[日本映画]男たちの大和/YAMATO


おとこたちのやまと / Otokotachi no Yamato
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日本映画総合点=平均点x評価数29位3,050作品中総合点43 / 偏差値87.70
日本映画平均点80位381作品中平均点1.39=良い/31評価
2005年日本映画総合点2位113作品中
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映像1.75(とても良い)8
ストーリー1.62(とても良い)8
キャラ・設定1.38(良い)8
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音楽1.25(良い)8
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作品紹介(あらすじ)

昭和19年の春。特別年少兵として戦艦大和に乗り込んだ神尾たちは、憧れの大和を前にし目を輝かせていた。しかしその喜びも束の間、彼らを待ち受けていたのは厳しい訓練の日々だった。神尾たちは上官である森脇・内田の叱咤激励のもと訓練に励んでいたが、彼らの努力もむなしく、日本は日増しに敗戦の色を濃くしていた。そして翌年の4月。米軍が沖縄上陸作戦を開始したのを受け、大和は沖縄特攻の命を下される。
原作:辺見じゅん「決定版男たちの大和」(上下)ハルキ文庫刊
監督・脚本:佐藤純彌
音楽:久石譲
配給:東映
日本 公開開始日:2005/12/17(土)
公式サイト
1. http://www.yamato-movie.jp/
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最終変更日:2007/04/07 / 最終変更者:Barnirun / その他更新者: SHUNIA / 提案者:634 (更新履歴)
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2017/02/12 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:376(36%) 普通:206(20%) 悪い:474(45%)] / プロバイダ: 46115 ホスト:45984 ブラウザ: 10902
兵士が血だるまになって死ぬシーンがなんか知らんけど吹き出してしまう(苦笑)

2014/03/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7601(87%) 普通:644(7%) 悪い:464(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:22076 ブラウザ: 1975(携帯)
タイトルのとおり第二次世界大戦末期に沖縄に向かう途中で沈没した戦艦大和の乗組員たちを描いた作品でしたね。

正直なところ映画としてはストーリー展開がいかにもベタすぎる上に、戦闘シーンや演出面で粗が多く、残念な印象は否めません。

それから、レイテ沖海戦では大和にとって唯一の戦果といってもいいアメリカ空母撃沈について本編では描かれておらず、せっかく「大和」を題材にしていただけにそこも不満が残りました。

しかし、視点を下士官と少年兵に絞ったことが功を奏して戦争のむなしさを観客に強く訴えかける作品となっております。

それゆえ、この作品は娯楽作品というよりも現在の平和な日本の社会が築かれる前にどれだけの犠牲が払われたかということを改めて確認させてくれる映画といった方が良いと思います。

映画そのもののクオリティー自体は難点が目立ちましたが、上層部の無謀な作戦に言われるがままに従い、無駄死にともいえる戦死を遂げた大和の乗組員の方々への追悼の意味も込めて評価は良いよりの「とても良い」とさせていただきます。

あと、これは余談になりますが、映画本編を見終わったあとの長渕剛が歌う主題歌が良かったですね。

2013/02/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(55%) 普通:9(9%) 悪い:35(36%)] / プロバイダ: 10861 ホスト:10938 ブラウザ: 5345
長嶋一茂さんの根性論批判のセリフが妙に実感こもってた。
彼の高校時代の部活では体罰当たりまえだったんだろうな。
(ここのところの部活での体罰問題で思い出しました)

2012/05/09 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1395(50%) 普通:0(0%) 悪い:1411(50%)] / プロバイダ: 3334 ホスト:3198 ブラウザ: 4895
邦画の悪いところを寄せ集めたような作品だった。
まずセット丸出しの戦艦を観た時あーこりゃあダメだなと思ったけど、せっかくの大和が台無しだし何の迫力も存在感もなかった。
こういう予算の無さをカバーしなきゃいけないのが演出だったり、描写力なんだけどそれも何にも出来ていない。
小綺麗過ぎる服装とか格好だったり、戦艦の描写もダメだし、気持ちだけが前に出た幼稚な脚本だから、まるで昔の世界観が出ていなかったし昔の世界だって伝わって来なかったし、それによってこの作品における何もかもの説得力が失ってしまっている。

これが2つ目で相変わらずのCGのしょぼさは予算の無さに入れるとして、無駄なシーンがありまくりで無駄に長い。
はっきり言って最初のシーンなんていらないしなんで物語に入るまでに20分近くも必要なのか。
物語の最初ってのはクライマックスとかオチぐらい肝心で、そこで視聴者の目ってのを引き付けさせなきゃいけない。
それなのにダラダラと、マジ観るの止めようかと思ったぐらいだし、日本の戦争もので現実世界を交互に出したり過去を振り返るってのがパターン化してるけど、せめて最初に早送りカットで一気に何が起こったか戦争シーンを流したりして、そっから物語のスタートでも良かった。
そういう構成の工夫すらなっていない。
映画っていうものを意識してないんだろうけど、そこら辺も曖昧でエンターテイメントならエンターテイメントにする。リアルにするなリアルにするではっきりさせたた方が良い。

ナレーションとか入れてリアルっぽく作ってはいるんだけど、脚本が幼稚過ぎるからリアルさのかけらもない。
それ故にこういうナレーションとかも邪魔で仕方がない。(映画ではなくドキュメンタリーになってしまうので)

次にシーンとかネタの継ぎ接ぎをしているだけでストーリー性がない。
だから何にも感情移入出来ないしキャラに入り込む事も出来ない。
描写が出来ないからストーリーを作る事が出来なかったのかも知れないけど、だったらなんでこういう歴史モノをやるのかって思うけど、結局戦艦大和というネタに気持ちが先走ったに過ぎない。

邦画の悪いところ4つ目になるけど、だから安直な感動に走ったりする。
ストーリーも内容もないのに泣ける訳もないし、こういう描写力しかないから感動シーンも見え見えというかありきたりだし安っぽいし、感動出来る奴は出来るんだけど、邦画の直ぐに泣きに行くところも嫌い。

大和の乗組員の格好良さは出ているんだけど、こういう部分でダサさとか情けなさも見え隠れしてしまった。

そして五つ目がカメラワークとか見せ方の下手さ。
ただめちゃくちゃに撃たれれば良いってもんじゃないだろ…。
ワンパターンのカットに固定のカットだからまるで臨場感とかリアルさがなかった。
なんでもっと俯瞰で撮ったり、人物にカメラがついて行くようカメラワークだったり、カットを素早く切り替えたり工夫をしないのか。
よーいスタート!はい撃たれて〜、はいカット!っていう単純明快な撮り方でしかないから素人にでも出来るし、しかも同じ位置でのカメラワークばっかり。
これは予算とか関係なしに基本的な事からしてダメ。

役者陣は頑張っていたと思うけどそれだけに恥ずかしくなる。
蒼井優が『嫌じゃ死なんとって〜』と言っていきなり告白するシーンとか、キャラなのかも知れないけど意味不明に上官にキレるシーンとか、最後の三人がやられるシーンとか高校の演劇部レベルで、笑いをこらえるのに必死だった。

他に細かいところで言えば最後も長くて、個人的に思ってるのが良い作品ほど終わり方もあっさりしていて、下手な作品ほどとことん引っ張る。

大和の格好良さとか凄さとか感動とか伝えたいのは分かるけど、意図も見え見えだし大げさ過ぎて、自己満足になってしまった作品だった。
長渕剛は別に嫌いではないけど、そういうところも含めてすべて自己満足にしか見えなかった。

2010/01/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:161(55%) 普通:11(4%) 悪い:121(41%)] / プロバイダ: 3196 ホスト:3180 ブラウザ: 5697
youtubeにあるこの映画の予告編を観て,
観てみようかなと思って,観てみたら
結構よかったです。
大和の乗組員の気持ちがよく伝わりました
戦争映画では泣ける部類に入りますね
【良い点】
①出演者全員の演技が完璧
(反町隆史,中村獅童,渡哲也,鈴木京香,松山ケンイチなどといった
俳優陣をはじめ,この映画の俳優の演技はうまかったです)

②当時の様子がよく再現されてる
(この映画は実によく再現されてましたな。
大和の中身はどんなのか,どういう光景だったなのかなどといったものを
うまく再現できてました!!見事です。
某真珠湾映画とは大違いですね)

③当時の映像もある

④戦闘シーンに迫力がある
(CGで迫力がありました。日本映画の中では迫力があるほうですね。
大和vs米軍機のシーンはかなり見応えがあります。(グロいシーンもあるけど)
CGをうまく使いこなせてますね。
プライベート・ライアンを思い出しました)

⑤泣けるシーンも盛りだくさん
(特に母親が息子にぼたん餅を食べさせたり,大和が沖縄に出撃する前の主人公と
主人公の彼女のやりとり,兵士が母親に別れを告げるところ,
兵士が妻と赤ん坊と別れを告げるところ,大和が沈没するところ,
主人公が戦死した戦友の母親の下に来て,誤るところ,
そしてラストのシーンなどといったところが泣けました)

⑥主人公達が最後まで戦うところが印象に残った

⑦音楽もよかった

⑧主題歌も◎
(長淵剛が歌う「close your eyes」がよかったです。(私は長淵剛のファンなので)
エンティングのときは,感動しすぎて,涙が出ました)

【悪い点】
特にありませんね

【総合評価】
これは私としては戦争映画のなかではトップクラスのいい出来です。

本当に涙が出ましたよ。

この映画で戦死した大和の人達はこの国と自分達の大切なものだけではなく,

未来の私達のためにも戦ったかもしれません。

私達はその人達のぶんまで生きていく必要があるのかもしれません。

評価は「殿堂入り」とします。

2009/07/13 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:154(60%) 普通:49(19%) 悪い:52(20%)] / プロバイダ: 1803 ホスト:1690 ブラウザ: 7368
戦争における人々の苦しみや悲しみなどを描いた作品は多く、この作品以上に感情を上手に表現出来ている物は沢山あります。
しかし、大和と言うバカげた巨大な船艦を作り上げた当時の日本の愚かさは十分に伝わってきました。
日本の希望であった大和を捨て駒にか利用出来ず、乗組員を巻き込んで海へと沈んでいった無念さも。

この作品を見て感じた事は、巨大な兵器を作って安堵している愚かな軍人達の心情。
核兵器を作って安全を確保したと思っている、どこかの国と、大和を作り出した当時の日本が重なって見えました。

戦争によって国民が受けた悲惨な事は、この作品では十分に伝わりきれていなかった様に感じますが、
しかし、戦争の愚かさは大和という巨大な船艦の存在によって表現出来ていたとは思いました。

2009/07/06 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2869(60%) 普通:805(17%) 悪い:1130(24%)] / プロバイダ: 14816 ホスト:14775 ブラウザ: 5600
CGによる映像を使い過ぎる。
これが、この作品を視聴している時、最も不満を感じた事です。

ストーリーは、大和が沈んでいる場所に連れて行ってほしいと言う女性の頼みを聞いた
仲代達矢演じる神尾克己がその船上で60年前の回想に入る所から始まります。

神尾の目を通して映る大和のクルーの日常、レイテ島、サイパンの陥落など悪化の一途をたどる戦況、大和の最期、
薩英戦争を引き合いに出して「敗れて目覚める」と言う言葉で締めくくる原作者の声を代弁した臼淵の台詞等、
制作者が、大和のクルーたちの姿を通して何を伝えようとしているかは明確でした。

ただ、同じコンセプトの作品、当時の軍部の無能振りを伝えるインパール作戦などの資料と比べて説得力の面で見劣りする事は否めません。

[推薦数:2] 2009/02/20 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:52(70%) 普通:12(16%) 悪い:10(14%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29414 ブラウザ: 6791(携帯)
なんで戦艦大和なんぞを映画の題材にしたんだか理解できない。

世界最大の大艦巨砲主義の傑作であると同時に高角砲がたいして設置されていない対空能力に欠ける時代遅れのモニュメントなのであり「男達の大和」は全く適切なタイトルではなく「時代遅れの大和」と言った方がぴったりである。

「男達の三笠」なら最高のタイトルだが、大和を取り上げた時点で題材を間違えていると言っていい映画である。

戦争の悲惨さ系戦争映画にしたかったんだろうが、戦闘シーンを見るかぎり史実と同じくただ一方的にやられているだけ(面白い事に支那の戦争映画そっくりの戦闘シーンだ)で「ヒトラー最期の〜」や「硫黄島からの手紙」のような戦闘場面の中で人間の精神の極限状態を描く事に失敗していると言って良い。

高角砲で狙いをつける→機銃で撃たれる→狙いをつける→撃たれる・・の繰り返しで戦闘シーンのレベルとしてはNHKの「その時歴史が動いた」と同じくらい安っぽい描写だった。

日本はCGを多用するよりプールに戦艦の模型を浮かべて撮影する方が絶対向いており(日本海大海戦など)ハリウッドのような360度あらゆる方向からCGを多用するやり方は無理だろう。(性格的、予算的に)

結論:戦争映画好きは観る価値なし。

2008/09/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:157(72%) 普通:34(16%) 悪い:28(13%)] / プロバイダ: 54771 ホスト:54852 ブラウザ: 6287
神尾はあの無残で大変な状況の中でよく生き残ったものだな。まあ生き残った者を中心として作っているわけだから、当たり前のことなんだけど・・・。
どちらかと言うと、この映画の主人公は森脇・内田というより、神尾に近い気がする。登場遅かったし。人物像的には立派だったけど、最後に描かれていたのはやっぱり神尾だったからね。

ストーリーは実在した戦艦大和の最期とそれに乗船した男達の生き様のドラマという紛れも無いノンフィクションでありながら、少々現代描写が多め。それはそれで悪いとは言わないが、かといって過去の描写を削ってまで表現するところだったのかというと・・・少し違う。難しいところだ。
日本の映画なので当然全て日本視点で描かれている。それに加え、内容の深みからすれば大したことはないのだが、それでもこの作品が称えられるのは、大和に対する日本国民の思い入れというか、そういうものがやはり強いからであると思える。
この作品を通して、戦争の無常さ、残酷さ、及び戦時中の日本国家の考え方や不条理さをひしひしと感じることが出来るだろうと思う。後半の流血シーンは、演出的にはあれで十分。首が吹っ飛んだりとかしたら、そっちばかり印象に残ってしまうかもしれないから。あのシーンは本当に目を覆いたくなるところだが、僕ら日本国民として、あの現実から目を背けてはいけないと思う。

ラストの神尾が西のお母さんに謝る場面はかなり泣きそうになった。
戦争で得られるものは本当に何も無いんだということを改めて感じた瞬間だったな。
評価は「とても良い」

[推薦数:1] 2008/08/17 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:78(55%) 普通:16(11%) 悪い:49(34%)] / プロバイダ: 6794 ホスト:6761 ブラウザ: 8090
どんなにお金をかけて大和を再現しようが
当時の人たちの気持ちまで再現できるわけないのに
無理に再現して逆に変にしている。
たしかに戦争の悲痛さは、伝わってくるけど
表現が甘すぎ。機銃で撃たれたら木端微塵になるだろうに…。
現代のシーンは、いらなかった。過去のシーンだけで良かったです。
一番残念なのは、護衛艦の苦闘が描かれていなかったこと。
なぜ大和だけにスポットライトをあてるのだろうか。
護衛艦の人たちの苦悩を描かないのに怒りを感じる。
ラストには、さすがに涙。だけど全体的には、あまり…。

評価
映像技術のすごさなどをプラスして「悪いに近い普通」で。

[推薦数:1] 2007/10/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:326(30%) 普通:448(42%) 悪い:303(28%)] / プロバイダ: 7683 ホスト:7691 ブラウザ: 5979
まず疑問に思えるのは、なぜこれほど現代の描写が多く必要だったかだ。それほど効果もなく、構成は『タイタニック』にそっくりだ。最も不可解なのが、他人の迷惑も顧みず、大和沈没の場所まで船を出してくれと言った内田二等兵曹の娘、内田真貴子(鈴木京香)の心情だ。父の遺言とはいえ、そこまで思いつめての行動にあまりつながらない。
また回想の中でも大和以外の戦艦の映像がほとんどなく、雰囲気として『宇宙戦艦ヤマト』のような孤軍奮闘ぶりだ。大和のセットは壮大なものがあったが、もう少しバランスをとった映像が欲しかった。

あと、気持ちよくもあり、気持ち悪くもあったのが、大和乗組員の人格のすばらしさだ、内田守(中村獅童)なんかは見るからに悪人顔なのだが、すばらしく仲間想いなのだ。 森脇庄八(反町隆史)の男前ぶりは誰が見ても惚れるほどだ。そうそうたる役者陣の脇役の指揮官たちもすばらしく、覚悟を決めた男たちをかっこよく演じている。大和の乗組員と家族の最期の触れ合い。そして仲間との語らい。それぞれが涙を誘うエピソードとして熱く、悲しく描かれている。少々わざとらしいぐらいの演出がかなり効果を出している。

戦争の残酷さや、悲しさもある程度伝わってくるが、その思想やテーマは薄い。それよりも臼淵大尉(長嶋一茂)が日本は一度負けないと立ち直れない。負けて生まれ変わるようなことを言っていたのだが、大和とその乗組員が日本の未来のために犠牲となって守りきったという、伝説的な扱いをしているのだ。しかし、生き残った神尾克己(松山ケンイチ/仲代達矢)はそんなことよりも、大切な人たちをすべて失い、自分が生き残ってしまったことをずっと苦しんで生きてきたのだ。これほど悲しいことはない。現代の描写を増やすならば、その悲しみ、そして再生までをテーマとして掘り下げて欲しかった。

2007/10/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:32(82%) 普通:4(10%) 悪い:3(8%)] / プロバイダ: 20366 ホスト:20016 ブラウザ: 6034
【良い点】
映画館で見たのでかなり前ですが、戦争の無常さ人命の儚さを痛いほど感じる作品です。あと少年兵を通して息子を送り出す母の葛藤と主人公の母への思いといった家族愛をも引き裂く残酷さを感じました。また日本軍人のもっていた誇りややさしさ、死への葛藤といった部分も良く出ていて全体として当時の日本が比較的正確に表現されていたのではないでしょうか。泣けます。
【悪い点】
もうちょっと凄惨な状況をリアルに描写しても良かったかもしれないと思います。つまり戦争をもっと露骨にしても良かったのかなと。視聴者への配慮もあったと思いますが、大和の戦闘シーンや原爆の被災者たち、彼らはもっと惨めに死んでいったのだということを正確に伝えることが犠牲者の方に対しても供養になるのではないでしょうか。

【総合評価】
大和に乗り込んだ少年兵を主人公に第二次大戦末期の日本を描いた作品です。戦後60年以上になりますが、戦争を知らない私たちにとっては色々考えさせる作品だと思います。

2007/08/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 54333 ホスト:54412 ブラウザ: 8964
【良い点】当時の日本人、特に男たちの精神に感動した。また、個人個人の気持ちも表現されていた。

【悪い点】戦争映画全般に言えることだが、あまりにも傷が綺麗。機関砲で撃たれたら体がばらばらに千切れるという。そこが甘ったるい。


2007/06/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:117(46%) 普通:75(29%) 悪い:64(25%)] / プロバイダ: 30646 ホスト:30847 ブラウザ: 5234
戦争に対してどうこうの映画でなく、ただそのとき戦っていた男たちをそのまままっすぐに描いていた映画。まさに「日本の大和」ではなく「男たちの大和」。

反町隆、中村獅童の男らしい演技も見ていて気持ちがよかったし、戦艦大和の戦闘シーンも迫力があり、メッセージ的な部分のほかにも見所がある。

これから特攻をかけて死ぬことに何の意味があるのかという問いかけへの、長嶋一茂の答えはシンプルだがとても感動。
大和から生き残り今まで生きてきたことの意味の答えも、最後に中村獅童が出していたがそれもまたシンプル。

つまりこの映画はシンプルに出来ているのだ。あっといわせる展開もないし、迫力はあれど新しい目を見張る映像演出もない。だけどしっかりと作りこまれて、映像も人物の心理描写もハイレベルに仕上がっている。そしてまっすぐにえがかれているから、私は一番最初に述べた感想を抱いたんだろう。

日本の未来のために死んだ男たちに、今まさにその時の未来に生きている私達がどう向き合うか。それを伝える映画なのだと思う。

[推薦数:2] 2007/04/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2263(50%) 普通:1136(25%) 悪い:1136(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234
昨今の風潮から死や戦争を賛美する映画ではないか警戒しながら観ましたが、その点は杞憂に終わりました。
戦闘シーンの描写に粗があるとの指摘がチラホラあるようですが戦争映画自体、あまり観ないのでその点は不明。
大和に青春をかけた若者達の群像劇という幕末の「白虎隊」や「五稜郭」に近い雰囲気ではないかと。

米軍は大和の乗組員視点から見た空から攻撃してくる「敵」以上でも以下でもなく
日本軍を馬鹿にした「パールハーバー」の裏返しのように悪辣に描かれてはいない。
国力差に加えて情報戦を軽視し精神主義に陥った日本は敗れるべくして敗れ
大鑑巨砲主義の成れの果て、航空戦力主体の近代戦において遺物となった大和は沈むべくして沈んだ。
というのは、やや描写が弱いながら後半の会話の中で感じ取れるし
政治スローガンを押し付けられるよりはエンターテイメントとして鑑賞するのに丁度良いぐらいかと。

印象深い台詞は「武士道は死ぬ覚悟、士道は生き抜く覚悟」と
「敗戦から日本が多くを学び新しく生まれ変わる礎となるための死なら本望じゃないか」でしょうか。
最後の戦闘で築かれていく血塗れ泥塗れの死体の山はカッコよい死なのでは絶対なく
誰かが、それを見届け生き残り、伝えなければならないという製作側の意図は伝わってきました。

強いてあげれば大和を政治パフォーマンスに利用するような神尾と対になるキャラがいてもよかったかと。
(それこそ、海上で発作を起すとか意味不明なシーンをいれるよりはな)
戦争を実体験として持つ人が少なくなった現在こそ、そういう人達の体験談の貴重さ
過去を正当化しようとする権力者に都合の良い情報を鵜呑みにする危険性の対比は描いて欲しかった。

最近の改憲の流れにしても憲法は権力者を規制するためにあるはずで、米国に追随してばかりの権力者が
「米国に押し付けられた」などと言って扇動している節があり、改憲仕方無いなどといって気付いてみれば
仕方なしで戦争していて、ベトナム戦から何も学ばずイラク戦に突入した米国を笑えなくなる可能性は大。
死地に赴いた人達の望みは死後に英霊として祭られる事では無かったと思うのですが。

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2017/02/11 [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示] by (表示スキップ) プロバイダ: 46115 ホスト:45968 ブラウザ: 10902
戦争映画は迫力があっていいですね。

2017/06/03 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 7531 ホスト:7281 ブラウザ: 10036 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事格好良い/悲しい/勉強になった 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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