[漫画]プロゴルファー猿


ぷろごるふぁーさる / Pro Golfer Saru
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注意: これは漫画版。その他メディアのページ: アニメ:プロゴルファー猿(TVスペシャル第1弾) / ゲーム:プロゴルファー猿
漫画総合点=平均点x評価数3,020位8,856作品中総合点2 / 偏差値49.18
1974年漫画総合点21位38作品中
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作者:藤子不二雄
出版:小学館
日本 開始日:1974 週刊少年サンデー
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最終変更日:2014/09/27 / 最終変更者:永田 / その他更新者: アセチルサリチル酸 / 提案者:孔明 (更新履歴)
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2019/10/18 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:780(41%) 普通:453(24%) 悪い:654(35%)] / プロバイダ: 24818 ホスト:24980 ブラウザ: 4705
【良い点】
・早い時期に、少年漫画に大人スポーツであるゴルフを持ち込んだ点。
これは新しかった。

【悪い点】
・野試合ばかりなので、ゴルフのルールすら怪しい展開が多い。結果、
「良質なゴルフ漫画」でなく、「荒唐無稽勝負漫画ゴルフ?風味」に過ぎない。
猿も公式試合出られないだろ?もう闇ゴルファーやるしかないのでは?
・ゴルフファンで無いとカケラも面白くないのでは?ニクラウスと賭け試合、
とか(ニクラウスがミスターXと繋がりあっていいのか?)、ホントにいい親父の
描いた漫画か?と逆に微笑ましくもあったが、単なる作者趣味の暴走。
そもそも最初からそんな作品ではあるが。

【総合評価】
「悪い-」。「プロ」ゴルファーじゃなくて、まんまと「賭け」ゴルファー
に仕立てられてるよね・・・と言うか初読時から、正直、アホか?という感想しか
わかない。せいぜい旗包みが猿のパワーと才能をアピールする漫画インパクトとして
評価できる程度で(現実にはムリ過ぎるが)、藤子Aは趣味丸出し漫画を垂れ流さず、
延々と怪奇漫画をギャグ無しで描いているべきと確信している。駄作。お奨めしない。

2019/10/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1200(76%) 普通:263(17%) 悪い:112(7%)] / プロバイダ: 24782 ホスト:24840 ブラウザ: 4721
74〜80年に週刊少年サンデーで連載された藤子不二雄先生のゴルフ漫画。手作りの木製ドライバーを手にゴルフ場に現れては練習中の素人と賭けゴルフを競う、猿そっくりの野生児“猿谷猿丸"は母親と兄弟5人で田舎暮らしをしながら、ゴルフ場に忍び込む毎日を過ごしていた。だがある時、猿丸のゴルフの実力に惚れ込んだ、影のゴルフ界を仕切る“ミスターX"が猿丸を自分の配下に加えるべく、個性的な刺客たちを差し向けて勝負を挑んでくる。猿丸は自然の中で培ってきた勘と戦いの中で生まれた数々の必殺技、更には強運も味方に次々と現れる影のプロゴルファーやライバルたちと激闘を繰り広げていく。

本作品は藤子不二雄先生が手掛けたゴルフ漫画で、当時の流行だった熱血スポ根ドラマとして仕上がってます。スポ根ものが流行りだといっても、ほとんどが野球・テニス・サッカーラグビー・柔道といったものが主でゴルフを扱った作品はなく、それ故に本作品は少年漫画界初のゴルフ漫画となります。天才少年ゴルファー“猿谷猿丸"が様々な敵やライバル達と対戦するゴルフ漫画として描かれたものですが、当初週刊少年サンデー編集部からは「少年誌にゴルフ漫画なんてとんでもない」と反対され、そこで「賞金稼ぎ」というお金を絡ませることでようやく執筆の許可が下りますが、編集部の予想を裏切り、読者からの好評を得て人気作品となります。本作における世界には、現実世界には存在しない「裏のゴルフ界」があり、現実離れした荒唐無稽のキャラクターや技・ゴルフコースも多く登場しますが、ゴルフの基礎である風速・残り距離・芝目等といった基本情報はちゃんと描き込まれています。

本作品の主人公“猿谷猿丸こと通称:猿(サル)"は猿谷家の長男。名の通り猿そっくりの野生児だが、実は天才少年ゴルファーで、6歳でゴルフを始める。関西弁交じりで話す。アマチュアであるが、自称「プロゴルファー」として活躍。自慢の手作りの木製クラブで日夜勝負を繰広げている。中学生だが、学校にはほとんど行かずゴルフに明け暮れる。並外れたショットの腕前を持ち、「旗つつみ」等数多くの必殺技を編み出す。また記憶力にも優れ、自身が持っている猿谷ゴルフ場のコースで目をつぶっていても確実にショットを打つ自信があり、ゴルフ特訓道場でも筆記試験にて早朝マラソンで回ったコースのグリーンに立てられたピンの位置まで全部正確に答えた程である。反面女性に弱く、褒められるとだらしなくなる。また賞金の話になると金に目が眩み、獲得した貯金に執着し、兄弟にはお小遣いをあげない程金にはがめついが、母親にはデパートで高級なドレスを買ってあげたり、海浜温泉市に温泉旅行に連れて行ったりと、親孝行の面を見せる。アマチュアゴルフ選手権で優勝した後にゴルフ特訓道場で受験資格を得た上でプロテストを受けて合格する。“猿谷中丸"は猿谷家の次男で瞳が透けて見えないほどの度の強い眼鏡をかけている。兄弟間では一番の賢さで、猿丸のキャディ兼ブレーン役。パッティングが得意で、モップの柄で作ったパターをサム・スニードの得意とする「サイドサドルスタイル」で使いこなす。また猿丸にサンドウェッジ、小丸にクリークを作成する等、猿丸のクラブ製作技術と同等の手先の器用さがある。“猿谷大丸"は猿谷家の三男。大柄でのんびり屋で少々頭が良くないがゴルフの腕は良い。特にカップまでの目算に優れる。木の枝を削って作ったパターを所持。中丸が仕込んだジャック・ニクラウスのスタイルを体得している。おっちゃんにゴルフの腕を見込まれ、地元の奥山カントリークラブの会員登録の必要料金を払い、本格的な高級ゴルフクラブセット、その他を買い与えられる等大きく援助を受け、猿丸がゴルフ特訓道場にいる間に中丸のアドバイスにより見違える程のゴルフの腕を磨き、猿丸がプロを目指す為のスパーリング・パートナーとして任命された。“猿谷小丸"は猿谷家の四男の末っ子。幼児のくせにいつも一升瓶を抱えて酒を飲んで酔っ払っている。兄達を「あんにゃー」と呼ぶ。たまに一升瓶で殴りかかろうとしたり、ひざに蹴りを入れたりと反抗する事もある。傘の柄を改造したパターと、猿丸のドライバーと同じ方法で中丸が作ったクリークを所持。ゴルフの腕前としては、猿谷家のグリーンのパットは必ず1パットで決めるが、ショットには自信が無く、板塀の向こうのタライに5発とも入らない。`猿谷家の母'は農業で一家を支えていて、猿丸たちの行動や体調をいつも心配している。猿丸に海浜温泉へ旅行に招待された時も、ホテルの番頭に薄汚い部屋へ移された時に不満を感じていた猿丸に対し、母はこれでも十分だと言った。`姉'は猿谷家の長女で猿丸の姉。家計を支える為にゴルフ場でキャディをしている。`ゴエモン'は猿谷家の飼い犬で温泉好き。ヤマメの収穫に長けている他、尻尾をパター代わりにしている。`カンクロー'は猿谷家周辺に生息する烏で悪戯好き。近所のゴルフ場などでロストボールを集めるのが趣味。時折ゴエモンと対立するが仲はいい。“おっちゃん"は猿との賭けゴルフで、いつも負けている中年。金製のパターを持つ等資産家であることを伺わせる描写もある。アマチュアゴルフ選手権では予選の2番ホールのバンカーで大叩きした末に棄権した。`若葉'はおっちゃんの娘で、父親とは似つかぬ美少女。猿丸に好意を抱いている。“左甚五斎"はパター(特に木製・竹製パター)製作の名人。彼の製作したパターはいずれもショットの際に何らかの音を発する。弟子の闇兵衛に「村正」を持ち出されるが、その後猿に病で苦しんでいて助けてくれたお礼に「正宗」を授ける。“鹿島大造"は`大海浜カントリークラブ'の最高責任者で、かつアマチュアゴルフ選手権の大会委員長。自身も早朝に1ラウンド回る。猿直々にレッスンを受ける等してプロとしての才能を見抜く。しかしアマチュアゴルフ選手権に出場した猿が金銭を得たプロの仕事をした事がアマチュアとしての規定に反している事を知り、優勝カップを渡すべきか迷うが、最終的にゴルフに対する純粋な姿勢を評価し、猿に優勝カップを手渡した。死神に命を狙われたり、プロテスト一日目トップを祝って、舟盛りを振る舞ったりした。またミスターXのスポンサーの誘いに関しても危険な取引だと忠告もした。`大岩巖造'はゴルフ特訓道場の館長。かつては柳生球斉と友人でかつライバルでもあり、現在は後進の指導を行っている。身長は低いが、説明に力が入ると、猿の背丈を上回る巨人に見えてくる。`大岩 緑'は巖造の娘で、パットが得意。研修生からは道場の特待生として「女王」と呼ばれ、二回生ですらも敬意を表している。食堂では炊事番を務めている。`鬼頭四郎'は大金持ちで、猿に球一郎のコーチをやってくれないかと誘う。猿は一度断るが、レッスン料をもらえると聞いて、四郎にお願いするものの、専属コーチの座をかけて堅井プロと対戦する事になった。自邸に専用のグリーンを持つ。数百万円もする古九谷の壺を所有し、猿がプロの腕前を披露する為にティー代わりにした。`鬼頭球一郎'は四郎の息子で、県下のジュニアゴルフ界の天才児と呼ばれている。`蝶 可憐'は美少女で、最年少でプロテストに合格。ツインテールで黄色いリボンを付けている。田舎には弟妹が四人もいる。蝶が舞うような可憐なショットを放つ。とあるゴルフ練習場の人気者であり、女子プロの月例会に来ていた猿も惚れてデート気分で一緒に1ラウンドを回る。ミスターXに影の組織に誘われるところを猿に阻止される。`早月'は恐岳に住んでいる柳生球斉の孫娘。球斉が打球を受けて負傷した事を猿に連絡した。`千恵'は早月の同級生で、恐岳カントリークラブでキャディをしている。蛭田の驚異的なティーショットを目撃。`トビ丸'は少年忍者ゴルファー。一文字というイノシシや小丸と仲良し。`霧の大老'は忍び谷に住む忍者軍団の師匠。ミスターXによる忍び谷の開発を巡って立ち退きを迫られた為、ミスターXに招待された猿に対し、忍者軍団たちとの試合を持ち掛けた。`黒原金兵エ'は猿谷の大地主で、猿が無断で別荘を建てた事により立ち退くよう命じる。猿の命令でサルたちをけしかけて反対運動を起こした為、猿谷に残るかどうかを決める為にコングと勝負させる。`藤子不二雄'は本作の作者でゴルフを頻繁にプレーしており、作品にもしばしば登場している。猿たちが東京へ向かう新幹線の前の座席で、車内で週刊少年サンデーを読んでいる。

“剣崎 健"は作品初期からの猿のライバルで、将来を有望視されるアマチュアゴルファー。猿の自宅近くにあるゴルフコース「奥山カントリークラブ」の御曹司。シングルの腕前で県大会で優勝した事もある。初登場時は中学生である。風向きを利用したフェードボールのショットを得意とする。アマチュアゴルフ選手権では決勝で猿たちと死闘を繰り広げたが、準優勝に終わった。後にアメリカへ渡り、オハイオ州立大学のゴルフ部に入部し、逆C打法を身に付けた。“大神 猛"は大海浜カントリークラブでのアマチュア選手権で登場。狼のような髪型をしている。海浜高校野球部から転向したゴルファーで出で立ちも黒の野球ユニフォームで固めている。元高校球児だっただけに打球の飛距離も並ではない。予選では2アンダーの第2位で決勝は猿と同じ組。得技は`右翼(ライト)打ち'や、バンカーからボールを砂でくるんで打ち上げ、正確にグリーンに止める`砂爆弾'。アマチュアゴルフ選手権ではよくバンカーにボールを落とすが、砂浜で常にショットの練習をしている彼にとっては苦にならず、脱出はお手の物である。決勝の16番ホールのアリソン・バンカーではアイアンをへし折る程の強烈なショットを放つ。18番ホールでは最後のカップインを逃し3位に終わる。後に大海浜カントリークラブでプロテスト受験を目指し、専属プロの剛田の指導の元、研修生を務めている。`日影'は大海浜カントリークラブでのアマチュア選手権で登場。周囲に流されないパープレイが信条。シャフトの短いクラブを用い、ダグ・サンダースが編み出した`電話(テレホン)ボックススイング'を得意技とする。死神に扮していて、ミスターXの刺客として猿の選手生命に止めを刺す目的で送り込まれたが、猿たちとプレーをしていくうちに、かつての自分がプロを目指していた時の本能に目覚め、ゴルファーとしての自覚を戻しつつあった。元々はフェアプレー精神の持ち主であった。決勝では16番ホールでのアクシデントにより棄権。`四蛾'は富士城カントリーの研修生の一人で、1番ホールでの対戦相手。猿が見た第一印象により、ピラニア軍団のあだ名をつけられ、猿の顔面にパンチをお見舞いする。練習場ではよく飛ばす方だが、実際にコースを回る段になるとティーショットでからっきし駄目になる。`同面左近/右近'は2番ホールでの対戦相手でスイッチヒッターと見せかけて、実は利き手が異なる双子で片方はゴルファー、もう一方は覆面をしたキャディに成り済ます。不利になると有利な利き手の相手に密かに入れ替わるという巧みなチームプレーで猿に勝利する。顎にホクロがあるのは右近、ない方が左近。`岩餅鉄郎こと岩鉄'は3番ホールでの対戦相手。日の丸に必勝の鉢巻をした上半身裸の太った男。九州弁を話す。普段は無口だが、ホールアウトした後に雄弁になる。パターを使ってティーショットをする。`二宅美良'は4番ホールでの対戦相手。眼鏡からシューズ、ゴルフクラブに至るまで一流ブランドを身に付けたプレーボーイで付き添いのキャディを口説いている。女性のような話し方をし、話術で猿でさえ魅了される。しかしクラブを持つと真剣な表情になる。`白鳥水枝'は5番ホールでの対戦相手。雀斑にサングラスをした一見性格の悪そうな女性ではあるが、素顔は可愛い。キャディをしながらアシスタントを務めている。猿のボールがグリーンにオンした際、彼女のボールもカップインしており本来は引き分けになる筈だったが、ルールを熟知せず勘違いをし、カッとなってピンを引き抜いた時に自分のボールが飛び出して自滅してしまった。`風巻四郎'は6番ホールでの対戦相手で元アイスホッケー選手。飛ばし過ぎで自滅する。“柳生球斉"は元日本プロの優勝選手で、富士城カントリーでアシスタント・プロの指導を請け負っており、7番ホールでの対戦相手。隻手隻眼でありながら200メートル先の標的にボールを命中させる腕前があり、猿も顔負けの強靭な脚力を持つ。初対面で猿に引き続き、ホールインワンを出す。後に鹿島会長に頼まれ、プロテストに進む為のゴルフ特訓道場を紹介する。`ジェロニモ'はおっちゃんがスポンサーになっている。アメリカのゴルフ場でハスラーをやっていて、トーナメントプロになる為に来日した。コーラ瓶をクラブ代わりに使い、時に中身を半分位まで飲んだりしてクラブのヘッドに当たる瓶の先の重量を微妙に調整する特異なプレイスタイルを持つ。その技量は高く、会心のショットを決め猿から勝利を得ている。`神楽一八'は奥山カントリークラブの研修生でプロテスト受験を目指している。日中は業務に追われる為、早朝に練習をしている。いざ試合となるとプレッシャーで気弱になる。得意技は`ループ打法'。`鷹巣一雄'はゴルフ特訓道場の一回生で、後にプロテスト受験資格を猿と争ったゴルファー。普段は優しく親切だが、プロテストをかけた勝負や秘技を見られる等のプレーヤ生命に関わるような事態の場合は人格が変わったように恐ろしい表情を見せる。切り札`フラミンゴ打法(一本足打法)'で、本来のゴルフクラブの飛距離以上に距離を伸ばすことができる。大岩緑が密かに好きになっている。`蛭田史朗'はゴルフ特訓道場の二回生。ヒルのようにねちっこく、ほとんど曲げないショットが取り得。アプローチでもグリーンのピンそばへ上手い具合に寄せる。力戸と組んだ時は作戦の違いでよく対立する。最終テストではスタート地点で猿たちを応援する。`力戸剛'はゴルフ特訓道場の二回生。飛ばし屋で蛭田とペアを組む。怒りっぽいのが欠点。`コング'は黒原金兵衛がアフリカから連れてきたゴリラ。ドライバーだろうがパターだろうが400ヤードをかましてくれる。猿に負けてクビになり、ゴリラとして猿谷に棲みつくようになった。`三日月星四郎'は影のゴルファーであり、時間にシビアである。ウォーターマッシーと呼ばれるクラブで池からボールを掬い上げる。賞金をかけてイーグルを狙おうとしたがOBでフイになった。`3パットメン(スリーパットメン)'は3人同時にパットできる三連パターを使いこなす。眼鏡をかけている`一郎'・サングラスの`次郎'・裸眼の`三郎'の三兄弟で、全国のゴルフ場を回り、行く先々で相手に勝負を挑んでくる。おっちゃんから18金のパターを勝ち取り、中丸たちが試合を挑んだものの、三連パットの前で敗退し、100万円の借りを作ることになる。その後蛇の巣カントリーで猿丸たちが彼らに挑戦し、中丸の最後のパットで勝利を収めた。`胡蝶'はトビ丸の姉。`カラス麻呂'は忍者プロゴルファー。烏のような井手達をしている。`福助'は忍者プロゴルファー。「福」と書かれている鎧を身に纏っている。逆手打ちを得意とする。`影王丸'は筋骨隆々の忍者プロゴルファー。“黒魔霊死郎"は目つきの鋭い妖怪ゴルファー。猿と再戦した時は悪魔の格好をして登場。口癖は「ウラー!!」。霊力を駆使し、`ウォーターシュートドライブ'や霊力打法`紅海渡り'の技を使う。おっちゃんとの対戦ではボールを踏んでめり込ませ、打ち難くするインチキもする。

“ミスターX"はいつも覆面に黒いサングラスをしている、正体不明の影のプロゴルファー組織のボス。作中の言動や行動から相当な財力を持っていることが伺え、社会的なステイタスも高い。帽子やグローブ、愛車のエンブレムには鉤十字に蛇の輪郭をあしらったマークがある。猿のゴルフの腕に目を付け、影の組織に引き込もうとする。影の組織のボスらしく冷徹な男ではあるが、猿と交わした契約はきちんと守る紳士的な面もある。猿のアマチュア選手権への出場許可証を手配した一方、賞金を受け取る事がアマチュアの規定に反する事を知りながら、鹿島会長の見ている前で猿に賭けゴルフを申し込んだ事もある。`虎大人'はミスターXに竜を紹介した人物。`氷川博士'はゴルフロボット「タイタン」を開発した。博士の機械が完全である事の持論に対し、猿は異議を唱えた。`コング・拳'は怪力を誇る元野球選手だったが、シーズンオフのゴルフ中に人身事故を起こし引退。姿を眩ましミスターXの組織に入った。猿丸とのドライビング競争の刺客となる。野球バットでゴルフボールを打つ豪快なドライビングショットは300ヤードを優に超える。猿丸との勝負の後は主に影プロ側のキャディとして頻繁に登場している。`闇兵衛'は盲目のパット名人にして影のプロ組織第2の刺客。パター職人`左甚五斎'の弟子だったが、ある時師の傑作の一つ`村正'を持ち逃げした。`黄金仮面'は冷静なプレーで猿を初めて破った影のプロゴルファー。その正体はアルコール中毒で選手生命を絶たれた全米プロのキャプテン・イーグル。`紅初子こと紅蜂'は容姿端麗な美女だが「恐怖の紅蜂」とも呼ばれる影の女子プロゴルファーで謎が多い。肩にインコが停まっている。主にミスターXの側近として行動し、細身のクラブ`赤い毒針'を愛用する。猿丸との対戦後は彼に味方するシーンも見受けられ、ミスターXにも時として逆らうことも。連載初期は親も兄弟もいないと言っていたが、実際は妹がいて、「レッド・スコルピオ(赤い蠍)」という影のプロゴルファーを名乗り、シャドウマスターズでは一旦敗北するもミスターX直々の指名によって猿の2回戦の相手に抜擢される。`ドラゴン打ちの竜香'は港からやってきたミスターXの組織最強の刺客。その実力は高く、`ヌンチャクドライバー'・`トンファーウエッジ'等の武器とカンフーを駆使したプレースタイルで猿丸を最後まで苦しめる。武道家の為、勝負に対しては非常にストイックでフェア。「運」をも呼び込む猿丸を最大限に評価し、一番の強敵と認めていた。`死神'はプレー相手を競技中の事故を装って暗殺する事から、フェアウェイの殺し屋「黒い死神」の異名をとる。ミスターXにより、猿に止めを刺す目的で派遣された刺客。自宅の練習場と、アマチュア選手権予選後の1番ホールで練習をしている時の二度も遭遇し、アマチュア選手権優勝後に崩山カントリークラブで猿と対決。しかし最終的には自ら打った球で誤って絶命。正体は日影で、元々プロを目指していたが、ミスターXと契約し、影のゴルファーとなった。`スナイパー・ジョー'はSWAT出身の影プロでミスターXがアメリカから招聘した。黒い眼帯を着用。クラブにスコープをつける。猿谷で旗つつみの練習中にグリーンに落ちているボールを狙い撃ちする。猿との対決で敗れ、「君なら優秀なSWAT隊員になれる」と賞賛して去っていった。シャドウマスターズではベスト8まで勝ち残る。`ミス・スネーク'は蝶可憐を影の組織に引き込むことを拒否する猿に対し、ミスターXが送り込んだ蛇の仮面を付けた謎の女性。蛇が噛み付くようなショットを繰り出す。`球心'はゴルフ寺こと修羅球寺の住職で師範、自身も凄腕の影プロである人物。得意技は片手で放つ拝み打ち。後に猿のアドバイザー的役割を果たしたこともある。`タイタン'は氷川博士が極秘に開発したゴルフロボット。方向や角度・距離を設定するだけでどんなショットもこなす事ができ、設定次第で300メートル以上を飛ばせる性能を持つ。生身の人間と異なり、心理的プレッシャーは皆無でミスを起こす事はない。しかし天候の影響を考慮していなかった為、猿との試合で3球目を外し敗北した。`小竜鬼'は竜の弟子。ハイジャック犯を`スルジン蛟竜打'で退治した。シャドウ・マスターズの極東地区代表をかけた対戦相手。トンファー・パター等を駆使する。嵐が浜カントリーの9番ホールでショット前に転落し命を落とす。`ブラック・エイプ'はシャドウ・マスターズの猿の1回戦の相手。通称「南アの黒い猿」。猿との試合前に椰子の木に登り、距離の目測をしていた。`レッド・スコルピオ'はシャドウ・マスターズの猿の2回戦の相手。砂の中からアメフト選手の格好をして出現。不気味な声を出す。正体は紅蜂の妹で、対戦前夜にも猿に会っている。“キング・シーザー"は影のプロゴルファーの帝王で、シャドウ・マスターズの猿の3回戦の相手。ジャック・ニクラウスを思わせる風貌と、帝王に違わぬゴルフの腕前を持ち、シャドウ・マスターズの4回連続の優勝の記録を持つ。

本作品に登場する技。“旗つつみ"は猿丸が最も得意とする技で、風にはためく旗にボールを直撃させ直接カップインさせるという秘技で、風が無い時はこの技は使えない。また旗つつみ封じとして先に打った敵ゴルファーに旗竿を折られたり、メタルで作られた旗を用いられたりしたこともあった。“ブレーキ打ち"は木の枝などに打ち込みボールの勢いにブレーキをかけてグリーンにオンさせる打ち方。猿丸は竜との戦いの時、竜が岩を削ってブレーキをかけて打った打法からヒントを得て応用した。“モズ落とし"は上空を飛ぶモズが獲物を見つけ垂直に急降下するように、ボールを高く打ち上げボールをグリーンに止める(またはカップインさせる)打法。ゴルフ特訓道場で風が吹かず旗つつみが使えない時に編み出した。

ストーリーは天才少年ゴルファー“猿谷猿丸"はゴルフで賞金を稼ぐ自称「プロゴルファー」だが、そんな猿丸を自分の配下に従わせようとゴルフ界の影の実力者“ミスターX"は次々と難敵を送り込み戦いを挑んでくる。多くの強敵と戦い、またライバルと切磋琢磨していくことで猿丸はゴルファーとして成長を続けていくというもので、ゴルフを主題としてスポ根形式にした熱血対戦ドラマとなっています。先にも書いた通り、主人公の少年ゴルファー“猿谷猿丸"がいろんな技でいろんなライバルたちと熱い勝負をしていくという展開となっており、他の作品にもあったような名前の“ミスターX"が猿に対していろんな刺客を送り、猿がどう打破するかが見所で、藤子先生の作品の中ではその絵柄に似合わない異質の熱血ドラマとなっています。本作は“旗つつみ"や“ブレーキ打ち"・“モズ落とし"といった秘打というべき技をどう見せるかが醍醐味で、また“ミスターX"の刺客たちも一癖も二癖もある曲者ばかりだけに普通にはない勝負ばかりになっていますけど、そのあたりが面白いところです。

本作品は初めてゴルフを題材にした少年漫画として当時の熱血スポ根漫画として、かなり荒唐無稽ではあるもののゴルフ勝負を本格的に描いたものとして輝かしいものがあると思いますので、評価は【とても良い】です。本作品の人気により少年漫画界に新たにゴルフ漫画という要素が組み込まれたという意味で本作品はかなり重要な位置を持っていると思います。本作品では主役の“猿丸"がプロテストに合格するまでを描かれていますが、82年にコロコロコミックにて内容をより低年齢向けとした『新プロゴルファー猿』が連載され、前作で本物のプロゴルファーとなって活躍する“猿丸"を描いていますが、内容としては前作と同様に裏のゴルフ界からの刺客との対決がメインとなっています。また82年に2時間スペシャル・85〜88年にシリーズとしてテレビアニメ化されています。99年にはビッグコミックで20年振りの新作『サル』が不定期連載され、『新』とはパラレルとなる物語であり、旧作で受けたプロテストが無効になった為にプロになることを放棄した“猿丸"が、アメリカに渡りゴルフ試合を繰り広げるストーリーとなっています。

2010/04/07 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2280(50%) 普通:1143(25%) 悪い:1144(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 6425
この作品もアニメに比べて目を通した記憶は薄いのですが藤子A先生の彫りの深い
キャラ書き込みで結構、迫力があったように思いました。
てか、アニメはどうだったか知りませんがゴルフやってて人が死ぬんだから怖い。
小龍鬼というライバルキャラが足場が悪くて風の強い所で猿を意識しすぎたショットで態勢を崩して転落死とか
末弟を誘拐されてライバルキャラと戦うエピソードは負けた方に罰ゲームとか(これは、死ぬまではいってなかったですが)。

最後は自称プロだった猿が正式なプロテストに挑む話でしたっけ。
続編では彼はキャディになっていたようですが。
一応「良い」で。

2010/04/07 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:70(63%) 普通:6(5%) 悪い:35(32%)] / プロバイダ: 8416 ホスト:8471 ブラウザ: 9207
【良い点】
・ミスターX
・旗つつみ

【悪い点】
・ゴルフに興味のない人はまったく面白くない。
・藤子氏の絵は好きだが、この作品に限っては絵も魅力を感じない。
・ストーリーが面白くない

【総合評価】
ゴルフに興味ないとつまらん

2009/05/03 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
・キャラクターが面白い。
・旗つつみなどの技が面白い。

【悪い点】
・ゴルフシーンが面白くない。

【総合評価】
子供の頃に読んだけど、けっこうハマっていました。
アニメのほうがメインですが。
ゴルフ漫画なのに子供でもハマれるというのは評価すべき点ですね。
むしろ子供向けかな。
ゴルフシーンは完全に子供向けで大人が読んでも面白くないです。
やはり、最近の漫画と比べると劣るかなと思います。
昔だからこういった荒唐無稽なスポーツ漫画もウケたんでしょうね。

2007/10/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 33223 ホスト:33285 ブラウザ: 6287
藤子不二雄A氏の代表作のひとつで、アニメ化もされたゴルフ漫画でしたな。野生児の少年・猿谷猿丸が、ミスターXなる怪しい影のゴルフ組織の頭目に目をつけられ、彼の差し向けてくる影のゴルファーと死闘を演じるのが主筋でしたな。

「モズ落とし」「旗つつみ」なる奇想天外なサルのスーパーショットや、数々の奇抜なコースが目を引きますが、結構真面目にゴルフについて考察しているのでしたなこの漫画は。

素人なので何とも言えませんが、かなり作者はゴルフに精通しているようで。

ゴルフ寺とか、拳法をゴルフに応用するドラゴンとか、コンピュータゴルファー・タイタン(後に劇場版で復活)とか、次々にとんでもない敵が登場して飽きさせませんでしたなあ。

そう言えばミスターXって結局何者だったんでしょう。一説にはサルの父親だとも言われてますが・・・。

2005/03/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:357(54%) 普通:105(16%) 悪い:196(30%)] / プロバイダ: 30606 ホスト:30421 ブラウザ: 3846
藤子Aさんはかなりの趣味人で、それを題材にした漫画をいろいろ描いてますね。
この時代の少年誌にゴルフなんか需要あったんかと思いますが。
正確にはゴルフを使ったバトル漫画ですから企画が通ったんでしょうか。

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記事日時:2018/08/07
3. 今日は故・内海賢二氏のお誕生日でした by Mr.KN
... 魔法使いサリー」のサリーのパパ(1966年版)、サリーの祖父/大国王(1989年版)、「新造人間キャシャーン」のブライキングボス、「ガンバの冒険」のヨイショ、「マグネロボ ガ・キーン」の花月所長/花月守、「超電磁マシーン ボルテスV」のド・ベルガン、「トム・ソーヤーの冒険」のインジャン・ジョー〈2代目〉、「キャッツ・アイ」の課長、「プロゴルファー」のミスターX ...
記事日時:2014/08/26 [表示省略記事有(読む)]
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