[漫画]ヘタコイ: 2010/04/07 みゆきちいいいいい


Hetakoi
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2010/04/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:48(52%) 普通:24(26%) 悪い:21(23%)] / プロバイダ: 44758 ホスト:44644 ブラウザ: 7336
【良い点】
・不快にならず読みすすめられる
・幅広い登場人物とそれぞれの恋愛
・適度なエロさ
・充実した学生生活に即して繰り広げられる恋模様

【悪い点】
・肉付きが良すぎる絵(好みの問題ですが)

【総合評価】
読み始めた時は童貞が妄想を膨らませながら好きな女の子と距離を縮めていき、周りの女の子からも何故か好かれだすという、よくあるハーレム漫画的な展開になるのかなと予想していたんですが、
ところが意外と恋愛部分はきちんとしていて、堅くなりすぎずかと言ってふざけすぎずというラブコメとしては優秀な作品だと思います。
大学生活のイベントもとてもリアリティあふれていて、彼女いない歴=年齢の主人公なのに、その人柄の良さからか結構サークル活動やらで充実した生活を送っているので、あまり暗くならずに読めるのがいい。

タイトルのヘタコイからわかる通り、ヘタレな者の恋愛をテーマにした漫画ですが、この場合のヘタレは主人公だけでなくヒロインの流香にもかかってるんじゃないかと思います。
恋愛経験がない故に肝心なところで一歩引いてしまう主人公と、昔の恋愛を引きずり新しい恋に踏み込めないヒロイン。
この2人のヘタレがどの様に成長していき、どんな恋愛をするのかという点が物語のテーマなのではないでしょうか。
実際、主人公の方はほんの僅かですが男らしくなってますしね、成長しているキャラクターというのは読んでいて応援したくなります。
また、主人公たちやその他の登場人物の過去にまつわる恋愛や現在進行形の恋愛もそれぞれ十人十色で奥深くて面白い。細やかな心情描写もきちんと描かれていてどんどん読み入ってしまいます。

4巻まで読み終わり、温泉編でのくるみの恋が爽やかに一段落ついた後、今度は静と流香双方の忘れられない思い人が登場してきたりでこの先どうなるのか続きが楽しみです。

◆最終巻を読み終えての追記(2012/09/27)
なかなか一本筋にうまくは行かず、すれ違いや誤解などで回り道をしましたがなんとかハッピーエンドにこぎつけた時の感慨はひとしおでした
主人公とヒロインがくっつくまでの回り道が前作のちさポンとは違い、主人公側の回り道だったのもまだ救いだった
やっぱりヒロインが別の男性とくっつくNTR展開は若干の気構えがいります。

今年の8月ごろに作者である中野純子さんが急逝し、本作が悔しくも中野さんの遺作となってしまいました。
女性ならではの視点で描かれるリアリティ溢れる若者の恋愛漫画はありそうでなかなか希少なものであり、
同ジャンルが好きな自分にとって中野さんは大好きな漫画家さんの一人でした。
もう中野さんの漫画が読めないと思うと、とても残念でなりません。中野さんのご冥福をお祈り致します。



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