[日本映画]東京湾炎上


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とうきょうわんえんじょう / Toukyouwan enjou
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1975年日本映画総合点12位19作品中
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スタッフ
原作:田中光二(『爆発の臨海』)
製作:田中友幸田中収
監督:石田勝心
日本 公開開始日:1975/07/12(土)
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最終変更日:2015/02/13 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: 永田 / kunku / 634 / 提案者:ラマンチャ (更新履歴)
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2018/04/16 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:829(76%) 普通:190(17%) 悪い:76(7%)] / プロバイダ: 24782 ホスト:24840 ブラウザ: 4721
75年に公開された特撮パニック映画。タンカー、アラビアンライトは原油をつんで東京港に入ろうとしていた。そんな時、ボートで漂流する男たちを助ける。タンカーに上げた瞬間、彼らはライフルを出しシージャックを行う。船員たちは全員軟禁される。彼らはアフリカをはじめとする第4世界の貧困を訴えるために事件を起こしたといい、彼らは九州の原油基地を爆発させろと要求する。それができないならタンカーを爆発させるという。日本政府は、ゲリラの要求に従うと見せ、“特撮"によってコンビナート爆破の映像をTV放映することを決定するが。

本作品は田中光二氏の『爆発の臨界』を原作にし、石油を満載したタンカーをシージャックしたテロリストと乗組員たちの人間模様と、事態を秘密裏に解決するために情報操作を行う政府を描いた、パニック映画である。73年の、『日本沈没』や74年の『ノストラダムスの大予言』とパニック映画の流行に伴い東宝が製作されたもので、、前年に発生した第十雄洋丸事件などの石油タンカー爆発事故が相次いでいたため、これらに影響を受けて製作された。特撮映画であるがミニチュア撮影のシーンは少なく、炎上する東京湾のシーンは実景にセットで撮影した炎を合成したものである。

ストーリーは 巨大タンカーがゲリラにジャックされ東京湾に停泊する。彼等はオイルパニックを引き起こしアジテーション活動をかますべく鹿児島の石油コンビナートの爆破を日本政府に要請する。要求が受け入れられなければ東京湾でタンカーを爆破すると宣言。日本の首都を壊滅させると脅しを入れてくる。さて困った日本政府の首脳が考え付いたのは奇想天外な作戦だった。 なんと映画会社の特殊技術チームを隔離して、彼等の撮影したコンビナート大爆破ページェントの特撮映画を犯人達に見せて騙してしまえ!というのが「作戦」の正体であった。テレビ中継にいたるまでの前半は船内での乗組員とシージャッカーたちの対決。乗組員は機関室、食堂、艦橋の3箇所に集められるのだが、隙を見て船を奪還しようとする乗組員。一旦は食堂を奪還するのだが、他の部署を制圧しているシージャッカーのリーダーの要求により、犠牲を避けたい船長の説得により銃を捨てる。この船長の説得シーン「君たちの胸の中は煮えたぎっているだろう。俺だっておんなじだ。でも耐えてくれ!」というあたりは「語り」、というのだろうか、非常に見応えのあるシーンだった。丹波さんのそこはいいんですが、規模は大きいものの、ゲリラとの駆け引きと攻防が主流であって、タイトルにある炎上シーンなどは登場せず、パニック映画としては前2作には及ばないものがありました。派手な舞台に恵まれても、所詮人間が繰り広げる舞台であるからかなりしょうもない結果に終わったり、手際よくなかったり、計画性皆無だったりと客観的に観ればダサい感である。リアリティーさに欠けるという感じで、世界を震撼させたシージャック事件という設定だが、緊迫感がない造りであった。出演陣には豪華な顔ぶれが揃っており、`宗方船長'を丹波哲郎・`館次郎'を藤岡弘・`小佐井'を宍戸錠・`ムンク'を水谷豊・`未知子'を金沢碧・`西沢'を内田良平・`岩動'を渡辺文雄・`葛城'を鈴木瑞穂・`深見'を佐藤慶・`江原'を北村総一朗・`井上'を潮哲也・`五十嵐'を久野四郎・`初山'を金井大・`寺田'を下川辰平というものだが、ストーリーがチンプだったせいか、折角の豪華陣のキャストが伴ってなかったです。

本作品は趣向はよかったが、如何せんドラマが噛み合ってなかった感じがし、タイトルの割には全体的にも迫力が感じ取れなかったし、期待外れだったもので終わってしまったので、評価は【悪い】です。パニック映画とは、日常が非日常に変わるところがおもしろいのであって、そこが観客のみたいところだと思うのですが。作り手の愛が作品に全く見られないのは本当に悲しいことであり、それを代表する一本だったような気がします。やはり東宝は『ゴジラシリーズ』での特撮が主体だと思いましたね。

2015/02/13 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:650(50%) 普通:357(28%) 悪い:281(22%)] / プロバイダ: 38652 ホスト:38509 ブラウザ: 9931
原油満載のマンモスタンカーをシージャックしたテロリスト集団と、人質にされた乗組員達との駆け引きを主軸に、敵を欺くべく「特撮映像で情報を捏造する( ! )」という奇策に打って出る対策本部の苦闘を絡めた、『日本沈没』から連なる「東宝パニック映画路線」の系譜に位置するポリティカル・フィクション。

何よりも先ず、『妖星ゴラス』の「地球大移動」を彷彿とさせる奇想天外な「大嘘」の映像化へ、大真面目に取り組んだ東宝特撮スタッフの健闘を讃えておきたいです。取り分け、『メカゴジラの逆襲』で遣り過ぎなまでの都市破壊を演出した中野昭慶特技監督が指揮する一大爆破ページェントは「必見」と言えるでしょう。

ドラマ的には開始10分程で早々とシージャックが発生する事も有り、序盤から終盤まで一定の緊張感が持続していた事は好感触なんですが、船長とテロリストリーダーとが展開する長めのイデオロギー論争や、単に日本人を殺戮したいだけのキ○ガイ隊員が行なう傍若無人な振る舞いなど、冗長とも思える箇所が幾つか見受けられたのが残念でしたね。アフリカ系の人種ばかりで構成されたテロリストの中に、1人だけ日本人青年が参加している事から彼の素性などを描く展開に成るのかと期待してたら、結局のところ言及されずじまいってのは幾ら何でもあんまりじゃね ? 確かに水谷豊氏の鬼気迫る芝居は凄かったけどさ。
クライマックスで藤岡弘氏が行なう爆弾回収作業も、極端なまでに藤岡氏の目元だけを映すという意味不明な演出が祟り、著しく緊迫感を損なう結果と成ってましたね。

反面、「20万トン分の原油が東京湾内に流出した場合、首都に起こり得る事象」を想定したシミュレーションは、原油の揮発性や環境温度などに着目している事で非常に説得力が有り、「水爆落下に等しい未曾有の被害」という表現も強ち誇張では無いように思えて薄ら寒いものを感じましたね。第2次災害として予想される酸欠空気の発生に因って、死屍累々と横たわる犠牲者達のビジュアルはインパクト有り過ぎでした。結構容赦ねーな、この映画。

冗長気味なテロリストとの対話や一部キャラの扱い(特に日本人テロ隊員と存在意義皆無なヒロイン)、タイアップ感丸出しのミスマッチな主題歌など幾つか不満は見受けられるものの、現在の「捏造報道」を皮肉ったかの如き発想が素晴らしかった事も影響して概ね満足度は高かったです。
田中光二氏の小説『爆発の臨海』は未読なんですが、良い意味で「荒唐無稽過ぎる」この発想は原作の段階で存在してたンでしょうかね ?

2010/09/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:503(56%) 普通:109(12%) 悪い:292(32%)] / プロバイダ: 8535 ホスト:8504 ブラウザ: 10806
ヤラセ映像でテロリストを騙すというアイディアが秀逸で、
原油備蓄基地爆破は勿論、東京湾で原油満載のタンカーが爆発したら、
という仮定の映像も見ごたえありました。
藤岡弘氏を始めとするタンカーの船員たちとテロリストとの戦いに加え、
大航海時代から踏みつけにされてきたアフリカの惨状という描写もあり、
荒唐無稽な作風ながら、深さを感じました。
ただ、藤岡氏を日本で待つ恋人が回想シーンでしか登場しなかったのが少々残念。

評価:とても良い

2006/11/18 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1988(50%) 普通:763(19%) 悪い:1237(31%)] / プロバイダ: 11573 ホスト:11756 ブラウザ: 5234
近い作品は今でいえば「亡国のイージス」なのだけど、それとドッコイドッコイの映画と言って良く、テロリストを欺く為の自作自演の策略が・・・・・・という辺りは大バカ映画と言って良い。
まあ、東宝映画はこういった大バカ映画が70年代にはよく造られていたのですが、登場人物達が豪華キャスティングという事で注目されるのだけど・・・・・・。

かつて、円谷英二が手がけた「ハワイ・マレー沖海戦」での真珠湾攻撃シーンは進駐軍から「実際の映像ではないのか?」と言わしめる出来だったのだけど、そんな日本の特撮が外人の目で見るとヘンにリアルに映ってしまうのかどうか不明だし、それを商売に使おうと思ったのかどうかは知らないけれど、それでテロリスト達を騙くらかそうという部分に大バカ映画という匂いを妙に感じてしまいます。

亡国の方もつまらない作品だったのですが、こちらはつまらないというよりは、しょーもない作品といって良く、この時期から日本は平和ボケしているなどと言われたのだろうか?とも思ってしまいます。良くも悪くも、東宝はこんな映画を創っていた時期もあったんだと言えばそれまでなのですが、そういった点ではリアルというイメージからは遠い作品でした。

しかし、テロ活動が活発になったり、こういったタンカーが今でもマラッカ海峡などで・・・・・・という現実を考えると、笑えない映画なのだし、石油によって海洋汚染も深刻化している今日この頃の事情を考え得ると、良作とはいえないけれど、実際あったらイヤだな的なムードは充分に感じられます。

タンカーという船にはちょっとデンジャラスなイメージもあるのだし、タンカー事故による環境破壊や石油資源の現状は今でも深刻ではあるのだから・・・・・・。

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2015/02/13 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 38652 ホスト:38509 ブラウザ: 9931 [編集・削除/これだけ表示]
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記事日時:2017/06/12

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