[漫画]男組


おとこぐみ / OTOKO-GUMI
RSS
漫画総合点=平均点x評価数1,379位8,980作品中総合点7 / 偏差値50.70
1974年漫画総合点4位38作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票する
原作:雁屋哲
作画:池上遼一
出版:小学館
日本 開始日:1974 週刊少年サンデー / 終了日:1979
11,28366
最近の閲覧数
2140360423
この作品を漫画として最高の中の最高と投票した方はまだいません。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2015/01/16 / 最終変更者:永田 / その他更新者: 管理人さん / カトル / 提案者:634 (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
2016/01/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 5482 ホスト:5306 ブラウザ: 7464
【良い点】

自身の生き方、人生観、世界観、価値観、正義感などを明確にし、極めて能動的かつ機動的に世の中に向かっていく姿勢が、どのキャラクターにも存在する点。
現在のようなあやふやな時代にこそ若い世代には読んで欲しい。崇高で強固な志を持ち、心身を鍛錬し、自分の弱さ、怠惰さに敗けることなく精進し続ける強さを持つ素晴らしさを学んで欲しいと思う。

書かれた時代には悪役であった神竜の正しさが21世紀に証明されるというのも皮肉なことだと感じる。その神竜が母親以外で唯一こころを許した朽木もまた男であった。
もちろん、少年刑務所から兄弟付き合いのあった男たちの壮絶な最期もまた見どころ。

他の方も書いているが、高柳の死にざまはとても凡人には真似できない。だが、彼に笑われないように生きようと考えることは出来るのだ。

【悪い点】

やはり権力には勝てなかった点。

【総合評価】

最高。男とは雄々しく猛々しいと同時に哀しい生き物だと痛感した。しかし、生き抜く力は何よりも大切であると教えてくれる教典である。

2015/05/18 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:1(100%)] / プロバイダ: 20149 ホスト:20166 ブラウザ: 5512
【良い点】
互いの男気で結ばれた若者の強さを描いた処。中国憲法の必殺技と戦い。

【悪い点】
流と神竜は影の総理との戦いで少しは協力すれば良かったのに意地張って決着にこだわったあげく、影の総理を追い詰める手段を全て失い、最後は成功の見込みの全く無い流の特高シーンで終わる。若者が頑張っても権力には勝てないんだって言っている作品。

【総合評価】
終盤、影の総理が権力を動かし始めると、次々と倒れていく若者は悲惨の一語に尽きる。面白く読めるのは前半のみ。

2013/10/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:290(71%) 普通:54(13%) 悪い:66(16%)] / プロバイダ: 3704 ホスト:3760 ブラウザ: 4688
2013年秋シーズン放送中のテレビアニメ「キルラキル」の元ネタ
神竜剛次VS流全次郎の構図をそのまま流用してます

こんな濃い暴力漫画が少年サンデーに連載されていたということ自体が驚異的ですが
内容の方は現在読んでも間違いなく面白い逸品です
漢による漢のためのマンガ

「権力への怒り」と「学生運動に殉じた学生たちへのリスペクト」
というのが根底に流れるテーマですね

雁屋哲も東大に在籍していたころ学生運動に参加していたとのことで
この作品を世に送り出したとき友人から「お前まだ学生運動やってるのか?」と
呆れられたそうな

警察や機動隊を敵に回して散っていく少年刑務所のメンバーたちの描写は
学生運動で逮捕され抑圧されていった雁屋の仲間たちへの鎮魂歌です

【良い点】

池上遼一の絵がどんどん回を追うにつれて洗練されていき
アクションシーンが美しくなっていくところ
作者の雁屋が「俺の原作がこんなに凄いものになってるのか!」と驚いたそうな
池上のことを非常に高く評価しており「機会があればまたぜひとも
少年サンデーで池上とコンビを組んで連載したい」と語っていました

少年刑務所を改造し様々なトラップをしかけて要塞化していく
エピソードは今読んでもワクワクさせられる
あれはたぶん東大の校舎に立てこもってバリケードを築いた(1968年だな)
時のことを思い起こして書いてたのだろうと思います

とにかくストーリー展開が回を増すごとにどんどんスケールアップしていき
こちらの予想を常に上回るものを見せてくれたことは特筆に値します
行き当たりばったりで書いてたのだろうと思いますがそれでも
これだけスリリングな展開を見せてくれたのなら文句はつけられません

【悪い点】

これは他の論客の方も書かれてますが
「影の総理」との完全決着がつかないまま
(以下ネタばれ注意)

流全次郎がテロリストとして権力者のど真ん中に突入していくシーンで
終わってしまったのがなんとも歯がゆいことこの上ないところですね・・・

やはりきっちり決着を付けてすっきりさせてほしかった
というのが本音

その歯がゆい、もやもやした感じこそがこの作品のテーマなのかも
しれませんが・・・

あと五家宝蓮のメンバーの岩瀬が
大田原とキャラがかぶっていたために中途半端な形で死亡退場させられたのは
なんとも悲しくてやりきれませんでした

【総合評価】

70年代学園抗争マンガの最高傑作であり
今の10代〜20代の若い世代にも是非読んでいただきたい古典的名作の
一つです

といっても自分もさすがにリアルタイムでは読んでないですけどネ
95年に小学館から文庫本サイズで再発されたときにはじめて読みました
(その当時でもすでに古典でしたけど)

相当昔のマンガだから今読むと思わず噴き出しそうになる
大げさなセリフや時代がかった表現が多いので
ネタ漫画として読んでいただいてもいっこうにかまいませんけど

巻を追うごとにヒートアップしていくストーリーと
登場人物たちの生きざまのカッコ良さ
アクションの迫力には胸を打たれること必至

76年には東映で「男組 少年刑務所」というタイトルで
舘ひろしとクールス主演で映画化されてますが
クールスのメンバーが無理やり五家宝連を演じてるのが爆笑もん
(村山一海がリーゼントの頭をそりおとしてるぞ)

評価は【とても良い】

「美味しんぼ」でしか雁屋哲を知らない20代の読者がこれを読んだら
卒倒することうけあいですわ

2012/09/22 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:80(62%) 普通:24(19%) 悪い:25(19%)] / プロバイダ: 3098 ホスト:2959 ブラウザ: 4943
【良い点】
本気度105%

【悪い点】
オチが無い

【総合評価】
まずは本作品の悪い所で、オチが無いのが残念。コレは「作者の責任放棄」ってやつです。
野球漫画では最後の1球を投げて主人公が満足の笑みを浮かべて終わる「素晴らしきバンディッツ」
ってありますが「オチを描かず、緊張感持たせて終わり」のパターンは現在は許されません。

ちなみに近年コレをやらかしたマヌケ漫画は、小山ゆうの「スプリンター」です。
「あしたのジョー」は、あくまでも「考えオチ」ですから。

その点を除けば、キャラもストーリーもとても良いです。主人公やライバルだけでなく、脇役も、
気合入りまくりです。例えば初期には青山とゆう「愛と誠での岩清水」のコピーみたいのが、
しゃしゃり出てはボコボコにされるパターンが多かったのですが、後半からは「普通の生徒」です。
終盤なんか主人公を厄介者扱いするまでになったのですが、この手のキャラまで迫力あります。
ヘタレなのに見応えがあるっていうのも変ですが、読者のポジションで感情移入できるからかしら?

私は「殺人機械」がお気に入りです。めちゃくちゃ強いのですが、すごく運の悪い人。
結局大したこともやらずに退場。もう少し活躍して欲しかったです。

ストーリーも、学園モノにありがちな、「学校陣取り合戦」ではなく「権力への反抗」です。
しかも最初は学校を支配する悪との闘いから、国家権力への闘いへとスムーズに移りました。
良かったのはライバルがラストまで消えなかった事でしょう。先出の「あしたのジョー」や
「北斗の拳」でのライバルが消えてからのドタバタぶりを見れば、この感じ、わかりますよね?

この作品の見所で、終盤からキャラが少しづつ死んでいくのですが「人気のないキャラ」から、
死んでいくみたいなので、その辺もストーリーの盛り上がりに一役買っています。それにしても、
主人公の「権力から開放されるのならば、暴力も辞さない」なんて「極左テロ」な考えは、
雁屋哲の左翼っぷりが全開ですね。ともすると「大衆は豚だ!」と吐く、ライバルである神竜剛次の
エキセントリックぶりが目立ちますが、主人公側も、相当あっち側にキテいます。ですから先出の、
青山みたいなキャラは「とてもお前らの考えにはついていけない」って普通の人間側の代弁です。

結論は「最高!」です。オチがない点を除けば、キャラもストーリーも申し分ありません。
現在こんな漫画描いてもウケないでしょうし、こんなのを少年サンデーで連載していたなんて、
当時の「少年」の精神年齢の高さは凄いですね。

2012/05/14 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2051(50%) 普通:798(19%) 悪い:1274(31%)] / プロバイダ: 11085 ホスト:11259 ブラウザ: 9831
原作が『美味しんぼ』の雁谷哲で、作画が池上遼一というもので、極小行きの主人公が、その中で札付き共とドツキ合い、腹を割あい、共に日本を恐怖と暴力で支配していた影の総理との戦いに挑むというもので、主人公を邪魔する冷酷非情な宿敵との戦いが作品の柱になっていました。

ケンカと拳法を駆使し、巨大な悪に戦いを挑む主人公達は、いろいろな札付きと戦い、時に仲間にし、行く度も押し寄せる苦難と闘いに自らの命を張っていくというものであり、今だったらこういう作品は描けないだろうと思えます。国家権力への反発というものを描いているのだし。

そういった戦いの激しさと、多くの困難を持ち前のバイタリティと男と男の友情で乗り越えていくというと、かなり王道的ではありますが、結構陰惨な話も多く、影の総理の残虐非道な素顔と、後半の戦いで散っていく仲間達の最期のシーンと悲壮感は、結構エグイものがあります。そして、主人公の宿敵もまた、修羅ばかりの家庭の中で育ち、その中で・・・という境遇の持ち主でした。

そういった国家権力相手に戦っていく・・・という部分を描くのはいいとしても、25巻も続いたくせに、影の総理との決着が結局付けられなかったのがマイナス点です。変にそういう部分だすのはどうだか・・・と思えるし、散り際の美学を出しているつもりかも知れませんが、そんなもの出されても嬉しくなく、「ちゃんと決着つけろよお・・・」という具合に、消化不良のラストで終わってしまったのはよくありません。わざわざ虎口に飛び込むようにした主人公の姿もまた、修羅場をくぐり抜けてきた主人公らしからぬあまりに軽率過ぎる振る舞いにしか見えませんでした。

現実はそういう理想的エンドにはならないでしょうけれど、いろいろ引っぱっておいて、玉砕するつもりで終わらせたのは、あまりに迂闊だったと思えます。いろいろと盛り上がるような作風にしておいて、こんなラストにしてしまったのは、大きなマイナス点だと言わざるを得ません。そういう部分が無ければ、まだ良好評価になったと思うのですが、最後の最後の後味の悪さが本作への失望に変わってしまいました。

作者作品に限らず、昔の洋物映画や邦画にも、こういったスッキリしないラストの作品は少なくないのですが、映画などはまだ限られた時間枠の中で・・・という制約を思えば、多少は寛容になれましたが、これは25巻も続いたクセに、「この最後は無いだろう」というのが納得いかなかった部分が枷になったのが不運だと思えます。

2010/02/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 27109 ホスト:27065 ブラウザ: 7709
【良い点】
男と男の友情を描いた熱い熱い漢のバイブル。
これを読まずして男は語れない。
美味しんぼを読む前にこの作品で雁屋先生の素晴らしさを知ろう。
絵もさすがは池上先生、素晴らしいの一言です。

【悪い点】

あるわけがない。
壮大な男の物語の前には多少ありえないことが起こるものだ。
【総合評価】

最高以外に評価のつけ方がわかりません。

この評価板に投稿する




1. "『週刊少年サンデー 連載作品』史Ⅰ" by 陣兵
... 」(赤塚不二夫先生著) 「お茶にごす。」(西森博之先生著) 「おっ母ァやくざ」(早坂暁・田丸ようすけ先生著) 「オッス!少林寺」(菊田洋之先生著) 「おっぺけ一家」(高橋純司先生著) 「音吉くんのピアノ物語」(林倫恵子先生著) 「大空」(雁屋哲・池上遼一先生著) 「」(〃) ...
記事日時:2010/12/27
2. 「夢色パティシエール」 第49話 by HARIKYU
... はどうなったのかなと。 ↓ 個人的な感想としては、「夢色パティシエール」はこの頃のエピソードが一番面白かったと思いますね。 3クール目あたりから、対決場面が多くなり、少々単調になってきた・・・・・。 さて、肝腎の対チーム「フランソワ」との団体戦、「アンソルメ」と「皿盛りデザート」対決は「樫野・安堂」が1点差 ...
記事日時:2010/09/20
3. A.C.E3プレイ日記4 by 識無
... 2なのだ。熱い。ここは熱い。そして、逆襲のシャアでちょっと盛り返して、後は後始末のようなオリジナルストーリー。う〜〜ん、前作の方がバランスは取れていたと思う。 エウレカ救出2は素晴らしい出来だと思う。エウレカセブン以外の作品のキャラの台詞が熱い。特に、ガロード、主人公、ゲイナーの若者組みの会話とホランド、ゲイン、ジャミルの大人のの会話とを ...
記事日時:2007/09/09
[もっと見る]

作品の評価またはコメントの投稿欄
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ