[漫画]風と木の詩


かぜときのうた / Le Poeme Du Vent Et Des Arbres (Poem of Wind and Tree) (Kaze to Ki no Uta)
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漫画総合点=平均点x評価数1,952位8,725作品中総合点5 / 偏差値50.03
1976年漫画総合点17位53作品中
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作品紹介(あらすじ)

19世紀末のフランスで、アルルのラコンブラード学院の寄宿舎で繰り広げられる、思春期の多感な少年達を中心とする物語。愛欲、嫉妬、友情など、さまざまな人々の想いが交錯するなか、運命に翻弄される二人の主人公、華麗なジルベールと誠実なセルジュの切ない愛が描かれる。「少年愛」のテーマを本格的に扱った漫画作品であり、少年同士の性交渉、レイプ、父と息子の近親相姦といった過激な描写は当時センセーショナルな衝撃を読者に与えた。
※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
著者:竹宮恵子 ( 現:竹宮惠子 )
印刷:凸版印刷
出版:小学館

出版(豪華版):相賀徹夫 解説(豪華版1巻):河合隼雄 表紙挿絵(豪華版):建石修志 装幀(豪華版):海野一雄
※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:1976 少女コミック:プチフラワー 少女コミック 1976年10号〜80年21号 プチフラワー1981年冬の号〜84年6月号 / 終了日:1984
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最終変更日:2010/02/22 / 最終変更者:沖田カイ / 提案者:カトル (更新履歴)
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2019/03/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:14(74%) 普通:2(11%) 悪い:3(16%)] / プロバイダ: 12297 ホスト:12369 ブラウザ: 7425
【良い点】
・最初から最後まで作品をコントロールしきった構成力がすさまじいです。登場人物の容姿(髪型や服装、背丈)がちょっとずつ変わっていくなど、経年変化まで緻密に描写されていて舌を巻きます。竹宮先生ご自身が、構成力がないとこの作品が描けないことがわかっていて、構成力をつけるために連載を開始する前からずっと地道な努力を続けていたことを告白しています。
・設定もすさまじいです。当時の建物や小物、風俗などの描写が実に細かい。これは徹底的な情報収集のたまものです。この人がそういうことをやったから他の漫画家さんたちが追随して、図らずとも少女漫画の描写リアリティの底上げに貢献しました。
・キャラクターは、優等生・劣等生・乱暴者・美形・怖そうで実はいい人、といった具合で割と類型的に造形されていて時代を感じさせますが、連載が進むにしたがって人物像が掘り下げられ、それぞれの個性が際立つように構成されています。これも上手いです。特にオーギュストの屈折した愛情の描写は際立って優れていると感じます。
・上記の要素が、すべて風(ジルベール)と木(セルジュ)の詩(物語)を描くためというところに結実しています。この部分がもっとも優れていると思います。

【微妙な点】
・綺麗なまま死ぬのが至高という耽美的ロマンティシズムは、1990年代以降のBL文化では受け入れられないでしょう。竹宮先生も本作品の連載終了後に自分の感覚と時代のズレを自覚していたようではあります。
・続きを読みたいと思いましたが、老いていくセルジュを描いてもエンタメ作品にはならないし、あそこで終わりにしておくのが妥当だと今では感じます。

【総合評価】
本格的に少年愛・同性愛を扱ったエポックメイキングな作品という位置づけで語られることが多いですが、そのような設定が珍しくなくなった21世紀においては、主人公の親世代から大河ドラマのように描いたマンガという観点でこそ評価されるべきではないかという気がします。

2015/08/16 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6969(87%) 普通:596(7%) 悪い:431(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:21951 ブラウザ: 1975(携帯)
だいぶ前にアニメ版も観たことがありましたが、単発のOVAだったこともあり、ストーリーは途中までしか描かれていたのでどんな結末か気になり、読んでみました。

冒頭からジルベールは同じ寄宿舎内でいろんな野郎と肉体関係を結んでいたりとなかなか強烈でありましたが、中には学園の先生をも有無を言わさずに虜にしてしまったりと、そういえば学業の方はクラスメイト曰くレポートやテストも白紙答案ばかりで普通だったら落第ものだったにも関わらず進級できたのには「あっ(察し)」という感じでしたね。確かに魔性の美少年というのは言い得て妙だったかなと。

そして主人公であるセルジュがやってきてから本格的にストーリーが始まるわけですが、セルジュも自らの出生ゆえに随所で理不尽な差別を受ける等の描写があり、なかなかキツいものがありましたが、それゆえに芯の強いところも随所でみられましたね。

あとアニメ版でも感じたことでしたが、ジルベールやセルジュに目がいきがちだけど、脇役ではカールやパスカルが結構良いヤツだったかなという印象でやや地味ながら縁の下の力持ちの役割を果たしていたと思います。

評価はとても良いよりの「良い」とさせていただきます。

2007/10/17 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3139(33%) 普通:3312(35%) 悪い:3089(32%)] / プロバイダ: 20750 ホスト:20610 ブラウザ: 4184
【良い点】

①凄まじいジルベールとセルジュ
②華麗で一種の芸術とも言えた絵

とにかく同性愛の描写が強烈でしたね。特に時にはジルベール、全裸姿である生徒の前に
姿現してキスした時もありましたな。魔性の女ならぬ魔性の美少年と
言えました。それはまた、華麗だった絵も相まっての事でしたが、「美しすぎる
とはかくの如しだったのか。」と言うか、太陽なんかよりずっとずっとまぶしかった
です。

【悪い点】

①差別描写が・・・・・・・・・・

肌が色黒いというだけで軽蔑の眼差しを向けられるセルジュの姿等
確かにリアルで、実際当時のヨーロッパ人がそうした差別意識を
持っていた(あの独裁者・ヒトラーの「わが闘争」での「日本人は
想像力に欠けた2流民族だ。」という罵倒も、「アジア人を人間と
認めている分、当時の欧米人としてはそんな酷い見方ではなかった。」
との意見もあるようですし。)背景は確かに理解できなくは無いのですが、
正直私にとっては、キツイ描写でした。

②ジルベールも可哀想だった

最初からして、ジルベールは周りの生徒から嫌われていたのだし、
明るいとはいえなかったけど、話が進むにつれ、しだいに暗くなり、
ついにはジルベールがアヘンに侵されたまま事故死・・・・・・・・・・・
「魔性の美少年」らしい最後と言えるのかもしれないけど、ちょっと
救いがなさ過ぎでしたな。

【総合評価】

人は誰だって生きていく以上、醜く老いていくものだし、美しいまま天国に
旅立って却って幸福だったとの見方もできたでしょう。後のBLジャンルの礎
等まさに「歴史を作った漫画」でしたが、正直ちょっと苦手な面もありました。
BL描写の方は全然平気なのですが・・・・・・・・・評価はある意味難しいとも
思ったけど、「普通」で。

2007/07/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:363(80%) 普通:53(12%) 悪い:35(8%)] / プロバイダ: 49951 ホスト:50069 ブラウザ: 5234
【良い点】
セルジュとジルベールの描き方が凄まじいです。とても細かくかつ壮大な世界感が凄いと思いました。
絵がとても綺麗だと思いました。パワーに満ち溢れてて魅きつけられました。
単なる同性愛なだけでなく、ちゃんと差別問題も描いてあってリアリティがあって良かったと思います。

【悪い点】セルジュとジルベールの二人が出会うまでのそれぞれの人生がとても綿密に描かれているのですが、それが少し物語のテンポを若干悪くしてしまった気がしました。
後半に行くに連れ話が暗いです・・・。終いにはジルベールが馬車にひかれて死ぬのでさらにいたたまれません。

【総合評価】
この本を実際に読んだのは去年なので、表現の古臭さなども感じましたが、いろんな意味で歴史を感じました。

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2015/08/16 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21970 ホスト:21951 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
感じた事友情/美しい/悲しい/考えさせられた 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)

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記事日時:2011/02/08

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