[漫画]SLAM DUNK(スラム ダンク)


すらむだんく / SLAM DUNK
  • 熱血
  • 感動
  • 格好良い
  • 面白い
  • 友情
  • 勇気貰った
RSS
注意: これは漫画版。その他メディアのページ: アニメ:SLAM DUNK(1994年劇場版) / ゲーム:スラムダンク / 文学:SLAM DUNK (スラムダンク)
漫画総合点=平均点x評価数1位8,759作品中総合点896 / 偏差値313.40
漫画平均点129位1,323作品中平均点2.00=とても良い/448評価
1990年漫画総合点1位143作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票
画力2.41(とても良い)69
ストーリー1.97(とても良い)69
キャラ・設定1.93(とても良い)69
熱血83%57人/69人中
感動74%51人/69人中
格好良い70%48人/69人中
面白い70%48人/69人中
友情65%45人/69人中
もっと見る
属性投票する
作品紹介(あらすじ)

中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと身体能力からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。
彼女に一目惚れした「初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させながら、IHに上って行くのであった・・・。
著者:井上雄彦
出版:集英社
単行本:全31巻(ジャンプコミックス)
全24巻(完全版、ジャンプコミックスデラックス)
※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:1990 週刊少年ジャンプ 1990年42号 / 終了日:1996 1996年27号
615,534561448
最近の閲覧数
22673016434073352926
30人の方がこの作品が漫画として最高だと投票しています。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2013/02/15 / 最終変更者:永田 / その他更新者: 管理人さん / キエル / ケイ素 / 孔明 / 羽幌炭鉱 / myu / 提案者:もろっち (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
2019/05/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(80%) 普通:0(0%) 悪い:1(20%)] / プロバイダ: 4691 ホスト:4537 ブラウザ: 10319
【良い点】
スポーツ漫画として最高とも言える熱さ
キャラクターもとても魅力的

【悪い点】
最後の試合が長い

【総合評価】
最高!!

2019/01/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(96%) 普通:0(0%) 悪い:1(4%)] / プロバイダ: 33631 ホスト:33532 ブラウザ: 9177
これぞスポーツ漫画だと思いました。

日本人ではありえない身体能力であろうとも、そんなものは関係なく面白いものは面白いです。
ゴリと桜木の師弟関係だけでも、すっごく胸にグッときます。

蛇足になるとは思いますが、その後の3年間や卒業後に桜木と流川が別々の大学に入って
対戦するなんてゆうその後の展開まで自分で妄想したりします(笑)

個人的には最後の山王戦が一番熱かったです。

2018/08/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:42(58%) 普通:7(10%) 悪い:23(32%)] / プロバイダ: 477 ホスト:291 ブラウザ: 4691
【良い点】
試合をするごとに成長していく主人公桜木や長い間バスケをしても報われず、やっと実力を出せるようになり勝てるチームにいることが出来た赤木や小柄だがスピードのある宮城、怪我で荒れようやくチームに復帰できた三井や新人ながらエースな流川などのキャラや普段はベンチだがここぞという時に活躍する小暮など。
それと敵キャラも魅力があるキャラも多い。

【悪い点】
回想シーンや怪我のイベントが多く、ストーリーが雑になってきている部分や、もう1人の主役級キャラ流川の過去などが明らかになっていないなど。

【総合評価】
アニメを見て凄くはまっていたスラムダンク。
この漫画の魅力はバスケの主人公桜木が戦うたびに成長していく姿だと思います。
それだけでなく、赤木、宮城、流川、三井など各キャラのドラマもあり、強敵の海南の選手や陵南の選手である牧、神、仙道、魚住、福田も良いと思います。(それ以外のキャラも)
欠点とするなら先ほど書いたように回想シーンと怪我などのサプライズが多いですね。
たしかこの漫画はインターハイ予選の陵南戦で勝ったら終わる予定だったみたいですけど、人気がある為か延長してインターハイの試合も描いています。
そして全国からあらゆる強豪高校と選手が描かれるのですが、そういったキャラも最後まで纏められずに終わった印象です。

作品としては力強い印象があり、今でも面白いと思います。
ただ、インターハイが始まってから作品に雑が目立っている感じがあるので、とても良いで。

2018/08/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:685(68%) 普通:127(13%) 悪い:190(19%)] / プロバイダ: 31789 ホスト:31776 ブラウザ: 5507
【良い点】
・画風、熱量といいスポーツ漫画に限らないと言える後世に与えた影響が大きい作風(キャラも個性的)
・バスケットというマイナースポーツだがルール分からないままでも読めてしまいそうな間口の広さ(大ヒットの要因として大きいのでは。「ヒカルの碁」なども同様)
・主人公花道が本人の言葉通りに間違いなく天才だが、ビッグプレーの反面で始めるのが遅い故に不安定なプレーやミスが続いたり苦労を描いている(裏から努力、積み重ねの大切さを感じさせる)
・全国大会で大金星を挙げたものの消耗が激しくて次にあっさり敗れるという通称スラムダンクエンドはここで完結というのを除くと評価。ご都合なしにトーナメント制の残酷さが伝わった
【悪い点】
・ここで完結はやはり残念。結構な巻数になってはいたし、山王戦を越えるものは描けなかっただろうという意見に同意出来るところもあるが、それでも花道は怪我を負ったまま途上過ぎて(回想で倒れてた父親描写も投げられている)、全国大会で日本中に知られることになった初登場キャラなんて一体なんだったのか状態
【総合評価】
評判通りの名作でスポーツ漫画に留まらずに漫画界に影響を与えたと思う。ただ尻切れなのはやはり擁護するには苦しい。かといって今更続編を作るのは悪い予感しかない難しさ。評価は「とても良い」

2018/07/07 普通の立場コメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:223(61%) 普通:61(17%) 悪い:83(23%)] / プロバイダ: 9896 ホスト:9539 ブラウザ: 10196
翔陽×陵南、豊玉×陵南、山王×海南、山王×翔陽とか見たかったなぁ。

再現できるのは翔陽、陵南、海南のいずれかでアーケード版かサターン版ぐらい。
上記の組み合わせによるゲーム(試合)は、「NBA2K13」で再現可能かな?

それはさておき、ひょっとすれば、福田はもちろん、越野と植草あたりは思っていたのかもしれない。
「仙道は頼もしいけれどライバルでもあるし、アイツのようなプレイが出来ない所は悔しいな」とか。

仙道がナガレカワごときに「おもしれぇ」と燃えるのはらしくないなと思いました。
負けず嫌いは結構ですが、一試合の前半でひとり49点なんてのはスコアラーを考慮しても、漫画の枠を越えています。悪い意味で。
爆発力と勝利への意思だけは感じ取れましたが、普段の独り善がりなプレイスタイルではたかが知れています。

そこは牧・藤真・深津あたりが適任で「全国への道はなかなか厳しい」「こりゃしんどい」と想わせるのが妥当ではないかと。

背は低めで「パワー」や「ゴール下の覇者」とはお世辞にも言えない体格だけれど、下からボールをトスできるトリッキーさ、
素早しっこくて小回りが利き、「俺ならブロック出来るとでも思ったかい?」とまで云わしめたリョータだって相当なハズです。
「割と厄介だな」ぐらいは想わせるはず。(とゆーか学年だっておんなじだし背番号も同じ)

話は打って変わって、過去に何回も題材にしてきましたが、晴子にルカワ応援団(品性の欠片もない無礼者の極まり)や仙道のプレイを見てキャーキャー騒いでいたミーハーの面子には大変にウンザリしていましたな。

お前らは彦一の姉ちゃんのように山王の練習見たことあんのか? 取材に来たとはいえ。
練習の度に毎日泣いて吐いていた魚住や常に怒声が響き渡っていた田岡先生を筆頭にした陵南の練習を見たことあんのか?
ナレーションのみで済まされていたけど、海南の練習だって相当なものだぞい。
それらは最早、お前らのような上っ面しか見ていないミーハーが入れる余地じゃ無ぇんだよと。

2018/06/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(76%) 普通:4(14%) 悪い:3(10%)] / プロバイダ: 5191 ホスト:4981 ブラウザ: 10168
【良い点】
画力
魅力のあるキャラが多い(河田兄など)
【悪い点】
本格的にバスケが始まるまではちょっと退屈

【総合評価】

2018/06/08 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 51506 ホスト:51435 ブラウザ: 10173
【良い点】
後半になるほど絵が上手くなり描写が細かくはなるところ
バスケの試合だけでなく学園モノの、多彩な味がある。ギャグも面白い。
【悪い点】
序盤のあたり

【総合評価】
バスケのルールのことは何もわからなかったけど読み始めたらなかなか面白かったです。初心者だった桜木のはちゃめちゃな試合、成長、だんだんと開花していく才能。まさに王道なバスケット漫画だと思います。評価は良い。

2018/03/15 普通の立場コメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:223(61%) 普通:61(17%) 悪い:83(23%)] / プロバイダ: 10260 ホスト:9984 ブラウザ: 10196
連載当時は「これに勝る漫画は無い」と信仰までしていましたが否定派の論客さん達の投稿も含め、
僕も年を重ねて色々な漫画に出逢ってきた故か今となっては既に本作を卒業しています。

他の論客さんが既に述べられていたと想いますが、週刊バスケットボールのような専門誌でやってほしかった。
(敢えて読み返すとすれば海南×陵南戦ぐらいだし、脳内で思い返すとすれば翔陽や豊玉のメンツぐらい)

そうすれば、面白さは更に倍増していたと想う。
少なくとも週刊少年雑誌のような病的な引き延ばしはされず、
きっと三井の暴力事件も起きずに(←掲載誌の方針)比較的まともな一本道で、
他のスポーツのように間延びしないスピーディーな展開というバスケ特有の魅力をより引き出していたのではないかと。

(ごく一部を除けば、やはり週刊連載では真の意味で名作は出てこないというジンクス。
引き延ばしによって矛盾どころか破綻でさえも作ってしまい、結局はそこからファンが離れていくどころかアンチさえも生み出してしまうというシニカルさも。)

ビッグ・ジュンよ‥‥‥‥‥‥アンタは最後まで知らされなかっただろうが、
アンタのライバルも部員におんなじことを云われてたんだよ‥‥‥‥‥‥
しかも「ヘタだ」って‥‥‥‥‥‥ 小学生の頃からずっとやってきたのにさ‥‥‥‥‥‥

最初の投稿でも述べましたが、森重 寛と彼の監督は最後まで好きにはなれなかった。

取材に対して「山王って何?」なんて云ってた奴が何故あそこまで強いのかが未だに解らない。
(単に知らなかっただろうけど、このような奴を大物とは想っていない)
具体的なプレイを挙げるとすれば、巨体や力任せで相手陣を突き飛ばしてファウルを重ねて退場というもので、牧のように模範的とはお世辞にも云えず、
(新キャラが噛ませ犬という意外性もだけど‥‥‥‥)「愛知の星」を出し抜いてそいつだけで県大会優勝というのは、
井上 雄彦しからぬ表現力が薄っぺらで、どうしても説得力に欠けていたと想う。(単に時間が無かったんだろうけど)

御子柴率いる静岡の常誠との試合も、ほとんどが過程だけしか描かれていなかったし。

監督も森重としかくっついてなかったしね。(ホントに監督なの? 他の奴はどうでもいいってか?)
堂本監督を含め深津率いる山王のメンツは今思い返しても素晴らしいが、正直、上記の二人は見に来ないでほしかった。 終わる頃に出てきてどんだけの大物気取りか。
彩子ちゃんは最終回で「全国2位の海南」とは言っていたが、この二人だけで「全国1位」というのは冗談でも止めてほしい。 個人競技なら別として。

結局は、「 全国制覇 」という当初にして最終目標こそ建ててはいたが、そのラスボスを初めから用意していなかったから、こうなってしまったのでは。
(まぁ、作り手にしろ読者にしろ、先の事までは誰にもわからんだろうけど)

インターハイ三連覇の山王であれば
、(ゴリ曰く「昨年の、ちなみに一昨年も、その前も」)当初の段階で(漫画の範囲で)日本中に知れ渡っていなければなりません。

最後に、これも最初の投稿で述べましたが、花道の成長物語も結構だけど、それ以上にリョータを主役にして連載していればもっと作品としての深みを増していたと想う。

問題児二人組を筆頭にした一年の世話、監督や先輩とのコミケと板挟みで苦労は絶えないだろうけれど、そこは同期であるヤス、潮崎、角田、そして彩子ちゃんが支えてくれて人としてのバランスを確立していただろうし、

彼が戦ってきた相手陣も、藤間・牧・仙道(同期でもある)、そして深津と、人としてもバスケプレーヤーとしても、実に越え甲斐がある連中ばかりではありませんでしたか。

そして「あいつらをいつかは越えてやる」と僕もリョータと共に静かに闘志を燃やして読み返していたのかもしれません。

2018/02/21 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(50%) 普通:0(0%) 悪い:2(50%)] / プロバイダ: 3341 ホスト:3431 ブラウザ: 10316
評価する際には主観をいれてはならないというルールがある
【良い点】
特にない
【悪い点】
悪い点は一つしかない。
動きが描けてない。
スポーツ漫画なのだから動きが描けないのは致命的。
【総合評価】
作者自身まだ完成されてないからしょうがないがやはり評価は評価なので感情論をいれてはいけないと思いこの結果です。
簡単に感動だとかお決まりの少年漫画の王道で切り抜けたといえる。

2018/01/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダ: 85 ホスト:56 ブラウザ: 11593
【良い点】主人公桜木花道が不良からバスケットマンへと変貌。主人公補正のかかっている桜木花道以外の能力値は結構リアル。人間味も溢れている。

【悪い点】清田のジャンプ力はありえますかね?180センチにも満たないのに余裕でダンクって…

【総合評価】圧巻のラスト。マンガ読んで泣いたのはスラムダンクが初めてでした。

2017/10/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4117 ホスト:4261 ブラウザ: 8270
【良い点】
スラムダンクに出てくるセリフは異常なほど覚えてる。

【悪い点】
面白すぎて、1巻を読み始めると最終巻まで一気読みせざるを得ない。

【総合評価】
ぐうの音も出ないほどに最高。

2017/10/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:36(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 26039 ホスト:26034 ブラウザ: 5213
【良い点】
個性が際立ったキャラクターと、その人間関係の変化。山王戦のラスト、花道が流川に、そして流川が花道にパスを出したシーンは感動しました。それまで互いのことを認めていなかった二人が、強敵との死闘の中で、互いを認めていく。それを「パスを出す」という絵で表現できることに作者の凄さを感じました。

【悪い点】
山王戦で終わってしまったところ。花道、流川が2年、3年の話も読みたかった。

【総合評価】
バスケを知らなくても、スラムダンクは楽しめる。バスケ経験者じゃないけれど、最高のスポーツ漫画を一つ挙げてと言われたら、スラムダンクを挙げる。

2017/08/31 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:722(51%) 普通:387(27%) 悪い:302(21%)] / プロバイダ: 5900 ホスト:5724 ブラウザ: 5171
今やバスケットボール漫画のベーシック的存在と成った所謂「ジャンプ黄金期」の名作ですが、リアルタイムで連載を追っていた分だけ思い入れも強いですね。
お盆で実家に帰省した際、所有している「完全版」全24巻(通常単行本の一コマ漫画が削除されたのは痛いけど、カラー原稿再現が魅力的だったので)を久々に読み返してみたけれど、現在の感覚で接しても揺ぎ無い「面白さ」が横溢している事には今更ながら驚嘆させられました。取り分け「海南戦」「陵南再戦」「山王戦」の3シリーズは、単行本をイッキ読みさせる程のパワーと次回への期待感に満ちていたものね。

井上雄彦先生が「無印『ドカベン』から影響を受けた」と公言しているように、宮城リョータが登場する辺りまでの連載1年目は調子良くギャグも交えながら湘北メンバーのキャラ作りに腐心していますが、丁度この時期が『ドカベン』で言う所の「柔道編」に該当するんでしょうね。陵南高校との練習試合なんざ、後に繰り広げられる数々の死闘と比べると思いのほか笑える描写も多めで、「コメディ漫画」としてのテンションの高さすら漂っていたと言えるでしょう。

分岐点と成ったのは、矢張り三井寿のバスケ部襲撃事件でしょうか。何かと賛否両論渦巻くエピソードながら、「バスケットへの想い」という本作全体を貫くテーマが浮き彫りに成って以降、湘北メンバーのみならず対戦校(特に陵南と豊玉高校)にも濃密なドラマが用意され、バスケを通した「一大青春群像劇」としての要素が強調されてからは、主人公・桜木花道の成長振りや各校との試合内容などと共に、監督・ベンチ要員・応援団らも含めた登場人物全員で織り成す物語へ、一層惹き付けられるように成りましたね。
一例として、登場時こそ「憎まれ役」としてのタチの悪さを発揮し、自然と読者から嫌われるような演出を施されていた豊玉の面々が、原典である北野さんからの「バスケットは好きか ? 」という問い掛けを思い出して以降、ひたむきさを取り戻して湘北を猛追する様には、「勝ち」を意識し始めた湘北の油断込みで「番狂わせ」の可能性すら感じられて、井上先生の構成の巧みさと同時に「勝負に『絶対』は無い」という事を再認識させられる程でした(とは言え、新任の監督に対する態度は帳消しに出来ないので、過去が掘り下げられた南烈を除けば矢張り豊玉の面々は好きに成れませんが、それはまた別の話)。

「主人公の属するチームが勝つのは当たり前」という当時のスポーツ漫画に於ける「暗黙の了解」を打ち破った海南戦、安西監督不在・三井スタミナ切れ・蓄積するファウル数…と湘北絶体絶命の状況下で2つの「不安要素」が勝利を決めた陵南再戦、両校ともに持てる力を最大限に出し切った事で文字通りの「死闘」と化した山王戦…これらに関しては散々語り尽くされている感が有るので簡単に済ませますが、矢張り読んでる側としても著しくエネルギーを消耗させられたという事で、最終対決と成った山王戦が取り分け印象に残ってますね。
湘北の戦力分析を行なっている際に河田兄が沢北へと咬ます理不尽なプロレス技の数々や、試合開始直後に発覚する沢北の「アホの子」属性、あまりにも好調過ぎる湘北メンバーのプレイから滲み出る奇妙な可笑しさに、ビジュアル的にはギャグキャラにしか見えない河田弟の存在など、前半こそ連載初期に回帰したかのようなコメディ描写が多くて面喰らったのが正直な所ですが、試合が進むに連れて徐々に凄惨さを増していき、今まで積み上げてきたものを全て封じられ呆然と立ち尽くす赤木を目の当たりにした時は、あまりの容赦無い展開に言葉を失う程でした。導入部が思いのほかユルい雰囲気だった分だけ精神的にキッツイ場面が際立つンですよね、山王戦って。
それだけに、「天上天下唯我独尊男(清田・談)」たる流川楓がパスワークを駆使するように成ってから湘北へと徐々に流れが傾き始め、花道から流川へのパス以降(ナレーション & 花道の「左手はそえるだけ…」を除く)ゲーム終了まで殆ど無音で展開する演出込みで、終盤は鳥肌立ちっ放しでした。

反面、どうしても引っ掛かるのが三井のバスケ部襲撃事件後に関する対応の甘さですね。自分自身、三井に対しては桜木軍団が「あんときはムカついたけど今は好きさ ! ! 」と評するように寧ろ愛着を感じてるキャラなんですが、それでも何の遺恨も無くバスケ部へと復帰出来た上に、「2年間のブランク」を感じさせぬ程3Pを華麗に決める様などを見ていると、「一刻も早く三井を活躍させたい」という井上先生の性急さが窺えて首を傾げたく成っちゃうんですわ。復帰後最初の試合と成った三浦台戦なんざ、花道の公式戦デビューを中軸に据えたコメディ寄りのエピだった事も有って、然ほど三井を出場させる必然性を感じないんですよね。せめて此の時期ぐらいは、三井の猛省期間に宛がって欲しかった気がします。
「中学の財産だけでやってるようなもん」と自嘲する割には、その貯蓄額がベラボーに多過ぎる点も解せませんね。後に彩子が「プレイから長い間離れてしまったら、技術(それ)が失われていくのもまた早い」と語っているだけに。この辺り、赤木の「バスケセンスは抜群」という台詞で無理矢理チャラにされてるような…。
尤も、「ゼロからの再出発」として描こうとすると花道の成長劇と被る危険性が有るので、物語を円滑に進める為には止むを得ない措置だったのかも知れませんが、題材のドラマチックさや山王戦で描かれるシューターとしての頼もしさを見るに付け、完全復帰までの過程を端折られた事には口惜しさを覚えます。

一方、当時の読者層を驚愕させた「唐突」とも言える連載終了に関しては、前述したように「主人公チームの勝利で幕」というパターンに懐疑的だった事も有って、割とすんなり受け入れる事が出来ましたね。そりゃ、安西先生のように花道 & 流川の成長をもう少し見ていたかったという気持ちは当然有るし、湘北を侮って途中で帰りやがった謎のおっちゃん(森重寛のトレーナーね)の「ギャフン」としたツラを拝みたいという願望( 笑 )も有ります。
でも花道 & 流川のハイタッチを見た途端、「ここで終わってもいいじゃん」てな気にさせられちゃってね…うん。

バスケットボールは体育の授業でしか経験が無い自分にとって、本作は「桜木軍団」の目線で読む事が多く、彼らと一緒に成って花道や湘北メンバーの一挙手一投足にエキサイトしつつ楽しんでましたね。「特定の競技に興味が無い読者を、如何にして作品に惹き付けるか ? 」というスポーツ漫画を成功させる為のポイントを、容易くクリアしている事も大きかったです。井上先生の「描きたくなった時に描く」という発言を信じつつ、「最高 ! 」を付けて気長に続編を待ってます。

深夜のビデオチェックで己の成長振りを実感し、ワクワクしながら「明日オヤジに聞いてみよう」と呟く花道の姿で終わるシーンが、本作で一番好きですね。

2017/08/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 22091 ホスト:22071 ブラウザ: 5213
いい点は語り尽くされているので割愛しますが、誰が読んでも面白いしょうね。
残念な点は、大人の事情もあったのしょうが、インターハイ周りで
伏線の未回収が多すぎたこと。
連載当時は、アトが気になって気になって...
それまでが素晴らしすぎたからでしょうね。
掛け値なしに名作だと思います。

2017/07/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:46(69%) 普通:6(9%) 悪い:15(22%)] / プロバイダ: 7677 ホスト:7763 ブラウザ: 5213
【良い点】
才能こそとんでもないがバスケはまったくの素人という状態から、作中でもみっちり基礎から学び、バスケットマンへと成長していく過程は素晴らしいの一言。やる気のない『丸い背中状態』の絵も頻出するが、全体的に作画クオリティが高すぎる。最後の山王戦で何十ページにも及び『左手はそえるだけ』以外一切セリフなしという革新的な表現手法をとったのも有名かつ高評価。セリフなし表現は今でこそ当たり前のように使われている技法だが、その祖はスラムダンクという事を忘れてはならない。

【悪い点】
後に続くバスケ漫画に影響を与えすぎた。悪いのは影響を受けすぎた漫画家たちだが、バスケ+ヤンキー+ケンカ=王道になってしまっている現状が悲しい。

【総合評価】
『バスケ漫画といえばスラムダンク』と、年代性別問わずもはや常識となっているレベルの超有名バスケ漫画。もちろん私も最高評価をつけさせてもらうが、この作品が嫌いという人にはいまだかつて出逢った事がない。このサイトで堂々一位をキープし続けるのも納得。多くは語らないが、まだ読んでない人がいたら死ぬまでに一度は読んでおこう。

もっと読む

「【良い点】キャラ設定上の矛盾、伏線未回収など粗はあるのだが、そんな事は本作の魅力に比べると些細な事で...」 by じょんだユー


次のページを読む

この評価板に投稿する


2010/01/23 [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示] by (表示スキップ) プロバイダ: 2833 ホスト:2512 ブラウザ: 5354
やっぱ面白いね。
スラダンは名作です!!

2019/05/19 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 5115 ホスト:5062 ブラウザ: 10319 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/涙流した/熱血/友情 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
映像最高(+3 pnt)

もっと見る
1. 【活動1000日記念】自己満アニソンランキング ベスト300 by 545
... 物語(『化物語』ED) 11位:Time after time〜花舞う街で〜(『名探偵コナン 迷宮の十字路』主題歌) 12位:クオリア(『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』ED) 13位: 雪のツバサ(『銀魂(第1期)』ED3) 14位:マイフレンド(『SLAM DUNK』ED4) ...
記事日時:2018/01/19
2. 追悼 辻谷耕史さん by Mr.KN
... 脳梗塞のため56歳の若さで亡くなられました。 辻谷さんは1986年にデビューされてから現在に至るまで声優としてはもちろん、それ以外では音響監督としても活躍されてきましたが、声優としては先述のシーブックの他にも「犬夜叉」の弥勒、「無責任艦長タイラー」のジャスティ・ウエキ・タイラー、「覇王大系リューナイト」のガルデン、「SLAM DUNK」の藤真 ...
記事日時:2018/10/23
3. 論客活動5周年突破ッ ! by 霧の童話
... の為、 昨年辺りから意識的に「超メジャー級作品」への評価を行なう事を個人的テーマに掲げているあたくしですが、 昨年の4周年報告から1年が過ぎた現時点で該当する作品をピックアップしてみると… 『銀河鉄道999(劇場版)』『ブレードランナー』『そして誰もいなくなった』『特捜最前線』『八つ墓村』 『SLAM DUNK(原作版) ...
記事日時:2017/09/06
[もっと見る]

作品の評価またはコメントの投稿欄

注意: これは漫画版。その他メディアのページ: アニメ:SLAM DUNK(1994年劇場版) / ゲーム:スラムダンク / 文学:SLAM DUNK (スラムダンク)
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ