[漫画]真島クンすっとばす


まじまくんすっとばす / Majima Kun Suttobasu
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漫画総合点=平均点x評価数2,400位8,902作品中総合点4 / 偏差値49.74
漫画平均点946位1,332作品中平均点0.14=普通/28評価
1995年漫画総合点70位189作品中
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作品紹介(あらすじ)

戦国時代に合戦の組打から生まれた武術・陣内流柔術。その使い手である主人公真島零は中学生時代は不良であったが、高校生になって陣内流史上最強と言われる八代目宗家・城之内将士を超えるため、世界最強の格闘家を目指す。その過程で様々な武道・流派と闘い、成長していく。
※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
著者:にわのまこと
出版社:集英社
日本 開始日:1995 週刊少年ジャンプ 11号 / 終了日:1998 8号
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最終変更日:2015/01/16 / 最終変更者:永田 / その他更新者: シューゴ / 羽幌炭鉱 / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2019/09/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
分かり易い描写
格闘漫画は「それどうなってるの?」という描写に遇うことが多々あるが本作にはそれが殆どない。架空の流派ではあるが柔術というなかなか目にすることのない格闘技を題材にしながらその手のストレスを感じさせない作者の画力には感心した。

【悪い点】
キャラのプロポーション
登場人物の腰が以上に高い。まだ画が固まっていない初期は特に顕著。

試合展開
基本的に勝つ時は一気呵成な分、真島が流血したりピンチに陥るのは油断や注意力散漫なのが勝負師としての真剣みに欠ける感じで不満。

【総合評価】
柔術というマイナーな武道で空手やムエタイなどと異種格闘に挑むというのは奇抜な技やそのネーミングなどを含めて中二心をとても擽られる作品だった。

2016/06/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:68(48%) 普通:27(19%) 悪い:48(34%)] / プロバイダ: 5870 ホスト:5837 ブラウザ: 7906
【良い点】
かっこいい
柔術という珍しいスタンス
下から上へとのし上がっていくという展開はオーソドックスですが面白かった
キャラに魅力を感じる
格闘シーン

【悪い点】
笑わせようとしているギャグが寒い物が多い(人によってはそこがいいかも)
場面が急に切り替わったりと切り替えがうまいとは言えない

【総合評価】
序盤から中盤にかけては非常に面白いが、後半はネタ切れ感がぬぐえない…
個人的にかなり好きな作品のため 良い とさせていただきます。

2016/02/20 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:52(64%) 普通:2(2%) 悪い:27(33%)] / プロバイダ: 16830 ホスト:16870 ブラウザ: 10172
【良い点】
・柔術というややマイナーな格闘技を主人公の流派に持ってきたにも関わらず、魅せるのが上手い。鬼会はめちゃくちゃかっこいい技だと思う。
・敵にせよ味方にせよ、きちんとキャラクターが設定してあってブレがない。

【悪い点】
・絵が下手。面長で不自然に足が長い。女のコも書き分けが不十分だし、空手道場の娘という設定はどこへやら。
・チェリオのおサルキャラも活かしきれていないとってつけたような設定で、最終的にはただのあだ名で終わってしまっている。更に作中で「キャラ薄くねぇか」と言われたように、登場キャラが増えすぎたあまりに扱いきれてない。さっさとブラジルに帰ってここ一番で戻ってくるか、空手大会とGIGAの間にチェリオメインのエピソードを挟むなどテコ入れすることもできたはず。
・腕の健が切れて骨も複雑骨折したらどんなに根性があっても人間の本能で絶対に気絶する。それでも気絶しない、死なない限り負けを認めないというキャラクターも悪くはないけれど、敗北を知らずに頂点を目指すというのは少し面白味に欠ける。悟空ですら桃白白、ラディッツなどに敗北を喫しているのに。

【総合評価】
・主人公の世界最強の男という目標はいいんだけど、設定が高過ぎるあまりに敵も強いのを出さざるを得ず、早々に打ち切りというのは納得の結果。強さのインフレはバトル漫画にありがちなのに、最初のラインが高い上に超能力のようなSF要素を扱うわけでもないので限界が来るのは当たり前。空手大会のどこか途中で事故なりなんなりでリタイアしておけば、まだゆっくり強さを追い求める真島を描けたはず。成長が早過ぎてジャンプの「友情努力勝利」の努力部分がすっぽ抜けてしまっている勿体無い作品。

2015/07/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
・土武朗先生
ただのビール腹の中年のおっさんなのにカッコいい!
ちなみに私はおっさんがカッコいい漫画は面白い。という謎の説を唱えております

【悪い点】
・キャラデザ
真島、野々宮、月形などキャラデザが旧時代的でダサイ

【総合評価】
ジャンプはバトルマンガの宝庫ですが、ガチの格闘技マンガは意外と少ないため希少な作品といえるでしょう。
この手のタイプは派手な技の応酬になるとつまらなくなるのですが、必殺技ではなく格闘描写で読ませるということができていて
次から次へと敵をなぎ倒していく真島の姿がカッコ良くて、様々な競技の相手と相対していくため格闘描写もマンネリになりません
異種格闘技ってそれだけで燃えますよね

それにしても女キャラが全員ナイスバディーのギャル風なのは作者の趣味なんでしょうか
清楚系のハズのヒロインですらイケイケのボディコンスーツを見事に着こなしています

※15冊も単行本を積み上げながら最後は打ち切りによってメチャクチャな形で完結した本作でしたが
2009年には実に10年以上の時を得て「真島、爆ぜる!!」が続編として新連載されました。
気になる方はチェックしてみるといいとおもいますよ

2013/04/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:120(59%) 普通:38(19%) 悪い:46(23%)] / プロバイダ: 31691 ホスト:31813 ブラウザ: 4894
【良い点】
陣内流の数々の技、名ライバル「拳帝」碇、ギガバトルが現実の時代を先駆けていた、最後決着する時の技の決まり方・流れが上手い、当時のジャンプでは珍しいリアル系の設定・世界観で絵も上手かった事、

【悪い点】
掲載雑誌が悪すぎた事、最後打ち切りで一気の急仕事(要するにジャンプ編集部の得意技である「俺達の戦いはこれからだEND」)、しかもマキバオーと違い打ち切り後のフォローもない、打ち切りのせいでお約束通りキングが空気に、

【総合評価】
現実空間での異種格闘技試合・総合格闘技ブーム(PRIDE・Kー1のヒーローズなど)を先駆けていましたね。(相撲は過剰持ち上げでしたが。)
もともと連載開始当時にKー1が流行っていたから始まったのでしょうけど、さらにその先も予見していたとは偶然でしょうけど凄いです。まあそれはバキや刃牙・高校鉄拳伝タフもそうですけど、当時の私はチャンピオンや青年誌を読んでないのでそっちは知りませんでした。

柔術の真島が闘ったのは空手・柔道・ボクシング・相撲・テコンドー・ムエタイ・コマンドサンボでしたか。
まあでも私は良く出来ていたと思うんですけどね。頻繁に回転する脚技を出しますけど見やすくて衝撃・迫力もありどんな体勢なのか分からない事がなかったですし、柔道の観月に勝った技はやはり現実の歴史通り柔道家の弱点である足への関節技でしたから。、

しかし当時は掲載誌である少年ジャンプが、超人達によるファンタジー路線全盛期でリアル物は非常に受けが悪かったので(地味だから?)、結構長く続いたのですけどアニメ化もせず最後は打ち切り・・。
今ではよく聞く「俺達の闘いはこれからだEND」を、私が初めて知ったのはこの作品でした。

あと最近気付いたんですけど、当時はキングが碇より強く思えなかったのですが現実的に考えますと、碇はあくまで打撃ルール専門であって総合ルール(例えば関節技・絞め技)ではないので、そういう意味での「キングが最強のラスボス」だったのですね。

少年ジャンプ黄金期→暗黒期を跨いでジャンプを支えた中堅の1つなんですが、アニメ化したラッキーマンやマキバオーと比べると知名度低いですね・・。

2012/11/30 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
ライバル等の過去。

【悪い点】
主人公の考え方等に新しさがあまりなく、また扱っている柔術も取っつきにくいと言う印象があります。

【総合評価】
作者が格闘技好きなんですかね。ただ客観性にやや欠け主人公にあまり魅力がありません。「強くなりたい」って言う主人公は多いですから。

2012/02/18 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1535(64%) 普通:456(19%) 悪い:397(17%)] / プロバイダ: 12744 ホスト:12668 ブラウザ: 9670
【良い点】
この手の作品の割には、主人公のルックスが良いので、とっつき易い

【悪い点】
ただ、この手の作品はあまり興味が無い

【総合評価】

主人公の絵柄が良いのでなんとなく観たけど、あまり合わなかったかな・・。

2009/05/03 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:503(44%) 普通:378(33%) 悪い:254(22%)] / プロバイダ: 26251 ホスト:26365 ブラウザ: 9125
【良い点】
・主人公のキャラクターはまあまあ良い。
・序盤。

【悪い点】
・向こうに行ってから。

【総合評価】
あまり面白くはなかった。
格闘シーンも特別良くはなかったし、ストーリーもいまいちです。
他作と比べるのもなんですが、格闘技漫画ならもっと良い作品があります。

2008/07/29 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:166(67%) 普通:38(15%) 悪い:43(17%)] / プロバイダ: 1187 ホスト:883 ブラウザ: 4926
悪くはないけど、個人的には、「THE MOMOTAROH」の方が好きですね。

碇とか観月までは見てたけど、それ以降はあんまり・・・。ていうか、碇のインパクトが強すぎたせいで、それ以降の奴は・・・。

ただ、ボーン・クラッシャーのやつ(名前忘れた・・・)と、月形(?)が、観月にやられた時の、真島のキレっぷりがよかったですね。その話の最後のページの言葉「真島、ついにブチキレたっ!!」だったかな。

あと、大会で、悪党が集団で乱入してきたとこで、全員で悪党共をブチのめすとこ。あれもよかったです。

全体的には、評価は「普通」です。

2007/08/13 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:85(61%) 普通:11(8%) 悪い:43(31%)] / プロバイダ: 1942 ホスト:1857 ブラウザ: 3875
当時一応毎週読んでましたがあんまり面白くなかったですね。ジャンプのなかでも最後

の方に読んでた記憶があります。とくに悪いとこはなかったような気がするんです

が...。毒にも薬にもならない影の薄い漫画でしたね。

2006/04/30 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 33223 ホスト:33285 ブラウザ: 4314
「MOMOTAROH」や「リベロの武田」と違い主人公は変態ではなく、純粋に強くなる事を望んでいる若者でしたね。まあ、ギャグもありますが。

碇や観月と言ったライバルたちの存在感もよかったかと。

しかし、マフィア絡みの怪しげな興業に主人公を参加させた挙句、人死にまで出したのはやりすぎでした。

2006/04/30 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2261(50%) 普通:1134(25%) 悪い:1136(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234
作者のこれまでの作品に比べると荒唐無稽さはなるべく押さえて丁寧な作りになっていたように思う。
空手編、柔道編などにおける武術世界における伝統ゆえの権威主義、GIGA編における
師匠とマネージメントをする中国人(名前忘れました)の因縁や大会主催者たるマフィアの思惑
作品が単調なバトル一辺倒にならない面白さを感じました。
キャラ的にも師匠やラスボスに配置されている碇やキングは明らかに主役の真島より格上、
ヒロインも一番、好きなのは主人公ではなくライバルキャラと世の中、中々上手くいかないなぁ(笑)。
それだけに最後の事実上、打ち切りは残念でした。

2006/03/31 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:37(55%) 普通:8(12%) 悪い:22(33%)] / プロバイダ: 6892 ホスト:6581 ブラウザ: 4184
結構面白かったと思う。もっとギャグとか多かったらもっとよかったかも
でも後半はつまんなくなった、最後の敵っつーかあのチャンピオン?あれがいまいち
途中の出てきた敵の方が存在感あったし強そうだったしな

2005/11/13 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:37(74%) 普通:5(10%) 悪い:8(16%)] / プロバイダ: 53626 ホスト:53684 ブラウザ: 5234
ジャンプの中でもずいぶん良かったほうかと。

鬼会とか千人殺とか技のネーミングも結構凝って気に入った。
個人的に面白さのピークは光臨館編まででそれ以降は下り坂、特にGIGA編はマフィアがらみとか、
急に日常からかけ離れてった雰囲気で残念ですな。
打ち切りが惜しい作品。

ところでどう考えてもキングより碇のほうが強いイメージが。

[推薦数:1] 2005/09/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(25%) 普通:1(25%) 悪い:2(50%)] / プロバイダ: 35325 ホスト:35254 ブラウザ: 3875
柔道編まで、という条件はつくがかなり頑張った漫画だった。あくまで私の主観だが当時の『週刊少年ジャンプ』の惨状を教えてくれる漫画の二つのうちの一つだと思うので(もう一つは和月伸宏の『るろうに剣心』。最低の漫画だが)。語り継いでもらいたい漫画だったので宙出版が再販してくれたのはとても嬉しい。
空手編の評価が高いようだが、私は柔道編を格闘技的に高く評価している。それはバーリ・トゥードしていたからだ。対戦者の世界選手権者観月裕紀(女顔・少し姉弟モノ入ってる)は真島クンが打撃で攻めてくることを想定して打撃対策をしっかりやってきた。空手家の内藤誠示をグシャグシャに壊したのは「観月に打撃は通じない」という演出であろう。打撃が通じないなら組み技で闘うしかないが、五輪金メダル最有力候補を組み技で倒すのは至難の業である。「弱点は少なければ少ないほどよい」のはバーリ・トゥードのみならずあらゆる競技の鉄則である。PRIDE王者E・ヒョードルを見れば理解していただけるだろう。
打撃が通じず、組み技でも苦戦を強いられた真島クンはどうしたか。「天地陰陽の構え」(剣道やなぎなたの八相の構え?)で観月の動き出しを捕らえて投げを打ち、観月の殺人内股を凌ぎ、完全に流れをつかんだときに一瞬の隙を突いて「捻芭蕉」を決め勝利した。ここもポイントが高い。捻芭蕉は格闘技ではヒールホールドという技で最強の足関節技である(決めやすい割りにダメージが大きい。格闘技プロレス団体パンクラスでは禁止技になっている)。技の説得力は十分すぎるほどにある。
他には柔道など組み技系格闘技は身近にあるせいか、梶原一騎の影響か「打撃がないから大したことない」と見下される傾向があった(猿渡哲也の『タフ』はその好例)。グレイシー後とはいえ、そういう偏見が見られない点はもっと評価していい。それにバルセロナ金メダリスト吉田秀彦や中村和裕ら国内トップクラスの柔道家の活躍を見れば、リアル系格闘漫画としての先見の明を認めなければならないはずだ(トップクラスではないが、高坂剛や菊田早苗らも考慮すべきだろう)。柔道編からこの漫画の質の高さがわかるはずだ。
また格闘漫画の醍醐味である技の迫力も見逃せない。野々宮拓馬の胴廻し、小田原宏美の下段蹴り、碇省吾の正拳突き、観月の内股やフロントスープレックスはとても「おいしい」。
だが、評価できるのは柔道編まで。その後はどんどん質が下がっていく。ギガ編だが、トーマス・ハーンズや曙太郎という人選がよくない。ハーンズよりはM・ハグラーやR・デュランの方がバーリ・トゥード向きに思えるし、曙の身体的特徴を考えたら真島クンは「百会刺」を繰り返せば簡単に勝てた。K-1の曙を見ればわかるでしょ?だが、それ以上にダメな点がある。
それは格闘技が格闘技のまま闘っていたこと。ボクシングはボクシングの、相撲は相撲の、跆拳道は跆拳道のまま。弱点を克服して闘いに臨んだ空手編・柔道編と逆なのだ。「弱点は少なければそれだけよい」という競技の鉄則を忘れてしまったかのよう。これではTVゲームと変わらない。ゲームは「遊ばせる」という目的があるため各キャラクターのバランスを取っているが、漫画はそうではない。だからゲームと同じことをしてはいけないのに…。そもそもボクシングや跆拳道、ムエタイを出すならK-1ルールにすればよかったではないか(無論弱点克服は必要だが)!
また16歳の少年が世界最強になる必要は特にないと思う。それより18、20、22…と真島クンの格闘家、人間的成長を描ければもっとよかった。「格闘技とはそもそも何なのか、人に何を与えてくれるのか」という根源的問いにまで迫れればなおよかったのは言うまでもない。もしそれができれば『真島クン』は「最強・最高の格闘漫画」になれたはずである(余談だが、『タフ』は主人公の人間的成長を描いている点で好感が持てる)。
これは『真島クン』のレビューから離れるが、当時の『ジャンプ』編集部の責任がかなりある。ギガ以降の変節になぜ適切なアドバイスを出せなかったのか?にわのまことの責任は確かにあるが、傑作になりうる可能性を全て潰していった点に編集部の責任があったことは指摘せねばなるまい。読者アンケートからこの漫画が『ジャンプ』で人気が取れるかどうかはわかっていたはず。なぜ「本誌のアンケートでは連載が維持できればいい、単行本で稼ごう、世間の評価が高まるまで辛抱しよう」と考えられなかったのか?安易な人気獲得のため漫画の質を落とすことは誰のためにもならない。
つけ加えるが、この数年後『ウルトラレッド』(鈴木央)という格闘漫画が半年ほど連載された。そこには『真島クン』の失敗が何も生かされていなかった。「漫画の成功は編集者のおかげ、失敗は漫画家のせい」という思考が『ジャンプ』編集部に流れていると改めて認識した。漫画家が特殊技能者であるのだから、編集者もそうであるべきなのだが…日本の漫画界は気付かないほど緩やかな下り坂を歩んでいる気がする。

押忍さん、俺、機会があればあなたと安い居酒屋で『真島クン』や格闘技を肴に一杯やりたいです。それと気付いたことだが、漫画は作品と商品、二つの側面がある。評論者はこの二つの評価を切り離して論じるべきである。「作品として優れていたから商品として通用した」とは限らないのだから。

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「捻り芭蕉に引かれて(感動して)、読んだ。実質無理な技の連発だったが、なんとなく好きだった。...」 by 向井大輔


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2016/06/20 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 5870 ホスト:5837 ブラウザ: 7906 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事熱血/友情/ロマンチックな気分/格好良い 
ストーリー普通(+0 pnt)
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映像普通(+0 pnt)

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