[漫画]玉鹿市役所 ええじゃない課


たましかしやくしょええじゃないか / Tamashika shiyakusho eejanaika
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1982年漫画総合点32位72作品中
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作品紹介(あらすじ)

架空の都市である玉鹿市の市役所(ちなみに市役所の住所は、○○県玉鹿市豚唐子町への13番2号となっている)を舞台に繰り広げられる、一話完結式のギャグ漫画である。がきデカに見られるようなボケとツッコミ役が固定しておらず、状況に応じて入れ替わるのが特徴である。
※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
著者:山上たつひこ
出版社:秋田書店
双葉社山上たつひこ選集15巻によりぬき収録。
※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:1982 週刊少年チャンピオン 4+5号 / 終了日:1983 23号
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最終変更日:2013/08/17 / 最終変更者:ウクレレ / 提案者:ウクレレ (更新履歴)
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2019/06/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1051(75%) 普通:239(17%) 悪い:105(8%)] / プロバイダ: 24782 ホスト:24840 ブラウザ: 4936
82〜83年に週刊少年チャンピオンで連載された山上たつひこ先生のギャグ漫画。18歳の新人公務員“須崎瑛"は、玉鹿市役所の“ええじゃない課"に配属されることとなった。緊張しながら出勤初日を迎えた須崎の前に現われたのは、大仏のように巨大な頭のセクハラ奇人課長“松坂艶二郎"やネクラで暴力的な中年職員の`小島'等、人格の破綻したデタラメな同僚たちだった。彼らのしっちゃかめっちゃかな行動に振り回されながら、新人須崎の公務員生活が始まる。住民たちも変人揃いの玉鹿市を舞台に、須崎は東奔西走する日々を送ることになっていく。

70年代にチャンピオンで一世風靡したギャグ漫画『がきデカ』の後に山上先生が新たに描いたのが本作品で、架空の都市である玉鹿市の市役所(ちなみに住所は、○○県玉鹿市豚唐子町への13番2号)を舞台に繰り広げられる、一話完結式のギャグ漫画となっています。『がきデカ』同様のシュールなギャグものですが、『がきデカ』に見られるようなボケとツッコミ役が固定しておらず、状況に応じて入れ替わるのが特徴となっています。

“玉鹿市役所 ええじゃない課"は玉鹿市の市長が創設した特別な課。職務は特に決まっておらず、職員それぞれが自ら仕事を探してくる方針で豪雪や地震対策・春の桜まつりの警備・犯罪者の捜査・摘発・観光客の強引な誘致・ボクシングのタイトルマッチ主催等、業務は多岐にわたる。「玉風(たまかぜ)」というタウン誌を発行している。職員には独身寮が用意されている。舞台となる`玉鹿市'は山に囲まれた自然豊かな土地柄。海がないので魚介類は貴重。名物は「どじょうそーめん」。ざるそばの薬味には黄色いからしを付けるのが風習。最先端の観光スポットは無く、上映される映画も古いものが多い。玉鹿公園の名物はタヌキのぶんぶく茶釜ショーとイノシシの綱わたり。北部の山沿いに玉鹿城天守閣が現存する。市役所は市のほぼ中心に位置する。天然記念物の「玉鹿」は冬の間せっせと雪の玉を作り、春が訪れるとその玉の上に乗って一斉に山を駆け下りてくる。これが玉鹿市に春を告げる「玉鹿の山下り」である。`鼠市'は玉鹿市に隣接する市で住民は皆「ちゅうちゅう」と特徴的な語尾でしゃべる。海中公園や恐竜ランドなど多数の観光スポットを持ち、多くの観光客を呼び込んでいる。玉鹿市とはライバル関係にあり、市役所職員同士も犬猿の仲である。

主人公の“須崎瑛"はええじゃない課に配属された新人公務員で18歳。黒髪で線の細い青年。家族は両親に姉と兄。市役所独身寮の2号室に住む。赴任当初は奇人変人ぞろいのええじゃない課メンバーに驚かされっぱなしだったがすぐに馴染み、毎日のように天然ボケを炸裂させるようになる。話が進むにつれて加速度的に粗暴かつ自分勝手な人間と化していく。“松坂艶二郎"はええじゃない課の課長。大仏のような巨大な顔がトレードマーク。体重は300キロもあるらしい。好色で性格破綻者。欲望のままにメチャクチャな行動を繰り返す。酒乱でもあり、酔うと記憶を無くして大暴れする。人間離れした巨大な顔を持ち、部下たちを飲み込んでしまうこともある。市役所独身寮の1号室に住む。`御山田'はええじゃない課の職員でクールな青年。極度のヘビースモーカーでお好み焼きの作り方に拘りを持つ。市役所独身寮の3号室に住む。`小島'はええじゃない課一番の古株でメガネに坊っちゃん刈りの陰気な中年男。ムッツリスケベ。カップルへの妬み恨みが最高潮に達すると、怪力で暴れ回る。市役所独身寮の4号室に住む。`浅野'はええじゃない課の職員で無表情で無愛想な青年。自ら奇抜な行動は取らないが、他の連中につっこむこともない。インコ「とっとの助」を飼っている。市役所独身寮の5号室に住む。`小林俊子'はええじゃない課の紅一点で21歳。女性ながら大酒飲み。市役所独身寮の6号室に住む。部屋には男性対策として西洋の鎧を常備している。読者サービスとして折に触れ、毎回ヌードを披露する羽目になる。`芋畑五郎八'は玉鹿市の市長。少女漫画のように輝く瞳に口髭を蓄えたダンディな紳士。緑化運動の一環として、遺伝子を組み換えた怪しげな植物を研究・栽培していたが、植物たちが脱走して大騒ぎとなった。奇矯な行動に出ることも多いが、基本的には市民のために働く熱意ある市長である。`戸締アユ子'は玉鹿市市長の秘書を務める女性。数少ない女性キャラとして、松坂課長からよくセクハラを受ける。小林俊子とは同年代で仲が良く、休日によくいっしょに遊んだりしている。`ミスター真ちゃん'は等身大の男性の人形。特殊ゴムで加工してあり人間そっくりの感触。「一人暮らしの女性のためのボーイフレンド」というコンセプトの商品でチェックの背広に蝶ネクタイ姿。人形の筈だが、いつの間にか言葉を話すようになる。玉鹿市役所のボイラーマンとして雇われている。`片山秀太郎'は郷土玩具作家。長髪でまだ若い青年だが「玉鹿の左甚五郎」の異名を持つ名職人。伝統を重んじ、竹や木で素朴な郷土玩具を作り続けているが、松坂課長に唆され、珍妙な新作玩具を作る羽目に。`熊野井まゆみ'は松坂課長の知人である食堂店主`熊野井氏'のひとり娘。大人しすぎる内気な性格だが、実際には超巨大で怪獣のような外見の少女で毎日50キロの牛の生肉を食べる。一旦怒ると気のすむまで破壊行為を続ける。ええじゃない課の職員たちは団結して彼女を高圧電流に感電させ、なんとか鎮圧した。

ストーリーは玉鹿市の市役所“ええじゃない課"に勤めることになった“須崎瑛"は、大仏のような顔をした“松坂課長"に出迎えられる。ここの課の連中はみんなどこかおかしく、松坂を中心に毎回のように騒動が起こり、須崎もそれに巻き込まれていくというもので、内容的には『がきデカ』と同様の形式のギャグ漫画です。最初は松坂課長が主役というかギャグの中心にいましたが、当初『がきデカ』でいうところの西城君的キャラだと思っていた“須崎瑛"が回が増していくことにより、次第に変貌してギャグをやり出していくという展開になっていきます。下品でシュールな作風は相変わらず健在ですが、『がきデカ』よりは品が保たれていた感はあります。松坂課長もいいですけど、須崎がスレた感じの話が割と面白かったです。例えば忘年会会場を都合つけてくれとあの手この手で二階で宴会が出来る魚屋と談判して、ラチがあかないと見るや捨て台詞として一句「荒巻の 縄で首吊る 年の暮れ」と読んだ直後に魚屋の親父にトロ箱で殴り倒される場面は印象に残ってるし、他にも鼠市に観光客を捕られ、観光スポットの海豚を馬鹿にしたり、ダイナマイトを設置しようとして鼠市長に見つかって、松坂・須崎2人が海豚の代役にされたり、職人気質の`片山秀太郎'に卑猥な「ディスコ女子中学生アキレス腱切り人形」を作らせて東京の物産展に展示させたりとか、いろんな話がありましたね。本作品のキャラは個性では『がきデカ』のキャラには及ばなかったけど、それでも結構味があって良かったです。

本作品は架空の市を通じていろんな要素を取り混ぜたギャグを見せていて、全体的に面白かったし、『がきデカ』とは違った独特の新鮮味のあるギャグ漫画として成り立っており、なかなかよかったと思いますので、評価は【とても良い】。最後は何だか巨大化した豚と鶏・お百姓さんが出てきた話だったと思います。つまり完全に終わったわけではないので、『がきデカ』もいいけど、本作品もまたやって欲しいですね。今のギャグ漫画よりは数段面白いと思いますから。

2013/08/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:118(54%) 普通:39(18%) 悪い:60(28%)] / プロバイダ: 16192 ホスト:16344 ブラウザ: 15152
玉鹿市役所ええじゃない課の課長・松坂と新任の須崎瑛の活躍を中心に描いたギャグ作品。

【良い点】
・松坂課長が顔が大仏そのまんまの巨顔で、存在感は十分。

・前半は『がきデカ』や『のざらし』の延長のような下ネタ漫画だったが、回が進むにつれ
最初の頃はまともだった須崎がだんだんバカになり、その結果下ネタが減って、シュールギャグの
印象が強くなった。

・ミスター真ちゃん。意外と出番が少なくて残念、もっと出て欲しかった。

【悪い点】
・結末が尻切れトンボな回が時々ある(後半で特に目立つ)

【総合評価】
『ヨイショで満開』がちょっとがっかりな出来だったので、だいぶ持ち直した感じで良かった。
しかしおススメ度は次作の『JUDOしてっ!』の方が上かな。

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記事日時:2011/07/21

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