[漫画]風の谷のナウシカ: 2013/10/22 アスドフ


かぜのたにのなうしか / Nausicaa Of The Valley Of The Wind
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2013/10/22 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:255(53%) 普通:120(25%) 悪い:105(22%)] / プロバイダ: 15030 ホスト:15288 ブラウザ: 11728
さて、この作品をどう評価したものか頭を悩ませます。

人間の愚かさや自然のすばらしさを謳っているような奥深さはあるものの
結局何を言いたいのかが理解できないし、全体的にぼやけていて話の筋がわかりにくく思えました。
ナウシカにしてみても、彼女の行動が必ずしも正しいとは思えません。
虚無や絶望による自殺願望が大きいような気がします。彼女自身、ココロが定まっていないのかもしれません。
それならばクシャナやクロトワの方がまだ、好感が持てました。

物語はナウシカが風の谷より出兵してトルメキアの最終目的地であるシュワにてヴ王が倒れるまでを描いたもで、物語的には短い時間なのですよね。
ただ、それにしては戦闘状況や主要人物の位置関係など腑に落ちない点があります。
最後の方はとくに、尻つぼみというかご都合主義な展開と受け取ってしまいました。
そのせいか、地図・時間・ヒト・ストーリーなど全体的にモヤがかかっていてぼやけているような気がしました。
きっと、宮崎氏の頭の中では壮大なストーリーが展開されているのでしょうが、読んでいる方としては特に感動とかは無かったです。
どんなにすごい作品でも、読者に伝わらなければ意味がないと思います。

ただ、しいて言うならば、この世界間はとても面白いと思います。
王蟲がいたり巨神兵がいたり、腐海や風の谷などとても興味深い世界です。
宮崎氏の頭の中にある箱庭(若干モヤがかかってますが・・・)をちょっと覗いてみたというのがこの作品なのではないでしょうか?

また、面白いのが絵柄の技術面です。
現在、よくある漫画と違い、コマ割りが細かく、絵柄も情景的で面白いと思います。
さすがアニメーターと言うべきなのかもしれませんが、さながら映画を観ているようでした。
絵が細かくて上手いというわけではありませんが、温かみのあってとても見やすいです。
トーンにしても、服の色はかならずこのトーンというわけではなく、光と闇のバランスとでもいうのでしょうか、
描写の仕方がとても素敵でした。

すごい感動はないのですが、決して悪い作品ではないということから、いずれまた読み返して見たいと思います。
読むたびに、宮崎氏の世界にまた一歩近づける気がします。



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