (更新履歴)
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2019/03/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1571(52%) 普通:772(26%) 悪い:676(22%)] / プロバイダ: 24663 ホスト:24783 ブラウザ: 8634
メインテーマとして同性愛の恋を描けている興味深い内容になっていました。
百合漫画というと二人の世界をさも高尚かのように美しく彩ったものが多いのですが
コチラは少し違っていて、人間不信のまま逃げるように上京した女性を主人公に
なぜ人を苦手になったのか、どうして女性を愛するようになったのか、その過程
を丁寧にやることで、その感情に説得力をもたせていました

相手の節子さんはクールでイケメンすぎるところがあって、いかにも偶像っぽいのだけど
徐々に人間味がでてきて、こういう綺麗すぎない関係性を描いてくれると百合云々ではなく
人と人の関係を描けているなぁ〜。と思えたんです

結末にしても、これから先もずぅ〜と一緒ではないのかもしれない。という危うさが
どこかにあって、でも女性同士なことって普通のカップルよりも世間的な障害が大きい
のだから、そのくらいで収まってくれたほうが納得できるので悪くない〆だったかな

作画の問題で綺麗な絵ではあるのだけど、サービスシーンに色気がなくサービスに
なっていなかったのはプラスか、それともマイナスか、その判断は難しいところでした

2010/04/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:48(52%) 普通:24(26%) 悪い:21(23%)] / プロバイダ: 17243 ホスト:17088 ブラウザ: 7336
【良い点】
・日常の生々しさ
・虚飾しすぎていない
・心理描写

【悪い点】
・特になし

【総合評価】
芸能人になるという夢に破れ人間不信気味になっている主人公が都会の片隅で同じような境遇の女性に出会い恋に落ちるというストーリー。
作品全体の雰囲気としてはローテンションで進む恋愛漫画といった印象をうけました。

主人公・雪乃について
アイドルになって活躍するためデビューするが売れずに解散、田舎に出戻るが人間関係につまづき高校中退。
二重の挫折を味わい人間を信じられなくなっていた雪乃ですが、それでも誰かと触れ合いたいという「ハリネズミのジレンマ」のようなものを抱えており、その心の葛藤がよく描かれていました。
帰ってきた田舎で笑いものにされたり、働いている事務所で嫌味を言われたりと何となく落ち目な人生なんですがその不幸さを漫画らしく大げさに描き立てようとしない所が良い。
確かに不幸だけどこれくらいの辛い事は誰だって経験するよな・・・と多くの読者に共感を持たせてくれると思います。
雪乃を通して描かれる女性視点のエロ妄想というのもよくできていると思う。
処女ゆえか少し男性恐怖を感じてる彼女ですが、それでも人並みの女性としていかがわしい妄想で悶々としたりする。
節子と体の関係を結んでからは一層その想いに振り回されるようになったりと、青年漫画で描かれる男性視点のものとは違った女性ならではの着眼点で描かれたものが多いです。
女性同士の人付き合いの考え方というのもこの漫画の大きな特徴の一つで、いわゆる「女の友情」というものがとても生々しく見えました。

節子について
雪乃と同じような舞台に立ちながらその舞台を自らの意思で下りた節子。
しかし雪乃と違って音楽で生きるという夢はまだ捨てておらず、その彼女の生き方が雪乃の人生にいろんな変化をもたらす事になります。
客観的には同性愛を主軸にした漫画ですが、個人的には人間ドラマといった印象が強く、雪乃との恋愛は同性愛という表現よりも人と人との繋がりといった方がしっくりきます。
絵も淡白で漫画としての華は無いが、あえて虚飾しすぎないことでストーリを濃く際立たせている。これがこの作品の魅力です。
余計なものはそぎ落として伝えたいことだけを最小限にまとめている良作だと思います。

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記事日時:2012/12/01

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