[漫画]BANANA FISH(バナナ フィッシュ)


ばななふぃっしゅ / Banana Fish
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漫画総合点=平均点x評価数56位8,822作品中総合点136 / 偏差値88.90
漫画平均点59位1,330作品中平均点2.27=とても良い/60評価
1985年漫画総合点1位109作品中
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ストーリー2.36(とても良い)11
キャラ・設定2.18(とても良い)11
画力1.45(良い)11
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作品紹介(あらすじ)

バナナフィッシュとは80年代にドースン兄弟が発見した「幻覚剤」だ。その効果は激烈で、簡単な暗示で全人格を支配され、後は自殺するか廃人同然となってしまう。ストリート・チルドレンのリーダーのアッシュは、自分の兄の死はバナナフィッシュの実験台にされたためと知り復讐を誓う。しかし、バナナフィッシュにはマフィア・CIAも狙いを定めていて、彼等との命懸けの戦いの幕が上がることとなる。
著者:吉田秋生
出版社:小学館

単行本:
日本 開始日:1985 別冊少女コミック 1985年5月号 / 終了日:1994 1994年9月号
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最終変更日:2013/07/06 / 最終変更者:永田 / その他更新者: 暁に吠え猛る獅子 / 紀世 / 孔明 / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2019/04/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:18(78%) 普通:1(4%) 悪い:4(17%)] / プロバイダ: 43979 ホスト:44037 ブラウザ: 9311
【良い点】
心理描写が圧巻。
思わずキャラクターに感情移入してしまう。
其々の性格、家庭環境を事細かに描き何気くみえる会話も映える。
兎に角キャラ達の関係が複雑にも関わらず一人一人が丁寧に描写されている。

【悪い点】
特にないですがもう少し女性キャラが見たかったかもです。

【総合評価】
序盤、中盤、終盤に其々の良さがあり素晴らしいです。
何と言っても終章〜最後はバナナフィッシュ以外では味わえない特別なものがあります。
少女漫画としては勿論、漫画全体において最高傑作のひとつです。

2019/04/05 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:14(74%) 普通:2(11%) 悪い:3(16%)] / プロバイダ: 12297 ホスト:12369 ブラウザ: 7427
【良い点】
・ショーターが死ぬまではハードボイルド。
・ショーターが死ぬまではハードサスペンス。
・ショーターが死ぬまではアッシュはじめみんな風呂に入っていなくて臭そう。つまり、とてもリアリティがある。
・ショーターが死ぬまでは最高です。

【悪い点】
・ショーターが死んでからいろんなキャラが変節します。やたらとセンチメンタルな描写が増え、ブロマンス〜ボーイズラブ的な雰囲気が濃厚になっていきます。「YASHA-夜叉」も同様の事態が起きたので、作者の癖なのか編集のテコ入れなのかは知りませんけど、作品のトーンがまるで変わってしまうのは面食らいました。ハードボイルド展開に魅了された男性ファンを切り捨てようとしたのでしょうか。
・センチメンタルな感情に流されてアッシュ死亡というラストは唖然としましたが、BLなら納得です。
・作者が個人的に思い入れのあった2人の俳優の影響が強くなっていくのですが、商業誌でやっていて恥ずかしくないのかと思いました。大人げないです。

【総合評価】
・大友克洋風の路線から樹なつみ風の路線へ転換するという(腐)女子に忖度した邪道作品という評価になります。最初から樹なつみ路線でやっていればこんなに厳しいことは書きません。
・社会を俯瞰したドラマからキャラを描くドラマへとシフトしたのは、やはり連載当初の人気が不発だったからだと思われます。薄汚れたスラムのドラマからセンチメンタルな美少年キャラを描くドラマへとシフトして、ブロマンス展開としたことで狙い通りに(腐)女子人気が爆発しましたので、商業的には成功でしょう。しかし当時の作者やミーハー的なファンのはしゃぎっぷりを苦々しい思いで見ていた自分のような老害ファンとしては、この作品を切り捨てる直接的な要因となりました。
・作者はこの作品から長編連載作品で緊張感を維持できなくなります。なので商業的評価とは裏腹に吉田氏の暗黒時代の始まりと捉えています。
・そのあたりの事情は当然編集側も捉えているので、目先を変えた「ラヴァーズ・キス」路線へと転換しますね。
・転換前に「YASHA-夜叉-」(バナナフィッシュと同様に中盤で主人公の関係者が死んでからセンチメンタル路線に移行)や「イヴの眠り」(もはや完全に蛇足)といった、バナナフィッシュの劣化再生産を繰り広げる羽目になったのも、編集側の要望なのでしょうか。いずれにしても、中途半端な作品で大成功をおさめるとろくなことにならないという教訓を残したと思います。

2019/03/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 10584 ホスト:10704 ブラウザ: 9033
【良い点】
・ストーリー
・魅力的で、自分について多くを明かさない登場人物たち

【悪い点】
・たしかに最後アッシュの顔コマばかりだった気がする
・アッシュの顔が常に変わる
・みんなアッシュの事好きすぎ
・アッシュの打つ弾は必ず眉間を貫通

【総合評価】
私はこれをただの漫画として見れなかった。アッシュ・リンクスという一人の人間の話だった。

男娼を買う政府の役人も、子供専用の男娼屋も、そのための人拐いも現実味があった。私はがっつり腐っているが、そこらへんのBLとは明らかに違うし、買春はどこかの国の重役がやっていてもおかしくない。

愛情を知らず誰にも頼ることなく生きてきたたった17歳の青年の所へ、ぽんと飛び込んできたのが憧れてる世界の人だったら、しかもそいつがマリアみたいに優しかったら、あれだけ依存してしまうのも無理はないと思う。俺のいる世界に居てはいけないんだと最初から分かっていながらも、エイジにほだされてく部分にアッシュの弱さが見え隠れしていて、ブランカに問い詰められたときむきになってたのも泣けた。

途中からバナナフイッシュはどっかに行った、という評価も多いが、結局はゴルツィネに繋がり、彼を倒すことでアッシュも彼の専属男娼時代の頃からのしがらみから解放され、兄やショーターの仇も打てたんじゃないだろうか。

私がこの話で最も人間臭いなと思うのは、光の庭で描かれる英二の姿だ。主人公が死んでも物語は終わらず、確かに壮絶な人生だったが、死をもってアッシュは救われた(私はそうは思わないけどね!生きてれば、ときっと何年経っても思う)。けれど英二はあれから多分ひどく自分を責め、アッシュの死を受け入れられず心に蓋をする。その英二がようやくアッシュの死を受け入れられて物語は終わる。

追いかけられて、逃れようとするが結局すぱんと死んでしまったアッシュの生き様と、7年でようやく英二の死を受け入れられた英二。この終わりかたでこのアナザーストーリーだからこそ、心を引き裂かれる思いだが、これだけ人気なのだろうと思った。

2019/02/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(93%) 普通:1(4%) 悪い:1(4%)] / プロバイダ: 33631 ホスト:33532 ブラウザ: 9177
とても好きな作品です。

誰にだってこの人を命がけで幸せにしたいって願う事ってあると思うんです。アッシュはそれが同性である英二だった。(それが愛情なのか友情なのかは関係無く)

孤独な殺人鬼になりかけたアッシュにとって住む世界も人種も違う、拠り所として英二が必要だったのでしょう。

結末には思わず「あぁ…」と声が漏れるほどに悲しかったですが…。

ゴルツィネとアッシュの最後
エンディング

とても素晴らしかったです。

2018/10/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 15476 ホスト:15525 ブラウザ: 10317
【良い点】
英二とアッシュの友情。
過酷な環境の中で無条件に無償の優しさをくれる英二の存在でアッシュがどれだけ救われたんだろうと思うと心がギュッとなります。
キャラクターの心理描写がとても上手く、惹きつけられました。
【悪い点】
キャラクターの描きわけがあまり出来ていないので、沢山のキャラクターに少し困惑してしまいました。
【総合評価】
自分は男性ですが、非常に楽しめる作品でした。
BLっぽいという意見も多いと思いますが、アッシュと英二は2人で1つというか、恋人をも超えた関係に感じました。
悲しい場面も多い漫画ではありますが、番外編含め、キャラクターの成長や、感情の変化をキラキラと感じることができ、非常に良い漫画です。最終話と番外編で号泣してしまいました。
当分は思い出して泣いてしまいそうです。

[推薦数:1] 2017/12/18 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:41(57%) 普通:18(25%) 悪い:13(18%)] / プロバイダ: 14869 ホスト:15235 ブラウザ: 8279
アニメ化されると聞いてざっと再読

本作は一般には吉田秋生の代表作となっているらしいが、
女性性の攻撃性や受け身の性を社会から「強要」されることへの怒りを鋭い筆致で奇譚風に描いた初期作『吉祥天女』、
家族の重さと絆を4姉妹の成長と共に繊細な心理描写で緩やかに描いた後期作『海街diary』の方が完成度は高いのではと勝手に思っている
吉田秋生の場合、知名度が高く人気の作品に限ってヒキは強いが、他の作品に比べてテーマ等の面白さや完成度が犠牲になっている傾向がある
誰にでもわかる一般的なエンタメ性と完成度が両立しているのが『海街diary』ではないかと
個人的には『カリフォルニア物語』『河よりも長くゆるやかに』等初期の暗く重いドラマ性の強い作品群の方がこの人らしいと思っているのだが
年齢が上がるにつれ摩耗していく作家が多い中、時代に合わせて柔軟に変化し、進歩前進していくのもまたこの人らしいとは思う



本作も吉田秋生ならではの鋭く抉るような心理描写はよく描けており、少女漫画と思えないほどドラマ性は高い
人物描写も途中まではそこそこ描けている
バナナフィッシュなる人を兵器のようにする麻薬を巡る謎やサスペンスも、マフィアとの抗争も
男性作家顔負け、ハードボイルド並みに描けているのだが、途中から中だるみが始まる
もともと構成は上手い方だが、ドラマ部分の構成はであり、サスペンス部分の構成に緻密さはなく、悪く言えばグダグダ
主人公のアッシュが元天才児の設定通り知力を尽くして戦う描写も多いが、決して読者を唸らせるほど知略に富むとは言えない
ただし、下調べや調査は十分にする人のようでそれで中盤までは持ったが
連載が長期になればなるほどボロが出てしまったようだ、中だるみ、失速もやむを得ないかなという感想


画力も後半は驚くほど上がっているが、顔のアップが多く、画ではなくセリフでの説明が多い、
キャラの動きの演出力はかなり低い上に
画力が高くない為、魅力的な情景描写も少ない
ただし少ない線で要素を掴み取り、微細な表情や描きたいものを表現する力はある


ストーリーの骨格やキャラクター造型はしっかりしているので、
アニメ化の際、思い切って改変して、雑で粗い部分に手を入れた方が良い作品になるのではと思っている
むしろ、改変しないとアニメとして見られたものにならないのではないか
その方が原作本来のキャラの繊細な心理描写も卓越したドラマ性も生かせると思う




物議を醸しているBL路線だが、やはり『吉祥天女』を読んでいないとなぜ吉田秋生がそこに踏み込んだかわからなくなるだろう
「私は、男達の妄想で何度も犯されてる」
『吉祥天女』の主人公小夜子のセリフだが、男が読むと責められているようなドキッとさせられるセリフである

女性性が男から否応なく性の対象として見られ扱われることへの生々しい怒り、虐げられ従属させられることへの怒り
女性が社会で自由に活動できなかった「昭和」、まだまだ偏見が多く、セクハラという言葉さえ一般的でなかった時代
女性に対して侮蔑的な発言や視線は社会的に大目に見られ、女性から抗議することさえ世間の目を意識してままならなかった
そんな時代を生きた女性からの抗議ともとれるセリフだ
女であることへの小夜子の怒りは鋭い攻撃性となって男に向けられ、物語の全編を覆うのだが、最後には怒りのむなしさと浄化が描かれる
女という「穢れた」性を持つ自身を小夜子は諦念して受け入れるのだ



だが一旦は浄化を描きながら吉田秋生は納得していなかったのではないだろうか
本作の主人公アッシュはスラムの貧困家庭で育児放棄されて育ち、マフィアの大ボスであるゴルツィネお抱えの男娼からスタートする
ゴルツィネはアッシュをまるで好みの女を育てるように躾、教育していく、源氏物語の光源氏のように
そこにアッシュ自身の意思はなく、されるがまま受け入れるしかない、
ゴルツィネは欲望の対象としてアッシュを扱い、好きな時にアッシュを犯し、思うがまま人形のように扱う
アッシュは『吉祥天女』の小夜子のように男に翻弄される存在だ
男でありながら作者から「女」であることを強要され、女としての苦しみを疑似体験させられるアッシュは
女であることの苦しみとやり場のない怒りの理解を男に求める役割を作者から与えられているかのようだ

物語の構成をグダグダに緩ませた一因であるアッシュと英二とのBLチックな友情、
まるで恋愛や魂の救済を描いたように見える絆は「作家」吉田秋生自身が浄化するために必要だったのだろう
『吉祥天女』で傷を抱え込み、1人孤独に去って行った小夜子には、英二という癒しになる存在はいなかったからだ
だが「作家」吉田秋生自身のこうした拘りは物語の方向性に一貫性を持たすことを失敗させ
事件の顛末を追うサスペンスとしての失速を招く
ラストシーンの『キリマンジャロの雪』に掛け、英二からの手紙を胸にしたアッシュの穏やかで満ち足りた死のシーンは美しいが、
巨悪と立ち向かった「BANANAFISH」はすっかり霞んでしまっている



次作『夜叉』は自身のしがらみとこだわりから解放され、よりサスペンス性とエンタメ性が重視された自由な作風になっている
「母性」が大きなテーマになっているが、しかし残念ながら物語全体の熱量は落ちているのだ


女であること男であることの強い拘りから解放され、再びよりダイレクトに人間そのものに描写の対象が向かった
後期作『海街diary』は洗練された筆致で人間を優しく描き、度量の大きい物語となっている
吉田秋生の過程の物語として本作『BANANAFISH』は存在している
[共感]
2019/02/11 BL路線について、なるほどと思いました。他作品を読み込まれているからこその視点ですね。私は吉田秋生さんの作品はBANANA FISHしか読んでいたいので他の作品も読んでみたいと思いました。 by shioko07

2015/08/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(43%) 普通:10(43%) 悪い:3(13%)] / プロバイダ: 4589 ホスト:4266 ブラウザ: 5699
【良い点】
アメリカの裏社会というファンタジーとリアルの交錯する舞台を上手く描けていた。いくつもの窮地を乗り越えるアッシュが天才の名に恥じなかった。アッシュが人間味のあるキャラであり、天才だからといって鼻に付く感じがしなかった。

【悪い点】
人が簡単に死ぬ修羅場の中にいる英二が場違いに見えてならなかった。英二は本当ならば死んでいてもおかしくない。英二を戦闘と関係のないところに避難させた上でアッシュと英二の友情を描ければよかった。

2015/05/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 2946 ホスト:3072 ブラウザ: 10071
【良い点】
とても面白かった

【悪い点】
ラストが…

【総合評価】ラストさえなければ最高でした

2015/02/13 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(62%) 普通:0(0%) 悪い:3(38%)] / プロバイダ: 28788 ホスト:28814 ブラウザ: 5171
【良い点】
内容は確かにいい

【悪い点】
はじめの方の絵があまり好きでないし、漫画にあまり手が込められてない
キャラが多く出て、途中何がなんだかわからなくなった

【総合評価】
個人的にはあまり面白くは無かった。

2015/01/30 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 32072 ホスト:32178 ブラウザ: 7860
吉田秋生による長編サスペンス。

初めての吉田秋生作品でしたが、吉田女史は女性漫画家にあって男性的な理が感じられる作家さん。

前半はかなり硬質なサスペンスもので、少し硬すぎる印象。
中盤以降はアッシュとエイジのキャラクターが躍動し関係性がより掘り下げられていきます。

個人的に中盤以降の雰囲気がすきです。シンや月龍などのキャラも魅力的。
だから、前半もう少しアッシュとエイジのキャラをしっかり立てたうえで物語を進行してほしかったなあと。
アッシュがなぜエイジに惹かれたのかが釈然としない感じ。

中盤以降はキャラクターとその関係性が面白いけれど、展開がややリアリティにかけたかなあとも思います。

2014/03/05 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 2695 ホスト:2680 ブラウザ: 10345
【総合評価】

アッシュのカッコ良さ。始め友人に薦められて一巻を読んだ時はそんな魅力を感じることは無かったものの三巻目から続きが気になって一気に読み切ってしまった。この作品はよくBL作品だなんて言われているけど、最近の801のBL漫画とは一線を引いている(801BLを否定しているわけではない)、まずストーリーが素晴らしいので多少の同性愛についてBLだのなんだの言う方は個人的にはこの作品は向いてなかったんじゃないかとも思える。冒頭で述べたように最大の魅力は主人公アッシュのカッコ良さ、其れと友情だ。消し去りたい過去や友情と自己の悩みなど繊細に哀愁深く書かれている。読むか迷ってる方は、きっと損はしないので是非読んで欲しい、きっと読み終えたときアッシュの魅力に取り憑かれているだろう。

[推薦数:3] 2013/12/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:55(61%) 普通:9(10%) 悪い:26(29%)] / プロバイダ: 22865 ホスト:23049 ブラウザ: 5870
【良い点】
少女漫画という枠をブチ壊したハードボイルドな世界観。
近代アメリカの日の当たらない部分からの序章がリアルでサスペンスの手法が非常に上手い。
クールというよりはシニカルな主人公(それ相応の理由がしっかり描かれるので深い)が魅力的。
設定・キャラクター・世界観ともに漫画的というよりは映画的手法に近い。
コマに描かれるなんてことない風景がまさに映画のワンシーンを切り取ったように、無音でありながら
冷たい夜風を感じるような緊迫感を持つ。
最小限の線で最大限の心理描写を成功させている画力。
リアリティが程よく「たった一発の弾丸」で儚く死んでいく人間の描き方が印象的。
謎を追う序盤の流れは最高と思えるが…

【悪い点】
中盤からの余計なキャラの乱造により、視点が右往左往し全体がボケはじめ心理戦でありながらただ整合性を保たせるための説明に執着した部分。
時折蛇足が多くなった部分が邪魔に感じ始め、その一番物語の障害になったのがやはり「エイジ」の存在。
主人公の心の支えとして描かれるが、物語としてはブレーキにしか感じない。
主人公の苦悩には共感できるとしても、BLモノのヒロイン役には同調できないのが足枷か…

【総合評価】
これが少女漫画に掲載される内容かよ?と驚いた傑作。
そこらの子供だましな男性作家の偽ハードボイルドよりもしっかりと闇と光を描ききった吉田秋生の力量は
漫画の世界を軽々と飛び越えるほどのものだ。
単純に力(物量や秘密兵器wだの乱暴で雑なもの)を誇示するギャングやマフィアの抗争図を描きたがる男性作家に比べ、女性的に内面やトラウマ、人格などをしっかりと設定し比較的スローテンポで物語を進める手法は非常に映画的で、徐々に読者の心を捉えるのが見事。
このテンポを遅いと感じるとお子様向け、丁度良いと感じるとこの作品にどっぷりとハマることだろう。

物語の支柱を担う薬物の全貌が見えるまでの流れは、まさに神展開。
とにかくサスペンスとしては秀逸な出来である。

反面、BL路線はいかんともし難く「必要か?」という疑問がぬぐえない。
確かに女性の読者が多い掲載誌であれば、人気や連載のためと捉えれば仕方が無いのかもしれんが
それをどうしても必須と考慮する物語ではないはずなのだが…

またマックス・ロボのように非常に「使いやすいキャラ」(主人公の肉親を知り、薬物の症状を知り、主人公の圧倒的な理知や銃器の技術を説明し、行動をともにし、次へと導くストーリーの進行役になる)を上手に配し、それがまったく矛盾や無理の無い流れにしていることなどは安易に「血筋」「能力」だのを持ち出す雑なハードボイルド漫画とはあくまで距離を置いている点は作者の素晴らしい構成と思える。

派手さは無い。
しかしこの乾いた感じと、冷たくてまとわりつくような感覚を描けるのは容易なことじゃない。
壮大とはまた違う、知る者だけの陰謀との静かなる(銃撃戦はあるけど)戦闘は味わい深い。

あっけないラスト、それも救いの無いラストに加点。BLに減点。それでも評価はかなり高めになる
素晴らしい傑作。
[共感]
2013/12/06 これはリアルタイムで単行本集めてました。「エロイカより愛をこめて」とこの作品は女性によるアクションものとしては最高傑作ですね。 by CHIGE

2010/10/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 18570 ホスト:18485 ブラウザ: 3876
この作品ははっきりとBLっ気がある作品です。そこ無視できないですね。どろっとしたような繊細な同性の友達への拘りってどうしても少年誌もので描かれる友情とは違います。男の立場で言ってしまえば、距離感が悪いですね。しかし閉鎖的な人間関係ではありだと思う面もあります。もちろんこの作品はこれは小さな事なんですけど。はっきりこういう友情もアリと認めないと面白いくないと思います。私はその気さっぱりありませんが、これは男同士の友情じゃないとか言うより、特殊例だと割り切ったほうが楽しく見れます。その他一般の友情と言うものにあわせる必要は一切無いと思います。後さすがに抵抗があるエロ描写は一切無いのでその点受け入れやすいです。

さてそれは置いておいてストーリーがダイナミックで面白いですね。ナインストーリーズが好きなため、あんまりバナナフィッシュと言う題名使う必要は無いなと思うのですけど。そっちより面白いのは作中はなされるキリマンジャロの雪ですね。この作品読んで、その後へミグウェイのそれ読みました。本筋とはあんまり重ならない話なんですけど、タイトルのバナナフィッシュと言い、使い方が上手いなと思わせます。ただラストシーンキリマンジャロの雪に多分重ねてあるだろうなと思う思いもあります。

筋としてはバナナフィッシュと言うバーサーカーを作り出すための薬物を巡る話で、サスペンス的な面白さがあります。その中でアッシュを育てた父親代わりの様な男のアッシュへの執着が濃く絡んできます。この辺りがアッシュの過去の秘密として軽い衝撃を受けます。

最初から最後まで下品なこの男、歪んではいますが、アッシュの輝きに心を奪われてしまった一人の人間だと見ることが出来ます。どうしようもない人間だけど妙に惹かれます。

バナナフィッシュだけじゃなく様々な謎があるサスペンス的な部分、このオヤジが絡む闘争絡みのアクション。

だがどうしてもこの作品で重要なのが、ちょっと男から見ると気持ち悪いぐらい行く愛憎渦巻くべたべたした少年達の人間関係です。これ違和感を感じつつも作品世界に嵌ってしまうと私結構楽しいのです。過剰になり過ぎないところがおおきく振りかぶってと感じが似ています。この作品ここが一番違和感を感じる部分ですが、ここ薄くするとバナナフィッシュ色みたいなものがなくなってしまう気もします。

2010/09/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:48(69%) 普通:5(7%) 悪い:17(24%)] / プロバイダ: 8439 ホスト:8273 ブラウザ: 5356
【良い点】
・アッシュという主人公
・サブキャラの好みとしてマックスとショーターとシン
・銃社会のアメリカを漫画らしく上手に描いている。
・ラストの衝撃を保管する続編「光の庭」(ゲームや漫画でもラストから続きが見れるのはこの漫画が初めてではなかろうか)
・泣かせるシーンは少ないがマックスの「もう忘れろ」と写真を燃やすシーンは心から感動して泣いた。

【悪い点】
・絵が拙い。特に序盤は。
・ホモばかりの世界。メインキャラ以外はホモなんじゃないか?

【総合評価】

少女漫画でありながら、男性にも推薦できるバイオレンス漫画。
マフィアや麻薬、暴力や殺人、ストリートキッズの縄張り争い等のハードボイルドな世界が形成されていて、少女漫画界では異彩を放っているだろう。

作者、吉田秋生氏は男性という説もあるほど、話の展開は性別を選ばないような感じを受ける。むしろ、この話は男性向きかもしれない。

評価は文句なし「最高」で。

[推薦数:1] 2010/06/06 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(50%) 普通:0(0%) 悪い:3(50%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29410 ブラウザ: 7659(携帯)
【良い点】
壮大なストーリー展開。
キャラ・作品の設定がしっかりしていて一貫してぶれない。
アメリカの舞台背景がリアルに描かれている。
心理描写が巧み。
キャラの内面がそれぞれ魅力的。

【悪い点】
コマ割りや構図が単調。
必要性もなくホモネタが出てくる。
アッシュと英二の友情が危ない関係に見える時がある。

【総合評価】
吉田先生よくぞ「BANANA FISH」を作りあげてくださいました。芥川賞を取らせたい漫画No.1にも選ばれたこともあり、贔屓でなく漫画史上に残る傑作です。
幼い男児への酷い性暴力や売春の強要などがあり気分が悪くなる部分もありましたがそれは必要な描写であり、その悲惨な過去を抱えているからこそアッシュは英二の純粋な優しさに孤独を癒され友情を深めていくことになったのだと思います。
読んだ当時は腐○子やBLなんて知りませんでしたし、確かに読んでいて友情なんだろうけど端から見たらヤバくないか?という描写もありました。正直、英二は男性でなく女性にすれば良かったのになあ…、と思ったりもしましたが作品自体は一切無駄がなく、最初っから最後まで秀逸でした。これ程しっかりした設定と深いストーリーを兼ね備えた作品は稀だと思います。ラストがまた切なかったですが、このラストだからこそこれ程までに名作となったのだと思います。

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「【良い点】BANANA FISHを追っていくうちに、だんだん見えてくるその効果、正体、ホワイトハウスの影など・...」 by ねこまくら


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2019/04/18 悪印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 20943 ホスト:21148 ブラウザ: 8323 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリーとても悪い(-2 pnt)
キャラ・設定とても悪い(-2 pnt)
映像とても悪い(-2 pnt)

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記事日時:2018/08/16
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