[漫画]少年探偵ロック・ホーム


しょうねんたんてい ろっくほーむ / Shonen tantei Rock Home
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作品紹介(あらすじ)

手塚作品には「スターシステム」という仕掛けがあります。キャラクターを映画スターに見立て、いろいろな作品に登場させる仕掛けなのですが、今回はその中でも人気のある少年スター「ロック」の作品を取り上げてみました。
もともとはシャーロック・ホームズのもじりの名前どおり、“犯人"と“探偵"だったら間違いなく“探偵"であった彼ですが、『バンパイヤ』での執念深い悪役の演技が当たってしまい、今ではむしろ、冷酷な美青年とか、頭の切れる犯罪人のイメージのほうが強いかもしれません。だからこそ、今回ご紹介する『少年探偵ロック・ホーム』のような作品が、かえって新鮮に感じていただけるかもしれません。
『少年探偵ロック・ホーム』は初出が1949年と、手塚作品の中でも初期に分類される作品。トレードマークの半ズボンと縞々のネクタイのロックが、プラトン博士とその娘のロミーとともに、悪漢や陰謀に立ち向かう、という連載ものです。後の『バンパイヤ』で見せる驚異の変装術やアクションの片鱗もすでに見えており、ヒロインのロミーに変装したり、野球のピッチングでは正確無比のコントロールを見せたりと、万能ぶりも披露。初期のロック主演作として、ファンならぜひ押さえておいていただきたい作品です。
著者:手塚治虫
※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:1949/10/01(土) 冒険紙芝居 / 終了日:1950/02/01
公式サイト
1. 少年探偵ロック・ホーム|マンガ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
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最終変更日:2013/12/17 / 最終変更者:枕がない / 提案者:枕がない (更新履歴)
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49年に冒険紙芝居で掲載された手塚治虫先生の探偵漫画。トレードマークの半ズボンと縞々のネクタイの少年探偵“ロック"が、`プラトン博士'とその娘`ロミー'と共に、世間の悪漢や陰謀に立ち向かっていく。

本作品は手塚先生が雑誌連載する前に描かれた初期の作品で、後の『ケン一探偵長』同様の少年探偵が活躍するドラマとして仕上がっています。元々は「シャーロック・ホームズ」の捩りの名前通り、`探偵'として生まれたものですが、『バンパイヤ』での執念深い悪役の演技が当たってしまい、冷酷な美青年とか頭の切れる犯罪人のイメージのほうが強くなっているかもしれません。

『蜘蛛島の巻』探検家だったお爺様がガラパゴス島から持って帰ってきた亀の甲羅の裏に暗号が隠されており、それを解いて書棚にあった探検記録の中から大蜘蛛のミイラを発見した。ガラパゴス島から連れ帰って来た黒人の召使い`エドワード'を引き連れて、探検記録に記されていた孤島へ宝探しに出かけるロック。目当てはその孤島の住民が命より大切にしている`怪神像'だ。そこは無数の大蜘蛛が蠢いている島であった。エドワードが原住民たちにミイラを見せると敬われて王様にされるが、ロックは牢獄に入れられてしまう。翌朝脱出したロックはエドワードと共に怪神像の元へ。この神像は吠えるので恐れられているのだが、何のことはない。海辺に立っているので海水が流れこんで来る音がゴボゴボ聞こえていただけである。そして神像の中には、濾過された塩の結晶が積もっていた。村人たちは、この塩を宝のように大切にしていたのだ。これが宝の正体だったのである。島から逃げ出す2人。エドワードも「こんな島はまっぴら。これでもわしゃ文明人ですからね」とコリゴリの様子。
『海流発電の巻』プラトン博士から電話があり、今夜`ボロー博士'の邸宅で仮装舞踏会が開催され、プラトン博士も招待されているのだが、プラトン博士が発明した「海流発電」の秘密を狙う`黒十字'の手先が紛れ込んでくるかも知れないので、変装して応援に来てくれんかと頼まれる。プラトン博士とロミーを出迎えたのはボロー博士の家のロボットのメイド。しかしそこにいたボロー博士は、実は黒十字の手先が変装していたのだった。仮装舞踏会自体、でっちあげだったのだ。プラトン博士はロミーを人質に取られて脅迫されるが、実はロミーはロックの変装。形勢逆転するも、停電で逃げられてしまう。南半球の海底の秘密基地。飛行機で接近するロックたちを、怪力線が迎撃する。海に墜落したロックは捕虜となり、自白剤入りの葡萄酒を飲まされて「海流発電」の秘密を喋ってしまうが、敵のマヌケな見張りにあべこべに自白させて、黒十字の首領がロボットだということを知った。脱出したロックの策略で、敵が作っていた「海流発電」装置は作り方を間違え、装置は壊れて、秘密基地も水浸しになる。ロックがとらえた首領の素顔はボロー家のメイドロボット。ボロー博士の家でロックは博士を追求し、ロボットを操っていた操縦機を証拠として押さえ、逮捕する。黒十字の正体はボロー博士だったのだ。
『電気ボールの巻』舞台は野球場。ピッチャーはロックである。敵チームのバッターの打ったファウルヒットを黒眼鏡の観客がロックに投げ返すが、それをキャッチしたロックは電気ショックで倒れてしまう。ボールがすり替えられていたのだ。黒メガネの男の正体は電気会社の`ドル'。リモコンで電気ショックを発するボールとすり替えて、贔屓のチームに勝たせようとしていたのだ。その事を突き止めたロックは、ドルを彼の勤務先の電気会社の社長の下に引っ立てて行くが、社長にねじ込んでいる間に電気イスのショックをあびて伸びてしまう。ここは何もかも電気仕掛けであり、会社ぐるみで悪事を働いていたのだ。更にこの悪徳会社は会社に不利な審議をしている議会の絨毯からイスから机まで電気仕掛けにすり替えて、電気ショックの一撃で議事をストップさせてしまう。ロックは電気ショックのリモコンを奪うと、社長室の絨毯から体を離し、壁の時計にぶら下がって、社長以下の社員の一味に電気絨毯の電気ショックを浴びせて、形勢逆転する。
『ニシキヘビの巻』動物園に行っていたプラトン博士はニシキヘビのエサにされようとしていた兎を助けた。娘のロミーに頼まれたのだ。その夜ロミーがヘビに攫われる夢を見る。起きてみたら現実と化していた。ロックは蛇が好き勝手に檻や人の家に出入りするもんじゃない、何かカラクリがあるに違いないと睨む。動物園を調査すると蛇使いの黒人は体に油を塗った白人だった。同じ油がプラトン博士邸にも残されていた。こいつが蛇を使って誘拐したのだ。察するところ、プラトン博士の発明した「時限爆弾」を狙う陰謀団か。しかしロックは、罠にかかって捕えられ、人喰いヘビの檻に入れられてしまう。一方、さらわれたロミーは陰謀団の裏をかいて、自分の居場所と時限爆弾が狙われていることを博士に知らせることに成功する。博士は時限爆弾を隠そうとするが、どこかに紛失してしまっている。逃げ出したロミーと兎は蛇の檻の中のロックを救出するが、蛇は檻から這い出して追いかけてくる。この蛇はロックたちを待ち構えていた陰謀団の悪者たちをも蹴散らしてしまい、おかげでかけつけた警察によって陰謀団は一網打尽となるのだが、蛇が時限爆弾を飲み込んでしまっていた。蛇の中からコチコチ音がし、殺すどころかショックを与えただけで町が消滅する。そうでなくとも、一時間後には爆発する。だが爆弾は鋼鉄製だと知ったロックは、強力な電磁石を積んだ飛行機を手配し、この飛行機に腹の中の爆弾ごと吸い付けられた蛇は海上に運ばれて海に捨てられ、そこで大爆発をする。
以上の通り、物語は正義感のある少年探偵“ロック"が協力者の`プラトン博士'とその娘で助手の`ロミー'と共に世間の悪漢や陰謀に挑むというもので、少年漫画によくある勧善懲悪形式の推理&活劇もので、後の『バンパイヤ』で見せる驚異の変装術やアクションの片鱗も既に見えており、ヒロインの`ロミー'に変装したり、野球のピッチングでは正確無比のコントロールを見せたりと、万能ぶりも披露しています。後の『ケン一探偵長』や『オズマ隊長』等も同じく万能の能力で活躍しますが、本作品はその先駆けというものでしょうか。

本作品は初期の作品らしく少年探偵ものとしては多少単調な面もあり、ロックやロミーの活躍はそれなりにいいんですけど、内容が探偵ものによくあるありきたりな感じで、しかも短命で終わったのであまり印象にはありませんので、評価は【普通】。本作品に使われた“ロック・ホーム"の名は後の『来るべき世界』『化石島』『ロック冒険記』『鉄腕アトム』『ふしぎな少年』『火の鳥 未来編』『アラバスター』でも登場します。それだけ手塚先生のお気に入りの名前だったのかもしれません。

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2013/12/19 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21970 ホスト:22105 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
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