[日本映画]影武者


かげむしゃ / KAGEMUSYA
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日本映画総合点=平均点x評価数332位2,794作品中総合点7 / 偏差値54.95
1980年日本映画総合点5位16作品中
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声優・俳優2.00(とても良い)2
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道徳心&モラル50%1人/2人中
考えさせられた50%1人/2人中
格好良い50%1人/2人中
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179分

■ STAFF ■
製作:東宝:黒澤プロダクション
日本 公開開始日:1980/04/25(金)
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最終変更日:2005/09/12 / 最終変更者:カトル / 提案者:カトル (更新履歴)
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2015/01/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1205(76%) 普通:263(17%) 悪い:113(7%)] / プロバイダ: 47133 ホスト:47215 ブラウザ: 10713
80年に公開された大スペクタクル映画。時は天正元年、勇猛を恐れられる武田信玄とその軍勢は上洛を睨み、東三河で野田城を攻め落とそうとしていた。しかしある夜、信玄が城内から狙撃され、深手を負ったため、武田軍は、攻城を中止して甲斐へ引き返すが、その道中で信玄は死す。重臣たちには、自分の死を絶対の秘密とし、3年間は動かずに領地を固め、幼い嫡孫`竹丸'が成長するまで力を貸して欲しい、という遺言が残された。そのため、信玄の弟武田信廉や重臣らは、信玄の死を内部にも明かさず、信玄に瓜二つなため処刑寸前のところを信廉が拾ってきた盗人を、信玄の影武者として立てることとした。盗人は盗みをして逃げようとしたため一度は解任されるものの、信玄が死んだことを知り、かつその死が織田信長や徳川家康の間者にばれたところを目撃すると、信玄に以前対面した折に圧倒されたその威容や言葉、助命の恩義などを思い出し、自ら影武者になることを重臣たちに願い出る。

巨匠・黒澤明監督が「デルス・ウザーラ」以来5年ぶり(日本映画としては「どですかでん」以来10年ぶり)に製作した、戦国スペクタクル巨編。武田信玄の影武者として生きた男の悲喜劇を荘厳にして絢爛な映像で描いています。製作費の高騰で計画が頓挫しかかったり、当初主役だった勝新太郎が監督との意見の相違から途中降板するなどの話題にも事欠かなかったです。

“信玄"役と“影武者"役の二役を演じたのは、仲代達矢。、山崎努・萩原健一・根津甚八・大滝秀治・桃井かおり・倍賞美津子・室田日出男・志村喬・藤原釡足・隆大介・油井昌由樹が顔を出す豪華布陣となっている

「同じ人間が三人居る」というト書きから開幕する冒頭。信玄とその影武者となる盗人と信玄の弟、信廉の三人が織り成す、このタイトルが出るまでの長い1カットが、本作のテンポで`映像の様式美で体感するドラマ性'といった鑑賞の心得ともいうべきポイントを全て提示しています。そして武田家の衰亡を予言するようなハッとするほど美しい夕景や、幽玄な夜景シーン。黒備えの騎兵`風'の部隊、長柄の槍の歩兵`林'の部隊、赤備えの騎兵`火'の部隊と、黒、緑、赤と色分けされた武田軍の兵士たちの出撃&行軍シーンの映像美、疲労した武者たちが横たわる野田城の曲輪を走り抜ける伝令の軽快なテンポ、影武者の影を印象付ける精緻な演出、影武者の心理的葛藤を遍く表現したサイケデリックな悪夢シーン、等々、圧巻の映像演出が全編繰り広げられていきます。

本作品は設定や演出を凝らしていて、黒澤映画としては非常に質が高く、映像の様式美がより効果的に発揮されてましたので、“世界のクロサワここにあり"、と巨匠として内外の面目を保った内容であったため、評価は【とても良い】。日本映画としては破格のスケールとして本作品は動き出し、何より黒澤監督が自家薬籠中の時代劇で本格復活すると話題沸騰します。結果、堂々たる大作として完成し、カンヌ国際映画祭でグランプリを授賞したほどですから、いかに大作だったかわかりましょう。

2013/11/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2282(50%) 普通:1143(25%) 悪い:1145(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 9950
無頼の影武者と英雄・武田信玄を演じ分ける仲代達矢はさすがなれど、
山崎努や大滝秀治といった他の豪華メンバーの演技が大人しく
実質、主演俳優が一人で3時間に渡るストーリーを牽引している感があるのは非常に勿体ない。
武田の内情を描いた作品なら三船敏郎主演の「風林火山」の方がドラマとしての牽引力は上。

影武者が陣頭に立った合戦は「影の戦い」の揶揄なのか画面が暗く観づらかったのが残念。
しかし、ここで描かれた雑兵の屍の山が、正体が露見して武田を去る場面で兵士達に石を投げられる場面に繋がるのは納得。
重臣達は全て承知で彼を担ぎ上げていたわけだが、末端兵士は大将が信玄だからこそ命を捨てる覚悟で戦える。
ただ影武者が信玄の偉大さを知るのは恩賞目当てで役目を演じている最中の方が説得力があったと思う。

それでも結末の武田滅び時には影もまた…という結末には一抹の寂寥感を覚える。評価は「良い」で。

2013/06/08 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 14098 ホスト:14259 ブラウザ: 7906
・小才
・志

物語が面白いし、演出、美術も見どころがある。
合戦シーンもすばらしい。
今作を気に入った方は『乱』も見てはいかがでしょうか。

2012/08/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2894(60%) 普通:820(17%) 悪い:1141(24%)] / プロバイダ: 14863 ホスト:14820 ブラウザ: 9930
上映時間の長さ。
これは、スペクタクルには付き物です。

話は、信玄、信廉、影武者の3人が顔を合わせるシーンから始まります。

信玄の影武者になった男は、初めは調子に乗って馬の上で手を振って人目に付かない所で馬から落ちる等、
重臣達が冷や汗をかく光景も目に付いたが、影武者と知らない家臣や側室達の前で見事に信玄を演じて見せて信長や家康をも欺く。
しかし、本物の信玄の愛馬に振り落とされて影武者だとばれて男は石もて追われる。
最後は、銃声が鳴り止まない戦場で武田家の事実上の終焉を見届けた影武者が槍を持って駆けている所を撃たれる。

信玄が倒れた後の武田家を舞台に展開される影武者のドラマ、勇壮さと壮大さを兼ね備えた合戦シーン等、
作品自体は、出演俳優の演技力も相まってスペクタクルと呼ぶに相応しい内容に仕上がっています。

ただ、男が影武者を演じ始めてからばれるまでが長く感じられてしまう為、評価は「良い」止まりです。

[推薦数:2] 2011/10/06 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(25%) 普通:0(0%) 悪い:3(75%)] / プロバイダ: 5451 ホスト:5259 ブラウザ: 4784
主役:勝新太郎 降板 音楽:佐藤勝 降板 撮影:宮川一夫 降板

と難産のすえ完成した大作である。他にプロ・アマから配役を一般公募したり、
黒澤直筆の絵コンテを収録した画集の出版や海外資本による映画製作と話題性は
かなりのものだったかもしれない。しかし『赤ひげ』に近い180分の上映でありながら
かなり退屈さを覚える。『赤ひげ』で表現された人間のドラマが描かれておらず、
単なる様式美と絵画的な美しさしかない。おそらく黒澤は『影武者』を今後の日本映画における
指針となるような作品にしたかったのだろう。
その結果がプロモーションビデオに近いものになった。と私は結論付けた。

カラーフィルムを使った黒澤作品の評価は高いと必ずしも言えない。その評価の足を
引っ張っているのがこの『影武者』ではないだろうか。黒澤作品を初めて鑑賞する人や
他の黒澤作品を見てきた人にもおすすめできない。多くの黒澤ファンがこの『影武者』によって
見放されてしまったからだ。もしそれでも視聴する場合は大島渚監督作『忍者武芸帳』と比較して
見てほしい。絵画的もしくは漫画的な表現は本当に劇映画に適しているのか判断してほしい。

2006/12/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダ: 12525 ホスト:12655 ブラウザ: 6300
数少ない滅びの美を描いた映画、他には内田吐夢監督の宮本武蔵 一乗寺下松の決闘ぐらいしか思いつかない。
それにしても御大の武田騎馬軍団の描写は秀逸で勇壮な中にも悲哀や哀愁を漂わせている
信玄が死んで甲斐に引き上げる(この時武田軍の殆んどの兵は信玄の死を知らない)姿などはこれからおこる悲劇を暗示してるかのようである。
そして3年後、設楽原で迎える滅亡の時。(この後も武田氏は7年ぐらい残りますが)
織田、徳川軍に突撃していく騎馬武者達・・・そして銃声
シーンが変わると壊滅した武田軍団・・・ 死んだ者と死を待つ者・・・静寂の中、運命に翻弄され滅びという呪いにかかった者たちへの鎮魂歌が聞こえてくるようである。
史実では長篠の戦い=設楽原の戦いは7時間以上の激戦で織田、徳川軍にも相当の戦死者が出たらしいが、黒澤明はあえて戦いの模様を淡白に描き国家、組織が滅ぶ時は如何に呆気無いか表現しようとしたのだろう。

2005/11/10 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:13(42%) 普通:7(23%) 悪い:11(35%)] / プロバイダ: 26073 ホスト:25974 ブラウザ: 3875
黒澤監督の醍醐味ともいうべき合戦シーンのスケールは壮大ではあるんだが
肝心要の仲代演じる信玄に大将の風格がないんだよな。
勝新が信玄でトミー若山が影武者のバージョンでやってくれりゃ
カンヌでオール・ザット・ジャズぶっちぎって単独受賞しただろうに・・・

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2016/04/02 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 44658 ホスト:44477 ブラウザ: 10128 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/格好良い/考えさせられた/勉強になった/勇気貰った/道徳心&モラル 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優最高(+3 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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