[日本映画]おくりびと


Departures
  • 考えさせられた
  • 勉強になった
  • 感動
RSS
注意: これは日本映画版。その他メディアのページ: 漫画:おくりびと
日本映画総合点=平均点x評価数31位3,050作品中総合点42 / 偏差値86.70
日本映画平均点45位381作品中平均点1.68=とても良い/25評価
2008年日本映画総合点2位134作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票
ストーリー1.75(とても良い)8
キャラ・設定1.62(とても良い)8
声優・俳優1.00(良い)8
映像0.88(良い)8
音楽0.88(良い)8
考えさせられた75%6人/8人中
勉強になった62%5人/8人中
感動50%4人/8人中
悲しい38%3人/8人中
面白い38%3人/8人中
もっと見る
属性投票する
作品紹介(あらすじ)

年齢問わず、高給保証! 実質労働時間わずか。
旅のお手伝い。NKエージェント!!
「あぁこの広告、誤植だな。"旅のお手伝い"ではなくて、安らかな"旅立ちのお手伝い"。」――求人広告を手にNKエージェントを訪れた主人公・大悟(本木雅弘)は、社長の佐々木(山〓努)から思いもよらない業務内容を告げられる。それは【納棺(のうかん)】、遺体を棺に納める仕事だった。戸惑いながらも、妻の美香(広末涼子)には冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事と偽り、納棺師(のうかんし)の見習いとして働き出す大悟。美人だと思ったらニューハーフだった青年、幼い娘を残して亡くなった母親、沢山のキスマークで送り出される大往生のおじいちゃん・・・そこには、さまざまな境遇のお別れが待っていた!
第32回モントリオール世界映画祭 グランプリ
第81回アカデミー賞 外国語映画賞受賞
スタッフ

監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
日本 公開開始日:2008/09/13(土)
公式サイト
1. http://www.okuribito.jp/
17,9012525
最近の閲覧数
3212020020
この作品を日本映画として最高の中の最高と投票した方はまだいません。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2009/03/13 / 最終変更者:雪霞 / その他更新者: 宇宙刑事ジャンギャバン / 提案者:ダイゼンガ- (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
2015/02/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7601(87%) 普通:644(7%) 悪い:464(5%)] / プロバイダ: 21846 ホスト:21754 ブラウザ: 1975(携帯)
国内外で数々の賞を獲得したほど話題になった作品でしたが、興味があったので視聴しました。

亡くなった人の亡骸を棺に納める納棺士という職業を題材にした作品で、自分もそういった職業を知らなかったこともあり、興味深いものがありましたが、確かに実質労働時間は少なく、年齢は問わずに高級保証ではあったものの、過酷な職業だったなという印象でしたね。

一番最初の孤独死をした老人の家へ行き、亡骸を運ぶシーンではしばらく放置していて家の中がそのままになっていたせいか、ハエやらウジやらの虫が大量にたかっていてものすごい異臭が画面を通して伝わってきそうでしたが、当然、老人の死体の方も腐敗していて二人がかりとはいえ、異臭に耐えながら運ぶのはかなりしんどかったことでしょう。

その上、周りからはあまりよろしくない職業みたいに思われている風潮があり、その差別描写もリアルではありましたが、それと同時に死者を見送る職業としての意義とかそういったことも描かれていてシリアスさとユーモアをバランスよく織りまぜたヒューマンドラマの優良作だったと思います。

最後に評価になりますが、良いよりの「とても良い」とさせていただきます。

2014/02/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:617(59%) 普通:265(25%) 悪い:169(16%)] / プロバイダ: 273 ホスト:258 ブラウザ: 7897
【良い点】
・納棺士という仕事の意義
・役者陣の演技
・重すぎない雰囲気の作品にしたこと

【悪い点】
特になし

【総合評価】
この映画を観るまで納棺士と仕事の存在を恥ずかしながら知らなかった。
映画から伝わるその仕事は非常に丁寧で、故人を最高の状態で「おくる」ことに集中する
姿からは人に対する優しさや思いやりが伝わってきた。
最後は少し予定調和のきらいもあるが、それでも心がじんわりと暖かくなる終わり方で
とても良かったと思う。

2013/06/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2263(50%) 普通:1136(25%) 悪い:1136(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 6425
【良い点】
山崎努の好演。
貫禄とユーモア、少し怖い感じや深みなど主人公が踏み込む世界を体現してくれていました。

【悪い点】
幼馴染や奥さんとの軋轢が、幼馴染の母親に対する仕事ぶりで修復される展開はベタ。
作品の性質を考えると山崎努、吉行和子、笹野高史の内のいずれかが死にキャラになるのも先が読める。

【総合評価】
納棺士という職業を通じて「死生観」と向き合っていく作品。
前半は変わり種で世間から敬遠される職業になら納棺士である必要も無い仕事に取り組む主人公のシュールギャグといった趣で
(実際、あざと目の家族や早死にした変人の描写がかなり多かった)主演の本木雅弘及び共演の山崎努の
二人だけで物語を引っ張っている印象でしたが、後半に入ると主要登場人物全員が自らや家族の死について考え、
出演者達の演技のテンションも上がっていくので自然と引き込まれました。「とても良い」で。

2012/03/08 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:134(48%) 普通:64(23%) 悪い:80(29%)] / プロバイダ: 4212 ホスト:3938 ブラウザ: 7354
【良い点】
・食事シーン:ふぐの白子とフライドチキン。山崎努さん・本木雅弘さんの旨そうな食いっぷりが印象に残る。ただしシーン自体は唐突であるし死生観と食育を絡めた台詞はかまびすしく聞こえる。
・納棺シーン:厳かなシーンなんですが高度に様式化された納棺作業が本気過ぎて逆に滑稽に見えてしまう不思議。(※不謹慎でごめんなさい)役者さんはとても良い演技してました。ちなみにウィキペディアによると納棺師の歴史は1954年の青函連絡船洞爺丸の沈没事故からだそうで葬儀業者の下請けとして商業的に派生したものであり仏教等や日本の伝統文化との直接的な関連性はないそうです。

【悪い点】
・違和感のあるシーンが結構ある:蛸捨てたり。土手でチェロ弾いたり。白子喰い始めたり。メッセージ性や雰囲気重視で映画のテンポはイマイチ。
・色々と異常:主人公の妻(広末涼子さん)や風呂屋の息子(杉本哲太さん)達の抱いた納棺師に対する偏見は一般的では無いですね。葬祭業が日本で不浄とされているなんて聞いたことありません。民俗学からの連想なんでしょうか?もしも昭和という時代設定ならばそこそこ説得力ありますが現代的感覚でいえば嘘八百としか思えない。それとも東北地方ではそういうのあるんですかね??(※おそらく無い)逆に差別を生みそうな表現で心配です。田舎の納棺師の羽振りの良さを見ているとむしろ葬儀費用が外国に比べてかなり高額(たしかアメリカの5倍だったかな)な事の方がむしろ問題であると感じてしまいます。
・ラスト:伏線をちゃんと回収したまとまりのあるシナリオではあります。ただし父親や妻や友人との和解という全方位型のハッピーエンドは虫がよすぎる。単にめでたしめでたしなだけでは映画の余韻は感じられません。しかも感動の最中で白へフェードアウトしてゆく演出もなんだかな〜。

【総合評価】
・滝田洋二郎監督作品。青木新門著『納棺夫日記』を題材にした(※原作では無い)納棺士というマイナー職を扱った感動的業界ネタ映画。本木雅弘さんの強い思い入れにより映画化が果たされた。第81回アカデミー賞 外国語映画賞。
・『納棺夫日記』は読んでないので何とも言えませんが納棺師って儲かるんだなというのが率直な感想。全体的にコメディ調で面白かったですが、間違った問題意識に基づて撮られた映画という疑念は拭えませんでした。

2012/01/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1535(64%) 普通:456(19%) 悪い:397(17%)] / プロバイダ: 12744 ホスト:12668 ブラウザ: 9670
【良い点】
キャスト豪華
話しは、暗そうな割には適度に軽いところも何気にあるのが良い

【悪い点】
主人公の社長役の人はクロサギでも思ったけど、セリフが聞き取りにくい・・まぁあの喋り方が良い味出してるとも言うが・・。

【総合評価】

何回も観たいとは思わないけど、結構良かったと思う

あと、キャバクラやホストとか水商売はイメージ良くは無いのはまぁ分かるけど、葬儀屋が世間体が良くないのは個人的に以外でした。

[推薦数:1] 2011/12/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:326(30%) 普通:448(42%) 悪い:303(28%)] / プロバイダ: 7683 ホスト:7691 ブラウザ: 5379
第81回アカデミー賞外国語映画賞、モントリオール世界国際映画祭グランプリ受賞作品。
"死"に向かい合う作品は多いが、本作品は"死体"に向かい合っている。もちろん"死体"から"生"というものを照らし出すことになるのだが、そこにピンポイントで焦点を当て、感動を紡ぎだす物語ではない。死んだ動物を調理して食事をするように、納棺師は死体を日常の当たり前のものとして対峙する。そして、その感覚、意識の違いは"死体"とは縁遠い日常からは忌み嫌われることになる。物語の後半まではその日常のズレで寄り添うことができない人たちの中で小林大悟(本木雅弘)が納棺師を仕事として意識し、成長していくて様を描く。
劇中では納棺という重たい雰囲気になりそうな映像をちょっとしたブラックジョークを随所に交えて軽くすることはわかる。が、あくまでも真剣な面持ちのまま行われているので笑うべきところかどうかで一瞬戸惑う。全体を通して笑顔が少ない作品ということもあり、映像と観賞者のズレも感じることになる。
登場人物たちの近しい存在として位置する山下ツヤ子(吉行和子)の死で多くの者が大吾の仕事を理解するようになる。このエピソードが軸となり、大悟は自らの近しい者である妻の美香(広末涼子)、そして父の淑希(峰岸徹)と和解することになる。特に父はすでに死んでいることもあり、大吾と語り合うことにで和解するのではなく、大吾が納棺の儀式を執り行うという一方的なアプローチでだ。だが、そこには死者に対する敬意を通し、大切な人をおくってあげることで、自分のわだかまりに決着をつける。人は近しい死者に対して概ね、憎しみよりも悲しみや慈しみを感じるのは、生きている人に対して浄化作用が働いているような気がする。儀式の所作も厳粛な表情を持ち、その形式美はやさしく、力強い。演じる本木雅弘の佇まいはその空間に溶け込んでいる。
納棺師をきれいな部分をデフォルメして描いているところはあるのかもしれないが、観賞者の内面を少なからず浄化させるものがこの作品にはあるのだ。

2011/07/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:442(63%) 普通:152(22%) 悪い:103(15%)] / プロバイダ: 10723 ホスト:10616 ブラウザ: 7074
オーケストラでチェロを引いていた楽団が解散になり職を失った主人公が,田舎にかえり納棺の仕事を始めるのがこの映画のおおすじです。

人間の死,生き物の死などに対して深く考えさせられると共に,死者を送るという仕事の美しさを表現した良い映画だったと思います。

2010/08/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:745(66%) 普通:156(14%) 悪い:226(20%)] / プロバイダ: 9954 ホスト:9795 ブラウザ: 7384
≪ネタバレ的記述あり≫
【良い点】
・納棺士という題材にされない部分を扱って、その仕事
に対して良い仕事だなと見た後思えるような丁寧な描写
を行っていること(これ見る前には全然関心のない仕事だった自分的に)
・それを題材にしているだけに死生観について見ると改めて考えさせられる
・ストーリーが展開、伏線など良く練られている
テンポも良く時間をそんなに感じさせない
・キャストが日本アカデミー賞で、主演男優、助演男女優獲得した名目
通りに好演している
特に助演の社長役の山崎努氏は良い味だしてた。社長のキャラも良かった。
主人公との掛け合いは印象に残るものが多かった
・あとここまでの記述やタイトルが「おくりびと」で硬い、宣伝で映るのが
真面目なシーンばかりなので、シリアス
一色の映画になっているかと思ったら、意外に気が抜けるところやコメディ的
なところもある。それが堅苦しくなりすぎることなかったので、自分的には
良かった
【悪い点】
・ひとりだけ賞から漏れた広末の演技がぶりっ子的に好感が持てるものではなかった
可愛い妻という役どころにしても周囲より一段落ちてるような気がした
・それに関連して強引に広末を下着姿に脱がさなくても良いかとw。そういう露骨なエロはこの作品にはいらなかった。あのシーンで表現するのは生きているもののぬくもりが欲しくて、妻を抱きしめるで十分なのにあざとさを感じた
・納棺士に対して主人公の妻、噂する友人達、仕事中の一部から激しい蔑視が与えられている描写。そういう人間がいることはいるにしても、それが世間の声的
な描写になっているのはかなり気になった
・たとえば最後の父親が石握ってまで死んでたとかここまで上手く行くか的描写も結構あった
父親の件ならバッグに石があって、葬儀屋が荷物にぶつかった時転がってきたなど
さりげない描写の仕方があったのではないかと。丁寧な描写が多く上手くいった作品だけに、この辺の描写が来ると結構気になってしまった

【総合評価】
悪い点で気になることも結構言ったけど、評判通り全体的に良く出来ていて、さすがに日米でアカデミー賞獲っただけはあるし、日本の邦画も捨てたものじゃないなと再確認させてくれた作品。評価は「とても良い」で。

2010/05/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3334(33%) 普通:3527(35%) 悪い:3286(32%)] / プロバイダ: 10534 ホスト:10667 ブラウザ: 10712
これも、先日地上波放送されていたが・・・・・・・・

モッくん演じる主人公、オーケストラ奏者から、旅行代理店
求人と勘違いして納棺師への、全く畑違いな転職をしてしまったけど、
普通に自然死した人の遺体処理や、異臭に吐き気を催した、孤独死した人の
遺体運搬等普段なじみが無かった分新鮮だったと言うか、興味深い
ものはありましたね。

途中、まさか納棺師になった事を言えず、隠し通していたと
思ったら、偶然遺体役をさせられていたDVDを、奥さんが見てしまって
喧嘩になってしまったシーンも強く印象に残りました。
幼馴染の銭湯の倅からも白眼視されていたようだけど、そりゃ
いくらDVDでの演技とはいえ、アレをいじられているシーンも
見ちゃったらショックでしょうね。この奥さん、美香は結局
一時主人公と袂を分かってしまったけど、彼女の気持ちも
理解できます。(結局その後、和解して主人公との間に子供も
儲けたのも良かったと言った所なのだろうけど)納棺屋の社長も、
まだロクに人となりも知らない人をいきなり即決する等つかみ所の
無い面白いキャラで、彼に説得されて最終的に仕事を続ける事になったけど、
そうした仕事や、最終的に納棺を手がける事になった父親との葛藤等も
よくほりさげられていたと思います。

そんな凄い涙が出るほど感動させられたわけでもなかったけど、
モッくんや山崎努氏をはじめとするキャストも、特にミスキャスト
はいなかったとは思うし、評価は「とても良い」寄りの「良い」
とさせていただきます。

2010/04/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:45(42%) 普通:3(3%) 悪い:59(55%)] / プロバイダ: 42254 ホスト:42110 ブラウザ: 6902
一言で表すと、地味いい話。

派手さのない映画ですが、場面場面で地味ィにホロリときました。
人の生死に直にたずさわる職業ですが、日常の延長線上としての軽快さがあります。所々に四季の青々とした植物や食べるシーンがあり、日々見落としがちな身近な命を演出していたところに感心しました。
この雰囲気も含め、宗教事情がややこしい国では作れなかったでしょう。かなり日本的な映画です。

気になったのは、「チェロ弾き」と「田舎暮らし」と「納棺師」と「生き別れた父親」の繋がりが少し弱いというか、設定が多過ぎて馴染んでない気がしました。
あと、地上波で見たので詳しくは分かりませんが、終わりがちょっと唐突だった事。これも、設定が多過ぎるためか、後半の父と息子の展開が急ぎ足になったのが残念です。
個人的に思うのですが、この映画では奥さん役の広末さんが浮いているような、あんまり合ってない気がしました。というか、彼女の演技が(ちょっとわざとらしくて)あんまり好きではありません。TVドラマなら気にならないけど、映画だと気になる。もっと素朴な人の方が合いそう。

たくさん賞を取って、日本人としては嬉しい反面、「そこまですごい映画かなぁ」とも思います。受賞作前提で見たからそうなるのであって、良い映画だとは思うのですが…。
最初に言ったように、やっぱり地味です。非常に日本的で、地味良い映画。「良い」と評価致します。

2010/01/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1395(50%) 普通:0(0%) 悪い:1411(50%)] / プロバイダ: 32099 ホスト:31929 ブラウザ: 2907(携帯)
多分これを観て泣けない人はいないんじゃないかって思う。なぜなら誰もが通る道だし誰もが身近に感じれるものだから。格別ストーリーが上手い訳ではないしせっかく入り込んでいたのにギャグを入れて冷めるシーンがあったり都合いい部分も結構あったりするんだけどそれでも最高をつけるしかないと思えた。
本当に最高と思えるのは最早ストーリーの上手さとか理屈とかどうでもよくて何も考えなくて心の底から感じれるもの。正直最初の方はギャグがうっとうしいかったけど最後の方ではそれすら作品の一部であって作品の個性だと思えて可愛く思えた。
印象に残ったシーンでは葬式会場に遅れていって夫が怒っていて最初は妻が死んだ時のままの顔で手も硬直してるんだけどみるみるうちに綺麗になっていってまさに息を吹き返したように元通りになるシーン。映像だけで見せているんだけどそれだけでどんどん引きつけられていくし鳥肌が立って泣きそうになった。最初怒っていた夫もそれを見て今までで一番綺麗でしたと感謝する。夫の心境も理解出来るし感謝もあるだろうけど偉大さや凄さみたいなものも伝わってくる。
もう一つは最後の自分の父親を納棺するシーン。そこまでちょっと長すぎるし石を持ってたり狙い過ぎてる部分はあるけど小さい頃に家を出て行って顔も知らなく会いたいと思わなかった父に、最後は自分が納棺を申し出て髭を剃ってあげたりしてる時に自然と涙が流れるシーンは痺れた。どうしようもない父だったかも知れないけど最後は息子に納棺してもらって最高に幸せだろうなって思った。後は妻が火葬されるのを見送って敬礼する所。ボタンを押して息子が泣き崩れるシーンは心が詰まった。音楽自体良かったけどギャグの後に音楽を入れたり、ボタンを押すシーンでは時間が止まったような感じで重くて押した瞬間ボッと火がついて息子が大げさに泣き崩れてこのメリハリが上手いな〜って思った。
あまり知られていない納棺士という仕事と共に家族の絆や大切さも描いていている。この作品を見終わった後は親を大切にしようと思ったしそれだけで意味がある。死後を語る描写もあって大切な人が死んだら悲しいし死んだらそれで終わりなのではなくずっと先が見えてその時が来ても上を向いて見送れる気になった。
ギャグを入れたり都合が良かったり映画っぽさもあるんだけどどんな作品よりも現実的で本当にそこにある世界って感じで一人一人が違った世界を見れるのではないかと思う。作品を超えた作品。

[推薦数:1] 2010/01/03 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:792(58%) 普通:431(31%) 悪い:147(11%)] / プロバイダ: 11772 ホスト:11928 ブラウザ: 6750
テレビ放送されて録画したものを今日、視聴し終えました。

【良い点】
( 1 ) コメントするのが難しいですが、
「 死 」 をテーマとして、それが特別なものではないという
メッセージでしょうか。

( 2 ) 山崎努氏演じる社長がイイですね。
一見、軽いようでいて、どこか温かいものを感じさせてくれるところが
格好良いです。
ラスト間際で主人公にかけたセリフが印象的でした。

【イマイチな点】
( 1 ) 主人公が所属していた楽団と納棺師という仕事に接点がないので、
ものすごく唐突な印象を受けました。
納棺師を選んだのが偶然でなく、必然性がほしかったです。

( 2 ) 上記 ( 納棺師になった経緯 ) のことも含めて、
ギャグのような部分もありますが、個人的には不要と感じました。
「 安らかな 」 が抜けているって …… そんな誤植、アリエナイですよ。

【総合評価】
全体的には面白い作品でしたが、ドラマチックすぎるラストも含めて、
私には、少々 「 作りすぎ 」 の部分を感じてしまい、大絶賛する気にはなれません。
とはいうものの、あくまでも、エンタメとしては、まとまっているとは感じます。

偶然大嫌い人間としては、ラストはうまくいきすぎにも思いますが、
ほかにどうすれば良かったのかと問われると、
答えることができないのも事実なので、 「 良い 」 の評価には、
せざるを得ないというところでしょうか。

1月5日、追記です。
銭湯の女主人と火葬場の職員の関係など、
ちょっと 「 出来すぎ 」 という印象を持ってしまいましたね。
また、その職員が女主人の火葬を受け持つことや、事務員の子供の話も同様です。
事務員の話は、せめて、ラスト間際でなく、最初の方で語ってほしかったです。
それらが欠点とまではいかなくとも、少し気になるものでした。
「 偶然 」 にはもう、飽き飽きしていますので。

逆に、【イマイチな点】の ( 2 ) は、 「 安らかな 」 が抜けていたのは、
社長の作戦 ? なのかもしれないという気もしてきました。
いや、むしろ、そのようにして、事務員に説明してほしかったですね。
今まで、すぐに人が辞めていったので、そうしたという形で …… 。
個人的には、広告でなく、何らかの必然性により、
納棺師になったという形がベストではありますが。

2009/12/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:86(69%) 普通:4(3%) 悪い:35(28%)] / プロバイダ: 8207 ホスト:8082 ブラウザ: 10222
とても難しいテーマだったのにもかかわらず、時に笑いありのすばらしい作品だと思います。
「死」を扱う作品は多いですが、この作品はまったく別の角度から焦点が充てられており個人的に視野が少し広がった気分になれる作品です。
ほかの方もおっしゃっていましたが、とても日本という国の気風を表していると思います。

最後に不満とまではいかないにしろ、あまりにもタイミングが出来すぎているのが少し残念です。あと納棺士というとても難しい仕事なのに一度決めたらトントンと仕事が出来るのが違和感を感じます。もう少し仕事の大変さを表現してほしかったです。

2009/11/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:739(64%) 普通:180(16%) 悪い:227(20%)] / プロバイダ: 14230 ホスト:13985 ブラウザ: 8451
【良い点】
納棺師の仕事をする羽目となった主人公。
仕事は楽なものではなく、辛い思いをすることもあったり、
妻や友人からの偏見の眼差し・・・といった状況に陥ったりもしますが、
その仕事を通して、この仕事がなくてはならない大事なものなのだと
いうことを十二分に理解しました。

ラストエピソードは心温まるものがございました。

【悪い点】
そのラストエピソードの直後、すぐにエンディングテロップが流れたのが
いただけませんでした。
エンディングにいくには、もうワンクッションあってもよかったと思います。

【総合評価】
【良い】とします。

2009/10/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:320(84%) 普通:31(8%) 悪い:29(8%)] / プロバイダ: 13954 ホスト:14258 ブラウザ: 7186
演奏家としての夢に区切りを付け、納棺師の仕事を始めることになった主人公。

人が泣いてしまう瞬間 - 心の澱が洗い流され呪縛から解き放たれ認識が改まり前に進む力を得る瞬間 - それが見事に捉えられている。

遺族を前に何があってもただすべき事を誠実にこなす納棺師の立場からの静かな視点が、同時に同じように心に澱を抱える一人の弱い人間からの視点を兼ねてもいる。それ故に共感させられ、ありのまま素直な形に受け取れるのだろう。

冒頭に示される死を前にした厳粛な納棺の儀式が妙に滑稽に見えて笑ってしまうのだが(1)、その喜劇的様相が後の展開で一転して真逆の有様にひっくり返る…実に不思議。虚実の対比/変化が鮮やかだ。

表現的にはやや"あざとく"も"芸術的"とも見える所があるが、わかり易くもあり、それも一つの選択のように感じる(2)。感情移入させるか静観させるか、重くするか軽くするか、そのバランスの置き方の問題にも思われる。どう評価すべきか悩ましい所だが、この語り口には受け入れ難い不自然さがなかったので好意的に捉えたい。非常に日本的な感性が感じられる映画だった(ここは高く評価したい)。

(1) ここにも伊丹監督…あの「お葬式」を想起させられるタッチだ。
(2) 推測するに、この映画は日本を理解してもらうために海外向けも意識して作られていたのかもしれない。

もっと読む

「本木雅弘の芝居に熱が入れば入るほど、広末涼子の芝居の拙さが際立ってしまう。作品の冒頭の大悟が父親とイ...」 by 消しゴム


次のページを読む

この評価板に投稿する



2019/07/24 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 20576 ホスト:20533 ブラウザ: 5521 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事面白い/悲しい/考えさせられた/勉強になった 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

もっと見る
1. "拍手が2009個なんで、2009年に流行ったもの" by 陣兵
... ・アニメ けいおん!(1期)放送開始。作中に登場する音楽が話題に。 ・テレビ(お笑い) オードリー、天津木村、パンクブーブーが人気だった ・ゲーム ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ・映画 ①アバター(興行成績ランキング首位) ②ハート・ロッカー(第82回アカデミー賞受賞作) ③スラムドッグ$ミリオネア(第66回ゴールデングローブ賞) ④おくり(外国語映画 ...
記事日時:2013/02/21 [表示省略記事有(読む)]
2. テンポが合わない。「釣りキチ三平(日本映画)」 by えぼだいのひらき
... 事はなかったです。 でも・・・ちょっぴりテンポに難があった様に感じられて・・・ で、エンドロールのクレジットの監督さんのお名前を見て「あっ 」・・・ 滝田洋二郎監督の作品だったんですね、この作品。 そっか〜どんなに世の中の評判が良くても、個人的にちっとも魅力を見出せなかった作品の1つが 「おくり云う作品 ...
記事日時:2011/02/11
3. 2009年を振り返る by 古代米ダブル
... 満帆はいかない様子です。世の中が変わっていくなか、どういったことが正しいのかを考える機会が多かったのではないでしょうか? 文化・作品に関して 総括的に見る、低価格の時代が再びやって来ました。990円ジーンズやファストファッションなどの言葉が注目されたのもデフレを象徴しているかもしれませんね。 また、『おくり』が日本映画 ...
記事日時:2009/12/31
[もっと見る]

作品の評価またはコメントの投稿欄

注意: これは日本映画版。その他メディアのページ: 漫画:おくりびと
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ