[日本映画]大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス


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だいかいじゅうくうちゅうせん がめらたいぎゃおす / RETURN OF THE GIANT MONSTERS
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作品紹介(あらすじ)

富士山麓で超音波怪獣ギャオスが出現し、飛来したギャオスは工事現場や、街を襲い、人々を喰らう。

ギャオスの暴虐から日本を、子供達を守るために立ち向かうガメラ。二大怪獣の死闘が始まった。
●スタッフ
製作:永田秀雅 企画:仲野和正
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:1967/03/15(水)
エンディング動画 (1個)
ガメラの歌
歌:ひばり児童合唱団 詞:永田秀雅 作曲:広瀬健次郎 編曲:広瀬健次郎 [ファン登録]
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最終変更日:2019/07/02 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: アセチルサリチル酸 / 日光仮面 / ラマンチャ / 提案者:634 (更新履歴)
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2019/06/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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いかすぞガメラ!
【良い点】
これぞ「昭和の特撮怪獣映画」と言える作品であり、ガメラの「子ども味方」としてのイメージを確立させた映画としても、人間ドラマよりも怪獣プロレスを楽しむ子どもの視点からしても、凡ゆる方面から、エンターテインメント性の豊かな個性的な怪獣映画として完成された映画だと私は思いました。

前作は「人間の業」を見せつけられ、それにより引き起こされる悲劇や、ガメラ映画特有の、「怪獣による人間への殺害シーン」など、ハードな作風故に、大人向きで、子どもには馴染みづらい作品だったのが不満だった、本作の監督を務めた湯浅の意見により、子どもが観て飽きる事の無い演出を盛り込んだ作風になって、それに加えて湯浅と共にアイデアを考えた高橋二三の脚本の仕上がりの良さが功を奏して、ガメラシリーズの明確なテーマ性が出来上がったという話を知って、益々感心を持てましたね。

「ギャオス」という、以降のガメラシリーズのガメラのライバル的な立ち位置としての怪獣という、ゴジラ映画で例えるなら「キングギドラ 」の様な存在とも言えますし、「ラドン」の様な危険さや、ガメラと三度に渡る戦いも、前作以上の盛り上がりを見せてくれたとも思いますし、ギャオス其の物の個性的な設定も、中々面白いものでした。

そして、主役のガメラは、英一少年をギャオスの危機から助け、「気を使う」といった行動を取った事や、英一少年とシンクロしている様な演出をしている事からも、ギャオスを倒した後に去って行った事からも、劇中でも、ファンからも、「モスラ」や、昭和シリーズで、作品が続いていく毎に、アイドルヒーロー的な役割を担っていった「ゴジラ」の様な存在の怪獣として、「ガメラは子どもの味方」というイメージを、確立させたのは、ガメラシリーズの成功に繋がった要因だと考えられます。

怪獣プロレスや演出面だけでなく、脚本面も素晴らしく、特に「英一」少年の活躍が立派なものでした。
怪獣の危険度をよりリアルに知らしめる怪獣による人間の殺害や、序盤の、英一少年を見捨てて、我が身可愛さに逃げ出した新聞記者がギャオスに食われるという、前作の小野寺と同じく因果応報の末路を迎える場面も秀逸ですが、
発展が進むにつれて、高度経済成長期を迎え、利益にばかり目が行く大人達の争いが考えさせられるもので、英一少年の祖父の山村の村長が、村人と共に、高速道路建設の反対運動を起こして、道路公団から賠償金の引き上げを企んでいましたが、怪獣騒ぎで事が上手くいかなくなると、村人達が恥も外聞も無く、村長に責任転嫁をする始末でしたが、そんな醜い大人達の争いに怒った英一少年の声で、罰が悪そうにする村人、
改心する村長、全てが解決したら、丸く収まるという、やや都合の良い様にも思えますが、そう言った人間の負の面も見せて、考えさせられる
テーマを取り扱った点は、穢れを知らない子どもである英一少年の活躍と併せて、非常に感心しました。

「ガメラの歌」、後にガメラマーチとなる主題歌も、前二作の映像を背景に、少年達の歌声が光っていました。
【悪い点】
「ガメラは子どもの味方」というテーマの確立や、子どもが見飽きる事の無く、夢や希望のある作風にする為とは言え、ギャオスの撃滅作戦に、ほぼ全て英一少年のアイデアにより達せられたというのは、やや強引では?とも思った事です(ここまで来ると、7、8割方が英一少年の一人舞台の様にも思えてしまいます)。

【総合評価】
CGの様な、現代の映像技術がまだ無い時代なりに、創意工夫を凝らす特撮の素晴らしさを、「ウルトラシリーズ」や、「ゴジラシリーズ」以外でそれを思い知らされたのが、本作を含めた「ガメラシリーズ」でした、子どもも大人も純粋に楽しめるし、素直に感心する作品という事で、本作の評価は、「最高」寄りの「とても良い」とします!

2018/12/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3383(33%) 普通:3553(35%) 悪い:3315(32%)] / プロバイダ: 6908 ホスト:6505 ブラウザ: 8317
昭和ガメラシリーズでは3作目らしい本作は、先日千葉テレビで放送されてましたが・・・・・・・

実際当時進んでいた東名高速道路の建設をめぐって激しい対立があったのが本作の大きな背景だった様で、序盤からしていきなりその反対派サイド(祖父が反対同盟を仕切っていた村長)の英一少年に取材の為に近づいてきた記者がギャオスに食われてしまったけど、まあこいつ自分一人だけで逃げようとしていたし、「自業自得」だったでしょう。

英一はガメラにたまたま助けられたけど、ギャオスはその後もしばらく暴れて、名古屋城の天守閣を破壊等していましたが、効果音も迫力あったので、実際新幹線や中日球場(当時)にいなくてもその不気味さや怖さも存分に伝わりましたね。その一方でギャオスの光線で乗っていたタクシー(確か)が運転手側と助手席側に真っ二つにされて、助手席側に乗っていたおじさんも運転手側に乗って運転続けてたシーンも見られましたけど、コントみたいでしたな。(笑)実際出くわしたら命がいくつあっても足りなさそうですが・・・・・・・・・

そんなギャオスにも弱点が皆無だったわけでもなく、吸血鬼同様日光を浴びれない完全夜行性である事も判明しましたが、ギャオスの暴走を止めようとした作戦も意外性とかは感じられました。ギャオスのせいで東名高速道路のルートが変えられてしまった事による村長対村人達の責任擦り付け合いも醜い大人達の喧嘩で、英一役の子役の人の演技も上手かったですが、英一の必死の叫びで我に返ったので、まだ全然救い様はあった様だ。

最後はギャオスを倒して、英一がガメラに感謝の意を伝えていたのも微笑ましいものがあったけど、当時の高度経済成長も背景にあった時事的な話題を下地にして、愛知県民または名古屋市民のハートもつかんだ(?)良作でしょう。評価は「良い」で。

2017/12/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 10007 ホスト:10083 ブラウザ: 10602
子供の頃にテレビ視聴、今回DVDにて視聴。
ガメラが子供の味方として触れ合うようになった作品。

【良い点】

・ギャオスの名付け親、英一少年の活躍度。
彼の活躍、特に「ギャオーって聞こえるからギャオスだよ」と名付ける場面は子供心に凄い記憶に残っていますね、ちなみにワタクシこういう安直なネーミングセンスは大好きです。
ギャオスの名付けに始まり、つけていた絵日記からギャオスが夜行性である事を見抜く、回転作戦のヒントを思い付く等大人顔負けの活躍ぶり、まあ「ガメラは炎が好きでギャオスは炎に弱いから家の山を燃やせばいい」とどこぞの悪党組織も真っ青な作戦を言い出したのはちょっと苦笑いでしたが。

大人側の主人公といえる堤主任も出るところと引くところをしっかりわきまえた役どころだったと思います、惜しむらくは予告編で見られたギャオスに捕まった英一を周りが逃げる中ただ一人助けに行こうとした場面がカットされていた事ですかね。

・敵の怪獣ギャオス。
片や子供の味方・片や人類の敵、パワーに対してスピード、火炎放射に超音波メスとあらゆる意味でガメラと対極になってましたね。

・迫力ある怪獣バトルの場面。
街を破壊しながら名古屋上空を飛び回るギャオスやガメラとギャオスの死闘は後の平成3部作と比べても見劣りしないのではないかと。

【悪い点】

・前作同様大人のエゴが全面に出てくる場面は見ていてつまらない。
特に終盤ギャオスによって高速道路のルートが変更された事に始まる村人の言い争いはもはや「見苦しい」の一言、更にキツい表現をするならば気分が悪くなりました。
全員まとめて英一に蹴散らされた所はスカッとしましたが所詮それだけ、最終的に中途半端な形で終わっているなどいくら当時の(今もですが)社会問題だったとはいえ導入する必要性すら感じませんでした。
テレビ視聴した当時もこういう場面は前作同様に一切合切覚えておらず、明らかに子供受けの悪かったであろうこの手の描写が次作以降無くなったのも当然と言えば当然でしょう。

【総合評価】
似たような展開に足を引っ張られた感じはしましたが、随所に「対バルゴン」での反省が生かされており退屈せずに面白く視聴出来ました。
どうすれば子供を飽きさせないかとの問いに「視聴層と同年代の子供を活躍させる」と一つの答えを導き出した作品だと思います。
評価は【とても良い】、やはり昭和ガメラシリーズの完成形は次作ですね。

[推薦数:1] 2015/10/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:274(70%) 普通:52(13%) 悪い:63(16%)] / プロバイダ: 1762 ホスト:1747 ブラウザ: 8803
昭和ガメラで大人の鑑賞に堪えうる作品はこれと「対バルゴン」だけですね。
あとは正直かな〜りツライものがあります。
娯楽性という点ではシリーズ1ですね。

平成ガメラ3部作でもリメイクされてただけのことはありギャオスという怪獣キャラの出来が
すこぶるいいです。
頭の形が音叉になっていて超音波で相手を切断するという設定はビジュアル的にも
インパクトありますし、ヒールとしての存在感が抜群です。

この作品からガメラが明確に人類の味方、ヒーローとして描かれるようになってますが
個人的には2作目の時みたいな敵なのか味方なのか分からんポジションのほうが
好みだったんですけどね。

【良い点】
エピソードが詰め込まれててテンポがすこぶるいいところ。
リズムが良くて画面にグルーブ感があります。
だから冷静に考えるとチャチイ特撮とか子供向けの脚本とかの欠点をカバーできてるわけで。

上でも書きましたがギャオスのキャラがよく出来ていて
こんな強力な敵をどうやって倒すんだろうというワクワク感がありました。
超音波メスでガメラの前足(腕?)を貫くシーンは痛そうで痛そうで・・・。

昭和のプロレスファンならわかっていただけると思いますが
例えて言うなら「テリー・ファンクVSアブドーラ・ザ・ブッチャー」で
ブッチャーがテリーの額を凶器で割ったときの様な
エキサイティングな感覚に陥りましたよ。

人類側のほうもギャオスを殲滅するため人工血液でおびき寄せるとか
いろいろ知恵を絞ってるところも良かった。

【悪い点】

これはしょうがないんだけど
東宝のゴジラシリーズに比べるとやっぱり特撮の出来が一段も二段も落ちるんですね。
「大魔神」シリーズはあんなによくできてたのにね〜。

大映と東宝の得意分野の違いがもろに出てしまいました。
まあ日活のガッパや松竹のギララに比べればまだマシな出来ですけど。
あの2作品は酷かったもんなあ。

【総合評価】
怪獣プロレス映画としてはすこぶるよく出来てます。
50年前の映画ですがお子様には間違いなく満足できる出来だとと思います。
おススメ。

2014/09/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7748(87%) 普通:662(7%) 悪い:476(5%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34039 ブラウザ: 1975(携帯)
シリーズでも屈指の人気を誇るライバル怪獣ギャオスとの対決を描いた作品。

といってもガメラが正義の味方扱い(実際そうなんだけれども)されているのに対してギャオスが徹底的に悪役として扱われており、それゆえガメラが序盤で腕を負傷して途中離脱してから復帰するまでは人類対ギャオスといった構図になっていたのが特徴的でした。

それにしても、門外者にとってはガメラが正義の味方であるということをいち早く印象付けてくれたのはやはりギャオスに名前を付けた少年の存在があったこそであると言えましたが、この少年がまた防衛省の大人たち顔負けの活躍ぶりを見せるんですね。

とりわけ、ギャオスが昼間は活動しない、つまり夜行性であるということを毎日書いている絵日記の記録から指摘したりとこれに大人たちが素直に聞き入れているあたりも痛快でした。

もっとも、そんな少年が物語の冒頭で初登場したときに怪獣の特ダネ記事を得るために彼に案内してもらっていた新聞記者の某オッサンが怪獣が襲っていたときに少年をほったらかしてさっさと逃げようとしていたけれども、洞窟から出てきたところをギャオスに食われてしまったのはまさに良い面の皮でしたね。

評価は「良い」とさせていただきます。

[推薦数:1] 2014/06/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:756(51%) 普通:412(28%) 悪い:312(21%)] / プロバイダ: 26629 ホスト:26388 ブラウザ: 9932
屈指の人気を誇る名キャラクター・ギャオスを相手に、「正義の味方」へとシフトしつつあるガメラが陸海空ところ狭しと大暴れする昭和シリーズ第3弾。
重厚な人間ドラマに徹した前作『ガメラ対バルゴン』とは真逆な児童層を意識した分かり易い展開が最大の特徴なんですが、ギャオスの「生態」を突いた迎撃作戦の数々がキッチリ疑似科学性を担っている事や、土地買収に絡む村民達のエゴなどを組み込んだストーリーの影響で、『ガメラ対バイラス』以降のキッズ向け路線とは似て異なる内容に纏まっています。ガメラシリーズ中、大人の視点と子供目線が巧みに融合した唯一の成功例が本作であると言っても良いでしょうね。

まあ「ギャオス」のネーミング提案や夜行性である事への着目、果ては山火事作戦のアイデアなど英一少年の度を越えた主人公補正(しかも全て的を射ているのが却ってムカつくw)や、彼の発言を鵜呑みにする大人達のダメっぷりには苦笑いさせられますが、ギャオス攻略を主軸にテンポ良く進む物語自体の面白さが其の辺りの不満を補ってくれましたね。欲深い村民達の醜悪さを子供目線で糾弾する事に因り、劇中に於ける英一の存在が単なる「児童層の代表」では無い事を示す終盤の展開も見事です。反面、本来の主役ポジを担う筈の堤主任が割を喰っていた感は否めませんが…って、本郷功次郎氏は損な役回りばっかだなあ。
喉骨の構造が音叉の役割を果たしている為に発生する事が明かされた超音波メスのメカニズム、大量の紫外線を浴びせて細胞が壊死するか否かを検証する実験、三半規管を刺激して平衡感覚を狂わせる作戦…と、「生物」としてのギャオスに着目して立案される攻略法の数々も楽しかったです。尤も、『対バイラス』以降はこのテの描写が激減してしまう事を思うと妙に遣る瀬無いですね。

個人的に不満に思えたのは3度に亘るバトルの内、最終決戦場が初戦と同じ二子山(ギャオスの巣)だった事ですかね。物語中盤に於ける名古屋市街を戦場にした第2ラウンドが見応え十分であっただけに、尚更ココでケリをつけて欲しかったという思いに囚われます。この辺、沖縄戦よりもコンビナート戦の方がテンション上がり捲くりだった『ゴジラ対メカゴジラ』にも通じるモノが有りますね。
土地買収の件も結局円満に工事が再開される事に成り、「自然破壊に対する警鐘云々じゃねーのかよ…」と些か肩透かしを喰らいました。何だったンだろ、このドタバタ…。

ともあれ、エンタメ度の高さでは昭和シリーズ随一の痛快さを誇る良作でしたね。それでも、あたしゃタッチの暗い『対バルゴン』の方が好きですけどw

[推薦数:1] 2014/01/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:69(61%) 普通:17(15%) 悪い:28(25%)] / プロバイダ: 16514 ホスト:16697 ブラウザ: 3521(携帯)
「ガメラは子供の味方、子供の友達」というコンセプトが完全確立したターニングポイントたる作品、ガメラシリーズ第3作「大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス」ですね。

ゴジラシリーズ等東宝特撮作品の大御所・本多猪四郎監督がこの作品を観て、いたく感激し「ガメラスタッフと一緒に仕事がしてみたい」とラブコールを贈ったエピソードが有名な作品でもあります。

兎に角このギャオスったら。
これは大映昭和ガメラシリーズ全てに共通することなのですが、なにか現存した恐竜や生物を若干のモチーフにはしているもののオリジナル色が強く、いかにも怪獣なんですよね。逆に言えば、あまりにオリジナリティが強すぎてアニメ的で実写として違和感を生んでしまう危険性大なのですが。
その紙一重のさじ加減が見事な怪獣のキャラデザインが凄く上手いと思いました。

高速道路反対運動の住民(実は土地の補償金がたっぷり欲しいだけ)VS道路建設会社の現場監督という展開に反対運動主導者である村長の孫・英一少年を絡めた物語で、わかりやすい展開も好印象。
ギャオスに食べられそうになった英一少年を救うべく現れたガメラとギャオスの第一ラウンドで、ガメラの前足を執拗に口から発射する超音波メスで狙い撃ちするギャオス。
怪獣のオプション武器は光線が物体に当たると「ばぁん!」て爆発炎上するのが通例かつメジャーなんですが、スパッと切り裂くって斬新。前足がちぎれそうになり苦しむガメラが本当に真剣に痛そうでドキドキ!
それでも英一少年を救出し背中へ乗せて離脱するシーンは夢があっていいですね、ガメラは子供たちの友達というコンセプトを画面上で明確に表現していて。まぁコイツ回転しなくても単なるジェット噴射で空を飛べるんかいって、ちょっとだけ思いましたけど。多分これは野暮なツッコミでしょうね。

ギャオスの弱点を付いた自衛隊の作戦を突破して名古屋を襲撃するシーンもなかなか。鋭角的な直線状の超音波メスで名古屋城が真っ二つに切り裂かれ、一度断面上部が持ち上がってバウンドし崩れ落ちる・新幹線天井が切り裂かれ乗客が食べられる・ギャオス低空飛行の衝撃波で窓ガラスにヒビ割れとか繊細な演出がナイス。

前作「対バルゴン」でも顕著だった怪獣の弱点を付く撃退作戦を中心に展開していく物語も面白いですね。今回は英一少年がヒントとなるアイディアを出して自衛隊が実行っていう形なんですが「え?それを実行するの!?」て作戦の数々もクスっとさせてくれます。
結局作戦がことごとく失敗後ガメラ登場、激闘の末ギャオス撃退「ガメラありがとう!さようなら!」はお約束なんですが、1対1のタイマンで決着をつけるガメラって大好きです。

2013/04/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 36185 ホスト:35935 ブラウザ: 1959(携帯)
ギャオスの超音波で飛行機が真っ二つになる演出や、建設現場の人が大勢出てくる事でパニック性が際立ち、光を使った作戦等も力を合わせている感じです。ギャオスが空を飛んだり羽を広げるシーンの存在感が凄く、超音波を乱射する為ガメラも苦戦を強いられます。最後の戦いもいかに超音波を防ぐかという感じでした。

[推薦数:1] 2012/12/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2204(58%) 普通:769(20%) 悪い:856(22%)] / プロバイダ: 25514 ホスト:25733 ブラウザ: 5829
やっぱり、ギャオスっていう怪獣がこのシリーズの代表的な敵ですね。
あのあらゆるものを切り裂いちゃうビームがカッコいいし、もう強すぎて絶望的だしで。
ギャオスっていう名前と、愛らしい外見も印象に残る。
そんな狂怪獣に立ち向かうガメラ。ゴジラと違って人類の味方、子供の味方です。

んで、今回はバルゴンと違って、わかりやすいストーリーですね。
個人的にはあっちより好きで、子供向けらしい粗も少なめに済んでると思います。
ギャオスの動物的な特徴を考えて倒すという怪獣映画の王道なわけですが、倒す方法を子供が思いつくってなかなか面白い。
現実的に考えればアホらしい話なんですけど、この映画では素直に「子供ならではの着眼点」って感心。
熱い展開で、変に暗い怪獣映画よりも面白い進み方だったと思います。

ギャオスの破壊はやはり、かなり綺麗。
ガメラの右腕にビームした時は、連発してる割にガメラの手がもげないのが不自然に思いましたが、名古屋城や新幹線の破壊はとにかくすごい。
特に名古屋城は、綺麗に切れた後に、脆くなって徐々に崩れていくんですよね。
特撮シーンはもう、かなりリアル。神がかってると思います。

まあ、基本的にはそれだけですね。
単純明快なストーリー、ギャオスという怪獣のキャラクター、それなりにリアルな対応。
あの高速道路云々の話はぶっちゃけ邪魔に思ったけど、そこまで害を及ぼすものではなかった。
これはまあ、とても良い寄りの良いです。

2008/05/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:503(56%) 普通:109(12%) 悪い:293(32%)] / プロバイダ: 171 ホスト:125 ブラウザ: 8090
ゴジラでは不可能な「怪獣の空中戦」を見せてくれたのは評価高いですね。
ガメラが防御の高い怪獣であることから、この作品からシリーズに登場する敵怪獣は、
全員切断性に優れた武器を持つことになります。(ギロンなんかその最たるもの)
脛骨が音叉になっているなど、それなりに根拠のある説明があるのも頑張ってるな〜と思いましたし、
ギャオスの肉食性がしっかり描写されていたのも凶悪性を存分に演出していて、悪役度満点でした。
ただ、子供出しゃばり過ぎ…。

評価:とても良い

2006/05/08 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2037(50%) 普通:793(19%) 悪い:1253(31%)] / プロバイダ: 21108 ホスト:21079 ブラウザ: 5234
>怪獣の「お食事」シーン

本作や、最新作の他にも平成版のイリスでも仲間由紀恵をはじめ、多くの人間達がイリスに血を吸い取られて干からびてしまいました。(84「ゴジラ」のショッキラスも)
東宝のフランケンシュタインのシリーズでも人が怪獣に食われるシーンがあったし、洋画の「キング・コング2」でもコングが人を食っちゃうシーンがありました。

相手を食い殺すという怪獣の描写はウルトラシリーズでも採用され(最新作の「メビウス」でも使われている)、怪獣のヒール性を高める役割を出していましたが、怪獣映画のエキストラに出ることが出来ても、食われる役はどーかなーなどとも思ってしまいます。

ギャオスという怪獣はガメラのみならず、日本の悪役怪獣の中でもトップクラスの知名度とインパクトを出していますが、キングギドラのようなヒール系トップスターとは違い、徹底的に悪い奴で、生理的嫌悪感をそそるという最悪の悪役ではギャオス以上のヒール怪獣もいないと思います。

2006/05/02 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2274(50%) 普通:1141(25%) 悪い:1140(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234
ガメラ映画の中では「対バルゴン」を一番、評価しているので本作はどうもな感じ。
ガメラと三度にわたり戦ったギャオスのキャラは悪くない。
超音波、胸から噴出する消化剤、脚の指ぐらいな短時間に再生する再生能力とかなり面白い。
人間ドラマも山の道路開発における問題が見られた。
ただ、こういう作品を主人公に抜擢された少年中心のストーリーにした事で違和感が生じてしまう。
「ギャオーって鳴くからギャオスだい!」で謎の怪獣のネーミングは決定。
ギャオス対策の作戦も原案は、この子供が考えて大人は「ナルホド」と従う展開は何だか。
前作の余韻を引き摺る一方で、後の作品のように子供向けに徹することも出来ていないのが中途半端に感じました。
この点でバルゴンより2ランクは落ちるので辛うじて「良い」です。

2005/10/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:493(71%) 普通:140(20%) 悪い:60(9%)] / プロバイダ: 15659 ホスト:15535 ブラウザ: 3646
昭和ガメラといえばこの映画でしょうか、怪獣の生態を生かした展開がなんともいえません。
また、ギャオスは首が音叉だから後ろを向けないとか・・。
あと、テレビ放映ではカットされるのか、新幹線の屋根をカットしたギャオスがざらざらと
口に人間を流し込むシーンがあるんですが、怪獣対決映画の頂点といえる映画でしょう。
昭和ガメラのハッタリに満ちた内容が私は好きです。

2005/09/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2037(50%) 普通:793(19%) 悪い:1253(31%)] / プロバイダ: 13217 ホスト:12935 ブラウザ: 5234
ガメラ映画最大の出来といわれる作品です。昭和ではこれ、平成版では「レギオン」が一番でした。

ギャオスのアイデアと悪役振りは怪獣界でも屈指だったといえます。ここまで徹底した悪い怪獣はギャオスを凌ぐ怪獣は無いといえます。何度か悪役から善役に変わっているキングギドラやメカゴジラに比べてストレートな怪獣でした。

平成版では大増殖する程の不気味さと悪さ、そして嫌悪感を与える怪獣となりました。ギャオスに限らず、ガメラの悪役怪獣達はどいつもこいつも目つきが悪く、憎たらしいデザインでした。ギャオスの存在がその後の悪役怪獣達にいろいろ影響与えていったと思います。

ガメラはゴジラよりもオールマイティな怪獣でした。空を飛び、宇宙も飛べ、皮膚が弱いのはともかく、強力な防御力を誇る甲羅はガメラの強さの象徴でした。

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2019/06/30 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 17075 ホスト:17086 ブラウザ: 10315 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/友情/ロマンチックな気分/楽しい/面白い/格好良い/考えさせられた/勇気貰った/道徳心&モラル 
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