[日本映画]その男、凶暴につき


そのおとこきょうぼうにつき / Sono Otoko Kyoubou ni Tsuki
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1989年日本映画総合点3位28作品中
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●スタッフ
監督:北野武
製作:奥山和由
プロデューサー:鍋島壽夫 吉田多喜男 市山尚三

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:1989/08/12(土)
プロモーションビデオ (1個)
その男凶暴につき 予告編  1989 Takeshi Kitanoその男凶暴につき 予告編  1989 Takeshi Kitano
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最終変更日:2016/03/12 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: アセチルサリチル酸 / kunku / 提案者:TCC (更新履歴)
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2015/11/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:746(51%) 普通:406(28%) 悪い:309(21%)] / プロバイダ: 22458 ホスト:22531 ブラウザ: 5171
プロデューサー・奥山和由氏が仕掛ける営業戦略の一環として、イレギュラー的に映画監督を務める事と成った「ビートたけし」こと北野武氏の第1回監督作品ですが、公開前は「門外漢のコメディアンが手掛ける映画」という認識で、批評家連中から軽んじた扱いを受けていたような記憶が有りますね。まあ今日(こんにち)では、其の認識が一気に覆っちゃってる訳ですけど…。
んで、説明的な描写や台詞の羅列を悉くすっ飛ばし、プリミティブな「暴力衝動」と「狂気」のみを追求する事に特化した「キタノ流フィルム・ノワール」の評価はと言うと…。

刑事と殺し屋、立場こそ違えど「組織」の枠から逸脱し疎まれ続けている「同じ穴の狢」同士が、狂気に突き動かされて激突し破滅へと転がり落ちていく…この基本プロットを主軸に本作は観客からの感情移入を一切寄せ付けず、やがて訪れるバッドエンドに向かって淡々と物語を紡いでいきます。
主人公・我妻諒介が行なう数々のイリーガルな捜査活動は、「お笑い芸人・ビートたけし」を熟知している分だけ余計に怖さが増すのが圧巻で、『西部警察』の大門軍団の問題行動が可愛く見えちまうぐらいのレベルなんですが、それ以上に白竜氏演じる殺し屋・清弘のヤバさ加減が半端無い。失態を犯した部下を廃ビルの屋上まで追い詰め、ナイフで指を斬り裂いて転落死させる時の目の演技は、ガチで「人殺し」の目でした。
そんな2匹のキ○ガイが周囲の人間を巻き込みながら殺し合うだけの映画ですから、最終的に両者が「破滅」へと辿り着くのは必然的だと言えるでしょう。ラストで或る人物が呟く「どいつもこいつもキチ○イだ…」という台詞が確信犯的で、結局のところコレを言わせたいが為の作品だったような気がします。

当初、本作のメガホンを取る予定だった深作欣二監督のエネルギッシュに爆ぜる暴力演出へ、客観的な乾いた視点で回答を示すなど「バイオレンス」に対する北野監督のスタンスが窺えて、何気に興味深かったです。我妻が妹を射殺した際、ガレージ内に響く薬莢の転がる音が其れを端的に象徴してましたね。

2015/09/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7551(87%) 普通:639(7%) 悪い:462(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:21947 ブラウザ: 1975(携帯)
そういえば、だいぶ前にこの作品のタイトルをパロった激辛カップ焼きそばを食ったことがありましたが、「アウトレイジ」や「菊次郎と夏」等で有名な北野武監督の出世作でしたね。

北野武ことビートたけし扮する主人公の我妻刑事は中年のベテラン刑事でしたが、のっけから主犯格の少年の自宅に無理矢理押し入ったかと思うと容疑を否認している少年に対して殴る蹴るの暴行を働いて強引に少年を自主させるわけですが、実際にやっているかやっていないか云々のことは置いておいて合理的な見地で考えてみるとあまりにも理不尽かつ強引なやり方ゆえに警察署内の同僚にも異端視されていたりといわば浮いた存在でありましたが、そんなあるときに我妻の親友である刑事が自殺に見せかけて殺されてしまい、しかも肝心の警察組織も追求するどころかもみ消そうとしたりと、もう頼れるのは自分しかないという感じで潔くオレ流のスタイルで猪突猛進で進んでいく我妻の姿がときに乱暴に映るけれども、そこに妥協や淀みはなくてかっこよく感じてしまいますね。

もっとも、先達の方の言う通り確かに刑事というよりヤクザだなと自分も感じたものでした。

評価ですが、「良い」とさせていただきます。

2014/08/03 悪いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:362(78%) 普通:43(9%) 悪い:60(13%)] / プロバイダ: 26541 ホスト:26752 ブラウザ: 10241
中盤に意味の薄いシーンを長く挟むのは北野映画ではちょいちょい見られますが、今作は特にそれが顕著だったように思います。

テンポの速さで見せる作風ではないぶん、一度こちらのテンションが落ちると取り戻すのに苦労する。

オチの見せ方は相変わらず華麗で素晴らしいと感じるだけに、あの中弛みはあまりに惜しい。

2014/06/03 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2260(50%) 普通:1134(25%) 悪い:1134(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 5173
バイオレンスをウリにした邦画に言ってもせんなき事かもしれませんが、
バイオレンスの描き方が自分には合いませんでした。

例えば、たけし演じる我妻が逃走犯を車でひき殺しかねない追撃をかける場面。
問題はその過程。刑事ドラマでお約束の潜伏先のアパートに数人の刑事が乗り込みますが、
新米が返り討ちにあい、先輩キャラが手本を見せてやる的態度でこれもやられ、
ドアの外でのんびり構えていた主人公が後から追いかけて上記のシーンに繋がる。
一人の犯人に各個撃破されるように警察の組織力を貶めておいて主人公の暴力性を必要悪のように描く。

また我妻が街中で襲撃を受けてナイフを受け止めるのはともかく、その後の拳銃の矛先をそらし、
流れ弾が通行人の女性に当たって即死したのに、そのまま逃走していくのは…?
主人公は刑事の側でいるよりヤーさん側にいるべきだったとしか思えませんでした。

我妻自身も最後は凶弾に倒れているので作品としての落とし前はつけられていますが
生理的に合わない部分が多すぎたので「悪い」で。

[推薦数:1] 2014/02/03 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 15276 ホスト:15163 ブラウザ: 5171
北野武の処女作ですね。
バイオレンス、暴力に寄ってはいるものの、どこか武っぽいギャグは残っていて、妙に冷淡に暴力を振るう姿がやっぱり笑えちゃう。
なんだろう…。この破天荒なキャラクターは、「たけしだから」じゃなくて、ツッコミ所もあり爽快感もあり…な笑いを取る。たけしだからこその軽さも、この作品では割と演出できてたと思います。

冒頭、ホームレスをリンチする少年犯罪者に清々しいほどの暴力で報復する我妻の姿は、「たけしだから怖い」。
なんか、お笑いのノリでそのまま人を殺してしまいそうな狂気を帯びた…そんなキャラクターで、結構ゾッとします。相手の少年が結構ガチで震えていたのもなかなか。
最近は、中二病的な「悪人の処分や私刑・拷問」で爽快感を得る系漫画の描き方がヘタクソに思ってたのですが、この我妻のノリはなかなか素敵です。
たとえば、少年が「おらっ!お前たちみたいなクズはどれだけ痛めつけてもいいんだよっ!」みたいな説明台詞とともにホームレスをボコボコにしていたら、その時点で興ざめなのですが、この少年たちの淡白さも、我妻の淡白さも、変に説明されるよりはずっと良いものです。

で、一応新米と組んで麻薬組織と戦うのですが、犯人を車で轢くわ、犯人をリンチするわ、もうメチャクチャ。
とにかくこれだけ派手に暴れているのに、それを「スゲエだろ!」という感じでやるのではない。
「あ?これくらいやるのが普通だろ?」くらいの冷めたテンションで作ってしまうのが武なんですね。
そのテンションを押し切り、最後に我妻が撃たれて死ぬまで、この冷淡に描かれ続ける暴力を描写している。
しかし、暴力を「普通」として描いているわりには、その暴力に対する嫌悪が沸くような世界を描いてるんです。
この作品で暴力を振るった人間は、誰ひとりとして幸せになれません。
人を殺したキャラクターは当然死ぬ。我妻も殺されてしまう。我妻を殺した男は最後まで生き残り、幸せになったかのように見えるが、その思い上がりこそが、彼の暗い未来を暗示しているように見える。
何でもない秘書を映して物語が終わったのも、この秘書があの男を殺す野望を秘めているかもしれない事を示唆しているのかもしれない。
もう、とにかくそんな作品なんですよね。

我妻の妹が薬で××××漬けにされてしまうのはちょっと悲惨でした。
とにかく、そんな精神的な暴力も含め、この作品は荒れすぎていたでしょう。
我妻が唯一の心の安らぎともいえる妹を打ち殺してしまうラストは、とにかく悲しく切ないものでした。
暴力を振るい、人を殺した者は、主人公の我妻も含めて幸せにはなれない。
冒頭でホームレスをボコボコにした少年たちが、我妻にボコボコにされているところだけでもそれは充分伝わったでしょう。

評価は「良い」。
この哀愁を誘う作品、とても処女作とは思えません。
当初の予定通り深作監督が作っていたらどうなるのかも気になりますが、そうなると世界のキタノは誕生しなかったんですよね…。

2014/01/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:611(59%) 普通:264(25%) 悪い:169(16%)] / プロバイダ: 14900 ホスト:14911 ブラウザ: 7858
【良い点】
・初監督作品とは思えない完成度
・後の作品に続くも徹底したバイオレンス描写
・とてもドライな印象

【悪い点】
特になし

【総合評価】
北野武監督初作品。警察官の主人公が破滅するまでの物語だが、静かに裏切りと暴力が
続いていき、あっけなく最期を迎えてしまう。独特の間とバイオレンスは本作品から既に
発揮されており、さすがだなと唸ってしまった。
同監督の暴力描写はギリギリのところでグロくなり過ぎないところが絶妙だと思う。

2012/06/17 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 13067 ホスト:13380 ブラウザ: 4894
【総合評価】
「ビートたけし」としてしか知られていない北野武が映画監督として、初めて包まれたベールを剥いだ名作。しかしながらとてもデビュー作とは思えないほどの突出した才能を見せており、かの蓮實氏や黒澤監督がその才能を認めただけのことはある。で、見た印象なのだが、全体的にどことなくドライでありかつ生々しい。私はこの作品を「北野武版時計じかけのオレンジ」と呼んでいる。ではなぜそう思うのかいくつか理由を記していこう。

一つ目には、この作品の冒頭のシーン自体が浮浪者に対して無軌道な暴力を振るう若者という、「時計じかけのオレンジ」の冒頭に出てきたシーンそのものだからだ。そこでの見せ方もまた上手くて、普通は暴力を振るう若者に焦点があてられるものだが、このシーンでは暴力を振るわれる浮浪者の方に焦点を当てて、その浮浪者が転がっていくのをクローズアップで見せる形によって独特に緊張感がそこに生まれるのである。だが、このシーンの本当に凄い所は一歩間違えれば単にお下品でグロテスクにしかならない筈のこのシーンをどこかで一歩引いたような空気で撮っている所があり、ギリギリで浮浪者に感情移入させない作りになっている。また、若者をあまり映さなかったのも暴力を振るう若者はあくまでも状況理解のために置かれた駒であり、時計じかけのオレンジと違って重要人物ではないからだろう。ここら辺の判断力はさすが北野武という感じだ。

二つ目に、全体的に映像演出が冷たくて乾いているのである。なので登場人物たちがゴダールのような感じではないにせよ殆ど感情移入しない作りになっている。まあ役者のキャスティングや演技それ自体は素晴らしいと思うし、どれも芸能界において第一線で活躍している人たちだけれども、だからといって誰か一人に感情移入できるような作りにはなっていない。ここが凄い所で、主人公の我妻をはじめとして全員そこに生きた感情を持った登場人物であるという感じがまるでせず、後ろからピーンと張り詰められた糸のようなもので吊るされている感じになってしまう。だから誰かが暴力を振るおうと、また逆に振るわれようとそれに対して「うわ、痛い!」という感じがまるでせず、淡々と処理されていく。また、その映像演出の真髄はラストシーンにおいて見られ、ここで我妻は清弘を殺した挙句、「まわされ」て狂ってしまった自分の妹ですらも容赦なく射殺するわけだが、そのシーンの光と影を対比させた映像のショットが見事だ。一度振るわれたらテンポよく最後まで暴力を振るい続けるのが北野映画なのだが、このシーンの一連の流れやショットは抜群で未だに頭から焼きついて離れないのである。逆に言えばこのカットを撮りたいがために心を砕いてると言っても良いだろう。

扱ってるのが警察とヤクザ、そしてそのマフィアたちが振るう暴力ということで、後の「グッドフェローズ」等々スコセッシ映画と似ているとの指摘もあるようだが、それはまずないと思う。確かに北野武はスコセッシファンの一人だが、この作品の公開は89年、グッドフェローズは90年だから順番としては逆である。また、スコセッシの映画は全体的にもっと華やかで登場人物が生き生きとしている。また頻繁に放送禁止ワードを普通のあいさつの感覚で使うのがスコセッシの映画の特徴だが、北野武映画はそこまでむき出しにならない。音楽・音響の使い方においても違う。スコセッシ映画の場合はロックを中心として音楽をガンガンかけてとにかく雰囲気を前面に押し出すのに対して、北野武映画は基本的に音楽は一つか二つ位で殆ど音楽は使わずに芝居の空気感、間と役者の演技によって押し切るという感じだ。少なくともこの作品においてはそういうものになっており「いかに音楽をかけるか」ではなく、「いかに音楽をかけないか」を重視した作りになっている。あと、これが最大の特徴だけどスコセッシ映画は過剰に状況を説明して理屈づけようとする上、カメラワークは上手い癖にバチっと決まった効果的なショットが撮れない。対して北野武は映像の論理を中心として無駄な説明は極力しないし、構図からショットの撮り方からきちんと意識された物になっているからメリハリが効いている。ここが最大の違いだ。スコセッシってなかなか良い写真撮れない監督なのよね〜、好きなんだけど。

話をまとめると、この映画は北野武のデビュー作とは思えないほどよく撮れた映画だ。キャスティングは勿論ショットの撮り方から映像の編集、音楽の使い方の全てにおいてだ。まあ強いて言うならばラストのワードを打ってる女性のカットは要らなかったと思うが、それでもこの作品全体の評価を影射すものにはならない。映像の古さはしょうがないが、それでも時代を超越した面白さがあり最後まで見れる。評価は「最高」である。

2010/10/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 18359 ホスト:18285 ブラウザ: 3876
唯一見た北野映画。

分かりにくいと聞いていたのですが、意外と面白かったです。

所々、デニーロを意識した演技と、スコセッシっぽい感じがあります。

やくざ映画のとき深作監督は避けたいみたいな話があったのは分かります。どちらかと言えば演技と言い雰囲気と言いスコセッシとデニーロが組んだような映画っぽいです。なんとなくたけし演じる主役の刑事が狂気を帯びた雰囲気がするので似てくるのかとも思いますけどね。

話は面白かったのですが、プラトーンみたいに善悪を逆転させた役者さんを起用されてるらしいのですが、私そこまで詳しくないので、その辺り分からなかったです。

後の北野映画は見て無いのですが、この作品は物語がすっきりしてて分かりやすかったのでかなり好印象です。ただ細かいところは覚えてなくて、殴る蹴るの方が覚えているなと…。

2010/08/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:38(79%) 普通:3(6%) 悪い:7(15%)] / プロバイダ: 13630 ホスト:13806 ブラウザ: 6406
タイトルどおり「その男、凶暴につき」
苛烈なバイオレンスがちりばめられながらも、大変ドラマ性の高かった作品。またこれが期せずしての北野武の初監督作品でありながら、その才は監督としても役者としても遺憾なく発揮されている。
のちの「ソナチネ」「HANABI」「BROTHERS」に自己影響しただろう破滅型の主人公像が見事に描かれていて、またたけし本人のスタンスにあうのか見事に演じ切れていると思う。多分フランスで北野武が絶賛されるのは「フィルム・ノワール」の正統な継承者だからじゃないだろうかと思う。
北野武作品はバイオレンスから離れた作品は映像美は別にして正直褒めにくいものが多いが、なぜかバイオレンスものだとドラマ性も含めてしっくりくる。
少し話が脱線したが、この作品の主人公我妻諒介が様々な裏切りにあい徐々に孤独を深め、最後はやはり己のもつ力に凶暴性にたのむ姿は秀逸。我妻諒介は警察の中で異端とされる存在ながらまた北野武もある種異端な存在。二つの異端に支えられたこの作品は本当に面白かった。

2006/10/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3322(33%) 普通:3508(35%) 悪い:3267(32%)] / プロバイダ: 15047 ホスト:15277 ブラウザ: 4184
たけしの初監督作品でしたが、暴力的なキャラを
演じさせれば、彼の右に出る役者はいないですな。
序盤、浮浪者を虐めていた某少年の家に押しかけて、
無理やり自白させてましたけど、この少年はまさに
自業自得でしたな。やはり悪い事は出来ないものです。
中盤は、バットで相手の男を殴り殺した(頭から血が
噴き出す様は見ていて非常に生々しいものがありましたが)
男を何処までも追っかけて、ガラスをバットに割られる
反撃を受けたかと思いきや、引き倒して蹴りの応酬を
お見舞いしたのも、ある意味爽快でしたな。

物語の核は殺し屋との争いで、途中麻薬を横流しに
していた同僚の刑事が口封じの為に殺されてしまいましたが、
指をナイフで切られたシーンも、実に残酷で強烈でした。
最後はその親玉を追って、射殺するも、自らも
また殺されてしまいましたが、銃弾も構わず前進しながら、
発砲したその姿は圧巻で、並々ならぬ執念がひしひしと
感じられましたな。小生はべつにたけし信者じゃないけど、
それなりに楽しめたのは確かなので、「良い」評価は
つけられますかな。

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2016/07/16 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 15242 ホスト:15606 ブラウザ: 7496 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事美しい/怖い/びっくり/道徳心&モラル 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
映像最高(+3 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽最高(+3 pnt)

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