[漫画]GREEN BLOOD: 2019/10/29 十傑集


ぐりーんぶらっど / GREEN BLOOD
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2019/10/29 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2283(50%) 普通:1143(25%) 悪い:1145(25%)] / プロバイダ: 16051 ホスト:16074 ブラウザ: 5173
【良い点】
移民問題、ネイティブアメリカン、奴隷制度廃止後も残る人種差別といった
19世紀のアメリカが抱えた社会問題を描いた事。

【悪い点】
画力と雰囲気、言いかえれば表層的性格だけにキャラの個性が留まっている。
内面が掘り下げられたのは主人公兄弟の弟であるルークぐらいで
兄のブラッドはひたすらにカッコ良く、敵はひたすら外道とテンプレキャラの範疇を出ない。
それでもニューヨークに定住していた前半はまだ良かったが、各地を旅していく後半には
黒人少年ネッドやインディアンのブラック・ホースは主人公達との関わりも弱いまま無理に見せ場を用意した様が画力だけという印象を逆に強めてしまう。
ラスボスのエドワードキングも貫禄はあるが逆に言えばそれだけ
憎いのに憎み切れない父親ならではの懐の深さなどはなく、そういう敵を描けない所が作者の限界。

同時期に執筆した「闘獣士」では各章ごとに主人公を変え、個々の敵キャラはイマイチでも
組織としての強敵を用意する事で払拭されていた作者の弱点が本作では顕在化した。

【総合評価】
作者が「続・荒野の用心棒」を観て自分も描いてみたいと取り組んだらしい作品。実際、西部劇映画のコミカライズのような印象を受けるし、
逆に同じ内容を力量のある役者を揃えた洋画として描けば前半のニューヨーク編はそれなりの作品になりそうな感じ。
ただ、各キャラを掘り下げられないまま各地を転々としてく後半の展開は三作品ぐらいの洋画を無理に一つに纏めたような駆け足展開で
場面、場面は派手でも登場人物に殆ど感上意移入出来ない。
特にラスバトは父を殺した業の深さや十余年に渡る宿願を果たした感慨を噛みしめるでも無いアッサリとした描写で
(これなら最後の敵=父親設定は意味が無い)竜頭蛇尾もいい所。
これならニューヨーク編までの内容だけで纏めてくれた方が良かったか…。画力と雰囲気で何とか「普通」で。



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