[日本映画]炎上


えんじょう / Enjou
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日本映画総合点=平均点x評価数1,574位3,048作品中総合点1 / 偏差値49.25
1958年日本映画総合点9位20作品中
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美しい100%1人/1人中
道徳心&モラル100%1人/1人中
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監督:市川崑
原作:三島由紀夫
脚本:和田夏十長谷部慶治
撮影:宮川一夫

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:1958/08/19(火)
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最終変更日:2019/01/05 / 最終変更者:mosukuwa / 提案者:mosukuwa (更新履歴)
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2019/09/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7588(87%) 普通:644(7%) 悪い:464(5%)] / プロバイダ: 8847 ホスト:8915 ブラウザ: 10416
三島由紀夫の小説『金閣寺』が原作だが、金閣寺の反対があり題名の変更が条件の一つとなり、金閣寺での撮影も許可されなかった。
しかし金閣寺の舎利殿を模したセットはモノクロ画面により本物以上の趣を出している。
このセットは大覚寺の池のほとりに原寸大で建てられたらしい。
驟閣が燃え上がるシーンはこれまたモノクロ映画の極致のような美しさである。
嵐山の中州に建てた2分の1のミニチュアを燃やしたそうだが、火の粉が舞い上がるシーンの何と美しいことか。
この頃の日本映画に対するスタッフたちの職人としての執念を見る思いがする。

大筋は三島の原作に寄っているようだが、三島の持つ「美とはないか」という観念的なことよりも、この作品では肉親との離反、青年の生き方、悩みなどに主眼が置かれているような気がする。
青年は母の不義が許せず、それを黙認した父が話した驟閣に異常な執着を見せる。
溝口吾一はその美しさの根源は不変の美だというが、友人となった戸苅は不変のものなどなく、人間も世の中も変わっていくと反論する。
戸苅の論調はあたかも戦後日本の変革を指しているようでもある。
主人公は吃音であり、戸苅は足が悪い。
それを現在では放送禁止用語となった言葉でののしり合う。
それは想像を絶するほどのひどい会話がなされていて、その事にも驚きを隠せない。

寺を舞台にしているが宗教くささはなくて、副司の信欣三などは俗物的に描かれている。
溝口は老師にも見放されるが、その老師も女を囲っている俗物である。
しかしまんざらの俗物人間でもなさそうで、しきりと溝口をかばい援助をしているのである。
老師は驟閣の方にうずくまってひざまずき、何かを懺悔しているような姿を見せ、自分は寺を預かるような人間ではないようなことも言っている。
そして燃え上がる驟閣を目にした老師は「仏の裁きじゃ」とつぶやくのである。
個人的に主人公以上に、この老師に非常に興味が湧いた。

溝口は友人の鶴川と寺の階上から生け花をする女性を見て美しい人だと感想を漏らすが、溝口にこの女性の与えた影響は一体なんであったのだろう。
彼女への思いが五番町遊郭での中村玉緒とのやり取りにつながったのだろうか。
溝口は結局死んでしまうが、死で終わった方が良かったのか、生きて苦悩する終わりが良かったのか。
あの結末によって、誰にも苦悩を理解してもらえなかった主人公の苦しみをにじみ出したのだろうかと少し気になりました。

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2019/09/20 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 8847 ホスト:8915 ブラウザ: 10416 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事美しい/びっくり/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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