[漫画]I''s(アイズ)


あいず / I''s
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注意: これは漫画版。その他メディアのページ: アニメ:フロム I"s アイズ 〜もうひとつの夏の物語〜 / ドラマ:I"s(アイズ) / 日本映画:アイズ
漫画総合点=平均点x評価数70位8,536作品中総合点116 / 偏差値82.54
漫画平均点176位1,315作品中平均点1.87=とても良い/62評価
1997年漫画総合点4位195作品中
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画力2.36(とても良い)11
ストーリー2.27(とても良い)11
キャラ・設定2.18(とても良い)11
可愛い100%11人/11人中
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作者:桂正和
出版社:集英社
日本 開始日:1997 週刊少年ジャンプ 19号 / 終了日:2000 24号
130,7547162
最近の閲覧数
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最終変更日:2015/01/15 / 最終変更者:永田 / その他更新者: 管理人さん / 孔明 / 提案者:SS (更新履歴)
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2018/12/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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桂先生の作品は以前電影少女を読んだことがあり、SFではないものの似ているように感じました。高校卒業後のストーリーは壮絶すぎる鬱展開でした。主人公とヒロインが恋人になってからの展開は読み進めるのが辛くなります。
良い作品なのは間違いなく、1度は読むべき作品でしょう。ただ、電影少女と同様畳みかけるようなハッピーエンドはそれまでの鬱展開を払拭するのに十分ではなく、胸が締め付けられる感覚は取れません。2、3日引きこもりたくなる。

2018/06/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダ: 16714 ホスト:16654 ブラウザ: 7460
【良い点】
瀬戸イチタカ
良くも悪くも普通の高校生で主人公の一人称で物語が進行する
魅力的なキャラクター
悪友の寺谷や越苗。こんな友達が欲しかった。
魅力的なヒロイン達
特に葦月伊織
不良が多く多少物騒ではあるが魅力的なキャラクターが織りなすストーリーがとても面白い
【悪い点】
高校卒業後が多少失速したこと

【総合評価】
個人的にジャンプラブコメの最高傑作だと思う

2018/01/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:17(81%) 普通:2(10%) 悪い:2(10%)] / プロバイダ: 10633 ホスト:10781 ブラウザ: 10024
【良い点】
・完全な主人公目線

・SF要素のない、等身大の恋物語

・ヒロインも良い意味で「普通の女の子」なのがよかった。いわゆる、萌えアニメのヒロインとかとは違った自然な可愛さがある

・恋愛の駆け引き、妄想、期待、不安などが本当によく描かれてる。

・周りの友人たちも魅力的で不快なキャラクターが少ない。

【悪い点】
・電影少女ほどの女の子の切なさは感じなかった(そもそもアイズは主人公目線の話なので仕方ないが)

・もっとラブラブで平和なシーンがあってもいいかな。基本的に物事が悪い方向へ進みすぎてる感じがある。

【総合評価】
とにかく主人公に共感できたのが良かった。主人公目線なので物語に没頭できました。

同作者の電影少女の主人公は優柔不断、自己中心的すぎて嫌悪感があったのですが、瀬戸君は本当に丁度いい人間らしさがありました(多少優柔不断だが、それも人間らしいバランスだった)。

夢を諦めてまで付き合うラストが本当の意味でのハッピーエンドだったのかどうかが疑問ですが、心温まるラストであったのは間違いないです。

「ラブコメ」ではない、「恋愛漫画」として傑作です。

[推薦数:1] 2017/01/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 588 ホスト:518 ブラウザ: 9909
【はじめに】
未読の方へのネタバレを避けるため物語の核心部分には、なるべく触れないように書いたつもりですが、多少、想像できてしまうことがあるかもしれません(特に☆マークの項目において)
ネタバレが心配な方は☆マークのついた項目の内容を飛ばして御覧下さい。(項目の表題部分だけなら大丈夫だと思います)

【良い点】
○物語の構成
1 感情移入しやすい主人公目線
基本的には主人公の一貴が見聞きしたことがメインの描写であり(一部例外あり)、他の登場人物の考えは外見や言動からしか読み取ることができない。そのため、読者は主人公目線で読み進めることとなり、物語に感情移入しやすく、一貴とともに恋物語を楽しむことができる。

2 初めて読む時の恋の駆け引きのドキドキ感
主人公以外の人物(特にメインヒロインである伊織)の感情が分かりづらく、また主人公の優柔不断さ、互いの誤解による擦れ違い等もあって、なかなか恋愛が進展せず、かつ主人公がメインヒロイン以外の女性に突っ走るのではないか等の非常に先の見えない展開のため、ハラハラドキドキ感が味わえる。

3 ☆読み直した時の面白さがある
2回目以降は、メインヒロインである伊織の言動や表情から彼女の当時の心情を概ね読み取りつつ話を進めることができるので、伊織視点でも物語を楽しむことができる。そうすると更にメインヒロインに愛着が持て、余計に可愛らしく見えるはず。(一部、心情が分かりづらい場面があるが‥ビンタの場面とか(笑))

4 青春時代へのタイムスリップ感
大人になってから読むと、『こんな青い時代もあったよなぁ』と青春の甘酸っぱい気持ちが脳裏に蘇り、なんとなく懐かしさを感じることができる。『こんな恋愛したかったぜ、チクショー』となる場合もあるが‥(笑)

5 共感できる恋愛描写
好きな人とのやり取り・言動に一喜一憂、本当の自分が出せないもどかしさ(物語中の逆走)、過去の失恋によるトラウマ、恋心で感情が押さえられなくなる激情、嫉妬、告白する際に絞り出す勇気と葛藤、溢れ出る性欲と理性の闘い‥男性としては、共感を覚えるシーンが満載で楽しい。恋愛したくなる!(笑)

6 桂先生の旺盛な男性読者へのサービス
男性読者へのサービス(お色気シーンの盛り込み)を忘れない作者の心配り、『最後までには至らない、際どいエロさ』の妙を心得た表現力(笑)

○作画
1 女の子の抜群の可愛さ
どの女の子も非常に可愛いらしく描かれており、読んでて楽しい。表情も繊細・豊かで魅力的である。

2 芸術的な女性の身体の描写
作画は全般的に美しい。しかし何を置いても女性の身体の描写(特にお尻)の美しさは最高峰のレベルであり、もはや芸術性すら感じる至高の領域。男性であれば読んでて楽しくないわけがない。

【悪い点となり得る部分】
1 主人公へのイライラ感
①他の女の子に気持ちが揺らぐ等、主人公の優柔不断さは、人によってはイライラ感を覚える可能性がある(私個人は、男はそういう生き物だという共感もあるので、それも本作品の醍醐味の一つではあると感じている)
②端から見れば、恋愛ばかりで、部活も勉強も頑張らずに、果ては浪人になる情けない所謂プータローのため、余計にイライラを感じる可能性が大(私個人は主人公の平凡さ・人間らしさに共感が持てるし、普段は平凡でどちらかと言えば少し情けないような主人公が、好きな人のピンチを救うために、とんでもなくパワフルで大胆になれるところは、羨ましいくらいに十分、魅力的であると考えているので、イライラ感はさほどない。)

2 主人公がモテ過ぎで少し現実味がない
主人公が、好きな人のピンチを救う時を除いては、これといった魅力があるわけではないのに(クラス内ではちょっとイケメンなことくらい)、有り得ないほど異性に、しかも美女ばかりにモテるため、人によってはストーリーに現実味を感じることができないかもしれない。
(個人的には恋愛漫画の特性上、主人公に絡む恋が多いのは、仕方のないことだし、何より漫画として楽しむことが重要かと思う。)

3 ☆物語の展開がパターン化・マンネリ化
『誤解→和解→良い雰囲気』『新しい女の子の登場→主人公に接近→主人公の心が揺れる』パターンの繰り返しが多く、マンネリ気味になっている感はある。
(個人的には、ライバルとしてイケメン転校生とか登場させても良かったかなと。あのクラスの男子生徒のメンツを見ると、一貴の一人勝ち感は否めないし、面白いスパイスになると個人的には思う。越苗君のライバルポジション期間が短すぎるんだ、きっと!(笑))

4 ☆物語終盤の展開について
①中だるみ感
高校を卒業してからの中だるみ感は否めない。またサブキャラクターの男子生徒がキャラ変したりと、ちょっと違和感も感じる。
②暗く重苦しい展開
卒業後の更に後半部分では徐々に話が暗く重苦しい展開になるため、読み進めるのが辛くなる。この展開は、ラストへの布石であるし、恋愛の始まりから最後までの一連の恋愛模様を作品内で描く上でも大事な1コマになるのかもしれないが、読者が主人公に感情移入していればしているほど、最終話を読み終えるまで、とにかく胸が苦しくなる展開。
(私個人はこの展開を『読むには辛いけども全体の流れとしては必要な展開』と考えているが、明るい恋愛やドキドキな恋愛を期待している人にとっては、終盤の『恋愛のドキドキ感が薄くなった暗く重苦しい展開』は蛇足であり不必要な部分だと感じるかもしれない。)

【その他:良くも悪くもない点】
1 伊織を含むヒロイン達の結末について
これはどのヒロインが好みかで意見が別れると思うので、正解はないように思う。伊織の最後の決断についても、本当に彼女にとって、あれで良かったのか‥人によって意見が別れるかもしれない。

2 現実世界とのギャップ
読み終えた後、メインヒロインの伊織のように容姿も中身も完璧な女性が現実として周りにいないことや、こんな甘酸っぱい青春を送れていない自分に絶望する可能性がある(笑)

【総合評価】
作品が世に出て20年を経過した現在でも色褪せることのない甘酸っぱい物語、群を抜いた綺麗な作画、、、まさに時代を超えた青春恋愛漫画の傑作と言える。
随所に盛り込まれた読者サービスと、リアルすぎる身体の描写のためか、一部において、ただの少年誌のエロ漫画と認識されてしまっていることがあるのは非常に残念(それはあくまで作品の魅力の一部に過ぎない)
そういった方にも是非、読んでもらいたい本当に素晴らしい作品。

2016/09/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 26914 ホスト:26963 ブラウザ: 10217
【良い点】
・男子高校生のリアルな心情が描かれていて共感できる部分が多いこと。
・基本的に主人公である一貴の一人称で物語が作られているので作品に入り込みやすい
【悪い点】
・一人称で書いてあるためヒロインの行動によくわからないところがある

【総合評価】
とても面白い作品

2016/06/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダ: 23397 ホスト:23431 ブラウザ: 9580
【良い点】
これぞ恋愛漫画 王道系でありながらも先が読めない展開を繰り出してくる
桂先生といえばリアル系の作画だがこれがまたイイ
キャラのデザインも仕草もそそるものがある
お約束シーンもあるので心配無用
ギャグセンスは高い部類と感じる

【悪い点】
4人いるヒロインのうち3人のキャラの容姿が似すぎていること
うち一人は性格が全く異なるが、残り二人は性格すらも似ているし顔もかなり近い
唯一キャラが立っている一人は出番があまりにも少なすぎるのが残念

エッチな妄想シーンがやたら多く、場面によってはかなりクドい
そういう目的含めて見る人には有り難いだろうが純粋に楽しもうとすると邪魔
妄想と回想(過去シーン)のどちらとも外枠を黒くすることで現在進行形のシーンと分けているため
妄想なのか回想なのかが分かりづらいのもやや難点

これは恋愛漫画上仕方ないことだが、主人公の気持ちが揺らぎすぎるところがある
明らかにおかしい場面で気持ちが傾いているのを見るとチャラ男に見えてくる

【総合評価】
あまり良い場面を出すとネタバレになるので悪い点ばかり挙げてしまったが、
作品そのものの評価は◎
個人的にこういうタイプの恋愛漫画が好きなので人によっては合わないかもしれないが
少なくともつまらないと感じることはないはず

この作者の作品は他にアニメ化もされているZETMANを見ており、
また作者自身がヒーローものが好きと自称しているが
どちらが面白いかといわれれば断然こちらを推す

2016/06/15 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:175(58%) 普通:45(15%) 悪い:81(27%)] / プロバイダ: 13443 ホスト:13543 ブラウザ: 5171
桂正和の作画は多くの作者に影響を与えている。
明らかにソレとわかる作者もすぐに数名挙げられる。

女性の体に関しては今見ても凄いと思う。それにとても可愛い。この作品を真似することで
商業作家への道を歩みだした人も多いのではないか。それはそれで良い。優れた先人の模倣
を繰り返して文化は継続・発展するものだ。

が、しかし、それは「作画」に止めておいてほしい、と考えてしまう作品だ。「ストーリー」に
においては、本作は「電影少女」の劣化版焼き直しに過ぎず、新しい発見が何もない内容であった。
キャラクターも、とにかく「告白するする詐欺」の主人公、ルックス以外の魅力が全くないメイン
ヒロインの組み合わせが確定していることでサブヒロイン達が単なる飾り。しかもイズミを筆頭と
したサブヒロインの方がメインヒロインより魅力的だ。

また、「演出」においても、毎話の冒頭で前回のラストシーンを被せる、やたらと挿入される黒枠
の妄想シーン、「イイトコロ」で必ず邪魔が入る展開の繰り返し、ドキドキシーンのページ使いすぎ、
と読んでいてイライラのし通し。

そしてラストシーン。

本作は王道恋愛漫画であるので、あの終わり方は一定の納得感がある、かと思えばそうでもない。
実際、あの形で終わるのであればもうとっくに終わっていてよかった。それまでの不安要素が最後の
エピソードで一気に払拭できた、と感じられないため、次のページがあれば、
「・・・と思っていた。それまでは」と一気に不安を煽る展開になってもおかしくない。
結局は人気による引き伸ばしで話が冗長になった上に打ち切りで不満足な完結、というパターン
の一形態となってしまったのだろう。

このような物語構成までをも含めて、後進作家が手本としていないことを望みたいものだが。

2016/03/13 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:41(80%) 普通:6(12%) 悪い:4(8%)] / プロバイダ: 31243 ホスト:31323 ブラウザ: 4721
【良い点】
絵が良い
女の子がとにかくとにかく可愛い。キュート。

【総合評価】
いちご100%が好きな人は好きだと思います
女の子がとにかく可愛い

2015/10/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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タイトルにちなんだイニシャルIの登場人物たちの織り成す恋愛漫画です

一貴、伊織に続いて、いつき、泉、藍子(I子)と続々に登場しますが
このIのキャラたち、、、みんな可愛いすぎます。恋愛漫画において女キャラの作画というのは
最重要課題になりますが、みんながまさしく美少女といえる風貌で、異常なレベルの美少女っぷりでした

なにしろお尻を書かせたら右に出る人はいないとすら評されている作家さんですからサービスシーンの過激度は高く
子供ながらにドキドキしながら読んでいましたし、いまだにこの人を超えるキュートでセクシーなお尻には出会ったことはありません。
言葉にすると変な感じになってしまいますが「尻だけで飯が食える作家さん」であり、その知名度は
漫画を読んだことがない人ですら"尻の人"という認識がされるほど知れ渡っていますからね

少年ジャンプ連載には珍しくファンタジー要素が皆無な真っ当な恋愛漫画でしたが
だからこそ逆に目立って記憶にも残りますし、余計な要素がないだけに、正面きって一つの恋愛を
書ききっていたことを評価したいです。とても良いには少し届かない【良い】とさせていただきます

[推薦数:2] 2015/05/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2157(58%) 普通:743(20%) 悪い:832(22%)] / プロバイダ: 13598 ホスト:13708 ブラウザ: 5173
ジャンプで連載されていたラブコメっぽいストーリー漫画です。作者は「ウイングマン」、「電影少女」の桂正和。
ちなみに、僕がこれまで見た桂漫画は「電影少女」と「ZETMAN」の初期くらいでしょうか。
とにかく、絵が綺麗な事で定評があり、この「I''s」と「電影少女」のように、ジャンプコミックスの中では異様な雰囲気を醸し出している画風の表紙で有名な人です。

で、この「I''s」の場合は、最初の数巻を立ち読みした後に衝動買いした漫画なんですが、やっぱり当初は「電影少女」同様、どこか切なく胸が苦しくなる恋愛ストーリーでした。
恋愛にトラウマを持つ主人公とか、「主人公とヒロインとの仲を見て明るく振る舞いながらも本当は傷ついている」という健気でボーイッシュな女の子(「電影少女」ならあい、「I''s」ならいつき)とか、その辺りを見ていて、胸がキューッってなりましたね。だから、立ち読みしてられないんですよ(笑)。
ただ、そんな初期の「電影少女」っぽさって、ある段階に入ってから一斉に消えましたよね。作者としても以前の作風に縛られるのが嫌だったのか、修学旅行でトラウマは克服したし、いつきも海外へ行ってしまいました(推してたのに…)。
そうなると、やっぱり物足りなくもなったのですけど、この作品の「いつきが行ったきり再登場がない」という頑なな姿勢には驚きでした。サブヒロインだと思っていたので、中盤以降は「こんなに長期間いつきが出てなくて読者は耐えられたのか?」などと余計な心配をしながら見てたんですよ。でも出てくるのは最後、しかもビデオレターによるもの…で、恋愛漫画としては王道外し的で面白い試みでもあると思いました。
「本当の気持ちはいつきに向いている」とか理由をつけてくっついても全くおかしくないくらいのポジションですしね(「僕が好きなのはマオねーちゃんだ!」みたいなのは論外ですけど)。

いつきが消えて勿体ないなぁ、と思ったのは、彼女ほど純粋で、心情が伝わってくるキャラクターがいなかったからでしょうね。
「あい」もそうですけど、やっぱり、明るく振る舞うけどその実…みたいな所が悲しかったですわ。一貴に四年も片想いし続けているけど、一貴に心を開いているようで重い事は全部隠している健気さが男女問わず伝わりやすかったと思います。
女性から評価が高いキャラクターもこういう、「女性視点」なキャラクターなんでしょうね。今作はあくまで、「一貴の主観しか描かない」という形式を取っていたけど、いつきは結構考えがわかりやすい(他のキャラは、からかってるのか、それとも本気なのか、一貴の勘違いなのか、わからないパターンもありましたけど、いつきの場合は全部コマで教えてくれますから)。
それから、「主人公と一緒に住んでいる幼馴染」というわかりやすいラブコメ設定で、主人公の生活の中でもスリリングな恋愛が期待できるし、男性読者に一言で「羨ましい!」と思わせるようなポジションでもあるんですよね。だから、いなくなるのはやっぱり残念で、切なく感じました。
ねんどの話とか、えんむすびっち(だっけ?)のところとか、見ていて切ないんですよね、とにかく。
しかも、ある程度自重する性格のお陰で酷い修羅場は出来上がらない事から、割と安心感も…。
最終回には、一貴への想いがどんな物であったのかが明かされ、また同時に、一貴にとってその後もずっと心の支えであった事、いつきにもちゃんと好きな人ができた事なんかが明かされ、前向きながらも二人の間にどこか割り切れない切なさが残っているのも良かったんですけどねぇ。

とりあえず、本筋に関して言うと、今作は少年誌向けと思いきや、青年誌みたいな描写が異常なほど目立ちましたね。
当初は「過去のトラウマから女性に対して素直な態度が取れず、逆走してしまう」という瀬戸のキャラクターに結構共感していた物ですけど、途中からはトラウマ克服による女性慣れが始まってしまい、最終的には普通にラスト5巻くらいではメインヒロインと付き合って、「男女付き合いの最終到達点まで行くにはどうしたらいいか」の指南書みたいになってしまいました。
なんだか、この「純愛・片想いから最後まで」の物語って、「電車男」の失敗でもあるような(メディアミックスなどの製品版では完全にカットされ、純愛の物語になってますね)。普通に高校生編終了とともに終わってもよさそうですよね。
まあ、性描写は比較的爽やかにも見えましたけど、少年誌の制約的にも最後まで行かないのはわかりきっていたし、流石に見ていて恥ずかしいんですよね…(笑)。

主人公の瀬戸一貴も、最初期は普通に良い奴だったんだけど、ある段階から優柔不断で、とにかく読者の思い通りの展開にならないように動きだす、ちょっとイラつく主人公でした。
伊織の気持ちが向いている時に限って、一貴はいつきに気持ちを向けていたり(しかもその時はいつきの気持ちが向いていない)、伊織と付き合い始めたのに噛み合わなかったり、とにかく泥沼の嵐。とことんタイミングが悪く、誤解とすれ違いばっかりの物語です。
元々、初期の段階でも「伊織に誤解を受ける」という話は多かったのですが、その度にすぐフォローがあって、誤解が解けて、また二人は仲良くなる…を繰り返していたから、まだ見られました。しかし、途中から、誤解が解けるまでのスパンが長く、長期間、一貴と伊織が喧嘩したまま口を利かなかったり、伊織と顔を合わせる機会自体が大幅に減少したり、ヒロインが変わってしまったようにさえ見えちゃうんですよね。
要するに、先の行動が上手く行くように信じたがっている読者としては、メインキャラの行動はイライラするかもしれません。というか、ぶっちゃけ、「なんでそこでそうなるんだよ!」とか、「タイミング悪ぃーよ!」とか思っちゃう事が全体的に多すぎるんですね。
とはいえ、まあ一周目は「この先どうなるんだよ」というスリリングな読み方が出来ると思います。

なんだかんだで、序盤はいつきを応援していたのですけど、伊織との関係がまたクローズアップされ始めると、今度は一貴と伊織の二人を応援するという寝返りを一読者としてしたわけですけど(笑)、その後も後輩の泉や、隣の部屋のアイコなど、結構多くの女性と関わる事になりましたね。
「複数のヒロインがいるけど、彼女らは同時期に出てくる事がない」って珍しい?ギャルゲやラノベって、ハーレム状態が多いですけど、今作は奪い合いではなく、身の引き合いみたいなネガティブなやり方の争奪戦で、ちょっと誤解があると大抵は長期間の破局とかもしてしまうだけに、「うわ、またヒロイン出てきたよ」って思っちゃうんですよ。
まあ、なんだかんだで泉や藍子のエピソードも良いし、二人とも良いキャラクターではあると思うんですけどね。
リアリズムを追求した作品にした結果、泉も藍子も元カレがいるという処女厨激怒設定なんですけど、これはある意味スゴい。

で、「I''s」はサザエさん方式ではなく、リアルタイムで連載に合わせて年月を経ていく作品なので、順調に高校3年生に進級後、卒業して更に話が進むのですけど、これの卒業後がまた長いんですよね。
そもそも、高校3年生編って、「受験だから付き合えない」、「受験だから遊べない」とかで、ラブコメ作品としては致命的なまでにイベントが少なく、仲が深まりづらい空気が重たかったりもするんですよねぇ…。
そのうえに、卒業後は、伊織が芸能界入りして、更に一貴との仲に溝が…という泥沼展開。あまりにも思い通りにいかないもどかしすぎる展開で、今単行本で読む人間ならばまだしも、リアルタイムで連載追ってた人がイラつかなかったのが不思議なレベルでした。

まあそんな展開ももどかしいし、遂に性の話で何話も使うような事があったのですけど、終盤の一番酷いのは、木田とかいうクズの存在でしょう。
ギャグキャラの行動の範疇を超えてしまい、遂に全員にシリアスな軽蔑をされるギャップとか酷かったですね。こいつの扱いが一番間違ってたような気がします。当人はギャグや冗談の世界と同じレベルでやってる事のつもりだろうに、他キャラが全員シリアスに困っているっていう、なんかアレな感覚。
しかも、あのストーカー行為の説明を受けた時の伊織も「はあ?」とか、呆れたようなキレ方をしていて、なんか違和感がありましたね。犯されかけたり盗撮されたりしたりアイコラ作られたりしても、こんな態度取らなかったんですけど…(挙げてみると波瀾な人生や…)。
主人公たちの集団が、なんかそこまで悪意がなさそうな奴(この上なく有害だし、確かに殺したくなるレベルのキャラでしたが)をひそひそ言い合うのもなんか絵面的に悪かったですわ。
かと思えば、その後ではくじ引きで木田と一緒になった伊織が、一貴へのあてつけのつもりで木田と手を組んだり。
卒業旅行編はちょっと…っていうところが。

で、まあ、なんだかんだで、この作品はやっぱり最後まで読むと切なさも覚えるもので、ラストには結構感動もしました。
「高校時代までループ」なんていうトンデモない話が終盤で出てきた時はちょっと変な笑いが出てしまったのですけど、「戻れない青春」、「勿体なかったような気もする三年間」とか、確かにその辺は目を瞑れない感覚で、わかる気がします。
いつきのビデオレターも胸に来るものがあったんですよねぇ。
この最終回直前に、一貴が伊織に別れ話切りだすのは、マジで読み飛ばしたいくらい見ていて辛いです。

評価は「とても良い」。
スリリングで、結構恋愛のある種ネガティブな所までやってしまうのが結構斬新でしたね。
「恋愛と日常の二重生活」なんですよね。もう、これは日常そのものが恋愛を妨害してくる話。恋愛をしようにも、邪魔な色々があって、それを乗り越えながら結ばれるに至る話です。
SF設定が一切入らない分、青春モノとしても、「もしかしたら俺もこういうシチュエーションに…」とか読者に思わせてくれる所も多いかも?

2015/03/28 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(64%) 普通:2(18%) 悪い:2(18%)] / プロバイダ: 44111 ホスト:44006 ブラウザ: 10481
【良い点】
やっぱり、絵がうまく、話も面白い。
巻数も15巻とちょうど良いと思う。

【悪い点】
最後の方がいらなかったと思った。

【総合評価】
電影少女に比べると劣るが、十分面白い。
電影少女、DNA2の頃の絵が好きだった

2014/05/13 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 959 ホスト:930 ブラウザ: 10353
【良い点】
・一人称視点で描かれているため、没入感か非常に高い。ハラハラドキドキできる。
・ヒロインが魅力的
・少年誌ギリギリのエロさ
・恋の酸いも甘いも上手く描かれている

【悪い点】
・桂先生独特の寒いギャグ(作者の味とも言える)
・後半が少しダレる

【総合評価】
恋愛漫画としては最高峰だと思います。

前述の通り、基本的に主人公視点でしか場面が描かれていないので、ヒロイン含む登場人物の心情を読者は読みきれず、焦らされます。
焦らされるからこそ、誰が何を考えているのか、というのがセリフや行動でハッキリと分かったときにスカッともするし、驚きもあります。

恋愛漫画で徹底した一人称視点というのは難しい手法だと思います。でもこの漫画はすごく上手く描けています。
設定や話の流れは非現実的な部分も多いですが、この一人称というのが何よりもリアル。

他の恋愛漫画とは違う体験ができる、素晴らしい作品だと思います。

2013/05/17 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 35700 ホスト:35860 ブラウザ: 10946
【良い点】
感動しました。
自分も頑張ろうって勇気を貰えました

【総合評価】

2013/03/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:12(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 11282 ホスト:11043 ブラウザ: 8853
【良い点】
・絵が魅力的(特に女性の表情)。
・高校生の頃の、うまく気持ちを伝えられないことによるすれ違いなど。
・主人公の気持ちがあっちこっち行ってしまうのも、
この年齢なら有り得るかなと思えるような繋がり方。

【悪い点】
・無理矢理な色気のシーン。
そんなに過剰なエロ担当を出さなくても、充分に面白いと思う。

【総合評価】
・恋愛ものの王道の、モテない主人公が周りの女性からモテまくるストーリーが嫌いじゃなければ楽しめる。
・芸能界編、なくても良かったかなと思ってしまう程、気持ちが繋がった時の話が良かった。
逆に言えば、あそこがピークな気もする。
めずらしくSF要素がないけれど、恋愛ものとして、
とても切ない気持ちになれるので、充分にオススメできる。

2012/02/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(35%) 普通:1(4%) 悪い:16(62%)] / プロバイダ: 22177 ホスト:22256 ブラウザ: 5999
【良い点】

・あの画力で描くエッチなシーンは最高。

・男子高校生のリアルな心情が描けていて凄く共感できる。

・恋愛だけでなく、将来の進路や夢なども描かれていて、より分厚い青春モノになっている。

・緩いシーンとシリアスなシーンのバランスが凄く良い。

・伊織のキャラクター。凄く清楚というわけでもない等身大の女の子なので、感情移入しやすかった。

・一貴と寺谷のやり取りなど、男子高校生同士のやり取りがリアルに描かれていて、それでいて中だるみ感がなく面白かった。

【悪い点】

・主人公がモテ過ぎる。

・等身大の主人公が良かった反面、もう少しがんばって欲しかった気もする。

【総合評価】

ザ・恋愛漫画という感じ。女子にも男子にも媚びていないリアルな恋愛を描いた恋愛漫画の歴史に残る傑作だと思う。女子の中途半端な妄想の入った少女漫画や、男子のエロ妄想に媚びたエッチ漫画が昨今多い中、それらとは完全に一線を画している。というかこれ以外のキチンとした恋愛漫画は見た事がない気がする。「最高」の恋愛漫画です。

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「【良い点】・恋に対しての葛藤、不安、期待などの心情表現うまいです。・絵が見やすい。髪とか綺麗。・皆個...」 by あなたたたたち


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2018/06/20 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 16714 ホスト:16654 ブラウザ: 7460 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/友情/ロマンチックな気分/楽しい/面白い/格好良い/可愛い/セクシー/美しい 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
画力最高(+3 pnt)

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