[日本映画]TAJOMARU -タジョウマル-


たじょうまる / TAJOMARU
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日本映画総合点=平均点x評価数778位2,855作品中総合点2 / 偏差値50.47
2009年日本映画総合点26位109作品中
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ストーリー1.00(良い)3
キャラ・設定0.67(良い)3
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作品紹介(あらすじ)

時は乱世。何不自由ない家柄に生まれながら、大盗賊「多襄丸」を名乗ることになった男。
血肉を分けた兄、弟のようにかわいがってきた家臣、そして心の底から愛した女・・・・・・。
誰よりも信じていた者たちのまさかの裏切りによって一変した人生。
しかし、何もかも亡くした絶望の淵にあってなお、思いもよらぬところに見つけた友情の絆。
信頼と不信がすっかり逆転したかに見えたそのとき、再び、そのすべてが揺らぎ始める。多襄丸に起こった出来事のひとつひとつに裏があり、裏から見れば同じひとつの出来事がまったく違って見えてくる・・・・・・。どんでん返しに次ぐどんでん返し。ひっくり返る信頼と裏切り。見えない真実に翻弄される多襄丸が、最後にたどり着く場所とは?
■STAFF■
監督:中野裕之 プロデューサー:山本又一朗 脚本:市川森一 水島力也
撮影:古谷巧 美術:林田裕至 編集:掛須秀一 音響効果:高坂俊秀
音楽プロデューサー:古川ヒロシ 音楽:大坪直樹 制作担当:坪内一 竹岡実
日本 公開開始日:2009/09/12(土)
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最終変更日:2013/12/24 / 最終変更者:永田 / その他更新者: 管理人さん / 提案者:SHUNIA (更新履歴)
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2019/11/23 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3577(33%) 普通:3768(35%) 悪い:3455(32%)] / プロバイダ: 24624 ホスト:24712 ブラウザ: 8329
アメリカにも本格進出か?な小栗旬氏と、前から話題作等に出てはいたけど、おっさんズラブでついにブレイクした田中圭氏のコンビで送った時代劇という事ですか。

どうやら時代設定は室町時代だった様で、故・萩原健一氏演ずる足利義政は畏怖されるべきカリスマ性がありましたね。さすがあの三國連太郎氏からも褒められただけの事はあるわ(それだけにプライベートでトラブルが目立ったのが残念でならなかったですが・・・・・・・・)でしたが、キャラクター的に義政よりも祖父の義満の方がイメージ近かったかもしれないですね。(再来年の大河も吉沢亮氏主演で渋沢栄一となった様だけど、義満もホントに萩原氏主演で一度大河ドラマ化してほしかったとも本作を見て思った。義政の嫁が主人公だった花の乱が、20年近く視聴率大河ワーストの記録を保持していたから難しかっただろうけど)

既に出家してもいたけど、室町時代でもいつの頃だったですかね?終盤直光が「時代は変わる」と確か言ってたけど、応仁の乱直前?まあそれはともかく、結果的に直光が盗人だった少年に桜丸という名前もつけてあげた情けを見せたのが結果的に仇になってしまいましたが、何故その恩もあだで返して裏切ったのかの説得づけがちょっと弱かったかなあと感じましたね。旧多襄丸も、故・松方弘樹氏が配役だったから実際よりキャラが立っていた様に見えた感じだったと言うか、彼に強〇されそうになった阿古が直光を裏切って自分だけ逃げた様に見えたのが実は・・・・・・・・だったのが明かされた終盤においての回想は意外性はあったのですが、先代を殺して襲名するのを繰り返していた割には油断してあっけなく倒されてしまった感じでもありましたしね。

義政の高祖父でもある尊氏と似ていたとも言うか、本当だったら守護大名の一族は足利将軍から一字偏諱を貰うのだから、政光(兄貴は政綱か)と名乗るべきだった直光って人の良いお坊ちゃまだった(なお、知名度は低いけど、尊氏にも8歳年上の兄貴がいた)けど、終盤で漸く化けた感じでしたね。殺陣シーンも悪くは無かったけど、ここはもう少しこうすれば良いのにな点も見られたし、佳作と言った所ですか。評価は「普通」で。

2013/12/24 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2323(50%) 普通:1165(25%) 悪い:1166(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 9950
【良い点】
話の大筋は良い。もっとも(自分は未読ですが)原作由来という部分もあるのでしょうが。

【悪い点】
現代若年向けの安易な脚本や軽い演出が目立ちました。
直光が転落人生を歩み、多襄丸となっても顔は小奇麗で野党の仲間達と暴れる姿も「正義の義賊」的。
これまでは直光時代には時代劇の枠は踏み外していなかったのにロックのようなBGMも流れる始末。
前半の伏線が明かされる様も多分に説明的。

【総合評価】
ストーリーは面白いものの新規若年視聴者を意識したカスタマイズぶりがどうにも印象を悪くします。
直光が多襄丸となる直前までの展開の方が兄の信綱を含めた四者の思惑の錯綜ぶりが面白かったぐらい。
先代多襄丸からの継承の場面辺りから「軽い」印象になった感は拭えません。
主役とヒロインが自分達だけ綺麗な所にいたわけではなく最後は多少、持ち直しましたが
低い身分から時に将軍の男色趣味の慰み者になりながら這い上がろうとする桜丸に比べれば
直光=多襄丸は人の宿業を描いた作品の主役として魅力があったとは言い難い。評価は「普通」で。

2011/11/17 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:326(30%) 普通:448(42%) 悪い:303(28%)] / プロバイダ: 7683 ホスト:7691 ブラウザ: 4895
芥川龍之介原作小説『藪の中』の映画化。が、原作のエキスは残しながらも、まったく違う物語に驚かされる。
人間の裏表という闇へのアプローチが鮮烈な原作とは違い、畠山直光(小栗旬)が裏切りの中で多襄丸として強く生きていく様を描いた冒険活劇のような作品だ。これでもかというほど裏切りにあう直光が多襄丸(松方弘樹)と対峙し、彼から譲り受けた名で生きていくことになり、阿古(柴本幸)とのロマンスもしっかりと描かれる。こうなるとほとんど他の時代劇と変わらないような設定となってしまい、完成度が高いのではあるが、新しい感覚を感じることはない。
最終的には桜丸(田中圭)との対決がメインに変わり、直光が立ち向かっていく焦点がどんどん変わっていくが、あまりにも扇情的で落ち着きがない展開になっている。クライマックスなのでそれが普通なのだが、少々直光の未練臭さが目立つ。
それぞれの役者たちがかなり好演しているため、そのあたりでは見どころは多い。灰汁の強い登場人物だらけになってしまうのだが、それはそれで楽しむことができた。

2010/05/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:269(37%) 普通:160(22%) 悪い:305(42%)] / プロバイダ: 39051 ホスト:39259 ブラウザ: 11161
自分は芥川作品「藪の中」未読だし、時代劇にも疎く、設定から本作の舞台が応仁の乱の頃だと予測がつく程度の歴史知識しか持っていない。なので、元ネタがどうこうとか、細かい歴史的考察とか、そういった難しいことはわからない。よって以下の文章は、素人が本作をみてどう思ったかを示す一個の意見と捉えていただければ幸いだ。

…なんて言い訳をしてみたところで、本作の話に入る。

いかにも時代劇アクションっぽいパッケージの上、ご丁寧にタイトルにローマ字まで使っている本作、てっきり派手なアクション系の作品かな、と自分は予想したのだが、蓋を開けてみるとまったく違った。いや、アクションもあるにはあるが、少なくともそれを主砲とする作品ではなかった。では、どんな作品かというと、運命に翻弄されて数奇な道を歩まねばならなくなった、管領家(将軍補佐のエライ家)の次男を描く作品。ジャンルとしては、一番近いのはヒューマンドラマだろうか。いや、恋愛モノだろうか。まぁいいが。

最初に…多襄丸という名前は、彼が偶然譲り受けたに等しいものだが(盗賊界の襲名といった感じ)、それをタイトルに持ってくることは、そんな彼のままならぬ運命を作品から感じ取ってほしい、もっと言えば、その運命の悪戯は一体なぜ起こったのかについて想いを馳せてほしいという、作品の願いだったのではないかと想像してしまう。

では、本作の運命の悪戯が起こった理由はどこにあったのか…非常に単純な解釈だが、それは一語で括れば「不信」だろう。本作の物語は、糸がこじれるように登場人物の関わりが面倒なことになるし、人死もそれなりに出るのだが、それもこれも、桜丸も阿古も当の直光も、相手や社会を疑ってしまったから起こったこと。もしあの時、ちゃんと信じ切っていれば…と思わずにはいられないシーンのオンパレードだ。

そして、もっと深く突っ込むと、なぜ不信が起こったのかというと、心の自由は許されぬと決めてかかっていたから、ではないだろうか。現在の目線に慣れ切った者としては、彼らが胸中を吐露することが何らかの形で許されていたとしたら、こんなことにはならなかったろう、などと想像させられてしまった。誰にも悪意はなかったのだから。あったとしても、それはすれ違いによって生じた、哀しい齟齬だったのだから。

しかし、当時の背景からいったら、そんなことは叶わぬ話だろう。生まれだけで将来を決められるといったニュアンスを含むナレーションまで挿入しているのだ、本作に於いて心の自由など、望むべくもないのは仕方ないのだろう。それだけに、本作の愛憎劇は「そうせざるを得なかった」と思えて、なんともやりきれない。直光(多襄丸)についても同様、「仕方ない、かな…」としか言えない感じがして、ツラい。

…このような感情の喚起は、本作が時代背景を上手く活かしたことの表れであるように思えて、なかなかの好印象を抱かされるのだが…そのままツラいだけで終わってしまっては、本当に救いがなくなっただろうし、自分としても、気分の悪さを抱いて終わりだっただろう。ところが本作はそうせず、ちゃんと斯様な胸の痞えを取ってくれた。

中盤、直光(多襄丸)は捕虜になるのだが、そのときに同源(多襄丸の盗賊仲間)の口から事実が明かされる。それによって、直光の不信が解けていく。彼は不信の逆、信じることができるようになった。多襄丸という盗賊に身を窶したことから、心の自由は既にある。そんな彼の姿は、運命の翻弄や不信による傷心に苦しんでいた、痛ましい前半部分と相まって、とても心地のよいものと感じた。物語の筋からすれば大したことがないかも知れないが、こういう「心のどんでん返し」が自分の中に起こってしまった以上、たとい物足りない話であっても、歓迎したいところ。

本作の幕切れは、斯様な心地よさを象徴するかのようだった。不信という柵から解放され、心の自由が許される場を作った。そして直光は、その自由の中に駆け出していった。理屈では「おいおい…」な気もするが、感情的には嬉しいラストだ。そういえば、作中で同源だったかが言っていた。「盗賊は自由だ」と。

ここで、タイトル「TAJOMARU」が再度、頭を擡げてきた。多襄丸は盗賊の大物だ。もし盗賊に自由の象徴という意味があったとすれば、多襄丸こそが「一番自由なヤツ」であって、最終的にその名を継ぐことを選んだ直光は、心も体も自由になれたということになるように思えてならない。そして、ここで前言をちょっと撤回したい。本作のタイトルは、運命の残酷さや、それを引き起こす人間の哀しさを現しているのだろうが、それだけではない。心の自由を手に入れた者の気持ちよさを語るタイトルでもあった。などというと強引だろうか。

そして、少し思ったのだが…自分らも勝手に心の自由を制限しちまって、勝手に不信に陥ってはいないだろうか? 本作は時代背景的に、そうせざるを得なかったから哀しいのだが、自分らの場合は勝手に柵を作ってしまっているのかも知れない…とすれば、これも哀しいこと。だから、もし柵があるなら、ちょっと取っ払って信じてみるのも悪くないかも、それで心が自由になれるかも知れないから…そんなことを考えてしまった。これは、本作が時代劇として、「歴史」をうまく扱ったから、と言っていいのかどうか、それはわからないが、自分としては意味があると思う。意味がなければ考えさせられたりしない。

…自分は時代劇について詳しくないので、本作の時代劇としてのグレードが如何ほどかはロクにわからない。それに、正直なところ、阿古姫の表情カタすぎ、死の間際の台詞が長いしクサい、などの文句も出てくる。お前の感想は針小棒大で、ありきたりなものに感動していると言われると、そうかも知れないし、オメデタイ奴だと言われても否定はしない。けれど、とにかく見れてよかった。評価(感想)は「とても良い」だ。

久々に「らしい」ハッピーエンドを見たけど…やっぱりハッピーエンドっていいもんですね(笑)。魂が浄化されるようで。

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2019/11/23 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 24624 ホスト:24712 ブラウザ: 8329 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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