[日本映画]アウトレイジ


Outrage
  • びっくり
  • 面白い
RSS
日本映画総合点=平均点x評価数266位2,793作品中総合点9 / 偏差値56.74
日本映画平均点201位364作品中平均点0.45=普通/20評価
2010年日本映画総合点11位123作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票
声優・俳優1.75(とても良い)8
キャラ・設定1.38(良い)8
映像1.38(良い)8
音楽1.12(良い)8
ストーリー0.88(良い)8
びっくり75%6人/8人中
面白い50%4人/8人中
道徳心&モラル38%3人/8人中
怖い38%3人/8人中
格好良い38%3人/8人中
もっと見る
属性投票する
作品紹介(あらすじ)

関東一円に勢力を張る巨大暴力団組織・山王会組長の関内のもとに、一門の幹部が集結していた。その席上、関内は若頭の加藤に、直参である池元組の組長・池元と直系ではない村瀬組との蜜月関係について苦言を呈す。そして、加藤から村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、その配下の大友組組長・大友に“厄介な"仕事を任せる。こうして壮絶な権力闘争が幕を開けた…。
R15+
監督:北野武
出演:北野武椎名桔平加瀬亮國村隼三浦友和石橋蓮司小日向文世杉本哲太北村総一朗塚本高史中野英雄
配給:ワーナー・ブラザース映画オフィス北野
日本 公開開始日:2010/06/12(土)
公式サイト
1. http://office-kitano.co.jp/outrage/main.html
プロモーションビデオ (1個)
北野武最新作/アウトレイジ予告編北野武最新作/アウトレイジ予告編
9,0672020
最近の閲覧数
4101005200
この作品を日本映画として最高の中の最高と投票した方はまだいません。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2010/05/12 / 最終変更者:管理人さん / 提案者:管理人さん (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
2018/01/28 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:37(16%) 普通:61(27%) 悪い:127(56%)] / プロバイダ: 8563 ホスト:8537 ブラウザ: 8279
二堂;二堂です。

新駄;新駄です。

二堂;濡れ衣かぶせられまくる老ヤクザの葛藤を描く第一作。

新駄;まぁヤクザというか芸能人というか芸能界の話ですね。

二堂;といいますと。

新駄;ヤクザにしては足の引っ張り合いが多すぎるでしょう。あれで組織もつかふつう。

二堂;確かに潰れますねあれでは。その辺は宇多○さんもいってましたね。

新駄;メタフィクションなわけよ。

二堂;またそのネタですか。

新駄;ってか監督の北野武が芸能界をしか知らんかったらそうなるやろ。ようは芸能事務所って多分どの業界の事務所より内部の足の引っ張り合いが多いと思いますよ。芸能界はゼロサムゲームですからね。

二堂;だから成り立つってのもあるような。

新駄;そうなんです。なんかヤクザいうけど多分実際に芸能界であったうち話のようで、あまり面白くない。特に黒人ネタ何なんだ。「とても悪い」です。

2018/01/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:544(62%) 普通:137(16%) 悪い:193(22%)] / プロバイダ: 45159 ホスト:45210 ブラウザ: 8279
人がバンバン死ぬ・・・というか日本でこんなの起こったら警察介入が逃れられないわけで。そういった部分から見ると一種のコメディ的な捉え方をしないと楽しめないですね。
やくざ映画とかあんまり見ませんし、真面目に見てメッセージ性が云々っていうタイプの絵映画でもないですし、「バカヤロー」の応酬とちょっとやりすぎな抗争模様を楽しめればオールOKみたいな映画だと思ってます。
一個言い忘れましたけど、キャスティングはホント素晴らしいですね。

2015/05/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:78(76%) 普通:11(11%) 悪い:14(14%)] / プロバイダ: 42122 ホスト:42151 ブラウザ: 5149
ヤクザ映画
派手な暴力の映画ではなく
淡々とした乾いた暴力のヤクザ映画
ヤクザというようなイメージではない
出演俳優が多い印象
個人的に北村総一郎、三浦友和など
ヤクザの保身、欲、裏切りなど
薄汚い部分の多い映画
殺人数が多く現実離れしすぎた感がある
いくらなんでもこれだけ死者が出て
警察が黙ってるわけがないだろうにという感

2014/09/10 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:75(78%) 普通:14(15%) 悪い:7(7%)] / プロバイダ: 980 ホスト:919 ブラウザ: 6290
もともとこういうジャンルは嫌いなのだが視聴してしまいました。

残忍な暴力シーンは多いがこういうことを前提とした作品なので目はつぶることにします。

しかし場所がいくら何でも目立ちすぎではないだろうか?
人けのない所ならともかく広い公道や一般の店での殺害はどうかと思う。
ヤクザだってバカではないのだから秘密裏に行うのが筋なのでは?

と言うより殺人は絶対にやってはいけないことである。
しかしそれを言ってしまうとこの作品そのものを否定することになるので
やはりここも目はつぶることにしましょう。

そうしたことを考慮し評価は「普通」にします。
皆さんもヤクザに関わることは絶対にやめましょう。

2014/06/01 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:317(51%) 普通:90(15%) 悪い:212(34%)] / プロバイダ: 2585 ホスト:2616 ブラウザ: 4998
【総合評価】
北野武映画初視聴
そしてヤクザ任侠映画も初視聴

うーん
楽しめなくは無いけど見終わった後に何も残らない典型的娯楽映画って感じですね…
そもそも話の流れがあいつ殺そう あいつ殺そうの繰り返しで最終的に大友組全滅ってただそれだけの映画
要は大友組が壊滅するまでに何が起きたか?という部分的なところを切り取った作品ですね

結論から言ってしまうと恐らくこの作品は前座なのだろう
アウトレイジはそれほどでも無かったがビヨンドが結構話題になっていたところからもそう察するべきなのかも知れない もっともこれは私の憶測だ
別に次回作を持ち上げて見た後徹底的に叩いてやろうとかそういうことでは無い
ただ、次回作の前座的な映画は何本か現実として存在するのでそういうことなのかと…

そんなわけでストーリーは支離滅裂というか全体的にごちゃっとしてる
そもそも本家のボスが大体悪いんですが、ここまで裏で潰しあいさせておいて今までよく立っていられたなという印象も受ける
こんだけ部下を良いように扱っていたら絶対に恨みを買っているだろうに

それと本作には現実味が無い
そりゃヤクザの世界だから私のような一般人が現実味といったところで鼻で笑うかも知れませんが、ヤクザというだけであれだけ人を殺していて足がつかないってところに現実味を感じない
一般世界は蚊帳の外で完全にヤクザだけで映画の世界が構築されている

確かに本作はヤクザが主人公の映画だけれど、警察を出した以上
マスコミや一般人のような世間、社会全体も出して欲しかったですね
警察もただの尻拭い役という印象でしか無い
一般人は出てきても悲鳴を上げずぼーぜんと眺めるだけ…フィクションであるとはいえ現実味を感じなければただのフィクションだ 魅力のあるフィクションは現実味もあるはず…

役者は全員いつもと違う演技で新鮮でした
特に椎名桔平が良い声でドスの利いた声を出していて良かったです

次回作ではほかにも色んな役者が出るようなので期待
それはそうと耳に菜箸刺すシーンで使われてたのが家にあるのと一緒でワロタ

2014/04/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:23(61%) 普通:7(18%) 悪い:8(21%)] / プロバイダ: 3635 ホスト:3605 ブラウザ: 5171
【総合評価】
この映画は今迄の北野映画の中でも非常に異彩を放っている事で注目された任侠映画です。
過去にもバイオレンス作品を手掛けてきた北野氏ですが、この『アウトレイジ』は異彩を放ちます。

暴力団の権力争いがストーリーである為に、基本的に罵声と暴力のオンパレードです。

世界観も人物もひたすらダークに突き進み、そしてそれが最後までぶれない。

それでいてヤクザの世界から感じる上下関係と各々の人間模様が、現代社会でも置き換えられやすく感じます。

完全に視聴者に対しても、そして監督であり自ら出演している北野氏自身すらも媚びず一切の妥協をも許さぬスタイルと作風で構成されており、本当の暴力映画とはこういう事までやるんだってのを考えさせられます。

出演している面々も個性派男優を沢山擁して正に全員悪役を地でいっています。

義理人情などのような廃してひたすら暗く殺伐した作風を突き通した部分だけでも、純粋に評価していいと思います。

2014/04/13 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:2(100%)] / プロバイダ: 15959 ホスト:15930 ブラウザ: 3425(携帯)
久しぶりに北野映画を見ましたが、豪華俳優人、個人的な意見ですが、はまってなかった様に思いました。

監督の演出も妙にわざとらしく、生々しさは感じられませんでした。

自分は初期の作品しか見ておらず、コアな方にすれば批判の対象になるかと思いますが、映画では無くて寧ろ、舞台演出の方が向いているのでは無いかと感じてしまいました。

この作品では自分が求めていた、鮮烈さ、怖さを感じる事は出来ませんでした。

2013/11/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:632(59%) 普通:269(25%) 悪い:174(16%)] / プロバイダ: 1399 ホスト:1199 ブラウザ: 7910
【良い点】
・独特な暴力描写。とにかくえげつない。引き込まれる。
・各役者の演技力。特に椎名桔平は凄かった。

【悪い点】
・あえて言えばストーリが二の次なところ。狙い通りだと思うが。

【総合評価】
北野武作品は大好きなので、多少ひいき目もあるかもしれない。
それでもヤクザもの(暴力もの?)を撮らせたら最高の監督の一人だと思う。
なにかで本作品は先に殺し方を考えて、そこにストーリーをつなげたと
監督のインタビューを読んだ気がする。納得の内容だった。

2013/04/05 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 48179 ホスト:48118 ブラウザ: 6622
面白いというかなんというか
適度な緊迫感があり退屈せずに観れてあまり不快感がない作品でした。

当たり前ですが暴力団には関わりたくないと思いました。怖すぎます。

一部配役のチョイスが違うと感じましたが
椎名桔平はかっこよかったです。

[推薦数:2] 2013/01/11 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2038(50%) 普通:793(19%) 悪い:1257(31%)] / プロバイダ: 11207 ホスト:11382 ブラウザ: 9831
昔の東映の任侠ものとは違う、現在風の暴力団抗争もので、たけしメガホンの過激さに、「登場人物が全員悪人」という具合に、惨殺シーンが多いのですが、正直そんな惨殺シーンばっかの映画という印象も強いです。

登場キャラが全員悪人ばかりというヤクザの世界故の激しさという部分で、息もつかせぬ血みどろの抗争・・・といった感じを表現したのでしょうが、私はこういう暴力映画には全然惹かれるモノが無かったし、かといって東映の任侠ものにしても好感を抱いた覚えがないし、映画の中の血みどろの泥臭さというのは、東映ものと大差が無い感じがしたし、見ていて「次はコイツがぶち殺される」というパターンに終始していたような感じです。とゆーか、そーゆーシーンばっかな印象が強く、はじめ見るとビックリしますが、二度、三度も続けば、「なんだ、こんな感じか・・・」と半分白けていました。

主演のたけしにしても別にそんな魅力的じゃなかったし、ヤクザ映画自体を面白いと思った事は無かったし、豪華な俳優を集めたところも、東映のそれに似た感じですが、面白いとは全然思えませんでした。賛否両論も結構強い作品とは聞いていましたが、自分は否の方でした。

現在は東映のこの手の任侠映画が制作できなくなった事情もあってか、こういう北野武映画でないと、過激なヤクザ映画が造れないといった事情もあるのかも知れませんが、自分的には面白いとは思わなかったし、ヤクザ映画自体が上映出来ないような世情になっているのもあるし、暴力団抗争を警察が利用する・・・というのは、惨殺シーンばかりの本作で「警察が動かないのは無理がある」という意味合いで、そんな設定にしたのでしょうが、これで警察まで悪役にするようなのも「なんだかなあ・・・」という違和感も大(実際の警察に正直、あまり好印象が無いとはいえ)。

過激な映画が造られない現代であって、本作のような映画がその意味でヒットしたり、注目されたのも、頷けると言えば言えます。ただ、たけし映画には思い入れがないし、それほど面白いとも思わなかったし、見ていてそれほどゾクゾクせず、どちらかというと醒めた感じで見ていました。

ダークな世界観と、ダーティーな人物達の殺し合いという部分で過激さを出したのかも知れませんが、全然面白い印象は無かったです。海外にも進出し、受賞を逃しても評価されたと言われますが、悪くいっちゃえば、海外の映画事情も日本と同様で、あまり凄いものを・・・という感がしない事もありません。

見た後もスッキリしなかったし、作風にも惹かれなかったし、たけしもちょっと過剰評価されてるのかな?と意地の悪い事も考えてしまいました。ヤクザ映画自体好きでは無いし、たけしの哲学にも別に惹かれないし、一度見ればもういいし、続編にもそれほど・・・なので、「とても悪い」という印象です。

[推薦数:1] 2013/01/11 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:274(70%) 普通:52(13%) 悪い:63(16%)] / プロバイダ: 972 ホスト:963 ブラウザ: 7389
【良い点】
テンポの良さ=編集の良さ
画面にリズム感があると最後まで飽きずに観られる。

暴力シーンのバリェーション。
あまりにえげつなくて画面を正視できないほど。

【悪い点】
リアリティに欠ける。
あそこまで会長が配下の人間を玩具にして争い合わせていたら
組織が大きくなる前に内部崩壊するのは目に見えてます。
最後で三浦友和にタマを取られてたけど正直遅すぎるだろとツッコみを入れてしまった。

手袋してたわけでもないから指紋や硝煙反応で犯人が誰かすぐにわかっちゃうだろうし・・・。
警察も丸めこんだ茶番っていうことなのかもしれないけど。

あとマスコミの存在が完全無視されてるのが気になった。
暴力抗争に巻き込まれるのを恐れてるとかそういう描写は欲しかった。

なんかえげつない暴力描写そのものを描くことに気が取られて
脚本の練りこみがおろそかになってる気がした。

現在の北九州でも抗争が激化してますが
マスコミの報道は腰が引けてますけどね。

【総合評価】
北野武映画の中では正直凡作だと思う。
まだ事故の後遺症が残ってて顔面麻痺してるせいか
たけしの表情が暗いし
全体的に坦々とし過ぎてて視聴していると暴力に対する感覚が麻痺してくる。

ちょっとやり過ぎだと思う。
たけし本人のメンタルが相当ヤバいことになってるなあ〜と心配になった。

「菊次郎の夏」とかあの辺のハートフルな作品のほうが好きなんだけど
興行的に厳しかったのかこの手の暴力路線を突き詰めていくことにしたのかもしれない。

評価は【悪い】にしておきます。
つまらなくはなかったけどあまりにも雰囲気が殺伐とし過ぎて視聴者のメンタルに
悪い影響を及ぼす可能性が高いから。

2012/10/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 7307
いろいろ映画見てきましたが北野監督の作品は今作が初めてです。

不条理な暴力がはびこり旧弊としたやくざの世界を描いた作品。
暴力描写が楽しいタイプの映画。
ストーリーが面白いという作品ではないですよね。
むしろたいしたストーリーがないというところに監督のねらいがあるのでしょう。
スコセッシが『ディパーテッド』でスト^リーも楽しいギャング映画を撮ったのとは対照的に
北野監督は単純にやくざの異常な世界、不条理な暴力を追求したのだと思います。

2012/09/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3414(33%) 普通:3573(35%) 悪い:3328(32%)] / プロバイダ: 10947 ホスト:10868 ブラウザ: 5682
続編公開までもう1ヶ月を切ったようですが・・・・・・

兄弟盃を交わしたはずの暴力団同士の抗争が主軸となっていましたが、
暗めの色調補正がなされていた(と思われる)映像の巧さも相まって、その「仁義なき抗争」
は陰惨で見るものをぞっとさせるエネルギーを醸し出していたと言えました。
過激な暴力シーンとかもまさに良い意味で北野映画らしかったとも言うか。

俳優陣も色々な人が出ていましたが、中でも水野役、椎名桔平氏のドスも利いた
エネルギッシュな活躍ぶりが光りましたね。それだけに、最期のあの残酷な殺され方
は何とも呆気なくも思えましたが・・・・・・・・我らが(?)主役の北野武氏も
出番の多さでは椎名氏にはやや及ばなかったながらも、某発泡シーンや終盤の
あの「衝撃的な」シーン等流石に要所はしっかりと締めていました。関内役の
北村総一朗氏も、「踊る大捜査線」シリーズ等とのギャップが大きかったのが
インパクト強かったというか、食えない演技っぷりは流石ベテランと言った所
でしたか。

その中では、三浦友和氏はどうもドスが利いておらず、ヤクザというよりは
中間管理職なサラリーマンで、「全員悪人」のキャッチフレーズから浮いていた
と思いきや・・・・・・・・・カッコまで「あの人」の真似していたけど、
その分かり易い成りあがり根性には苦笑させられました。

そして大友も実は・・・・・・・・・先日本作も地上波放送されてましたが、
消化不良気味な不作が多い印象があった、近年の北野作品では見る人を飽きさせない
重厚な作りに仕上がっていて、久々に見ていて楽しめた映画でした。これなら
続編も期待が持てるでしょう。評価は「とても良い」寄りの「良い」で。

2012/09/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:362(78%) 普通:43(9%) 悪い:60(13%)] / プロバイダ: 20627 ホスト:20756 ブラウザ: 7300
【良い点】
●比較的わかりやすいストーリー
●画面を覆う暗く冷淡な色調。柔軟さも失われてはいないのも良。
●ことごとく無感動な展開。それでいて冗長にならず、しっかりと見るものに緊張感を与えているのは見事。
●絶妙なカット。手法によって見るものへの与える効果なども考えられている。
●キャスティングも見事。すべての人物にしっかりクセはあるのに、それが押し付けがましくなく、いかにも人間らしい。

【悪い点】
●展開自体に特別な新鮮さがあるわけではない。どちらかと言えば先は読める方の作品。
●暴力描写に派手さはない。

【総合評価】
北野武はこれが初でしたが、いやはや何とも引き込まれました。終始淡々としていながらもコメディ性はほんのりと漂っているし、暴力描写がくどくないのは好印象。

まぁヤクザものの映画ということもありますから、大衆性はそれほどありませんが、娯楽性は十分にあるかと。

北野作品は難解だとどこかで聞いたことがあるのですが、これはわかりやすい類の作品のようですね。

私は特にカットなどでの見せ方が上手いように感じました。ここまで緊張感が画面から伝わってくる映画はなかなか珍しいのではないでしょうか。
個人的にはとても楽しめました。評価は『最高!』で。

2012/06/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 16716 ホスト:16663 ブラウザ: 4894
【総合評価】
北野武映画としても、そして2000年以降の邦画としても今のところ最高峰に位置する映画だと思う。非常に緊迫感があり大変な覚悟や並々ならぬ気配があのフィルムにはまとっていると感じられた。相変わらず北野映画は常に異彩を放っているなあと思うのだが、今回は特にその塊である。これまでの北野映画は「その男、凶暴につき」にしろ「ソナチネ」にしろ「BROTHER」にしろどこかしら抒情的な雰囲気で許されても良いという所があった。それがこの作品では一切誰にも共感を求めずドラマチックな方向に求めていないのである。しかも自分自身にすら媚びていないのだからその徹底された無感動ぶり私は「やるじゃん、北野武コノヤロー!」って終わった後思わずつぶやいてしまったのものである。

とにかく全編にわたって凄いフィルムだったと思う。まず映像ショットの観点から述べて行くと、一番印象に残っているのやはり冒頭の自動車が不気味なまでに整って整列している葬式のシーンである。特に葬式が終わった後縦隊をなして次々と曲がっていく所を俯瞰で撮る所などは強烈に印象に残り、まるでこの作品自体が最初から決して明るいものでは二事を印象付けるような怖さと不気味さが感じられていてゾクゾクと鳥肌が立ったことを覚えている。冒頭のシーンも凄いのだが、そこからはまさに牙をむくように暴力ショットと小気味良い罵倒の会話の連続である。台詞に関してはスコセッシの「fucking」と同様に「バカヤロー」と「コノヤロー」が繰り返し使われているのが印象的であり、台詞の一つ一つは単調な鬼全編を通して見るとその台詞が段々と小津映画のそれっぽく聞こえてくるのである。それはテンポの良さにも出ており、とにかくスイスイと一定のテンポで進んでいく。それは恐らくこの映画が全体的に単なる無意味な権力争いに明け暮れているからだろう。単調さの中でとにかくめまぐるしく登場人物が意味もなく死んで行くのである。

題名の暴力に関して言うならば、この映画に関してはそれまでの北野映画含めあらゆる作品で一度どこかで見たことあるような、或いは誰もが一度は見たことあるような暴力が次々に展開される。特にラーメン屋で箸を耳に刺したり歯医者のドリルを使って口の中を徹底的に血まみれにしたりするところなんかは私は実は一度「こういう暴力もあるけどやったら痛いよなあ」という想像の全てを網羅している感じで、「いや考えはしたけれどもまさか本当にやるとは…」と思わされた次第である。別に暴力の内容それ自体に驚かされたわけではなく、その技を突発的に何も物語上で説明することなく爆発させる所が面白い。だが、その中でも想定外の暴力が一か所だけあった。水野を浜辺で殺すシーンである。まさか顔を黒布で覆って首を紐で結び、車で引っ張って切断する形で殺すとは思わなかった。あそこの映像は数ある暴力描写の中でも極めて私をビックリさせた所でありあの朝日のちょっと薄暗い感じの無情さと相俟って殊更不気味に映る。

役者の選出も素晴らしく、監督の北野武は勿論三浦友和と加瀬亮が素晴らしい。演技の上手い下手ではなく存在感それ自体で持っていける、印象に残る役者もそうそう居ない。両方とも数多くのドラマや映画に出演していてそれぞれに個性ある俳優だが、北野武が監督をやるとこうも変わった存在感を演出できるのかという所に驚かされる。やはり北野さんは役者をちゃんと生かすのが上手い人だと思った。女に関してはどこまでも地味に、そして男たちはどこまでも恐怖的で凶暴な存在として輝かせる。なお、この映画に関してよくある批判としては、「ドラマ性が薄い」ということと「暴力シーンが平板過ぎて驚くような新味がない」という批判があるが、これは見当違いだと思う。

まず、ドラマ性が薄いということに関しては、そもそも北野武の映画はシーンの実存性ではなく映像の論理によって無駄な説明を省き、説話論的つまりよくありがちな起承転結ありきでシーンを紡いでいるのではない。そしてこの映画に限って言うならば、最初から誰の共感も必要なく抒情的なものを一切廃して自分ですらもこびない冷徹な乾いた作りになっている。その中で描かれる暴力シーンやドラマに余計な義理人情など一切必要がないのである。この点はキューブリックやゴダールと一緒の点があり、逆に言えばそういう感情の線なんてものが一切なくとにかくただ何かと暴れて見せるのである。実際その証拠に指を詰めた所で何にもならないとヤクザ映画にありがちな古いものを否定して一貫してドライな態度で演出している。

次に「暴力シーンが平板過ぎて驚くような新味がない」ということに関して言えば、寧ろこの映画は暴力のアンソロジーとしてそうしたのではないかと思われる。上で挙げたロープで引っ張って殺すシーンは唯一例外的に驚いたが、その他は殆どが過去の映画で示され使われてきたものや想像の範囲内の物を敢えて使っているのだと思う。この映画の暴力を理解する上でのポイントは「どんな暴力が使われているか?」ではなく「一度使い古された暴力をどう突発的に出すか?」であると思う。勿論これは今までの北野映画の特徴であったのだが、今回は特にその特徴が発揮されており、しかもそれが未だにさびてない辺りが凄い。キューブリックやスコセッシでも「無軌道で過剰な暴力」自体は描かれてきたが、しかしながら結局はどれもハリウッド映画の域を超えるものではなく、その暴力を振るう流れがナレーションや登場人物への感情移入によって論理的に説明されているものである。その点北野武の暴力描写はその無軌道で過剰な暴力をごく自然な日常の出来事みたいにふるまう演出をしているところにある。この点を理解せずに暴力シーンが平板ということを批判しても意味はない。

さて、そろそろまとめに入るが、この映画は北野武映画の中では上記の理由から今のところ個人的に一番気に入っている作品であり、今でもこういう映画が撮れるんだという面白さ、良さを示してくれたと思う。実際ヒットしたのか今年の10月に続編が出るから、それ次第でまたこの作品に対する印象も変わろうが現時点では「最高」をつけたい。鬼才・北野武はまだまだ衰えずということを感じさせてくれた。

もっと読む

「面白かった。全員悪人とかグロとかあったからもっと重い内容かと思ったら全体的にコメディだった。最初の先...」 by 怪盗乱馬


次のページを読む

この評価板に投稿する



2018/01/01 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 45159 ホスト:45210 ブラウザ: 8279 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

もっと見る
1. ちょっとしか見てないけど去年の総決算!!まさかあの作品が個人的にあの順位!?あなたと私の意見が違うそんなことは知らん。ただし by 二堂新駄
... も去年ほんとうに見れませんでした。 中野;まぁ見る時間ないねぇ。金もなければ時間もない。無理無理。 Iプロ;さっそく去年見た作品挙げていきます。 「女囚サソリ」 「キッズ リターン」 「アウトレイジ」 「アウトレイジビヨンド」 「シン・ゴジラ」 「ブレードランナー」 「アローン イン ザ Z」 「ドント ブリーズ」 「賭ケグルイ」 「メイドインアビス」 ...
記事日時:2018/01/07
2. 今日は by OYJAR40
... ます。 まあ、実際通勤電車はかなり影響を受けていたみたいで、ムダな体力を使わなくて済んで良かったですね。 その上割と早く台風本体が通過してしまったので、風は強かったもののなかなかにいい天気でした。 こんなだと映画を観に行きたくなる私ですが、今日はあんまり考えないで観られそうな「バリー・シール」と「アウトレイジ」を観て ...
記事日時:2017/10/23
3. 真田丸::15話 秀吉 by 伏魔の剣
... でしょう。 対照的なのは前回景勝に「この世に義がある事…己自身の生き方で示してみよ」と 義を託された信繁くん。 狭いスペースにチンマリ座ってるのは笑えたけど、そんな「苦い茶」を飲めなかったのは今後を暗示しているんですよね。 彼は理想を生き方で示し、死んでいくことでしょう。 で、そんなアウトレイジ秀吉に従い後は ...
記事日時:2016/04/24
[もっと見る]

作品の評価またはコメントの投稿欄
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ