[漫画]ONE PIECE 〜ワンピース〜: 2005/05/27 マスターピース


わんぴーす / ONE PIECE
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[推薦数:3] 2005/05/27 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:19(90%) 普通:1(5%) 悪い:1(5%)] / プロバイダ: 20473 ホスト:20398 ブラウザ: 3875
この漫画、ほんっっっとグランドライン入るまでは良かった。すごく好きでした。ほんと良かったなのに、最近はホントやばい。みんな言ってるけど。(チョッパーのとこを除いて)
アラバスタまでは百歩譲ってまだワンピースらしさが多少は出ていたものの、そこから最悪。
というか当初あったキャラクターの「筋の通った人間らしい」性格が全くなくなっている。
私がこの漫画が好きだったのは、ゾロ、ルフィ、ナミ、サンジ、ウソップにしろ、架空の世界とは言え、それぞれが一生懸命与えられた環境の中で必死で生きているのがすごく良かった。
困難に立ち向かう姿が今、現実で困難に立ち向かっている人達の支えになるのではないか、というくらいキャラクターが「生きて」いたように思う。

例えばウソップ。アーロン編で一度チュウから逃げて、闘ったふりをしてみんなをごまかそうとする。
それなのに、みんなが必死で闘っているのにこんな自分が情けない、と思い直す。こんな自分ではみんなと同じ船に乗れない、とチュウに挑む。これは本当に感動した。
漫画の登場人物が逃げて、考え直して戻ってくる、まるで私達のように生きてるみたいだ。

ナミもそう。幼くても死んだ母親が教えてくれたことをずっと覚えて「生き抜けば楽しい事が起こる」ということをただひたすら信じて悪役を演じ続けてでも自分の信念を貫いている。
人間ってほんとにどん底の時って、何か、ほんとに小さい言葉とかに希望をかけてみようって気になるんだよね・・・って思わず自分が人生の底にいた時を思い出して泣けてきました。そうそう、ナミみたいに一人で泣いたりしたなぁ・・・。とか。ほんと、ワンピースの人物は生きてたんですよ、昔まで。

書いていくときりがないんだけど、サンジもそう。死ぬほどの空腹を味わったから、腹を減らしてる奴にはどんな奴でも食わせる。でも、腹がいっぱいになって向かってくる奴は容赦しない。
こいつもすごい。自分が経験したことをキッチリ体に刻み付けてる。
ゾロやルフィも同じでしょう。最初ルフィは、シャンクスのような大海賊になりたいと、純粋に思っていた。でも、シャンクスが腕を食われてまで助けてくれたことに対し、海賊に対する考えがもっと大きく変わったのが分かります。
ゾロも、くいなとの約束を絶対に破らない。ゾロがアーロン編でハチと闘った時に言ったセリフ
で「普通は倒れる傷でも自分は倒れてはいけない。普通じゃないミホークに勝つためには普通は死ぬ傷でも他死んじゃいけねぇんだ」と言っていたところがありましたが、これもほんとに胸に刺さる言葉でしたね。
普通じゃない奴に勝つためには自分を無理にでも普通でなくしてしまえ!というその一本とおったすごさに感動しました。
チョッパーもヒルルクが生まれて初めて与えてくれた大きな愛情を一心に背負って医者になることを誓っています。

書き出すと日が暮れるのでこのへんにしますが・・・。
本来、普通の漫画は、主人公以外の人物は主人公を立てる役割しかしていません。たいがい、主人公がすごくて後はその主人公のすごさに圧倒される、魅了させるというパターンが多いように思います。
それはそれでいいと思うのですが・・・・それは普通の漫画だと私は思うんです。
ワンピースは登場人物に命が吹き込まれたようなリアリティがあったんです。みんないじらしいくらいに、一本木で、現実に生きてそうな魅力的な人物達なんです。私だけではのみならず、みなさんもそこに惹かれたのではないでしょうか。

それが今は全くない・・・本当に残念です・・・アラバスタまでは・・・とも思いましたがこの辺から違和感が出てきました。
ゾロやルフィを始め、みんなおかしな方向へいってますね。ビビもちょっとおかしいですよね・・・。最初くじらを殺そうとしていた当時からキャラが変わりすぎです。最初言ったことと、後で言う事が違う人がたまにいますが、ここまで違うと別人ですね。
後、ニコ・ロビン。彼女に関してはむちゃくちゃです。
単なる美人の悪人じゃないですか。それを今本誌では必死に助けようとしているようですが、なんだかその方が違和感を感じます。そこまで感情移入出来るような魅力的なキャラには思えないですね。
アラバスタで、一体何人が死んだのか、それでビビも悩み、ルフィ達も必死で闘ってきたのではなかったのか。
そのアラバスタ乗っ取りの作戦参謀がニコ・ロビン。いくら影で何人か救ったとは言え、あくまでも「自分の立場がやばくならない範囲」で助けていただけのこと。
いわゆる気まぐれに近いんではないでしょうか?
クロコダイルの前でビビが殺されそうになった時は助けるどころか、あざ笑うように見ていました。自分の身はきっちり守る、立派な悪女ですよね。
最後に死にかけた時は、クロコダイルに兵器の情報を渡す気はない、私の夢には敵が多すぎるだの、勝手に話して泣き出します。そんなことハッキリ言ってアラバスタの人達には関係ありません。
何も知らず平和に暮らしていたのに、いきなりB・Wに殺された人達の方がきっと泣きたいでしょう。あんた、勝手にクロコダイルに着いて行って、自分の夢だかなんだか知らんが、人の国ムチャクチャにしといて、自分の思う通りにいかないからって何泣いてんの、と、どつきたくなりました。
夢のためなら平和に生きている国の人民は何人かぐらい死んでもらおうかしらって感じでしょうか。アラバスタの人達にはいい迷惑ですよね。
その後勝手に船に乗り込み、責任を取れと。死にたいなら海に飛び込めばそのまま死ねるけどね、と思いました。

ニコ・ロビンがメンバーに入ってからというもの、ほんとえげつないですね・・・他の皆さんもおっしゃってますが都合のいいように全部まとめられています。本来のあの輝きはどこへ?と思いました・・・尾田先生の価値観が変わってきたのでしょうか。
何だか麦わら海賊団は、夢をまっすぐに追う船ではなくボランティア船みたいです。どんなに悪党でも、まぁ人を何人か救ったなら別に乗せてもいいや。一人っきりは可哀相だし。ってな感じでしょうか。
ウソップはこんなダメな自分ではあいつらと同じ船には乗れない!と憤慨してチュウに立ち向かってまで乗った船が、どんな都合のいい悪党でも、ずいぶん簡単に仲間になれてしまうものですね・・・。
ニコ・ロビンは「私の夢も命も全部拾ってくれた人達だから死なせたくないの」と犠牲になっておりましたが、そりゃあそんだけ好き勝手した悪党に良くしてくれたら誰でもそうなるでしょうね。果たして、12巻まであったルフィ達の人に対する見る目はどこへ行ってしまったのでしょうか?
誰でも乗れない、一本通ってる人達しか仲間になれないから、麦わら海賊団ってすごいなぁという感じがしたんですがね・・・。
ウソップがアーロン編で頑張ったことも、なんだか意味のないことのように感じましたね。

麦わら海賊団はキリスト様ですか?何でも水に流してくれてますね。でもやっぱりニコ・ロビンはアラバスタの一件を悪いとも、さらさら思っていないようなので、麦わら一団以外は容赦なく痛めつけてますね。
麦わら一団以外は(世界の人たち)は死んでもいいようです。
むちゃくちゃです。ミステリアス、美人ってだけの持ち味でこんな嫌なキャラクター入れていいんでしょうか???

・・・・なんなんでしょうねー・・・最近のワンピースは。
少なくとも他の漫画では疎かにされている「人の死の大きさ」についてはかろうじでアラバスタまでは何とか訴えられていましたが、ニコ・ロビンを仲間に入れてからはそんなの無視されているように思います。
そりゃそうですよね、ニコ・ロビンは人が死のうがどうでもいい、というキャラクターなんですから。そんなキャラを入れるとなるとそこは疎かになっていくと思います。大筋から今ははずれてしまっているようですね。
何か普通の漫画になってきてしまいました。いわゆる、なんでも過去のことは適当に出来る「普通のまんが」ですね。
尾田先生、28歳くらいのミステリアスな女が好きだから入れたのかしらねぇ・・・?28歳にしちゃあ、随分考え方が短絡的に思えるんですが・・・もう以前の麦わら海賊団には戻ってくれないのでしょうか。

この作品が以前大好きだっただけに、むちゃくちゃ文章が長くなってしまいましたが・・・最近は最悪。その一言です。
長くなりすぎてすいませんでした。
[共感]
2019/06/11 ふむ・・・そこまでは気づきませんでした。言われてみればクラッチされたら普通、大怪我じゃ済まないレベルですよね。なんだか、ロビンに対しての考えが少し変わりました。ありがとうございます。考えさせられるレビューでした。「人の死の大きさ」確かに今のONE PIECEにはそのようなテーマはないような気がします。 by ルネサント



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