[漫画]デビルマン


Devilman
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注意: これは漫画版。その他メディアのページ: アニメ:デビルマン (1972年 TV版) / ゲーム:デビルマン (FC版) / 日本映画:デビルマン
漫画総合点=平均点x評価数83位8,822作品中総合点107 / 偏差値80.24
漫画平均点164位1,330作品中平均点1.91=とても良い/56評価
1972年漫画総合点1位33作品中
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ストーリー2.75(最高)8
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画力1.25(良い)8
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著者:永井豪
掲載誌:週刊少年マガジン
出版社:講談社
日本 開始日:1972 / 終了日:1973
98,3545756
最近の閲覧数
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最終変更日:2014/03/28 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: 永田 / ソンプーGU / TCC / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2019/06/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(55%) 普通:0(0%) 悪い:5(45%)] / プロバイダ: 9311 ホスト:9185 ブラウザ: 8337
【良い点】
作品としての完成度がとても高い
多くの漫画に影響を与えてる

【悪い点】
全くない

【総合評価】
一度は読むべき傑作です

2019/04/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1103(76%) 普通:251(17%) 悪い:106(7%)] / プロバイダ: 24782 ホスト:24840 ブラウザ: 4721
72〜73年に週刊少年マガジンで連載された永井豪先生のアクションホラー漫画。高校生“不動明"は親の都合で牧村家に居候し、その娘“牧村美樹"と共に名門学院に通うが、ある日不良に絡まれていた2人を明の親友の“飛鳥了"が助ける。明は了に屋敷の地下へと招かれ、悪魔の模造品を見せられ、更にそれに纏わる「デーモンの復活」の話をし、そして自らデーモンと合体しようとした了の父親の末路について聞かされる。了はデーモンの魔の手から人類を守りたいと言うが、自分ひとりでは抱えきれないため、親友の明も一緒に戦ってほしいと懇願する。明もまた親友と人類のために立ち上がることを決意し、「デーモンに対抗するためのデーモンの力」を手に入れるべく`サバト(悪魔を呼ぶ儀式)'を開き、了と共にデーモンを呼び寄せる。明と了はデーモンの召喚に成功するが、明にだけ襲いかかって来る。明は自分に乗り移ろうとした`アモン'というデーモンに打ち勝ち、デーモンの力と人間の心を併せ持つ“デビルマン"となる。デビルマンとなった明は了の指示の下、デーモンたちと死闘を繰り広げていく。

本作品は当時流行っていた変身ヒーローもの企画として、永井先生が自作品『魔王ダンテ』をベースに「悪魔をヒーローとした作品」として基本設定を行い描いたもので、ホラーをテーマに古典的なホラーからモダンホラーまで、様々な要素が垣間見れた作品として仕上がってます。その根底には、当時の流行だった「終末論」があり、暗く人間の業というものを詰め込んでおり、そして連載を経るごとに黙示録的な大河要素のある構成へと変遷していきます。

本作品に登場する怪物“デーモン"はより強い身体を得る為に別の生物を取り込み続ける生命体である為、彼らの姿はいろいろなものが混じり合ったすごくキモい姿をしています。人間の胴体から蛇が出ている怪物やタコのような怪物、腹にデカい口がある女や、両胸に顔がある女、殺した人間の泣き顔や悲鳴をそのまま顔に写し取って甲羅の拮抗に映した`ジンメン'等、人間のような胴体に不自然なほど巨大な顔がついている姿をしたテレパシーを操る`サイコジェニー'等、永井先生独特の異形の怪物が登場します。その姿はまさに醜悪というものでしたね。しかしデーモンたちの親玉である“大魔神サタン"は、神に反逆した元神という立場からか、唯一神々しい姿をしています。両性具有で天使のような姿をしていたサタンは、明らかに今までのデーモンとは一線を画していましたね。

ストーリーは気の弱い高校生“不動明"は父親の海外勤務で牧村家に居候して、その娘で同級生の“牧村美樹"と共に学校へ通うが、ある日学校からの帰り道で明と美樹は3人の不良に絡まれてしまう。そこへ突然明の以前の学校の同級生である“飛鳥了"が現れ、不良達に対して懐から猟銃を出して発砲する。驚いた不良達は蜘蛛の子を散らすように逃げる。了は明に話があると言って、明を連れ去る。明を山奥の自宅まで連れてきた了は、考古学者である父がマヤ遺跡で発見したという悪魔の姿を模した像を見せる。そしてその像が人間のいなかったはずの氷河期以前の地層にあったものであることを告げ、人類以前の地球を支配していた先住生命体“デーモン"の存在を教え、我々人間の持つ悪魔のイメージは実はデーモンの姿なのだと言う。この突拍子もない了の話を信じられない明だったが、了はこの像を頭に被れと要求する。そこにはデーモンの歴史が織り込んであり、被ったものの脳に直接デーモンの世界が浮かんで来るのだという。恐る恐る像を被る明。すると地獄のような光景が、明の目前で繰り広げられてるかのように映し出された。中生代のような原始林に火を吹く火山・そしてその世界を我が物顔で動き回る無数の悪魔。その悪魔達が互いに殺し合い、食らい合うという血も凍るような地獄絵図を展開していた。それは殺戮と暴力の歴史だった。この闘争に生き残るためデーモン一族は特殊な能力を身につけた。それは他の生物或いは無生物と「合体」することにより、その体質を取り入れる能力だった。この能力を持ったデーモンは次々と合体を繰り返し、異様な姿・異様な能力を持つ怪物に変貌していった。デーモンの存在を知った明に了は、父がデーモンの思考と能力を探るため自らデーモンと合体し、意識までも奪われそうになった時、炎の中に飛び込んで命を絶ったのだという。遺された遺書には氷河の中で眠りについたデーモンが現代に蘇ろうとしていること、デーモンが人類から地球を取り戻そうとしていること、そしてデーモンと戦う唯一の方法が記されてあった。それは了の父と同じく自らデーモンと合体し、強い意志と理性によりデーモンの肉体を逆に乗っ取ることしかない、と。その為に了は善良な心を持つ明を呼んだのだった。共に人間であることを捨ててくれと明に頼む了。明も了一人が悪魔になって苦しむのを見るよりはずっといいと、デーモンと合体する覚悟を決めて承諾する。了はデーモンと合体するために作られた地下室に案内されるが、そこにはタチの良くない若者が集められ、誰もが踊り狂い、酒を飲み、異様な光景を作り出していた。悪魔を呼び寄せる為の中世ヨーロッパ時代に悪魔崇拝者によって行われた夜宴`サバト'が行われ、地下室が異様な興奮に包まれた時、若者の1人が異形の悪魔へと変わり始める。デーモンがテレポーテーションで理性を捨てた若者達へ合体を始めたのだった。次々と若者と合体したデーモンが現れ、地下室は地獄と化していくが、明と了には何の変化もなかった。2人がデーモン達に囲まれ、そのうちの一体が明に飛び掛ったとき、明の全身を恐怖が貫き、その瞬間電撃に打たれたような衝撃が明の体を貫く。悪鬼の如き形相となり、悪魔へと変貌していく明。「俺は手に入れたぞ!悪魔の体を手に入れたぞ!俺はデビルマンだ!」デーモン族の勇者`アモン'の体を乗っ取った“不動明ことデビルマン"は、周囲のデーモンの首をもぎ取り、貫き、嬉々として殺戮を繰り広げていくというもので、アニメ版とは違い、かなりグロな展開になっています。そして合体する際`アモン'の精神にに打ち勝ち“デビルマン"となった明が、己の意思で人間を守る為にデーモンたちと戦うのですが、デーモンたちは様々な手段で明に攻めて来ます。やがてデーモンはデビルマンの存在そのものに目をつけ始め、大量のデーモンが人間たちと合体し、人間社会を狂わせるなどしてデビルマンを追い詰めます。人間に成り済ましたデーモンたちは国の中枢人物となり、戦争まで起こしていくのです。人間たちもまた誤った考えや情報を元にデーモン狩りを始め、人間同士で争い殺し合いを始めます。これら総ては了が最初から危惧していたことで、その通りに人間世界は破滅への道を歩み始めていきます。更には親友の了までもが裏切り、明が悪魔だとテレビで公表されて四面楚歌に。明が了に何故裏切ったのかと問い詰めると彼は「初めから裏切ってなどいなかった」と言います。了の正体はデーモンの親玉“大魔神サタン"で、明をデビルマンにしたのも人類を助ける為ではなく、ただ親友の明を殺したくない一心での行動だったのでした。だが明は人間の為に戦うことを決め、了とは決別しますが、人間が人間を拷問にかける様を見せられたことで、ついには「人間はケダモノ以下だ」と考えるようになってしまいます。浮き彫りになった人間の闇と数々の愚行を目の当たりにした明は「人間は本当に守る価値があるのか」と悩みます。しかし人間に守る価値がなくとも、明には大切な美樹がおり、美樹さえいるのなら守る価値はあるのだと明は確信し、再び人類を守るべくデーモンと戦う決意を固めます。だが明が最後の希望を見出して辿り着いた牧村家の人々は総て狂気に満ちた人間達によって惨殺され、明の唯一の拠り所の美樹も生首の姿になっていました。絶望した明は牧村家を襲った人間達を皆殺しにしますが、もはや彼には希望も幸福も生きる意味さえも残されていなかった。明は人間を守るためではなく、デーモンをすべて殺し、デビルマンが地球に生き残る為に戦うと決意します。そして20年後、地球に残ったデーモンたちを率いる“大魔神サタン"と、デーモンと合体しながらも人間の心を失わなかった多くの“デビルマン"たちを率いる明の一大決戦が繰り広げられることになります。壮絶な死闘の後、半身を失った明に了ことサタンは「かつて地球を支配していたデーモンは創造主たる神に滅ぼされようとしたが、それに反発したサタンがデーモン側について戦って勝ち、次の神との戦いのために永い眠りについたこと。目覚めた時に人類が地球を荒らしていたので許せず、それを滅ぼそうと決めたこと。しかしそれは、神が行おうとした愚行と同じことでしかなかったこと」だと語ります。話を終えたサタンは明に謝罪しますが、明は既に息を引き取っており、明を喪ったサタンが静かに涙を流していたその時`天使の軍団'が舞い降りてくるという結末で物語は終了します。本作品は悪魔によって狂気と化した人間の業をまざまざと見せており、さその展開は中世ヨーロッパの`魔女狩り'を思い起こさせるもので、まさに魑魅魍魎の世界を垣間見てると言ってもいいでしょう。単にデーモンが攻めて来るだけでなく悪に走った人間どもまで相手にしなければならなかった“不動明ことデビルマン"は孤立無援の孤高の戦いを強いられるという、アニメ以上に悲劇の主役でしたね。当時の冷戦等で行き詰った世相を反映した閉塞感と、世界が終わるのではないかという恐怖が根底にある作品です。

本作品は悪魔による恐怖とサスペンスに満ちた波乱の展開を見せた漫画として絵柄からその内容まで非常に戦慄のあるもので、尚且つ人間の醜悪な姿を描いており、ホラー漫画としては非常に良い出来栄えでしたが、あまりに悲壮な展開と最後だったので、評価は最高に近い【とても良い】です。本作品は内容的にかなり旋律のあるものでしたが、この強烈なストーリーは当時の読者のみならず後世の作家にも影響を与えており、例えば『新世紀エヴァンゲリオン』での庵野秀明はデビルマンからの影響をインタビューで語っており、『甦るデビルマン』では大槻ケンヂらがデビルマンから受けた影響を語っています。また永井先生自身も本作の印象は非常に強かったようであり、その後の作品群にはデビルマンが直接・間接に影響しているものが多々見受けられます。本作執筆終了直後に連載を開始した『バイオレンスジャック』がその長大な物語のラストにて誰も思いもしない「実は『デビルマン』の続編であった」ことに帰着され、更に『デビルマンレディー』が執筆され、こちらも当初は続編とは言明されてはいませんでしたが物語の中盤からデビルマン不動明が登場しています。作中にて正編の後日談であり、デビルマン軍団とデーモン軍団の最終戦争後、神々によって再生された世界であることが明かされています。その後、永井豪原作の『AMON デビルマン黙示録』が衣谷遊の作画で発表され、ビデオアニメ化されています。

2018/07/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:42(58%) 普通:14(19%) 悪い:16(22%)] / プロバイダ: 2341 ホスト:2506 ブラウザ: 8293
【良い点】
作品としての完成度の高さはすさまじい
話の展開にしろデザインにしろ漫画のアイディアも盛りだくさん

【悪い点】
人間批判とか勧善懲悪は手塚からやってるけど
さすがにもう古いかな
魔女狩りをする人間ってのは誰でもなり得るんだから
それを否定すれば人間自体を否定することになる
結局はトイレのドアを開けて「人間は醜い」というのと同じ
当時は知らんけど今の時代なら絶望以外に受け止め方があると思うね

【総合評価】
未だに影響された作品が世に出るたびブームになったりするけど
この作品自体は決してメジャーになり得ない暗さがある
[共感]
2018/07/04 人間はこんなに汚いんだあぁぁ! って露悪的な性悪説は、この時代の流行りです。ただ、デビルマンは凄くドラマチックに派手にやったかなと。あのラスト以外のジンメンとか、シレーヌとかヒーロードラマとしても良くできていると思います。 by ジョニーナンマイダー

2017/12/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:946(59%) 普通:360(22%) 悪い:302(19%)] / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 5171
今でも名作と呼ばれるだけあって40年以上経った今読んでも夢中になれる作品。
結構グロい所がある作品ですが話が面白いから読めちゃいます。

設定と話の展開が凄い。
最初は人間に存在がばれないように動く悪魔、だんだんと人間と入れ替わっていく
そのうち手当たり次第に憑りつくようになり、思惑通りに人間が自滅していく。
意外と短い作品なので一度読みだすと止まらないです。
了の行動理由とかも凄まじい。
終わり方はバットエンドとも言えるのかもしれませんが今までの謎がすっきりするしむしろ気持ちいいです。

そして悪魔の恐ろしさ以上に人間の謎、人間の怖さに全力で挑んだ作品ですね。

僕は文庫版で読みましたが、過去に行くストーリーはつまらくはないけど他に比べると微妙でした。
途中で入るにはなんかノリが違う感じがして違和感があったけどちょっと調べたらあのへんは後から書かれた
「新デビルマン」だったみたいなのでそれで評価を下げることはしません。

評価は「最高」でっ!
[共感]
2017/12/27 最初に刊行されたKCコミックス版が最低限の加筆に留めてある事も有って一番ベストなんですけどね。割と復刻される事も多いので、機会が有ればオススメします。 by 霧の童話

2016/02/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:534(54%) 普通:207(21%) 悪い:251(25%)] / プロバイダ: 26533 ホスト:26369 ブラウザ: 5171
日本の漫画史において重要な作品であるとともに、永井豪最高傑作の一つ。
数々の著名人を、そして作者をも魅了したその衝撃は、40年以上たっても鮮烈の句に尽きる。

デビルマンとデーモン軍団の戦いということは同じだが、それ以外は基本設定からして違う。
序盤こそギャグを交えながら襲いくる敵を倒すことの連続だったけれど、その中でも伏線の張りを怠らず、序盤でダークで重い奇抜な設定のスムーズに導入する事に念を置いている。

だからこそ最終章の激烈な、俗にいう怒涛の展開、絶望が絶望を呼び込む叙事詩を思わせる壮大なスケールで見せつける事に成功した。
読了した後、途方もない虚無感から何もする気が起きなかった読者も少なくないだろう。
主要なデーモンの残忍さも言うに及ばず、それ以上に恐ろしいのは人が精神的な弱さから猜疑心に染まり、盛大に早合点をして狂いまくるさま。仮面ライダードライブの項目でも書いたが、悪とは人間の心だと、その愚かしさだと思い知らされる。
明とサタンとの間に生じる、人間を取るか友情を取るかの究極の駆け引きも見事。

今にしてみるとさすがに荒削りな部分もあり、台詞回しや表現に時代を感じる。
文庫版などでは偉人編が挿入されており、それが蛇足とされることも。

【総合評価】
たった5巻、連載期間1年であることを忘れさせる濃厚さ。
狂気と勢いが渦を巻き、魂に訴えかけてくれるような作品。
物語の持つ絶大なパワーを、若き日の永井氏のテンションで突っ走っていたからこそ成しえた伝説なのだ。

世界の終焉というものが、かくも美しいものだとは・・・。

2015/05/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:305(51%) 普通:87(14%) 悪い:209(35%)] / プロバイダ: 2585 ホスト:2616 ブラウザ: 8789
【総合評価】
私は本作の世代の人間では無いし、人間はこうだから…人間破滅論等を書いた説教くさい漫画を読むのは初ではないので衝撃は少なかった
私の好きなマンガ「寄生獣」より前の作品ではありますが、似ているようでまったく違った漫画ですね
ですが、寄生獣は影響受けてるのかなーと思わないでも無かった。

寄生獣が人の生き方を示した漫画ならば本作は人間のエゴを重点に書いている
作中での本当に心の醜い悪魔は誰なのかとなると…やはり登場人物を見ていると人間なのかも知れません。
追いつめられると平気で殺してしまう点は対して重要じゃないよ。

他種の心を理解しようとせず、こいつは違うから殺そう!という思考回路に陥ってしまう思考が悪魔的なのである
悲しみに暮れながらも自ら悪魔になり、戦う不動明は中でも純粋な人間ではありましたが、彼も既にデビルマンなので人間の傲慢さが理解できなかったし、かと言って悪魔の残酷さも受け入れられなかった

悪魔側は悪魔側で、人間を見下しデビルマン達が何故人間を守るのか理解できなかった
結局は他種同士での理解など出来ないんじゃ…というのが本作である

だからラストの了が明の亡骸に向かって語りかけるシーンが綺麗にこの作品をまとめている
弱い種に対する迫害の愚かさ 弱いから何をしていいという訳でもない当たり前の心理を5巻で綺麗にまとめてくれた
当たり前だからこそ本作のメッセージ性はいつの世にも言える事かと思います

[推薦数:1] 2015/02/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 19600 ホスト:19446 ブラウザ: 5143
【良い点】
小学1〜2年生のとき、ほぼリアルタイムに単行本を買い、衝撃を受けました。
自分はいまだに漫画が好きで、漫画の中でも、今でもデビルマンが、自分の中で一番最高の作品です。

少年マガジン連載中、じょじょにデーモンにかわってきつつあった・・・という回を雑誌で読んで、とても怖かった記憶があります。そう、そのころは、ホラーの要素もあったのです。
だいぶ後になって読まれた方は、あまりにもデビルマンに影響を受けたほかの作品群(エヴァンゲリオン、寄生獣など)が多すぎて、新鮮に感じないというかたもいらっしゃるでしょう。
オリジナルに敬意を払うことと、作品が純粋に面白いと思うかどうかは別なのはわかっています。
ただ俺は、リアルタイムで作品の凄さを感じることができたのは幸せだったと思います。

いろいろ当時の関係者、永井豪さんのインタビューなどを読んだ上で印象に残った話、感想。

・永井豪さんは、キリスト教、神と悪魔が描かれるデンテ神曲(挿絵込み)を、もともと幼いころに影響を受けていた。
・魔王ダンテを発表していたぼくらマガジンが連載中に廃刊、最終回を無理やり終わらせた為不完全燃焼だった。
・当時、鬼才として初のストーリーで魔王ダンテを書いた永井豪に注目が集まりつつあった。
そんな永井豪さんのもとに、TBSの8時だよ!全員集合の圧倒的な人気に、なんとかしたいテレビ朝日側が、
7時半からの仮面ライダーからの続きに、年齢層を上げることを意識した、魔王ダンテのコンセプトで
正義のヒーロー物のアニメの企画がもちこまれた。
・ハレンチ学園でかなりたたかれ、初めてのアニメ化で張り切って「デビルマン」の
基本コンセプト、初期デザインを書いた企画書を、永井豪自身とダイナミックプロ(石川賢その他)が書き上げた。
・アニメ開始と少年マガジン連載開始が同時に始まった(キカイダーの後はアニメデビルマン)が、
テレビのスケジュール上、漫画展開を待てないので独自で辻真樹さんなどが脚本進めていった。
・漫画は、ジンメン、シレーヌ編など、悪魔との戦いを丁寧に書いていこうとしていたと思われる。
・しかし、シレーヌ編で異常なテンションで書き終えるころにはなにか、トランス状態になってきていたと思う。
・飛鳥了が狂言回し役から、徐々にかわっていったのは、すでにシレーヌ編から兆候が見られるが明確になったのは4巻からだと思う。
・魔王ダンテの最後もかなり大きなスケールの話になってきている。
おおきなテーマになる可能性はもともと高かった。
・絵が2巻あたりからぐっと上手になるが、3巻は色気があり完成の域、4巻は重要なシーンは筆で書いてあるので、芸術の域に達している。
5巻で、デッサンの狂いが感じられるものの、中盤〜最後にかけて、特にアルマゲドンのくだりは静かで、完璧な筆致であるとおもう。
・ラストの解釈であるが、書いた本人もよくわからないとされている。
神々の思惑がどこにあるかは人間のあずかり知れぬところにあり、神々の力は圧倒的であるという表現である。
神々の登場の意味をいったんはずして考えると、
神の視点で地球を汚したデーモンを滅ぼす、あるいはデーモンの視点で人類を滅ぼすというのは、
一神教の内在する違う価値観を認めぬ不寛容さをあらわし、人間の醜い暗い面をよくあらわしている。

【悪い点】
合体すると質量も加算されるという設定は、時代の古さを感じる。あえてそこは説明しなくてもよかったとおもう。
地下室のサバトの描写があまりにも古い。
科学特捜隊のコスチュームが古い。
それ以外は今でも通じるところがすごいと思う。

新デビルマンや本編加筆やデビルマンレディーとかバイオレンスジャックなど、作者の創作活動は自由だけど、本編に加筆、新デビルマンを挿入すると、ぶち壊しになるので、初版のまま表紙も含めてそのまま流通させたほうがいいと思う。

【総合評価】
創作をするものはこうした後世に残る、世界に影響を与えた作品をつくれるのは一握りだし、才能というか、神がかりになれるのはほんの一瞬であると思う。
漫画だけでなく、音楽や小説、絵画にもいえると思う。
永井豪さんはほかにも名作を作っているが、デビルマンは別格であるのは、その一瞬の神がかったきらめきを読み手が感じるからだと思います。
[共感]
2015/02/04 貴重な「リアルタイム世代」からの評価として興味深く拝読させて頂きました。「本編に加筆、新デビルマンを挿入すると、ぶち壊しになる」の一文にも同意です。 by 霧の童話

2014/03/28 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:129(74%) 普通:15(9%) 悪い:31(18%)] / プロバイダ: 447 ホスト:472 ブラウザ: 5171
オカルトバトルで始まったところからは予想も出来ない欝展開、及び衝撃なラストを迎えた歴史的名作です。

序盤で出てきたジンメンもなかなかに重い話でしたが、それ以上に人間の恐怖心、エゴを抑えることなく表現した終盤の物語は目を見張るものがありました。「仲間を集めて戦うぞ!」っていう熱い展開だと思っていたらまさかあんなショッキングなことになるとは・・・。
大切な人がよりにもよって人間によって殺され、「外道!」と叫んだときの明は作者の画力もあり迫力あってとても怖かったですし、美樹の首を抱えた彼はとても寂しげに見ました
首を刺して狂喜乱舞してるあのシーンは良くも悪くも印象的で・・・、グロテスクで悪趣味ではありますが、人間の醜さをこれ以上なく出せていたので良かったと思います。でも人を選ぶことになっちゃたのは否めない・・・。

ちょっとした不満とすれば正直タイムスリップ(?)のクダリはいらなかったかな、そこはあまり面白くなかったです。

評価は「とても良い」で!
「名作はいつまでたっても色褪せることなく名作」だとわかる素晴らしい作品だと思いました。

2013/07/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 10552 ホスト:10568 ブラウザ: 4826
時の流れと言うのはこうも厳しいものなのか?と感じさせる作品。時代性じゃなくて、アニメ漫画史の中では今更感が強い。イデオンもちょっと感じたけど、イデオンは今でもこれは?って思わせるものがある。デビルマンにはそれが無い。評価は変わらないけど、イデオンはわざと厳しくつけた。でもこの作品は違う普通に楽しんでみれたからって評価に過ぎない。何か後に残るものがあんまり無かった。

いろんな感想は出尽くしてると思うので、現代と言う視点からデビルマンを語るのが良いと思う。

展開が圧倒的にマイナス点になる。こういった展開はより後の作品の方が切れ味があがってくる。今見ると原型としてのモデルを強く感じるけど、展開がすごく面白いとまで行かない。

こういった展開って何?ってなるとこれが説明しにくい。まず超展開。元々SFファンタジー設定なので話はどんどん広がるのは当たり前だと思うけど。小さな範囲の戦いが徐々に大きくなっていき地球規模の人類存亡を賭けた戦いに広がっていき最後は神様(宇宙人)光臨でラストを迎える。ホームドラマではまずお目にかかれないぶっ飛んだ展開。次に主人公不動明が幸せなエンディングを迎えないどころか、どんどん追い詰められる。エヴァンゲリオンである。最後は親友飛鳥了の望みどおりの展開になっていくと言う陰謀的な流れがまた救いが無い。

この作品が後続の作品に与えた影響は計り知れない。すぐにそれは分かった。衝撃の展開ってのがしこたま詰め込んである。ただイデオンは雰囲気とか空気感とかそういったものの暗さがアニメゆえに優れていた。デビルマンが漫画だったというのが大きい。これほどまでに漫画と言うのはアニメに比べて筋重視なのか?と改めて知った。さすがに原型となった作品今でも刺激はある。ぐいぐいと先へ先へと読んでしまった。しかし終った後後に残る余韻の様なものが無い。面白かったで終り。それはデビルマンが凡庸な作品だからじゃない。あまりに現代のこういった作品に比べて原型過ぎるんだ。刺激がアニメ漫画史の中で熟成する前のプロトタイプらしい弱さを抱えてしまっている。特にこの作品は展開の刺激が武器なので後続作品が模倣して進化させたものを先に見てしまうと比較して刺激が弱いと感じてしまう。

具体的にどれが?は分かりにくい。そうじゃなくてなんだって?みたいな驚きの流れ自体が似た様な作品と比べて原型ゆえの進化前の未熟さがある。

私は決して今見ても刺激が薄れない古典が名作だとは思わない。古典は基本現代の作品に対して刺激が薄い弱さを持つのが当たり前で当時そういったものは見て感動するべきだと思う。そういった個人の感動を嘘だと思わないし、無意味だと思わないそれどころかそういった個人の中の過去の感動こそ作品の良さだと思ってるから。もっと昔に見て置かば良かったなと思ったイデオンに続く作品。

2013/06/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:386(68%) 普通:77(14%) 悪い:104(18%)] / プロバイダ: 24691 ホスト:24773 ブラウザ: 5133
【良い点】
最後らへん一気に皆死ぬ容赦の無いストーリー。
学園パニックホラーかと思えば人類の存亡を賭けた戦いになったり、その縦横無尽に変わる作風も結構面白かった。
【悪い点】
やはり今見るには少々絵が荒いかな。
あとは、展開が駆け足すぎた気がしますね。
【総合評価】
見応えのある一作でした。

2013/03/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:363(71%) 普通:78(15%) 悪い:73(14%)] / プロバイダ: 27396 ホスト:27394 ブラウザ: 5387
【良い点】
☆全5巻なのに30巻くらい読んだかのような中身の濃さ。壮大さ。
☆なんといってもトラウマ必至のジンメン。
なんちゅうことを思いつくんだこのお方は・・
悪魔が実在するとしたらこれくらいのことはやるだろうな・・。
☆シレーヌも幼かった私には強烈でした。
☆悪魔に無差別テレポートされて死ぬ人々。怖ええええ
☆飛鳥了の意外な正体。
☆この絵の迫力はなかなか出せない。

【悪い点】
★ありませんね・・
絵にクセがあるしおぞましいので受け付けない人もいるでしょうが
それは欠点ではない。

【総合評価】
デビルチョップはパンチ力と歌ってる場合ではないです。
とんでもない内容です。

2013/02/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1568(52%) 普通:771(26%) 悪い:676(22%)] / プロバイダ: 14400 ホスト:14312 ブラウザ: 6172
ホラーテイストな始まりからは想像もできなかった壮大なテーマにまで話は移行し
衝撃的な展開の連続で全5巻を駆け抜けるかのような疾走感のある作品でした

特に人間の心の弱さ、残虐性を表したシーンは、これが人の本質なのかと思わせるような凄みがあって
私の大好きな作品にも、このマンガの影響を感じる作品は数多くあり連載当時の話題性は凄かったのだろうと想像できます。
これだけ壮大なテーマのある作品をキッチリと決着付けた手腕は驚異といえるでしょう

引き伸ばしという悪しき風習がない時代の漫画の成功例ともいえる作品です

2012/02/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541
【良い点】
・危機感のある描写や、先の読めない展開。
・キャラ設定。なかなか良かった。
・深く重いテーマを、キャラに肩入れせずに描ききった。

【悪い点】
3巻、4巻あたりがつまらない。

【総合評価】

衝撃的な漫画でしたが、凄くよかったです。

[推薦数:1] 2011/01/16 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(29%) 普通:3(43%) 悪い:2(29%)] / プロバイダ: 5238 ホスト:5027 ブラウザ: 11743
【良い点】初見は小学生時代。TVアニメがきっかけだったが、永井豪氏の作品はわりに好きで、すでにいろいろ読んでいたから、アニメの中に氏の雰囲気をさっぱり感じることができず(当時としては露出度の高いシレーヌのコスチュームくらいだった)首をかしげたものだ。
放映中に二歳年上の従姉ンちで原作を読んだ。毛むくじゃらの下半身にちょっと引いたが、大好きなアニメの原作なのでガチンコで読んだ。美樹ちゃんのハダカが出てきて、やっぱり永井豪のマンガだあと納得した。
ラストシーンは、明の死なので何とも言えず物哀しかった。アニメと180度違うキャラだったが、不動明の名を持つ者の敗北と死は心に堪えた。で、しばらく封印。?なのは美樹の惨殺シーンだけが、記憶からすっぽり抜けていること。今、考えるに脳味噌が自己防衛のために消去したらしい。(ほかでもごく稀にそういうことがあったので)再読は中三の春休みだったかな…?
学生の頃、出した私的総論。
昔の漫画の単調なコマ割りに大雑把な筋運び。
人物の性格設定もあいまいだし、チョイ出しで書き込まずに終わったアイディアが目立つ。心情や状況の変化を台詞で説明しちゃうしねー。ほかのマンガ家がやったら、トーシロー呼ばわりされるような突込みどころが点在している
。前半と後半の筋の間に、接いだような違和感があるのは否めないし…。明と美樹の関係も、愛というほどのものは描かれていないに近いしな…。主題も取り立てて斬新…といえるかどうか。後半のドンデン返しには心底仰天させられるが、これも良く考えるとちょっとおかしいし…。
絵もうまくはない。ただ、猛烈に魅力的ではある。(「ズバ蛮」もよかったが「魔王ダンテ」あたりから加速度的に魅力が増してきたような…)
なにより、イメージ、エピソードの数々は、一般的嗜好から言うと、残酷、醜悪、ゲテモノ、際物の類に近い。
だが、こんな欠点、問題じゃねえ、一部の読者を惹きつけてやまない迫力、オーラが、この作品にはある。紙面から匂い立つように横溢し選ばれた人々を惑わすのだ。(なーんちゃってな)。
「聖魔伝」(辻真先・原作 石川賢・作画)を読むと明白。ほとんどの技術で永井豪作品をしのぐこの作品は、原作「デビルマン」の前には凡作にしか見えないのだ。
原作「デビルマン」の良い点は、つまるところ、このオーラのみに尽きる!!
事情通の友人によると、この作品は永井豪氏に悪霊が取り付いて書かせたものというのが通説だそうな。むべなるかな。魔を憑かせたのも永井豪の鬼才ぶりのなせる業といっていいだろう。永井豪の前に永井豪はなく、後にも未だない。
原作「デビルマン」の、かくも人を取り込み続ける力には瞠目する。百年に一度の傑作、鬼作というところか。

【悪い点】この作品に悪い点はない。
読者を選ぶ作品だなと思うが、これは、この作品の特性にすぎない。
興味深いのは、人間でない存在(精霊と読んでおきます)が氏の力を増幅(おそらくは)して書かせたこの不世出のイメージの数々が、選ばれた読者たち、中でも熱烈なファンたちの脳内イメージに及ぼす影響であって、神がかり革命派とか、黙示録切望派とか、耽美BL派…。(全部私が勝手につけた、陳謝。)
宗教や政治イデオロギーに取り込まれるのはこういう方々なんだろうなと思う。
一つの宗派に属して同じお題目を唱えていても、腹の中はけっこう様々、共通しているのは、一つのイメージに心とらえられて自分なりの夢を見ているということだけかもしれない。

【総合評価】評価、難しいよなー。不世出とは思うけど手放しで最高点って言うほど取り込まれてないからねえ(笑)
だいいち、この結末を平身低頭して受け入れる気は、ケツの青いガキだった頃からサラッサラないしねえ。美樹はどういう行動をとったら助かるのか、って考え続けたくらいだ…。(結論が出て自分としては救われた。)狂気に陥らない人間もいたけど(牧村のおじさんだね、おばさんは死んじゃったんでわかんない。政だっけ…を頭とする不良連もこの作品で見る限りはっきりしないが。)全滅だったな。
後の永井豪先生のていたらくを見ると(ツラい事だが)やっぱり、これって精霊が描かせたものに違いない。
「真」だの「新」だの改訂だのと人間様もいじり回しているのを、この精霊、面白がって見ているんじゃあるまいな。案外お茶目な奴かもしれないゾ。彼奴の仕掛けたデビルマン史の結末やいかに…
ダイナミックプロ御大は、生涯の締めくくりにこのライフワークの全面改訂をなさるかもしれない。止められるものは誰もいない。それが、公式「デビルマン」として広く後世に残り、最初の「デビルマン」は奇書・機構本として闇で引っ張りだこに…なんてことになったら、すげえもんだな。

2010/12/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:266(70%) 普通:49(13%) 悪い:63(17%)] / プロバイダ: 24985 ホスト:25018 ブラウザ: 14064
【良い点】
連載から38年経過した今でも衝撃的なストーリー展開。
アクションシーンの迫力。
無常感と詩情を漂わせたラストシーン。
これを20代で(しかも他の連載作品を複数抱えながら)
描ききった永井豪の創造(想像)力にはたまげるより他にない。

画面から伝わってくるパワーが他の作家とは桁違い。

【悪い点】

やはり古い作品だから作画は今の基準では・・・。
あとジンメン編と魔将軍ザン編は
全体の流れとしては少しテンションが落ちる。

【総合評価】
日本SF漫画史上に残る金字塔であり
その後の多くのクリエイターに絶大な影響を与えた名作であることは
いまさら言うまでもないんだけど
この作品が偉大なのは現在においてもその価値を失ってないところに
こそあると思います。
構成の巧みさや意外性に富んだストーリー展開には
何度読んでも驚きを覚えさせられるほど。
時代の流れに左右されないテーマ性も内包しているし。

ちなみにはじめて原作版を読んだのは
高校生のころでしたが
あまりのアニメとの違いに驚き
片腕をちぎられどてっぱらをぶち抜かれるデビルマンの姿に
とてつもないインパクトを与えられました。

EVAに与えた影響もそうだけど
たぶん冨野アニメ(イデオン〜ダンバインあたりかな)
にも多く影響を与えていると思う。(海のトリトンのアニメとはほぼ同時期だったっけ?)
全滅ラストとか正邪逆転の発想とか。

けどさすがに風化しているところも数多く見受けられるので
完璧な作品とは言えないんだな。
そこのところを考慮して評価は【とても良い】で・・。

永井豪の最高傑作はこの3年後に描かれた「手天童子」ですね。
デビルマンでの反省点が生かされたほぼ完ぺきな出来だと思います。

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「これほど恐ろしく、また、これほど深いテーマ性を感じさせる作品はそうはないだろう。人間の心の弱さと残虐...」 by シューゴ


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2017/12/27 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 5171 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事友情/面白い/悲しい/怖い/びっくり/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
映像良い(+1 pnt)

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